生徒会活動の舞台裏
生徒会活動は、本校の誇れるものの1つであり、強みであると思います。
「主体性を育む生徒会活動の展開」「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」という学校経営の努力点を、見事に行動で示してくれました。
子供たちの輝く姿の舞台裏では、輝きを演出している者の存在があります。
3月23日(木)、生徒会担当職員は1・2年生に対し、今年度の生徒会活動の振り返りと労いの言葉を伝えました。
今年度の生徒会は「心~想いをカタチに~」のスローガンの下で様々な活動をしてきました。
今年度から始まった英会話の前には、K先生にも協力していただき、「Mr.Kの部屋」という企画を行いました。生徒のみんなが英会話に楽しく親しめるようにしたいという生徒会役員の想いがそこにはありました。K先生ご協力ありがとうございました。
その他にも、各部長さんには「大会にかける想い」を、運動会前には「3年生から運動会への想い」を、1年生の校外学習・3年生の修学旅行の時には各実行委員長さんに「行事への想い」を語ってもらいました。
オープンスクールの時には、保護者に方に学校生活の様子をもっと知ってもらいたいという想いからスライドショーを作成し、放映しました。
今年度から始まった「Long昼休み」、「犬中あいさつの日」では、たくさんの生徒の皆さんが参加し、盛り上げてくれました。
生徒会活動・学級活動などの特別活動は「なすことによって学ぶ」と言われています。それは、行動することによって新たな気づきが生まれたり、心の中で深く考えたりすることがあるからです。
そして、その気づきや考えが皆さんの成長に繋がるのだと思います。
今年度の生徒会活動は今まで以上に生徒の想いを大事にして活動してきました。
しかし、それは簡単なことではなく、そこには、多くの先生方の協力がありました。計画を出すのが遅くなり、実施の直前になってしまっても、温かく一緒に活動してくださる先生方の姿がありました。
本当にありがとうございました。
今、私が読んでいる本の中に、「学校は楽しいところじゃない、楽しくするところだ!」というものがあります。まさに今年度の生徒会活動はその言葉通りだったと思います。
これからの未来は、先が分からない、不透明な社会が待っていると言われています。
しかし、先が分からないから不安になるのではなく、分からないからこそ、自分たちで何でも作っていける時代になると思います。そして、その社会を楽しくするのは、紛れもなく、自分たちの力です。
皆さんが行ってきた南犬飼中の生徒会活動はそんな意味や価値があるのだと思います。
来年度、新しい仲間で、新しい先生たちと、新しい生徒会スローガンの下での活動となりますが、その意味や価値は変わることがないと感じています。
是非、みんなで、楽しい学校を作っていきましょう。
「学校は楽しいところじゃない、楽しくするところだ!」という表現は言い得て妙です。
学校の主人公である「生徒」が、楽しいところにしていく過程が楽しいのだと思います。
このように、「意味を教えて、心を伝える」という丁寧な舞台裏の関わりが輝きを引き出しているのだと改めて感じました。
これからも、舞台裏を支える方々を含めた「チーム南犬飼」の総力を結集し、素敵な学校をつくり上げていきましょう!