学校生活の様子・ブログ
「犬中ソーラン」の練習を通して学んだこと!
運動会の子どもたちの振り返りが行われ、まとまったものが生徒昇降口に掲示され、紹介されました。
本校では、「異年齢集団活動(学年縦割りで行う活動)」を学校行事に取り入れています。子どもたちは3つの仲間から様々なことを学ぶからです。上学年の生徒へのあこがれ、同学年の生徒へのライバル心、下学年の生徒へのいたわりなどがそれに当てはまります。
運動会では「犬中ソーラン」を計3回、3年生が後輩に対して指導する機会を設定しました。そのうちの1回に、Long昼休みの活動も充てました。運動会全体では、「協力することの大切さ」や「自分の役割を果たすこと」などを学びました。それとは、少し違うことを学んだことが分かりました。
【 後輩への指導を通して学んだこと 】
■指導することの難しさ
■うまく言葉にできないこと
■まず自分自身が見本となること
■言葉だけでは伝わらないということ
■声にして想いを伝えること
【 先輩から学んだこと 】
■皆で行う楽しさ
■一体感を学んだ
■皆を前向きにすること
■伝統
■真剣さ
■練習態度
■来年は、3年生のようにやさしく教えたい
子どもたちは、大切なことに気付いています。
一生懸命な姿や真面目に取り組む姿が、現在の本校の生活を支えています。一生懸命で真面目が「かっこいい」と心から思えていることが素敵だと思います。こうした子どもたちを誇りに思います。
*子どもたちの振り返りは、本校ホームページ「ハッピーボックス」に掲載しています。
学習委員会放送「study radio」が面白い!
学習委員会は、今年度ユニークな企画を行っています。メインパーソナリティーの生徒の質問に教師がその場で回答する形式のディスクジョッキー風の放送番組「study radio」です。
6月10日(金)、第3回のゲストは国語科の金子先生です。初めての定期テストを前に多くの質問が寄せられました。
❶「テスト前、具体的にどのような勉強をすれば高得点がねらえますか?」
■ワーク、単元プリント、漢字記述問題では「根拠」、字数制限がある場合8割以上記述することなども大切です。(実際は、さらに詳しく回答しています。)
❷「テストで作文を書くときに、書きたいことがまとまらず、時間を大量に消費してしまいます。速く書くコツを教えてください?」
■速く書くためのコツは、文の構成(はじめ・なか・おわり)を整理すること、書くことへの慣れが大切です。
❸「中学生になってから長文の内容が難しくなり、点数が取れなくなりました。対策を教えてください?」
■根拠が大切です。何を問われているのかを理解し、文中に必ずある根拠を答えましょう。
■文章を書くには、語彙力を上げることも大切です。本、新聞、ワークなどで語句チェックするとよいです。芸人さんのラジオ番組を聴くこともお勧めです。
生徒会専門委員会の常時活動が活発に行われています。学校生活をより良いものにするために、子どもたちが考え出した取組です。
生徒会スローガン「心 ~ 想いをカタチに ~」が具現化されています。子どもたちのアイディアがカタチとして表れていることを嬉しく思います。
教育実習生、看護実習生からのメッセージ
本校卒業生でもある奈良 様は、5月23日(月)~6月10日(金)までの3週間、養護教諭を目指して教育実習を行っています。
また、獨協医科大学看護学部の梶井 様、鈴木 様、小川 様は、5月28日(土)、5月31日(火)~6月10日(金)までの10日間、看護師や保健師を目指して総合実習を行っています。
4名の実習生は、子どもたちといち早く打ち解け、笑顔で実習に臨んでいました。まるで、お兄さんやお姉さんのような存在でもあり、子どもたちは親しみやすかったのだと推察します。
そんな実習生に、実際に子どもたちに接し、子どもたちの印象や感じたことを聞いてみました。
Q1「本校生徒の印象について教えてください?」
【奈良 様】
■元気なあいさつができる、礼儀正しい生徒が多いなと思います。自分で考えていることもすごいと思います。
【梶井 様】
■みんながあいさつをしてくれる礼儀正しいところが素晴らしいと思います。心優しいところも魅力です。
【鈴木 様】
■生徒の主体性が見られます。チャイムがないのに動けているところは、とても素晴らしいと思います。授業中、積極的に発言できることに驚きました。
【小川 様】
■明るく活発な生徒が多いと思います。中学生の時期は、グループをつくりがちですが、南犬飼中の生徒は仲が良く、他を思いやれるのだなと思いました。先生との距離も近いと感じました。
Q2「本校生徒にメッセージをお願いします!」
【奈良 様】
■中学校の3年間はあっという間に過ぎてしまいます。「今」という時間を大切に過ごしてほしいと思います。そして、主体性を発揮してください。
【梶井 様】
■進路を決める時には、つらく、苦しいこともあるかもしれません。そんな時こそ、自分の強みを見つけて過ごしてほしいと思います。
【鈴木 様】
■中学校の生活は濃密な時間だと思います。「今」を大切に、そして全力で過ごしてください。また、様々なことを幅広く経験してほしいと思います。
【小川 様】
■今の自分を大切にしてください。そして、いろいろな人を思いやれる心の優しい人になってください!
養護教諭や看護師、保健師を目指すだけに、子どもたちの心に寄り添い、温かな言葉を添えていただきました。実習生の皆様、丁寧に質問にお答えいただきありがとうございました。それぞれの夢を叶えてください。
危機に備え、職員研修を行いました!
6月8日(水)、日本赤十字社栃木支部の須藤様、小泉様を講師に「心肺蘇生法」及び「エピペン」の職員研修を実施しました。
心肺蘇生の手順や留意点を確認し、体育館全体に広がり、それぞれが心臓マッサージとAEDの使用について訓練を行いました。
救急車の到着までに平均5、6分要するとされていますが、人間の脳は酸素が無くなると3分~4分で死に至るそうです。救急車の到着を待つ間に心肺蘇生法を行うことで、救命率を高める役割があります。
本校でも、食物アレルギーのある生徒は増えつつあります。なかでも、アナフィラキシーを発症した人に対する緊急注射用キット(エピペン)を持参している生徒も複数名います。万一、ショック症状が現れた場合、エピペンを使用することで症状を改善する効果があります。本日は、練習用のエピペンを用いて、仕組みと打ち方を実際に行いました。
危機管理の鉄則は、「最悪に備えよ!」「悲観的に準備し、楽観的に処理せよ!」です。
こうした危機が、起こらないことが最も良い状態です。万一に備え、誰もが冷静に対応できるようにしておくことが大事なことだと思います。
職員研修の講師を務めていただきました日本赤十字社栃木支部の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
最後の栃木県春季大会が行われました!
6月2日(木)~6月5日(日)、今年度で最後の開催となる栃木県春季大会が、県内各地にて行われました。本校からは、6種目の団体競技、4種目の個人競技に出場しました。これだけ多くの団体種目で県大会に出場したのは、近年にありません。
今回、栄えある優勝を勝ち取ったのは男子バレーボール部、第3位に輝いたのは野球部でした。優勝、第3位おめでとうございます。
応援していて感じたことは、「県大会出場」はあくまで通過点であり、如何に県大会で戦うかを子どもたちが意識しているということです。勝負の世界ですので、結果は必ず出ます。しかし、試合に臨む子どもたちの意識の高さや試合の内容は、今後につながる貴重な経験となったに違いないと確信しています。
主な戦績は以下の通りです。
■女子バレーボール部(鹿沼市)
1回戦 0:2 対陽南中
*1点を争う互角の戦いを繰り広げました。持ち味の攻撃力を発揮した手に汗握る白熱したゲーム内容でした。
■野球部(栃木市、鹿沼市)【第3位】
1回戦 8:4 対陽西中、2回戦 4:1 対佐野南中、準々決勝 2:1 対親園中、準決勝 0:6 作新学院中等部
*野球部は、昨年度の本大会で優勝しました。チームとして県大会に出場し、優勝旗返還を行えることは名誉であり、伝統を継承する素晴らしいことです。チームの雰囲気が明るく、一戦ごとにチーム力を高めていました。
■サッカー部(那須塩原市)
1回戦 1:0 河内中、2回戦 0:1 対西那須野中
*組織として、堅守からの攻撃で何度もチャンスを作り出していました。持ち味の粘り強さを発揮した見事な戦いぶりでした。
■男子バスケットボール部(那須町)
1回戦 78:38 対協和中、2回戦 42:51 対三島中
*粘り強くディフェンスを繰り返し、走力を生かした攻撃で得点を重ねていました。大型チームではないため、攻守の切り替えの速さを生かした持ち味を十分に発揮しました。
■男子バレーボール部(佐野市)【優勝】
1回戦 2:0 対古里中、2回戦 2:0 対河内中、準決勝 2:0 対横川中、決勝 2:1 対清原中
*男子バレーボール部は、県新人代替大会に引き続き、2大会連続で優勝しました。ミスが少なく、キャプテンを中心に互いをカバーし合い総合力で勝ち取った優勝だと思います。
■男子卓球部(宇都宮市)
1回戦 3:1 対宮の原中、2回戦 1:3 対陽北中
*団体戦ではありますが、シングルスとダブルスにおいて、一人一人が役割を果たしチームの勝利に貢献しました。
■陸上競技部(栃木市)
3年女子 100mH 岡本さん 第8位
3年男子 110mH 関口さん 第7位
2年男子 100m 塚原さん 第8位
■女子ソフトテニス部(那須塩原市)
宮島さん・中村さんペア 3回戦進出
■男子ソフトテニス部(那須塩原市)
諸橋さん・坪山さんペア 2回戦進出
■女子卓球部シングルス
三河さん 1回戦
■男子卓球部シングルス
倉島さん ベスト16
今大会を通じて、子どもたちの成長を実感することができました。保護者を含めて子どもたちの力を信じ、背中を後押しすることの大切さを改めて感じました。
中学校部活動の総まとめとなる夏の大会(総合体育大会)まで残り1ヶ月です。自分を信じ、最善を尽くしてください!今の皆さんならば必ずできると信じています!
教育支援センター「ひばり」のご案内
壬生町教育委員会から教育支援センター「ひばり」に関するご案内がありました。
学校に登校することができていない子どもたちへの支援や援助、保護者の相談等にもご対応していただけます。
遠慮なく、担任にご相談ください。一緒に考えましょう。
ゆうがおEnglishイノベーションスクール事業
壬生町では、「社会の国際化・グローバル化に伴う英語力のある人材の育成」を目指し、「ゆうがおEnglishイノベーションスクール事業」を新規に展開します。
中学校では、5人1組でネイティブ英語講師との英会話を、年20回予定しています。時間は、朝の読書の時間を充てて行います。本校は、本日各学年1組で始まりました。
この事業は、㈱タカラトミー様、㈱アクトリー様が、地域貢献のために多大な協賛をしていただき、実現することができました。
教育を通して、「将来を担う人材を輩出してほしい。そして、地域を誇りに思える大人になってほしい。」という尊い願いがあります。この壬生町には、こうした企業がたくさんあります。「教育は将来への投資」であり、子どもたちへの大きな期待でもあります。企業の思いを知り、自分に自信を、地域に誇りを持てるような人に育ってほしいと思います。
郷土を愛するたくさんの方々に感謝し、英会話を楽しんでほしいと思います。
いつも、子どもたちの学びを支えていただきありがとうございます。心から感謝申し上げます。
東京五輪聖火リレートーチを展示しました!
東京2020オリンピック聖火リレーで、栃木県の第5区のランナーとして西堂路淳(にしどうじ あつし) 氏が走りました。西堂路氏は、壬生町の地域おこし協力隊スポーツコーディネーターとして、今年開催の国体に向けたボルダリングの普及に貢献されました。子どもたちに、オリンピックを身近に感じていただきたいという西堂路氏の厚意だそうです。
こうした地域の皆様の温かい気持ちに支えられていることが伝わってきます。ありがとうございました。
保護者から子どもたちへの応援メッセージ(運動会編)
5月28日(土)の運動会を、保護者に公開することができました。子どもたちの頑張る姿を、直接参観していただけることが何よりの喜びです。
本校では、保護者の皆様にも学校運営に参画していただきたいと考えています。そして、みんなで、子どもたちの「幸せな時間づくり」を応援していきたいと思い、「応援メッセージ」の投稿をお願いしたところ、240件超の心温まるメッセージが届きました。5月31日(月)~6月2日(木)までの3日間、お昼の放送でメッセージの一部を子どもたちに紹介し、学年の廊下に掲示しました。
■入学して間もない子供達ですが クラスとの団結力 1人1人のやる気 見ていて応援も熱くなってしまいました。暑い中 ごくろうさま。急に逞しく見えた瞬間でした。先生方もおつかれさまでした。
■コロナ禍の中、活動自粛思うように身体も動かせずストレスの溜まる日々の中でもコロナに負けず笑顔で、仲間達と一生懸命競い合う姿を見て、かっこよかったです。お父さん、お母さんも負けてられないぞと思いました。マスク焼け、笑い話になる日が早く訪れる事を願ってます。先生方には感染など、配慮して頂き思い出に残る運動会が開催出来た事有り難く思います。
■先生方、子供達への指導、準備、本当にありがとうございます。1年生の時運動会が出来ず、2回目の運動会。一回りも大きくなった体とふた回りも強くなった友情を間近で観ることができ、感動しました。先生方のクラスカラーのユニフォームも、子供達への声援にも感謝しかありません。最高の運動会、ありがとうございました。お疲れさまでした!
■色々な行事がなくなり学校での子ども達の姿を見る機会が最近無くなって寂しさを感じていましたが、今回運動会を実施して頂けてとても嬉しかったです。子ども達が走る姿、運動が苦手な子でも参加できる競技、クラス全体で協力して参加する姿、すべてが微笑ましかったです。中3の息子は学校の事をあまり話してくれませんが、今回の運動会では競技中はもちろん、競技前の入場門で友達と楽しそうにおふざけしている姿を見て、中学校生活を友達と一緒に楽しめている事が分かり、安心し一番心に残っています。
子どもたちへの温かい励ましの言葉や教職員への労いの言葉をたくさんいただき感激しています。保護者の思いを真摯に受け止め、感謝の気持ちを明日へのエネルギーに変えて、頑張っていきます。
*いただきました「保護者から子どもたちへの応援メッセージ」は、ホームページ「ハッピーボックス」に掲載していますので、ご覧ください。
「犬中いじめゼロ集会」を行いました!
6月1日(水)、オンラインにて「犬中いじめゼロ集会」を行いました。
2013年「いじめ防止対策推進法」が制定されました。それを受け、各学校では「いじめ防止基本方針」を策定し、学校として、いじめ問題の未然防止、早期発見や早期解決を図っていくことを明確に示し、実践しています。本日の集会も、その取組の1つです。
生徒会長は、「いじめ問題のカギは傍観者です。勇気をもって『やめなよ』と言える犬中生でいましょう。」と語りかけました。
生活委員長は、「イエローリボン運動」(いじめを止める運動)を提案しました。1人に1つずつ配られたイエローリボンを生活ノートに貼っていじめ問題に対する意識を高めようとしています。
学校は、分からないことやできないことを「分かった!」「できた!」に変える所です。間違いや失敗を笑ったり、ばかにしたりしない集団でありたいと願います。間違いや失敗から学びが生まれることがほとんどだからです。「自分の考えを述べること」「聴いてもらえること」で安心感が生まれます。安心感が漂う教室では、いじめは起こりづらいものです。そんな教室、そんな学校にしていきましょう。
本校は、温かい関わり「3かけ」(目、声、手間)、「3ほめ」(努力、人のため、良い提案と行動)を実践しています。
一方で、「叱る3重点」(人権・いじめ、生命、人や社会の迷惑)は、絶対に許しません。