ブログ

学校生活の様子・ブログ

制服についての勉強会が開かれました!

 生徒会は、今年度も引き続き「生活の心得」の見直しを進めています。

 これまで「制服」に関する意見もいくつか提案され、改善されたものもあります。昨年度より導入された女子のスラックスはその1つです。

 新しい制服を導入するという意見が子どもたちから挙がりました。「制服も時代に応じたものにしていく必要がある」という理由です。意見に根拠を添えるという約束は、子どもたちにも定着しています。

 9月22日(木)、生徒会本部役員を対象に「制服勉強会」が開かれました。

 □私服と制服の違い

  私服:自分のための服=おしゃれ

  制服:みんなのための服=身だしなみ → 集団のまとまりを表現

 □制服はなぜあるのか(制服の歴史)

  詰襟、セーラー、イートン

 □多様な性への対応

  LGBT :トランスジェンダーへの対応 → ブレザー型、スーツ型の増加

 □最新の素材

  超撥水、360度ストレッチ、高耐久

 

 制服の役割や意義、制服を変える学校が増えてきた背景などについて学ぶことができました。メモを取りながら、熱心に話を聞き、質問する姿が見られました。

 最新の素材に関する実験では、撥水の効果や伸縮に驚いた表情をしていました。

 子どもたちの現在の制服に対する改善要望など、本音を耳にすることができたことは大きな収穫です。

数学科の研究授業を行いました!

 本校は、栃木県総合教育センターの研究の一環として、ICTを効果的に活用した数学科の授業づくりに取り組んでいます。今年度は、第2学年「一次関数」の単元で研究実践を進めています。

 中学校数学科では、「一次関数」は1つの関門だそうです。したがって、いかに分かりやすい授業を展開するかが求められると授業者はしみじみと語っています。そして、「主体的、対話的で深い学び」につながる単元構成を心掛けたそうです。

 

 9月22日(木)、数学科の研究授業を2年1組で行いました。

 

 ICTを効果的に活用するに当たっては、「協働的な学び」「個別最適な学び」という視点が大切です。

 本時では、「2つの座標から一次関数の式を求める方法を考えよう」というねらいが示されました。

 子どもたちは、❶2点からグラフを書く、❷連立方程式から求める、❸変化の割合から求める、という3つの方法を見い出していました。

 個人での自立解決、グループでの話合いでは、「自分の考えを持つこと」「友達の考えを聴くこと」「納得解を導き出すこと」が丁寧に行われていました。

 個人やグループで導き出した考えを端末に入力し、友達やグループの考えと比較するなど「協働的な学び」が実践されていました。

 「線の引き方はどうするの?」「切片はどう求めるの?」「分からない?どうやるの?」という言葉が自然に友達に向けられていました。

 教室は、学びを楽しむ子どもたちの表情であふれていました。

 「つかむ ー 見通す - 深める - 見つめる」という展開が具現化された授業であったと感じました。

 

全校生徒に交通安全を呼び掛けました!

 9月21日(水)~9月30日(金)、秋の交通安全運動が全国一斉に行われます。

 運動初日の9月21日(水)、オンラインにて交通委員朝会が行われました。

 

 2名の委員さんからは以下のような呼び掛けが行われました。

 ◆自転車の安全な走行について、法令の順守やマナー

 ◆通学路の危険個所における留意点

 

 全体的な諸注意に加えて、実際に登下校する通学路の安全を自己点検することは大切なことです。交通委員の皆さん、準備や運営ありがとうございました。

 内閣府のスローガンにあるように「事故にあわない、おこさない」を実現していきましょう!

 

 

 最近、通勤で車を運転していて少しずつ変わってきたと思えることがあります。横断歩道を渡ろうとしている人が見えると、横断歩道前で止まる車が増えてきました。「止まってくれない栃木県」のPR動画の影響が表れ始めているように感じます。

 

 そんな横断歩道前の光景に、ヘルメット姿の本校生徒が見えました。止まってくれた車に軽く会釈をし、渡り終わると「ありがとうございました!」と運転者に言葉を添えていました。

 わずか5秒の出来事でしたが、心が洗われるような思いがしました。そして、本校生徒であることを誇りに思えた出来事でした。

 こうした、わずか数秒の出来事が社会を変える風になるのだと思います。本校生徒の「バタフライ効果」を垣間見ることができたように感じました。

学校運営協議会を行いました!

 9月20日(火)、台風のため臨時休業となりましたが、「第2回学校運営協議会」を内容を変更して実施しました。

 当初の予定は、授業及び教育環境を参観していただく予定でした。

 本日は、「1学期の学校生活の様子をまとめた動画視聴」「第1回学校評価結果」から感想や気付いたことを述べていただきました。

 

 委員の皆様方からのご意見は以下の通りです。

 ■「楽しく学校生活を送っている」と回答している子どもが多いことは素晴らしい。

 ■「自分の考えを述べる」の割合が高いが、こうした取組が増えたのか?

  → 生活の心得の見直し以降、生徒会で意見を述べる場が大変多くなってきた。

 ■Long 昼休みの企画など、子どもたちの発想が実に素晴らしい。

 ■制服を変える動きが具体的に動き出したのか?現在の女子の制服は47年前に代わった。これまでも制服を代えるという声はあがったものの、実現されなかった。

 ■保護者にも、学校生活の様子(動画)を配信できるとよい。 

 第1回学校評価結果から、子どもたちの変容を感じ取っていただきました。「聴くこと」「自分の考えを持つこと」を大切にしてきた結果であると感じています。

 学校の様子を積極的に発信し、子どもたちの良さをみんなで共有できるように心がけていきます。

重要 台風接近に伴う9月20日(火)の対応

 台風14号は、勢力を保ちながら関東地方に接近しています。今後、強風や大雨による被害が危惧されます。

 9月20日(火)は、町内すべての学校が「臨時休業」となりました。

 不要不急の外出を控え、安全に過ごすようご協力ください。

 万一に備え、タブレットを持ち帰りましたが、今回オンライン授業は実施しません。

 

 

台風14号の接近に伴う3連休明けの登校

  暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、朝夕は過ごしやすくなってまいりました。ゆっくりと、しかしながら着実に、季節は夏から秋へと移り変わっています。

 

 大型で強い台風14号の今後の動きが気になります。

 台風は、発達しながら北西へ進む見込みです。9月18日(日)に九州に接近した後、次第に進路を東に変える予想が出ています。関東地方も広い範囲で台風の影響を受け、連休明け9月20日(火)にかけて、台風の影響が続くおそれもあります。

 

 子どもたちの安全を最優先に考え、連休明けの登校について対応していきます。

 9月19日(月)お昼頃を目安に、安全・安心メールにて9月20日(火)の登校時間等についてご連絡いたします。

 

 

 

私たちにできること!

 今年度、生徒会は「心 ~ 想いをカタチに ~」をスローガンに掲げ、活動を繰り広げています。特別なことを企画するだけでなく、自分たちの学校を自分たちの手でよりよくしていく地道な活動が何より素晴らしいことだと思います。

 委員会の常時活動もその1つです。

 1階ロビーには、子どもたちが家庭から持ち寄った大量のペットボトルが置いてありました。6月から12月(8月は除く)までの6回、回収する計画が立てられました。回収目標は、30,000本です。1回で5,000本が目安となります。9月は、6回中の3回目です。

 現在、壬生町では、ペットボトル1本につき1円の回収報償金をいただけます。目標の30,000本は30,000円となり各学年に配分され、子どもたちの活動に還元されます。

 子どもたちが、自ら立てた目標に向かって協力する姿が見られます。「想いをカタチに」する姿は、委員会の常時活動に表れています。

 2学期のテーマは「バタフライ効果」です。

 まさに、こうした微力が学年や学校の元気につながります。そして、地球全体の環境問題を改善する大きな風になっていくのです。

 

 

校内研究授業の様子 ②

 9月13日(火)、校内研究授業を行いました。

 3年2組では、国語科「曖昧な文 分かりづらい文」が行われました。

 導入で、「白くて大きな犬がいる家」のスケッチを描かせました。白くて大きいのは「犬」なのか「家」なのか子どもたちの説明も分かれました。

 意味が曖昧な文の原因を捉え、解決策を見つけることをねらいとしました。

 話し言葉では、こうした曖昧な表現を用いてしまうことが時折あります。グループで楽しそうに解決策を考えていました。

 

 1年3組では英語科「スリーヒント・クイズをしよう」が行われました。

 本時では、What is this ? や Who is this ? などの既習事項を用いて、友達にクイズを出したり、考えたりすることができることをねらいました。

 3つのヒントを使ったクイズを考えました。ヒントの出し方やヒントの順番を工夫するだけで、クイズがより楽しいものになることを実感していました。

 英語でのコミュニケーションを楽しむ様子が教室一杯に広がっていました。

 

  本校の授業は、導入で「つかむ」、授業全体を「見通す」、ペアやグループで「深める」、本時に分かったことを「見つめる」が基本展開となっています。

 そのためには、自分の考えを持つこと、友達の考えを聴くことを大切にします。

 学級で安心して発言できる雰囲気も漂うようになってきました。多感な中学生の時期ですが、こうした授業をすべての教科で展開していきます。

校内研究授業の様子 ①

 9月12日(月)、校内研究授業を行いました。

 2年3組では、数学科「一次関数のグラフ」が行われました。第1学年で学んだ比例のグラフと比較し、傾きや切片を見い出すまでの過程が、丁寧に繰り広げられていました。

 子どもたちは、ペアになって、自分の気付きや考えを伝えあっている姿が印象的でした。

 1年3組では理科「いろいろな気体とその性質」が行われました。本時では、アンモニアの性質を理解し、目の前で行われる不思議な実験の理由を説明するという内容でした。

 「なぜ、透明な水が赤くなるのだろう?」「なぜ、噴水ようになるのだろう?」と疑問が次から次へと浮かんできます。これが、理科の魅力です。

 それぞれの疑問に対する個人の予想を持ち寄り、グループで話し合ってタブレットに考えを入力していました。

 学校生活の大半を占めるのは授業です。「授業は学校の生命線」であると考えます。

 学ぶ楽しさを実感するためには、「自分の考えを持つ」「友達の考えを聴く」ことから始まります。

 

 2学期のテーマは「バタフライ効果」です。それぞれの考えを伝えあうことで、教室内に風が起こります。風は、正しい答えから起こるとは限りません。考えを述べる小さな勇気を大切にしてほしいと思います。それが、大きな変化を起こすきっかけになるのですから…。

給食に「ヤシオマス」が提供されました!

 9月13日(火)、給食メニューに「ヤシオマス」が提供されました。国の事業を受け、栃木県養殖漁業組合からいただいたものです。

 ヤシオマスは、栃木県の特産魚です。身の色が県の花であるヤシオツツジに似ていることから命名されました。ヤシオマスは、ニジマスが卵を持たないように改良されており、その分栄養が身に行きわたるため、おいしいとされています。贅沢な食材でもあります。

 今日は、醤油に付け込んだヤシオマスを焼いていただきました。

 

 子どもたちの声です。

 「魚はあまり好きではないけれど、おいしく食べることができました!」

 「欠席者の分と合わせて2切れいただきました。とてもおいしかったです!」

 

 栃木県には、たくさんの誇れるモノがあることを知りました。学校では、このように給食を生きた教材とした食育が行われています。地域の魅力を感じる給食の時間となりました。関係する皆様に感謝しつつ、ごちそうさまでした!