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学校生活の様子・ブログ

校内読書週間(第4日・最終日)

 校内読書週間 図書コラボ給食を満喫した1週間でした。

 本校は、前向きで黙食の給食時間を現在も続けています。どの学年も約束事をしっかりと守ることができています。

 そのため、子どもたちが楽しめるようにお昼の放送を工夫したり、コラボ給食を行ったりしています。

 

 

 

第4日【コラボ給食メニュー:朝井リョウ著「何者」キーマカレー】

 就職活動をしていく大学生の主人公は、自分て何者なんだろうと深く考えるストーリーです。

 作品の中で、レトルトのミートソースにカレー粉をかけるだけで作ったキーマカレーが出てきます。作品と同じように、ミートソースを作ってからカレー粉をかけ、ナスと豆も入れたそうです。ポテトサラダにポテトチップスをかける料理も出てきます。じゃがいもを薄く切って、手作りのポテトチップスをポテトサラダにかけたそうです。

 

 

 

 

第5日【コラボ給食メニュー:長谷川町子著「サザエさん」わかめご飯、たらの味噌焼き、かつお節】

  昭和21年から昭和49年までの28年間、幅広い世代から愛された漫画です。図書室にはたくさんの本が用意されています。

 作者の長谷川町子さんは佐賀県の出身です。本日のメニューには、佐賀県の郷土料理「のっぺい汁」も出ました。

 

 良書との出会いは、人生を豊かにします。なぜならば、人が一生を通して出会うことのできる人は限られているからです

 旅に出ると人に出会い、美しい風景や新たな出来事に出会い、気付きが生まれます。

 本を読むこと、映画を観ること、本物に触れることなど、たくさんの経験を積み重ねてほしいと思います。

 そして、たくさんの出会いを楽しんでください。

 

 コラボ給食の企画をしてくれた栄養士さんと図書担当者さん、手の込んだ献立を料理してくれた調理員の皆様に心から感謝申し上げます。

 楽しい食育を実感した1週間でした。

数学科の研究授業を行いました!

 2学期の始業式当日、白鴎大学教育学部教授 上野耕史先生を講師にお招きし、「GIGAスクール構想が目指すもの」について講話していただきました。ICTを実際の授業に活用した授業づくりにも関わっていただきました。

 11月28日(月)、1年生の数学科「平面図形:おうぎ形の弧の長さと面積」の研究授業を行いました。

  小学校での既習事項「小5:円周」「小6:円の面積」の知識を活用して、家族4人でピザを分ける方法を考え、口頭や記述でアウトプットしました。

 

 「家族が5人の人はいるかな?」の問いかけに、何人かの手が上がりました。そこで本時のねらいが示されます。

「ピザをきれいに等分する方法を考え、この長さや面積、中心角の関係を理解することができる。」

 

 ワークシートの図への書き込み、計算式など個人で考えた内容が記入されました。ここでは、「手を動かすことで思考を深めていく」ことをねらっています。

 次に、考えを基にグループでの話合いは、タブレットを1台用いて1枚のパワーポイントシートにグループの考えを書き込みました。「ICTを活用し、他者の意見を聞いて思考を整理したり、広げたりする」ことをねらいます。

 ここでは、授業者がグループの話合いの経過を画面キャプチャーし、記録に残していました。

 

 子どもたちにとってピザを5等分する方法は「やや難しい課題」です。

 話合いでは、意外な方法も考え出されました。

  □中心角度を5で割る

  □円周の長さを測る

  □20等分にして分ける

  □正5角形を使う

  □星を描く

  □時計の文字盤を使う

  

 現在、小学校でもタブレットを活用した授業が当たり前に行われています。その子どもたちが、これから中学生になります。GIGAスクール構想のキーワードである「個別最適な学び」「協働的な学び」を実現していく授業が求められます。

 

 

 授業や授業研究会を通し、本校の今後の課題を以下のように捉えました。

 

 ■ICTを活用することで思考を深めていくのか、それとも思考を整理したり、広げたりしていくのかなど目的意識を明確にしていく必要性を感じました。

 

 ■話し合いの様子を画面キャプチャ―などで記録し、どの子も学びから逃避しない授業づくりを目指す必要性を感じました。

 

 ■教科の学びの系統性やタブレットの活用の仕方を含め、実質的な小中の連携を強化していくことが大切であると感じました。

 

 白鴎大学教授上野先生には、基調講演、複数回にわたる授業づくりへのご指導、授業研究会でのご助言を賜り心から感謝申し上げます。

 

 

校内読書週間 (第3日目)

 読書週間3日目です。

 読み聞かせは本日が最終日であり、3年生を中心に行っていただきました。

 

 子どもは、読み聞かせが大好きです。幼い頃、家族から読んでもらった絵本を大人になっても忘れません。擦り切れるほど何度も読んでもらっているから、ストーリーは分かっています。それでもせがんで読んでもらいました。共に過ごす時間が心地よいからなのだと思います。

 3年生にとって、読み聞かせをしていただけるのは本日が最後かもしれません。そんな思いで聞いていたのではないでしょうか。

 ボランティアの皆様、子どもたちのためにありがとうございました。

 

 

 【コラボ給食メニュー:尾田栄一郎著「ワンピース」シーフードピラフ、パイユ】

 

 夢への冒険、仲間たちとの友情をテーマに、映画にもなっている人気の小説です。

 主人公ルフィは、お肉が大好物です。鶏肉やミートボールをなど肉をいっぱい使った肉肉炒めです。シーフードピラフは、コックのサンジが作りました。

 パイユとは、千切りにしたジャガイモを炒めたもので「麦わら」を意味するフランス料理だそうです。

  

 

 子どもたちに愛読されているワンピースです。

 本校のALTの先生は、アニメワンピースの大ファンです。授業中の会話や自己紹介の際に必ず出てくる言葉の1つです。どんなところを気に入っているのか尋ねました。

 “ funny, interesting and long stories ”

 世界中の人々の心をつかんでいるアニメのようです。

 

校内読書週間(第2日目)

 読書週間2日目です。

 朗読会や幅広い年代を対象とした読み聞かせで活躍されているボランティアの皆様です。本日は、2年生を中心に読み聞かせを行っていただきました。

 担当クラスの子どもたちが迎えに来るまでの間に話してくれました。

 「中学生の時期の子どもたちは、大きく伸びる時期です。本との出会いを通して、心にたくさんの栄養を摂ってほしいと思います。」

 

 

 

 【コラボ給食メニュー:原田ひ香著「口福のレシピ」ポークジンジャー】

 

 料理をすることが大好きだった留希子の実家は、老舗の料理学校を経営しています。物語の中で、昭和と令和を繋ぐ料理である「ポークジンジャー」に大切な歴史が刻まれていました。

 豚肉を小麦粉でまぶしてから焼き、砂糖の代わりにリンゴジュースを使ったそうです。

 

 

 原田ひ香さんの「三千円の使い方」は話題になり、書店に山積みされました。他にも「ランチ酒」など料理にちなんだ作品をはじめ、身近な生活の中で見落としがちな視点から執筆した作品があります。手軽に読めて、心温まる内容に満足する本が多いと感じています。

 

Long 昼休みを楽しみました!

 今回の実施計画が手元に届きました。今回の目的が以下のように記載されていました。

 

 生徒会長を中心に「南犬飼中が大好きだ!」と生徒が思える学校をつくってきました。そして生徒会スローガン「心 ~想いをカタチに~」を体現できるよう、様々な活動を行ってきました。3年生はこれから受験シーズンに入り、3年生が一堂に会することはなかなか難しくなることでしょう。

 今年度数多く「想いをカタチに」できたのは、生徒会員1人1人の力を結集したからです。1年を通しても、3学年が同じところに集まり、記念写真を撮れたことは一度もありません。最後に1枚、全生徒が集まり記念の1枚を撮り、3学期に先輩から後輩へ伝統を受け継ぐ気持ち、後輩から先輩への感謝の気持ちにつなげていければと思い、企画を生徒会で考えました。



 

 今年度から始まった月1回の「Long 昼休み」はとても素晴らしい企画だと思います。学校は子どもたちのためにあります。その学校をより良い場所に、より楽しい場所にしていくのは、子どもたち1人1人です。今年度、こうした動きが活発になってきたのは紛れもない事実です。

 「想いをカタチに」しようと学校を1つにまとめ上げてきました。子どもたちの主体性が育ち、生き生きとした表情が見られることは、本校にとってのかけがえのない宝です。