学校生活の様子・ブログ
中学校最後の定期テスト
1月18日(木)19日(金)は3年生にとって中学校生活最後の定期テストでした。3年間学びを積み重ねてきたその成果を試す2日間でした。見える学力はどのくらい芽吹いてきたでしょうか?県立入試まで今日を含めて47日!!まだ47日もあると考えるのか、もう47日しかないと考えるのか、捉え方次第で変わりますが、最後までしっかりと駆け抜けてほしいと思います。
1組の背面黒板には「余裕がある時ほど『がけっぷち』と考え行動できるか、本当に『がけっぷち』な時こそやるべきことを淡々とできるか。人間力は常に試されている。」と書かれていました。心もあり方、とっても大切ですね。
令和5年度南犬飼中の教育に係るアンケート結果について
年に2回(7月・12月)、生徒・保護者・教職員にそれぞれアンケートを実施しています。これは、本校のグランドデザインを基に取り組んでいる教育活動に対しての評価と、その結果を改善をする際の視点とすることを目的としています。
Do(実践)⇒Check(評価)⇒Action(改善)⇒Plan(計画)このサイクルを回し、目指す学校の姿に近づけるようにしています。
今回も多くの保護者の皆様にご協力いただいたアンケートを集計いたしましたので、メニューバーの「学校概要・学校評価」からご覧ください。
また、今回の授業参観アンケートの中での「次年度へのアイディア募集」では、
「 今回、数学で親も一緒に考えて問題を解く授業で楽しかったです。保護者参加型の授業もまたやっても良いと思います。」
「親子で一緒に考えたりできる授業や親子で運動などいっしょにできるのもコミュニケーションがとれてうれしいです。」
「テレビ番組のブラタモリが好きで見ているのですが、地質、地形、歴史、文化などで都市が成り立っている事が分かって面白いです。授業参観でも一つの教科でなく、複数の教科であるテーマについて親子で学ぶなどあると面白いと思います」
「ペットボトル回収などは負担なく協力できます。子供達が自転等で沢山の数を持って行くのは大変だと思うので、今後も続けていただけたらと思います。」
「学校でボランティアして欲しい事をメールで流して貰えると保護者も協力できる事もあると思います。」
「クラウドファンディングを実施して、学校に必要な備品を購入してみてはいかがでしょうか?」
などなど、積極的な感想・提案をいただきました。
本校の目指す学校像「生徒が育ち、教職員が協働し、保護者や地域と連携する学校」へと確実に前進していることを実感しています。より多様な視点での教育活動を推進し、「幸せな時間」が増えていくよう尽力いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
今年度の合唱練習の際に2学期は他校から電子ピアノをお借りしていました。今回PTA予算から各クラスに電子ピアノを購入していただきました。この後の2年生の合唱練習や3年生の卒業合唱の練習で活用させていただきます。ありがとうございました。
芸術家派遣授業
1月16日(火)~18日(木)文化庁の芸術家派遣事業を活用して、専門家の先生にお越しいただき、音楽の鑑賞についての授業を実施していただきました。
この事業は子供たちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに、芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施する事業です。
「『食器』は食べるための器、では『楽器』は?楽しむための器なんです」というお話から始まり、今回は楽器の特徴や楽器の実演も含め、より豊かな感性を磨く鑑賞につながるお話を伺いました。最後に、ラヴェル作曲の「ボレロ」のオーケストラ演奏を鑑賞しました。同じ旋律を様々な楽器で演奏リレーしていくこの曲は、スタートの小太鼓の音が徐々に大きくなっていく演出があったり、楽器が重なるところでパイプオルガンのような音色に聴こえる効果を使っていたりするそうです。先生の専門的な説明を聞くことで響きの違いに着目しようとする意識が芽生えました。授業後の子どもたちは「楽しかったね~」「音楽って面白い!」と知的好奇心をくすぐられて満面の笑みを見せてくれました。音楽的な見方・考え方を働かせる鑑賞がこれから広がっていくことでしょう。
芸術家派遣の先生、2年生の各クラス1時間ずつではありますが、貴重なお話をありがとうございます。この後の授業もよろしくお願いします。
授業参観、子育て・親育ち講座
1月15日(月)本年度最後の授業参観を実施しました。多くの保護者の方に参加していただき、子どもたちも嬉しそうに授業に取り組んでいました。
PTAの方々の提案で、ペットボトル回収と能登半島沖地震災害義援金募金を行いました。授業参観前のわずかな時間で、なんと61,214円のご協力を得られました。大切に日本赤十字社に送金いたします。皆様の温かい想いがカタチとなって届きますように・・・。
子育て・親育ち講座では「自分の将来が楽しみになる思春期講座」~中学生の心とからだ・命の大切さ・自分を大切に~をテーマに、助産師として活躍されている先生にご講話いただきました。たくさんの資料で性についての正しい知識と性の悩みはあって当たり前であることを分かりやすく説明いただき、子どもたちはじっと耳を傾けていました。お腹の中の赤ちゃんの写真や出産の写真に、保護者の方はうちの子もこうやって生まれてきてくれたのよね~と思い出していたのではないでしょうか?たくさんの命を取り上げている助産師さんだからこその言葉に、「命を自分を大切にしてほしい」という熱い想いが伝わってきました。子どもたちのこれからの人生が、保護者の皆様の第二の人生が、愛する人々に囲まれた幸せなものとなりますように・・・。
子どもたちからの感想から、しっかりと話を受け止められていることを実感し嬉しく思いました。
「ご講話してくださりありがとうございました。少し性と聞くと恥ずかしい個所もありましたが、命をつないでいくために必要な知識を学べた気がします。これから必要になるであろう物、先生から学ばせていただいたことをしっかり学んで過ごしていけたらと思います。」
「普段の生活では聞けないようなことを聞けて、いい機会になりました。初めて知ったことなどがたくさんありこれからの生活に活用していこうと思いました。また、親にも感謝の気持ちを伝えようと思いました。ありがとうございました。」
「お話を聞いてみて、今の時期は特に体の変化について気になっているときだったので、先生が、成長期などの変化はみな起きるから何も心配することはないとおっしゃられていたのでとても安心しました。また、今の自分をしっかり大切にして、将来も安心できるようにしていきたいと思いました。」
「スライドを使って分かりやすく理解しやすい講座をありがとうございました。曖昧な知識の部分もあったので今回踏み込んで教えてもらいとても勉強になりました。これからはより自分や周りの人を大切に、幸せを与えられるようになっていきたいです。」
助産師という大変なお仕事でお忙しい中、たくさんの資料、貴重なお時間をつくっていただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
また、PTAの方々の参画、多くの保護者の皆様にご参加いただきましたこと、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
制服ファッションショーに向けて✨
12月の生徒会役員選挙を経て、新年度の生徒会役員が決定し、終業式・始業式の準備や片づけなど、生徒会役員としての仕事を現生徒会役員から学んでいます。
新生徒会役員に向けて生徒会担当の先生から2つの想いが語られました。「①学校生活の第一は、確かな学力の定着と人間育成の場であること! ②生徒会役員の第一は生徒ファースト!南犬飼中生の誰もが楽しく充実した学校生活を送れるためにできることを考える!」「そして、学校を良くするなら、まず自分から。行動や姿で見せていきましょう! みなさんの可能性は無限大です。みなさんの“学校を良くしたい”という想いをカタチに表してください。1年間よろしくお願いします!」と。
その想いを受けて、現・新役員全員で制服ファッションショーに向けた企画会が行われていました。卒業した先輩たちの想いを受け止めどのような空気感を創り上げるのか、そのためにはどのような準備が必要か。「ナレーションの原稿にコメント書き込んでいこう」「BGM何にしようか」「フットライトも出せますか?」「どうやって歩いて魅せる?ここでポーズ?」と湧き出てくるイメージと考えを巡らせていました。まさに、自分から・・・学校目標である「自ら考え実行する生徒」の姿がそこにありました。ファッションショーは初めての経験ですが、文化祭の経験を活かして、更なる探究的な学びの機会となることを期待しています。第3回制服アンケートで上位に残った4つのボトムスの決選投票になります。全校生徒で後世に残す制服に想い乗せて、しっかりと検討していけたらと思います。
生徒会役員の企画会に合わせて明石スクールユニホームカンパニーの方がいらしてくださいました。本校のクレドである「子どもたちの想いを大切に取り上げ小さな感動を重ねていきます」に共感してくださり、子どもたちの想いを汲んで、素敵なファッションショーのお手伝いが出来たらと、お声掛けいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
ファッションショーは1月24日(水)long昼休みを利用して実施する予定です。制服検討委員会の皆様にも参加していただきます。よろしくお願いいたします。