日誌
調理実習【5年】
12月12日、3時間目のことでした。
北校舎1階の廊下を歩いていると、ふわりとお出汁の良い香りが漂ってきます。香りに誘われ家庭科室をのぞいてみると、5年生が「ご飯と味噌汁」の調理実習をしているところでした。
この日のお味噌汁は、煮干しから丁寧に出汁をとり、具材には豆腐、油揚げ、大根が使われていました。
ご飯は、ガスコンロのお鍋で炊いていました。昔からの教えである「赤子泣いても蓋とるな」の通り、子どもたちは静かにでき上がりをじっと待っています。
待ちに待ったご飯と味噌汁ができ上がると、みんな満面の笑みで実習の成果を味わっていました。
「この後、給食は大丈夫?」という問いかけにも、子どもたちは「もちろん! 大丈夫です!」と元気いっぱいに答えてくれました。
にこにこ集会
12月10日の昼休みは、「にこにこ集会」でした。
縦割り班で、好きな遊びをして過ごします。
6年生が中心となって、遊びを決めています。
上級生が下級生を気遣いながら遊ぶ姿は、ほほえましいものがあります。
1年生も6年生になった時、同じように下級生とかかわってくれるのだと思います。
稲葉小の素晴らしい伝統です。
今日の稲葉小
12月5日金曜日、朝は冷え込み、手袋をして登校する子供たちの姿も見られました。
しかし、昼頃には温かな日差しが差し、風もなく穏やかな陽気となり、校庭で遊ぶ子供たちがたくさんいました。
本日も全員元気に登校し、思い思いに休み時間を過ごしました。
このような穏やかな日が続くと嬉しいです。
持久走記録会(5・6年)
12月4日、5・6年生の持久走記録会が行われました。
学年休業で、1週間延期となりましたが、保護者の方も応援に来てくださり、子供たちは、意欲満々で臨みました。
風が強くベストコンディションとは言えませんでしたが、子供たちはこれまでの練習の成果を存分に発揮し、力強く走りぬきました。
5・6年生の競技終了後には、先週走ることができなかった1~4年生の希望者による記録会も行われました。
感謝の会・演劇鑑賞会
12月3日、体育館で、感謝の会が行われました。
日頃お世話になっているボランティアの方々、地域の方々をお招きしました。
児童代表の6年生から、日頃の感謝の気持ちを伝えた後、お手紙tと花のプレゼントをしました。
引き続き、演劇鑑賞会を実施しました。
今年は劇団「らくりん座」の「ゆきと鬼んべ」を鑑賞しました。
約90分間にわたる舞台は、日照りに苦しむ村と、目の見えない少女ゆき、そして弱虫な山鬼・鬼んべの壮大な物語が展開されました。
この作品には、
「受け継がれる命の大切さ」
「本当の勇気と思いやりの心」
「大地(自然)と人間の共生」
といった、子どもたちの心を育む普遍的なテーマが凝縮されていました。
子供たちは、低学年から高学年まで、発達段階が多岐にわたりますが、本公演は全ての学年にとって大きな学びの機会となりました。
子供たちは、舞台の上で繰り広げられた感動を「誰かを思う勇気」と「すべての命を大切にする心」を、感じてくれたことと思います。