学校生活の様子・ブログ
数学科の研究授業を行いました!
2学期の始業式当日、白鴎大学教育学部教授 上野耕史先生を講師にお招きし、「GIGAスクール構想が目指すもの」について講話していただきました。ICTを実際の授業に活用した授業づくりにも関わっていただきました。
11月28日(月)、1年生の数学科「平面図形:おうぎ形の弧の長さと面積」の研究授業を行いました。
小学校での既習事項「小5:円周」「小6:円の面積」の知識を活用して、家族4人でピザを分ける方法を考え、口頭や記述でアウトプットしました。
「家族が5人の人はいるかな?」の問いかけに、何人かの手が上がりました。そこで本時のねらいが示されます。
「ピザをきれいに等分する方法を考え、この長さや面積、中心角の関係を理解することができる。」
ワークシートの図への書き込み、計算式など個人で考えた内容が記入されました。ここでは、「手を動かすことで思考を深めていく」ことをねらっています。
次に、考えを基にグループでの話合いは、タブレットを1台用いて1枚のパワーポイントシートにグループの考えを書き込みました。「ICTを活用し、他者の意見を聞いて思考を整理したり、広げたりする」ことをねらいます。
ここでは、授業者がグループの話合いの経過を画面キャプチャーし、記録に残していました。
子どもたちにとってピザを5等分する方法は「やや難しい課題」です。
話合いでは、意外な方法も考え出されました。
□中心角度を5で割る
□円周の長さを測る
□20等分にして分ける
□正5角形を使う
□星を描く
□時計の文字盤を使う
現在、小学校でもタブレットを活用した授業が当たり前に行われています。その子どもたちが、これから中学生になります。GIGAスクール構想のキーワードである「個別最適な学び」「協働的な学び」を実現していく授業が求められます。
授業や授業研究会を通し、本校の今後の課題を以下のように捉えました。
■ICTを活用することで思考を深めていくのか、それとも思考を整理したり、広げたりしていくのかなど目的意識を明確にしていく必要性を感じました。
■話し合いの様子を画面キャプチャ―などで記録し、どの子も学びから逃避しない授業づくりを目指す必要性を感じました。
■教科の学びの系統性やタブレットの活用の仕方を含め、実質的な小中の連携を強化していくことが大切であると感じました。
白鴎大学教授上野先生には、基調講演、複数回にわたる授業づくりへのご指導、授業研究会でのご助言を賜り心から感謝申し上げます。
校内読書週間 (第3日目)
読書週間3日目です。
読み聞かせは本日が最終日であり、3年生を中心に行っていただきました。
子どもは、読み聞かせが大好きです。幼い頃、家族から読んでもらった絵本を大人になっても忘れません。擦り切れるほど何度も読んでもらっているから、ストーリーは分かっています。それでもせがんで読んでもらいました。共に過ごす時間が心地よいからなのだと思います。
3年生にとって、読み聞かせをしていただけるのは本日が最後かもしれません。そんな思いで聞いていたのではないでしょうか。
ボランティアの皆様、子どもたちのためにありがとうございました。
【コラボ給食メニュー:尾田栄一郎著「ワンピース」シーフードピラフ、パイユ】
夢への冒険、仲間たちとの友情をテーマに、映画にもなっている人気の小説です。
主人公ルフィは、お肉が大好物です。鶏肉やミートボールをなど肉をいっぱい使った肉肉炒めです。シーフードピラフは、コックのサンジが作りました。
パイユとは、千切りにしたジャガイモを炒めたもので「麦わら」を意味するフランス料理だそうです。
子どもたちに愛読されているワンピースです。
本校のALTの先生は、アニメワンピースの大ファンです。授業中の会話や自己紹介の際に必ず出てくる言葉の1つです。どんなところを気に入っているのか尋ねました。
“ funny, interesting and long stories ”
世界中の人々の心をつかんでいるアニメのようです。
校内読書週間(第2日目)
読書週間2日目です。
朗読会や幅広い年代を対象とした読み聞かせで活躍されているボランティアの皆様です。本日は、2年生を中心に読み聞かせを行っていただきました。
担当クラスの子どもたちが迎えに来るまでの間に話してくれました。
「中学生の時期の子どもたちは、大きく伸びる時期です。本との出会いを通して、心にたくさんの栄養を摂ってほしいと思います。」
【コラボ給食メニュー:原田ひ香著「口福のレシピ」ポークジンジャー】
料理をすることが大好きだった留希子の実家は、老舗の料理学校を経営しています。物語の中で、昭和と令和を繋ぐ料理である「ポークジンジャー」に大切な歴史が刻まれていました。
豚肉を小麦粉でまぶしてから焼き、砂糖の代わりにリンゴジュースを使ったそうです。
原田ひ香さんの「三千円の使い方」は話題になり、書店に山積みされました。他にも「ランチ酒」など料理にちなんだ作品をはじめ、身近な生活の中で見落としがちな視点から執筆した作品があります。手軽に読めて、心温まる内容に満足する本が多いと感じています。
Long 昼休みを楽しみました!
今回の実施計画が手元に届きました。今回の目的が以下のように記載されていました。
生徒会長を中心に「南犬飼中が大好きだ!」と生徒が思える学校をつくってきました。そして生徒会スローガン「心 ~想いをカタチに~」を体現できるよう、様々な活動を行ってきました。3年生はこれから受験シーズンに入り、3年生が一堂に会することはなかなか難しくなることでしょう。
今年度数多く「想いをカタチに」できたのは、生徒会員1人1人の力を結集したからです。1年を通しても、3学年が同じところに集まり、記念写真を撮れたことは一度もありません。最後に1枚、全生徒が集まり記念の1枚を撮り、3学期に先輩から後輩へ伝統を受け継ぐ気持ち、後輩から先輩への感謝の気持ちにつなげていければと思い、企画を生徒会で考えました。
今年度から始まった月1回の「Long 昼休み」はとても素晴らしい企画だと思います。学校は子どもたちのためにあります。その学校をより良い場所に、より楽しい場所にしていくのは、子どもたち1人1人です。今年度、こうした動きが活発になってきたのは紛れもない事実です。
「想いをカタチに」しようと学校を1つにまとめ上げてきました。子どもたちの主体性が育ち、生き生きとした表情が見られることは、本校にとってのかけがえのない宝です。
校内読書週間(第1日)が始まりました!
本校は、11月28日(月)~12月2日(金)までを校内読書週間に設定しています。
NIEを展開し、新聞記事を通して社会に関心を持てる子どもに育ってほしいと思います。
朝の読書も、1日15分ではありますが、毎日続けるとまとまった時間となります。心の栄養、豊かな想像力、巧みな表現力など、読書から受け取る恩恵は多大であると思います。
ボランティアの皆様による「読み聞かせ」、図書委員会と給食との「コラボ給食メニュー」がスタートしました。
読み聞かせは、「おはなしアライグマ」の皆さんが3日間行ってくださいます。ボランティアの皆様に心から感謝申し上げます。
【読書週間 第1日 読み聞かせの様子】
コラボ給食を行うに当たり、栄養士と図書担当は、1学期から何度も話し合いを行い、試食までして提供する準備を進めていました。
給食を食べてから読むか、調べてから食べるのかは自由です。人と人とのつながり、物語の登場人物との出会い、そこに関わる食事などを想像しながら、召し上がってください。
【コラボ給食メニュー:遠藤達哉著「SPY × FAMILY」卵焼き、ブラウンシチュー】
料理の苦手なヨルさんが、家族のために先輩の家に通い、懐かしい母の味を思い出しながら特訓してマスターした目玉焼きをのせたシチューです。目玉焼きは、形が崩れています。調理員さんが卵を1つずつ割り、あえて崩してから焼いてくれました。
学校だより11月号
現在、音楽科ではクラス合唱に取り組んでいます。
3年ぶりに「学年別の合唱発表会」を開催します。ただし、学級で練習を行うというリスクを避け、あくまで音楽科の学習を発表するという形式で行うこととしました。
保護者は1家庭2名までの限定ではありますが、公開できることを嬉しく思います。学級でつくり上げる素敵なハーモニーを楽しんでください。
学校だより11月号ができましたのでご一読ください。
夢と志のある人づくり講演会が開かれました!
壬生町は、中学生の地域活動参画事業に力を注いでいます。たくさんの行事に中学生ボランティアを募り、一人の町民としての自覚と責任を育んでいます。
将来の町の担い手である中学生に、夢や志を持ってたくましく生きてほしいと願い講演会を開催していただいています。
11月25日(金)、「『論語と算盤』 今こそ学ぶべき渋沢栄一の夢と志」と題するオンライン講演会が行われました。講師は、國學院大学経済学部教授の杉山 里枝先生です。
ヨーロッパの近代文明を目の当たりにし、日本もこのような国家にならなければならないと強く心に刻んだそうです。日本をよくしたいとの強い思い(志)を抱き続け、何よりも国家の利益を優先させました。
渋沢栄一を語る時に「合本主義」(経営の仕組み)「道徳経済合一説」(経営の理念)はキーワードだそうです。「論語と算盤」には、CSR(企業の社会的責任)やSDG's(持続可能な開発目標)など、現代社会に課せられた課題にも通じる大切な教えがあるのだと考えさせられました。「自ら箸を持て!」「努力をすることが大切!」という言葉が印象に残りました。
3年生の戸崎さんが学校を代表して質問をしました。
自分の在りたい姿を自分の心の中に思い描くことは容易ではありません。様々な人や書物と出会うことを通して、自分の中に大切な価値観をつくり上げていくのだと思います。在りたい姿に近づいていくことが幸せな人生であるように思います。
2学期期末テストが始まりました!
11月24日(木)、2学期期末テストが行われています。どの学年の子どもたちも、集中して問題用紙に向き合っていました。
学習委員会では、友達のノートを紹介する取組(「ベストノート」)を行っています。ポイントをはっきりと示したり、まとめ方を工夫したりするなど、子どもたちの学びの視点が示されています。それぞれの学年の廊下に掲示されています。授業や家庭学習の際にとても参考となると思います。「学ぶとは真似る」ことでもあります。
「テストに向け、学習計画を立てて取り組めるようになった生徒が増えてきました。」「テスト前の部活動停止期間、集中して取り組めるようになってきました。」など、担任の声が届いています。
ベストノートの紹介コーナーには、二宮尊徳(金次郎)氏の言葉「積小為大」(せきしょういだい)の文字が書かれていました。
「小さなことを積み重ねないと、大きなことを為すことができません。 たとえ大きな志があったにせよ、いきなり大きな事を為そうとしてはいけません。 毎日の積み重ねが大切です。」
本校の建学の精神「向い原魂」に通じる言葉であると感じました。
表彰朝会を行いました!
11月22日(火)、Zoomによる表彰朝会を行いました。多くの分野で力を発揮していることが1枚1枚の賞状から伝わってきました。
主な表彰は以下の通りです。受賞された皆さんおめでとうございます。
■ 下都賀支部新人大会 バレーボール 男子の部 優勝
バレーボール 女子の部 優勝
ソフトテニス 男子団体 第3位
卓球 男子団体 第3位
卓球 女子団体 優勝
卓球 男子シングルス 準優勝 倉島さん
卓球 女子シングルス 優勝 鈴木さん
卓球 女子シングルス 第3位 池田さん
卓球 女子シングルス 第3位 桧山さん
剣道 男子団体 第3位
剣道 女子団体 第3位
女子バスケットボール部 第3位
■ 下都賀支部1年生強化練習大会 ソフトテニス 女子個人 優勝 福冨さん・枡鏡さん
■ 下都賀地区新人大会 水泳 女子200m背泳ぎ 準優勝 髙山さん
水泳 女子400m自由形 準優勝 髙山さん
陸上競技 2年男子110mH 第1位 武内さん
陸上競技 2年男子400m 第1位 塚原さん
陸上競技 2年女子走高跳 第2位 五十嵐さん
陸上競技 1年女子砲丸投 第2位 照内さん
陸上競技 2年男子走幅跳 第3位 塚原さん
陸上競技 1年男子走高跳 第3位 小山さん
陸上競技 共通男子4×100mR 第3位 鈴木悠さん、塚原さん、武内さん、戸崎さん
バレーボール 男子の部 優勝
バレーボール 女子の部 第3位
ソフトテニス 男子団体 準優勝
卓球 女子団体 準優勝
卓球 男子シングルス 第3位 倉島さん
卓球 女子シングルス 第3位 池田さん
■ 下都賀地区駅伝競走大会 男子の部 第6位 山田さん、川村さん、上杉さん、江俣さん、塚原さん、鈴木虹さん、関口さん、山中さん、菱谷さん
■ 栃木県中学校新人体育大会 陸上競技 2年女子走高跳 第6位 五十嵐さん
陸上競技 2年男子110mH 第8位 武内さん
陸上競技 2年男子400m 第8位 塚原さん
■ 第7回全日本中学女子軟式野球大会 ALL栃木 優勝 森田さん
■ 第1回 宮本慎也杯 女子中学軟式野球大会 ALL栃木 優勝 森田さん
■ 青少年健全育成に関する標語 奨励賞 櫻井さん、滝口さん
■ 東関東マーチングコンテスト 中学校の部 A部門 銅賞 五十嵐さん
■ 下都賀地区読書感想文コンクール 優良賞 大橋、森本、稲田さん
■ 下都賀地区英語スピーチコンテスト 1部 優秀賞 小倉さん、上田さん
奨励賞 髙橋さん
2部 奨励賞 松原さん
■ 第45回栃木県少年の主張下都賀地区大会 優秀賞 稲田さん
■ 新体力テスト S認定証 岡本優さん、小林優さん、寺内さん、勝吉さん、小林勇さん、小林凛さん
■ 高円宮杯第74回全日本中学校英語弁論大会栃木県大会 優秀賞 戸崎さん
■ 技術・家庭科生徒作品展 優良賞 須賀さん、髙山さん、田村さん、寺内さん、粂川さん、中山さん、森田さん
■ 第42回石橋地区防火ポスター展 ポスターの部 最優秀賞 石嶋さん
優秀賞 上村さん
■ 第55回関東受信環境クリーン図案コンクール 奨励賞 岡本千さん
■ 下野教育書道展 金賞 床井さん、佐山さん
銀賞 小林さん
銅賞 廣澤さん
奨励賞 37名
入選 121名
運動だけでなく文化・芸術分野まで、多岐に渡って子どもたちが活躍をしています。
中学生のこの時期は、感性が豊かで、表現力にあふれています。内に秘めた力を顕在化させたり、持てる力を急に伸ばしたりする時期でもあります。それぞれに宿る可能性という芽を大きく育ててほしいと思います。
1年生 総合的な学習の時間「夢の実現に向けて」
本校の総合的な学習の時間は、自分自身の生き方を考える学習課題を設定し、探究しています。1年生は「夢の実現に向けて」という学習課題を設定し、様々な職業について学び始めました。
11月18日(金)、職業人による講話を行いました。
栃木県経済同友会の皆様にお世話になり、5社の皆様からご講話を拝聴することができました。
■㈱リクルート北関東マーケティング 栃木支社長 石川様
■明治安田生命保険相互会社 宇都宮支社長 泉田様
■㈱オニックスジャパン 代表取締役 大西様
■㈱フェドラ 代表取締役 陳様
■認定こども園 まこと幼稚園 理事長 山村様
「将来の夢」「仕事を選ぶこと」「仕事を通して学べること」など、子どもたちに熱い視線を向けてくださいました。
「話し手に目を向けて聴いてくれています。」「うなずきながら聞いてくれるため、とても話しやすかったです。」「たくさん質問をしてもらい、反応があって感謝したい。」など、ご講話の後、一人一人が心温まる感想を言葉にしてくださいました。
教職員だけでは、実現することの難しい分野です。本校の子どもたちのために、時間を見い出していただき、心より感謝申し上げます。
子どもたち一人一人が素敵な「未来予想図」を描くことができそうな気がしました。