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学校生活の様子・ブログ

校内研究授業の様子 ①

 9月12日(月)、校内研究授業を行いました。

 2年3組では、数学科「一次関数のグラフ」が行われました。第1学年で学んだ比例のグラフと比較し、傾きや切片を見い出すまでの過程が、丁寧に繰り広げられていました。

 子どもたちは、ペアになって、自分の気付きや考えを伝えあっている姿が印象的でした。

 1年3組では理科「いろいろな気体とその性質」が行われました。本時では、アンモニアの性質を理解し、目の前で行われる不思議な実験の理由を説明するという内容でした。

 「なぜ、透明な水が赤くなるのだろう?」「なぜ、噴水ようになるのだろう?」と疑問が次から次へと浮かんできます。これが、理科の魅力です。

 それぞれの疑問に対する個人の予想を持ち寄り、グループで話し合ってタブレットに考えを入力していました。

 学校生活の大半を占めるのは授業です。「授業は学校の生命線」であると考えます。

 学ぶ楽しさを実感するためには、「自分の考えを持つ」「友達の考えを聴く」ことから始まります。

 

 2学期のテーマは「バタフライ効果」です。それぞれの考えを伝えあうことで、教室内に風が起こります。風は、正しい答えから起こるとは限りません。考えを述べる小さな勇気を大切にしてほしいと思います。それが、大きな変化を起こすきっかけになるのですから…。

給食に「ヤシオマス」が提供されました!

 9月13日(火)、給食メニューに「ヤシオマス」が提供されました。国の事業を受け、栃木県養殖漁業組合からいただいたものです。

 ヤシオマスは、栃木県の特産魚です。身の色が県の花であるヤシオツツジに似ていることから命名されました。ヤシオマスは、ニジマスが卵を持たないように改良されており、その分栄養が身に行きわたるため、おいしいとされています。贅沢な食材でもあります。

 今日は、醤油に付け込んだヤシオマスを焼いていただきました。

 

 子どもたちの声です。

 「魚はあまり好きではないけれど、おいしく食べることができました!」

 「欠席者の分と合わせて2切れいただきました。とてもおいしかったです!」

 

 栃木県には、たくさんの誇れるモノがあることを知りました。学校では、このように給食を生きた教材とした食育が行われています。地域の魅力を感じる給食の時間となりました。関係する皆様に感謝しつつ、ごちそうさまでした!

読書活動・新聞利用を紹介します!

 本校では、毎朝、8:05~8:20までの15分間、好きな本を持ち寄り「読書」を行っています。心穏やかで落ち着いた1日がスタートできています。子どもたちと一緒に、学級担任も読書をしています。

 

 また、令和3年度より、教育活動に新聞を取り入れるNIEに取り組み始めました。

 令和4年度 第1回学校評価の結果では、「読書や新聞を読んでいる」という項目において、課題が見られました。家で本を読む時間を見いだすことが容易ではないこと、「新聞を読む」という内容を新たに加えたことが考えられます。

 全校生徒が利用する昇降口付近に、「NIEコーナー」を設置し、子どもたちが関心を持ちそうな新聞記事を紹介しています。

 第1学年では、入学後の5月から「NIEで1分間スピーチ」に挑戦しています。

 子どもたちは、you tubeで興味・関心のある事柄を視聴しています。you tubeでは、自分が関心あるものしか目にしません。新聞は、様々な情報に触れることができる点が大きなメリットです。新聞を読むということは、このような効果があります。

 家庭でじっくりと読書をしたり、新聞を読んだりする姿はあまり見られないのかもしれません。

 本校では、「自分の考えを持つ」ことを大切にしています。読書や新聞を通した教育活動を思考の広がりや深まりにつなげていきたいと思います。

給食メニューに「鮎」が登場しました!

 明日9月10日(土)は十五夜です。1年で最も美しいと言われる「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫に感謝をする行事です。ススキと団子を飾る光景は、今ではほとんど見られなくなってしまいました。

 

 9月9日(金)、十五夜にちなんだ給食メニューが提供されました。

 本日のメニューけんちん汁には、秋が旬の食材がたくさん使われていました。他に「鮎の竜田揚げ」がありました。この鮎は、国の事業により漁業組合から提供されたものです。旬の食材をおいしくいただきました。

 中秋の名月を鑑賞し、移り変わる季節を感じるひとときもよいものですね。

重要 英語検定無料受験の実施について

 壬生町では、令和4年度より「ゆうがおEnglishイノベーション事業」として、年間20回の英会話、オンライン海外派遣事業、英検無料実施が始まりました。

 英会話は、週に1回、朝の読書時間を用いて定着してきました。今回初めて、英語検定の無料実施が始まりました。英語検定の資格は、一部の私立高等学校の受験に際して加点要因ともなっています。

 来月10月の受験が初めての試みです。今回、2級3名、準2級21名、3級52名の合計76名の子どもたちが希望しました。町では、1人につき年1回の受験料金を個人負担無料としています。とても有り難い支援であり、心より感謝申し上げます。

 次回は、令和5年1月14日(土)、壬生城址公園ホールでの実施を予定しています。

「バタフライ効果」を生み出すもの…!

 教室を巡回していると、2学期に向けた子どもたちの目標が目に入ってきます。一人一人の目標を見ていると、節目ごとにスタートラインに立ち、自分に言い聞かせるような心の灯を感じ取ることができます。前を向こうとする気持ちや動機付けは、大切なことです。自分自身のため、誰かのために行動するエネルギーとなるからです。バタフライ効果を生み出すものが、教室にはたくさん詰まっていました。

 

 昇降口のプランターに、「メランポジウム」の苗を植え、登校する子どもたちの目を楽しませてくれています。中庭の花壇には、マリーゴールドや日々草が色鮮やかに咲いています。

 緑化委員の皆さんやボランティアの皆さんが、起こしてくれている風です。こうした風を感じ取ると、心が和みます。

 

キラキラ 歩みを止めない生徒会に注目しています!

 9月7日(水)、生徒会中央委員会が開かれました。

 

 令和3年度に行った「生活の心得の見直し」について、今年度も継続して行う提案が生徒会長からありました。自分たちの学校を、絶えずよりよいものにしていく意気込みが伝わってきます。各学級へは、以下のような言葉で呼び掛けました。

 

各学級の皆さん

   生活の心得の再検討について

                         2022年9月7日   生徒会長

 南犬飼中学校にはいわゆる校則というものはありません。その代わりになるものが、はばたきに掲載されている「生活の心得」です。私たちの学校生活は、この「生活の心得」を基準に生活しています。

 【 中略 】

 「生活の心得」は、自分たちの生活に責任を持ち、よりよい学校生活をするためにあるものです。長年、南犬飼中学校の先輩方は、この「生活の心得」を大切にしてきました。

 しかし、時代も変わり様々なことが大きく変わってきました。そこで、昨年度生徒会として「生活の心得」の見直しを行いました。「生活の心得」の見直しは簡単なことではありませんでした。3か月という間に、何度も何度も話し合いを重ね、悩み、みんなで納得解を見つけていきました。そこには皆さんの「心」が必要でした。今までの良いところと、改善するところの見極めが重要であり、よりよい学校生活をするために、毎日の生活に責任を持つという目で見直しを図っていくことが大切でした。

 そして今年度、ここまで大きな問題もなく、学校生活を送ることができているのは、生徒の皆さんが「生活の心得」を守るだけでなく、社会の常識やマナー、モラルを守りながら生活してくれているからです。本当に感謝していますし、そんな生徒会員一人一人を誇りに思います。

 今年度の生徒会スローガンは「心 ~ 想いをカタチに ~」です。「生活の心得」を再検討し、さらに問題点や課題を把握・改善することに努め、皆さんの想いをカタチにできればと思います。

 

  2学期のテーマは「バタフライ効果」です。

 昨年度、「自分たちが学校を変えることを実感できた!」という言葉を、多くの子どもたちが口にしていました。まさに、小さな力で大きな変化を生み出しました。微力を大切にできる雰囲気が漂い始めました。頑張れ、生徒会!

インフォメーション 第1回 学校評価(7月)の結果がまとまりました!

 本校は、令和2年度より年間2回の学校評価を行ってきました。

 学校評価は、保護者や地域の皆様にも学校経営に参画していただき、よりよい学校にしていくために有効な手立ての1つであると考えます。

 子どもたちや保護者、地域の皆様のご意見を、スピード感をもって学校運営に反映していきたいと思います。学校行事などの終了後に、保護者の皆様に感想をお願いしていますが、こちらも学校評価の1つと考えています。

 マークシート方式からFormsでの回答に切り替えましたが、保護者の皆様のご理解とご協力によりスムーズに移行することができました。心より感謝申し上げます。

 令和4年度 第1回学校評価(7月)結果がまとまりました。

 教育活動が思うように進められない中ではありますが、子どもたちの創意と工夫により学校生活に勢いと潤いが感じられます。昨年度の学校評価との比較から、学校生活への満足度の高まりも見られています。

 「ホームページ - 学校概要・学校評価」に掲載しましたのでご確認ください。

 自由記述に対し、学校として回答させていただきました。貴重なご意見をありがとうございました。

学力向上(道徳科)研究授業を行いました!

 9月5日(月)、学校課題・学力向上プロジェクト「道徳科研究授業・授業研究会」を1年4組と3年4組で実施しました。

 1年4組は「公平と不公平」について考えました。事例A:年齢の違いで、お年玉の額が違うことは公平か。事例B:障がいがあることによる優先入場は公平か。事例C:字が上手いという理由で、班長さんがCさん1人にまとめをお願いすることは公平か。3つの事例を基に公平について考える授業でした。

 

 3年4組は「本とペンで世界を変えよう」という教材です。マララ・ユスフザイさんが、世界に向けてスピーチする姿に共感させ、世界の平和のために自ら関わろうとする態度を養うことをねらいました。

 

 2つの学級に共通していたことがありました。

 ❶学級内には、安心して発言できる雰囲気が漂っていました。

 ❷聴くこと、考えを持つこと、学び合う子どもたちの姿がたくさん見られました。

 ❸子どもたちの考えを引き出す発問となっていました。

 

 道徳科の授業づくりについて、自主的な研修が開かれるようになってきました。子どもたちが学び合っているように、教職員もまた学び合う姿が増えてきています。

学力向上に向けたICT活用研修を行いました!

 9月1日(木)、第2学期の初日ではありましたが、学力向上に向けたICT活用研修を行いました。この日は、白鴎大学 教育学部 教授 上野 耕史 氏 をお招きしました。

 上野先生は、文部科学省初等中等教育局 教育課程課 教科調査官等を歴任され、国のGIGAスクール構想を牽引してきた第一人者です。

 「来たるべき未来社会を創り出す人を育てる」必要があります。

 教育に求められているのは、「よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための力」です。そのためには、どのように授業を改善するのかが問われています。したがって、今回の研修は「授業改善につなげるために、いかにICTを効果的に活用すればよいか」をねらって行いました。 

 

 1人1端末を用いた授業のキーワードは、「個別最適な学び」「協働的な学び」です。

 「個別最適な学び」「協働的な学び」を実現するためには、「情報活用能力」が必要不可欠です。

 こうした取組は、「教科をつなぎ」「小学校と中学校をつなぎ」「過去と今、今と未来をつなぎ」、教育の可能性を広げていくことを実感しました。

 60分間があっという間に感じた研修となりました。

 上野先生には、次回11月30日(水)の授業研究会において指導・助言していただく予定です。