学校生活の様子・ブログ
人権週間①
12月10日の世界人権デーに合わせて、本校でも12月4日~10日を人権週間としています。
有志による人権週間実行委員がどんなことを伝えたら人権への意識が高まるかを考え、動画を作成し、人権啓発活動を実施してくれています。その動画を給食時に視聴し、人権について考えを深めています。
今回の動画は、人権とは何なのか共通理解を図り、世界人権デーについての内容や啓発活動について紹介しました。自分たちだけでなく、世界の人が人権について考えているということに改めて気づき、人権週間の価値を高める動画となっていました。人権についてみんなで考える1週間にしてほしいと思います。
合唱発表会に向けて
合唱発表会を間近に控え、各クラスとも練習に熱が入ってきました。先週の金曜日より昼休み限定での練習ですが、各クラスの想いを胸に、全力で練習に取り組んでいます。本番は12月8日金曜日です。残念ながら、2学年の2クラスが本日より、3日間の学級休業となってしまったため、1学年と3学年のみの学年発表となります。なお、2学年については、2月16日の立志式のときに、合唱発表会も兼ねて開催したいと思います。IMG_0246.JPG
学年道徳
3年生は学年道徳を行いました。
今回の教材は『カレチ』という漫画を使いました。カレチとは長距離列車に乗務する客扱専務車掌のことです。漫画『カレチ』は昭和40年代後半を舞台に、乗客のために一生懸命になりすぎる国鉄の新米カレチである萩野を主人公としたお話です。雪深いある日、雪のせいで電車が遅れてしまい、乗り換えが上手くいかない状況が生まれてしまいます。その中で一人の女性が「母が危篤なのです。どうにか乗り換えをして一刻も早く母のもとに行かないといけないのです。」と萩野に伝えてきます。萩野は「乗り換えの人数が1人と報告すればきっと待っていてはくれない。水増しして報告すべきかと悩みます。でも嘘の報告が分かれば解雇される可能性もある。」と悩んでしまう内容です。そこで正義と正義がぶつかる「モラルジレンマ」が発生します。正しい人数を報告すべきか、それとも目の前の女性を助けるべきか。
生徒は自分の意見と根拠をもち、班で話合い、チャットに意見を打ち込んでいきました。そして、多くの生徒が自分の意見を伝え合い、議論していきました。
授業後の生徒の振り返りには、
「ルールがある中で、規定以外の出来事が起こったときに、柔軟に対応できる人になりたいと思いました。」
「様々な意見に耳を傾けて考えることが大切だと思いました。どんな選択にも良い面と悪い面があると思います。大事なのは、何を選択するかだけではないと感じさせられました。」
「人それぞれの様々な意見があり、自分の考えを深められるいい授業だなと思いました。様々な観点から問題を考えていかなければならないことが分かりました。周りの人の意見も大切だけど、自分の考えや意思も大切にしていきたいです。」
「学年全体の意見を聞くことで、自分には想像もつかないような新たな価値観や考え方に触れることができました。自分だったらどうするか、という考え方の共有も円滑に行えたと思います。AかBという選択肢に捉われず、その状況に応じて柔軟な対応が出来る人になりたいと思いました。」 などの記述がありました。
道徳科が目指すものは、「よりよく生きるための基盤となる道徳性を養う」ことです。道徳科の授業は「考え、議論する道徳」へと変化しています。生徒同士が道徳的な見方・考え方を働かせて考え、議論する中でその見方・考え方を広げたり、物事の本質を考えたりし、道徳性を高めていきます。今年度は栃木県教育委員会・下都賀教育事務所・壬生教育委員会の先生方が道徳応援チームとして本校の授業を支えてくださいました。今後も校内研修を継続し、道徳科の授業を高められるように邁進していきます。
壬生中の先生が見に来てくださいました
11月27日(月)壬生中学校の美術の先生が、本校の授業を見に来てくださいました。専門教科の先輩教員の授業を参観し、これからの授業づくりのヒントにしていかれることでしょう。
11月30日(木)壬生中学校の技術の先生が参観しにいらっしゃいました。エネルギーミックスについての探究学習で、更に問題点等を洗い出し、グループの考えをスライドに協働編集していました。
子どもたちは他校の先生の質問にもしっかりと答えていました。授業の形態が変わりつつあります。子どもたちは与えられた課題から、更に探究のスパイラルを回し、自らの課題を紐解くために、教科書やインターネットで情報を収集し、判断する材料にしていく、その積み重ねが子どもたちの発言に自信をもたせているのだと思います。
先生方が互いの授業を参観して指導力を身に付けていく、そんな向上心あふれる教職員集団でありたいと思います。
Long昼休み・制服アンケート準備
11月29日(水)生徒会主催のLong昼休みクイズ大会が行われました。正答率が一番高かったクラスには「幻のLong昼休み決定券」を差し上げます!と言ってスタート。なかなか捻られたクイズに、教室を覗くと「むずい~!」「どういうことですか?」なんてリアクションしながらも楽しそうな表情がたくさん見られました。あるクラスでは、画面の問題を読み上げる子、黒板に書いていく子、そしてみんなで考え、回答を打ち込む子と分担してチームで取り組んでいて、「速攻分かりました!!」と自信満々に解説してくれました。今回は学級休業のクラスがあるために急遽、生徒会が準備してくれたものでしたが、子どもたちの笑顔があふれていました。
生徒会役員は、全校生徒の「幸せな時間づくり」のために尽力してくれています。26日の朝、制服検討アンケートに向けて、制服を展示し、お昼の放送でアンケートへの協力を呼びかけました。その声をうけて、展示された制服を見に来て、後輩たちのために真剣に相談している子どもたちがいました。この想い、後輩たちに届け~~~!