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5年生親子で【携帯電話講習会】
10月24日(木)6校時に5年生が「携帯電話講習会」を行いました。
現在の社会では当たり前のように使用している携帯電話やスマートフォン。
子供たちにとって、これから携帯電話やスマートフォンの利用は避けられないものとなってきます。
適切な使い方やリスクを学ぶ貴重な機会になりました。
子供たちが講師の先生の話に真剣に耳を傾ける様子が印象的でした。
今日の話を聞いて「使いすぎに気を付けようと思いました。」「使う時間を減らそうと思いました。」「携帯で知り合った人についていかない。」と感想を述べてくれました。終了後に「先生、チェック項目3つも当てはまっちゃったからマズいと思いました。」と打ち明ける子もいました。しっかりと講話の内容を受け止めて自分事として振り返ることが出来た子供たちでした。
最後に保護者の方向けに、個人情報をSNSで発信することで詐欺の標的にされる危険性が増すことを教えていただきました。専門家の方のお話に納得するとともに、慎重に情報機器を使うよう指導する必要性を感じました。お忙しい中、足を運んでくださったKDDIの講師の方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
✨「S認定証」表彰✨
1学期に実施した新体力テストにおいてすべての種目で8点以上をとった児童に県教育委員会より授与される「S認定証」。
10月23日(水)の昼休みに校長室で表彰を行いました。
今年の受賞児童は2名でした。
緊張した面持ちでしたが、堂々と賞状を受け取ることができました。
日頃から運動に励んでいる2人。
睦小学校全体でも「運動の秋」ということで持久走記録会に向けて励んでいきます。
校長室で表彰を行いましたが、その表彰の横で4年生が校長室をきれいにしようと自主的に掃除をしていました。
奉仕の心にも触れられ温かい気持ちになった昼休みでした。
読書旬間ととともに
先週から校内読書旬間が始まっています。図書室前の通路には標語と読書感想文が掲示されました。たった十数文字に読書の魅力が詰まっている標語に、大人でも「うんうん」と肯いてしまうものばかり。子供たちのセンスが光っていました。
図書館司書のはからいで、先日亡くなられた中川李枝子氏追悼の意を込めて、『ぐりとぐら』シリーズのブースを作ってくださいました。子供たちは「これも借りていいのかな?」「最初からもう一回読みたい」と手に取っていました。
図書館ボランティアの皆様が来校し、表紙から外れてしまったページを一枚一枚丁寧に確認しながら修復する作業をしてくださっていました。子供たちが大好きな本だからこそメンテナンスが必要になっているのですね。また好きな本が読めるようになって、子供たちは喜んでいます。ありがとうございます。
1年生 社会見学
18日(金)、1年生は社会見学に行ってきました。行き先は…宇都宮動物園!
「リュック見て!」「お弁当にさくらんぼが入ってるの!」「ホワイトタイガーに会いたいな!」朝から、わくわくどきどきしていることが伝わってきました。
動物園に着くと、しっかり先生の話を聞いて、遊園地からスタート。事前にグループで決めた乗り物に乗り、楽しみました。
お昼は、心待ちにしていたお弁当。友達と笑いながら食べていました。給食とはまた違った楽しさがあり、お弁当の中身を嬉しそうに話してくれました。
午後から動物園の見学へ。わんわんショーをみたり、迫力のあるライオンが動くと「おー!」と騒いだり、1つ1つの動物の動きをよく見て反応していました。キリンのえさやりも盛り上がりました。めあての1つである「どうぶつとなかよくなろう」に挑戦している児童がたくさんいました。
学校に帰ってくると「ぐるぐる回る乗り物が楽しかった!」「キリンにえさをあげられた!」など楽しい話をたくさんしていました。また、「友達が一緒に乗ろうと言ってくれて嬉しかった!」「洞窟の中に入る乗り物が怖かったけど友達が優しくしてくれた!」など友達と仲良く協力して過ごすことができた様子も伝わってきました。
保護者の皆様も事前の準備やお弁当ありがとうございました。おかげ様で楽しい社会見学となりました。
4年生国語「ごんぎつね」
休み明けの17日(水)、4年生で研究授業が行われました。教材は、昔から読み継がれてきている『ごんぎつね』。イタズラ好きな小ぎつねのごんが兵十が捕ったウナギを軽い気持ちで逃がしてしまいます。 それを後悔したごんは贈り物を兵十に届けるようになりますが、ごんが家に忍び込んだ気配に気づいた兵十は火縄銃でごんを撃ってしまうという物語のクライマックスシーンの読み取りでした。
授業冒頭に『ダウト読み』で子どもたちの注意力・集中力が上がっていきます。先生への突っ込みをしながら、どんどん笑顔になっていく子供たち・・・。
全国学習状況調査の分析から、子どもたちに「叙述をもとに考えること」を重視した表現力を身に付けさせることを目標にして学校課題に取り組んでいます。物語の中のどの言葉に怒りを感じるのか?どの言葉から悲しみが感じられるのか?一つ一つ丁寧にひも解いていました。
「ごん、おまえだったのか。」これはどう読む?「か」は上がる?下がる?の問いに、「上がると思います。びっくりした感じで。」「下がると思います。悲しい感じで。」この読み込みがそのあとの「火縄銃をとり落としました」の状況把握につながっていきます。「意識してないけど、力がだんだん弱くなって落ちる感じ。」と実際にほうきで演技することで叙述と気持ちがリンクしてきました。
授業の終盤、「兵十の視点での日記を書いてみよう」と5分前後で300文字を打ち込んでしまう子も・・・。「僕は本当に驚いた。僕は後悔と復讐成功の気持ちでぐちゃぐちゃだった」とゴンとの関係が変化したことを理解して表現していました。
友達の書いた日記を読む時間、さらには、もっと聞きたいことを確認する時間が設定され、子供たちは友達との表現の共通点や相違点から新たな気づきを得て、自分の考えを深めていました。
西岡壱誠著の『小学生でも解ける東大入試問題』の中で、国語の問題に「あなたが価値があると思う文学作品は?~日本文学史上における価値高き作品、もしくは作家を10選び、その理由を簡単に述べよ~」というものがあります。ポイントは言葉の捉え方、ものの見方です。国語の勉強とは「自分の考え」なしに、ひたすらに知識を詰め込むことではない。「文学」という一つに対しても、自分の考えを明らかにした上で論理的に説明できることが、国語の勉強には大切である。この問題を通して、東大はそう教えてくれているのです。と書かれています。
4年生は一つ一つの叙述から自分の捉えたことを話合うことで、言葉の捉え方を学んでいたのですね。