学校生活の様子・ブログ

学校生活の様子・ブログ

運動会予行練習

 運動会まであと3日となりました。みんなを応援しているかのように晴天に恵まれた今日、運動会予行練習を行いました。予行練習は、演技のルールを確認すること、演技と係活動の連携を確認することなどを目的としています。実際に全体を流して行ってみることで、学年練習では見えてこなかった部分が課題として出てきます。「練習は本番のように、本番は練習のように」という言葉がありますが、どの学年の生徒も全力で取り組む姿が印象的でした。予行を通して出てきた課題も、「全力だから見られるもの」の1つなのかもしれません。

 閉会式において校歌を歌いますが、前回の練習は生徒にとって納得のいく出来ではありませんでした。コロナ禍でなかなか歌うことから離れていた数年間。歌うことが当たり前だったコロナ前と簡単に同じようにはいきません。そこで、生徒会役員はみんなの見えるところに歌詞を貼り、一人一人が自信を持って歌える手立てを考えました。そして、この歌詞を生徒会役員が筆で手書きしました。パソコンで作ってしまえば簡単なことかもしれませんが、「みんなで全力で校歌を歌って運動会を終わりたい」という思いを込めて手書きという選択をしたのです。その思いに応えてこそ、「全力だから見られるもの」が見つかるのかもしれません。

 生徒会役員は今日の運動会予行を次のように振り返りました。

「皆さん、予行練習お疲れさまでした。多くの人が運動会の流れを理解できたのではないかなと思います。今日の練習で失敗してしまった人、そうでない人がいると思います。失敗してしまった人は、失敗を無駄にせず本番に生かしてください。失敗を重くとらえず、前向きに考えることが成功のカギだと思います。

 校長先生がおっしゃっていたように失敗から学ぶを大切に頑張って行きましょう。今日の練習でうまくいった人は、このまま本番に向けて頑張っていきましょう。残り3日間どう過ごすかで全てが決まると思います。全力だから見られるもの。そこに向けて、各団一丸となって頑張りましょう!」

 「失敗から学ぶ」「自分たちの発想でより良いものを作っていく」。運動会練習を通して、確実に生徒の力が伸びています。

いよいよ運動会!!

 明日はいよいよ運動会本番です。この1週間、各団長からお昼の放送を使って運動会への意気込み、熱いメッセージを伝えました。

【赤団】

 副団長:僕は赤団全員で協力して、失敗を恐れず全力で楽しんで優勝しましょう。そしてみんながやり切ったと思える運動会にしましょう!

 団長:僕は、中学校最後の運動会である今年の運動会は、全力で楽しみ、最高の思い出にするということを目指して、頑張りたいと思います。そして練習も1番頑張り、本番も1番頑張りましょう!自分は怪我をしているので競技はできませんが、応援頑張ります!

 

【白団】

 僕は白組の皆を笑顔で一番の思い出になるような運動会にしたいと思います!!それでは白組の皆さん共に頑張りましょう!!

 

【黄団】

 僕は、本番は変に緊張せず、運動会に望みたいです。もちろん優勝は黄団全員で目指しますが、あまり優勝にこだわりすぎず、最終的に黄団全員で「楽しかった!」と笑って終われるような運動会にしたいです!

あと、今日の黄団の入場は僕的にはさみしかったので、当日はしっかりと僕についてきてくれると嬉しいです!

 

【青団】

 運動会本番まで残り少ない練習も本番と同じように取り組み、本番は練習の成果を出し切れるように練習や準備、運動会本番も全力で望んでください。自分を信じて仲間を信じて頑張っていきましょう!本番は最高に楽しく思い出に残る運動会にしていきましょう。黄団全員で全力で練習にも本番にも取り組みましょう!

 

【緑団】

 僕はみんなをしっかりまとめて、団結してみんなが笑顔で終わる最高の運動会にしたいと思っています。総合優勝を目指して全力で頑張りましょう。

 団対抗という初めての試みに対して、ここまで各団長は一生懸命に考え、団員をまとめてきました。その一生懸命さは間違いなく多くの生徒に伝わっています。全力の先に素晴らしい景色があることでしょう。自分を信じて、仲間を信じて、最後までやり切ってほしいと思います。頑張れ犬中生!!

【留意点】

①天候等の理由で運動会の実施ができなくなった場合の連絡は、朝6時30分に学校のホームページ、安全・安心メールに掲載します。(保護者の方にメールがなければ予定通り実施・花火はあがりません)

②生徒は7時50分応援席集合です。係りの生徒は係りごとに定められた登校時間です。保護者の方の受付開始は8:00です。

③保護者の方に対して新体育館のトイレを開放しています。

④マスクについては個人の判断です。

⑤当日、駐車場はありません。自転車等を利用してください。(駐輪場は中庭)

⑥柵内やテントの中には生徒以外は入らないようにお願いします。

⑦写真撮影可能なスペースには、お子さんの学年が種目参加中のみ滞在し、種目終了後は速やかに移動してください。

※その他の留意点については、5/18にメール致しました「5/20運動会 お願いの確認」をご覧ください。ご協力、宜しくお願い致します。

 生徒・保護者・教職員、チーム南犬飼で運動会の大成功を目指していきましょう!!

運動会、1年生も頑張っています!

 運動会まであと4日になりました。練習も最終段階にきています。

 今年から縦割りでの実施となった運動会ですが、これまで3年生の団長を中心に団ごとに一生懸命練習に取り組む姿が見られています。1年生にとっては初めての運動会となります。先輩の指示をよく聞き、付いていこうとする前向きに活動しています。「獅子奮迅」のスローガンをもと、犬飼中生一丸となって精一杯頑張っています。

 

 

 

 本日は放課後に係活動が行われました。明日の予行練習に向けての準備をしました。生徒主体を大事に運動会練習を行ってきました。係活動も犬中生の良さを発揮し、教育目標の1つである「進んで考え、実行する生徒」を体現してほしいと思います。

全国学力・学習状況調査(英語:話すこと)

 4月18日(火)に3年生対象の全国学力・学習状況調査(国語・数学・英語)を行いました。さらに今年度は英語の「話すこと」についての調査が本日行われました。

 3年生は各学級3つのグループに分け、教室でGIGA端末を使って英語を吹き込みました。初めての体験で最初は少し緊張気味の表情でしたが、1年間ゆうがおEnglishイノベーション(オンライン英会話)を実施してきた成果でしょうか、自信を持って回答している姿がありました。

  

 これからさらに国際化が進んでいきます。英語を完璧に使いこなすことも大事ですが、それよりも英語に恐れず使ってみようという姿勢が大切です。今年度も壬生町の子どもたちを応援してくださる企業の支援により、Englishイノベーションを6月から実施します。チャレンジ精神を忘れず、積極的に学んでほしいと思います。

緑の羽根募金にご協力をお願いします!

 奉仕作業ありがとうございました。中庭の花壇もきれいになり、芝桜やネモフィラの可憐な花がきれいに見えるようになりました。数年前から、中庭の花壇の改修が始まり徐々にたくさんの花が植えられるようになりました。現在はネモフィラ、芝桜、マリーゴールド、マツバギクなどの花が植えられ、季節ごとに可憐な花を咲かせてくれています。この中庭の花は毎年集まった緑の羽根募金の一部を利用させていただいています。今年度の緑の羽根募金は明日(5月16日)まで集めていますので、ご協力よろしくお願いします。

 花が生活の中にあるだけで、私たちの心は明るくなります。花には人間を豊かにしてくれるそんな力があるのです。私たちの手で、私たちの生活を明るく豊かなものにしていきたいと思います。募金のご協力、宜しくお願い致します。

ハッピーボックスのお知らせ⑤

 お昼の放送をハッピーボックスに掲載しました。ご一読ください。

 GW明けの週半ばには少し疲れが見えていた子どもたちでしたが、授業と運動会の練習のメリハリをつけて取り組めていました。

 理科の授業を覗いてみると、自分たちで汲んできた水を顕微鏡で覗き、「アオミドロが見えた!」「見せて見せて」「真ん中の微生物なんだろう?」「倍率を考えるとミジンコじゃないからツボワムシだよ!」と様々なところから楽しそうな声が上がっていました。

 社会の授業を覗いてみると、新聞記事から気になるものを写真でとって切り抜き、それぞれの感想を付箋で書き込んで共有していました。分からない言葉やより詳しく知りたいものがあると、タブレットで検索して調べていました。

 国語の授業を覗いてみると、小説を書く前のキーワードや設定・構成をタブレットに入力し、思考を整理していました。

 共通して言えるのは、先生が説明する時間より子どもたちが自分で考え活動している時間が多いということ。

 これからの時代に必要な資質・能力は「自分の意見を持つ」「多様な他者を理解する」ことを基盤に「自らの学びを広げたり深めたりできること」

 運動会の練習の中でも、自分の意見を持ち互いに伝えようとするシーンがたくさん見られます。教科の学びが学校行事を通して、発揮される素敵な1週間でした。運動会まであと1週間、全力で走り切ってほしいと思います。

PTA奉仕作業

 5月9日(火)PTA本部役員会・各委員会が実施されました。

 本校はグランドデザインの中にチーム南犬飼「保護者は、進んで動き、自分の姿で示します」と記しています。今回の役員会では、新たなアイディアを出して持続可能な活動の提案をお願いしました。各委員会での話し合い後、厚生委員長から「行事で保護者が学校に足を運ぶ際に、ペットボトルを回収する」といった提案がなされました。PTAの方々の積極的な提案で、チーム南犬飼が動き出しました。

5月13日(土)PTA奉仕作業が行われました。

 PTAの方々のおかげで、校庭の除草、側溝の砂の撤去、体育館フロア清掃、プール清掃などなど、校内の環境整備が整いました。ありがとうございました。運動会が気持ちよく迎えられます。

 保護者の方から困ったことがあったらお声掛けください」と温かい言葉をかけていただき、職員一同、心強く感じています。進んで動き、自分の姿で示してくださる保護者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです

最後の全体練習

 5月12日(金)本日は運動会前、最後の全体練習でした。閉会式の確認、集団演技の練習を中心に行いました。

 集団演技は、今週の前半よりも格段に上手になり、完成に近づいています。こんな短期間で大きく成長できる犬中生の力に感心しました。3年生の動きも連携が取れるようになり、なにより当事者意識をもって動いている生徒の数が多くなりました。昨日の生徒会長からのお願いが伝わっていると感じます。素直な心をもって、協力できる犬中生の強みが発揮され始めました。

  

 コロナウイルス感染症が5類になり、先日教頭から全校放送で、「中学校でもマスク着用を求めない」ことの共通理解を図りました。保護者の方には昨日生徒を通してプリントを配付致しました。運動会において、特に運動量が多い競技はマスク着用したままだと熱中症など身体に危険が及ぶことがあります。競技をする際にはマスクを外すことを積極的に促しています。

 コロナ禍になり、笑顔はマスクの中に隠れていました。今年度の運動会では、生徒の素敵な笑顔がたくさん見られることだと思います。学校にまた、生徒の笑顔の花が咲きます。その笑顔を通して多くの人に元気を与えられる存在であってほしいと思います。

失敗からしか学べない

 5月11日(木)、昼休みと放課後に学級練習が行われました。昼休みの学級練習はグランドに出て、元気よく活動しました。どのクラスも前回より早く外に出てきて、準備も早くなりました。クラスが少しずつまとまってきた証拠です。放課後の練習は、雷雨のため、学年ごとに武道場・旧体育館・新体育館に分かれて行いました。入場の隊形に並び、退場までの流れの確認やルールの確認などをしました。時間を有効に使い、今日できなかった学級練習の時間を違う日に作り出そうと前向きに頑張る姿が印象的でした。

 

 給食時には、生徒会長から3年生に向けて放送がありました。内容は、昨日のLong昼休みについての振り返りでした。各団長からも、自分たちの動きは納得できるものではなかったとの反省があったとのことでした。そして、3年生に向けて2つのお願いがありました。①練習開始までの移動時間を早くすること。②団長やリーダーたちだけに任せるのではなく、一人一人が当事者意識を持って、みんなで取り組んでほしいということでした。今日の昼休みに1番早く外に出て来たのは3年生たち。生徒会長の思いをしっかりと受け取った生徒を誇らしく思います。

 人は「失敗からしか学べない」。これは校長が始業式で述べた言葉です。チャレンジして、失敗して、学んで、またチャレンジする。その過程に成長があります。

 明日は全体練習日。3年生のリーダーシップに注目です!

 南犬飼中生の頑張る姿を応援します!!

Long昼休み(運動会企画)

 5月10日(水)、生徒会役員で話合い、今回のLong昼休みは、集団演技の練習を行いました。

 昨年度までは全校犬中ソーランを集団演技として披露していましたが、生徒にアンケートを実施し、「新しいものを作りたい」という思いから、今年度は生徒が作成した「創作ダンス」を披露することになりました。

 学校経営の努力点として「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」を掲げています。この創作ダンスも生徒の思いが込められています。集団演技リーダーはその思いを次のように語ってくれました。

 「今回の集団演技は犬中の伝統であった犬中ソーランの形を変え、吹奏楽部の「青と夏」の生演奏と共に踊ります。全校生徒で踊る美しさやダンスの楽しさを感じられることを意識し、ダンス制作や準備を行いました。運動会最後の種目である集団演技は見に来てくださった保護者の方や練習を支えてくれた先生方に感謝の気持ちと感動を与え運動会を楽しく締めくくれるとよいと思います。」

 本日の集団演技練習は、各団で異なる隊形づくりを中心に行いました。

     

 本校グランドデザインの育成する資質・能力(本校生徒に身に付けさせたい4つの力)の1つに「目標を持つ力」があります。集団演技リーダーが掲げた目標は「感謝・感動・全力で楽しめ!!」です。この思いを生徒の皆さんが受け取り、運動会スローガン「獅子奮迅~全力だから見られるもの~」の体現に向けて頑張ってほしいと思います。皆さんの勇ましい姿、全力な姿を期待しています。

学級練習&第2回係打ち合わせ

 5月9(火)は昼休みに運動会の学級練習を行いました。

 昼休みは準備片付けを含めて30分間です。実際に練習に使える時間は10分~15分となります。少しでも練習時間を確保しようと、急いでグランドに出ていく生徒の様子が印象的でした。

 各学年とも、学年種目を中心に練習に励んでいました。学級練習初日なので、なかなか上手くできないクラスが多かったです。そんな時に、「もっとこうしてみない?」「この方が上手くできるんじゃないかな。」など、様々なアイデアがありました。

 本校は、「自分の考えを持ち、表現すること」「友達の考えを共感的に聞くこと」を大事に教育活動を進めてきました。その成果をこのような場面でも確認することができます。日々、成長する生徒の姿が誇らしいです。

 放課後には、第2回係打ち合わせを行いました。まずは、来週の予行練習に向けて準備が進められました。「運動会は競技50%、係活動50%、どちらも全力で行って最高の運動会ができる。」この言葉を大切に、全力だから見られるものを目指して取り組んでほしいと思います。

いよいよ運動会練習が始まりました!!

 ゴールデンウイークも終わり、いよいよ運動会の練習が始まりました。

 5月8日(月)、第1回目の運動会練習は、全体説明・開会式・ラジオ体操・結団式・集団演技を行いました。

 全てを生徒が運営しており、生徒による生徒のための運動会になりそうです。学校は生徒が主役です。生徒の言葉が印象的な第1回目の運動会練習になりました。

【開会式の心構え】

これから開会式の練習を始めるにあたって、私から皆さんに1つお話があります。開会式は、運動会の一番初めにやることです。つまり、皆さんの姿を保護者の方に見せる一番最初の機会です。もし開会式の練習をせずぶっつけ本番の状態でやってしまったら、まとまりがなくみんなの心が一つになりません。なので今日の練習を通して本番が最高なものになるよう全力で取り組みましょう。」

【運動会への思い】

「運動会にかける思いについて、生徒会を代表しまして、お話させていただきます。今回の運動会は、南犬飼中学校初めての3学年連合での5団が競い合う運動会となります。それは、まだ全員経験したことのない、運動会です。初めてだからこそ、自分は最高の運動会にしたいと考えています。

最高の運動会にできるよう、今回の運動会のスローガンである、獅子が荒れ狂ったように、すばらしい勢いで奮闘する様という獅子奮迅の言葉に似合うような演技、各競技を保護者の皆様方にお見せできるように、また、自分たちもサブタイトルである、全力だからみられるものを見ることができるよう、練習に取り組んでいただければと思います。」

【ラジオ体操について】

「これからラジオ体操を練習しますが、みなさんはラジオ体操をどのようにとらえていますか。ただの準備体操と思う人も多いと思います。私は、ただの「準備体操」として行うならば、全校生徒でやらなくても個人個人で行えばいいと思います。それでも運動会のプログラムとしてあるということは全校が一つになって気持ちをそろえるための体操として、集団演技と同じように丁寧に取り組むべきだと思います。」

【集団演技に向けて】

「今回初めて犬中の伝統の形を変え、不安もありましたが初めての試みとしてみんなで心を一つにして頑張っていきましょう!運動会最後の種目なので見に来てくださった保護者の方や先生方に感謝の気持ちと感動を与えられるよう頑張っていきましょう」

 今年度は例年より1週間早い運動会になります。練習時間が少なく、全体練習の回数も限られています。そして、運動会本番まで課題はたくさんあります。その課題にどう向き合い、どう解決していくのか、それが運動会を実施する価値を高めます。本校グランドデザインの育成する資質・能力(本校生徒に身に付けさせたい4つの力)の1つに「課題を解決する力」があります。生徒による主体的な価値づくりへの挑戦が始まりました!

早速、運動会練習後に生徒会役員と各団長で本日の反省会を行いました。

良かった点は、指示に対してみんながきちんと行動してくれていたこと、結団式の際に団長の言葉に対して拍手が起こり、温かい雰囲気が作られていたことが出ました。

改善点としては、3年生がもっと動いて1年生に声を掛けるようにすると良いのではないか、もう一つは獅子奮迅を表現するような返事ができると良いなという意見が出ました。

 今後の成長が楽しみです。

自分の道は自分で見つける・・・

 横浜流星主演で話題になった砥上裕將原作の映画「線は僕を描く」の中で、水墨画の先生がこんなことを口にします。「自分の線は自分で見つける。その線が自分を描くようになる。」『線』を『道』と置き換えると、水墨画を嗜んでいない自分であってもストンとくるものがありました。いつしか自分が歩んできた道によって自分自身の価値観がより鮮明になり、そして周囲とのつながりをより強く感じさせてくれるようになると。

先日の授業参観:3年生の進路選択授業でのアンケート結果です。

 【3年1組】

【3年2組】

【3年3組】

【3年4組】

【3年5組】

【1~5組 保護者】

 子どもたちが「学力」を1番に重視しているのに対し、保護者は「高校卒業後の進学先・就職など」を1番に考えていることがわかります。

 自分の心と向き合い「自分の道を自分で見つける」挑戦と失敗を繰り返して楽しさを学んでほしい、幸せの時間をうみだせる人生設計をしていってほしいと願います。

29th StrawberryCup2023

 5月4日(木)5日(金)の2日間、第29回ストロベリーカップ(壬生町教育委員会後援)バレーボール交流会が開催されました。毎年、関東各県の有力チームが32チーム集まって開かれる本大会はまるでプレ関東大会のよう。

【結果】

 1-1(25-20、20-25)塚沢中(群馬県2位)

 1-1(22-25、25-16)押原中(山梨県3位)

 2-0(25-23、25-14)豊野中(埼玉県ベスト16)

 予選を勝ち点4で1位通過し、決勝トーナメントにコマを進めました。1回戦、群馬1位の薮塚本町中を相手にスパイク、サーブが決まり好発進、途中、苦しい戦況でももちこたえようと支えあう姿が印象的でした。結果、0-2(18-25、20-25)で惜敗。

 「人間は『失敗』からしか学べない」始業式の学校長の言葉がよみがえってきます。

失敗を恐れずに戦ったからこその決勝トーナメント進出。そして、この惜敗からしか学べないことを手にし、日々の努力で新たな課題を乗り越えていってくれるでしょう。昨年度、全国大会のコートに立ったあの感動をもう一度・・・その強い想いを携えて、総体に向けて再発進してほしいと思います。

ガンバレ犬中バレー部❕❕

 足を運んでくださった教育長様をはじめ、保護者の皆様、関係者の皆様のご協力あっての大会運営です。本当にありがとうございました。

栃木県少年春季軟式野球大会 “準優勝❕”

 先日の地区予選で県大会への切符を手にした野球部が、5月3日(水)4日(木)県大会本戦に下都賀地区代表として挑んできました。

 地区大会から県大会の期間、学校では運動会への準備、生徒総会と大きな行事を抱え、更には支部大会を間に挟み、調整が難しかったにもかかわらず、“準優勝”という立派な成績を残してくれました。選手である前に生徒であることを重視し、当たり前のことを当たり前にすることを大事にしています。自分たちが学校を引っ張る存在であることを自覚した生活を送っているからこそ、勝負所で自分を・仲間を信じられるのでしょうね。

【結果】

1回戦 2-0(今市)

2回戦 5-2(佐野南)

準決勝 4-2(茂木)

決勝  2-13(作新)

 今大会の関東大会への出場権は優勝チームのみに与えられるので、惜しくも関東大会出場は逃しましたが、県大会準優勝という素晴らしい結果を収めました。結果が全てではないと言いますが、それまでの過程なしにこの結果はありえません。野球部員の自宅前を通ると素振りをしている姿をよく目にします。この地道な努力の積み重ねこそが素敵な景色を見られる唯一の方法です。素晴らしい過程が素晴らしい結果を導くのです。

 地区予選から全試合を応援に駆け付けた学校長より

「少ない人数ながらも、部員一人一人が自身の役割をしっかりこなして、チームワークで戦っていました。特にピッチャーを中心にしっかり守り抜く野球は実に見事です。接戦に強いのも大きな強みです。少年野球大会3年連続決勝進出は素晴らしいの一言です。」

 保護者の皆様のフォローアップ、たくさんの方々の応援ありがとうございました。

 野球部は現在の3年生が1年生の時に春季・総体と関東大会に出場しており、関東大会の舞台を知っている生徒です。もう一度総体で結果を残し、後輩に関東大会の舞台というものを引き継げたらどんなに素晴らしいことでしょう。野球部のこれまでの努力を称えると同時に、これからのさらなる活躍を期待しています!!

 なお、二日目の写真は県少年軟式野球大会(公式サイト)でご覧いただけます。

2年生リーダー研修

 ある朝、2階の学習室を覗くと、学級委員が集まって運動会に向けての話し合いがされていました。運動会までの日程を確認、種目の説明を聞いて、各クラスでの練習時間がどれだけあるか、作戦会議をどのタイミングでできるか、メモをとりながら真剣な表情で考えていました。

 子どもたちに身に付けてほしい力に『自己調整力』というものがあります。これは、自分自身を客観的に分析し、自分にとって必要な学びをどのように進めていくかを組み立てる力です。このリーダー研修も『自己調整力』の一つです。自分たちのクラスにとって今何が必要なのか?いつまでにどんな姿になっているのか?と自分たちに問いかけながら計画を修正しながら前進してくれることを願います。

ここからは、学級委員を中心に自分たちで「クラスを一つに」「学年での切磋琢磨を」そして今年は「3年生の率いる各団でのつなぎ役を」と様々な立場で活躍を期待されている2年生!!学校の柱としての頭角を現してほしいと思います

ハッピーボックスのお知らせ④

 保護者の方々から寄せられた「応援メッセージ」ハッピーボックスに掲載しました。ぜひ、ご一読ください。

 PTA総会・学級懇談・二者面談のもち方についてのアンケートへのご協力ありがとうございました。また、建設的な意見も来年度への参考にさせていただきます。

 さらに、先生方への労いの言葉もありがとうございました。生の声を励みに、職員一同「幸せの時間づくり」の伴走者になれるよう尽力してまいります。

 

生徒総会

 5月2日(火)生徒総会を新体育館で行いました。コロナ禍になり、ここ数年はオンラインで行ったり、中庭で行ったりと工夫して実施してきましたが、体育館で全校生徒が一堂に会して行う良さを改めて感じました。

 総会は生徒会役員の自己紹介、生徒会役員から今年度の活動方針、専門委員長から年間活動計画の話がありました。また、生徒会費について生徒会会計から昨年度の決算、そして今年度の予算案が提示されました。

 全会一致で承認が得られ、今年度の生徒会活動が本格的に始まります。

 議事の後には、質疑応答がありました。生徒会員から多くの質問がありました。その質問に対して誠実に回答する生徒会役員と専門委員長の姿に感心しました。

 また、自分の考えをもち伝えること、友達の考えを聞き、考えを深めることができるようになっている3年生が頼もしく感じました。

 さらに、そのような先輩の姿を見て、自分も質問してみようと勇気をもって手を挙げ、質問した生徒の姿に「このように大事なことが後輩に伝わっていくのだな」と感じました。

 今年度の生徒会スローガンは「心~あたりまえに感動を~」です。

 「当たり前と感じることを当たり前と思わずに感謝し、感謝の気持ちを表現できる犬中生になろう。当たり前のことを感動が生まれるレベルまで向上させよう」という想いが込められています。

 どんな感動が生まれるのか楽しみです。

第1回運動会係打ち合わせ

 今日から5月。早いもので新年度が始まり1か月が経ちました。

 1年生も中学校生活に慣れてきて、部活動も本格的に始まりました。

 いよいよ5月は運動会があります。

 5月1日(月)第1回運動会係打ち合わせを行いました。

 係活動に先立って生徒会役員が係打合せの説明動画を作成し放映しました。

 1年生が安心して活動できるような心遣いに感心です。

 小学校では運動会の運営を先生方が行っている割合が大きいものですが、中学校では生徒自身の手で運営していきます。生徒が主体的に活動することで、自己有用感を高めることに繋がるからです。そしてその主たるものが係活動になります。

 体育科の先生は運動会について次のようにおっしゃっていました。

運動会は競技50%、係活動50%で成り立っている!得点にならないところを頑張る運動会こそ本物である!

 本物の運動会を目指して頑張る姿を期待しています!

下都賀地区少年軟式野球大会『準優勝❕』

4月16・22・29日、栃木県少年野球協会主催の地区予選が行われました。

現在は1日100球というピッチャーの球数制限がある中、3年生の投手2人を軸として粘り強い守りで県大会出場を決め、決勝は延長戦までもつれる接戦の末、敗れはしましたが何度も何度も離されては追いつく展開を見せてくれました。最後まであきらめない強い気持ちが確実に育っていることを実感する好ゲームに、今後の期待が高まります!!

【結果】

1回戦  6-0(小山中)

2回戦  1-0(国分寺中)

準々決勝 5-1(大平南・大平中)

準決勝  6-0(栃木南中)

決勝   9-10(岩舟・皆川中)延長戦8回

5月に行われる県大会は3日(栃木市運動公園野球場)に1回戦が行われます。県大会での活躍を期待しています。

ハッピーボックスのお知らせ③

 授業参観を終えて、保護者の皆様から早々にいただいた子どもたちへの「応援メッセージ」を、お昼の放送でいくつか紹介させていただきました。素敵なメッセージに温かい気持ちになりました。お昼の放送をハッピーボックスに掲載しましたのでご一読ください。4月30日(日)まで「応援メッセージ」をお待ちしております。すべてのメッセージを1Fホールに掲示する予定です。 よろしくお願いします。

3年生は、どのようなことを基準に進学先を決めるかを、保護者の方にもスマホでQRコードを読み取ってもらいFORMSで返答していただきました。即時に棒グラフになって見られるので、子供たちの価値観と保護者の方の価値観が少し異なることが一目瞭然!ここにもDXが見られました!!

2年生のクエストエデュケーション

 2年生は総合的な学習の時間にクエストエデュケーションが始まりました。

 クエストエデュケーションとは、各企業の方からミッションをいただき、そのミッションを達成できる方法を考え、最終的には企業の方に提案するというものです。

 テーマは「現代社会で働く人々の姿と自己の未来~働く人々の姿から職業人としての自分の未来を考えよう~」です。ミッション達成を目指す過程で、働く人々の姿とはどのようなものなのか、職業人になるために自分はどのような人になるべきなのかなどを考えていきます。

 壬生町役場商工観光課様、壬生町商工会様のご支援の下、以下の15企業の方々にご協力いただいています。

 ・おもちゃのまちバンダイミュージアム 様

 ・壬生町おもちゃ博物館 様

 ・日本料理 旬香 様

 ・社会福祉法人 共育会 様

 ・ドラスルカフェ 様

 ・日本酒専門店 ましだや 様

 ・株式会社 北研 様

 ・ブランド 戸崎農園 様

 ・就労支援施設 むつみの森 様

 ・株式会社 YELL 様

 ・株式会社 Life is 様

 ・認定こども園 くにや幼稚園 様

 ・サトウヒロコ 様

 ・表町ファーム 様

 ・星 秀男 様

 本日は各企業の方に本校にお越しいただき、企業理念やミッションなどをお話いただきました。お忙しい中ありがとうございました。これから生徒は一生懸命に考え、より良い提案を目指して頑張ると思います。今後とも宜しくお願い致します。

修学旅行の準備が進んでいます!

 3年生は5月28日(日)~30日(火)の2泊3日で京都・奈良方面への修学旅行を予定しています。

 総合的な学習の時間にクラス別研修や班別研修の場所を決めています。

 どの班も資料やタブレットを使って調べ、充実した研修になるよう話合いながら決めています。

 昨日の学級懇談会では、学年主任から修学旅行の話を保護者の皆様に致しました。

 生徒にとって学びが多い修学旅行になるよう願っています。

授業参観・PTA総会・学級懇談会

 4月26日(水)授業参観・PTA総会・学級懇談会を実施しました。

 昨年度まではコロナ感染症対策の観点から、出身小学校別で時間を分けるなどの工夫をしながら授業参観を実施しました。今年度は、全校一斉での授業参観となり、多くの保護者に来校していただきました。お足下が悪い中、ありがとうございました。生徒がいつも以上に生き生きと授業に臨んでいる様子が印象的でした。

  授業参観後は、PTA総会が行われました。学校長あいさつ、PTA会長あいさつ後、議事承認についての確認がなされ、承認されました。今年度のPTA活動へのご協力宜しくお願い致します。また、中村前PTA会長様、江田前校長先生の掲額式を行いました。中村前会長様、江田前校長先生ありがとうございました。

 最後に、学級懇談会を実施しました。新年度の顔合わせなので、学年・学級経営方針をお伝えしたり、保護者自己紹介・アイスブレイク・座談会などを行ったりしました。保護者と教員はもちろんのこと、保護者と保護者が繋がることも生徒の学校教育、成長のためには大事なこととなります。今後の学校教育へのご理解・ご協力宜しくお願い致します。

運動会へ向けてスタートしました!

 今年度の運動会は5月20日(土)です。

 本番1か月を前にして、運動会へ向けての準備が始まりました。

 生徒会は今年度の運動会についての説明動画を作り、全生徒で共通理解を図りました。

 給食中に動画を視聴し、学級活動の授業で走順などを決めました。生徒が主体となって話合いをしている姿がありました。

 運動会のスローガンの通り、「獅子」のごとく奮い立って猛進するような勢いある演技、そして「全力だから見られるもの」を目指して頑張ってほしいと思います。

部活動見学・体験

 1年生の部活動見学・体験が行われています。

 2,3年生が1年生に優しく丁寧に教えている様子が印象的です。

 部活動は中学校生活を充実させる1つです。それは、生徒の自主的・自発的な参加により行われるものが部活動だからです。

 学校教育の一環として学習指導要領に定められている部活動の意義は次の通りです。

 ①学習意欲の向上や責任感、連帯感を育てていくもの

 ②生徒にとって、スポーツ、芸術文化等の幅広い活動機会が得られるもの

 ③体力や技能の向上を図るもの

 ④教科学習とは異なる集団での活動を通じた人間形成の機会となるもの

 ⑤多様な生徒が活躍できる場であるもの

 教育基本法の教育の目的には「教育は、人格の完成を目指し」と書かれています。その一端を果たすものが部活動です。生徒一人一人の人間形成を考えた部活動経営に励んでいきます。

 1年生の部活動入部手続きは次のように進められます。

  4月25日(火)まで:部活動見学・体験

  4月26日(水)まで:入部届提出期限

先生たちも学んでいます

 壬生町では令和2年度から全児童生徒にタブレットが配布され、ICTの効果的な活用について研修を重ねてきました。これは「2040教育の未来」礒津政明著「2040年未来予想」成毛眞著で書かれている時代を生きていく子どもたちに身に付けさせたい力があるから。子どもたちの未来が幸せなものであってほしいと思うからです。

 本年度、本校と壬生東小が文部科学省のリーディングDX事業に関して指定校となっています。子どもたちが学び方の本質を身に付けられるよう、教育活動全体を通してICTを有効に活用しながら、特に「主体的に学びに向かう力」・「情報活用能力」を育成していきます。先生方も子どもたちと同じように研修を通して、教職員としての資質向上を目指しています。

一昨年度から欠席連絡FORMの実施など、すでにDXは始まっていました。

本年度、デジタル教科書・デジタルドリル等が試験的に導入され、より個別最適な学び・協働的な学びを深化させていきたいと考えています。

子どもたちは順応性が高く、様々なアイテムを使いこなしていきます。その分、授業の中で思考する時間を大切にすることができるようになっています。教科での学びを結び付けながら、自分自身が興味関心の高いことへの探究的な学びにつなげていってほしいと願っています。

初めて使うアイテムも、この通り自由に使いこなして表現できる子どもたちの可能性のの高さに驚愕です!!これからが本当に楽しみになりました!!

二者面談

 4月20日(木)から二者面談が始まりました。

 例年は希望制の家庭訪問を行っていましたが、昨年度の学校評価アンケートにおいて「担任の先生とお会いしてお話したかった」とのご意見がありました。

 そこで、今年度は年度初めに二者面談を計画しました。

 教職員と保護者の皆様が手を取り合い、生徒が安心して学校生活を送れるよう協力し合っていければと考えています。

 チーム南犬飼としてご協力よろしくお願いします。

Long昼休み

 第1回Long昼休みが行われました。

 今年度も月1回、全校生徒が思いきり楽しむ時間「Long昼休み」がスタートしました。

 

 第1回目は「猛獣狩りに行こう!」です。

 小学生の時には、他学年と縦割り班を作り、業間や昼休みに遊ぶ機会があったことでしょう。

 中学生が他学年と交流を深め、一緒に思いきり遊ぶ時間があっても良いのだと思います。

 中庭にたくさんの生徒が集まり、にぎやかで楽しい時間が作られました。

 最後に、生徒会長から参加してくれたことへの感謝と今後のLong昼休みについての話がありました。

 本校のビジョン「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」を大切に、教育活動を進めて参ります。

任命朝会

 4月19日(水)任命朝会(オンライン)を行いました。

 生徒会役員、専門委員長、学級委員の任命です。

 

  今年度の、南犬飼中を盛り上げるべく頑張ってほしいと思います。

 これからの生徒会活動をよろしくお願いします。

全国学力・学習状況調査&とちぎっ子学習状況調査

 4月18日(火)3年生が全国学力・学習状況調査を、2年生がとちぎっ子学習状況調査を実施しました。

 全国学力・学習状況調査の目的は以下の3つです。(文部科学省HPより)

 ①義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検討し、その改善を図る。

 ②学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。

 ③教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。

 とちぎっ子学習状況調査も同様な目的を持ち、本県の学習状況の把握と学力向上に生かしていくものです。

 本日、3年生は国語・数学・英語の3教科と質問紙を、2年生は国語・社会・数学・理科・英語の5教科と質問紙を実施しました。

 また、全国学力・学習状況調査では今年度から英語において「話すこと」の調査が実施されます。この調査は5月15日に実施が予定されており、ICT端末を活用して行われます。

専門委員会&中央委員会

 生徒会活動の中核は「専門委員会」です。

 専門委員会の活動が活発になると、学校全体が力強く前進していきます。

 本校は以下の11の専門委員会と生徒会役員・代議員(各学級の代表者)・専門委員長からなる中央委員会があります。

 ①福祉 ②生活 ③交通 ④美化 ⑤緑化 ⑥学習 ⑦図書 ⑧保健 ⑨視聴覚 ⑩給食 ⑪資源

 

 第1回目の専門委員会があり、各委員会で組織づくり、年間活動計画の検討を行いました。

 中央委員会では、生徒会の最高組織として、中央委員としての責任について生徒会長から話があり、その姿に頼もしさを感じました。

 また、各委員長から、委員長になった想いが以下のように語られました。

 ①福祉委員長

  ・募金活動を活性化し、困っている人を助けられる学校にしたい。

 ②生活委員長

  ・あいさつがもっと溢れる学校づくりを目指し、素敵な学校を作りたい。

 ③交通委員長

  ・事故ゼロを目指して活動したい。並進のない犬中文化を作りたい。

 ④美化委員長

  ・みんなが気持ちよく生活できる、きれいな学校を作りたい。

 ⑤緑化委員長

  ・花などをもっと増やして、明るい学校を作りたい。 

 ⑥学習委員長

  ・学習することで、よいことがあることをもっと知ってもらいたい。

 ⑦図書委員長

  ・犬中生のみんなにもっと本に親しんでもらいたい。

 ⑧保健委員長

  ・みんなが安心・安全に、そして健康に生活できるように活動していきたい。

 ⑨視聴覚委員長

  ・楽しい給食の時間になるよう放送を活性化させたい。学校行事を盛り上げたい。

 ⑩給食委員長

  ・学校全体の残食を減らしたい。

 ⑪資源委員長

  ・今年度こそペットボトル回収3万本を達成し、後輩に何か残したい。

 

 どの委員長も自分の想いをいきいきと語る姿が輝いていました。そして「想いをカタチに」をスローガンとして活動してきた生徒会の力が大きくなっていることが分かります。今年度の生徒会活動が楽しみです!

PTA新旧本部役員会

4月14日(金)PTA新旧本部役員の方にお集まりいただきました。教頭から「これからの時代を生き抜くために子どもたちに身につけてほしい力」、「そのために変化している学校教育の在り方」について情報を共有し、保護者の皆様にも『今、取り組んでいることをちょっとだけ工夫して・・・』PTA活動を活性化できたらとお願いしました。

26日(水)に予定されているPTA総会の資料と承認について確認し、旧PTA役員の方々へ新PTA会長様から感謝状をお渡ししました。コロナ禍でありながらも奉仕作業や運動会実施への協力、PTA広報誌の作成等、大変お世話になりました。

旧役員の皆様、本当にありがとうございました。今後とも南犬飼中を温かく見守ってくださいますようお願いいたします。

新役員の皆様、子どもたちの幸せな時間づくりにお力添えください。どうぞよろしくお願いいたします。

ハッピーボックスのお知らせ

 令和5年度スタートからの一週間を振り返った生徒へのメッセージを「ハッピーボックス」に投稿しました。多様な価値観に触れ、自分自身と向き合い、より多くの仲間と体験を共にし、成長していく子どもたちの大きな羽ばたきに期待しています。

避難訓練を行いました!

 4月14日(金)6校時に避難訓練を行いました。

 スローガンは「押さない かけない しゃべらない もどらない!」です。

 今回は年度初めの避難訓練なので、目的は2つです。

 ①避難経路の確認

 ②静かに真剣に避難する態度の育成です。

 

 まず初めに地震を想定し、机の下に隠れました。

 放送の指示を静かに聞き、「避難してください!」の合図で外に避難しました。

 どの学年も一生懸命に取り組む姿が立派でした。

 避難後、教頭先生から話がありました。

 「自分の命を自分で守ることが大事です!」という言葉が印象的でした。

 その後、避難訓練の担当者からも東日本大震災の時の話をし、生徒の皆さんの意識を高めました。さらに消火器の使い方についての説明もありました。

 いつ、どんな災害があるかが分からないことが恐いところです。だからこそ、念には念を入れて訓練を積み、いざという時に動けるよう準備しておきましょう。

1年生も少しずつ中学校に慣れてきました!

 新年度が始まり、1週間が経ちました。

 1年生にとっては新しい環境での1週間であり、緊張した日々だったことでしょう。

 何事も初めてのことで、分からないことも多くありましたが、この1週間で徐々に中学校に慣れてきました。

 様々なオリエンテーションでは生徒は南犬飼中での生活について、真剣に話を聞いていました。また、学級委員や学級組織、専門委員会などを決めました。1年生も中学生としての自覚を持ち、元気で明るい挨拶や整理整頓を心掛けています。

学習朝会&授業開き

 学校の生命線は「授業」です。

 4月13日(木)、授業開きの前に学習朝会を行いました。

 

 学習指導主任から「学ぶとは」というテーマで話をしました。

 「分かる」と「できる」の違い、授業の受け方、家庭学習の仕方などの内容でした。配付したプリントは「はばたき」に貼ってありますので、保護者の皆様におかれましてもご覧いただけると幸いです。

 

 1校時目からさっそく授業が始まりました。どの教科も補助教材やファイルを配付したり、授業についての話をしたりなど、1年間を見通して学習できるようなオリエンテーションを行いました。

 今年度は多くの教科でデジタル教科書が採用されました。生徒にとってより楽しく学べる授業になりそうです。

道徳開きを行いました!

 4月12日(水)5校時に全校道徳開きを行いました。昨年度の道徳推進担当者が授業を行い、各教室をZoomでつなぎ全校一斉に実施しました。

 道徳は今までの自分を振り返り、教材から自分の考えを持ち、友達の考えを聞き、道徳的価値についての考えを深めていく教科です。

  今日は生徒に向けて道徳の授業において大切なことを伝えました。

 ①自分の思いや考えをありのままに考え、伝えることが大切

 ②今までの自分の心に向き合うことが大切

 最後に、道徳の授業とは「自分の心を育て、豊かな人生を送るための授業です」という言葉で締めくくりました。

  将来、豊かな人生を送るための価値ある授業になるよう、議論する道徳を目指していきましょう。

清掃集会を行いました!

 清掃集会として、清掃担当からお話がありました。

 本校の清掃は自問清掃です。自問清掃とは清掃の時間は誰ともしゃべらず、自分と向き合って活動します。自己を見つめ、自分自身を成長させるための時間です。つまり、ただ清掃をするのではなく、「心」を磨く時間としての価値があります。

 具体的には、①がまんする心②気づきの心③人の気持ちをくむ心の育成を目指しています。

 ①友達と話したくてもがまんする。

 ②汚れたところを発見し、気働きをして行動する。

 ③友達の気持ちをくみ、黙っていても協力して行動する。

 清掃時間になると学校が静かになります。その空気感がとても素晴らしいです。

 

 集会の最後には、清掃担当から2、3年生に次のようなメッセージが送られました。

 「2年生、3年生、いつも自問清掃に協力してくれてありがとう。」

 生徒に対しても感謝の気持ちを言葉にできる姿がありました。

 1年生と共に、今まで以上の自問清掃を作り上げてくれることを期待しています。

交通集会を行いました!

 4月11日(火)5時間目に交通集会を行いました。

 朝早くから登校し、1年生がきちんと自転車を並べられるように、ヘルメットを紐で縛れるように教えている生徒会役員の姿がありました。

 

  交通集会はまず始めに学年ごとに自転車点検をしました。点検箇所は、①ブレーキ②ベル③ヘルメットのあご紐の長さ④両足が地面に着くサドルの高さかです。命に関わることなので、安全な自転車に乗ることが求められます。 

 

 

 その後、交通担当職員から交通安全についての話をしました。確認したことは次の通りです。

 【道路交通遵守について】

  ①一列で車道の左側を通行する

  ②歩道は歩行者優先!車道よりを一列で徐行

  ③二人乗り、並進の禁止!

  ④交差点での信号遵守、一時停止、安全確認!

       ※一時停止は動きが完全に止まるということ。

  ⑤ヘルメットを着用する!※あご紐は指が入らない長さまで締める。

  ⑥踏切では自転車を押して渡ること。

 また、道が細い、交通量が多いなどの理由で交通禁止にしているところも確認しました。

 昨年度、南犬飼中生の交通事故は5件でした。今年度こそ、「ルールを守って事故なし!」を合言葉に交通安全を心がけてほしいと思います。

 虹の杜から本校に向かう通学路に「ゾーン30」規制の道ができました。その道は車の速度を規制するための工夫がされています。本日は、そのことに関して交通委員長さんに栃木テレビさんからインタビューがありました。

 4月18日(火)21時から放送があります。是非ご覧ください。

黄金の3日間の始まりです!

 新学級の始まり、学級開きです。最初の3日間を「黄金の3日間」と呼んでいます。この3日間で学級組織を決めたり、学級の約束事を決めたり、人間関係を作る3日間だからです。

 4月11日(火)、各学級では学級開きが行われていました。顔と名前は知っていても話をしたことがない友達はまだまだいると思います。1年生は他の小学校出身者とは初めての出会いです。自己紹介をする表情は少し緊張していました。互いのことを知り、理解することがすべての始まりです。友達一人一人を大事にできる南犬飼中生であってほしいです。

 その後、どんなクラスにしていくのか、どの委員会や係を担当するのかなどの話合いが行われ、次々と決められていきました。

 人が一生のうちに出会う確率は信じられないほどの確率です。まさに「奇跡」と言っていいほどです。「一期一会」の言葉の通り、人との出会いを大事にし、この仲間と幸せな時間を作っていってください。皆さんがどんな「軌跡」を描くのかをとても楽しみにしています。

171名が入学しました!

 生徒昇降口に、新入生の学級名簿が張り出されました。ここから中学校生活の始まりです。新しい友達との出会いでもあります。この出会いを大切に充実した中学校3年間を過ごしてほしいと思います。

 

  4月10日(月)、171名が本校に入学しました。少し緊張した表情の中、3年生、保護者の方々、教職員に拍手で迎えられました。

 

 新入生代表が立派に「誓いの言葉」を述べました。

 「これから中学校生活が始まり、勉強や部活動などに緊張や不安な思いがありますが、友達と協力し合いながら一歩ずつ進んでいきたいと思います。時にはつまずき、友達とぶつかってしまうことがあるかもしれません。そんな時には、先輩方、そして先生方、ご指導よろしくお願い致します。

昨年度は南犬飼中の先輩方が母校を訪れて私たちと一緒にあいさつ運動をしてくださいました。その先輩方の姿はとても輝いており、一緒に生活していく日々が待ち遠しく、とても楽しみでした。

私たちは、新しく仲間となったこの171名とともに、そして素敵な先輩方とともに、夢や希望を持ち、何事にも全力で取り組み、充実した中学校生活を送ることをここに誓います。」

                                           

 対面式では、新入生代表が「お願いの言葉」を述べました。

 「これからは、勉強がより難しくなり、学校行事なども増えるので、先輩方や先生方に良いところを見せ、悔いのない中学校生活を送りたいと思います。

そのために、先輩方だけでなく先生方と共に3年を過ごす仲間たちとの関係を大切にしていきたいと思います。

また、小学生とちがうところは、行動の責任の重さです。先輩方を見習っていきたいと思います。

この南犬飼中学校での三年間は、誰にとっても忘れられない大切な3年間になると思います。最後になりましたが、これからどうぞよろしくおねがいします。」

  また、在校生代表が「お迎えの言葉」を述べました。

 小学校と中学校の違いである、教科担任制、定期テスト、部活動についての話や、学校行事の紹介、さらにLong昼休みで一緒に楽しい時間を過ごしたいことなどの内容でした。

 また、本校の伝統である、ノーチャイム、自問清掃についての話もありました。

 最後に「今日から皆さんは南犬飼中の生徒です。本校の生徒会は「心」を大事に活動しています。皆さんのことをそばで支えてくれる友達や先生方、そして家族への感謝の心を大切に、この南犬飼中でたくさんのことを学び、私たちと共に大きく成長していきましょう。」と力強く新入生に向けて話している様子に頼もしさを感じました。

  今年度の入学式からPTA会長様、学校運営協議員の皆様にもご参列いただき、祝辞をいただきました。ありがとうございました。

 多くの方々が新入生171名の入学をお祝いしています。これから南犬飼中生の一員として、大きく成長していきましょう。

1学期始業式を行いました!

 いよいよ令和5年度の始まりです。

 4月10日(月)、令和5年度1学期が始まりました。

 中庭で始業式を行いました。 

 

 式辞として次の話をしました。

 サイエンス作家の竹内薫さんの「人間は『失敗』からしか学べない」という文章を紹介します。

 「人間は、失敗からしか学べません。失敗したら「あそこがまずかったのかな」と自分で考えるうちに体で覚えていきます。失敗しないと何のおかげでそうなったのかが分かりません。子供も大人も同じです。新しいことを始めれば、勉強でも仕事でも失敗するものです。「失敗してはいけない」と思うのではなく、失敗を前向きに捉えることが大切です。

 だから、失敗を恐れずに挑戦してください。次に失敗しないように工夫する、その積み重ねが大事なのですから。失敗を恐れて挑戦しない人は成功できません。是非、挑戦していきましょう。」

 新年度はどの生徒も新たな気持ちで頑張ろうとしています。その気持ちを大事にしていきたいと思います。

 始業式後、学級担任等を発表しました。ドキドキしながら目を輝かせて発表を聞いている姿が印象的でした。

 

入学式の準備、ありがとうございました。

 4月7日(金)、新3年生は心を込めて入学式の会場づくりを行ってくれました。細かい所にも気を配り、丁寧に会場を作っている姿に、新入生を思う気持ちが伝わってきました。そして、「想いをカタチに」してきた力が着実に身に付いていると感じました。

 

 

 会場後方には、新入生に向けた温かなメッセージが大きく掲示されました。

 

 新入生の皆さんの元気な姿を楽しみにお待ちしています。

新任式を行いました!

 「素敵な人との出会いって人生を豊かにしてくれる。」

 これは歌手の安室奈美恵さんの言葉です。

 春は出会いの季節です。新しい友達との出会い、そして新しい先生との出会い。

 出会った人とともに手を取り合い、幸せな時間を作っていきましょう。

 

 4月7日(金)新体育館で新任式を行いました。今年度、14名の先生方をお迎えしました。

 生徒代表お迎えの言葉には、「新任の先生方との出会いを楽しみにしていたこと」「本校の伝統である①ノーチャイム、②自問清掃、③学校行事の充実の紹介」「生活の心得を話し合いを通して改定したこと」「Long昼休みで交流を深めたいこと」などが含まれていました。そして、生徒と先生方とで誇りに思える学校を作っていきたいと力強く述べました。

 最後に校歌を歌い、温かな拍手が響きわたる新任式となりました。

 会の終了後には、生徒会長さんが全校生徒に向けて話をしました。

「新年度のスタートです。コロナ禍での学校生活が続いていましたが、これから今までオンライン集会だったものも集合した形での集会ができるようになります。生徒会は「心」を大切に活動してきました。集会を大事にし、心を1つにできるようにしていきましょう。そして、来週は入学式があります。新入生が安心して中学校生活をスタートできるように温かく迎えましょう。」

 生徒会長は、集会を心を1つにする場であると価値づけしました。物事には意味や価値があります。そのことを理解して伝える生徒会長の姿に頼もしさを感じました。

 是非、価値ある集会を。そして素敵な入学式を挙行しましょう。

新入生入学受付を行いました!!

 散り始めた桜の花も、新入生を今か今かと待っているようでした。

 4月3日(月)、新入生入学受付を行いました。今年度はどんな新入生なのかと心待ちにしていると、正門から1列になって自転車を押しながら入ってくる姿がありました。自主的に最善を考え、実行する姿に感心しました。本校の教育目標の1つである「進んで考え、実行する生徒」をすでに実践している新入生でした。

 この日、生徒会役員は教室への案内役を、卓球部員は自転車置き場の誘導を行いました。新入生にとって安心できるスタートを考え、優しく声をかける姿が印象的でした。ありがとうございました。

 その中で、新入生からの元気なあいさつ、教えてくれる先輩に「ありがとうございます。」という言葉がありました。自分の思いを言葉にできる新入生を頼もしく感じました。

 小学校のクラスごとに分かれて、各教室で教科書・様々なプリントの受け取りを行いました。また、入学式の確認も行いました。

 次に会うのは4月10日(月)の入学式です。皆さんの元気な姿を楽しみにしています。

お祝い アクセス件数4,000,000件到達!

 

 本校ホームページを閲覧していただきありがとうございます。


   3月31日(金)、アクセス件数が4,000,000件を突破しました花丸
 

 令和5年2月11日、アクセス件数が3,000,000件を突破。

 令和4年8月14日、アクセス件数が2,000,000件に到達。

 令和4年1月13日、アクセス件数が1,000,000件に到達。

 

 令和4年度、生徒会は「想いをカタチに」のスローガンを掲げ、校内放送や学校行事を通して、心の声を全校生徒に訴えかけました。

 

 子供たちの言葉には力があります。だからこそ、次々と結果につながったのです。

 

 学校休業で、教育活動を公開できない日々が続きました。そうした中だから、学校の情報や子供たちの姿をブログを通してお届けしたいと考えました。

 私達教職員の「想いをカタチに」したのがこのブログです。離任式で、生徒会長が以下のような言葉を語り掛けてくれました。

 

 3年前の入学式の日。学校のホームページの「いいね」を押してくれた人はゼロでした。約1か月半続いた休校後のブログでさえも「いいね」はゼロでした。

 それが今では閲覧アクセス件数が300万件を突破し、毎日更新される記事に「いいね」がたくさんついています。

 それは、それだけの方が私たちのことを見守り、支えてくれている証拠だと感じています。

 この3年間で南犬飼中は「行きたい学校」、保護者の方にとっては、「子供に行かせたい学校」に変わっていったと思います。

 来年度、さらに行って良かった学校」「行かせて良かった学校」へと成長させていきたいと思います。これからも私たちのことを気にかけていただけたら嬉しいです。本当にありがとうございました。

 

 「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します!

 

 本校に関わるすべての皆様によって「幸せな時間づくり」が今後も進められることを切に願っています。

 

 

 

離任式を行いました!

    暖かな春の日差しが届いています。淡い桜色、芝桜のピンク色、ネモフィラのライトブルーなど、校庭や中庭のあちこちで春の息吹が感じられます。

    卒業、修了を経て、それぞれがネクストステージに向かって力強く歩み出しました。

    その時、その場で素敵な出会いがあり、たくさんのことを学びます。そして、次のステージへと歩みを進めて行きます。

    卒業、修了、異動は別れではなく、次のステージに進むための「節目」なのだと思います。

 

    今年度末の定期異動により、14名が本校を転退職します。

3月31日(金)、離任式を行いました。

 

    竹には節があります。竹は、節を作って真っ直ぐに伸びます。節があるため、風に吹かれてもたやすく折れたりはしません。節があるから強く、真っ直ぐ、しなやかに伸びることができます。節を作るということは、決して後ずさりしないということです。

 

    本校に勤務し、主体的な子供たち、理解のある保護者、協力的な地域の皆様のおかげで充実した時間を過ごすことができました。心から感謝しています。

 

 「 夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。

 

    子供たちの確かな成長を見聞きし、誰もが幸せを実感することができました。素晴らしい子供たちに出会えたことに感謝します。

    そして、人生のひとときを本校で共に過ごすことができたことを嬉しく思います。

 過ごした時間の長短はありますが、それぞれが確かな節を作ることができました。

    皆様との出会いに心から感謝いたします。

 ありがとうございました。

新しい制服の導入

 本校では、令和3年度の4か月間をかけて「生活の心得」の見直しを行いました。そして、誰もが納得できる「生活の心得」に改めました。

 その中心として動いたのは生徒会です。各学級での話合い、中央委員会での話合いを繰り返し行う中で納得解を見い出しました。

 さらに、令和4年度も「生活の心得」の見直しを継続して実施しました。

 話合いの議題の1つに「制服」が取り上げられました。

 これまでに、生徒会役員による制服勉強会を行い、その内容を踏まえて全校生徒にプレゼンテーションしました。

 そして、生徒会からは、社会の変化やニーズに応じた新しい制服の導入を要望する声が上がりました。

 新しい制服の導入に関する今後の見通しについて、「当ホームページ ー お知らせ」に掲載しました。

学校だより3月号(最終号)

 先日、国民栄誉賞を受賞したプロテニスプレーヤー国枝慎吾選手は、9歳で脊髄腫瘍により車いす生活を余儀なくされました。

 国枝氏は、「日々工夫できることがあるから、毎日テニスを面白く続けることができる」と語ります。

 車いすの高さを2cm上げたところ操作性が悪くなりました。ところが、7mm上げたところ車いすの動きに変化が生まれ、結果が大きく変わったそうです。

 

 行動すれば必ず結果が出ます。小さな工夫により、結果は変わってくるのだと思います。

 

 今年度、生徒会は小さな工夫を重ね、自分たちの学校をより良いものにしようと行動しました。そして、結果を出し続けました。次年度の活動も楽しみであり、今後も目を離せません。

 

 学校だより3月号(最終号)が出来ました。ご一読ください。

 

修了式を挙行しました!

 3月24日(金)、新体育館にて令和4年度修了式を挙行しました。

 各学年の代表生徒に修了証並びに壬生町からの記念品を授与しました。

 

 学年代表生徒の発表は、しっかりと足元を見つめ、1年間を振り返っている様子が見事に表現されていました。

 共通していたのは、「学校生活を楽しめたこと」「成長を実感できたこと」の2点でした。

 

 「聴くこと」「考えをもつこと」「自分の言葉で表現すること」を継続してきた成果が子供たちの姿として表れていることを嬉しく思います。

 

【 式辞 】

 1学期のテーマは、「小さな感動を重ねる!~ 聴く力を高め、伝える力を磨こう ~」でした。
 2学期のテーマは、「私たちは無力ではない、微力なだけだ!小さな力が、世界を変える!誰かのためにちょっとだけ!【 バタフライ効果 】」でした。
 3学期のテーマは、「未来への準備!強みを知り、強みを生かそう‼成長、感謝!そしてネクストステージへ‼」です。
 このように、学期に1つのテーマを掲げて教育活動を行ってきました。

 

 

 

 学年の成長を一言ずつ申し上げます。

 1年生、学習面、生活面共にできることが増えました。
 ・定期テストに向けて計画を立てて臨む姿が多くなったこと。
 ・係や委員会活動の仕事を率先して取り組めるようになってきたこと。
 ・学級としてのまとまりが出てきたこと。
 自分以外の誰かのために行動できることは素晴らしいことです。自分を高め、より良い集団となってください。
 4月からは、後輩ができます。人の話を聴くこと、考えを持つこと、あいさつや返事など、先輩として範を示すことができる行動を心掛けてください。期待しています。

 

 2年生、皆さんの成長をそばで見ることができました。
 ・立志式で一人一人が述べた決意の言葉とそれを聞く周りの態度が本当に素晴らしかったこと。
 ・卒業式の会場を心を込めて整え、立派な態度で卒業生の姿を見届けてくれたこと。
 この学校を支える最高学年としての自覚が芽生え始めていることを頼もしく感じました。これからは、一人一人が本校を代表する顔となります。「やるときにはやる」「優しい心を持ち合わせている」というこの学年の強みを生かしてさらに成長を遂げてください。皆さんに託します。

 

 先生方、生徒を大切にし、生徒を信じ、生徒の良さを伸ばそうと努力してくれました。生徒会活動を活性化させるための土台を築き、生徒の活動を陰で支え、我慢して待ってくれました。生徒は必ずやってくれる。そして、学校を変える力を発揮してくれる。我々の期待を裏切らない生徒達に成長してくれました。

 

 「想いをカタチに」という言葉が、皆さんの行動を変え、学校を変えました。

 3学期のテーマを掲げた掲示物の周りには、学級目標が配置されています。学級目標は、飾りではなく、言葉には思いが込められたはずです。一人一人の行動が、学級を変える力になります。

 どうぞ言葉を力に変え、行動で結果を出せる学年、学校にしてください。あなたたちならばそれができます。

 

 夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。

 本校のビジョンに向かってこれからも進み続けます。

 素敵な1年でした。ありがとうございました。

表彰式を行いました!

 3月24日(金)、今年度最後の表彰式を行いました。

 運動面、文化面など、幅広い分野にわたってたくさんの活躍が見られました。

 

 主な表彰は以下のとおりです。

■第47回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール 作文の部 佳作、図画の部 銅賞

■下都賀支部冬季ソフトテニス強化練習大会 女子の部 第3位、男子の部 第3位、第5位

■書初栃木地区展  優賞8名、特賞2名、推薦2名

■書初中央展 金賞2名

■小山市協会長杯バドミントン大会 第3位

■小山市長杯中学生卓球大会 女子団体 第3位

 

 

 

生徒会活動の舞台裏

 生徒会活動は、本校の誇れるものの1つであり、強みであると思います。

 「主体性を育む生徒会活動の展開」「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」という学校経営の努力点を、見事に行動で示してくれました。

 子供たちの輝く姿の舞台裏では、輝きを演出している者の存在があります。

 

 3月23日(木)、生徒会担当職員は1・2年生に対し、今年度の生徒会活動の振り返りと労いの言葉を伝えました。

 

 

 今年度の生徒会は「心~想いをカタチに~」のスローガンの下で様々な活動をしてきました。

 今年度から始まった英会話の前には、K先生にも協力していただき、「Mr.Kの部屋」という企画を行いました。生徒のみんなが英会話に楽しく親しめるようにしたいという生徒会役員の想いがそこにはありました。K先生ご協力ありがとうございました。

 その他にも、各部長さんには「大会にかける想い」を、運動会前には「3年生から運動会への想い」を、1年生の校外学習・3年生の修学旅行の時には各実行委員長さんに「行事への想い」を語ってもらいました。

 オープンスクールの時には、保護者に方に学校生活の様子をもっと知ってもらいたいという想いからスライドショーを作成し、放映しました。

 今年度から始まった「Long昼休み」、「犬中あいさつの日」では、たくさんの生徒の皆さんが参加し、盛り上げてくれました。

 

 生徒会活動・学級活動などの特別活動は「なすことによって学ぶ」と言われています。それは、行動することによって新たな気づきが生まれたり、心の中で深く考えたりすることがあるからです。

 そして、その気づきや考えが皆さんの成長に繋がるのだと思います。

 

 今年度の生徒会活動は今まで以上に生徒の想いを大事にして活動してきました。

 しかし、それは簡単なことではなく、そこには、多くの先生方の協力がありました。計画を出すのが遅くなり、実施の直前になってしまっても、温かく一緒に活動してくださる先生方の姿がありました。

 本当にありがとうございました。

 

 今、私が読んでいる本の中に、「学校は楽しいところじゃない、楽しくするところだ!」というものがあります。まさに今年度の生徒会活動はその言葉通りだったと思います。

 

 これからの未来は、先が分からない、不透明な社会が待っていると言われています。

 しかし、先が分からないから不安になるのではなく、分からないからこそ、自分たちで何でも作っていける時代になると思います。そして、その社会を楽しくするのは、紛れもなく、自分たちの力です。

 皆さんが行ってきた南犬飼中の生徒会活動はそんな意味や価値があるのだと思います。

 来年度、新しい仲間で、新しい先生たちと、新しい生徒会スローガンの下での活動となりますが、その意味や価値は変わることがないと感じています。

 是非、みんなで、楽しい学校を作っていきましょう。

 

 「学校は楽しいところじゃない、楽しくするところだ!」という表現は言い得て妙です。

 学校の主人公である「生徒」が、楽しいところにしていく過程が楽しいのだと思います。

 

 このように、「意味を教えて、心を伝える」という丁寧な舞台裏の関わりが輝きを引き出しているのだと改めて感じました。

 

 これからも、舞台裏を支える方々を含めた「チーム南犬飼」の総力を結集し、素敵な学校をつくり上げていきましょう!

 

今年度最後のLong昼休みが行われました!

 コロナ感染症は、人と人との距離を遠ざけました。人と人とが出会うとどこかで傷つくこともあります。しかし、人と出会うことに人の幸せはあるのだと思います。


 「絆」という言葉は、ひらがなで書くと、最初の2文字は「きず」です。絆は傷を含みます。人と人が関係を結ぼうとすると、どこかで傷つくこともあります。しかし、それを恐れていると社会が成り立たなくなってしまいます。社会は健全に傷つくための仕組みなのだと思います。学校で学ぶということは、人と人とが関わり合う大切な時間を過ごすことです。

 

 今年度、生徒会は「心 ~想いをカタチに~」というスローガンを掲げました。そして、新たに「Long昼休み」「犬中あいさつの日」という学校づくりの企画をスタートさせました。

 他学年の生徒と交流すること。特に、1年生が安心して生活できるようにすること。友達の小さな声を大事にし、心の声に気付いて、全員が楽しく過ごすために仲間に声を掛けられる南犬飼中の生徒になろうというねらいを設定し、初めてのLong昼休みが始まりました。生徒自らが、深く考え、学校経営に参画しようとしていることに感動しました。

 

 3月22日(水)、今年度最後の「Long昼休み」が実施されました。

 「学級で最後の仲を深めよう!学級レクリエーション」で所狭しと盛り上がっていました。 

 

 北海道のお土産として有名な「マルセイバターサンド」を生み出した六花亭製菓という会社があります。この会社の従業員は、ノルマが課せられていないのに毎年のように新商品を次々と生み出しています。

 その理由は何でしょうか。

 この会社は、お客様に「幸せな時間」を提供することを企業理念としています。旅の思い出とともに自分たちの作ったお菓子を食べていただきたい。お客様の喜んでいる表情こそ「幸せな時間」であり、おいしいお菓子をもっとたくさん作って、お客様の幸せな時間をもっともっと増やしたいと社員全員が願っています。

 

 私たちは、子供たちの夢を大事にしたい。そして、その夢を大きく育ててあげたいと考え、教育活動を進めています。

 これからの時代の幸せ、それは「時間」だと思います。それぞれの時間をどういう想いで過ごしたかどうかで人生が決まります。

 子供たちも教職員も、「幸せな時間」を共有できた「Long昼休み」だったと思います。

 

  夢ある教育には潤いがある。
  目標のある教育には力がある。
  継続のある教育には伸びがある。
  信頼のある教育には心がある。

 


 

 

 

暑さ寒さも彼岸まで!

 連日暖かな日が続いています。

 近年、「入学式の頃が校庭の桜の見頃」という図式が崩れ、3月中に満開を迎えています。本校の北門付近の桜は、もうじき満開となります。正門付近の桜は、今か今かと開花を待っています。

 中庭のスイセンや芝桜も色鮮やかに咲き誇っています。

 

 

 「本気で言いたいことがある」(さだまさし著 新潮新書)の中に、桜について以下のように書かれている一節があります。

 

 昔、うまいと思ったCMコピーに「桜の開花がニュースになる国って、すてきじゃないですか」というのがあった。この発想とか感受性はすばらしい。でもこれは、本来日本人の持っている感性ですよね。

 「桜前線」という言葉は、最近生まれた言葉でしょうが、これはぼくの好きな言葉の1つ。この「桜前線」、日本列島を南から北に移動していくわけでですが、その速度は1日ほぼ20㎞。20㎞ってどれくらいなんだろうって計算してみたら、1秒間に約23㎝ちょっと。23㎝ちょっとというのは大体女の人の靴の大きさ。つまり、春というのは、女の人の足の大きさほどの速さで、しゃなりしゃなりと近づいてくるもの。どうしてこういうものを学校で教えないのかな。もっとも、教えるにしてもちゃんと段取りを踏まないと意味がない。


 いきなり「桜前線は女の人の足の大きさなんだよ」じゃなくて、「桜前線は1日約20㎞進みます。」というところからはじめて、ちゃんと計算させる。1秒間にどのくらい進むのかな、と。すると、23㎝ちょっとくらいとわかるわけ。そこでまた、「身の回りにある、23㎝のものをさがしてみよう。」となって、誰かが「お母さんの足の大きさ」と言うのを待つ。
 子どもたちはきっと忘れないし、うんと楽しく勉強できると思う。

 

 桜前線に興味を持ったら、次は「桜満開の法則」を教える。桜が満開になるのは、開花日から毎日の最高気温を足していって、それが125℃になるころ。そこで、毎日の最高気温はどれくらいか調べ、これからの気温を予測して、いつ満開になるかを計算して予測する。それだけでも十分楽しい。
 そして、満開というのは八分咲きのこと、とも教える。九分を超えると散り始める花も出てくるから、一番きれいなのは八分くらいなんだよ、と。


 桜1つとっても、まだまだ興味は尽きない。満開の後に、花は散る。それに関しても、咲く桜と同じくらいのドラマがある。
 桜の花びらが落下する速度というのは、無風状態でおよそ秒速50㎝。ボタン雪が無風状態ではらりと落ちてくるのとほぼ同じ速度。そこで、「もしや」と思ってぼくも調べてみた。


 蛍はどうなんだろう?蛍は、追い風だと1秒間に1mくらい進む。向かい風だと30㎝くらいになる。ということは、平均を取れば50㎝から70㎝くらいになる。これって偶然にしてはできすぎ。桜の花びら、ボタン雪、蛍、これらの速度は大まかに言うならば、ほぼ同じ。この秒速50㎝というのは、日本人に刻まれた、心地よいリズムなんじゃないでしょうか。

 

 こんな風に四季を眺めてみれば、1年なんて「何ごともなく」過ぎる、などということはない。

 

 お花見の席だって、立派な学習の場になる。川の水辺に花弁が浮いて、絨毯みたいになって流れていく様子を「花筏(いかだ)」という言い方がある。お花見の席で、たまたま後ろに居たお年寄りからそんな言葉を教わるような場面があったら、それこそ確かな教育じゃないですか。

 「花筏って言うんですか。そんな言葉ぜんぜん知らなかった。」なんて言いながら若い衆とお年寄りが「まま、一献」などと一緒に酒を飲んでいる。なんていい光景なんだろうと思う。

 こういう社会の「学び舎」が人生の奥行きを広げると思う。

 

 明後日、3月24日(金)は修了式です。それぞれの学年で、大きな成長を果たしました。春は、その成果をじっくりと確認できる季節でもあります。

 

 

ロータリー文庫に新しい本が届きました!

 壬生ロータリーの皆様は、毎年、図書購入のための費用を目録として贈呈してくださっています。

 おかげさまで、タイムリーな話題の本、本県に縁の深い方に関する本などを選書し、購入することができています。 

 過日注文した本が届き、「ロータリー文庫」に展示しました。

 朝の読書の時間や貸し出し用として手に取っていただくことを期待しています。

 ロータリークラブの皆様、子供たちのためにありがとうございます。

「リレーで伝える本校の強み」⑩

 3月17日(金)、「リレーで伝える本校の強み!」第10弾(最終回)は、第1学年主任のE.N先生に思いを語ってもらいました。

 

 私が一番強く思う「南犬飼中学校の強み」は、「素直さ」だと思います。授業や部活動に一生懸命に取り組む姿、頼まれたことを快く引き受ける姿、係活動や委員会活動、清掃活動に真摯に取り組む姿など、日常生活のさまざまな場面で、「素直に」取り組む姿があります。

 学んでいく中で「素直さ」は上達のカギであり、成長する上で最も大切な要素です。素直な心はみなさんを強く正しく聡明にします。
そして、みなさんの「素直さ」は、フレンドリーで、個性を受け止め合える人柄にもつながっていると思います。昨年も今年も1年生の社会科の授業を担当していましたが、授業だけでなく、廊下で会ったときの明るいあいさつなど、とても素敵だなと感じています。

 素直に人の話に耳を傾けることができる。素直に感謝することができる。そんな魅力あふれるみなさんのこれからには、たくさんの「応援」がついてくることでしょう。

 人は1人では生きていくことはできません。たくさんの人に支えられていることに感謝し、「素直な心」を大切にして、仲間との絆を深めていってください。

 

 

 生徒会担当の教員が、1年生の様子を以下のように報告してくれました。

 

 「生徒会選挙の準備を着々と行っています。1年生の選挙管理委員の数名の生徒が、役割等がなく、招集をかけていなくても「何か選挙管理委員としてできることはありますか?」といつも聞いてお手伝いをしてもらっています。1年生のうちから与えられたもの以上のことをやろうとするその主体性にとても驚き、感心しました。学校行事というものは、当日はあっという間に過ぎてしまいますが、その過程にそういった生徒がいて、支えているということを改めて実感しました。」

 

 自分に限界をつくらない1年生の強みに改めて感心しました。素敵な先輩になってほしいと思います。

 

 本校には、たくさんの強みを持った生徒がいます。だから、素敵なのです。

 そして、皆さんの強みをこうして見ている先生方の確かな目と温かな心も紛れもない強みです。

 皆さんのネクストステージでの活躍を期待しています。

「リレーで伝える本校の強み」⑨

 3月16日(木)、「リレーで伝える本校の強み!」第9弾は、第2学年主任のS.D先生に思いを語ってもらいました。

 

 南犬飼中学校に勤務して5年目です。この5年間南犬飼中の生徒を見ていて、私が考える「学年の強み」「本校の強み」とは、生徒の皆さんそのものだと思います。

 
 南犬飼中学校の生徒は、思いやりのある優しい子が多いと思います。お互いの良さを認め、困っている友達には声をかけ、休んでいるクラスメイトのことを心配してくれる子ども達が多く、どのクラスも温かい空気に包まれ、安心感があります。

 
 授業中には、和気あいあいと真剣に学習課題に取り組む生徒の皆さんの姿があります。
 先生の話を聞くときは真剣に聞き、クラスメイトとともに考え、他人の意見を受け入れつつ、自分の考えも臆することなく表現する姿があります。頼もしく思います。


 生徒会や学級委員、各委員会委員長といったリーダーを中心に、生徒主体の自治的活動、学級づくりや行事への取り組みができることが、本校最大の強みだと思います。自分も中学2年生まで南犬飼中学校に在籍していましたが、その時期に、男子生徒の頭髪が、「丸刈り」から「長髪OK」と、生活のきまりが変わりました。やはり、生徒が主体となってきまりを変えていった経緯があったのを記憶しています。今年度もLong昼休みの実現や、生活の心得の改定等、生徒が主体となって学校をつくっていく様子を見て、以前と変わらない伝統が受け継がれた校風を誇らしく思います。


 1・2年生はいよいよ進級です。2年生は、最上級生として、1年生は先輩として、南犬飼中学校のよき伝統を受け継いで、より良い南犬飼中学校にしていってください。

 

 「ANAの気づかい」という本に面白いエピソードが記載されていました。

 「nowhere」を何と読むのか?

 そのまま訳せば「どこにもない」です。しかし、「now here」とすると、「今ここ」と訳せます。

 同じものを見ていても、自分がどう見るかで意味が変わります。「どこにもない」と逃げてしまうのか、「今ここ」と一生懸命に関わり合うのかでは全く異なります。

 本校の良き伝統を受け継いでいる1・2年生の皆さんは、より良いものを創り出そうとしています。

 まさに「今ここ」で…。

資源委員会の振り返りが掲示されました!

 資源委員会は、環境に配慮し、ペットボトルの回収を積極的に行ってきました。

 コロナ禍で、活動に大きな制限が設けられてしまいましたが、「できることを、できる時に行う」活動に切り替えました。

 年間回収目標を30,000本と設定しました。回収の益金を鉢植えにして、日頃お世話になっている方々へ贈る提案がなされました。

 このほど生徒昇降口に、活動の振り返りが掲示されました。

 

 

 特別活動(生徒会活動、学級活動など)は、「なすことによって学ぶ」と言われています。

 行動することによって、新たな気付きが生まれたり、心の中で深く考えたりすることがあるからです。

 ペットボトル回収という例年と同様の活動でしたが、「人のために役立ちたい」という想いから提案されたのが鉢植えを贈るということです。

 学校を花で美しくしたい!あいさつ運動に行く小学校に鉢植えを贈りたい!こうした小さなきっかけが人を勇気づけたり、元気にしたりすることができます。そして、それは、自分自身に返ってくることを学んだに違いありません。

 

 資源委員会の活動は、全校生徒を笑顔にするすてきな提案でした。

 ありがとうございます。そして、お疲れさまでした。

栃木県立高校の合格発表でした!

 3月14日(火)、栃木県立高等学校の合格発表が行われました。

 義務教育を修了し、初めて自分自身で進学先を選択することになるのが「15の春」です。

 両親や学級担任と十分に話し合い、自分に合った進学先を選択してきました。したがって、これまでの過程に意味があり、大切なことであると思います。

 

    これから先、思い通りになることも、そうでないこともあります。

 進んだ先で、何を学び、次につなげるのかをはっきりと持っていることがこれからの時代を生き抜く上で必要です。

 進学先でどのような力を身に付けたのかを自分の口で伝えられる3年間を送ってください。活躍を期待しています。

 

 

 今後の栃木県立高等学校の入学者選抜方法が変わることが報道されました。

 

 主な変更点は以下の通りです。


 ■特色選抜に一般選抜と同じ学力検査を課すこと。
 ■特色選抜と一般選抜を同じ日程で行い、第一段階で特色選抜合格者を決めた後、合格者以外の全志願者から一般選抜合格者を決める2段階方式をとること。

 ■追加試験、定員割れした高校・学科で再募集の実施を行うこと。

 

 詳しくは、栃木県教育委員会のホームページに掲載されていますので、ご覧になってください。

学びの成果を表紙に取り上げます!

 本校は、教科連絡や1日の日記を記入する「はばたき」と題した生活ノートを学校独自で作成しています。

 

 

 「はばたき」の表紙や裏表紙には、生徒の作品を取り上げています。

 令和5年度の表紙絵の候補作品として、現在の2年生が美術科(版画、ドライポイント)の学びの成果物である作品の写真が掲示されています。作品は、「平和」や「幸福」をモチーフにして制作されました。

 どの作品も豊かな感性と表現力にあふれたものばかりです。

 

 子供たちは作品を制作中、日本の平和は当たり前だと思っていました。

 しかし、ロシアとウクライナの戦争が1年間も継続されていることをニュースで目にする度に、「当たり前のことが本当に幸せなことだと感じます。」としみじみと話していました。

子どもたちの姿を誇れる学校でありたい!

 表題は、生徒会誌「向い原」の巻頭言のタイトルに用いたものです。内容は以下のとおりです。(抜粋)

 

 生徒会は、「心 ~想いをカタチに~」のスローガンを掲げ、見えないものを行為として表出する働きかけを重ねています。子どもたちが、学校を良くするための働きかけをする度に、小さな感動が生まれているように感じます。そして、そこには、考えを聴く姿、思いを自分の言葉で伝える姿があります。


 学校訪問の機会に、この2年間の子どもたちの取組や結果として得られた自治的、主体的な態度をご説明し、成果として認めていただいたものです。

 

 ■子どもたちが素直で明るく、安心感が漂う雰囲気であること


 子ども同士の関係、子どもと教師の関係が良好で、互いを信頼している様子が伝わってきます。身体を話し手に向けて聴くため、聴いてもらえることを実感できるのだと思います。そのため、存在や発言を認めてくれる雰囲気が漂うのです。マスク越しではありますが、笑顔にあふれ、仲間の声を肯定的に聴いている姿が多く見られました。

 

 ■自治的、主体的な生徒会活動が展開されていること


 生活の心得を時間をかけて話し合ったこと、きまりを自分たちが変えた経験をしたことで、当事者意識を高めました。今年度、次々に繰り広げられている生徒会の「しかけ」のうち、Long昼休み「イヌリーグ」を参観していただきました。生徒会役員の用いる言葉に驚いていました。教室で学級担任と共に、楽しくクイズに答えている子どもたちの様子も印象的でした。「こんなに生き生きと学校生活を送る子どもたちを初めて見ました。」という参観者の感想がすべてを物語っていました。

 

 ■組織としての一体感が醸成されていること


 学校行事を重ね、学級や学年集団がまとまりました。学年主任を中心とした学年の一体感です。学校行事の後、保護者から子どもたちへのメッセージを共有することは、子どもたちを後押しする力になりました。生徒会が、異学年交流を自ら意識していることも一体感を醸し出す要因となっています。教職員が、学校経営方針を理解し、ベクトルを揃えて実践していることも挙げられます。

 

 ゆっくりと、子どもたちが芽を出し始めました。どのような大輪の花を咲かせてくれるのか待ち遠しい今日この頃です。子どもたちの姿を誇れる学校であることを心から嬉しく思います。

 

176名が本校を巣立ちました!

 鎌田 實氏の「1%の力」という本があります。

 重病を患いながら、それでもほんの少しの力を誰かのために費やしている人々の生き方を紹介した本です。以下の文言は、この本の帯に書かれているものです。

 

 自分、自分、自分の時代。
 今こそ、誰かのための「1%の力」が必要だ。
 「1%なら」心も体も動き出す。
 「1%ずつ」事態は好転する。
 「1%だけ」視点を変えてみると、見えないものが見えてくる。
 「あと1%」を積み重ねると、「101%」の結果にたどりつく。

 みんなが、「1%」生き方を変えるだけで、個人も社会も幸福になる。

 

 3月10日(金)、卒業証書授与式を挙行しました。

 2年生は式場で、1年生は教室でオンラインで式典に参列しました。国歌、校歌の斉唱や卒業生合唱を行った点は、昨年度までとは異なります。

 

 

 卒業式に臨む子供たちの姿、それを支える教職員の細やかな心配り、そして卒業生の3年間の活躍のシーン…卒業証書を手渡しながら、まさに走馬燈のように去来しました。

 「子供たちの力って本当にすごいな」と実感しています。生徒会活動を中心に、次から次へと「想いをカタチに」してきました。一人一人の子供の力が集約している学校には、大きな力が宿るのだと心から思うことができました。
 

 鎌田氏は、看護師を目指す人たちに深い接し方をしています。


 100点は、僕の想定とは全く違う答案ができた時、出題した僕自身が嬉しくなってしまうような答案を見た時。それは、僕自身が学べるというということを意味しています。

 いつも満点をとってきた子にとって99点はショックです。優等生であるだけでは生きていけないことと、病気を持っている人間を相手にする僕たちは、その人間が実は、複雑怪奇なんだということに気づいてもらいたいのです。優等生の思い込みだけでは、いびつな人間の看護は簡単にはできない。どんな人間も見捨てないことが大事なのです。

 できない子たちに99点を与えた時、これは未来へのステップアップ。夢を与え、背中を押してあげるための99点です。

 優等生につけた99点は、もっと大事なことがあるぞということに気づかせるための1点減点なのです。

 

 感動を生み出すのは、子供たちの姿です。その子供たちを支えるのは、保護者や地域の皆様、教職員です。誰もが、最高の卒業式を演出しようとする気持ちが凝縮されていました。

 本日の卒業証書授与式は「1%の力」を大事に駆使していました。もちろん、子供たちのために…。

同窓会入会式を行いました!

 令和5年1月、新たな役員が承認され、新役員体制の下で本校同窓会が再スタートを切りました。

 

 3月9日(木)、第76期同窓会入会式を行いました。

 今期の同窓生を含め14,107名となりました。

 「歴史と伝統ある本校の同窓会に入会します。これから私たちの進むべき道は違いますが、南犬飼中同窓会の名を汚さぬよう頑張っていきたいと思います。」と代表生徒が入会のあいさつを述べました。

 

 ■建学の精神「向い原魂」 (□物事をまじめに根気よく続けよ

 □自発的実践活動を続けよ) は本校の精神的な支柱です。この精神を受け継ぎ、胸を張ってそれぞれの人生を歩んでほしいと思います。

 

中学校区あいさつ運動の振り返りをしました!

  2月27日(月)~3月2日(金)までの1週間、あいさつ強化週間として出身小学校であいさつ運動を実施させていただきました。

 

 子供たちにとって初めての取組ではありましたが、「やってよかった!」という手応えを得た感想が多く寄せられました。

 

 生徒指導主事は、実施後の振り返りを新聞紙2枚分のA0判にまとめました。

 廊下に掲示するとともに、協力していただいた小学校にも届けました。

 あいさつという何気ないことですが、小学生や小学校の先生方の協力を得て、一緒に取り組めたことが子供たちの自信につながりました。

 あいさつで元気をいただいたこと、協力していただいたことに感謝すること、つながっていること、輪が広がっていることなどの気付きが多くありました。

 

 

 

 

県立高校一般選抜、1・2年生は実力テストに挑みました!

 栃木県立高等学校の全日制課程は、一般選抜における学力検査(一部学校では面接及び実技検査)を残すだけになりました。

 出願倍率は平均1.09倍(前年度比0.04ポイント減)でした。

 

 3月8日(水)、3年生は、19校15学科の学力検査に挑みました。

 学力検査の日程に合わせ、1年生は初めての、2年生は今年度2度目の実力テストに臨みました。

 

 3年生から後輩に向けた受験体験動画、学習委員会の啓発動画、各学級での学習に対する取り組み方の学習などにより、一人一人の意識は高まりつつあります。

 

 コロナ禍の3年間でしたが、本校は、子供たちの学びを止めない取組を続けてきました。コロナに限らず、普段からいろいろな取組を行ったり、模索したりして準備体制はできていました。

 子供たちの行動を変えることや状況を変えることで、意識が変わることを信じて続けてきた本校としての教育活動です。

 だから、最後の最後まで自信をもって臨んでください!

在校生が心を込めて式場準備をしてくれました!

 卒業式までのカウントダウンが5日を切りました。

 「温かな雰囲気の中で卒業式を挙行してあげたい」という思いが子供たちにも教職員にも感じられます。今年度、在校生を代表し、2年生は式場で卒業生の勇姿を見届けてもらいます。1年後の自分たちの姿を目の当たりにすることにもつながります。

 

 3月6日(月)、1年生と2年生及び教職員は、校舎内の清掃や式場の整備を行ってくれました。

 

 隅々まで清掃を行き届かせる姿、写真を見ながら式場の準備を入念に行う姿、式次第を新調している姿、担任の読み上げるすべての学級の名簿を心を込めて作ってくれている姿などが見られました。

 

 見える仕事は全員で行う! 見えない仕事は進んで行う!

 

 チーム南犬飼の心意気を見たような気がしました。ありがとうございました。

教室風景から見えてくるもの…!

 「 未来への準備! 『強み』を知り、『強み』を生かそう‼
 成長、感謝! そしてネクストステージへ‼ 」を3学期のテーマに掲げて教育活動を進めています。

 各学年の教室では、1年間の学びの締めくくりが丁寧に行われていました。

 

 教育効果を表す言葉に、啐啄同時(そったくどうじ)というものがあります。

 「啐」とは、卵からヒナ鳥がかえるとき、内側からヒナ鳥が殻をコツコツとつつくことを指し、また「啄」とは親鳥が外側から卵の殻をコツコツとつつくことを指しています。
 この両者の行動が一致したとき、卵の殻が割れて新しい生命が誕生します。野鳥は巣立ちの時も「啐啄同時」であるそうです。

 

 学年末を迎え、子供たちは「よくなりたい、成長したい」と思っています。だからこそ、子供たちの「変わりたい、伸びたい」という気持ちを大切にするとともに、保護者や教職員がその気持ちを読み取れるかどうかが大切なのだと思います。

 子供たちがその気持ちをちょっとでも出した瞬間が「啐啄」のタイミングであると言えます。この気持ちが表れている今は「啐啄」の絶好の時であると感じました。

お祝い 巣立ちゆく皆さんに想いを込めて…!

  卒業証書授与式まで1週間となりました。

 卒業証書には大切なものが詰まっています。

 「中学校を卒業したことを証する」立派に義務教育の課程を修了したことを表したものです。

 一人一人の氏名が記されています。中学校の3年間で、何度名前を呼ばれたことでしょう。担任にとって、中学校生活での最後の呼名です。

 生年月日が書かれています。どれだけの人が、誕生を心待ちにし、喜び合ったことでしょう。

 

 人生100年時代のわずか15年ですが、15年分の成長過程が詰まった大切な証書です。

 

 「人との関わり合いを大切にし、明るく、温かな雰囲気の醸成に努める。」という文言を学校経営の基本方針に掲げています。

 

 卒業を前に、成長や感謝を伝えるメッセージが昇降口付近に掲示されました。

    在校生、教職員から卒業生に向けたはなむけの言葉が掲示されています。

 

  

    目まぐるしく変化する世の中を歩んでいく時、最も頼りになるコンパスは自分の心かもしれません。

  「自分は何を大切にし、どのように生きていくのか」その芯さえしっかりと持っていれば、不確実な中もわりと楽しく自信を持って歩けます。

 (下野新聞 御手洗 瑞子氏の言葉より抜粋)

学習委員会が啓発動画を制作しました!

 生徒会の常時活動が活発に行われています。

 学習委員会は、ディスクジョッキー風の「study radio」に続き、自発学習の啓発動画を制作しました。

 「全校生徒を対象とし、自発学習のモチベーションを高める」という目的です。

 3月3日(金)、給食の時間「金曜ロードショー」が放映されました。

 

 学校評価において、「家庭学習の習慣」「規則正しい生活」の2点は、本校の課題であることがはっきりとしました。

 このような取組は、課題解決に向けての意識付けとなるように感じました。

 

 子供たちは、生徒会活動を活性化させ、学校生活を自らの手でよりよいものにしています。そして、「学校を自分たちが変えていく」過程を楽しんでいます。

 

 コロナ禍で、給食の時間は前向き、黙食を継続していますが、趣向を凝らした校内放送や委員会制作の動画視聴など楽しいひと時となっていました。

 

「リレーで伝える本校の強み!」 ⑧

 「リレーで伝える本校の強み!」第8弾は、現在の3年生が1年生、2年生の時に学年主任として関わってくださったF.T先生に思いを語ってもらいました。

 

 

■ 皆さんが、成人して社会で活躍する頃は、厳しい挑戦の時代を迎えていると予想されています。
 生産年齢人口の減少、グロ-バル化の進展や絶え間ない技術革新等により、社会構造や雇用環境は大きく、また急速に変化し、予想が困難な時代となっていきます。

 南犬飼中の校長室前にグランドデザインが掲示されています。この掲示物は、皆さんが、困難な時代を迎える上で、将来社会に出ても、よりよく生きていくための地図です。
 この地図を頼りに、3年間、皆さん、皆さんの保護者、先生方が、「幸せな時間だな」と思える時間づくりをしてきました。

 南犬飼中の強みは、そんな困難な時代を、各学期のテーマを設けて、意図的に解決手段を工夫し、想いをカタチにできるのかを考え、授業、生徒会活動、部活動の時間が流れているところです。

 将来社会に出て、正解が分からない問題に直面した時、きっと、南犬飼中で工夫しながら過ごした時間、みんなが幸せになるためにはどうしたらいいのかを考えた時間こそ、道を切り開いてくれるはずです。

 どうしたらみんなが幸せになり、想いをカタチにできるのか考え、試行錯誤した幸せな時間こそが、南犬飼中学校の最大の強みだと考えます。

 

 

 3年生が入学してきた1学期は、以下の「心のスイッチ」を学期のテーマに掲げました。

 

■心のスイッチ    東井 義雄

 

 人間の目は、不思議な目、 
 見ようとしなかったら、見ていても見えない。
 人間の耳は、不思議な耳、
 聞こうという心がなかったら、聞いていても聞こえない。
 本当にそうだ、と、腹の底まで聞く人もいる。

 同じように学校に来ていても、ちっとも伸びない人がいる。
 毎日ぐんぐん伸びていく人もいる。
 今までみんなから、つまらない子だと思われていた子でも、
 心にスイッチが入ると、急にすばらしい子になる。
 心のスイッチが、人間をつまらなくもし、すばらしくもしていくんだ。
 電灯のスイッチが、家の中を明るくもし、暗くもするように

 

 中学校の3年間はとても短く、あっという間に過ぎてしまいます。しかし、その時間はとても内容の濃いものです。きっと、「心のスイッチ」がONになるからだと思います。

3年生受験応援プロジェクト

 2月22日(水)、1・2年生は、Long 昼休み企画「3年生から1・2年生に向けた受験体験談」の動画を視聴しました。

 受験に対する心構えや学習に対する向き合い方を改めて考える貴重な機会となりました。

 そのお礼として、受験に臨む3年生に対し、応援メッセージを書き、1階廊下に掲示して見ていただきました。メッセージは学年縦割りで掲示してあります。

 3年生は、足を止めてメッセージに目を向けています。

 

 今年度、Long昼休みなどを活用し、学年縦割りの活動を意図的に取り入れています。そのため、学年間の繋がりがはっきりと見えてきました。

 子供たちは、遊びを通して社会性を身に付けていきます。外遊びをする姿は、かつてより減少しました。そのため、「子供たちの周りから『サンマ』がいなくなった」と言われています。

 「サンマ」とは、共に遊ぶ仲間、一緒に過ごす時間、豊かな発想やイメージを描く空間で、3つの「間」のことを指しています。

 Long昼休みは、子供たちが失いかけている3つの間を補う時間でもあるように感じます。

あいさつ運動を展開しました!

 2月27日(月)から3月1日(水)までの3日間、「あいさつ運動」を展開しました。

 1・2年生の有志が出身小学校に出向いて、また、校内でも同時展開であいさつ運動を繰り広げました。

 

 

 小学生から元気をいただいたり、かつての担任の先生が顔を見せてくれたりするおかげで、あいさつに対する向き合い方が変わってきました。

 

■「中学生が来てあいさつ運動をしてくれることを6年生に話したところ、とても楽しみにしていました。」

■「小学生にとっても、中学生にとっても意味のある活動です。」

■「咋年担任した子どもたちが、立派に成長している様子を見ることができて朝から嬉しくなりました。」

■「こうした取組を続けていきたいですね。」

 

などの声を聞くことができました。

 

 子供たちの企画力と行動力が、小学校と中学校を「つなぐ」役割を果たしているのだと思います。

 

 あいさつを通して、

 出身小学校と中学校とを「つなぐ」

 小学生と中学生の想いを「つなぐ」

 出身小学校の担任の先生と卒業生を「つなぐ」

 小学校の先生と中学校の先生を「つなぐ」

 

 小学生の元気なあいさつと笑顔がとても素敵でした。

 小学校の先生方が温かく迎え入れてくださいました。

 わずか30分足らずの時間ですが、さわやかな1日のスタートを切るきっかけとなりました。

 

 小学生の皆さん、先生方、ご協力ありがとうございました。

シギ―吉田様からメッセージとポストカードをいただきました!

 先日、雪の中、全校生徒のために来校し、講話していただいたシギ―吉田様が、メッセージと全校生徒分のポストカードを送り届けてくださりました。

 ポストカードは「学業成就」とも記され、受験に向けた激励のポストカードでもあります。

 吉田様の生き方や考え方から、たくさんのことを学ぶことができました。

 

 

 メッセージ文を紹介します。

 

 南犬飼中学校の皆さんへ


 こんにちは!

 先日は、皆さんの大切な時間を僕の講話を聞くために使っていただきありがとうございました。事前に生徒会のみなさんとZOOMでお会いしていたので、本番では友だちの前で話すように、終始リラックスして話すことができました。楽しかったです!


 講話の後に、質問をしてくれた方がいて、とても嬉しかったです。その勇気に感激しました。また、みなさんからの感想も全て読ませていただきました。もっともっといろいろと話しをしたかったです。また会いましょうね。


 今回、心ばかりの御礼に、思い入れのある「向日葵のポストカード」を皆さんにお送りします。この写真は2011年8月に宮城県南三陸町で撮影しました。
 南三陸町は、人口約17,000人の町で、東日本大震災の大津波により人口の3.7%にあたる831人が犠牲になりました。向日葵の後ろにある建物は、防災庁舎と呼ばれる建物で、町の職員30人がこの屋上に逃げましたが、助かったのは8人だけでした。


 ニュースでこの悲劇を知っていたので、建物の前で車を降りて、手を合わせました。するとまるで家族のように肩を並べた向日葵が咲いているのに気づいたのです。僕は夢中でシャッターを切りました。

 あまり運命や超常現象などを信じる方ではないのですが、この向日葵には不思議な力があると感じています。SNSに写真をアップすると多くの人が共感してくれて、たくさんの友人ができ、その友人たちが写真展を全国で開催してくれました。このポストカードを初めて作ったのもこの頃です。

 この向日葵が、阪神淡路大震災(1995年)で亡くなった加藤はるかちゃん(当時12才)の家の庭に咲き、被災者を励ました「はるかのひまわり」の子孫だと知ったのは、その年の冬になってからです。南犬飼中にも「はるかのひまわりプロジェクト」から毎年、種が送られてきているのではないでしょうか。
 そして、向日葵の種を防災庁舎前に植えて育てたのは、防災庁舎で亡くなった町の職員、井上翼(たすく)さん(当時23才)のお母さんだということを後に知りました。このポストカードを手にしたお母さんが、僕を探してくれたのです。
 もう一つ驚いたことがありました。それは初めて井上さんのお宅にお邪魔したときに、亡くなった翼さんは、獨協大学で僕の講演を受けてくれた学生さんの一人だと知ったのです。お父さんが、「翼、先生が会いにきてくれたぞ」と大声で言って、皆で涙を流したのは、今でも忘れられません。井上さん家族とはそれ以来ずっと仲良くさせていただいています。


 話が長くなりすみません。

 今回、皆さんにお渡ししたポストカードは、防災庁舎の近くにある上山八幡宮という神社にも寄付しました。いつか南三陸町を訪れることがあったら、是非、上山八幡宮にも立ち寄ってください。

 それでは、皆さん、またお会いできる日を楽しみにしています。仲間と楽しく有益な中学生活を送ってください。受験生は、体調に気をつけて、最後まで頑張ってね!

 

 「一期一会」

 吉田様は、旅先での出会いを大切にされていることが伝わってきます。人を大切にするから、たくさんの人に囲まれた豊かな人生を送ることができているのだと思います。

 吉田様との素敵な出会いに心から感謝申し上げます。

 

 

交通安全協会より新1年生用自転車反射板をいただきました!

 2月27日(月)、交通安全協会壬生支部の皆様方が、新1年生用の自転車反射板を寄贈してくださりました。

 子供たちにとって、学校にとって、安全・安心は最優先されるものです。自転車通学となる新1年生にとって、反射板は心強いお守りです。

 このように、子供たちは、地域の皆様方に温かく見守られていることを実感しています。

 ありがとうございました。

3年生を送る会を行いました!

 「ペンギンのくちばし」と題してPTA広報誌に記載した文の抜粋です。

 

 ペンギンには歯がありませんが、上手に魚を捕ることができます。くちばしの中の構造に謎が隠されているようです。くちばしの中は毛でできており、毛はすべて内側を向いて生えそろっているからです。くちばしの中の毛一本一本の力は弱くても、すべての毛が同じ向きになって集まれば、発揮する力は強くなり、魚を捕ることができるのです。

 

 2月27日(月)、3年生を送る会をオンラインで実施しました。

 3年生は、本校の着実な歩みを象徴する学年であったと胸を張ることができます。後輩が同じように感じていたことは、制作された動画の内容からも感じ取ることができます。

  1・2年生から3年生に対して、「感謝の想いをカタチにしましたので、心を休める時間にしてほしいと思います。」という言葉が届けられました。

 3年生から1・2年生へ、伝統のタスキを受け渡す力強い言葉が贈られました。

 

 今年度、生徒会を中心に、ペンギンのくちばしのように自分たちの想いを同じ方向に向くようにしてきました。確かな成長はこういう下支えがあったからだと改めて感じています。

 

 美術部の皆さんは、この日のために垂れ幕を制作してくれました。

 心のこもった、手作りの「3年生を送る会」になりました。

 1・2年生の皆さん、ありがとうございました。

 

「あいさつ強化週間」に向け動画をつくりました!

 2月27日(月)から「あいさつ強化週間」が始まります。

 出身小学校であいさつ運動を行うとともに、校内でも同時展開であいさつ運動が繰り広げられます。

 

 あいさつ運動を行うに当たり、生徒会は動画を作成しました。

 動画の内容は、「What(何を)」「How(どのように)」ということを伝えるのではなく、「Why(なぜ)」行うのかを明確にしようとしています。

 「なぜ、あいさつ運動を行うのか」

 「これまで、あいさつ運動にどのように取り組んできたのか」

 そして、「生徒会としてどうしたいのか」で結んでいました。

 

 あいさつ運動に対する想いは、動画を通して全校生徒に届けられました。このメッセージ動画は、中学校区の小学校にも送られました。

 「心 ~ 想いをカタチに ~」が小学校にも届けられ、町全体に広がりを見せています。

「リレーで伝える本校の強み!」 ⑦

 「リレーで伝える本校の強み!」第7弾は、いつも温かな声を掛けてくれる保健室のO.H先生に思いを語ってもらいました。

 

 

 保健室から見た犬中の強みは「チームワークの良さ」だと思います。

 例えば、校庭で足のケガをしてしまった人がいた時…、
 1人が先に私を呼びに来ます。
 1人が付き添ってけがをした人を連れてきます。
 1人が 水筒等の持ち物を運びます。
 もう1人が外用の靴と上履きを昇降口に行って取り替えてきます。
 さらに、もう1人が担任の先生に知らせに行きます。

 誰かに頼まれたわけでもないのに、ケガをしたその人のために数人がぱっと動きます。
こういうアクシデントがあったときに発揮されるチームワークは本物だと思います。
 また、先生方のチームワークにも保健室はいつも助けられています。
 ありがとうございます。

 皆さんはこれから、たくさんの人に出会うことでしょう。その時々で、今のように、仲間を大切にしてほしいと思います。

 ありがとうございました。

 

 

 O.H先生は、全校生徒の顔と名前を憶えています。時折、迎えに来られる保護者も、誰の保護者か分かっています。

 学校の中に1人しかいないため、すべての生徒と関わります。そのため、全生徒の顔と名前が一致するのです。

 子供たちが健康でいること、笑顔で生活できること、悩みを打ち明けてくれたこと、一緒に悩むことなど、子供と過ごす時間を楽しんでいます。

 

 

 保健室ならば、弱い自分も出せそうな気がします。だから、保健室って特別の場所だと思います。 

学校だより 2月号

 1・2年生は学年末テストを、3年生は県立高校一般選抜の出願を終えました。

 3年生にとって、卒業という言葉が少しずつ現実味を帯びてきたように感じます。

 

 愛と夢を求めて旅をし、旅の途中で出会った人々の心のぬくもりを言葉にして伝えている須永博士という詩人がいます。須永氏の優しい言葉に何度も救われました。

 

春が来る 寒い冬から あたたかい春が来る
花が咲き 小鳥がさえずり 心がときめく春が来る
そして 私の人生にも幸せが来る
自分の夢にむかって 力いっぱい生きていく すてきな人生の春が来る

 

    学校だより2月号ができました。ご一読ください。

Long 昼休みを行いました!

  今年度、生徒会は「Long 昼休み」という新たな企画を提案し、趣向を凝らした内容で楽しい時間を過ごしてきました。

 

 これまでは、全校一斉や学年縦割り、学年・学級単位での活動など、目的にあった形態をとりました。

 

 

 2月22日(水)、Long 昼休みを行いました。

 この日の企画は「3年生から1・2年生に向けた受験体験談の動画」でした。

 すでに希望進路を決定した3年生の代表が、進路決定までの心境、受験勉強の仕方、経験したからこそ言える後輩に向けた助言など、自分の心の内を素直に語りかけていました。

 

 1・2年生は、食い入るように画面を眺め、自分と向き合う時間になりました。

 

 3年生にとっては、この日が最後の「Long 昼休み」でした。3年生は、学年で卒業前企画「なぞなぞ大会」で盛り上がりました。自分たちが提案した楽しい時間を、最後まで笑顔で楽しむ姿を微笑ましく感じました。

 

 必要から生まれたLong 昼休みです。「想いをカタチに」というスローガンを、今回は後輩に向けたメッセージで実現しました。

 「伝統不息」の精神は、こうした取組から受け継がれていくものと確信しました。

表彰朝会を行いました!

 2月22日(水)、表彰朝会を行いました。

 文化面、運動面と多岐にわたって活躍し、たくさんの賞状をいただきました。

 

 今回、授与した主な賞は以下のとおりです。

■栃木県バレーボール協会長杯争奪下都賀地区大会 女子 優勝、男子 優勝

■栃木県協会長杯争奪中学校バレーボール大会 男子の部 優勝

■下都賀地区1年生バスケットボール大会 女子の部 準優勝

■下都賀支部冬季卓球強化大会

2年女子シングルス 優勝、2年男子シングルス 優勝、2年女子シングルス 準優勝、2年女子シングルス 第3位、1年女子シングルス 第3位、女子ダブルス 優勝、女子ダブルス 第3位

■第76回下都賀地区理科研究展覧会ならびに発表会

展覧会の部 優秀賞、優良賞

■令和4年度壬生町理科研究展覧会並びに発表会

展示の部 優秀賞、優良賞  発表の部 優秀賞

■栃木県U-15バスケットボール後期リーグ戦(W4-9リーグ)優勝

■第76回栃木県理科研究展覧会ならびに発表会

発表会の部 優秀賞、展覧会の部 最優秀賞

■第53回下野教育美術展

デザインの部 入選34名、奨励賞31名

絵画の部 入選22名、奨励賞23名

デザインの部 入選38名、奨励賞22名

■第53回下野教育美術展 デザインの部 銀賞2名

■栃木県中学校総合文化祭 スローガンの部 優秀賞

■第34回読書感想画栃木県コンクール 佳作

■栃木県学校教育書写書道作品展 半紙の部 金賞

■令和4年度栃木県明るい選挙啓発ポスターコンクール 佳作

■令和4年度 給食週間 優秀作品

■壬生町安全・安心町民大会 交通安全作文の部 佳作

 

 日頃の地道な活動や授業での成果が実った結果です。

 受賞された皆さん、おめでとうございます!

 

 

資源委員会と福祉委員会のコラボ!

 生徒会は「心 ~ 想いをカタチに ~」をスローガンに掲げ、心の中で思い描いた考えを行為として次々とカタチにしています。

 資源委員会は、ペットボトル回収目標を30,000本と定め、計画的に回収を行いました。壬生町では、1本につき1円の「ペットボトル回収報償金」があります。

 ペットボトル回収の益金と緑化募金の還元金を地域や社会のために使いたいという申し出がありました。その申し出は「花を贈ろう!」というカタチにしています

 2月20日(月)、「本校を訪れるお客様を花でお迎えしたい。」「あいさつ運動を行う小学校に花を贈りたい。」という想いを校長室で語ってくれました。

 1年間かけて回収した益金を自分たち以外に使い、世の中のために役立てるという経験は何にも代えがたいものです。

 あいさつ運動とペットボトル回収、緑化募金という活動が互いにつながり合い、新たな価値を生み出すことになりました。主体的で自治的な生徒会活動が展開されていることのあらわれです。 

 ありがとうございます。

県立高一般選抜の願書等を提出しました!

 栃木県立高等学校の一般選抜の願書等の提出は、2月20日(月)~2月21日(火)の正午までです。

 本校は、2月20日(月)午前中に提出を済ませました。出願先は、「19校15学科」と広範囲にわたっております。

 学力検査に向け、準備は整いました。

 3年生の皆さん、自分を信じ、最後まで決してあきらめることなく最善を尽くしてください。

 Where there is a will, there is a way.

 (意志あるところに道は開ける。)

 

 学力検査は3月8日(水)、面接は3月9日(木)、3月14日(火)に合格発表が行われます。

1・2年生は学年末テストです!

 

 本校は、生徒が育ち、教職員が協働し、保護者や地域と連携する学校」を目指しています。

 

 生徒が「学校を楽しい」と感じるのは、「できた喜び」や「分かった楽しさ」を実感する瞬間です。「授業は学校の生命線」であり、生徒たちの幸せはここにあります。そのためには、思いを分かち合い、喜びを見い出し、仲間を大切にしながら互いを高め合う授業が繰り広げられることに他なりません。
 物や情報を瞬時に手に入れることができる時代です。これからの時代、最も大切となる価値は「時間」だと考えます。
 1年後、できるようになったことが増えた自信と進級の喜び。3年後、リーダーとしての自信とたくさんの思い出を胸に新たなステージへの歩み。20年後、現在の生徒が保護者となった時、今受けている授業や教育活動を笑顔で自分の子どもに語っています。

 充実した時間が、生徒の幸せにつながります。すべての生徒に幸せな時間、感動の瞬間を提供することが本校の役割であり、ここで働く私たちの使命です。
 生徒が幸せになると保護者や地域の皆様も幸せになります。生徒が幸せになると教職員も幸せになります。

 

 上記のような学校を目指し、その中心はやはり授業ということになります。

 

 2月20日(月)、21(火)の2日間、1年生と2年生は学年末テストです。この1年間学んできたことが、どの程度身に付き、生きて働く知識や技能となったのかを確認するためのテストとなります。1年生も、2年生も真剣にテストに臨む姿が見られました。

 学びを自分の力に変えてほしいと思います。

表彰状が届きました!

 本校は、「栃木県 健康推進学校 最優秀校(中学校の部)」に選出されました。

 この度、日本学校保健会より「令和4年度 全国健康づくり推進学校 優良校」として表彰され、表彰状並びに記念盾を届けていただきました。

 以下のような受賞理由が挙げられます。

 

■学校経営に健康教育を明確に位置付けていること

■学校保健委員会を積極的に開き、学校全体で健康教育に工夫して取り組んできたこと

■コロナ禍の中でも、保護者をはじめとする関係者と連携し組織的な健康教育を行ったこと

 

 名誉ある受賞を機に、今後も、子供たちの心身の健康づくりに取り組んでいく覚悟を胸に刻みました。

「リレーで伝える本校の強み!」⑥

 「リレーで伝える本校の強み!」第6弾は、本校に最も長く勤務されているO.Y先生に思いを語ってもらいました。

 

■私が感じる犬中生の強みは、「必要なことに気づき、自主的に行動することが出来るところ」だと思います。


 皆さんは「犬中の伝統は何ですか」と聞かれたら何と答えますか?
 私は何よりも「ノーチャイム」だと思います。今でこそ多くの学校で実施していますが、犬中のノーチャイムは昭和40年代から実施されているそうで、今から60年も前から行ってきたものです。ノーチャイムは「チャイムに促されずに、時計を見て自主的に行動する」という趣旨のもと行われてきたものです。初めはチャイムのない生活に戸惑いがあったと思いますが、今では普通になったのではないでしょうか。毎日時計を見て自主的に行動できていますね。素晴らしいです。

 その他にも活発な生徒会活動や自問清掃があると思います。
 昔から犬飼中は生徒会活動が活発で、生徒が考えて生徒主体で活動した各種専門委員会主催の行事が沢山ありました。また、ずいぶん昔の話ですが、男子の長髪がOKになったのも、カラーのライン入りの靴がOKになったのも生徒会からの提案でした。
 最近でも皆さんで考えた生徒心得の改定、Long昼休み、全校レクリエーション、有志や部活動ごとに行われるあいさつ運動、シトラスリボン運動参加など、その伝統が受け継がれ、生徒が考え、生徒主体で自主的に活動している活動が見られます。
 自問清掃の歴史はまだ浅いですが、時間になったら自分の清掃場所に行き、汚れている場所を自主的に清掃する強制されない清掃が毎日黙々と行われています。これも素晴らしいです。
 この他にも、毎日の係活動や部活動、友人関係の中にある何気ない思いやりの行動など「必要なことに気づき自主的に行われている行動」は富にあるのではないでしょうか。
 このように「必要なことに気づき、自主的に考えて行動することが出来るところ」が私の考える犬中生の強みだと思います。
 犬飼中が古くから加盟しているJRCには「気づき 考え 実行する」という目標があります。その中で一番大切にしている目標は「気づく」ことです。自主的な行動も、どんな素晴らしい活動も「これをしよう」と気づかなければ何も始まらないからです。皆さんもこれからの人生の中でこの「気づき」を大切に自主的な生活を心がけていってほしいと思います。

 

  O.Y先生は、本校に3回赴任し、通算で22年間勤務されました。地域のことも、学校の様子も熟知し、その変遷を見届けてきました。

 ある時、一緒に中庭を眺めながら、「色あざやかな中庭は、本校の自慢でしたよね。」と話していました。この会話から始まったのが「中庭再生作戦」でした。40年弱経過しましたので、元通りの色合いとはいきませんでしたが、ずいぶん復元されました。

 ありがとうございました。

キラキラ ボランティア推進会議を行いました!

 本校は、多くの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいています。おかげさまで、子供たちの豊かな学びが実現され、明るく生き生きとした学校生活を過ごすことができています。

 本町では、2年前に「学校運営協議会」を校内に組織し、コミュニティ・スクールを展開しています。

 教職員だけで実施することが難しい教育活動も、保護者や地域の皆様のアイディアとお力をお借りし実施することができました。

 特に、コロナ禍の中でも前に進むことができたのは、コミュニティ・スクールに対する理解と協力を惜しまない保護者や地域の皆様のおかげであると実感しています。

 

 2月16日(木)、ボランティア推進会議を開催しました。PTA代表1名、地域ボランティア8名、学校8名、文部科学省アドバイザー1名の皆様に参加していただきました。

 

 ボランティア推進会議の目的は、「保護者と地域ボランティアの皆様と教職員とが顔の見える関係をつくること」「それぞれの思いや願いを共有すること」です。

 本校のこれまでの歩みについてご説明し、活動の様子をまとめた動画を視聴していただきました。その後、意見交換をしていただきました。

 

 ◆中学生がどのような人に成長してほしいか。

 ・礼儀やマナーが身に付いている人  ・社会で通用する人  ・地元を愛し、地元に根付いた人  ・自分に自信の持てる人  ・目標の持てる人

 

 ◆そのために、それぞれの立場からどのようなことができるのか。

 ・町の課題や現状を伝えること  ・人材を発掘すること

 

 ◆令和5年度の総合的な学習の時間に実施する取組(町づくり)に対して、それぞれができること。

 ・町議会に行って提案する   ・自ら学び合えるような機会を提供すること  ・ボランティアの皆様と中学生が話し合う場を持つこと

 

 保護者、地域の皆様、教職員のそれぞれにとって「Win - Win - Winの関係」であることが大切であると考えます。

 ボランティア推進会議は、思いを語り、 思いを理解し、思いを共有する場であると捉えています。

 本日の会議には、それぞれの立場の皆様にご出席していただきました。ご意見や声を令和5年度の本校のグランドデザインに盛り込みたいと思います。

 ご多用の中、ご出席いただきましたことに感謝申し上げます。

 

 

 

講演会の振り返りを紹介しました!

 2月14日(火)、シギ―吉田様の講演の振り返りを校内放送で紹介し、共有しました。

 

 

■夢をあきらめないで進もうとする気持ちは大切だなと思いました。

■何かが起きて夢を失ってしまったとしても、違う視点から物事を見てみるということが大切なんだということを学ぶことが出来た。

■私は夢を語るだけでは夢はかなわないと思います。
でも、叱ってくれる人もいるし、支えてくれる人もいるのでその人たちに感謝して生活していきたいです。

■大怪我を負ったシギーさんが、日常を楽しんでいる姿がかっこいいと思いました。

■挫折も、次へのチャンスであることを、シギーさんの講演で感じました。

■挫折をしたからといって夢をあきらめるのではなく、絶対にかなえてやろうという思いを大切にしていきたいです。

■私はしっかりとした夢がなく大きくて素敵な夢を持っている友達がキラキラ輝いて見えていました。夢はあぁしたいなという願望で、希望は持つべきものという言葉でまずは小さな希望から持ってみようかなと、思いました。今の中学校生活でそばにいてくれる友達とよりよい時間を過ごしていきたいです。挫折しても、希望をもって失望しちゃっても新しい希望をもって新たな道を歩んでいきたいなと思いました。シギー吉田さんの講演会の話を聞いて生き方・考え方がとてもたくましくかっこいい大人だなと思いました。今の環境や今日の講演会に感謝して今後も生活していきたいです。

■希望を捨ててはいけないと知りました。人生がどんな状況にあっても、希望を捨ててしまっては挑戦をしていないのと同じ、成功があるはずがないなと思いました。そして、不安な未来を進むためにも希望が必要なんだと講演を聞いて気づくことができました。
もし自分がこのような立場になったら、この演説を思い出し、行動に移そうと思います。
今日はとてもためになる講演会でした。

■どれだけ絶望することがあっても、あきらめずに、ゆっくりでも進めばいつか希望が見えてくるということや、今は気づかないかもしれないけれど、時がたてば仲間がどれだけ大切か、どれだけ支えてくれたのかに気づけるということ学びました。
どれだけつらい状況になっても、希望を捨てずに進み、今でも新たな気づきを得て進むシギーさんの話を聞いて、これから自分もそのように生きていきたいと思いました。

 

 

 シギ―吉田様の講演は、「夢や希望を持てる教育活動」であったことが子供たちの言葉からはっきりと伝わってきます。心に響くご講演ありがとうございました。

 紹介できなかったすべての振り返りを「ホームページ - ハッピーボックス」に掲載しますのでご覧ください。また、シギ―吉田様にすべての振り返りを送付しました。

 

 話を聴くことができる子供たちに成長していることを、心から嬉しく思います。

素敵な手紙が届きました!

 昨年12月、壬生寺第二保育所の園児の皆様と第3学年の生徒は、家庭科の保育で「オンライン交流学習」を行いました。

 園児に楽しんでもらえるようにクイズを考えたり、絵本を準備したり、ダンスや出し物を練習したりしました。また、手作りの名札を製作しプレゼントしました。

 オンラインではありましたが、園児の純粋な笑顔に触れ、受験勉強の疲れも吹き飛んだようでした。

 

 2月13日(月)、素敵な手紙が届きました。

 冬休み明け、ようやく文字が書けるようになった子供たちが、一文字一文字心を込めて書いた様子が園長先生の礼状に綴られていました。ひらがなに加えてカタカナも混じっていました。子供たちが生まれて初めて書いたお礼の手紙だそうです。

 コロナ禍ではありますが、こうして保育園児と中学生との交流ができますことに心から感謝申し上げます。

 素敵な贈り物をありがとうございました。

 

郷土料理作りに挑戦!

 季節は日ごとに春に向かっています。

 

 節分後の最初の午(うま)の日を「初午」と呼んでいます。今年は、2月5日(日)でした。

 711年の初午、伏見稲荷大社の神であるウカノミタマが稲荷山に下りたため、全国の稲荷神社で豊作や商売繁盛を願いました。

 稲荷神社に備えるものがなく困り果てた下野の国(栃木県)は、お正月料理で余った鮭の頭や節分の残り物の大豆などを活用した料理を考え赤飯と一緒にお供えしました。

 これが、郷土料理「しもつかれ」の誕生秘話だそうです。

 

 

 2月13日(月)、2年生は、先人の知恵から考案された郷土料理「しもつかれ」とかんぴょうを食材とした調理実習を行いました。

 「しもつかれ」の味付けは、各家庭によってちょとずつ異なるそうです。ご近所など7軒分の「しもつかれ」を食べると無病息災でいられると語り継がれており、人と人とのつながりを大切にしてきた文化も感じられます。

 

 かんぴょうを用いた料理は、「かんぴょうの卵とじ」「かんぴょう揚げ」「かんぴょう巻き寿司」「ナムル」「かんぴょうの胡麻酢和え」「かんぴょうと豆腐のお焼き」など様々でした。班ごとに考えたレシピや手順で調理を行っていました。

 このように郷土料理について学ぶことは、郷土に対する誇りや愛着を育むことにつながると思われます。

 楽しそうな表情で仲間と協力して実習を進める姿が見られました。

お祝い 3,000,000 突破!

   本校ホームページを閲覧していただきありがとうございます。

   アクセス件数が300万件を突破しました。

 

 令和4年8月14日、アクセス件数が2,000,000件を突破。

 令和4年1月13日、アクセス件数が1,000,000件に到達。

 

 生徒会は、「想いをカタチに!」しています。表現力は豊かになっているなと思います。ブログを通して、お知らせしたい子供たちの姿がたくさんあります。子供たちの輝く姿をみんなで共有できることが幸せなことであると確信しています。

 

 「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します!」というビジョンに込めた想いをこれからも大切にしていきます。

 本校を応援してくださるすべての皆様にとって「幸せな時間」となることを願って…。

    

シギ―吉田様の講演会を行いました!

 本校は、「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」というビジョンの下で、生き方教育に力を注いでいます。

 壬生町出身であるシギ―吉田様の生き方から、夢や志を持ってたくましく生きることの大切さを理解させ、3学期のテーマ「強みを知り、強みを生かそう!成長、感謝、そしてネクストステージへ!」に迫る時間にしたいと考え、講演会を実施しました。

 

 2月10日(金)、壬生町出身のカメラマン、シギ―吉田様を講師としてお招きし、ご講話をしていただきました。吉田様は、「松葉杖のカメラマン」として広く知られています。

 「『14才のキミへ』 ~希望と再生のスクラム~」と題して、体育館の2年生には直接、教室の1・3年生にはオンラインによる講演会です。講演会の構成は、基調講演とパネルディスカッションとしました。

 

 

 吉田様の生い立ちや事故に遭った後の生き方については、道徳科で既に学んでいます。

 目の前のご本人が、どのような言葉を自分たちに向けて語っていただけるのか興味津々な生徒の表情が印象的でした。

■希望とは何か?

 夢とは、○○になりたい、こうありたいなどの願いである。希望とは、逆境の時に目指すもの、不安な未来に必要なものである。

 絶望を受け入れることができて、希望が再生される。

■夢をあきらめそうになった時どうしたよいのか?

 受け入れられなくて、うろうろしている自分がいる。そうした中から新しい夢が再生してくる。夢のために頑張ってほしい。

 

 

  1月から2月にかけ、講演会を3度開催しました。すべてがキャリア教育に関する内容です。現在、「主体的・対話的で深い学び」の実現が授業で求められています。これらの講演会では、以下のアンダーライン箇所が、子供たちの発言や振り返りの言葉で確認できました。


①学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる主体的な学び」が実現できている。

 

②子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める対話的な学び」が実現できている。

 

③習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」が実現できている。

 

 子供たちの学びを支えてくださる皆様に心から感謝申し上げます。

リレーで伝える本校の強み!⑤

「リレーで伝える本校の強み!」第5弾は、ALTの先生の思いを語ってもらいました。

 

■Strong points of our school conveyed in the relay

  Hello, everyone. This is K. H.

  First, I must say that it is a pleasure to work at Minami Inukai JHS. The atmosphere of the school is very welcoming. The teachers and staff are always willing to help and through their examples, I’ve learned to say “konnichiwa” and “ohayogozaimasu” with a strong and hearty voice.

 The students are friendly and positive. I’ve come to admire how they selflessly encourage each other through cheers of “ganbatte kudasai” and “fight” even for the simplest tasks. Everyone, please continue to do your best and continue to live by the values you have learned at Minami Inukai JHS. Thank you.

  

 こんにちは、みなさん。K.Hです。まず、南犬飼中学校で仕事ができることを嬉しく思っています。 南犬飼中学校はとてもアットホームな雰囲気の学校です。 先生方は、いつも私のことを喜んで助けてくれます。私が、元気よく心を込めて、日本語で「こんにちは」や「おはようございます」とあいさつをすることができるようになったのは、生徒の皆さんや先生方の素晴らしいお手本のおかげです。

  生徒のみなさんは、とてもフレンドリーでポジティブです。 些細なことでも「がんばって」とか「ファイト」と、自分のことを省みず他の人のために励まし合う姿に感心しています。生徒の皆さん、これからも南犬飼中学校で学んだ価値観を胸に、頑張って生きていってください。

ありがとうございました。

 

 ダイバーシティー(多様性)の世の中です。多様な考え方が尊重される世の中です。

   国境という線は存在しません。正しいか誤っているかという線も見えずらくなっています。だから、相手の話にじっくりと耳を傾けること、対話をして相手を理解し、納得解を見い出すことが求められるのだと思います。

 ALTの先生は、英語を学ぶ意味や英語を通して世界を見る目、世界はつながっていることを教えてくれます。

 ありがとうございました。

学校運営協議会を開きました!

 2月9日(木)、今年度最後の「学校運営協議会」を開催しました。

 協議会の主な内容は以下のとおりです。

■コミュニティ・スクールの推進状況(動画視聴)

■第2回学校評価の集計結果の報告

■「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業実践への提言

■令和5年度 教育課程編成上の留意点(変更点)

■令和5年度 学校経営計画(案)の説明

 

 2度行った学校評価を基に、令和5年度の教育課程編成について1月初旬に教職員に提示し、意見を募りました。

 本日の学校運営協議会は、学校評価結果等を踏まえた根拠を基にして作成した「学校経営計画」を承認していただくものです。

 

 委員の皆様から頂いたご意見は以下のとおりです。

□子供たちが考えたイベントを実際にやってみる「クエストエデュケーション」を提案したい。

□大人が変わらなければ子供は変わらない。保護者や地域、教職員それぞれに役割があり、そのことを話し合える場が必要である。

□学校評価からも「自信がない」ことがうかがえる。世の中全体が失敗をしないような風潮が広がっていることも影響している。

□情報化社会は急速に広がり、モラルの指導の積み重ねが必要である。

 「学校運営協議会」を有する学校をコミュニティ・スクールと呼びます。実にたくさんの保護者や地域の皆様の支援をいただいていることが分かります。令和5年度は、一層コミュニティ・スクールを進めていくことを承認していただきました。

全校道徳を行いました!

 壬生町出身の写真家シギ―吉田様にご講話を依頼したところ、快諾していただきました。

 2月8日(水)、吉田様とはどういう方なのか、吉田様の生き方や支えた友情について学ぶことをねらい道徳授業を全校で実践しました。

 

 

 吉田様は、ラグビーをやりたいという志を持って佐野高校に進学しました。ラガーマンの聖地「花園」で行われる全国大会に出場し、高校日本代表候補の合宿に参加しました。その合宿で、スクラムを組む練習中に頸椎損傷という大事故に遭いました。

 事故後、多くの人たちに支えられていることを知り、どんなことがあっても生き続けようという希望が生まれました。リハビリを続け、現在はカメラマンとして活躍しています。

 吉田様は、「栃木県道徳教育郷土資料集(中学校編)」に「17歳のキミへ」という教材で取り上げられています。

 高校時代からの親友との深い信頼に基づいた友情が、吉田様の生き方を変えるきっかけになりました。日本代表として活躍した親友は、現在、佐野高校で教師となりラグビーを指導しています。

 壬生町出身の吉田様の生き方に共感し、「友情とは何か」について考える時間となったに違いありません。

 吉田様の講演会は、2月10日(金)14:40~本校体育館で行います。

 

 

 

本校のコミュニティ・スクールについて報告しました!

 2月7日(火)、壬生町役場において「地域学校協働活動推進事業研究会」という会議が開かれました。その会議において、この3年間で本校が実践してきた「コミュニティ・スクール」を紹介する機会を得ました。

 報告する内容をまとめていると、実にたくさんの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいたことがはっきりとしました。そして、1つ1つの関わりが、子どもたちの豊かな学びにつながっていることを実感しました。

 公立学校の強みは、「地域をもっていること」だと思います。地域の人、モノ、ことなどすべてが教育にとっての最大の環境要因であるからです。

 学校には、信頼できる大人の力が必要です。保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただき、教職員だけでは実現することのできない豊かな学びを実現していきたいと考えています。

 今後ともご協力をお願いします。具体的に協力していただきたいことについては、学校だより等でお伝えしていきます。 

「小中連携 あいさつ運動」を企画中です!

 本校の生徒会役員は、毎朝、昇降口でさわやかなあいさつをしています。さらに、月初めに「犬中あいさつの日」を設定し、有志によるあいさつ運動を展開しています。

 

 こうした運動を「南犬飼中学校区」に広げる企画が上がってきました。

 目的は、「南犬飼中学校区の児童・生徒が、自分から進んで元気にあいさつできるように働きかけ、地域の活性と連携した指導体制をつくる。」としています。

 出身小学校に出向いて、小学生と一緒にあいさつ運動を展開することに大きな意味があります。

 中学校区の学校間で連携できる取組が始まります。こうした連携が少しずつ広がっていくことを期待したいと思います。実施は、2月の最終週から3月第1週の朝の時間帯を予定しています。

 初めての試みではありますが、各小学校の校長先生方はこの企画を快諾していただきました。心から感謝申し上げます。

リレーで伝える本校の強み!④

 「リレーで伝える本校の強み!」第4弾は、次期生徒会長が思い描いている「強み」について語ってもらいました。

 

■私が思う本校の強みは、「一人一人の個性を生かして活動していること、やるときはやり、何事にも全力で取り組むこと」の2点であると思います。

 具体的には、運動会や輝光祭などの学校行事において、生徒一人一人の個性が輝き、全力で取り組んでいる姿をたくさん見ることができました。これこそ本校の強みであると思います。

 2年生は、先週、立志スキー学習に行ってきました。そこでも同じように、私の考える本校の強みを発揮することができていたなと思います。

 例えば、一人一人の立志の誓いで個性があふれていること、その誓いを全員が真剣に聞いていることです。

 しかし、2年生には弱みもあります。私たちの弱みは、「自分くらいはいいや」といった甘さがあります。このような弱みを克服していきたいと思います。

 令和4年度の犬中の強みを、来年度もカタチにして受け継いでいきます!

 

 

 「伝統不息」の石碑が登校する生徒を出迎えています。脈々と受け継がれた伝統は校風となります。

 ノーチャイムは、生徒を全面的に信頼してきた本校の校風そのものです。それに応えてきたのは皆さんの先輩方です。

 皆さんも新たな校風を創り出しています。これからの時代に求められる資質・能力に沿った「聴く力」や「対話する力」や「表現する力」です。そのことをあらゆる機会で発揮できていることを誇りに思ってください!

 次期生徒会長の伝統継承の覚悟を心強く感じました。ありがとうございました。