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算数4年生「資料の整理」5年生「割合」
11月11日(月)算数の研究授業が実施されました。
4年生は自分が調べたいことをアンケートにして集計し、二次元表や棒グラフにして考察するという難 しい内容にチャレンジしていました。表に正の字を書いて数えたものをグラフ化するのを、分担して効率よく作成していく子供たち。色分けして積み重なる棒グラフができあがりました。「4年生は理科が一番好きなんだね。」「1組も2組もだよ。」「学年だと赤色が1番だけど、2組は紫が1番だった。」「英語を習っている人が多いから、睦っ子タイムに教えてほしい。」「算数が苦手と思っている人が多いから、先生にアドバイスをもらいに行きます。」とそれぞれの考察から、さらに何を進めるのかまで考えていました。実生活と算数がつながっていることが何より素晴らしい!
この領域「データの活用」では、折れ線グラフ・棒グラフ→円グラフ・帯グラフ→ドットプロット→ヒストグラム→箱ひげ図と学年が上がるにつれて、様々な視点を必要とする複雑なグラフになっていきます。それぞれのグラフのメリット・デメリットを把握した上で、自分の目的に応じたグラフの種類を選択できるようにすることが求められます。4年生の学習を基盤にしっかりとした力を身についていってほしいと思います。
5年生は、いよいよ『割合』の難しい概念に入ります。試行数の異なる2つの量を比較し、どっちの方がシュートが入る?と問われ、「え~同じかも・・・」「バスケ部でしょ!」と直感で予想するところから・・・理由を説明することにチャレンジ!!全体の試行数をそろえて考えることを最小公倍数(60回)にそろえる子が多い中、公約数(2回)にそろえる子もいました。どうせなら・・・1回では?と全体を1とみる考え方が出てきました。この着眼点と発想力が素晴らしい!
1年生の頃から、2つのものを比べる時に大切にする考え方は『そろえる』こと。長さを比べる時には端をそろえる、重さを比べる時には器をそろえる、速さを比べる時には時間をそろえる、などなど。ここでは、全体量の異なる2数の比較の際には『全体を1にそろえる』割合が有効であることを学びました。
具体物から抽象的な概念に変換していく5年生の算数は大きなステップです。自分の言葉で一つ一つ説明できる力を身につけるためにも、表・数直線・式をリンクさせて表現力を高めていってほしいと思います。
睦小の校庭に、、、妖精あらわる!!
自分の目標に向かってがんばる持久走チャレンジ月間。
がんばる睦っ子を応援するため、「壬生の妖精 ミーナ」が校庭に駆けつけました!
何も知らなかった子供たちはミーナちゃんの来校に大興奮!
ミーナちゃんから応援のメッセージをもらいやる気満々で練習に励みました。
自分の目標に向かって頑張るというたくましい気持ちをもつ睦っ子。
そんな子供たちにはいいことがあるかも!?
持久走記録会まで学校全体で頑張っていきます。
壬生藩校学習館祭り
11月10日(日)城址公園ホールにて、壬生町内の小中学生が集まり、藩校学習館祭りが行われました。本校からも、論語作文・論語大朗誦・プレゼンコンテスト・ゼロカーボンプレゼンに参加しました。
開会式で町議会議長より「今年3月の町議でゼロカーボンシティーについての実施が決議され・・・今日のプレゼンを参考に環境問題に取り組んでいきたい。」また、壬生藩主鳥居様より「他県の藩主から壬生町の論語への取組、特に小中学生の取組が素晴らしいとお褒めいただいた。」とお話しいただきました。歴史ある論語を通して、今の時代にその道理を大切にした行動をとることがよりよい社会を創ることにつながると感じました。
論語作文発表では、「吾れ日に三たび吾が身をかえりみる」思いやりや譲り合いを大切に行動できているか?間違った情報を友達に伝えていないか?と自分の行いを振り返る。何度も振り返り、次はどのような行動をとればいいかを考える。相手をいやな気持ちになるようなことは絶対にしないこと、相手が嬉しくなるような言葉をかける。日々、自分自身に問いかけながら生活していきたい。と堂々と発表していました。
プレゼン発表大会では、「めざせ!人気No1!壬生町もっと壬力度UPプロジェクト」ということで、提案①おもちゃのまち駅からバンダイミュージアムまでの通りを『トイストリート』にしよう!レゴブロックの縁石やキャラクターと一緒に写真が撮れるベンチ、おもちゃのショップなどをつくります。提案②トイストリートに壬生町の曲の『メロディーロード』をつくります。提案③トイストリートでハロウィンナイトに『おもちゃパレード』を行います。と子どもならではの視点で想像力豊かなプレゼンを発表してくれました。
ゼロカーボンプレゼン大会では、「ZERO CARBON to be REBORN」ということで、ゼロカーボンシティーを目指す必要性から始まり、①宇都宮市の取組②花巻市の取組③壬生町の取組といった調査結果から、自分たち一人一人が意識して取り組むべきことを、①節水②食品ロス削減③レジ袋削減④節電⑤ゴミ拾い⑥ペットボトルのリサイクル⑦廃油のリサイクルという7つの提案をポスターや動画にして発表してくれました。
会場には応援団の姿が・・・学年みんなで考えたゼロカーボン・・・この後も実践と検証を進めていきます。そして、壬生町全体にゼロカーボンシティーの考え方を浸透させていきます。
他校の発表も素晴らしく、さらに、株式会社アクトリー様・東京電力株式会社様の発表もお聴ききして、学びの多い1日になりました。ありがとうございました。
持久走チャレンジ頑張っています!!
10月29日(火)から業間の睦っ子タイムを利用して『持久走チャレンジ』を実施しています。偶数学年は、運動委員の6年生を中心に準備体操→ランニング→整理運動の流れが出来てきました。
今年度は自分自身の目標に向けて、自分のペースで頑張ることを大切にしています。どうしても周りの子と比べがちですが、昨年度の自分の記録を塗り替えるために5分間で何周走るか?この持久走チャレンジ月間のにトータルでどのくらい走れるか?を目標にしています。「持久走頑張りシート」には壬生町1周分26Kmのルートが書かれており、自分が走った分を塗っていきます。
「先生、もうこんなに塗ったよ!!!!すごいでしょう?」
「先生、今日は3周走れたよ!!」
「今日は4周走れたから、次は4周と1/4を目指します!」
走り終わると、子供たちは自分を振り返って言葉にしていました。
奇数学年では、運動委員の5年生を中心に練習開始!!「ちょっと苦しくなったときに諦めずに頑張ることを挑戦してみてね」という体育主任の言葉に大きな返事を返した子供たち。最後まで頑張って走りきっていました。
一人では心が折れそうな持久走ですが、友達が頑張る姿に刺激を受けて頑張れる子、友達からの声援を受けて頑張れる子、持久走の得意な先生に追いつこうと頑張れる子、と学校だからこその頑張りが見られています。
今年の持久走記録会は体育の授業として実施いたします。生涯スポーツの観点「自分なりの目標をもって楽しく取り組んでほしい」「その子なりの『努力や頑張り』をほめてあげたい」という想いを汲み取っていただけたら幸いです。本年度は一般公開はいたしませんので、保護者の皆様にはご家庭で励ましのことばをかけていただけたらと思います。
論語検定がんばっています!
休み時間、昼休みになると、校長室から何やら聞こえてきます。
論語検定を受けに来る子供たちです。一年生も堂々と論語を唱えていました。
中には、かけ算九九の検定を聞いてもらう子も。全部の九九を1分30秒以内で言えるそうです。
高学年のお姉さんの論語の本は、合格のはんこでいっぱいでした。すごいですね。
みなさんもぜひ、校長先生に聞いていただきに、校長室に来てください。
11月10日(土)に城址公園ホールにて「藩校学習館まつり」が行われます。論語検定世界チャレンジに合格している子供たちが、大きなホールで論語18編を大朗誦する姿は圧巻です。
この日は、他にも理科展やゼロカーボンシティなどたくさんの発表が行われるようです。
みなさん、ぜひ足をお運びください。
5,6年 家庭科ミシン
25日(金)は5年生、31日(木)は6年生の家庭科で、ミシンを使って裁縫を行いました。
5年生の家庭科は、エプロン作りです。
5名のミシンボランティアの方々が、子供たちのエプロン作りを手伝ってくださいました。
初めてのミシンに悪戦苦闘しながらも、ボランティアの方々に手伝っていただき、少しずつエプロンの形になってきました。
6年生は、袋作りです。3名のボランティアさんに手伝っていただき、ナップザックやトートバッグ、エコバッグなどを作りました。
さすがは6年生。始めは、上糸、下糸の取り付け方をすっかり忘れてしまっていましたが、徐々に感覚を取り戻し、どんどん縫っていきます。
脇を縫い、袋の口の部分を縫い、あっという間に持ち手まで縫えました。中には完成してしまった人もいました。
2時間という短い時間でしたが、ボランティアさんのご協力のおかげで、スムーズにミシン縫いを進めることができました。
1時間目から4時間目までほぼ立ち仕事で子供たち一人一人に細かく丁寧にご指導くださり、大変ありがとうございました。
自分たちの睦小は、自分たちの手できれいにしよう!
運動会目前の木曜日の朝のことでした。校内を歩いていると、6年生の姿を見かけました。
ほうきとちりとりを持っています。何をしているのかを聞いてみたところ、
「今日は清掃がないから掃除をしています!」と明るく答えてくれました。
「睦小学校をきれいにしたい!」「みんなが気持ちよくすごせる環境をつくりたい!」という6年生たちの気持ちが伝わってきました。
あれから数週間が経ちますが、朝の清掃を続けてくれています。よいと思うことを進んで行う姿は、とても立派です。
その姿を近くで見ている5年生も、朝の清掃を一生懸命頑張っています。来年は6年生となって睦小を引っ張っていく皆さんです。頼もしさを感じました。
そして、先輩たちの姿に憧れを抱いた4年生、3年生も、朝のお掃除を始めました。
よい行いが、どんどん広がっていく、素敵ですね。
現在睦小学校では、どこのクラスでも当番を組んで、清掃のない月、水、木の休み時間に簡易清掃を行っています。どのクラスを覗いても、一生懸命丁寧に掃除をしています。「当番だから」「やりなさいと言われたから」と渋々行っているのではなく、「自分たちの教室をきれいにしたい!」という思いをもって取り組んでいる証拠です。
掃除をしながら、心もきれいに磨いている子供たち。2学期になって、ぐっと成長しました。これからが楽しみです。
3年生【道徳】少しだけなら・・・
10月30日(水)3年生の教室では、道徳の研究授業が実施されていました。「ついついやり続けてしまったことある?」という問いに90%の子が「ある」と回答、予想通り1位はゲーム、2位は動画・・・この素直さ、人間の弱さを認識(人間理解)することによって道徳的価値に迫ることが出来るようになります。
今回はある少年の「少しだけなら・・・」というお話。先生の範読に夢中になって資料を目で追います。お母さんとの約束にパソコンの電源をOFFにするけど、やっぱりゲームのクーポンが気になって電源ON・・・お母さんが帰ってくる前にOFFに出来たけど・・・。資料の最後にお母さんに褒められたけど心の中はどう?との問いに子供たちは、「気まずい」「やだな~」「モヤモヤする」と回答。
ここからが本題!友達と話し合う中で「タイマーが鳴ったからやめた」「お母さんに怒られちゃうからやめた」「お母さんに迷惑かけちゃう」「周りの人に迷惑かけちゃう」「もしも個人情報入れたら怖いことに巻き込まれちゃう」「だってお母さんに信じてって言ったのに」「罪悪感が・・・」「その後のことを考えたら」と深まっていく様子が見られました。
最後に、「今までやりたいけどやめられた・我慢できたことあるかな?」の問いに、様々な経験が飛び出しました。そのエピソードに対して「やめられた〇〇さんをどう思う?」とみんなに投げると「ほめてあげたい」「えらいと思う」「すごいな~と思った」と友達を称賛する言葉がたくさん出てきました。友達から認められる言葉をもらって、満面の笑みを浮かべる子供たちでした。これぞ『睦み合いの学び』です。
堤藤成著の「ハッとする言葉の紡ぎ方」の冒頭に、
就活生は言葉を紡ぐことで『やりたい仕事に就くための環境づくり』を試みます。
コーチは言葉を紡ぐことで『選手の内省のきっかけとなる本質的な問い』を試みます。
営業マンは言葉を紡ぐことで『顧客の本当の課題を見出すこと』を試みます。
マーケターは言葉を紡ぐことで『顧客の心にうるおいを与えること』を試みます。
起業家は言葉を紡ぐことで『アイディアをまなざし、カタチにすること』を試みます。
そして人間は皆、言葉を紡ぐことで『自分らしい人生を歩んでいくこと』を試みます。
言葉を紡ぐことは、自分の人生を前に進めるための、もっとも気軽に取り組める具体的な活動なのです。とあります。
子どもたちもその時その時の発達段階において、道徳や国語の時間を中心に様々な場面で言葉を紡ぐことで自分らしい人生を歩み始めているのでしょうね。だからこそ、「その時に感じたことを言葉にしてほしい。言葉にして残していきたい。」そう思うのです。友達から褒められた経験、その時の心の変容。道徳のノートやキャリアパスポート、卒業文集など、大人になった時にふと読み返して、こんなことを考えていたんだっけってなる。その言葉がまた新たな言葉を紡ぐきっかけになるのでしょうね。
5年生車椅子バスケット体験
壬生町社会福祉協議会様、講師方の御協力により、5年生の児童が「車いすバスケットボール」の体験を行いました。
講話では福祉ってどんなこと?車いすって何?という内容について学習しました。
車いすバスケでは、初めて見る車いすに大興奮!!
「もう乗っていいですか?」「はやく乗らせてください!」
という声がたくさん聞こえてきました。
実際に乗ってみると、思った以上に難しい、、
右に行きたいのに左に行ってしまったたりと大変な様子。
しかし、講師の先生からコツを教えてもらうとみるみると上達していき、実際にバスケの試合もできるようになりました。
終わりには、
「もっと乗っていたかったな!」
「次は普段から車いすバスケをしている人たちと一緒にやってみたい!」
とまだまだ乗りたかった様子、すごく楽しかった様子が見られました。
福祉とは、「すべての人が、お互いに助け合って、幸せな生活を送れるようになること」を目標としています。
今回実際に体験をすることができ子供たちは貴重な経験をすることができました。
3年生「社会科見学」
10月29日(火)、3年生が社会科見学へ行ってきました。はじめは、石橋消防署。見学がはじまってすぐに、救急車が出動していく様子を見て、命を救う仕事の一場面を見ることができました。消防隊員の方々に消防車の仕組みや出動までの手順を教えていただいたり、消火活動の際に使う道具を実際に持たせてもらったりして、「予想より重かった!」とつぶやいたり、「重い防火服を30秒で着られるなんてすごい!」と驚いている姿が見られました。
「火を消しに行くときにどんなことを考えて消していますか?」という質問に、「最後まで諦めないという強い気持ちを持って」「絶対助けるぞ!」「助けるというのはその人の命だけでは無くて、助ける人の持ち物・資産も含めてなるべく多くを守るために、早く消すことを心がけています」「助ける人を最優先で守る!!」という熱い想いを込めて答えてくださいました。私たちの暮らしを守る消防士さんの格好良さに憧れる気持ちを抱かずにはいられないひとときでした。
質問した子が答えていただいた後に「ありがとうございました」と一人一人言える子供たちも素敵だなと思いました。
通常業務に加え緊急出動も重なるなど、本当にお忙しい中、子供たちのためにお時間を割き、案内や説明・訓練など見せていただき、子供たちは大興奮でした。ありがとうございました。安全・安心な町づくり、これからもよろしくお願いします。
午後は、益子へ
4年生の学習を先取りして、益子焼のろくろ体験に挑戦!!「1回目は失敗した方が早くうまくなるかも?」という先生の言葉に、子供たちは積極的に手を動かしていました。うねうねしちゃうかと思いきや、才能を開花する子供たち!!真剣な表情でイメージ通りの作品をどんどん創り上げていました。『失敗を恐れず、たくさん挑戦する!!』まさにその言葉通りの集中力でした。
益子の地で採れる粘土が7割以上で、なおかつ益子の窯で焼いたものを益子焼と認められるそうです。お店に並んだ益子焼に「かわいい~」「さっきの先生がつくったお皿だよ」「うちにあるのと似てる~」と楽しそうに話しながら興味深く見ていました。
丁寧にご指導いただいたよこやまの皆様に心から感謝申し上げます。子供たちは夢中になって製作できたことで、大満足で帰校することができました。ありがとうございました。
前期なかよし班最後の共遊でした
10/28(月)前期なかよし班最後の共遊を行いました。
2時間目終了と同時に、校内に楽しい音楽が流れます。
共遊スタートの合図です。
子供たちは、わくわくしながら校庭に向かいます。
校庭に出てみると「今日が最後の共遊だから、楽しく遊ぼうね!」と上級生がお話している班、遊びに向けて協力してコートの準備をしている班、さっそく鬼決めをして遊び始めている班と、様々でした。
校庭を思い切り駆け回る姿、笑顔で体を動かす姿、下級生を気にかける上級生の姿、とても素敵です。
共遊は、横のつながりだけではなく、学年を越えた縦のつながりをつくる目的で行われています。
なかよし班が変わっても、半年間、清掃や遊びを共にして築いた絆は無くなりません。
すれ違ったときに挨拶をしたり、校庭で出会ったら「一緒に遊ぼう!」と声を掛け合える関係がつくれていると嬉しいです。
読書旬間 ポケットさんの読み聞かせ(1・2・3年)
読書旬間中の23日(水)、いつもはポケットさんが朝の読み聞かせの時間に来てくださいますが、読書旬間中なので2校時~4校時の時間に、1~3年生にたくさんの本の読み聞かせをしてくださいました。
最初は1年生。「うみキリン」「まっいっか」「ハエくん」「いくらなんでもいくらくん」など面白い本が多く、笑いながら話を聞いていました。「うみキリンに会ってみたいな!」「いくらくんのお風呂に入ってみたい!」と本の世界に入って楽しんでいるようでした。
次は2年生。「きゅうしょくたべにきました」「うえきばちです」「たれてる!」「かさねにのおはなし」「じめんのしたになにがある」などたくさんの本を読んでいただきました。一緒に「ま、いっか」と声を出したり、「睦小の下には何があるかな」と考えたりしながら楽しく1時間を過ごしました。
最後は3年生。「いちゴリラ」「たべてあげる」「みがいてあげる」や、中川りえこさんの絵本など、楽しい絵本を読んでいただきました。お話を聞きながら絵本を指さしたり声を出して笑ったり、知っていることを話したりして本の世界に入り込んでいました。
子供たちのためにたくさんの本を用意してきてくださり、本の世界に導いてくださったポケットの皆様、大変ありがとうございました。次回も水曜日を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
たくさんの本に出会った読書旬間
運動会が終わるとすぐ、読書旬間が始まりました。
この2週間の間、教室で、図書館で、廊下で、お昼の放送で、給食で、子供たちはたくさんの本と出会うことができました。
「図書ミッション」ランダムに問題を引き、図書館に関するミッションをクリアして図書館はかせになろう!
「図書館検定」初級、中級、上級の問題に答えると、5問中3問正解でしおりがもらえます。
「モンスター探し」図書館に隠れているモンスターを見つけよう!何体いるかな?
「キャラクター&本探し」問題に書かれているキャラクターが出てくる本は何でしょう?
あ!こんなところに発見!
読んだら記録もしっかり。休み時間は大盛況でした。
みんなに分かりやすい掲示を作成中。 もちろん通常の貸出返却作業もしっかり。図書委員のみんなで読書旬間を盛り上げてきました。
お昼の放送では、読書感想文や読書標語を発表してもらいました。どの作品も素晴らしく、読み終わるとクラスから温かい拍手が湧き起こりました。
読書旬間中は、給食も「おはなし給食」に。この日は、「ハリーポッター」から、「シェパードパイ」の献立でした。魔法魔術学校でハリーたちが食べていたシェパードパイを再現してもらいました。図書館前に、読書旬間中におはなし給食に出てきた本も紹介されています。
最終日は、先生方の読み聞かせでした。担任の先生以外の先生が読み聞かせに来てくださいました。
どんなお話が聞けるのかな?どのクラスもみんな真剣に聞き入っていました。読み聞かせてくださった本も、後ほど図書館にてご紹介する予定です。
読書旬間ではたくさんの本と出会える機会を設定してきました。これからも、図書館では、子供たちが本を通じて新しい世界を発見し、豊かな感性を育む手助けをしていきます。子供たちの心に寄り添える1冊と出会えるよう、図書館でお待ちしています。
1年生【算数】10より大きくなる足し算
10月25日(金)1年生の教室では算数の研究授業が行われていました。「アサガオの種が昨日は7個、今日は9個とれました。合わせて何個かな?」この問いに、ブロックで考える?図で考える?サクランボ算で考える?言葉で考える?と自分が何で考えるかを選択してからスタート!!
子供たちは思い思いに活動を始めました。
とりあえずブロックを7個・9個と机に出して準備・・・そのうち9個の方を裏返してみて・・・
◯を7個・9個書いてみて・・・どこに動かそうかな・・・
昨日の授業で習ったようにサクランボにしてみよう・・・
「9から3をとって7に足せば10になるから・・・」と友達が分かるようにブロックを動かして説明していました。「9に1を足せば10になる」と7+9を9+7に捉え直して、前時の考えに帰着させて解いていた子もいました。小さな体で精一杯考えている表情や、分かってほしいと一生懸命説明する姿がとっても頼もしくなりました。
今年度の学校課題は「児童の表現力を育む授業展開の工夫」です。全国学力学習状況調査でも、説明する力を問われています。自分が考えていることをどんな方法で表現するか?より伝わりやすい表現は?より理論的なスマートな表現は?と学年が上がるごとにレベルアップしていきます。
汐見稔幸著の「学校とは何か~子どもの学びにとって一番大切なこと~」の中にこんなことが書かれていました。「話し合い」を超えて「応え合い」を大切にしてほしいと願っています。「応える」は英語で「response」です。反応するということ。responsibilityは責任という意味ですが、子供たちには自分と意見の異なる相手に対しても、責任をもって反応し行動してほしいと願っています。同じクラスの仲間だけでなく、世界のどんな人に対しても応え合ってほしい。ただし、反応しないことも応えです。「分からない」「教えて」と言いやすい環境の中で、教える側もどうすれば相手に分かりやすく伝わるのかを試行錯誤しながら、子供たち自身で考える過程を大切にしている。自分とは違う相手を尊重しながら「応え合う」ことで いろいろな教科を通して支え、支えられながらお互いが変化し、成長する姿が授業を重ねるごとに見えてくる。と。
グループでの活動では、「ちょっと分からないんだけど」「うんうん」「そっかぁ」とresponseしている子供たち、これが次の言葉につながっていくのですね。だから先生が「9に1足した方がいいの?」の問いに「そっちの方が簡単だし、しかも速い!!」と気づきを共有することができました。低学年のうちは具体物を使って操作することも重視していますが、授業終末の確かめ問題ではサクランボ算で説明する子がぐっと増えてきました。この1時間だけでも成長が見られる1年生、今後が楽しみになりました。
5年生親子で【携帯電話講習会】
10月24日(木)6校時に5年生が「携帯電話講習会」を行いました。
現在の社会では当たり前のように使用している携帯電話やスマートフォン。
子供たちにとって、これから携帯電話やスマートフォンの利用は避けられないものとなってきます。
適切な使い方やリスクを学ぶ貴重な機会になりました。
子供たちが講師の先生の話に真剣に耳を傾ける様子が印象的でした。
今日の話を聞いて「使いすぎに気を付けようと思いました。」「使う時間を減らそうと思いました。」「携帯で知り合った人についていかない。」と感想を述べてくれました。終了後に「先生、チェック項目3つも当てはまっちゃったからマズいと思いました。」と打ち明ける子もいました。しっかりと講話の内容を受け止めて自分事として振り返ることが出来た子供たちでした。
最後に保護者の方向けに、個人情報をSNSで発信することで詐欺の標的にされる危険性が増すことを教えていただきました。専門家の方のお話に納得するとともに、慎重に情報機器を使うよう指導する必要性を感じました。お忙しい中、足を運んでくださったKDDIの講師の方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
✨「S認定証」表彰✨
1学期に実施した新体力テストにおいてすべての種目で8点以上をとった児童に県教育委員会より授与される「S認定証」。
10月23日(水)の昼休みに校長室で表彰を行いました。
今年の受賞児童は2名でした。
緊張した面持ちでしたが、堂々と賞状を受け取ることができました。
日頃から運動に励んでいる2人。
睦小学校全体でも「運動の秋」ということで持久走記録会に向けて励んでいきます。
校長室で表彰を行いましたが、その表彰の横で4年生が校長室をきれいにしようと自主的に掃除をしていました。
奉仕の心にも触れられ温かい気持ちになった昼休みでした。
読書旬間ととともに
先週から校内読書旬間が始まっています。図書室前の通路には標語と読書感想文が掲示されました。たった十数文字に読書の魅力が詰まっている標語に、大人でも「うんうん」と肯いてしまうものばかり。子供たちのセンスが光っていました。
図書館司書のはからいで、先日亡くなられた中川李枝子氏追悼の意を込めて、『ぐりとぐら』シリーズのブースを作ってくださいました。子供たちは「これも借りていいのかな?」「最初からもう一回読みたい」と手に取っていました。
図書館ボランティアの皆様が来校し、表紙から外れてしまったページを一枚一枚丁寧に確認しながら修復する作業をしてくださっていました。子供たちが大好きな本だからこそメンテナンスが必要になっているのですね。また好きな本が読めるようになって、子供たちは喜んでいます。ありがとうございます。
1年生 社会見学
18日(金)、1年生は社会見学に行ってきました。行き先は…宇都宮動物園!
「リュック見て!」「お弁当にさくらんぼが入ってるの!」「ホワイトタイガーに会いたいな!」朝から、わくわくどきどきしていることが伝わってきました。
動物園に着くと、しっかり先生の話を聞いて、遊園地からスタート。事前にグループで決めた乗り物に乗り、楽しみました。
お昼は、心待ちにしていたお弁当。友達と笑いながら食べていました。給食とはまた違った楽しさがあり、お弁当の中身を嬉しそうに話してくれました。
午後から動物園の見学へ。わんわんショーをみたり、迫力のあるライオンが動くと「おー!」と騒いだり、1つ1つの動物の動きをよく見て反応していました。キリンのえさやりも盛り上がりました。めあての1つである「どうぶつとなかよくなろう」に挑戦している児童がたくさんいました。
学校に帰ってくると「ぐるぐる回る乗り物が楽しかった!」「キリンにえさをあげられた!」など楽しい話をたくさんしていました。また、「友達が一緒に乗ろうと言ってくれて嬉しかった!」「洞窟の中に入る乗り物が怖かったけど友達が優しくしてくれた!」など友達と仲良く協力して過ごすことができた様子も伝わってきました。
保護者の皆様も事前の準備やお弁当ありがとうございました。おかげ様で楽しい社会見学となりました。
4年生国語「ごんぎつね」
休み明けの17日(水)、4年生で研究授業が行われました。教材は、昔から読み継がれてきている『ごんぎつね』。イタズラ好きな小ぎつねのごんが兵十が捕ったウナギを軽い気持ちで逃がしてしまいます。 それを後悔したごんは贈り物を兵十に届けるようになりますが、ごんが家に忍び込んだ気配に気づいた兵十は火縄銃でごんを撃ってしまうという物語のクライマックスシーンの読み取りでした。
授業冒頭に『ダウト読み』で子どもたちの注意力・集中力が上がっていきます。先生への突っ込みをしながら、どんどん笑顔になっていく子供たち・・・。
全国学習状況調査の分析から、子どもたちに「叙述をもとに考えること」を重視した表現力を身に付けさせることを目標にして学校課題に取り組んでいます。物語の中のどの言葉に怒りを感じるのか?どの言葉から悲しみが感じられるのか?一つ一つ丁寧にひも解いていました。
「ごん、おまえだったのか。」これはどう読む?「か」は上がる?下がる?の問いに、「上がると思います。びっくりした感じで。」「下がると思います。悲しい感じで。」この読み込みがそのあとの「火縄銃をとり落としました」の状況把握につながっていきます。「意識してないけど、力がだんだん弱くなって落ちる感じ。」と実際にほうきで演技することで叙述と気持ちがリンクしてきました。
授業の終盤、「兵十の視点での日記を書いてみよう」と5分前後で300文字を打ち込んでしまう子も・・・。「僕は本当に驚いた。僕は後悔と復讐成功の気持ちでぐちゃぐちゃだった」とゴンとの関係が変化したことを理解して表現していました。
友達の書いた日記を読む時間、さらには、もっと聞きたいことを確認する時間が設定され、子供たちは友達との表現の共通点や相違点から新たな気づきを得て、自分の考えを深めていました。
西岡壱誠著の『小学生でも解ける東大入試問題』の中で、国語の問題に「あなたが価値があると思う文学作品は?~日本文学史上における価値高き作品、もしくは作家を10選び、その理由を簡単に述べよ~」というものがあります。ポイントは言葉の捉え方、ものの見方です。国語の勉強とは「自分の考え」なしに、ひたすらに知識を詰め込むことではない。「文学」という一つに対しても、自分の考えを明らかにした上で論理的に説明できることが、国語の勉強には大切である。この問題を通して、東大はそう教えてくれているのです。と書かれています。
4年生は一つ一つの叙述から自分の捉えたことを話合うことで、言葉の捉え方を学んでいたのですね。
保護者の皆様からの「応援メッセージ」
運動会を終えて、保護者の皆様から子供たちへの「応援メッセージ」をいただきました。たくさんのメッセージが届きましたので、各階の廊下に掲示させていただくとともに、一部をお昼の放送で紹介させていただきました。教職員も素敵なメッセージに心動かされています。心温まるメッセージをありがとうございました。
2024運動会「応援メッセージ」.pdf(←こちらをクリック)
※応援メッセージのファイルにも掲載いたしました。