学校生活の様子・ブログ

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入学説明会

 12月14日(木)、小学6年生と保護者の方に来校していただき、入学説明会を行いました。昨年度まではコロナウイルス感染症防止の観点から動画を作成し、オンデマンドで視聴していただいておりましたが、今年度は4年ぶりに本校で開催しました。

 生徒会は「学校行事」「本校の伝統」「委員会活動」「部活動」についての説明を行いました。準備の段階から、日頃の生活をきちんと伝えつつ、中学校に入学することが楽しみに感じられる説明にするためにはどうすれば良いかを何度も考え、資料を作りプレゼンしました。また、部活動の紹介も昨年度までは写真を提示しながらの説明でしたが、各部活動からのメッセージ動画の方が想いが伝わると考えて準備しました。

 最後に校内見学を行い、中学生が授業を受けている様子を見てもらいました。久しぶりに会い、手を振る姿が印象的でした。本校の生徒はみんな優しいので安心して入学してくださいね。

 本校のビジョンは「幸せな時間づくり」です。短い時間でしたが、新入生説明会に参加して良かったなと思っていただけたら嬉しいです。皆さんの入学を楽しみに待っています!

アンサンブルコンテスト

 12月9日(土)、吹奏楽部はアンサンブルコンテストに参加しました。

 アンサンブルコンテストは3~8人で構成された小グループで音楽を奏でます。少人数だからこそ、一人一人の技術力が試されるコンテストです。本校からは3グループが出場しました。

 結果は見事1グループが金賞に輝きました!!おめでとうございます花丸

 3年生が引退して1,2年生だけで参加した初めてのコンテストです。準備から片付けまで自分たちだけで行うことで、改めて3年生の存在の大きさを感じたことでしょう。その中での金賞は今までの努力の成果です。これから新吹奏楽部がどんな音楽を奏でていくのか楽しみです。

専門委員会

 12月11日(月)、今年度最後の専門委員会が行われました。

 各委員会では個々の振り返りと合わせて、委員会全体の振り返りを行いました。また、今後の活動についても話合いを行っていました。

 学校は各委員会の活動を中心に動いていきます。委員会活動によって活発で活気のある学校が作られていきます。今年度も自分たちの学校生活をより楽しく、より良くしていこうと新しい取組がたくさんありました。それは総合的な学習で身に付け、各教科でその力を発揮している探究学習の賜物です。自分たちの学校生活から「課題を設定」し、その課題を解決させるために「情報を収集」し、集めた情報から効果的な方法を考えるために「整理・分析」し、実際に実行してみる「まとめ・表現」へと繋がりをもって委員会活動を行った成果です。

 社会で生きるためには、「学び続ける」ことが大切になります。今年度の学校課題にも「持続可能な学ぶ姿を育てる」という言葉があります。与えられて学ぶのではなく、自分たちで課題を見付けて学んでいく、そんな姿を多く見られたことが嬉しく思います。これからも「学校は楽しくするところだ!」を合言葉に、生徒主体の活動を期待しています。

英語科の探究活動

 1年生英語科の授業では「読むこと」の資質・能力の育成のために、教科書の要約を行っていました。今までの授業は、先生が一文一文を日本語に訳すことがなされていましたが、今回の挑戦は『子どもたちが教科書に書かれている内容を要約するために、巻末の単語一覧やネットを使って調べ、新出単語や文法などを確認しながら何とかして読み取っていく』というもの。スライドを使って、編集途中の友達の要約も見られることで、自分自身の読み取りとの違いも比較していました。

 担当の先生からは、「今まで以上に子どもたちが自分の進度に合わせて何度も聞いたり、読んだりする姿が見られました。読みのレベルが上がってくれば、要約だけでなく扱う本文の文化的背景に切り込んだ問いが生まれるのでは?」と手ごたえを感じていました。

 一方、3年生は「書くこと」の領域に挑戦していました。前単元で、本文の内容把握から文化的背景を個人で課題設定して進めた経験を踏まえて、今単元では、本文要約後に「壬生町にあったらいいなと思うこと」を5文程度の英文でまとめ、最終的には発表までを目標にしています。

 担当の先生からは、「子どもたちが主体的に集中して取り組んでいました。個のレベルに合わせてアドバイスができるので、互いに声をかけやすく、リラックスして取り組めています。」と確実に子どもたちと学び方を模索できていることを感じていました。

 1年生のうちからこれを積み上げていき、3年生になるころには、「英文を英文で要約し、それに対する自分自身の意見を英文で書くことができる」「英文で問いを作り、それに英文で答えることができる」そんな子どもたちに成長することを期待しています。

 『自分が学ぶときのように子どもたちにやらせてみる。』大人になっても学び続けることのできる力を付けたい。学校課題である~持続可能な~にせまる挑戦です。子どもたちの姿が、先生たちにとって一番の師です。目の前の子どもたちの変容に、大きな一歩を踏み出したと感じています。

3年生 租税教室

 12月6日(水)本校を卒業し税理士・公認会計士として活躍されている先生をお招きして、3年生の租税教室が実施されました。国税庁の資料に基づき、「何のための税なのか?」「どんな種類の税があるのか?」そして「どのような視点で税の公平性を保っているのか?」ということを学びました。

 先生の問いにチャットを使って、次々に素早く返答する子どもたち。「税金の話」というと堅いイメージですが、返ってくる答えを拾い上げ、楽しくコメントしてくださったので、和やかな空気が流れていました。

 「町のみんなで橋を架けるのにいくらずつ出し合う?」提示された条件が変わるたびに、子どもたちは「どうする?」「このくらい?」「ちょっと待って計算する!」って楽しそうに話し合っていました。

租税教室後の子どもたちの感想には、

 動画や話を聞いて税金の集め方や種類がたくさんあることが分かりました。また、税金は国民が安全に暮らすためにあるものだということがわかりました。

 税金の重要性については知っていたが、それらがどうやって集められているのか、どう使われているのかを改めて知ることで重要性を再確認できた。累進課税制度は平等より公平を意識した結果の制度なのかなぁって思った。

 税金は「平等」で決めるのではなく、「公平」決めることが大切だと分かった。グループワークでほかの人の意見も共有しながら、学べたのでいろいろな目線で考えることができたいい時間になりました。

 「平等」と「公平」は似て非なるもので、税金はそれぞれの環境や状況により、公平に重点を置き、我々国民に寄り添った政治を目指していることが分かった。

などが書かれており、楽しい時間の中でしっかりとした学びがあったことが伝わってきました。変化の激しい世の中で先の見通しが難しいとされている今、子どもたちが本校ビジョンの「夢や希望がもてる教育活動を通して」『夢や希望がもてる未来を築く大切な価値観の土台』を形成し、「幸せな時間づくりを応援します」『みんなと幸せな時間を共有しようとする』態度が育まれていくのを感じた時間でした。

 母校の子どもたちのために何かできることはないか?と真剣に悩まれ、学校に寄り添った授業を提供してくださった税理士の先生に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 子どもたちが、先生のように「少しでも母校に・地域に貢献したい」と思える大人に成長してくれることを願って・・・。