学校生活の様子・ブログ
最後の全体練習
5月12日(金)本日は運動会前、最後の全体練習でした。閉会式の確認、集団演技の練習を中心に行いました。
集団演技は、今週の前半よりも格段に上手になり、完成に近づいています。こんな短期間で大きく成長できる犬中生の力に感心しました。3年生の動きも連携が取れるようになり、なにより当事者意識をもって動いている生徒の数が多くなりました。昨日の生徒会長からのお願いが伝わっていると感じます。素直な心をもって、協力できる犬中生の強みが発揮され始めました。
コロナウイルス感染症が5類になり、先日教頭から全校放送で、「中学校でもマスク着用を求めない」ことの共通理解を図りました。保護者の方には昨日生徒を通してプリントを配付致しました。運動会において、特に運動量が多い競技はマスク着用したままだと熱中症など身体に危険が及ぶことがあります。競技をする際にはマスクを外すことを積極的に促しています。
コロナ禍になり、笑顔はマスクの中に隠れていました。今年度の運動会では、生徒の素敵な笑顔がたくさん見られることだと思います。学校にまた、生徒の笑顔の花が咲きます。その笑顔を通して多くの人に元気を与えられる存在であってほしいと思います。
失敗からしか学べない
5月11日(木)、昼休みと放課後に学級練習が行われました。昼休みの学級練習はグランドに出て、元気よく活動しました。どのクラスも前回より早く外に出てきて、準備も早くなりました。クラスが少しずつまとまってきた証拠です。放課後の練習は、雷雨のため、学年ごとに武道場・旧体育館・新体育館に分かれて行いました。入場の隊形に並び、退場までの流れの確認やルールの確認などをしました。時間を有効に使い、今日できなかった学級練習の時間を違う日に作り出そうと前向きに頑張る姿が印象的でした。
給食時には、生徒会長から3年生に向けて放送がありました。内容は、昨日のLong昼休みについての振り返りでした。各団長からも、自分たちの動きは納得できるものではなかったとの反省があったとのことでした。そして、3年生に向けて2つのお願いがありました。①練習開始までの移動時間を早くすること。②団長やリーダーたちだけに任せるのではなく、一人一人が当事者意識を持って、みんなで取り組んでほしいということでした。今日の昼休みに1番早く外に出て来たのは3年生たち。生徒会長の思いをしっかりと受け取った生徒を誇らしく思います。
人は「失敗からしか学べない」。これは校長が始業式で述べた言葉です。チャレンジして、失敗して、学んで、またチャレンジする。その過程に成長があります。
明日は全体練習日。3年生のリーダーシップに注目です!
南犬飼中生の頑張る姿を応援します!!
Long昼休み(運動会企画)
5月10日(水)、生徒会役員で話合い、今回のLong昼休みは、集団演技の練習を行いました。
昨年度までは全校犬中ソーランを集団演技として披露していましたが、生徒にアンケートを実施し、「新しいものを作りたい」という思いから、今年度は生徒が作成した「創作ダンス」を披露することになりました。
学校経営の努力点として「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」を掲げています。この創作ダンスも生徒の思いが込められています。集団演技リーダーはその思いを次のように語ってくれました。
「今回の集団演技は犬中の伝統であった犬中ソーランの形を変え、吹奏楽部の「青と夏」の生演奏と共に踊ります。全校生徒で踊る美しさやダンスの楽しさを感じられることを意識し、ダンス制作や準備を行いました。運動会最後の種目である集団演技は見に来てくださった保護者の方や練習を支えてくれた先生方に感謝の気持ちと感動を与え運動会を楽しく締めくくれるとよいと思います。」
本日の集団演技練習は、各団で異なる隊形づくりを中心に行いました。
本校グランドデザインの育成する資質・能力(本校生徒に身に付けさせたい4つの力)の1つに「目標を持つ力」があります。集団演技リーダーが掲げた目標は「感謝・感動・全力で楽しめ!!」です。この思いを生徒の皆さんが受け取り、運動会スローガン「獅子奮迅~全力だから見られるもの~」の体現に向けて頑張ってほしいと思います。皆さんの勇ましい姿、全力な姿を期待しています。
学級練習&第2回係打ち合わせ
5月9(火)は昼休みに運動会の学級練習を行いました。
昼休みは準備片付けを含めて30分間です。実際に練習に使える時間は10分~15分となります。少しでも練習時間を確保しようと、急いでグランドに出ていく生徒の様子が印象的でした。
各学年とも、学年種目を中心に練習に励んでいました。学級練習初日なので、なかなか上手くできないクラスが多かったです。そんな時に、「もっとこうしてみない?」「この方が上手くできるんじゃないかな。」など、様々なアイデアがありました。
本校は、「自分の考えを持ち、表現すること」「友達の考えを共感的に聞くこと」を大事に教育活動を進めてきました。その成果をこのような場面でも確認することができます。日々、成長する生徒の姿が誇らしいです。
放課後には、第2回係打ち合わせを行いました。まずは、来週の予行練習に向けて準備が進められました。「運動会は競技50%、係活動50%、どちらも全力で行って最高の運動会ができる。」この言葉を大切に、全力だから見られるものを目指して取り組んでほしいと思います。
いよいよ運動会練習が始まりました!!
ゴールデンウイークも終わり、いよいよ運動会の練習が始まりました。
5月8日(月)、第1回目の運動会練習は、全体説明・開会式・ラジオ体操・結団式・集団演技を行いました。
全てを生徒が運営しており、生徒による生徒のための運動会になりそうです。学校は生徒が主役です。生徒の言葉が印象的な第1回目の運動会練習になりました。
【開会式の心構え】
「これから開会式の練習を始めるにあたって、私から皆さんに1つお話があります。開会式は、運動会の一番初めにやることです。つまり、皆さんの姿を保護者の方に見せる一番最初の機会です。もし開会式の練習をせずぶっつけ本番の状態でやってしまったら、まとまりがなくみんなの心が一つになりません。なので今日の練習を通して本番が最高なものになるよう全力で取り組みましょう。」
【運動会への思い】
「運動会にかける思いについて、生徒会を代表しまして、お話させていただきます。今回の運動会は、南犬飼中学校初めての3学年連合での5団が競い合う運動会となります。それは、まだ全員経験したことのない、運動会です。初めてだからこそ、自分は最高の運動会にしたいと考えています。
最高の運動会にできるよう、今回の運動会のスローガンである、獅子が荒れ狂ったように、すばらしい勢いで奮闘する様という獅子奮迅の言葉に似合うような演技、各競技を保護者の皆様方にお見せできるように、また、自分たちもサブタイトルである、全力だからみられるものを見ることができるよう、練習に取り組んでいただければと思います。」
【ラジオ体操について】
「これからラジオ体操を練習しますが、みなさんはラジオ体操をどのようにとらえていますか。ただの準備体操と思う人も多いと思います。私は、ただの「準備体操」として行うならば、全校生徒でやらなくても個人個人で行えばいいと思います。それでも運動会のプログラムとしてあるということは全校が一つになって気持ちをそろえるための体操として、集団演技と同じように丁寧に取り組むべきだと思います。」
【集団演技に向けて】
「今回初めて犬中の伝統の形を変え、不安もありましたが初めての試みとしてみんなで心を一つにして頑張っていきましょう!運動会最後の種目なので見に来てくださった保護者の方や先生方に感謝の気持ちと感動を与えられるよう頑張っていきましょう」
今年度は例年より1週間早い運動会になります。練習時間が少なく、全体練習の回数も限られています。そして、運動会本番まで課題はたくさんあります。その課題にどう向き合い、どう解決していくのか、それが運動会を実施する価値を高めます。本校グランドデザインの育成する資質・能力(本校生徒に身に付けさせたい4つの力)の1つに「課題を解決する力」があります。生徒による主体的な価値づくりへの挑戦が始まりました!
早速、運動会練習後に生徒会役員と各団長で本日の反省会を行いました。
良かった点は、指示に対してみんながきちんと行動してくれていたこと、結団式の際に団長の言葉に対して拍手が起こり、温かい雰囲気が作られていたことが出ました。
改善点としては、3年生がもっと動いて1年生に声を掛けるようにすると良いのではないか、もう一つは獅子奮迅を表現するような返事ができると良いなという意見が出ました。
今後の成長が楽しみです。