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理科って面白い!

 7月11日(木)3校時、2年2組の理科の授業で研究授業を行った。下都賀教育事務所の指導主事に来校していただき、本校の学校課題「確かな学力を身につけ、心豊かでたくましい生徒の育成」について、ご指導をいただきました。

 本日の理科の授業では、「もやしの種子を発芽させてもやしに生長させると、乾燥重量はどうなるだろうか?」という課題であった。生徒の予想は、「増える」が12名、「減る」が1名、「変わらない」が15名であった。予想と違うところに理科の面白さがあるのだと思う。大切なことは、結果に行き着くまでに、どう科学的根拠を組み立てていくかを考えることである。結果は「減る」が正解である。予想した生徒は1名であったが、授業の振り返りで多くの生徒が納得した様子で授業が終了していた。呼吸をすることは、酸素ともやしの内部に含まれている栄養分(デンプン)が使われ、二酸化炭素と水に分解して外に放出される。つまり乾燥重量は減るということでしょうか。観ている我々教員も非常に勉強になりました。  

  ブドウ糖 + 酸素  → 二酸化炭素+ 水

  C6H12O6  +  O2 →   CO2   + 6H2O