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学校生活の様子・ブログ

「リレーで伝える本校の強み!」 ⑦

 「リレーで伝える本校の強み!」第7弾は、いつも温かな声を掛けてくれる保健室のO.H先生に思いを語ってもらいました。

 

 

 保健室から見た犬中の強みは「チームワークの良さ」だと思います。

 例えば、校庭で足のケガをしてしまった人がいた時…、
 1人が先に私を呼びに来ます。
 1人が付き添ってけがをした人を連れてきます。
 1人が 水筒等の持ち物を運びます。
 もう1人が外用の靴と上履きを昇降口に行って取り替えてきます。
 さらに、もう1人が担任の先生に知らせに行きます。

 誰かに頼まれたわけでもないのに、ケガをしたその人のために数人がぱっと動きます。
こういうアクシデントがあったときに発揮されるチームワークは本物だと思います。
 また、先生方のチームワークにも保健室はいつも助けられています。
 ありがとうございます。

 皆さんはこれから、たくさんの人に出会うことでしょう。その時々で、今のように、仲間を大切にしてほしいと思います。

 ありがとうございました。

 

 

 O.H先生は、全校生徒の顔と名前を憶えています。時折、迎えに来られる保護者も、誰の保護者か分かっています。

 学校の中に1人しかいないため、すべての生徒と関わります。そのため、全生徒の顔と名前が一致するのです。

 子供たちが健康でいること、笑顔で生活できること、悩みを打ち明けてくれたこと、一緒に悩むことなど、子供と過ごす時間を楽しんでいます。

 

 

 保健室ならば、弱い自分も出せそうな気がします。だから、保健室って特別の場所だと思います。 

学校だより 2月号

 1・2年生は学年末テストを、3年生は県立高校一般選抜の出願を終えました。

 3年生にとって、卒業という言葉が少しずつ現実味を帯びてきたように感じます。

 

 愛と夢を求めて旅をし、旅の途中で出会った人々の心のぬくもりを言葉にして伝えている須永博士という詩人がいます。須永氏の優しい言葉に何度も救われました。

 

春が来る 寒い冬から あたたかい春が来る
花が咲き 小鳥がさえずり 心がときめく春が来る
そして 私の人生にも幸せが来る
自分の夢にむかって 力いっぱい生きていく すてきな人生の春が来る

 

    学校だより2月号ができました。ご一読ください。

Long 昼休みを行いました!

  今年度、生徒会は「Long 昼休み」という新たな企画を提案し、趣向を凝らした内容で楽しい時間を過ごしてきました。

 

 これまでは、全校一斉や学年縦割り、学年・学級単位での活動など、目的にあった形態をとりました。

 

 

 2月22日(水)、Long 昼休みを行いました。

 この日の企画は「3年生から1・2年生に向けた受験体験談の動画」でした。

 すでに希望進路を決定した3年生の代表が、進路決定までの心境、受験勉強の仕方、経験したからこそ言える後輩に向けた助言など、自分の心の内を素直に語りかけていました。

 

 1・2年生は、食い入るように画面を眺め、自分と向き合う時間になりました。

 

 3年生にとっては、この日が最後の「Long 昼休み」でした。3年生は、学年で卒業前企画「なぞなぞ大会」で盛り上がりました。自分たちが提案した楽しい時間を、最後まで笑顔で楽しむ姿を微笑ましく感じました。

 

 必要から生まれたLong 昼休みです。「想いをカタチに」というスローガンを、今回は後輩に向けたメッセージで実現しました。

 「伝統不息」の精神は、こうした取組から受け継がれていくものと確信しました。

表彰朝会を行いました!

 2月22日(水)、表彰朝会を行いました。

 文化面、運動面と多岐にわたって活躍し、たくさんの賞状をいただきました。

 

 今回、授与した主な賞は以下のとおりです。

■栃木県バレーボール協会長杯争奪下都賀地区大会 女子 優勝、男子 優勝

■栃木県協会長杯争奪中学校バレーボール大会 男子の部 優勝

■下都賀地区1年生バスケットボール大会 女子の部 準優勝

■下都賀支部冬季卓球強化大会

2年女子シングルス 優勝、2年男子シングルス 優勝、2年女子シングルス 準優勝、2年女子シングルス 第3位、1年女子シングルス 第3位、女子ダブルス 優勝、女子ダブルス 第3位

■第76回下都賀地区理科研究展覧会ならびに発表会

展覧会の部 優秀賞、優良賞

■令和4年度壬生町理科研究展覧会並びに発表会

展示の部 優秀賞、優良賞  発表の部 優秀賞

■栃木県U-15バスケットボール後期リーグ戦(W4-9リーグ)優勝

■第76回栃木県理科研究展覧会ならびに発表会

発表会の部 優秀賞、展覧会の部 最優秀賞

■第53回下野教育美術展

デザインの部 入選34名、奨励賞31名

絵画の部 入選22名、奨励賞23名

デザインの部 入選38名、奨励賞22名

■第53回下野教育美術展 デザインの部 銀賞2名

■栃木県中学校総合文化祭 スローガンの部 優秀賞

■第34回読書感想画栃木県コンクール 佳作

■栃木県学校教育書写書道作品展 半紙の部 金賞

■令和4年度栃木県明るい選挙啓発ポスターコンクール 佳作

■令和4年度 給食週間 優秀作品

■壬生町安全・安心町民大会 交通安全作文の部 佳作

 

 日頃の地道な活動や授業での成果が実った結果です。

 受賞された皆さん、おめでとうございます!

 

 

資源委員会と福祉委員会のコラボ!

 生徒会は「心 ~ 想いをカタチに ~」をスローガンに掲げ、心の中で思い描いた考えを行為として次々とカタチにしています。

 資源委員会は、ペットボトル回収目標を30,000本と定め、計画的に回収を行いました。壬生町では、1本につき1円の「ペットボトル回収報償金」があります。

 ペットボトル回収の益金と緑化募金の還元金を地域や社会のために使いたいという申し出がありました。その申し出は「花を贈ろう!」というカタチにしています

 2月20日(月)、「本校を訪れるお客様を花でお迎えしたい。」「あいさつ運動を行う小学校に花を贈りたい。」という想いを校長室で語ってくれました。

 1年間かけて回収した益金を自分たち以外に使い、世の中のために役立てるという経験は何にも代えがたいものです。

 あいさつ運動とペットボトル回収、緑化募金という活動が互いにつながり合い、新たな価値を生み出すことになりました。主体的で自治的な生徒会活動が展開されていることのあらわれです。 

 ありがとうございます。

県立高一般選抜の願書等を提出しました!

 栃木県立高等学校の一般選抜の願書等の提出は、2月20日(月)~2月21日(火)の正午までです。

 本校は、2月20日(月)午前中に提出を済ませました。出願先は、「19校15学科」と広範囲にわたっております。

 学力検査に向け、準備は整いました。

 3年生の皆さん、自分を信じ、最後まで決してあきらめることなく最善を尽くしてください。

 Where there is a will, there is a way.

 (意志あるところに道は開ける。)

 

 学力検査は3月8日(水)、面接は3月9日(木)、3月14日(火)に合格発表が行われます。

1・2年生は学年末テストです!

 

 本校は、生徒が育ち、教職員が協働し、保護者や地域と連携する学校」を目指しています。

 

 生徒が「学校を楽しい」と感じるのは、「できた喜び」や「分かった楽しさ」を実感する瞬間です。「授業は学校の生命線」であり、生徒たちの幸せはここにあります。そのためには、思いを分かち合い、喜びを見い出し、仲間を大切にしながら互いを高め合う授業が繰り広げられることに他なりません。
 物や情報を瞬時に手に入れることができる時代です。これからの時代、最も大切となる価値は「時間」だと考えます。
 1年後、できるようになったことが増えた自信と進級の喜び。3年後、リーダーとしての自信とたくさんの思い出を胸に新たなステージへの歩み。20年後、現在の生徒が保護者となった時、今受けている授業や教育活動を笑顔で自分の子どもに語っています。

 充実した時間が、生徒の幸せにつながります。すべての生徒に幸せな時間、感動の瞬間を提供することが本校の役割であり、ここで働く私たちの使命です。
 生徒が幸せになると保護者や地域の皆様も幸せになります。生徒が幸せになると教職員も幸せになります。

 

 上記のような学校を目指し、その中心はやはり授業ということになります。

 

 2月20日(月)、21(火)の2日間、1年生と2年生は学年末テストです。この1年間学んできたことが、どの程度身に付き、生きて働く知識や技能となったのかを確認するためのテストとなります。1年生も、2年生も真剣にテストに臨む姿が見られました。

 学びを自分の力に変えてほしいと思います。

表彰状が届きました!

 本校は、「栃木県 健康推進学校 最優秀校(中学校の部)」に選出されました。

 この度、日本学校保健会より「令和4年度 全国健康づくり推進学校 優良校」として表彰され、表彰状並びに記念盾を届けていただきました。

 以下のような受賞理由が挙げられます。

 

■学校経営に健康教育を明確に位置付けていること

■学校保健委員会を積極的に開き、学校全体で健康教育に工夫して取り組んできたこと

■コロナ禍の中でも、保護者をはじめとする関係者と連携し組織的な健康教育を行ったこと

 

 名誉ある受賞を機に、今後も、子供たちの心身の健康づくりに取り組んでいく覚悟を胸に刻みました。

「リレーで伝える本校の強み!」⑥

 「リレーで伝える本校の強み!」第6弾は、本校に最も長く勤務されているO.Y先生に思いを語ってもらいました。

 

■私が感じる犬中生の強みは、「必要なことに気づき、自主的に行動することが出来るところ」だと思います。


 皆さんは「犬中の伝統は何ですか」と聞かれたら何と答えますか?
 私は何よりも「ノーチャイム」だと思います。今でこそ多くの学校で実施していますが、犬中のノーチャイムは昭和40年代から実施されているそうで、今から60年も前から行ってきたものです。ノーチャイムは「チャイムに促されずに、時計を見て自主的に行動する」という趣旨のもと行われてきたものです。初めはチャイムのない生活に戸惑いがあったと思いますが、今では普通になったのではないでしょうか。毎日時計を見て自主的に行動できていますね。素晴らしいです。

 その他にも活発な生徒会活動や自問清掃があると思います。
 昔から犬飼中は生徒会活動が活発で、生徒が考えて生徒主体で活動した各種専門委員会主催の行事が沢山ありました。また、ずいぶん昔の話ですが、男子の長髪がOKになったのも、カラーのライン入りの靴がOKになったのも生徒会からの提案でした。
 最近でも皆さんで考えた生徒心得の改定、Long昼休み、全校レクリエーション、有志や部活動ごとに行われるあいさつ運動、シトラスリボン運動参加など、その伝統が受け継がれ、生徒が考え、生徒主体で自主的に活動している活動が見られます。
 自問清掃の歴史はまだ浅いですが、時間になったら自分の清掃場所に行き、汚れている場所を自主的に清掃する強制されない清掃が毎日黙々と行われています。これも素晴らしいです。
 この他にも、毎日の係活動や部活動、友人関係の中にある何気ない思いやりの行動など「必要なことに気づき自主的に行われている行動」は富にあるのではないでしょうか。
 このように「必要なことに気づき、自主的に考えて行動することが出来るところ」が私の考える犬中生の強みだと思います。
 犬飼中が古くから加盟しているJRCには「気づき 考え 実行する」という目標があります。その中で一番大切にしている目標は「気づく」ことです。自主的な行動も、どんな素晴らしい活動も「これをしよう」と気づかなければ何も始まらないからです。皆さんもこれからの人生の中でこの「気づき」を大切に自主的な生活を心がけていってほしいと思います。

 

  O.Y先生は、本校に3回赴任し、通算で22年間勤務されました。地域のことも、学校の様子も熟知し、その変遷を見届けてきました。

 ある時、一緒に中庭を眺めながら、「色あざやかな中庭は、本校の自慢でしたよね。」と話していました。この会話から始まったのが「中庭再生作戦」でした。40年弱経過しましたので、元通りの色合いとはいきませんでしたが、ずいぶん復元されました。

 ありがとうございました。

キラキラ ボランティア推進会議を行いました!

 本校は、多くの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいています。おかげさまで、子供たちの豊かな学びが実現され、明るく生き生きとした学校生活を過ごすことができています。

 本町では、2年前に「学校運営協議会」を校内に組織し、コミュニティ・スクールを展開しています。

 教職員だけで実施することが難しい教育活動も、保護者や地域の皆様のアイディアとお力をお借りし実施することができました。

 特に、コロナ禍の中でも前に進むことができたのは、コミュニティ・スクールに対する理解と協力を惜しまない保護者や地域の皆様のおかげであると実感しています。

 

 2月16日(木)、ボランティア推進会議を開催しました。PTA代表1名、地域ボランティア8名、学校8名、文部科学省アドバイザー1名の皆様に参加していただきました。

 

 ボランティア推進会議の目的は、「保護者と地域ボランティアの皆様と教職員とが顔の見える関係をつくること」「それぞれの思いや願いを共有すること」です。

 本校のこれまでの歩みについてご説明し、活動の様子をまとめた動画を視聴していただきました。その後、意見交換をしていただきました。

 

 ◆中学生がどのような人に成長してほしいか。

 ・礼儀やマナーが身に付いている人  ・社会で通用する人  ・地元を愛し、地元に根付いた人  ・自分に自信の持てる人  ・目標の持てる人

 

 ◆そのために、それぞれの立場からどのようなことができるのか。

 ・町の課題や現状を伝えること  ・人材を発掘すること

 

 ◆令和5年度の総合的な学習の時間に実施する取組(町づくり)に対して、それぞれができること。

 ・町議会に行って提案する   ・自ら学び合えるような機会を提供すること  ・ボランティアの皆様と中学生が話し合う場を持つこと

 

 保護者、地域の皆様、教職員のそれぞれにとって「Win - Win - Winの関係」であることが大切であると考えます。

 ボランティア推進会議は、思いを語り、 思いを理解し、思いを共有する場であると捉えています。

 本日の会議には、それぞれの立場の皆様にご出席していただきました。ご意見や声を令和5年度の本校のグランドデザインに盛り込みたいと思います。

 ご多用の中、ご出席いただきましたことに感謝申し上げます。