学校生活の様子・ブログ
ピアノの引っ越し
3月1日(火)、専門業者の方に来校していただき、新体育館と音楽室のグランドピアノを入れ替える作業が行われました。ステージ上からフロアに下ろすことでさえ至難の業ですが、今回は2階音楽室からクレーンを使って運ぶ大がかりな作業です。ピアノの引っ越しは、約2時間かかりました。
ピアノの伴奏で校歌を歌える日はまだ先になりそうですが、その日が来るのを楽しみに待ちましょう。
立志式を行いました!
人生には、様々な節目があります。生後7日目に「お七夜(おしちや)」、1か月後に「お宮参り」、100日目には「お食い初め(おくいぞめ)」、初めての七五三もありました。いずれも、健やかな成長や幸せを願って行われています。
2月28日(月)、第2学年は、オンラインによる「立志式」を行いました。本校の立志式のねらいは以下の通りです。
1 理想の未来について考え、将来に対する明るい展望を持つ。
2 これまでの自分を振り返り、周りの人に対する感謝の心を持つ。
式辞
まだまだ寒さは厳しいものの、日差しや空気からゆっくりと季節が変わっていく気配を感じます。
172名の二年生の皆さん、立志おめでとうございます。一人一人の決意や学級や学年としてのこれからの在り方を真剣に考えることができていることを嬉しく思います。決意を新たに頑張ろうとする皆さんを心から応援します。
山本有三という栃木市出身の作家がいます。代表作に「路傍の石」という作品があります。すでに読んだことがあるという人もいるのではないでしょうか。
吾一少年は、鉄橋にぶら下がり、汽車を止めてしまうという事故を起こします。そのことの知った担任の次野先生が吾一少年を諭した言葉です。
「たった一人しかいない自分を、たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」
次野先生の言葉には、2つの大きな意味が込められていると思います。
まず一つは、この「われ一人なり」は、「吾一」という名前でなくても、皆さん一人一人にも言えるということです。この世の中に、自分という存在は一人しかいません。つまり、人はそれぞれに、1度しかない人生を、1つしかない命を生きています。皆さんの一人一人が、そして皆さんのまわりの一人一人が、一度きりの一生を、1つしかない命を生きている大切な存在です。自分自身の存在を、そして仲間の存在を大切にできる皆さんであってほしいと思います。
もう1つは、「たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」という言葉です。
「自分を生かす」とは、「本気で生きる」そして「幸せをつかむ」という意味です。人生は一度きりです。幸せになる権利は、誰もに与えられたものです。
志という言葉は、士と心で構成された文字ではなく、之と心でできた文字です。心が之(ゆく)です。心が方向を持つということです。こういう人生を歩みたいという方向を決めたならば、前に進むということを意味しています。志を高く、1度きりの人生を歩んでほしいと思います。
皆さん一人一人が、幸せな時間をたくさん作りだせるようにと心から願い、式辞といたします。
2名の代表生徒は、堂々と決意表明をしました。
・人を助ける仕事に就きたいと思ったこと
・クエストデュケーションを通して詳しく学ぶことができたこと
・小さなことを大切に積み上げていきたい
・努力している過程であきらめている自分がいること
・努力は必要であり、努力していきたい
第2部では、中学校生活のスライドショーを視聴し、「保護者からの手紙」を手にしました。保護者の手紙を、真剣に読む姿が印象的でした。親から愛されていること、大切に育てていただいたことを実感するひとときとなりました。
竹は、節目をつくりまっすぐに伸びます。人生の節目を大切にし、まっすぐに伸びてほしいと思います。
ご協力いただきました保護者の皆様に感謝いたします。実行委員の皆さんお疲れ様でした。
3年生を送る会を実施しました!
2月25日(金)、3年生を送る会を実施しました。本来であれば体育館に集い、3年生に直接、感謝の気持ちを伝えたいところではありますが、事前に作成しておいた動画をオンラインで視聴する形を取りました。
動画は、生徒会企画動画、ビデオレター、3年間のスライドショー、在校生からの呼びかけ&メッセージという構成です。
かけがえのない中学校3年間の生活のうち、コロナウィルス感染症に2年間向き合う時間となりました。そんな中でも、前を向いて後輩を力強くリードしてくれた3年生です。
心 ~ New color ~のスローガンを掲げ、各委員会が主体的に動き出しました。まさに新たな南犬飼中の伝統を築いてくれたと思います。
部活動では、野球部が県大会優勝、吹奏楽部が県吹奏楽コンクール金賞を受賞し、県内外に南犬飼中の名を響かせました。多くの部活動で輝きを放つと共に、厳しさや逞しさを背中で教えていただきました。
1・2年生を代表し高橋さんは、「輝光祭をどうすればできるのか先生方と話し合ってくれたこと」「生活の心得を後輩が生活しやすいように真剣に考えてくれたこと」「前向きな姿を手本とし、伝統を受け継いでいきます。」と感謝の言葉を届けました。
3年生の横山さんは、「動画のメッセージに、卒業後も頑張ろうと思えたこと」「相手を思いやる心、助け合う心で、学校を自分たちの色に染めることができたこと」「感謝の気持ちとともに、犬中で良かった思う。」とお礼の言葉を述べました。
卒業まで残り13日。大切な中学校の思い出として、深く心に刻んだひとときでした。
学校だより2月号
例年になく雪の多い冬となりました。しかしながら、降り注ぐ陽射しは、日ごとに暖かさを増しています。
2月28日(月)、第2学年は「立志式」を挙行します。3月に入ると、学校で最も大切な「卒業式」があります。春はもうすぐやって来ます!
学校だより2月号が出来ました。ご一読ください。
部活動ミーティングを行いました!
新型コロナウィルスの感染拡大を受け、下都賀地区内のすべての中学校は、現在、部活動を中止しています。
本校は、1月22日(土)から活動を自粛し、約1か月が過ぎました。2月22日(火)の放課後、部活動ミーティングを行いました。すべての部員が一堂に会するのも1か月ぶりです。間もなく練習の再開ができることを願い、それまでに各自が準備しておくことや再開後の予定などを短時間で確認しました。
令和4年度の県内のすべての行事が間もなく固まります。部活動の大会日程も決定し、今後の見通しも立つこととなります。
もう少しの辛抱です。それまでにできる準備を進めておいてください。