学校生活の様子・ブログ

2024年11月の記事一覧

夢と志のある人づくり講演会

 11月22日(金)5校時、夢と志のある人づくり講演会を開催しました。「不可能を可能に~大谷翔平選手、松井秀喜さんの思考~」という演題で、講師は、江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授の神田洋先生です。神田先生の専門は、スポーツジャーナリズム、スポーツ史で、共同通信社に25年間在籍し、主にスポーツ、特にプロ野球と米大リーグを担当しました。ちなみに、今日11月22日は、大谷翔平選手が、米大リーグナショナルリーグのMVPが発表された日でもあり、とてもタイムリーな日でした。

 神田先生の講演の中で、「米大リーグで活躍した大谷選手や松井選手、イチロー選手のように、努力を続けるには、完結する課題を常にもつ」という話がありました。見えない課題でなく、終わりのある課題を常にもつことで、自分の到達度を意識できる重要性を分かりやすく説明してくれました。また、松井選手の話の中で、野球というスポーツを通して、多くの観衆の前で多くの失敗を繰り返しことが成功の糧となり、大切なことは、失敗したことを受け止め、前に進む姿勢と気持ちが、大成功を生む秘訣なのだという話がありました。失敗した経験を次のステップに繋げ、成功に導く話は、生徒にとってとても印象深い話であったように思います。

3年5組 美術「自画像」

 3年生の美術の授業では、自画像を制作している。文字通り、自分の顔を描くので、タブレットなどで撮った写真を見ながらの制作である。自分の顔は、自分がよくわかっているはずだが、いざ自画像ともなるとなかなかうまく作業が進まないのが現状である。下描きの段階から、何度も何度も描いては消しての繰り返しで、やっと色塗りに入った様子でした。3年生の皆さん、完成が楽しみですね。

予告なし避難訓練

 11月15日(金)6校時、第2回避難訓練を行いました。今回の訓練は、予告なしの避難訓練で、教員の先導がない状態で、一人一人の生徒が現場の状況を判断し、安全を確保する方法を身につけさせることが目標です。地震発生後、理科室から出火し、南校舎へ延焼中という想定でした。結果、本校の生徒は、教員の指示がなくとも、安全に避難経路を確認し行動できることができ、本当に素晴らしく思いました。若干、緊張感が薄れ、私語が聞こえた点以外は合格でした。いざというときに、尊い命を失うことなく、安全に避難できる訓練を今後も検討していきたいと思います。

数学と理科の授業研究会

 11月13日(水)5校時には、職員研修を実施しました。今回は数学と理科で授業研究会を実施しました。

 数学科の授業では、三角形の合同の証明を学習しました。三角形の合同条件や証明の手順を理解し、用意された証明問題に取り組みました。

手順を示したスライドを参照しながら取り組みます。

1人で取り組むのは難しい課題にも何人かで考えを共有しながらであれば解決していけます。

理科の授業では、複雑な回路を作成し、電気抵抗や電流の大きさを調べる実験を行いました。

実験によって得たデータは、クラウド上で共有していきます。

 他のグループの意見や進度が確認できるのがICTの強みです。また、数学の授業でもありましたが、分からなかったり迷ったりしたときに立ち返る資料が手元で参照できることもメリットです。

 生徒下校後には、授業研究会を行いました。グループに分かれ、本校の学校課題の視点をもって授業について話し合いました。

 授業研究会では、子どもたちの学ぶ姿を見取って、授業について語ります。目標や指導は適切だったか。子どもたちが理解したり活動したりしやすいような工夫はどうだったかなど、忌憚なく意見交換します。こうして教師も、他者の授業を参観しながら授業づくりの視点を広げたり深めたりしていきます。1回の研修で学べることは小さな積み重ねではありますが、1人ひとりの教師のそうした積み重ねが、南犬飼中学校の生徒たちの学びにつながっています。

 本校の学校課題は。「確かな学力を身につけ心豊かでたくましい生徒の育成」です。各教科における「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業実践を通して、子どもの自己調整能力を育み、持続可能な学ぶ姿を育てることで学校課題に迫ります。

 こうして私たち教師が授業について研修できるのも、一生懸命に意欲をもって授業に取り組んでくれる南犬飼中学校の生徒のみなさんのおかげです。ありがとうございました。 

1年生数学の授業「作図方法」

 1年生数学の図形の授業では、基本的な作図の方法について学んでいます。この単元では、基本的な作図として、角の二等分線、線分の垂直二等分線、垂線を学習します。今日の1年2組の授業では、垂線の作図について学習していました。垂線の作図には大きく2通りあるため、慣れないコンパスを使って迷いながらも、同じ作図を3回ずつ書くことで、作図の習得に努めていました。最終的に基本的な作図の方法を理解し、それを具体的な場面で活用することが目的となりますので、作図の基礎を確実に身に付けてほしいと思います。