学校生活の様子・ブログ
授業開始の3分課題!!
教室から子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。「よし!」「やった~!」「間違えた~!」「終わった~!」覗いてみると、地図のデジタル教科書で都道府県クイズをしていました。
授業開始の3分間、子どもたちがその教科の学びに向かうための工夫です。国語であれば漢字、数学であれば基本的計算などです。3分前着席をするとミニプリントを教科連絡係が配ってくれます。たった3分ですが、年間140時間をかけると、420分ですから、7時間分の学習になります。『雨だれ石を穿つ!』
47都道府県を早い子は3分かからずに正解していました。知識だけでなく、タブレット操作の速さにも目を見張るものがあります。
知識・技能の面では「何を理解しているか・何ができるか」を自分自身が把握して学習に臨むことが大切です。それを思考・判断・表現すること「理解していることを・できることをどう使うか」が鍵になります。これらの学習を通して「どのように社会・世界とかかわり、よりよい人生を送るか」という学びに向かう態度・人間性等が育まれていきます。そして、ボランティア推進会議で話題に上がるような課題を解決していく力が身についていってほしいと願います。
ハッピーボックスのお知らせ⑨
6月16日(金)お昼の放送で転入生を紹介しました。ハッピーボックスに掲載しましたので、ご一読ください。
6月15日(木)には、ボランティア推進会議を行いました。日頃から立哨指導や放課後学習サポート、クエストエデュケーション、PTA活動などでご協力いただいている方々にお集まりいただき、以下のことについて意見交換しました。
①地域へのボランティアで中学生に求めるもの
②中学校へのボランティアでできること
様々な提案に頼もしく感じ、胸が熱くなりました。
学校経営の基本方針には「保護者や地域の皆様と一体となった教育活動を推進し、地域とともにある学校づくりに努める」とあります。こうした機会を重ねて、相互の想いを共有し、生徒・保護者・地域の皆様の幸せな時間づくりにつなげていけたらと思います。
校庭の轍で困った話から、「砂を入れることや均して整備することができますよ」とお声掛けいただいたり、意見交換では「学校開放やボランティア旅行はどうかな?」など興味深い考えをお聞かせいただきました。
お忙しい中、お越しいただきました方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、これからもよりよい学校・地域を目指した教育活動を、よろしくお願いいたします。
ノーメディア週間
6月15日(木)~21日(木)まで南犬飼中学区はノーメディア週間となります。
ノーメディア週間は、具体的には【ノーテレビ・ノーネット・ノーゲームの生活をしよう!】というものです。中学校の定期テストに合わせ、学区の小学校でも実施されます。「中学生に家庭でテストに向けて集中して勉強できる環境を作ってあげたい!」という思いがそこには込められています。
今年度、ノーメディア週間に取り組みやすくするためにプリントを配付しました。生徒が自分自身の生活を可視化できるプリントです。保護者の方にもお子様の生活や学習について、プリントにコメントをいただければありがたいです。
私たちは毎日多くのメディアを活用し、情報を得たり、楽しんだりしています。しかし、その習慣をコントロールできなくなってしまうと、基本的生活習慣が崩れてしまうことがあります。ノーメディア週間をきっかけに、メディアとの関わり方をご家庭で話し合っていただければ幸いです。
犬中生、期末テストに向けて頑張ってください
県民の日
本日、6月15日は「栃木県民の日」です。栃木県が誕生して150年目の記念すべき日となりました。
給食の時間には、視聴覚委員が放送で県民の日の紹介をしました。
「明治6(1873)年6月15日に、当時の栃木県と宇都宮県が合併し、おおむね現在と同じ県域の栃木県が誕生しました。郷土について理解と関心を深め、県民としての一体感と自治の意識をはぐくみ、より豊かな郷土を築き上げることを期する日として、昭和60(1985)年に6月15日が県民の日として定められました。」
そして、給食のBGMは「県民の歌」、「栃木県に関係が深い童謡」を流しました。
給食のメニューには、県民の日ゼリーがありました。昭和61年、県民の日のマスコットとして誕生した「ルリちゃん」と栃木県のマスコットキャラクターである「とちまるくん」がデザインされた、県民の日をお祝いするいちごのゼリーでした。
郷土を愛する生徒を育てることは学校の大切な役割です。未来の栃木県を担っていく生徒たちを育てて参ります。
救急救命研修会
6月14日(水)日本赤十字社栃木県支部の方にお越しいただき、救急救命研修会を実施しました。本校では毎年1回、この研修を欠かさずに行っています。生徒に万が一があった時、その大切な命を守るための大事な研修だからです。本日は救急救命の方法の説明を聞き、実際に体験することで技術を身に付けました。
私たち教職員が守らなければならいもの、その最たるものは生徒の命です。今後も生徒にとって安心・安全な環境を整えていきます。
楽しい給食
コロナ感染症が5類になり、学校生活も徐々にコロナ禍以前の形に戻りつつあります。
6月5日(月)から本校では給食時にグループを作り、食事をしています。コロナ禍では、前向きのまま黙食を続けてきました。最初は黙食に抵抗があり、友達と話をしながら食事をしたい生徒が多かったことを覚えています。
学習指導要領に、「給食の時間は、楽しく食事をすること、健康に良い食事のとり方、給食時の清潔、食事環境の整備などに関する指導により、望ましい食習慣の形成を図るとともに、食事を通してよりよい人間関係の形成を図ります。そして、適切な給食時間を確保した上で、給食の準備から後片付けを通して、計画的・継続的に指導する必要があります。」と記載されています。
つまり、給食は食事をすればいい、栄養を摂れればいいわけではなく、食事を通して人間関係を育んだり、食事のマナーを学んだり、円滑に準備や片付けができるようになったりすることを目的として指導していきます。
大人になれば、会食する機会は多くなることでしょう。会食を通して互いを知ったり、信頼関係を深めたりすることがあります。その基礎・基本を身に付けるのが学校給食であると考えています。
生徒たちは最初はグループを作ること、友達と会話をしながら食事をすることに違和感がある生徒もいましたが、徐々に会話を楽しみながら食事をする姿が多く見られるようになりました。将来役に立つ、生きる力を育む給食指導をこれからも継続していきたいと思います。
輝光祭に向けて
先週、全校生徒に輝光祭スローガンについてアンケートを取りました。そして生徒会役員と代議員、各専門委員長からなる中央委員会で話合いを行いました。
本校は、昨年度生徒の思いを大切にする学校行事の推進を重点目標の1つに掲げて学校運営を行って参りました。そして今年度は、主体性を育む生徒会活動の展開を重点目標に掲げています。このような生徒による話合いが当事者意識を育み、生徒が一生懸命に行い、学びの多い学校行事になると考えています。
いろいろな体験を学校生活の中で数多く準備します。学級活動、部活動、生徒会活動、学校行事など、一見無駄な時間の様に見える生徒の遊びを伴う活動をたくさん用意します。生徒は確実に学び、成長します。時間と場所を用意して環境を作ります。後は生徒が自分で決めて、自分たちで自分らしさを見つけながら伸びていくのを教師も保護者も見て楽しめばよいのです。
輝光祭のスローガンは後日生徒会長から全校生徒に発表されます。ホームページでもその後にお知らせ致します。
下都賀地区総合体育大会①
6月9日(金)から3年生最後の大会が行われました。雨天のためソフトテニス・陸上は順延となり10日(土)からのスタートとなりました。どの部活動も、1年生の頃から大きく成長し、最高学年としての雄姿を見せてくれました。
仲間とともに辛い練習を乗り越えてきたこと、苦しい戦況でも声を掛け合って乗り越えてきたこと、練習前後の何気ない会話で生まれる笑顔、新しいことができるようになった時の喜び、一つ一つの思い出がよみがえってくる大会となりました。朝早く起こしてくれたり、お弁当を作ってくれたり、車出しをしてくれたりと支えてくれた家族に感謝し、応援に応えたいという想いが一人一人のエネルギーになっていました。この大会で引退となった3年生、本当にお疲れ様でした。最後までよく頑張りましたね。
雨天のため順延になっているソフトテニス・陸上、県大会を決めた男子バレー・女子バレー・卓球女子、野球部、最後の一瞬まで「努力してきた自分を信じ、仲間を信じて」全力で頑張ってください。応援しています
道徳教育応援チーム学校訪問
道徳教育応援チーム派遣事業を活用し、6月7日(水)道徳の授業を参観していただきました。
私たちは、友達がどんなことを考えているのかな?と疑問に思ったり、自分の気持ちを分かってもらえるかな?と不安になったりします。だからこそ、教育活動後の振り返りの言葉を共有して、互いの考えに触れる機会を増やし、学校が安心して生活できるところにしたいと考えています。教育活動すべてが道徳教育であるとされる中で、「道徳教育の要」として道徳の授業があります。「人間のもつ弱さ・醜さを表出する中で、友達の意見を聴き、多様な考えに触れ、自分自身の考えの変容を感じ取れる」そんな道徳の授業を目指しています。
授業の教材はきっかけ、そこから自分自身の経験を振り返り、その時の気持ちを思い出しながら話してみる、その気持ちを「うん、うん、うん」って頷きながら共感したり、「そんな気持ちになるんだ~」って知ることがスタート。なんでそんな気持ちになったのかな?って・・・さらに深めていく・・・。話しながら自分自身と向き合えるようになる。
子どもたちは、モヤモヤした気持ちを少しづつ言葉にできるようになっています。
参観後、「様々な授業形態(コの字、グループ、扇型)を工夫されている」「ICTを使うことで一人一人の経験や考えをすぐに共有でき、新たな発問が生まれる」「特別支援では構造的な黒板の工夫がされている」などの感想をいただきました。発達段階を踏まえ、子どもたち一人ひとりの道徳的価値を高められるように研究を進めていきます。
お忙しい中お越しいただいた栃木県教育委員会義務教育課指導主事、下都賀教育事務所学校支援課副主幹、壬生町教育委員会指導主事の先生方、ありがとうございました。
教育委員の方々の学校訪問
6月5日(月)壬生町教育委員会の方々にお越しいただき、子どもたちの授業の様子を参観していただきました。校長から「幸せの時間づくりを応援します」というグランドデザインの説明、教頭から具体的な教育活動の成果についての説明をしました。さらに、子どもたちの想いを取り上げた集団演技DANCEのドローン映像と、感動のシーンを創出した3年全員リレーのラストシーンをご覧いただきました。
参観後、教育委員の皆様から「落ち着いて授業に取り組めている」「考える授業がなされており、グループなどの発表の機会・教え合いの機会が設けられている」「ICTを活用した授業で活用力が向上している」「成功させることを優先させる教育が多い中、失敗を寛容に受け止め学ばせる教育は素晴らしい」「生徒を生かした運動会、生徒との団結力を感じた」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。また、ご指導いただいたことを真摯に受け止めこれからも精進してまいります。お忙しい中お越しいただきました教育委員会の皆様、ありがとうございました。