学校生活の様子・ブログ
栃木GBの寺内崇幸監督に講話していただきました!
壬生町では、家庭教育力の充実を図ることを目的として「子育て・親育ち講座」を開催していただいています。
昨年4月、子どもたちに、かっこいい生き方をしている大人の話を聞かせたいという希望を町教育委員会の担当者に伝えました。そして、栃木ゴールデンブレーブス監督である寺内崇幸氏の講話が実現されました。
寺内氏は、県立栃木工業高校を卒業し、JR東日本に就職し、社会人野球を経て、ドラフトで読売巨人軍に入団し活躍されました。
華やかな経歴の陰では、並々ならぬ努力があったと拝察します。そうした経験を基に、「全てを経験に!自分と向き合い、楽しみを見つけていこう‼」という演題でご講話していただきました。
1月16日(月)、1年生と希望する保護者は体育館で、2・3年生は教室でオンラインで参加しました。
■プロとして結果を残すことはできなかったが、挑戦することはできたと自負している。挑戦がないと、成功も失敗も生まれない。失敗の原因を探り、失敗から学ぶことが大切である。
■努力が報われる瞬間がある。報われる努力をしよう。そのためには、物事の本質を見ようとすることが大事である。
■夢はあったほうがよい。夢があると、小さな目標ができる。
■たくさん遊び、たくさん学んでほしい。失敗を恐れず、自ら考え、自ら発言してほしい。
■周りの人に良い影響を与えられる「いい人」になってほしい。影響を与えるために「いい言葉」を遣ってほしい。
【 質疑応答 】
◆自分の強みを見つけるためにはどうすればよいですか。
→ 自分がどうなりたいのか、自分に何が必要かを判断していくと、その過程で強みが見つけ出せるはずです。
◆監督として大事にしていることは何ですか。
→ 選手が何を考えているのか、叱った時に心の中でどんなことを感じているのかを見つめるようにしている。
貴重な経験と積み上げられた実績を基に、生き方を学ぶ機会となりました。
寺内監督は、講演会後に2年生と3年生の教室を訪れ、激励の言葉を掛けてくださりました。
「幸せな時間づくりを応援します!」というビジョンに迫ることができたひとときでした。
今回の講演会は、1年生の学級委員が役割を分担して運営をしていました。講師の皆様の会場への誘導、司会進行、講師紹介、謝辞まで責任をもってやり遂げていました。
さらに、複数名が積極的に挙手し、質問する様子を見ることができました。1年生の強みは「積極性」です。素晴らしい態度でした。
このような素敵な企画に至るまでの調整、事前打ち合わせ、当日の運営まで行っていただきました壬生町教育委員会ならびに壬生町家庭教育支援チームの皆様に心から感謝申し上げます。大変お世話になりました。
「チーム南犬飼」を実感したシーンです!
合唱発表会を実施するに当たり、普段はステージ上に置いてあるグランドピアノを体育館フロアーに下ろしました。ピアノを元の場所に戻すためには、多くの人の力が必要です。
1月13日(金)、「ピアノを移動するので手の空いている方はご協力をお願いします!」という校内放送が入りました。部活動終了後の放課後のことですが、ほどなく体育館に人が集まりました。そして、分解されたグランドピアノを元の位置に戻すと、その周辺を手際よく元通りにし、きれいにする作業が進められました。
子どもたちの合唱発表会を支えてくれた舞台を、冗談を言い合って笑いながら元通りにする姿が見られました。「チーム南犬飼」の一体感を垣間見たように思います。
「努力は足し算、協力は掛け算!」
こんな言葉が思い浮かびました。
大きな力を生み出す要因を教えてもらいました。感謝です。
「強み」を意識するための歩みです!
3学期のテーマは、
「未来への準備! 強みを知り、強みを生かそう ‼
成長、感謝! そしてネクストステージへ ‼ 」
です。
学校全体として、たくさんの成長を遂げてきました。その成長を支えているのは「強み」です。
それぞれが思い抱いている「強み」は同じかもしれませんし、異なっているのかもしれません。
「学年の強み」「本校の強み」を関係する人々がどのように感じているのか、なぜそう捉えたのかを聞いてみたいと思いました。そして、リレー形式で伝えたいと思います。題して、「リレーで伝える本校の『強み』」です。
1月13日(金)、第1回の放送を行いました。
伝えてくれた強みは「素直さ」でした。これから先の人生で出くわすであろうことを例えて話してくれました。心の素直さが、すべての人を「笑顔」にします。
素敵な笑顔が広がっている南犬飼中の強みは、素直な心によるものです。
この企画を通して、改めて本校の強みに気付けることを期待しています。
「リレーで伝える本校の『強み』」は、ホームページ - 「ハッピーボックス」に掲載しますのでご覧ください。
第2回 学校評価がまとまりました!
上記は、本校のグランドデザインです。
薄緑色の枠囲みはビジョンや目標や方針、黄色の枠囲みは教育活動、ピンク色の赤枠囲みが評価を意味しています。
本校は、年間2回(7月・12月)の学校評価を行っています。
■評価項目を16項目に絞り込み、それぞれに目安とする数値指標を設定し、生徒、保護者、教職員とも同じ項目を、いずれも「子どもの姿」を評価していただいています。
■年2回行う理由は、年度内に学校運営の改善を図れるものについては、速やかに着手していくためです。
■学校行事を実施した際、直後に保護者からご意見をいただき、子どもたちにフィードバックしています。本校では、こうした取組も学校評価と捉え、学校運営を見直す手立ての1つと考えています。
今年度第2回の学校評価がまとまりました。ホームページ -「 学校概要・学校評価」に掲載しましたのでご一読ください。
学校運営の改善点については、速やかに見直すとともに、令和5年度学校経営計画に反映させます。
今回は、生徒、保護者、教職員ともにFormsを活用したデジタルでの回答方式としました。(生徒、教職員は、前回までマークシート方式でした。)
ご協力に対し心より感謝申し上げます。
音楽科の研究授業を行いました!
2学期には、音楽科の授業で行った合唱を披露する「合唱発表会」を学年ごとに開催することができました。ここ2年半は、校内で歌を歌うことも制限してきただけに、大きな1歩を踏み出したように感じました。
また、卒業式を見据え、国歌や校歌を斉唱する準備も始めました。
これまで当たり前のように思えたこともままならない中、音楽科では授業内容を入れ替えたり、代替案を取り入れたりしながら工夫して授業を進めてきました。
1月12日(木)、第2学年音楽科の校内研究授業を行いました。
題材は「曲の構成のおもしろさを味わいながら鑑賞しよう」で、本時は4時間扱いの2時間目でした。
フランスの作曲家、ラヴェルの「ボレロ」を鑑賞曲に取り上げました。同一のリズムが保たれ、2種類の旋律が繰り返される構成が特徴的な曲です。
子どもたちに、自分のイメージや感情を抱く視点を3つ(音色、リズム、強弱)示して
いました。
15分という長い楽曲をメモを取りながら、集中して聴き入る姿が印象的でした。
その後、自分の考えと友達の考えを交流しながら比較し、似たような考えや新たな気付きを生み出す活動に広げていました。
中学校における音楽科の授業は、週1時間程度です。
しかしながら、音楽は私たちの生活の中では大切な働きをしています。心の安定、癒し、勇気付け、モチベーション…など日常生活に欠かすことのできない存在です。音楽のある日常は、生活に潤いを与えてくれます。
「見方・考え方」を働かせた授業を展開することで、何気ない日常や社会、文化との関連に気付くきっかけとなることを学びました。