2024年7月の記事一覧
夏休みの黒板
7月22日(月)から保護者面談が始まりました。各教室を覗いてみると、面白い黒板がありました。
2年生は、面談にいらしたお家の方に向けてのメッセージです。『夏休みもよろしくお願いします』『旅行が楽しみです』などなど、可愛らしい言葉がならんでいました。心が温かくなります。
4年生は、1学期に社会で学習した『水』をテーマにしたレポートと、国語で学習した『インタビューしよう』をまとめた新聞がならんでいました。水処理場の見学で目にした機械や顕微鏡の中をイラストで表現した凝った作品や、先生方への質問をしっかりとメモして丁寧にまとめた作品に感心しました。子供たちの個性が光る表現力です。
6年生は、2学期への抱負を綴っていました。『苦手なことでもチャレンジして、あきらめない力を付け、自分の苦手な科目や問題でも頑張る!』と1学期の校長先生の言葉をしっかりと受け止められていることが素敵だなと思いました。また、運動会に向けて『5年生を引っ張る』と最上学年としての想いが書かれており、頼もしさを感じました。期待していますよ!!
教室から見える中庭には、1年生が大切に育てた朝顔が、朝の光を浴びて元気いっぱいに咲いていました。美しい花々に癒やさされる夏休みです。
6年 租税教室
7月12日(金)6年生の租税教室が行われました。この事業は国税庁が『次代を担う児童・生徒等が、民主主義の根幹である租税の意義や役割を正しく理解し、社会の構成員として税金を納め、その使い道に関心を持ち、さらには納税者として社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的』として昭和33年から続けているものです。
今回の訪問授業で、社会で学習した税金についてより詳しく学ぶことができました。
最初は、税金の種類について知りました。
次に街中で、税金を使って建てられた施設を当てる、クイズを行いました。
どんな建物に税金が使われているのかを考えながら、活動していました。
授業の最後には、1億円が詰められたケースを実際に持つことができる機会もありました。
その重みに驚いている子供たちがたくさんいました。
税金の重要性に気付くことができる、貴重な機会となりました。
お越しいただいた講師の先生方、お忙しい中、準備等誠にありがとうございました。
学期末、大掃除!!
7月19日(金)終業式後、教室だけではなく職員玄関や職員室、昇降口(東・西)までの大掃除を5年生がしてくれました。前回の訪問者の方々のための「おもてなし」のときからさらに成長して、1学期お世話になったところへ「ありがとう」の気持ちを込めて取り組んでいました。”ここもお願いね”というと「よろこんで」と返ってきました。子供たちの心が成長している姿が何より嬉しい先生たちでした。
「先生、見て見て!!スポジボム♪みたい♡」とトイレ掃除も楽しんじゃう!!笑顔に癒やされました。
すがすがしい気持ちで夏休みを迎えられます。ありがとうございました。
夏休みは、お家のお掃除もお手伝いをお願いしますね。
民生委員の皆様にお世話になります
7月22日(月)各地区民生委員の皆様にお集まりいただき、夏休み中の子供たちの見守りと連携のご協力をお願いしました。
学校からは『親が子の教育に正面から向き合う期間はそんなに長くはありませんが、多様化する世の中で多様化する家庭のあり方があり、地域で支え合っていただけたらと思います。』
『子供たちには①いつ・どこで・誰と遊ぶのかお家の方に報告すること ②子供だけでは飲食店に入らないこと ③交通ルールをしっかり守ること を約束しています。』
と指導内容を共有しました。
『子供の数が減っていて・・・』という声が聞かれる中で、『近所の子供たちが集まってアスファルトに線を書いて遊んでいますよ。車が来ると上の学年の子が下の学年の子たちを促して待避させる場面も見られて、本当に面倒見が良くて・・・。』と、昭和の風景が彷彿とされるお話にほっこりしました。
44日間の夏休み、子供たちが安全に過ごすためには、地域の皆様の協力無くしては考えられません。民生委員の皆様をはじめ、地域の皆様からの見守りをお願い申し上げます。
民生委員の皆様、暑い中足を運びいただき、ありがとうございました。
7月19日(金) 終業式
授業日数71日間を締めくくる1学期の終業式。
式の司会・進行は6年生。
6年生の号令に背筋と気持ちをピンと伸ばし、式が始まりました。
開式のことば
1学期を振り返り、まずは2年生の代表が作文発表。
1学期頑張ったこととして
①漢字・・・たくさん練習して上手に。先生や友達に褒められ嬉しかった!!
②体育・・・友達に励ましてもらいながらプールでもぐることができるように!あきらめず頑張った!!
と大きな声で、堂々と発表しました。
最後には、2学期も先生やクラスのみんなと仲良くしたいとも話していました。
続いて5年生の代表者の発表。
1学期頑張ったこととして
①クラス替えがあったけどたくさんの友達ができた!
②友達と一緒に考え、分かるまで先生に質問をするうちに算数の時間が楽しくなってきた!!
③5年生から始まった委員会活動。責任をもって仕事に取り組み、図書委員として自分もたくさんの本と出会うことができた!
と聞き手を見ながらしっかりと発表する姿が立派でした。
最後に、夏休み中の目標についても発表しました。
校長先生からは、始業式でのお話も踏まえ、「自分ではちょっと難しいかな」と思うことにも最後まであきらめずにがんばることができましたか?という子供たちへの問いかけがありました。
子供たちは、それぞれに1学期を振り返りました。
そして、夏休みの宿題として「①安全に過ごすこと②家族の一員としてお手伝いをすること」が子供たちに伝えられました。
最後に9月2日(月)始業式で笑顔で会いましょうの言葉が。
校歌斉唱。体育館全体に柔らかで明るい声が響きます。
指揮はもちろん6年生の代表児童。
閉式のことば
終業式後には、児童指導主任より夏休みの過ごし方についてお話がありました。
以下の3つの車には乗らないように・・・
安全で、健康に。知らない人の車にも乗らない・不審な人にあったときの対応などの指導がありました。
子供たちには、充実した夏休みを過ごし、笑顔で2学期の始業日に登校してほしいと思います。
そのためにも保護者・地域の皆様、夏休み中も児童が安全に過ごすことができるよう見守っていただけますと幸です。
7月18日(木) 1学期も明日で終わり。朝の教室は・・・
大きな事故もなく、子供たちは元気に登校を続け、今日で今年度70回目の登校。
朝の教室での様子は・・・
こちらは1年生。
黒板を見て、片付け。初めは6年生のお兄さん、お姉さんに手伝ってもらっていましたが、今は、自分だけであっという間に片付け完了です。
片付け、朝顔のお世話が終わるとすぐに連絡帳。
1学期にたくさん練習した平仮名を上手にすらすら書いています。
2学期は「らんどせる」が「ランドセル」になるのでしょうか。「カタカナ」の学習も始まります。
続いて2年生、3年生の教室・・・。
「すこやか衛生検査」が実施されていました。
楽しそうにお互いに爪の長さをチェックし合ったり、ハンカチ・ティッシュを確認してもらったり。
この検査、睦小の児童みんなが健康に過ごすことができるよう、月に2回程度、保健美化委員会の児童が各教室を回って実施しています。
3年生の教室では、検査を待つ間に朝の読書を始めている様子も見られます。
少しずつ、自分で考えて行動しようとする気持ちが育っていることに感心します。
保健美化委員会の子供たちも各教室に一人で入って堂々と検査をする姿が立派でした。
2学期も睦小のみんなが健康に過ごすことができるよう、よろしくね!!
さて、次に4年生の教室。タブレットをみて、連絡帳を書いているようです。
こちらは静かです。上学年のお兄さん、お姉さんらしく落ち着きを感じます。
カメラを向けると一部ではありますがなかなかのリアクションをとってくれます・・・
2学期は、楽しみにしている「みかも少年自然の家」での宿泊学習もあります。
けじめをつけつつ、大いに楽しみ、思い出深いものとなることでしょう。
5年生は・・・
宿題でしょうか!?図形を敷き詰めたワークシートを見せ合っています。
友達の多様な考えに触れることは、考えの幅を広げ、新たな気づきにもつながります。
そんな光景のすぐ隣では・・・
「アメリカンドッグ!?」を紙粘土でせっせと作っています!!
どうやら近く開かれる「1学期お楽しみ会」の準備とのこと。
「よく学び、よく遊ぶ」。そんな言葉がぴったりの5年生。
最後は6年生。
教室に行くとちょうど※「心の天気」をタブレットに入力しています。今日の心の天気は?
「晴れ・くもり・かみなり」など、その日の気持ちをそれぞれ打ち込みます。
また、体調や心配なことについても入力することができます。
時には、友達と気持ちのすれ違いがあって「心の天気はくもり」、お家の人と~で「かみなり!」ということも・・・
毎日の入力状況を全職員で確認し、心配ごとや相談したいことがある児童には、その日のうちに声をかけて話を聞きます。先生に相談することで自分の気持ちを整理したり、よりよい対人関係を築いていくために言動を振り返ったり・・・。
そこには、「教科書」だけでは学ぶことのできない大きな学びがあります。
ランドセルにたくさんの思いや学びを詰め込んで登下校した70日間。
明日は、1学期最後となる71日目の登校です。
終業式やそれぞれの教室で、子供たちはこの1学期を振り返って何を思うのでしょうか。
※「心の天気」・・・本校では教育相談体制の充実のため、教育相談週間での個別相談に加え、タブレット端末を活用していつでもだれにでも相談できるよう取り組んでいます。(3年生以上実施)
中庭は緑がいっぱい
緑豊かな本校の中庭、7月8日(月)のクリーン・グリーン活動では、花壇の中だけではなく、花壇の外まで除草を頑張ってくれました。真夏日が続くので、朝の時間を利用しての活動に変更しました。
花壇の周りでは、3年生が育てているホウセンカの花が開き始めました。赤や紫の花びらが少しずつ咲いて、美しい姿を見せてくれるでしょう。夏休み前に満開になるかな~?
Before
after
2年生の育てているトマトに白いネットが被されているのを発見!!話を聴いてみると、「カラスに食べられちゃったから調べてネットをかけることにした」とのこと。そこからクラスに広がって、ネットを付けているトマトが増えました。その後は無事に育って、美味しそうに熟し始めています。5月下旬の観察の時には、まだまだ小さい苗だったのに・・・。すごい生命力ですね。
4年生が育てているかんぴょうも、夕顔の実が少しずつ膨らんでいます。朝顔は朝しか咲いていませんが、夕顔は夕方しか咲きません。そのタイミングを見計らって『花合わせ』が成功したんですね。大切に大切に大きくな~れ。
獨協の看護学生実習
7月8日(月)獨協医科大学の看護学生が実習にいらっしゃいました。午前中にオリエンテーションと授業参観、休み時間は一緒に遊んだり、給食は各クラスに分かれて子供たちと一緒に会食したり、楽しいひとときを過ごしました。
看護学生からは「たくさん話しかけてくれて嬉しかった」「有意義な一日になりました」「子供の生活の様子がよく分かった」「看護師になって生かせるように勉強を頑張りたい」「地域の方々に支えられている(見守りボランティア・図書ボランティアなど)のがよく分かった」「熱中症対策の実態がよく分かった」「階段の段差が小学校は低く作られているのも考えられていると感じました」「子供の行動を予測して、安全を確保していることが分かった」などなど、たくさんの学びがあったことが伝わるカンファレンスでした。
子供たちからは「明日も来るの?」「また給食を一緒に食べたい!」という別れを惜しむ声がたくさん聞かれました。優しいお姉さんの存在は、子供たちにとって嬉しいつながりになったようです。
看護学生の皆様、暑い中まる1日を子供たちと過ごし、下校の様子まで見守っていただき、ありがとうございました。素敵な看護師になってくださいね。
今日は七夕☆彡
7月7日(日)今日は織姫さまと彦星さまが年に1度会える日です。1か月ほど前から、図書館には可愛らしい飾りがかけられていました。機織りの上手な織姫さまにちなんで、機織りや裁縫の上達を願う風習から、現在でも書道や芸事の上達を願う行事として短冊に願いを書いて笹の葉に付けてお祈りをします。2回の渡り廊下には、子供たちの願い事を書いた短冊がたくさん飾られていました。校長先生の短冊には「睦小の子供たちがにこにこ笑顔で過ごせますように・・・」
ちょっと覗いてみると、「ダンスが上手に踊れますように」「バスケットがうまくなりますように」「バドミントンがうまくなりますように」「野球がうまくなりますように」「サッカーのトラップがうまくなりますように」「絵が上手になれますように」「ピアノが上手にひけますように」「勉強が得意になりますように」とそれぞれの想いが綴られていました。そんな中、「みんなが健康に過ごせますように」「世界中の人々が幸せになりますように」なんて素敵な願いが書かれていて、子供たちの視野が広がっているのを感じました。
今夜、天の川が見えるといいですね・・・☆彡
じゃが・じゃが・じゃがいも♪
5年生が「じゃがいもを美味しくゆでよう」の実習をしました。
じゃがいもの芽かきをして、1/4カットまでがなかなか大変・・・。
「先生どこまでほじればいいですか?」「これも?これも?」と不安でいっぱい・・・。
そんな中、包丁を上手に使いこなしてあっという間にできちゃう子も!となりで見ていた子は「どうやってやるの?」とじっくり見て真似をし始めました。しばらくすると、上手にできるようになっていました。『見て真似る』何よりもの学びだと感じました。
じゃがいもがちょっと大きくて、ゆでるのに時間がかかりましたが、ホクホクのじゃがいもになりました。塩とパセリをかけて美味しくなったじゃがいもに、子供たちの満足そうな笑顔が、そこかしこでこぼれていました。
美味しいじゃがいもを食べてほしくて、校長先生や担任の先生にも「どうぞ」と。みんなで心もホクホクの時間になりました。食を通した心のつながりって素敵ですね。
お・も・て・な・し
学校訪問のお客様がたくさんいらっしゃる前日、高学年で校舎全体の清掃をしてくれました。気持ちよく過ごしていただきたい「お・も・て・な・し」の心で一生懸命取り組んでいました。暑くて大変な仕事も、汗だくになりながら「どうやったらきれいになるかな?」「ここもきれいにしたいよね」「先生、すごいでしょ!」と、友達となら楽しく活動できる、そんな関わりが学校の存在意義の一つかもしれません。
訪問された皆様から、「隅々まできれいになっていて、掲示物などもたくさんあって、様々なところに行き届いた環境ですね」とお褒めいただきました。子供たちの気遣いに気付いていただけることを嬉しく思いました。
『人は人の中で人となる』子供たちの心が育っています。
7月3日(水) 栃木県教育委員会・壬生町教育委員会による学校訪問
7月3日(水)下都賀教育事務所と壬生町教育委員会の皆様にお越しいただき、学校の様子を見ていただきました。
まずは、子供たちの笑顔で明るく元気なあいさつに感動したようです。「目を見て、立ち止まってあいさつできることが素晴らしい、『こんにちは、お疲れ様です。』心にしみるあいさつでした。さらに、ふとした会話にも『どうぞ』『ありがとう』と子供たちの優しさが感じられ、心を育てることを重視している姿がそこにありました。授業に対しても、前向きに取り組んでおり、やわらかい言葉でのやりとり、友達同士でのグループ活動、安心して間違えられるという空気感が安心感につながり、それが深い学びを生み出します。話を聴く姿勢も良く『良い聴き手が良い話し手を育てる』と言いますが、学力向上の基盤になっていました。」とお褒めいただきました。
暑い中、長時間にわたり参観いただき、ご助言いただきましたこと、心から感謝申し上げます。今後の教育活動に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
下野新聞に掲載されました
6月29日(土)の下野新聞に、先週の6年生の史跡巡りが掲載されました。
こういったボランティアの方々がいらっしゃるからこそ、子供たちの学びが広がり深まります。自分の住む町がどのような歴史を歩んできたのか?考古学の資料に触れることで、時を超えた人々の息づかいを感じることができる、そんなワクワク感を抱きながら過ごした時間だったのではないでしょうか?
子供たちが伸び伸びと成長することができるのは、こういった地域の方々という土壌があるからこそです。本当にありがとうございました。