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論語検定がんばっています!
休み時間、昼休みになると、校長室から何やら聞こえてきます。
論語検定を受けに来る子供たちです。一年生も堂々と論語を唱えていました。
中には、かけ算九九の検定を聞いてもらう子も。全部の九九を1分30秒以内で言えるそうです。
高学年のお姉さんの論語の本は、合格のはんこでいっぱいでした。すごいですね。
みなさんもぜひ、校長先生に聞いていただきに、校長室に来てください。
11月10日(土)に城址公園ホールにて「藩校学習館まつり」が行われます。論語検定世界チャレンジに合格している子供たちが、大きなホールで論語18編を大朗誦する姿は圧巻です。
この日は、他にも理科展やゼロカーボンシティなどたくさんの発表が行われるようです。
みなさん、ぜひ足をお運びください。
5,6年 家庭科ミシン
25日(金)は5年生、31日(木)は6年生の家庭科で、ミシンを使って裁縫を行いました。
5年生の家庭科は、エプロン作りです。
5名のミシンボランティアの方々が、子供たちのエプロン作りを手伝ってくださいました。
初めてのミシンに悪戦苦闘しながらも、ボランティアの方々に手伝っていただき、少しずつエプロンの形になってきました。
6年生は、袋作りです。3名のボランティアさんに手伝っていただき、ナップザックやトートバッグ、エコバッグなどを作りました。
さすがは6年生。始めは、上糸、下糸の取り付け方をすっかり忘れてしまっていましたが、徐々に感覚を取り戻し、どんどん縫っていきます。
脇を縫い、袋の口の部分を縫い、あっという間に持ち手まで縫えました。中には完成してしまった人もいました。
2時間という短い時間でしたが、ボランティアさんのご協力のおかげで、スムーズにミシン縫いを進めることができました。
1時間目から4時間目までほぼ立ち仕事で子供たち一人一人に細かく丁寧にご指導くださり、大変ありがとうございました。
自分たちの睦小は、自分たちの手できれいにしよう!
運動会目前の木曜日の朝のことでした。校内を歩いていると、6年生の姿を見かけました。
ほうきとちりとりを持っています。何をしているのかを聞いてみたところ、
「今日は清掃がないから掃除をしています!」と明るく答えてくれました。
「睦小学校をきれいにしたい!」「みんなが気持ちよくすごせる環境をつくりたい!」という6年生たちの気持ちが伝わってきました。
あれから数週間が経ちますが、朝の清掃を続けてくれています。よいと思うことを進んで行う姿は、とても立派です。
その姿を近くで見ている5年生も、朝の清掃を一生懸命頑張っています。来年は6年生となって睦小を引っ張っていく皆さんです。頼もしさを感じました。
そして、先輩たちの姿に憧れを抱いた4年生、3年生も、朝のお掃除を始めました。
よい行いが、どんどん広がっていく、素敵ですね。
現在睦小学校では、どこのクラスでも当番を組んで、清掃のない月、水、木の休み時間に簡易清掃を行っています。どのクラスを覗いても、一生懸命丁寧に掃除をしています。「当番だから」「やりなさいと言われたから」と渋々行っているのではなく、「自分たちの教室をきれいにしたい!」という思いをもって取り組んでいる証拠です。
掃除をしながら、心もきれいに磨いている子供たち。2学期になって、ぐっと成長しました。これからが楽しみです。
3年生【道徳】少しだけなら・・・
10月30日(水)3年生の教室では、道徳の研究授業が実施されていました。「ついついやり続けてしまったことある?」という問いに90%の子が「ある」と回答、予想通り1位はゲーム、2位は動画・・・この素直さ、人間の弱さを認識(人間理解)することによって道徳的価値に迫ることが出来るようになります。
今回はある少年の「少しだけなら・・・」というお話。先生の範読に夢中になって資料を目で追います。お母さんとの約束にパソコンの電源をOFFにするけど、やっぱりゲームのクーポンが気になって電源ON・・・お母さんが帰ってくる前にOFFに出来たけど・・・。資料の最後にお母さんに褒められたけど心の中はどう?との問いに子供たちは、「気まずい」「やだな~」「モヤモヤする」と回答。
ここからが本題!友達と話し合う中で「タイマーが鳴ったからやめた」「お母さんに怒られちゃうからやめた」「お母さんに迷惑かけちゃう」「周りの人に迷惑かけちゃう」「もしも個人情報入れたら怖いことに巻き込まれちゃう」「だってお母さんに信じてって言ったのに」「罪悪感が・・・」「その後のことを考えたら」と深まっていく様子が見られました。
最後に、「今までやりたいけどやめられた・我慢できたことあるかな?」の問いに、様々な経験が飛び出しました。そのエピソードに対して「やめられた〇〇さんをどう思う?」とみんなに投げると「ほめてあげたい」「えらいと思う」「すごいな~と思った」と友達を称賛する言葉がたくさん出てきました。友達から認められる言葉をもらって、満面の笑みを浮かべる子供たちでした。これぞ『睦み合いの学び』です。
堤藤成著の「ハッとする言葉の紡ぎ方」の冒頭に、
就活生は言葉を紡ぐことで『やりたい仕事に就くための環境づくり』を試みます。
コーチは言葉を紡ぐことで『選手の内省のきっかけとなる本質的な問い』を試みます。
営業マンは言葉を紡ぐことで『顧客の本当の課題を見出すこと』を試みます。
マーケターは言葉を紡ぐことで『顧客の心にうるおいを与えること』を試みます。
起業家は言葉を紡ぐことで『アイディアをまなざし、カタチにすること』を試みます。
そして人間は皆、言葉を紡ぐことで『自分らしい人生を歩んでいくこと』を試みます。
言葉を紡ぐことは、自分の人生を前に進めるための、もっとも気軽に取り組める具体的な活動なのです。とあります。
子どもたちもその時その時の発達段階において、道徳や国語の時間を中心に様々な場面で言葉を紡ぐことで自分らしい人生を歩み始めているのでしょうね。だからこそ、「その時に感じたことを言葉にしてほしい。言葉にして残していきたい。」そう思うのです。友達から褒められた経験、その時の心の変容。道徳のノートやキャリアパスポート、卒業文集など、大人になった時にふと読み返して、こんなことを考えていたんだっけってなる。その言葉がまた新たな言葉を紡ぐきっかけになるのでしょうね。
5年生車椅子バスケット体験
壬生町社会福祉協議会様、講師方の御協力により、5年生の児童が「車いすバスケットボール」の体験を行いました。
講話では福祉ってどんなこと?車いすって何?という内容について学習しました。
車いすバスケでは、初めて見る車いすに大興奮!!
「もう乗っていいですか?」「はやく乗らせてください!」
という声がたくさん聞こえてきました。
実際に乗ってみると、思った以上に難しい、、
右に行きたいのに左に行ってしまったたりと大変な様子。
しかし、講師の先生からコツを教えてもらうとみるみると上達していき、実際にバスケの試合もできるようになりました。
終わりには、
「もっと乗っていたかったな!」
「次は普段から車いすバスケをしている人たちと一緒にやってみたい!」
とまだまだ乗りたかった様子、すごく楽しかった様子が見られました。
福祉とは、「すべての人が、お互いに助け合って、幸せな生活を送れるようになること」を目標としています。
今回実際に体験をすることができ子供たちは貴重な経験をすることができました。