日誌

校長瓦版

壬生町教育委員の学校訪問がありました。

本日、壬生町教育委員の方々の学校訪問がありました。教育長と3名の教育委員、さらに、学校教育課長と指導主事の合わせて6名の方々が、本校の教育活動の様子をご覧になりました。
学校経営や学力向上の取組、そして読書指導について学校側から説明をした後、質問を受けました。本校ならではの取組について、御理解いただけたのではないかと思います。 

 

休憩をはさんで、5校時の様子を参観していただきました。

  
  1・2年生 生活科   3年生 総合的な学習の時間
  
   4年生 道徳科       5年生 算数
 
   6年生 理科
午後の2時間の訪問でしたが、本校の小規模ならではの良さをしっかりとお伝えできたのではないかと思います。2年生でも書画カメラを自由に使いこなして、しっかりと人前で発表できる姿。前面黒板の周囲がすっきりとしていて、授業に集中できる様子。学習の量も質も確保されている様子などを感じていただけたようです。
最後に教育長からは、授業でのねらいの提示をより具体的に行えば、さらに、見取りもしやすいとの御指導を頂きました。
早速、明日からの指導に生かしていきたいと思います。 

日照不足が心配ですが…

日照不足が心配です。首都圏では、日照時間が3時間未満の日が連続19日とか…。学校では、体育の授業がプールで行えない状態が続いています。熱中症の心配は減りましたが、夏休み前にプールで授業ができないのは残念なことです。
キュウリの値段が50パーセントアップとの報道がありましたが、本校の教材園では今日もたくさんとれました。そのほかにもたくさん収穫を待つ野菜が…。

   
 ミニトマト    キュウリ    ナス      オクラ

   
 トウガラシ   エダマメ   トウモロコシ    メロン

 
  スイカ

さすがにミニトマトはなかなか赤くならず、スイカも大きくならないようです。今朝の打合せでは、教職員に「太陽がなかなかでなくても、先生方が教室の太陽になって、子ども達と明るく元気に過ごしてほしい」と伝えました。
『いつも心に太陽を、唇に歌を』いつも心掛けたいと思っています。

いつの時代も…

いつの時代も、子どもが夢中になるもの、面白いと思うことに、大人は歯止めを掛けようとして悪戦苦闘するもののようです。今、話題になっているのは、オンラインゲームでしょうか。先日、新聞の見出しに
 ゲーム開始 年少ほど依存
とありました。神奈川県で中学生を調査したそうです。習慣的に遊び始めた年齢が低い人ほど、中学生になったときに「ゲーム依存」の度合いが強いそうです。世界保健機関は今年の5月に、ゲームにのめり込み、生活や健康に深刻な影響が出た状態を「ゲーム依存症」と認定しています。ゲームで遊び始める年齢を遅くすることが、依存するリスクを下げることにつながると言われています。親自身も、ゲームのやり過ぎに注意し、1日のゲーム時間を決めるなど、家庭内でルール作りが大切です。もちろん、お互い納得して決めないと意味がありません。子どものことをいい意味でコントロールするのは大人の務めだと思います。デジタルネイティブと呼ばれる今の子達はかなり手強いですが…。
野球もテレビも、かつて子どもが夢中になって大人が心配したものでした。昔々、本が世に登場したときも大人は心配したに違いありません。しかし、上手なつきあい方さえ身に付けば、今はどんどん読みなさい…。



1学期に100冊を超える図書の本を借りている児童がいます。1年生にも40冊を超える児童がいました。子どもが夢中になれるものがあることは、決して悪いことではないと思います。大人が上手なつきあい方を教えてあげることが大事なのだと思います。

クラシックと小学生

今日は、合同音楽鑑賞会でした。壬生小、羽生田小と一緒に城址公園ホールで演奏を聴きました。

  

1年生から6年生まで、全ての学年の児童が同じ時間同じ演奏を聴くのは、かなり難しいと思いました。しかし、工夫されたプログラムで、みんなが夢中で聴いていたように感じました。ブラームスやモーツァルト、そして、ベートーベンがとても身近なものに聞こえてきました。児童達も、とても楽しい時間を過ごすことができたと思います。
私が小学生の頃、聴いたクラシックは「トルコ行進曲」「新世界より」「運命」といったところでしょうか。
特に印象に残っているわけでもなく、本格的に聴くようになったのは学生になってからでした。所属していた合唱団の指揮者の先生が、同じ曲でも指揮者が違うと雰囲気が変わることを教えてくれてからでした。「運命」もフルトベングラーとカラヤン、カール・ベームでは、全然曲想が変わりました。クラシックの良さがわかり始めたのはこの頃だったと思います。
小学生にクラシックの良さは、すぐには分からないかもしれません。しかし、機会を増やしたり、毛穴から入り込むような環境にしていきたいなんて思ったりしています。

緊急放送訓練を実施しました

藤井小学校児童の大切な命を守るため、第2回の緊急放送訓練を本日実施しました。   

  
  
地震や火災、不審者の侵入があった場合など、正確な情報と正しい判断、正しい行動が求められます。「自分の命は自分で守る」ことの前提には、正しい情報をつかまなくてはいけません。
前回引渡訓練の際に実施した緊急放送は、昼休みの共遊の時間だったこともあり、活動を止めて静かに放送を聞くことができませんでした。いざというときに、自分の命を守るために必要な情報を得るための緊急放送です。その大切な意味を各担任が児童にしっかりと伝え、前回の反省を十分生かすことができた、今回の訓練だったように思います。
最初からできるに越したことはありませんが、できなかったことをできるようにするのが教育です。児童の大切な命を守るために、必要なことをしっかりと実践して参ります。