学校生活の様子・ブログ
夏休みへの準備
7月19日(水)朝の時間に学年朝会を行いました。3年生は、各クラスの学級委員が1学期を振り返り、作文を読みました。学級委員の5人の生徒からは次のような言葉がありました。
・4月に新しいクラスになったが、仲良くなることができた1学期だった。
・運動会を通して絆ができた。1、2年生の手本として活動することができた。
・修学旅行は京都・奈良の寺社仏閣を見学したり、旅館や新幹線の中で楽しく過ごしてたくさんの思い出ができた。
・テストの前は、クラスのみんなで勉強しようとする雰囲気ができてとても良かった。
・仲が良すぎて話が終わらず、3分前着席ができないことがあった。2学期は時間を見て行動できるようにしたい。
・友達に優しくできないことがある。クラスだけでなく学年全体の課題でもある。2学期は相手を思いやれる学年になりましょう。
自分たちの姿を客観的に見て、良いことを自信に変え、課題を把握し、改善していく。その過程で生徒は成長していきます。授業を中心に学校生活全体がそれぞれの生徒の成長に繋がっています。1学期もあと1日。終業式を通して、自分の姿を振り返り、夏休みの生活について考えてください。特に3年生は高校受験に向けて勝負の夏休みになります。自分自身と向き合い、粘り強く頑張ってほしいと思います。
卓球男子個人、関東大会出場決定!!
今年度の栃木県総合体育大会は、種目ごとに別日程で行われています。週末には卓球の県大会が行われました。そして、男子個人に出場した生徒が準優勝をし、関東大会を決めました!!
2年半、部活動と卓球クラブとの両立をし、努力を積み重ねてきた生徒です。保護者の方の支えも大きかったことでしょう。本当におめでとうございます!関東大会での活躍を期待しています!!
これから、男子バレーボール、女子バレーボール、野球の県大会が行われます。自分を信じ、仲間を信じ、自分たちの力を十分に発揮し、活躍することを願っています!頑張れ~
輝光祭テーマ発表!
7月14日お昼の放送で、生徒会長から本年度の輝光祭のテーマが発表されました。
今年のテーマは『温故知新~出会いで咲かせる文化の花~』です。
このテーマに込められた想いは、今回の輝光祭に向けた縦割りコースが以前と変わり、犬グルマップやSDGsファッションショーなど、半分以上の新しいコースができました。また、今までのコロナ禍の生活から一変し、私たちの生活もマスクを外したりグループ会食したり、昨年とは大きく変わりました。だから、これからの南犬飼中の発展のために、その新しい風を取り入れ、新しい伝統を私たち犬中生全員で作っていこうということです。また、これまでの先輩方が築き上げてきた「輝光祭」の伝統、先輩から教わってきたこと、想いを引き継ぎ、伝統ある輝光祭をさらに発展させ、みんなで成功しようとする想いが込められています。輝光祭に向けて「温故知新~出会いで咲かせる文化の花~」を合言葉に、犬中生・先生方も一緒になって素晴らしい輝光祭を創り上げましょう。
放課後には、縦割りコースの初顔合わせが行われ、これからの予定について担当者から説明がありました。
みぶりんの方からは、(藩校サミットでもお披露目した)竹を使った作品で、暗い中での演出効果を高めることもできる旨の提案をいただきました。子どもたちは探究活動のスパイラルを回しながら、修正を加えて、新たな課題を見出し、より良いものを表現しようとしていくのでしょう。これも一つの「出会い」ですね。生徒・先生・地域の方々も一緒に素晴らしい輝光祭に向かって歩みを進めていけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ハッピーボックスのお知らせ⑫
お昼の放送をハッピーボックスに掲載しました。
7月12日(水)鳴門教育大学准教授、壬生町教育委員会指導主事の先生にお越しいただき、「総合的な学習の時間」を参観いただくとともに、「探究活動」についてのご講話をいただきました。子どもたちと同じ目線で話しかけ、子どもたちがどのような意識で取り組んでいるのかを確認し、本校の課題を的確にご教授くださいました。
1学期は各学年でのテーマに沿った探究活動が進められてきました。パワーポイントやスライドにまとめたものを発表しながら、修正を試みている姿が印象的でした。まだまだ始まったばかりです。子どもたちの活動に広がりや深まりが生まれるためには?先生方の学びも続いていきます。
お忙しい中、遠方からお越しいただた鳴門教育大学准教授、このような貴重な機会を与えてくださった壬生町教育委員会指導主事の先生方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
豊作~!豊作~!!
支援学級では今年も農園で野菜を栽培しています。きゅうり、なす、ピーマン、ししとう、かぼちゃ、ジャガイモなど、たくさんの野菜を作っています。今年はきゅうりが豊作で、一日収穫し忘れると写真のように太くおばけのようなきゅうりになってしまうほどです。
支援学級の生徒たちが水やりをしたり、除草をしたりして育てた野菜です。夏休みの三者面談のときには新鮮な朝取り野菜を販売しますので是非ご購入ください。
アクセス件数5,000,000件突破!
本校ホームページを閲覧いただきありがとうございます。
7月13日(木)、アクセス件数が5,000,000件を突破しました。
令和5年3月31日、アクセス件数が4,000,000件に到達。
令和5年2月11日、アクセス件数が3,000,000件に到達。
令和4年8月14日、アクセス件数が2,000,000件に到達。
令和4年1月13日、アクセス件数が1,000,000件に到達。
生徒会長はホームページアクセス5,000,000件を突破したことを全校生徒に給食の放送で知らせてくれました。そして、「このブログを読むと、先生方が私たち生徒の学校生活をどのように見ていたり、考えたりしているのが分かります。また、もうすぐ1学期が終わりますが、自分たちの生活を振り返ることもできますので、是非見てみてください。」と話していました。生徒が学校運営に参画する姿が多くなってきましたが、生徒会がブログを通して、本校が大切にしたいことがどんなことなのかということを学んでいることに驚きました。
このブログは、コロナ禍で学校の様子、生徒の様子がなかなか公開できない状況の中、少しでも保護者の方や地域の方に学校のことや生徒の姿をお届けしたいという前校長の思いから始まりました。今後もその思いを継承して参りたいと思っております。そして、本校のビジョン「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」を大事に学校経営を行って参ります。
委員会活動
7月11日(水)、1学期最後の専門委員会・中央委員会がありました。中央委員会ではクラス代表の代議員と生徒会役員で学校生活全般についての振り返りをしました。各学年とも自分たちの学年のことをよく見ているなと感心しました。さらに手立てを考え、改善を図ろうとしていました。これからの実践が楽しみです。
学級活動・生徒会活動・学校行事などを『特別活動』と言います。特別活動は「なすことで学ぶ」を方法原理としています。生徒が学級や学校生活の充実・向上を目指して、自分たちの力で諸問題の解決に向けて具体的な活動を実践していくことが大切です。本校はOUR CREDO(私たちの信条)として、『失敗が許される雰囲気を醸成し、「あなたならできる」という自己有用感を高めます。』を掲げています。生徒が自分たちの生活を見つめ、諸問題を把握し、解決に向けて取り組もうとしています。そんな生徒たちを全力で応援します。
出前授業
7月10日(月)6校時に、1年生は「ボランティア推進出前授業」を行いました。とちぎ市民活動推進センターの方に来校いただき、ボランティアの意義や実践例などについての講話をいただきました。生徒たちは熱心にメモを取り、自分たちにできることはないかを考え、今後のボランティア活動に意欲的に取り組もうとする姿が見られました。今後の活躍が楽しみです。
本校のグランドデザインにある「育成する資質・能力(本校生徒に身に付けさせたい4つの力)」の1つに、人間関係を築く力があります。その力を付けるためには、地域行事へ積極的に参加することを推奨し、そして人の役に立つということの価値を実感することで成長できると思います。実際ボランティア活動に参加する生徒は1度だけでなく、何度も活動に意欲的に参加しています。きっとその実感があり、自己有用感が高まっているのでしょう。今回のボランティア推進出前授業を通して、ボランティアに参加してみようと思った生徒が多くなることを願っています。
研究授業「平方根を探せ!」
7月6日(木)数学科の研究授業を行いました。身の回りにある平方根について調べ、一人一人がスライドにまとめたものを中間発表しました。参観した教員が「そうなの?」「それも?」って驚くような事象を発表する子どもたち。
数学は日常に潜んでいます。だから、身の回りのものを「数学的な見方」で探究してみること。友達のコメントから新たな気付きを得て、思考を深めることを経験してほしかったのです。
【レポート内の感想】
「私たちの身の回りには、平方根が使われているものがたくさんあって、驚きました。私が調べたカメラの絞りだけでなく、音源、光源、重力など本当に身近なものに平方根が使われていることが分かりました」
「自分が意識してみていないだけで、身の回りには黄金比や白銀比などの数学と結びついたものがたくさんあるんだなと思いました。これからは、もっと数学との関わりを探しながら生活していきたいです。」
スライドのコメント機能を活用して、互いに評価・質問を入力し合った授業の振り返りには、
★友達からのコメントを見て自分で書いた図などが分かりやすいと言ってもらえて良かったです。自分でももっと分かりやすい文になるようにしたいです。
★今日の発表で同じ研究内容でも中身は人それぞれなんだなと思いました。そして人と違うようなページを作ることによって読者の目を引けるということができることが分かりました。これから社会に出たときにパワーポイントなどを使ったときに人の目を引けるような原稿を作りたいと思いました。
★友達からコメントをもらって、もっと分かりやすく書いたほうがいい部分やイラストを付けたほうが良いことが分かりました。誰でも理解できるようなレポートができるようにしていきたいです。
★身近にあるもので試してみたことが、分かりやすいと言ってもらえたのがうれしかった。実際にプレゼンする中で分かりやすいように言葉を変えたところもあったので、それらをノートに反映したいです。聞き手に問うことがよかったと言ってもらえてうれしかった。
と、自分のレポートをより良くしようとする振り返りがたくさん書かれていました。今回の探究活動では、子どもたちの新たなことに真っ直ぐに挑戦する姿勢に、感動しました。
本年度の学校課題(サブタイトル)として~「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業実践を通して、自己と社会・世界とをつなぎ、持続可能な学ぶ姿を育てる~としています。
お越しいただいた下都賀教育事務所の先生から「子どもたちが、友達の発表を聞いて『へ~』『なるほど』といった数学的見方を働かせた聴き方ができており、発表者は数学的な考え方でそれを表現していました。」とお褒めの言葉をいただきました。課題については真摯に受け止め、授業改善に生かしていきたいと思います。お忙しい中、足をお運びいただき、ご指導いただけましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
考える・・・ホントかな?
理科の授業を覗いてみると、デジタル教科書を効果的に活用しながら、授業が進められていました。自分の手元でカラーの写真が大きくなり、子どもたちは色の変化とともに発生する気体の泡の変化まで見取っていました。「フェノールフタレイン溶液の使い方の動画」が見たければ、デジタル教科書のボタンをワンクリックで見ることが可能になりました。
レポートに自分の仮説を書いてスタート!塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を加えたら何ができるかな?化学式を書いてみたけど・・・どのくらい入れたらいいんだろう?勢いよく入れちゃう班、恐る恐る慎重に入れていく班、さあ結果はどうでしょうか?
あえて、フェノールフタレイン溶液で実験し、「本当に水になったの?」って。水なら中性だけど・・・「ほかの試薬で試してみる?」
「理科的な見方・考え方」を働かせるための仕掛けがそこにありました。今まで学習したことと関連付けて子どもたちは必死に考えを巡らせていました。
本年度の学習指導における努力点の中に「見方・考え方を働かせた授業実践」があります。普段の授業から、子どもたちが『考えることが楽しい』と思えるよう、幸せな時間づくりへの挑戦は続きます。
七夕
7月7日(金)、今日は七夕です。織姫と彦星が天の川を渡って1年に1度だけ会える日です。6日の給食は七夕にちなんだ星形のコロッケと七夕クレープが出ました。また、昇降口などに短冊に書かれた願いごとが笹に飾られました。
人間は考えたことしかできません。野球選手である大谷翔平選手は高校生の時に27歳でWBC日本代表でMVPになると考え、人生設計シートに記入しました。そして、見事今年行われた大会でMVPに輝きました。昨年度、本校男子バレーボール部は全国大会に出場を果たしました。数年前に創設されたバレーボール部ですが、目標は一貫して全国大会出場でした。そして、昨年度とうとうその目標を叶えました。そこにはもちろん大変な努力の積み重ねがありました。「叶」という字は、「口」に「十」と書きます。十回、口にすると「叶う」というところからこの漢字ができたとも言われています。願いを大事にし、その願いを叶えられるだけの努力をしていきましょう。皆さんの願いが叶うことを祈っています。
お昼の放送をハッピーボックスに掲載しました。こちらもご一読ください。
小中合同あいさつ運動
今週は南犬飼中あいさつ強化週間です。7月6日(木)小中合同あいさつ運動最終日となりました。
安塚小、睦小、壬生北小、壬生東小と4つの小学校に本校生徒があいさつ運動に行きました。今回のテーマは「小学生に元気を与えよう」でした。
朝から元気にあいさつを交わすことは1日を生活する活力となります。そして、自分たちの学校生活を豊かなものにすることができます。心が伴ったあいさつを目指していきたいものです。今年度の生徒会スローガンは「心~あたりまえに感動を~」です。あいさつという当たり前のことを通して、どれだけの優しさを伝えられるか、どれだけの思いを伝えられるか、そこに感動が生まれます。「あいさつは自分からした方が価値がある」という言葉があります。同じあいさつでも、自分から相手に声を掛けることで、その価値は高まります。是非、あいさつが溢れる南犬飼中学校区を目指してほしいと思います。
梅雨の時季のあいさつ運動でした。雨が心配されましたが、天候にも恵まれ、無事に実施することができました。各小学校の先生方、ご協力ありがとうございました。明日までがあいさつ強化週間です。残り1日、各学校での活動をお願いします。あいさつで友達を、地域を元気にできる生徒たちであってほしいと願っています。
Long昼休み
7月5日(水)先週に引き続き、2週連続でLong昼休みを行いました。今回は1学期最後のLong昼休みなので、各クラスで遊ぶ時間にしました。生徒会役員と代議員で事前に話合いを行い、遊ぶ場所を割り振りました。代議員はクラスの中心となり、遊ぶ内容を考え、Long昼休みを運営しました。生徒自身で企画・運営する機会が貴重な学習の場になっています。そして、学校中に笑顔の花が咲き誇りました。
1学期は仲を深める学期です。今回のLong昼休みは各クラスの仲の良さが感じられる時間となりました。1学期も登校日は残すところ10日となりました。1学期のまとめをし、より充実した夏休みを迎えるための準備を進めていきましょう。
南犬飼中学校区あいさつ強化週間
7月3日(月)~7月7日(金)の5日間を、南犬飼中学校区あいさつ強化週間としました。昨年度の3月、本校生徒が出身小学校に出向き、あいさつ運動を行いました。今回は前回の反省を生かし、テーマを「小学生を元気に与えよう」とし、事前に中学校であいさつ運動を行い、万全な準備をしました。
各小学校の校長先生や教頭先生からお話をいただき、より良い壬生町を作るために中学生にでもできることを改めて自覚しました。中学生があいさつをすると、小学生からも大きなあいさつが返ってきます。そして、久しぶり会う中学生を見て嬉しそうに話しかけていました。
現在、中1ギャップをなくすための活動を進めています。部活動も1年生は4、5月は終了時刻を早め、徐々に中学校の生活に慣れるよう工夫しました。そして大切なことの1つに先輩と後輩の関係性があります。中学生が小学校に行き、小学生のためにあいさつ運動をすることは、小学生が中学校に上がった時に安心して生活できる手立ての1つとなります。あいさつ強化週間を通して、あいさつ以上の価値を作りだそうとしている生徒を誇らしく思います。
各小学校の先生方、ご協力ありがとうございます。残りの2日間もよろしくお願いします。
実力テスト
7月3日(月)3年生は実力テストを実施しました。いよいよここから高校受験に向かって本格的なスタートです。今回の実力テストの結果を参考にしながら、夏休みの三者面談を行います。生徒は真剣な表情で問題を解いていました。
3学年学習担当者は授業の中で、実力テストを実施する価値について以下のように話していました。
「実力テストを実施する価値は大きく2つ。1つはどの高校を受検するかを決めるための資料となる。信頼性の高い資料を作るには、毎回の実力テストを一生懸命に取り組むことが大切ですよ。2つ目は実力テストを通して自身の学力を高めていくこと。実力テストまでに範囲表を見て自分の苦手なところを特に勉強する。テストで力が身に着いているかを確認する。自分の課題となるところを次の実力テストまでに勉強する。この繰り返しで徐々に学力を高めていく。実力テストだからと言って勉強もせず、テスト当日だけ一生懸命に取り組んでも効果は薄い。実力テストまでにどれだけ勉強して補強したかが最も大切なことだよ。」
物事にはそれぞれ価値や意味があります。その価値に気付かせ、主体的に学習する生徒に育てたいという思いが感じられました。3年生のこれからの頑張りに期待しています。
冷やし中華はじめました♬ならぬ・・・
北校舎の3階まで上がると、「学週間、はじめます」というポスターが吊り下げられていました。夏休みの初めの2週間、地域ボランティアの方々を先生としてお迎えして、第3理科室を自習室開放します。受験を控えた3年生をはじめ、夏休みの宿題を携えた1・2年生も多く参加します。難しい問題に出会ったときに、すぐにヒントをもらえる安心感がそこにはあります。地域の皆様と一体となった教育活動のひとつです。本年度もたくさんの子どもたちの参加を待っています。
確かな学力を身に付けるため、数学の単元の後半には自分で学習内容を決定して進める時間を設けてます。ワークを進める子、+αのプリントに取り組む子、タブレットにアップされている難易度の高い問題に取り組む子、様々です。何をできるようにしたいのか、子どもたちは自分で判断し、自分に適した学習を選択して取り組んでいます。
1学期を振り返って、保護者の方々からの応援メッセージをハッピーボックスに掲載しました。昨日に引き続き、こちらもご一読ください。
ハッピーボックスのお知らせ⑪
6月26日(月)の授業参観に参加された保護者の方々から、授業の感想をいただきました。お昼の放送でも、子どもたちの感想とともに紹介させていただきました。ハッピーボックスに掲載しましたので、ご一読ください。
30日(金)お昼の放送では、素敵な振り返りを書いてくれた2年生の2人が協力してくれました。本校は、生徒一人一人の存在を大切にし、それぞれに違いや良さがあることを前提として教育活動を推進しています。互いを理解し合うために、感覚(価値観)の相違も含めた学びがあったことを伝えることができました。
授業アンケートにご協力いただいた保護者の皆様に心から感謝申し上げます。多様な視点からの考えに触れられる機会となりました。ありがとうございました。
スーパークールビズを始めます!
いよいよ明日から7月です。梅雨のジメジメした日が続き、気温も高くなってきました。教室ではエアコンを使用し、学習に集中できる環境を整えています。それでも登校時に自転車をこいでくると、朝から汗をかいてしまいます。生徒の過ごしやすさを考え、7月から1学期終業までの期間、【スーパークールビズ(体操着での登校・生活)】を実施します。生徒指導部より各クラスに掲示物が配付されました。
終業式当日の気温によって変更することもありますが、終業式は1学期を締めくくる大切な式ですので、制服で臨むことになります。ご承知おきください。また、教室は冷房が効いていますのでジャージの着用は個人の判断としました。教室の外に出る時には熱中症にならないよう、ジャージを脱ぐなどの工夫をお願いします。みんなで生活しやすい環境を作っていきましょう。
薬物乱用防止教室
6月30日(金)6校時に、薬物乱用防止教室を実施しました。今年度は劇団36計様による演劇、「すばらしい明日のために・・・違法薬物 買わない 使わない かかわらない」を鑑賞しました。
司会は保健委員が務め、鑑賞前に生徒に次のように呼びかけました。
「薬物乱用は、遠い場所の話ではなく、私たちの身の回りでも起こり得る話です。自分自身が薬物から身を守るため、また大切な人を守るため、今回の演劇をしっかり聞いて正しい知識を学びましょう。」
生徒自身が薬物乱用防止教室の価値を捉え、共有することで、真剣に学ぶ雰囲気が作られました。
劇団36計の方がステージから降り、生徒に「覚せい剤を使おうと誘われたらどうする?断れる?」という問いに対して、「断れます。」とはっきりと答える生徒、「友達に誘われたら断れないかも・・・。」と答える生徒と様々でした。道徳科では人間の弱さを理解するなどの【人間理解】についても考え、議論しています。「断ることが正しいのは分かっているけれど、友達に誘われたらなかなか断わりづらいよな。」これが人間理解です。道徳で理解を深めている力がこんなところでも発揮されていると感じました。人間理解をすることで、断りづらいならば、どうすれば良いかという、1つ先の考えを持つことさえできるのです。大変感心しました。
最後に保健委員長からお礼の言葉がありました。
「薬物乱用によって、脳への強い作用をもたらし、幻覚や幻聴などにより、日常生活に支障をきたしたり、周りの人たちに迷惑をかけたりすることを改めて知ることができました。また、薬物は遠い存在ではなく、簡単に手に入ってしまうものだということが分かりました。そのことを踏まえた上で、薬物の都合の良い話に惑わされないように、薬物は絶対にしないという強い意志を持って生活していきたいです。本日は、私たちのために、薬物乱用の危険性を分かりやすく教えていただき、本当にありがとうございました。」
劇団36計の皆様の迫力ある演技、その演劇を真剣に鑑賞する生徒の姿。とても価値のある時間を過ごすことができました。劇団36計の皆様ありがとうございました。
教育相談実施中!
6月27日(火)~7月5日(水)において、教育相談を実施しています。教育相談とは、担任と生徒が1対1で生徒の学習や生活の悩みなどについて話をする時間です。日頃なかなか1対1で話す機会は作れないので、生徒の思いを聞いたり、悩みを一緒に考えたりなど、生徒理解のためにとても大事な時間となります。
生徒理解。そして信頼関係。全てはそこから始まります。教育相談を通して生徒と担任の繋がりが深まることを願います。そして、生徒が安心して夏休みを迎えられることが2学期の学校生活にも繋がります。生徒一人一人の幸せな生活づくりが進められています。
Long昼休み
6月28日(水)は今年度2回目のLong昼休みでした。今回はケードロを行いました。1回目のLong昼休み後の振り返りで、次はケードロがやりたいという意見が多くあり、生徒会は生徒の思いを大切にしたいと考え、リクエストを叶えることにしました。そして、先生方にも参加を促し、教職員と3年生が警察役、1、2年生が泥棒役となって追いかけっこがはじまりました。汗びっしょりになりながら楽しんでいる姿がほほ笑ましかったです。
Long昼休みは学年の垣根を越えて、教職員も含めてみんなで楽しい時間を共有することが目的の1つです。後輩のために一生懸命に追いかける3年生、子どもたちのために一生懸命に追いかける先生方、昔はよくこんな光景をよく目にしたものです。街には子どもたちが遊べる場所が徐々になくなり、思いっきり遊べる機会が減ってしまいました。学校という場でそのような時間を作り出すことで、本校のビジョンである「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」を体現しています。今後も生徒たちの笑顔が溢れる学校にしていきたいと思います。
あいさつ強化週間に向けて
7月3日~7日の5日間を南犬飼中学区あいさつ強化週間としました。昨年度、初めて企画を立ち上げ、本校生徒が学区内の小学校を訪問し、あいさつ運動を行いました。今年度は昨年度の反省を生かし、テーマを「小学生に元気を与える」と設定するとともに、中学校で事前にあいさつ運動を行い、小学生に元気を与えられる準備をしてから実施することにしました。
どの生徒もあいさつを通して元気を与えられるようになろうと一生懸命に行っていました。来週のあいさつ強化週間が楽しみです。
授業参観・懇談会
6月26日(月)今年度2回目の授業参観・懇談会を実施しました。授業参観の前にPTA厚生委員の方々にペットボトル回収のご協力をいただきました。梅雨の蒸し暑い中、一本ずつ数えながらネットに回収されていました。ありがとうございました。
そして、ネットトラブル防止という題目で授業参観がありました。保護者の方にも授業に参加していただき、ネットでのやり取りの感じ方・考え方を生徒たちと比較しました。保護者の方と生徒たちの感じ方のズレだけではなく、同年代でも感じ方の違いがみられました。SNSでのトラブルは、このようなことも一因となっているようです。インターネットトラブルにならないよう、ご家庭でネットの使い方について【我が家のルール】を考えるなどのきっかけにしてほしいと思います。
懇談会は、4月からの学年や学級の様子をお伝えし、夏休みの過ごし方などについても話しました。特に3年生は夏休みに高校一日体験学習がありますので、その内容について進路指導担当から詳しい説明がありました。保護者の方からは「いよいよ進路に向けて始まるのだな」という声が聞こえてきました。
お忙しい中、たくさんの保護者の方のご来校ありがとうございました。
ハッピーボックスのお知らせ⑩
お昼の放送を、ハッピーボックスに掲載しました。
義務教育最後の3年間で道徳の授業は終了します。高校には道徳の授業はありません。だからこそ、子どもたちが「幸せな時間」を紡ぎだせる価値観をもてるよう道徳教育の要として授業の時間を大切にしています。その中で小学校の低学年→中学年→高学年→中学生と発達段階を踏まえて、道徳的価値が徐々に高まっていくことをねらっています。
6月21日(水)3年生は「生命の尊さ」について互いの考えを存分に書き込んでいました。ホロコーストに向かう列車から投げられた一人の少女のお話です。「自分が母親だったら投げられますか?」「自分の命が危うくなっても子どもを拾い上げ育てますか?」子どもたちの書き込みに対して、意見を拾い上げ全体に投げかける・・・。その言葉を聴いて子どもたちは更に追記していました。まだまだ試行錯誤しながらですが、一人一人の言葉を大切にしようとする担任の想いがそこにありました。
「今こうやって命がつながっていることは当たり前ではないことをしっかり理解し、感謝していきたい。」
「差別や人権侵害などをしないで、感謝の気持ちを忘れない。」
「一人一人が違う、同じものではない。命を傷つける言動はしない。関わってくれている人たちに感謝し、命を大切にする。」
など「感謝」という言葉が多くみられる振り返りとなりました。生命倫理に関わる現代的な課題についても、是非ご家庭でお話してみてください。生命とは何か、その尊さを守るためにはどのように考えていったらよいかなど、生命尊重への学びをより深めていけたらと思います。
ヤンゴン日本人学校との交流
昨年度本校で勤務していたM先生は今年度ミャンマーのヤンゴン日本人学校へ長期出張をしています。6月22日(木)4校時目に3年生の英語の授業において、オンラインによる交流を行いました。互いの生徒の自己紹介、ALTの先生の紹介や質問、英語を使いながらゲームを行いました。久しぶりにM先生の顔を見られて、生徒は嬉しそうでした。そして、ヤンゴン日本人学校の3年生との交流を楽しんでいました。
今年度、本校はLanguageルームを作りました。 そこでは英語のスピーキングテストを行ったり、英検の面接の練習に使ったり、外国にルーツのある生徒が日本語を勉強したりなど、言語に関わることに活用しています。ALTのK先生は母国のジャマイカのことを掲示し、生徒の興味・関心を高めました。
日本の当たり前は海外では当たり前でないことがたくさんあります。外国のことを知ることで、日本の良さを知ることもできます。世界に目を向け、多角的な視点がもてる生徒に成長してほしいと思います。
1学期末テスト
6月21日(水)、22日(木)の2日間、1学期末テストが行われます。本日は第1日目でした。学習だより『めばえ』の記事にもあった通り、定期テストは授業で学習したことが、どれくらい定着しているかを確認するためのものです。真剣な表情で問題に向かう姿が印象的でした。
生徒は定期テストに向けて、授業で学んだことを各教科のワークなどを使って学習の定着を図ってきました。分からない問題を友達や先輩、教職員に聞きに行く生徒もおり、主体的に学習に向かう犬中生の姿勢が素晴らしいです。今の時代、情報は私たちの周りに溢れています。どの情報に目を向け、情報の収集、分析・取捨選択するかなどの力もこれからの社会を生き抜く大切な力です。
生徒会は各教科の先生にアンケートを取り、テスト勉強のポイントについてまとめ、生徒会新聞として全生徒に配付しました。
さぁ明日の第2日目に向けて、テストまでの残りの時間で何をするかを考え、行動してください。定期テストを通して、学びに向かう人間性が養われています。
子どもたちの安全のために
先日、PTA本部役員の生活指導委員長様が中心となり、登下校時に生徒にとって見通しの悪い箇所の垣根や雑木林を伐採・除草してくださいました。垣根や雑木林の持ち主様も快くご協力してくださり、地域の皆様に支えられて本校があるということを改めて感じる機会となりました。
本校は、『チーム南犬飼(生徒、保護者、地域、教職員)の姿』を掲げ、「保護者・地域の皆様・教職員が一丸となって、生徒の幸せな時間づくりを応援します!」と宣言しています。
・保護者は、進んで動き、自分の姿を示します。
・地域は、交流の機会をつくります。
・教職員は、温かい関わり「3かけ」「3ほめ」を実践します!
今回、保護者の方が生徒の安全な登下校のために進んで動いてくださいました。本当にありがとうございました。
これからも、生徒の幸せな時間づくりのために、チーム南犬飼としてそれぞれの立場でできることに目を向け、力を合わせていければ幸いです。
テスト週間
今週の21日(水)、22日(木)の2日間、1学期末テストが予定されています。テスト週間は朝の時間は読書ではなく、学習を可にしています。
先週末に下野模試が行われ、3年生の多くの生徒が実施したようです。朝から模試について話している様子がありました。そして最近、7時30分に登校し、朝の時間を使って勉強している生徒が多くなってきました。期末テストに向けて、意識を高く持ち、計画的に学習に取り組んでいます。学習に向かう雰囲気を自分たちで作っていく、その姿が素晴らしいです。
真剣に勉強している姿は本当にかっこいい。運動会で「全力だから見られるもの」を経験したことが生かされています。期末テストに向けて全力で頑張ってください!
授業開始の3分課題!!
教室から子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。「よし!」「やった~!」「間違えた~!」「終わった~!」覗いてみると、地図のデジタル教科書で都道府県クイズをしていました。
授業開始の3分間、子どもたちがその教科の学びに向かうための工夫です。国語であれば漢字、数学であれば基本的計算などです。3分前着席をするとミニプリントを教科連絡係が配ってくれます。たった3分ですが、年間140時間をかけると、420分ですから、7時間分の学習になります。『雨だれ石を穿つ!』
47都道府県を早い子は3分かからずに正解していました。知識だけでなく、タブレット操作の速さにも目を見張るものがあります。
知識・技能の面では「何を理解しているか・何ができるか」を自分自身が把握して学習に臨むことが大切です。それを思考・判断・表現すること「理解していることを・できることをどう使うか」が鍵になります。これらの学習を通して「どのように社会・世界とかかわり、よりよい人生を送るか」という学びに向かう態度・人間性等が育まれていきます。そして、ボランティア推進会議で話題に上がるような課題を解決していく力が身についていってほしいと願います。
ハッピーボックスのお知らせ⑨
6月16日(金)お昼の放送で転入生を紹介しました。ハッピーボックスに掲載しましたので、ご一読ください。
6月15日(木)には、ボランティア推進会議を行いました。日頃から立哨指導や放課後学習サポート、クエストエデュケーション、PTA活動などでご協力いただいている方々にお集まりいただき、以下のことについて意見交換しました。
①地域へのボランティアで中学生に求めるもの
②中学校へのボランティアでできること
様々な提案に頼もしく感じ、胸が熱くなりました。
学校経営の基本方針には「保護者や地域の皆様と一体となった教育活動を推進し、地域とともにある学校づくりに努める」とあります。こうした機会を重ねて、相互の想いを共有し、生徒・保護者・地域の皆様の幸せな時間づくりにつなげていけたらと思います。
校庭の轍で困った話から、「砂を入れることや均して整備することができますよ」とお声掛けいただいたり、意見交換では「学校開放やボランティア旅行はどうかな?」など興味深い考えをお聞かせいただきました。
お忙しい中、お越しいただきました方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、これからもよりよい学校・地域を目指した教育活動を、よろしくお願いいたします。
ノーメディア週間
6月15日(木)~21日(木)まで南犬飼中学区はノーメディア週間となります。
ノーメディア週間は、具体的には【ノーテレビ・ノーネット・ノーゲームの生活をしよう!】というものです。中学校の定期テストに合わせ、学区の小学校でも実施されます。「中学生に家庭でテストに向けて集中して勉強できる環境を作ってあげたい!」という思いがそこには込められています。
今年度、ノーメディア週間に取り組みやすくするためにプリントを配付しました。生徒が自分自身の生活を可視化できるプリントです。保護者の方にもお子様の生活や学習について、プリントにコメントをいただければありがたいです。
私たちは毎日多くのメディアを活用し、情報を得たり、楽しんだりしています。しかし、その習慣をコントロールできなくなってしまうと、基本的生活習慣が崩れてしまうことがあります。ノーメディア週間をきっかけに、メディアとの関わり方をご家庭で話し合っていただければ幸いです。
犬中生、期末テストに向けて頑張ってください
県民の日
本日、6月15日は「栃木県民の日」です。栃木県が誕生して150年目の記念すべき日となりました。
給食の時間には、視聴覚委員が放送で県民の日の紹介をしました。
「明治6(1873)年6月15日に、当時の栃木県と宇都宮県が合併し、おおむね現在と同じ県域の栃木県が誕生しました。郷土について理解と関心を深め、県民としての一体感と自治の意識をはぐくみ、より豊かな郷土を築き上げることを期する日として、昭和60(1985)年に6月15日が県民の日として定められました。」
そして、給食のBGMは「県民の歌」、「栃木県に関係が深い童謡」を流しました。
給食のメニューには、県民の日ゼリーがありました。昭和61年、県民の日のマスコットとして誕生した「ルリちゃん」と栃木県のマスコットキャラクターである「とちまるくん」がデザインされた、県民の日をお祝いするいちごのゼリーでした。
郷土を愛する生徒を育てることは学校の大切な役割です。未来の栃木県を担っていく生徒たちを育てて参ります。
救急救命研修会
6月14日(水)日本赤十字社栃木県支部の方にお越しいただき、救急救命研修会を実施しました。本校では毎年1回、この研修を欠かさずに行っています。生徒に万が一があった時、その大切な命を守るための大事な研修だからです。本日は救急救命の方法の説明を聞き、実際に体験することで技術を身に付けました。
私たち教職員が守らなければならいもの、その最たるものは生徒の命です。今後も生徒にとって安心・安全な環境を整えていきます。
楽しい給食
コロナ感染症が5類になり、学校生活も徐々にコロナ禍以前の形に戻りつつあります。
6月5日(月)から本校では給食時にグループを作り、食事をしています。コロナ禍では、前向きのまま黙食を続けてきました。最初は黙食に抵抗があり、友達と話をしながら食事をしたい生徒が多かったことを覚えています。
学習指導要領に、「給食の時間は、楽しく食事をすること、健康に良い食事のとり方、給食時の清潔、食事環境の整備などに関する指導により、望ましい食習慣の形成を図るとともに、食事を通してよりよい人間関係の形成を図ります。そして、適切な給食時間を確保した上で、給食の準備から後片付けを通して、計画的・継続的に指導する必要があります。」と記載されています。
つまり、給食は食事をすればいい、栄養を摂れればいいわけではなく、食事を通して人間関係を育んだり、食事のマナーを学んだり、円滑に準備や片付けができるようになったりすることを目的として指導していきます。
大人になれば、会食する機会は多くなることでしょう。会食を通して互いを知ったり、信頼関係を深めたりすることがあります。その基礎・基本を身に付けるのが学校給食であると考えています。
生徒たちは最初はグループを作ること、友達と会話をしながら食事をすることに違和感がある生徒もいましたが、徐々に会話を楽しみながら食事をする姿が多く見られるようになりました。将来役に立つ、生きる力を育む給食指導をこれからも継続していきたいと思います。
輝光祭に向けて
先週、全校生徒に輝光祭スローガンについてアンケートを取りました。そして生徒会役員と代議員、各専門委員長からなる中央委員会で話合いを行いました。
本校は、昨年度生徒の思いを大切にする学校行事の推進を重点目標の1つに掲げて学校運営を行って参りました。そして今年度は、主体性を育む生徒会活動の展開を重点目標に掲げています。このような生徒による話合いが当事者意識を育み、生徒が一生懸命に行い、学びの多い学校行事になると考えています。
いろいろな体験を学校生活の中で数多く準備します。学級活動、部活動、生徒会活動、学校行事など、一見無駄な時間の様に見える生徒の遊びを伴う活動をたくさん用意します。生徒は確実に学び、成長します。時間と場所を用意して環境を作ります。後は生徒が自分で決めて、自分たちで自分らしさを見つけながら伸びていくのを教師も保護者も見て楽しめばよいのです。
輝光祭のスローガンは後日生徒会長から全校生徒に発表されます。ホームページでもその後にお知らせ致します。
下都賀地区総合体育大会①
6月9日(金)から3年生最後の大会が行われました。雨天のためソフトテニス・陸上は順延となり10日(土)からのスタートとなりました。どの部活動も、1年生の頃から大きく成長し、最高学年としての雄姿を見せてくれました。
仲間とともに辛い練習を乗り越えてきたこと、苦しい戦況でも声を掛け合って乗り越えてきたこと、練習前後の何気ない会話で生まれる笑顔、新しいことができるようになった時の喜び、一つ一つの思い出がよみがえってくる大会となりました。朝早く起こしてくれたり、お弁当を作ってくれたり、車出しをしてくれたりと支えてくれた家族に感謝し、応援に応えたいという想いが一人一人のエネルギーになっていました。この大会で引退となった3年生、本当にお疲れ様でした。最後までよく頑張りましたね。
雨天のため順延になっているソフトテニス・陸上、県大会を決めた男子バレー・女子バレー・卓球女子、野球部、最後の一瞬まで「努力してきた自分を信じ、仲間を信じて」全力で頑張ってください。応援しています
道徳教育応援チーム学校訪問
道徳教育応援チーム派遣事業を活用し、6月7日(水)道徳の授業を参観していただきました。
私たちは、友達がどんなことを考えているのかな?と疑問に思ったり、自分の気持ちを分かってもらえるかな?と不安になったりします。だからこそ、教育活動後の振り返りの言葉を共有して、互いの考えに触れる機会を増やし、学校が安心して生活できるところにしたいと考えています。教育活動すべてが道徳教育であるとされる中で、「道徳教育の要」として道徳の授業があります。「人間のもつ弱さ・醜さを表出する中で、友達の意見を聴き、多様な考えに触れ、自分自身の考えの変容を感じ取れる」そんな道徳の授業を目指しています。
授業の教材はきっかけ、そこから自分自身の経験を振り返り、その時の気持ちを思い出しながら話してみる、その気持ちを「うん、うん、うん」って頷きながら共感したり、「そんな気持ちになるんだ~」って知ることがスタート。なんでそんな気持ちになったのかな?って・・・さらに深めていく・・・。話しながら自分自身と向き合えるようになる。
子どもたちは、モヤモヤした気持ちを少しづつ言葉にできるようになっています。
参観後、「様々な授業形態(コの字、グループ、扇型)を工夫されている」「ICTを使うことで一人一人の経験や考えをすぐに共有でき、新たな発問が生まれる」「特別支援では構造的な黒板の工夫がされている」などの感想をいただきました。発達段階を踏まえ、子どもたち一人ひとりの道徳的価値を高められるように研究を進めていきます。
お忙しい中お越しいただいた栃木県教育委員会義務教育課指導主事、下都賀教育事務所学校支援課副主幹、壬生町教育委員会指導主事の先生方、ありがとうございました。
教育委員の方々の学校訪問
6月5日(月)壬生町教育委員会の方々にお越しいただき、子どもたちの授業の様子を参観していただきました。校長から「幸せの時間づくりを応援します」というグランドデザインの説明、教頭から具体的な教育活動の成果についての説明をしました。さらに、子どもたちの想いを取り上げた集団演技DANCEのドローン映像と、感動のシーンを創出した3年全員リレーのラストシーンをご覧いただきました。
参観後、教育委員の皆様から「落ち着いて授業に取り組めている」「考える授業がなされており、グループなどの発表の機会・教え合いの機会が設けられている」「ICTを活用した授業で活用力が向上している」「成功させることを優先させる教育が多い中、失敗を寛容に受け止め学ばせる教育は素晴らしい」「生徒を生かした運動会、生徒との団結力を感じた」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。また、ご指導いただいたことを真摯に受け止めこれからも精進してまいります。お忙しい中お越しいただきました教育委員会の皆様、ありがとうございました。
総体に向けて部長の思い
6月9日(金)から下都賀地区総合体育大会が始まります。今年度から春季大会が廃止され、総体が6月開催となりました。3年生は最後の大会となります。2年半の練習の成果を十分に発揮して、チーム南犬飼の力を表現しましょう。
6月7、8日の2日間、給食の時間に各部長が大会にかける思いを話しました。
司会進行は生徒会役員が行いました。
【陸上競技部】
陸上競技は個人競技ですが、練習では1つのチームとして日々頑張ってきました。総体でも1つのチームとしてみんなのことを応援し、競技も自分の力を出し切り、後悔のないプレーをしてきましょう。
【野球部】
野球部は春の県大会で準優勝という結果で、目標の県大会優勝まであと一歩のところで負けてしまいました。夏の県大会では自分だけでなくみんなのためにプレーをし、全員野球で戦い、目標の県大会優勝を達成できるように頑張ります。
【男子バレーボール部】
日々、練習してきたことを最大限発揮して、県大会につなげられるように勝ち進んでいき、これまで支えてくださった方々に感謝の気持ちをもちプレーしたいと思います。
【女子バレーボール部】
私たちは地区大会優勝、関東大会出場を目標にし、課題である守備力を高める練習を中心にチーム全員で頑張ってきました。追い詰められたときほどチームを盛り上げ、満足できる試合で終われるようにしていきたいです。また、支えてくださった保護者の方や先生方に恩返しができるよう戦っていきたいと思います。
【男子バスケットボール部】
私たちバスケットボール部は今まで練習で自分たちの最大限の力を引き出せるように、試行錯誤しながら頑張ってきました。一人一人が本気でプレーをすることで、チームがより良いものとなり、団結力が高まるので、今まで一緒に練習してきた部員の仲間たちと力を合わせて全力で大会に臨みたいです。
【女子バスケットボール部】
顧問の先生方のありがたいご指導を生かし、二回戦の相手に勝ち、二日目に進めるよう頑張っていきます。
【男子ソフトテニス部】
僕たち男子ソフトテニス部は、顧問の先生のご指導のもと日々練習してきたことを発揮して、総体に臨みたいです。
【女子ソフトテニス部】
総体は部活動最後の大会になるので、女子テニス部らしく、明るく楽しく試合に臨んでいきましょう。今までの練習で積み重ねてきたことを全て発揮し、悔いのないように頑張っていきましょう。
【サッカー部】
僕たちはこの1年間、県大会出場を目標に日々努力してきました。総体は今までやってきたことを全力でぶつける場なので、部員全員で力を合わせて全力で頑張ります。
【卓球部】
これまでの頑張りを十分に発揮できるように頑張りましょう。また、結果だけでなく荷物の整理や挨拶などもこれまで以上にしっかりとやりましょう。
1年生にとって最後の大会です。今までの練習の成果を十分に出し切って悔いの残らない試合にできるよう頑張っていきましょう。
【剣道部】
剣道部は男女とも人数が少ない中、協力し合い、県大会出場を目標に向けて練習に励んできました。地区大会では悔いが残らぬよう、先生方に教えていただいたことを十分に発揮し、支えてくれた家族や先生に恩返しができるよう頑張りたいと思います。
【吹奏楽】
吹奏楽部は夏のコンクール、マーチングコンテストに向けて日々練習に励んでいます。コンクール、マーチングともに今年こそゴールド金賞が取れるよう、犬中サウンドをどこまでも響き渡せ、観客の皆さんを感動させることを目標に、心を1つに頑張りましょう。
最後に生徒会長から犬中生へのメッセージがありました。
【生徒会長の言葉】
3年生の皆さん、入部してから今までの練習の成果を十分に発揮できるよう、自分を信じ、仲間を信じ、全力プレーをしてください。また、現在高校で活躍されている先輩方から熱い思いを引き継いでいると思います。その想いも胸に、期待に応えられるよう頑張ってください。1,2年生の皆さん、私たち3年生の姿を目に焼き付け、全力サポートをよろしくお願いします。部活動でのこの出会いと努力してきた時間は大切なものです。その出会いを支えてくださる先生方、保護者の方、地域の方への感謝の気持ちを心に刻み、応援に来てくださった方や試合を見ている全ての方に感動を届けられる試合にできるよう、チーム南犬飼で全力で頑張りましょう。
多くの部長が、目標を語り、感謝の言葉を口にしました。部活動は大事な教育活動の一部です。結果だけでなく、その他の部分の大切さもきちんと理解している生徒の姿が誇らしいです。チーム南犬飼の健闘を期待しています!
ゆうがおEnglishイノベーションスクール
6月2日(金)から今年度のゆうがおEnglishイノベーションスクール事業が始まりました。年20回、朝の時間を活用して実施されます。昨年度1年間実施してみて、生徒のコミュニケーション力の向上を実感しました。外国の方と話をすることに恐れることなく、自信を持って話せるようになった生徒が多くなりました。3年生は修学旅行先で海外からの旅行客に積極的に話しかけ、日本の良さを伝えたり、海外の方が日本をどのように見ているかなどのインタビューを行ったりしました。どの班も楽しそうに話をしている様子がありました。
本校はOUR CREDO(私たちの信条)を【失敗が許される雰囲気を醸成し、「あなたならできる」という自己有用感を高めます】と定めています。始業式では校長から「失敗から学ぶ」という言葉もありました。是非、失敗を恐れず、チャレンジ精神を大事にできる生徒に成長してほしいと思います。
命の恩人
本校には毎年ツバメの巣が作られます。今年度も教室棟から新体育館への通路のところに巣が作られ、ツバメのヒナが誕生しました。しかし、先週大事件が!!そのツバメの巣が落ちてしまったのです。それを発見した生徒たちは日陰を作り、すぐに教頭先生に知らせに来てくれました。そのままだったらきっとツバメのヒナは全て亡くなっていたことでしょう。まさに命の恩人です。
本校は「学ぶ力を育むチーム」「豊かな心を育むチーム」「健やかな体を育むチーム」「地域とともにある学校づくりチーム」の4つのプロジェクトチームを作って学校経営に臨んでいます。自他を大切にする心を育むことを1つの目標としている豊かな心を育むチームの取組がこのようなところで結果として表れます。
これからもプロジェクトチームの取組に注目です。
助けられた2羽のヒナは、生徒が準備した段ボールに入れられました。その後お母さん鳥が、その段ボールを探し当て、エサをやりに何度も何度も訪れ、お父さん鳥が、ヒナを見守り、元気に成長し、無事に日曜日に巣立つことができました。助けてくれた生徒のみなさん、ありがとうございました。
縦割り総合説明会&アンケート
6月5日(月)6校時目に縦割り総合説明会と希望アンケートを行いました。
本校では学年間の交流を1つの目的とし、2学期の総合的な学習の時間は輝光祭まで縦割り総合を行っています。そして輝光祭を総合的な学習の時間の成果を発表する場としています。
総合的な学習の時間は探究活動の時間です。課題設定から始まり、情報収集、整理分析、そしてまとめ・表現する活動です。これからの時代、最も大切になる問題解決の力を養う時間となります。
今年度は17のコースが設定されました。各コースの担当教員からコースの概要について説明がなされ、その後希望アンケートを行いました。昨年度まではなかったコースが数多くあります。どのコースにしようか目を輝かせながら説明を聞き、アンケートに回答している生徒の姿が印象的でした。
今年度の輝光祭は10月20(午後)、21(午前)日の予定です。どんな成果が発表されるか楽しみです。
町教育研究所「UD視点の授業研究会」
6月2日(金)栃木県総合教育センター教育相談部・壬生町教育委員会、町内の小中学校の先生方にお越しいただき、壬生町教育研究所主催の「UDの視点の授業研究会」が、本校で行われました。「UDの視点」とは、すべての子どもたちが「わかる・できる」ように工夫・配慮された授業のデザインのことを指します。
研究会では、授業を参観された先生方から、
「全体への指示が「赤ペン持って」「ここにメモして」というように明確」
「ワークシートに選択肢があり、取り組みやすい」
「ヒントが手元(プリント)とICT(TV)の両方で確認できる」
「グループになることで会話が気軽にでき、安心感が生まれる」
「解答を全員で読み上げることで、視覚と聴覚で確認できる」
などのご意見をいただきました。また、質問やご提案もありがとうございました。
講話では、「相互に支え合う関係づくり」「すべての生徒が持てる力を活かせる環境づくり」「できることを更に伸ばす」「安心感」といった視点をお話いただきました。本校のグランドデザイン「すべての生徒の幸せな時間づくり」につながる視点ですので、引き続き大切に取り組みたいと思います。
また、小学校の先生方が成長した子どもたちの姿をみて、胸打たれる表情を浮かべているのが印象的でした。子どもたちの成長した姿は、私たち教職員にとって何よりもの励みです。今後も連携をとりながら教育活動をすすめたいと思います。
ご講話いただいた栃木県総合教育センター教育相談部指導主事様、運営いただいた壬生町教育委員会指導主事様、様々な気付きを教授いただいた町内の小中学校の先生方、ありがとうございました。
ハッピーボックスのお知らせ⑧
6月2日(金)1年生の校外学習の振り返りをお昼の放送で紹介しました。ハッピーボックスに掲載しましたので、ご一読ください。
6月1日(木)久しぶりに1~3学年がそろったので、支部大会の結果の表彰集会をオンラインで行いました。たくさんの部活が表彰されました。
【結果(団体のみ)】
陸上競技部 男女総合 準優勝
男子総合 優勝
女子総合 準優勝
4×100mR 第3位
野球部 準優勝
男子バレー部 優勝
女子バレー部 優勝
卓球部 女子団体 優勝
男子団体 準優勝
来週末は地区大会が始まります。3年生最後の大会に向けてどの部も調整に入っています。努力した自分を・仲間を信じて、最後まで駆け抜けてほしいと思います。『全力に悔いなし』応援しています!!
ペットボトル回収
資源委員長から5月のペットボトル回収について以下のような放送がありました。
「ペットボトル回収へのご協力ありがとうございました。今回の回収で全部で5200本を集めることができました。今回、運動会にてPTAの方々がご持参くださったペットボトルが3388本でした。保護者の皆様ありがとうございました。昨年度1年間で、23927本を集めることができました。今年度のペットボトル回収目標数は3万本としました。昨年度達成できなかったこの目標を、ぜひ今年度はみなさんの協力のもとで達成したいと考えています。今年度も1年間ご協力よろしくお願いします。ペットボトル回収で地域貢献をしていきましょう。」
ペットボトルは現在様々なところで再利用されています。生徒会は昨年度、制服会社様のご協力で「制服についての勉強会」を実施しました。その中でペットボトルが制服のジャケットに使われていて、約25本のペットボトルで一着のジャケットができることに驚きました。これは「リサイクル」ではなく、新しい価値を与える「アップサイクル」を目指した取組です。
SDGsが話題になることが多いですが、それはすべての人々にとってより良い、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指す取組です。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが求められています。ペットボトル回収はとても小さなことですが、それがやがて大きな力になるのかもしれません。まさに昨年度学んだバタフライ効果です。
今後ともペットボトル回収にご協力宜しくお願い致します。
犬中いじめゼロ集会
6月1日(木)朝会にて「犬中いじめゼロ集会」をオンラインで行いました。
生徒会長から「いじめ防止対策推進法」についての話があり、いじめは全生徒に関する問題であり、いじめを行わず、これを放置してはならないということの共通理解を図りました。
また、生活委員長からイエローリボン運動についての話がありました。イエローリボンはいじめをしない・いじめを止める人のしるしです。いじめ問題のカギをにぎるには「傍観者」です。いじめが嫌だと思っている人がたくさんいても、みんなが自分に危害が及ぶのをおそれて沈黙すれば、その場はいじめに支配されてしまいます。「やめなよ」と言える人が数人でもいれば、いじめはなくなっていくでしょう。犬中生がいじめをしない。傍観者にならないために、「STOP BULLYING~いじめを止めよう~イエローリボン・キャンペーン」を広めましょう。
<傍観者とならないために、自分たちができること>
・「やめなよ」の一言をみんなで言おう。
・被害者を励まし、いじめにみんなで立ち向かう。
・先生や保護者にそっと知らせる。
・学級内に「いじめは悪」という雰囲気・いじめを見逃さない雰囲気を作るために何ができるか考えよう。
みんなで「犬中いじめゼロ宣言」をしましょう。
みんなが楽しい学校、みんなで幸せな学校を作っていきましょう!!
目で見てわかる授業へ
2年生の教室を覗いてみると・・・
社会の授業でNHKの番組を自分のペースで視聴し、ワークシートにまとめていました。産業の移り変わりに焦点を当てて、帯グラフで違いを分析していました。子どもたちは第1次産業が思った以上に少なくて驚いていました。「もしも、輸入が止まってしまったら?」という先生の質問に「食べ物がなくなる」と答える子どもたち。持続可能な世の中を目指す必然性も感じていたのではないでしょうか?
数学では、連立方程式の解き方について、リンゴとミカンのマグネットが用意されていました。「リンゴが消えて、ミカンだけの式になるから」とマグネットを動かしながら友達が説明するのを、うなずきながら聞いていました。1年生で学んだ1次方程式の形にしちゃえば・・・と考えられることが数学的思考ですね。
理科の実験の考察を書く表情は真剣そのもの!実験の図解と自分の言葉で表現することを大切にしています。少しずつ専門的な言葉で説明できるように、条件を変えた実験を通して学んでいます。
英語の授業では、前時の黒板の写真が手元に映されることで、子どもたちは学んだことを確認しながら進められていました。"I play the piano."と答えてくれた生徒に対して、先生が「YES!be動詞は「=(イコール)」だからI am the piano.だと?」と笑いを交えながら、go to bed. take a bath. など新しい表現を楽しく学んでいました。
ALTの先生がBig voice,Gestureと要求すると、子どもたちはそれに応えようと工夫していました。言語のみのコミュニケーションは30%ほどと言われています。残りは表情や身振り手振り、声のトーンなど様々な要素が絡んで相手に想いが伝わりますね。友達の発表を温かく受け止める教室の雰囲気もとても素敵でした。
子どもたちが、生き生きとしている授業とは何でしょうか。「学びに向かおうとしている」「聞くだけの受け身になっていない」「子どもの居場所がある」などが考えられます。
「もう一度説明してほしい人?」「友達に聞いてみたい人?」こんな声が教室に響く授業でした。
南犬飼中学校では昨年度まで聴くことを重視した学習規律の確立を目指してきました。視覚的な情報も含めた「聴くこと」を楽しめる、聴き合う授業の広がりが、生徒の幸せにつながっていきます。
修学旅行(3日目)
今朝も元気な3年生。旅行の疲れが見える生徒もいますが、3日目の行程は予定通りにスタートできました。
この日の朝は、旅館をチェックアウトするために清掃をしたり、自分の荷物を自宅へ送る準備をしたりするなど慌ただしい朝になりましたが、着実に一つ一つこなしていきます。
3日目は京都市内クラス別研修です。
各クラスの行程は次の通りです。
1組 清水寺 三十三間堂
2組 清水寺 東寺
3組 嵐山散策 トロッコ列車乗車
4組 北野天満宮 嵐山散策
5組 清水寺 高台寺 八坂神社
4月に新クラスがスタートしてすぐに各クラスで決めた目的地です。それぞれのクラスの個性や担任のこだわりを含めた行程となりました。
12時から京都駅前のハトヤ瑞鳳閣で昼食をとり、新幹線に乗車して帰路につきました。
帰りの新幹線の中では、楽しい旅行が終わってしまうのを惜しむかのように友だちとの時間を満喫する生徒がいたり、疲れて眠ってしまう生徒もいました。
4月から少ない準備期間の中で、合間に運動会があったり、連休を挟んだりするなどしましたが、実行委員を中心に準備し、各クラス、グループで行き先を考え、無事に3日間の旅行を終えることができました。
こうして3年生にとって中学校生活最後となる行事が一つひとつ終わっていきます。そのたびに成長した姿を見せてくれる3年生。非常に頼もしくなりました。
解散式では、子どもたち自身の成果と課題に加え、学んだことやたくさんの気づきが実行委員から語られました。何より実行委員の中でも多くの生徒が、今回の修学旅行に関してお世話になった方々への感謝の気持ちもつことを大切にしていました。
各家庭でたくさんの「ありがとう」が溢れていることでしょう。
3年生の保護者の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
修学旅行(2日目)
修学旅行2日目です。
朝の生徒達の様子は、体調不良を訴える生徒もなく元気に起床しました。
午前9時から10時まで、座禅体験を行いました。場所は妙心寺です。
妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山です。その中の退蔵院で座禅体験です。
退蔵院の門をくぐると、新緑が映える庭が迎えてくれました。
まず、座禅を行う目的や座禅の組み方について説明を受けます。説明してくれた住職さんは、座禅は心の掃除をすることだとおっしゃいました。
心を無にし、雑念が湧いたら自分の呼吸に集中します。
旅行中の街中の喧騒から離れ、ほんの僅かな時間でしたが、雨粒が落ちる音を聞きながら静かな環境の中で自分の心と向き合う貴重な体験となりました。
座禅体験の後はこの日のメイン、班別研修です。グループごとに1日お世話になるタクシーの運転手さんと出会い、京都の街へと出掛けて行きました。
夕食の様子です。
友だちとの班別研修がよほど楽しかったのか、話が尽きませんでした。
この日の夜の班長会議では旅行中に購入した物の取り扱いについて話し合いました。旅行中にも、自分たちで考え、判断し、行動することを実践しています。様々な価値観に基づいて出された意見をまとめ、合意形成することはこれから大人になる子どもたちに必要な資質能力です。社会の実場面で考え、学ぶことができる貴重な機会となりました。
最終日もたくさんの思い出を作り、お土産話を持ち帰って欲しいです。
1学年 校外学習
5月29日(月)1年生は、モビリーティーリゾートもてぎへ行ってきました。
出発式では、実行委員長から「クラスの仲をより深めること。まだ話したことのない人と話してみましょう。また、自分の行動に責任を持ちましょう。」と話がありました。
開講式では、施設長様から「人、自然、モビリティーの融合によって持続可能な社会を作ることを目指しています。」と説明がありました。HONDAのHPには「人は移動するには目的があります。人がほかの場所に移動して、人と出会うことから社会は始まります。移動によって、様々な人が出会い、互いに学びあうとき、そこに新しい文化、新たな価値が生まれてきます。それがモビリティー文化」であると書かれています。
今回の目的は、『もてぎスキルアップアドベンチャー』の体験によって、子どもたちが主体的に解決しようとする過程で、互いを認め、補い合い、全員で力を合わせることで、創造性があらわれてきたり、リーダー性があらわれてきたり、一回りも二回りも成長することです。施設の方から「御校の生徒さんはとても素直で男女の仲がいいですね。だからこそ更にその上のレベルを目指して、時間ギリギリまでちょっと難しい課題に挑戦してほしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。そして、「ここでは、子どもたちの可能性を信じて5分でも10分でも待ちます。」との言葉に、まさに本校の想いに共感するところであり、授業にも通ずるところであると感じました。
子どもたちは少しずつ難易度があがる課題をクリアするたびに、満面の笑顔を見せてくれました。思わず友達とハイタッチしたり、友達に抱きついたり、全身で表現していました。子どもたちの可能性と笑顔を引き出してくださったファシリテーターの方々、本当にありがとうございました。
バスの中では、最後に実行委員さんが「今日で、運動会の時よりも更に仲良くなったと思うので、学校生活でも仲良くやっていけるといいなと思います。」と話してくれました。これからも学校生活での課題を、みんなで力を合わせて乗り越えていってほしいと思います。