学校生活の様子・ブログ

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本校のコミュニティ・スクールについて報告しました!

 2月7日(火)、壬生町役場において「地域学校協働活動推進事業研究会」という会議が開かれました。その会議において、この3年間で本校が実践してきた「コミュニティ・スクール」を紹介する機会を得ました。

 報告する内容をまとめていると、実にたくさんの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいたことがはっきりとしました。そして、1つ1つの関わりが、子どもたちの豊かな学びにつながっていることを実感しました。

 公立学校の強みは、「地域をもっていること」だと思います。地域の人、モノ、ことなどすべてが教育にとっての最大の環境要因であるからです。

 学校には、信頼できる大人の力が必要です。保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただき、教職員だけでは実現することのできない豊かな学びを実現していきたいと考えています。

 今後ともご協力をお願いします。具体的に協力していただきたいことについては、学校だより等でお伝えしていきます。 

「小中連携 あいさつ運動」を企画中です!

 本校の生徒会役員は、毎朝、昇降口でさわやかなあいさつをしています。さらに、月初めに「犬中あいさつの日」を設定し、有志によるあいさつ運動を展開しています。

 

 こうした運動を「南犬飼中学校区」に広げる企画が上がってきました。

 目的は、「南犬飼中学校区の児童・生徒が、自分から進んで元気にあいさつできるように働きかけ、地域の活性と連携した指導体制をつくる。」としています。

 出身小学校に出向いて、小学生と一緒にあいさつ運動を展開することに大きな意味があります。

 中学校区の学校間で連携できる取組が始まります。こうした連携が少しずつ広がっていくことを期待したいと思います。実施は、2月の最終週から3月第1週の朝の時間帯を予定しています。

 初めての試みではありますが、各小学校の校長先生方はこの企画を快諾していただきました。心から感謝申し上げます。

リレーで伝える本校の強み!④

 「リレーで伝える本校の強み!」第4弾は、次期生徒会長が思い描いている「強み」について語ってもらいました。

 

■私が思う本校の強みは、「一人一人の個性を生かして活動していること、やるときはやり、何事にも全力で取り組むこと」の2点であると思います。

 具体的には、運動会や輝光祭などの学校行事において、生徒一人一人の個性が輝き、全力で取り組んでいる姿をたくさん見ることができました。これこそ本校の強みであると思います。

 2年生は、先週、立志スキー学習に行ってきました。そこでも同じように、私の考える本校の強みを発揮することができていたなと思います。

 例えば、一人一人の立志の誓いで個性があふれていること、その誓いを全員が真剣に聞いていることです。

 しかし、2年生には弱みもあります。私たちの弱みは、「自分くらいはいいや」といった甘さがあります。このような弱みを克服していきたいと思います。

 令和4年度の犬中の強みを、来年度もカタチにして受け継いでいきます!

 

 

 「伝統不息」の石碑が登校する生徒を出迎えています。脈々と受け継がれた伝統は校風となります。

 ノーチャイムは、生徒を全面的に信頼してきた本校の校風そのものです。それに応えてきたのは皆さんの先輩方です。

 皆さんも新たな校風を創り出しています。これからの時代に求められる資質・能力に沿った「聴く力」や「対話する力」や「表現する力」です。そのことをあらゆる機会で発揮できていることを誇りに思ってください!

 次期生徒会長の伝統継承の覚悟を心強く感じました。ありがとうございました。

 

第2回 学校保健委員会を行いました!

 生徒会活動が活性化され、各委員会の活動にたくさんの工夫と意欲が感じられます。

 Withコロナと言われる中、学校生活も様々な感染対策を講じ、今までとは違った生活様式を当たり前にできるようになりました。特に、保健委員会と給食委員会の常時活動は、直接関わりがあります。

 今年度、学校保健、学校安全、学校給食の取組をまとめて報告した「健康推進学校審査会」中学校の部において、下都賀地区最優秀校、栃木県最優秀校となり表彰されました。

 2月2日(木)、第2回学校保健員会をオンラインで開催しました。

 学校保健委員会のテーマは「WITHコロナ~望ましい生活習慣の定着を目指して~」としています。

 それぞれの委員会の代表が、実践した内容と成果や今後の課題について報告しました。

 保健委員会は、シャボネット液や消毒液の補充、給食後の歯磨きの実施状況やハンカチ所持率の調査結果、新たに教室の換気の効果については発表しました。

 

 給食委員会は、SDG'sの視点からごみの軽量化作戦に取り組んだ様子を動画に収めていました。ごみの量を半減することができました。

 

 

 学校医様、学校歯科医様、学校薬剤師様の皆様方にも参加していただき、ご助言を賜りました。

 ・手洗いの際、手のひらのけがなどに留意してほしい

 ・食後のブラッシングの習慣化を継続してほしい

 ・清潔なハンカチを持参してほしい

 

 本校生徒に身に付けさせたい4つの力を、「目標を持つ力」「自分を律する力」「人間関係を築く力」「課題を解決する力」としています。

 健康に対する取組においても、こうした力をバランスよく発揮していくことが大切であると実感しました。

 

 できることを見い出し、学校保健委員会を継続することができました。ご協力いただいた学校三師の皆様や保護者に心から感謝申し上げます。

特色選抜入試の願書等を提出しました!

 栃木県立高等学校全日制課程の入学者選抜は、一般選抜と特色選抜の2通りがあります。

 

 一般選抜は、5教科で行う学力検査と一部の学校で面接を実施します。

 特色選抜は、各学校が定める「特色選抜に出願するための資格要件」を満たす者で、合格内定後は入学を確約できることが条件です。募集定員の「10%程度」「20%程度」「30%程度」のいずれかから各学校・学科ごとに定められます。

 面接、作文または小論文、独自の検査を行う学校もあります。

 

 2月1日(水)、特色選抜の出願でした。

 本校からは、宇都宮市、真岡市、鹿沼市、日光市、下野市、小山市、栃木市、壬生町など県内広範囲にわたる21校、19学科に出願します。

 

 3年生の廊下には、特色選抜入試までの日めくりカレンダーが表示されていました。

 3年生の皆さん、寒さは厳しい時期ですが、自分の可能性を信じて頑張ってください!

 

立志式を行いました!

 1月27日(金)、第2学年は、奥日光高原ホテルにて立志式を行いました。

 立志は、かつての元服に相当します。中学2年生のこの時期は、これからの自分を考える大切な節目でもあります。

 式は、厳粛な雰囲気の中で行われました。

 一人一人が、将来に向けた決意を自らの言葉で披露しました。将来の夢、人としての生き方、社会への貢献など真摯に自分と向き合う姿勢に心打たれました。

 式典後は、それぞれの保護者が思い出の写真とともに我が子に向けたメッセージが紹介されました。名前に込められた願いや将来に向けた声援などたくさんの愛情が込められたメッセージに感動しました。多くの保護者は、「幸せな人生を送ってほしい!」「優しい人になってほしい!」「思いやりのある人になってほしい!」「自分らしく!」などを望んでいることが分かりました。

 子供たちは、スライドに映し出された原本を手にし、保護者に対する思いをはがきにしたためました。

 幸せであることを実感するひとときとなりました。

 

【式辞】

 山本有三という栃木市出身の作家がいます。代表作に「路傍の石」という作品があります。主人公は、愛川吾一という少年です。
 吾一少年は、鉄橋にぶら下がり、汽車を止めてしまうという事故が起こします。そのことを知った担任の次野先生が吾一少年を諭した言葉です。

 

 次野先生の言葉には、二つの大きな意味が込められていると思います。
 まず一つは、この「われ一人なり」は、「吾一」という名前でなくても、皆さん一人一人にも言えるということです。この世の中に、自分という存在は一人しかいません。つまり、人はそれぞれに、一度しかない人生を、一つしかない命を生きています。皆さんの一人一人が、そして皆さんのまわりの一人一人が、一度きりの一生を、一つしかない命を生きている大切な存在です。自分自身の存在を、そして仲間の存在を大切にできる皆さんであってほしいと思います。

 もう一つは、「たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」という言葉です。
 「自分を生かす」とは、「本気で生きる」そして「幸せをつかむ」という意味です。人生は一度きりです。幸せになる権利は、誰もに与えられたものです。 

 志という言葉は、士と心で構成された文字ではなく、之と心でできた文字です。心が之(ゆく)です。心が方向を持つということです。 こういう人生を歩みたいという方向を決めたならば、前に進むということを意味しています。志を高く、一度きりの人生を歩んでほしいと思います。


 皆さん一人一人が、幸せな時間をたくさん作りだせるようにと心から願い、式辞といたします。

スキー学習に行ってきました!

 第2学年は、1月27日(金)より1泊2日で奥日光にスキー学習に行ってきました。

 スキー学習の目的は、

①自己の目標に向かって努力する態度を養う。

②生徒間の相互理解を深め、健全な心身を育成する。

③自分の役割に責任をもって取り組む実践の場とする。

としました。

 掲げたスローガンは「踏み出せ一歩 未来の道へ ~ スキー大スキー!!!!! ~です。

 各クラス2名の10名の実行委員が中心となって、出発式をはじめとする式典の計画や当日の運営を行いました。

 

 スキー場は、粉雪の舞う絶好のスキー日和となりました。生まれて初めてスキーを経験する者が半数以上です。

 ブーツに足を踏み入れた途端に、自由に身動きできない状態を、「ペンギンの気持ちがよく分かる!」と表現していました。

 

 一面白銀のゲレンデは、少年少女の心を一瞬で子どもに変えてくれました。誰も歩いていない新雪の上を、楽しむかのように足跡をつけていました。

 

 

 スキー学習は、これまでの経験を基に15班(1班10名前後)に編成されました。スキー用具の脱着、転び方、起き上がり方、止まり方、歩き方、方向変換、リフトの乗り降り、滑り方など1つ1つの過程を丁寧に学ぶ姿が印象的でした。

 スキーは、自らの成長を実感できるスポーツです。できるようになったことを自らが味わうことができるからです。

 2日目にスキーブーツをはくまでの時間も短縮し、自然に歩き出す姿がそのことを物語っていました。

 

 

 子供たちの姿を見ていて、相田みつを氏の言葉を思い出しました。

 

受身
柔道の基本は受身
受身とは投げ飛ばされる練習
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習
人の前で負ける練習です。

つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です。

自分のカッコの悪さを多くの人の前で ぶざまにさらけ出す練習
それが受身です。

柔道の基本では カッコよく勝つことを教えない 素直にころぶことを教える いさぎよく負けることを教える

長い人生には カッコよく勝つことよりも ぶざまに負けたり
だらしなく恥をさらすことのほうが はるかに多いからです。

だから柔道では 始めに負け方を教える
しかも、本腰を入れて 負けることを教える

その代り ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る
それが受身の極意 極意が身につけば達人だ

若者よ 失敗を気にするな 負けるときにはさらりと負けるがいい
口惜しいときには「こんちくしょう!!」と、正直に叫ぶがいい 弁解なんか一切するな 泣きたいときには 思いきり泣くがいい やせ我慢などすることはない

その代り スカッーと泣いて ケロリと止めるんだ
早くから勝つことを覚えるな 負けることをうんと学べ 恥をさらすことにうまくなれ そして下積みや下働きの 苦しみをたっぷり体験することだ 体験したものは身につく 身についたもの それはほんものだ

若者よ 頭と体のやわらかいうちに 受身をうんと習っておけ 受身さえ身につけておけば 何回失敗しても すぐ立ち直ることができるから… そして 負け方や受身の ほんとうに身についた人間が 世の中の悲しみや苦しみに耐えて ひと(他人)の胸の痛みを 心の底から理解できる やさしい暖かい人間になれるんです。

そういう悲しみに耐えた 暖かいこころの人間のことを 観音さま、仏さま、と呼ぶんです。

 

 子供たちの笑顔が輝いていました。

 少しの成長を感じ取れたこと、やればできるという実感を味わえたこと、仲間の存在が自分を勇気づけてくれたことなど大切なことを学ぶことができたスキー学習でした。

 

 

 

 

学校だより1月号

 12月には、第2回学校評価アンケートにご協力をいただきありがとうございました。評価結果をまとめ、次年度の学校経営計画や教育計画の作成を進めているところです。

 キャリア教育を兼ね計画的な講演会を行っています。また、第2学年は、1月27日(金)から1泊2日で、日光湯元に立志記念スキー学習に出かけます。

 明るい未来を見つめながら、力強く歩みを進めていこうと思います。

 

 学校だより1月号が出来上がりました。ぜひともご一読ください。

 

リレーで伝える本校の強み!③

 「リレーで伝える本校の強み!」第3弾は、生徒会長が思い抱いている「強み」について、自分の言葉で語ってもらいました。

 

■私の考える本校の強みは、「想いがカタチとなり、学校が活発化していること」だと思います。

 生徒の皆も、「本校の強みは何か?」と問われたら、きっと同じようなことを思い浮かべるはずです。それは、皆さんが「有志による多くの取組にも参加してくれたこと」「当事者意識を持って『生活の心得』の見直しを行ったこと」などにより、主体性が磨かれたのだと考えます。 

 本校の強みは皆さん自身の強みにもなりえます。後輩の皆さん、個々の強みを生かし新たなステージで輝いてください!

 そして、3年生のみんな、今は受験で辛い時期だけれど最後まで頑張ろうね!

 

 

 故やなせたかし氏が作詞した「アンパンマンのマーチ」に、「何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ!」という一節があります。

 子供たち誰もが「うれしい」と言える「生きる喜び」を感じるような世界を、それぞれの与えられた場で、それぞれの力でつくりあげてほしいという願いが込められています。

 この歌詞は、特攻隊員として若い命を戦争で失ったやなせ氏の弟を思う心の叫びでもあったそうです。

 


「アンパンマンのマーチ」   作曲 やなせたかし 作曲 三木たかし

 

 そうだ!うれしいんだ 生きる喜び たとえ 胸の傷が痛んでも

 何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ!

 今を生きることで 熱いこころ燃える だから君は行くんだ ほほえんで

 そうだ!うれしいんだ 生きる喜び たとえ 胸の傷が痛んでも

 ああ アンパンマン やさしい君は 行け!みんなの夢守るため

 

 中学校生活を送る中で、経験を通して本校の「強み」を実感し、そのことを自分の言葉で伝える生徒を頼もしく思います。

 強みを自信や力に変えてほしいと思います。

 生徒会長ありがとうございました。

 

新しい制服の提案がなされました!

 生徒会は、昨年度「生活の心得」の抜本的な見直しを行いました。今年度も小さな改革は続いています。

 自分たちの学校を、自分たちの手で、より良いものにしたいという主体的で自治的な生徒会は本校の誇りです。

 生活の心得の見直しを行う中で、「制服」そのものに関する意見が出てくるようになりました。新生徒会役員選挙の際にも、候補者の中から「制服」改定に関する意見が出されました。身近な問題としてとらえていることの表れであると思います。

 

 1月25日(水)、生徒会集会において生徒会長から新しい制服に向けた提案がなされました。

 

 

 現在、世の中は、次から次へと変化し続けています。そうした中で、大切にしなければならないのは本質を見失うことなく変化に対応していくことだと考えます。

 教育の本質、学校に求められる本質とは何か?それは「生徒の幸せ」です。これはどんなに変化が激しくとも不変のものであると思います。

 

 今いる在校生だけでなく、後輩の姿を思い描いてその幸せを願っているという生徒会長の言葉に感銘を受けました。

 50年先の母校に対する思いを馳せることのできる生徒に育っていることを心から嬉しく思います。歴史をつくるのも、変えるのも生徒の皆さんです。

 

 是非とも新しい制服づくりを進めましょう!創立80周年、アニバーサリーデザインの制服への大きな1歩を踏み出しました。

学習集会を行いました!

 本校は、学級活動や総合的な学習の時間を中心に「キャリア教育」を積極的に進めています。「キャリア教育」という時間を特別に設定しているのではなく、自分の特徴について知る、勉強することの意味、働くことの意味、やりたいこと、生き方などについて体系的に学ぶことを「キャリア教育」と呼んでいます。

 

  1月24日(火)、オンラインにて学習集会を行いました。全校生徒を対象とした学習集会は今年度2度目です。

 今回は「なぜ勉強するのだろう」というテーマについて、進路指導主事が子どもたちに向けて語りかけました。

 

 

 キャリア教育は、生き方を学ぶことです。

 現実を見ると、初めての試練である受験を避けて通るわけにはいきません。高校選択 ≠ キャリア教育であり、学ぶことの意味や学びを将来にどうつなげていくのかを自分のこととして捉えることが大切だと思います。

 進路選択を身近に控えた3年生、進路に対する意識を高めてきている1・2年生も、身を乗り出すように画面を見つめている姿が見られました。

 

校内給食週間が始まっています!

 1月16日(月)~1月20日(金)までの1週間、校内給食週間が行われています。給食週間にちなんで、1年生はポスター、2年生は作文、3年生は標語を担当して掲示したり、発表したりしました。

 給食委員会の皆さんが中心となって、給食室紹介の動画を制作してくれました。また、給食委員さんがクイズを行い、当選者の最も多かったクラスに「給食メニューリクエスト券」が手渡されることになっています。

 自分たちの学校を自分たちの手で、より良いものに、より楽しいものにしようとすることが伝わってきます。主体的で、自治的な活動を心から応援したいと思います。

 

 校内給食週間の献立は、「日本各地の味めぐり」です。

 1月16日(月)は、神奈川県メニュー「サンマー麺」「日本で最初のアイスクリーム」の店が誕生したのも神奈川県だそうです。

 1月17日(火)は、宮崎県メニュー「チキン南蛮」です。

 

 楽しみながら給食をいただけることに感謝します。給食委員の皆さん、栄養士さん、調理員の皆さんありがとうございます。

 

リレーで伝える本校の強み!②

 3学期のテーマは、未来への準備! 強みを知り、強みを生かそう ‼ 
成長、感謝! そしてネクストステージへ ‼ 」です。

 

 第2弾で強みを伝えてくれたのは、初任者として着任したS先生です。

 

 本校の強みは、「ありがとう」と素直に伝えられることだと感じています。給食を配膳してもらったり、ペンを落として拾ってもらったりした時、友達から勉強を教えてもらった時などたくさんの「ありがとう」が聞こえてきます。

 

 先生たちに対しても、プリントをもらう時、分からないことを教えた時など「ありがとう」を伝えてくれます。

 

 日常生活でついつい感謝の心を忘れてしまいそうなことに、当たり前のように「ありがとう」を素直に言えて、心がポカポカした気持ちにさせてくれます。

 

 「ありがとう」がいっぱい聞こえてくるということは、優しい心を持った人がたくさんいるとも考えられます。

 これからも「ありがとう」があふれた温かい学校であってください。

 いつもたくさんの「ありがとう」をありがとう!

栃木GBの寺内崇幸監督に講話していただきました!

 壬生町では、家庭教育力の充実を図ることを目的として「子育て・親育ち講座」を開催していただいています。

 昨年4月、子どもたちに、かっこいい生き方をしている大人の話を聞かせたいという希望を町教育委員会の担当者に伝えました。そして、栃木ゴールデンブレーブス監督である寺内崇幸氏の講話が実現されました。

 寺内氏は、県立栃木工業高校を卒業し、JR東日本に就職し、社会人野球を経て、ドラフトで読売巨人軍に入団し活躍されました。

 華やかな経歴の陰では、並々ならぬ努力があったと拝察します。そうした経験を基に、「全てを経験に!自分と向き合い、楽しみを見つけていこう‼」という演題でご講話していただきました。

 

 1月16日(月)、1年生と希望する保護者は体育館で、2・3年生は教室でオンラインで参加しました。

 

■プロとして結果を残すことはできなかったが、挑戦することはできたと自負している。挑戦がないと、成功も失敗も生まれない。失敗の原因を探り、失敗から学ぶことが大切である。

■努力が報われる瞬間がある。報われる努力をしよう。そのためには、物事の本質を見ようとすることが大事である。

■夢はあったほうがよい。夢があると、小さな目標ができる。

■たくさん遊び、たくさん学んでほしい。失敗を恐れず、自ら考え、自ら発言してほしい。

■周りの人に良い影響を与えられる「いい人」になってほしい。影響を与えるために「いい言葉」を遣ってほしい。

 

 

 【 質疑応答 】

◆自分の強みを見つけるためにはどうすればよいですか。

→ 自分がどうなりたいのか、自分に何が必要かを判断していくと、その過程で強みが見つけ出せるはずです。

 

◆監督として大事にしていることは何ですか。

→ 選手が何を考えているのか、叱った時に心の中でどんなことを感じているのかを見つめるようにしている。

 

 貴重な経験と積み上げられた実績を基に、生き方を学ぶ機会となりました。

 寺内監督は、講演会後に2年生と3年生の教室を訪れ、激励の言葉を掛けてくださりました。

 「幸せな時間づくりを応援します!」というビジョンに迫ることができたひとときでした。

 

 今回の講演会は、1年生の学級委員が役割を分担して運営をしていました。講師の皆様の会場への誘導、司会進行、講師紹介、謝辞まで責任をもってやり遂げていました。

 さらに、複数名が積極的に挙手し、質問する様子を見ることができました。1年生の強みは「積極性」です。素晴らしい態度でした。

 

 

 このような素敵な企画に至るまでの調整、事前打ち合わせ、当日の運営まで行っていただきました壬生町教育委員会ならびに壬生町家庭教育支援チームの皆様に心から感謝申し上げます。大変お世話になりました。

「チーム南犬飼」を実感したシーンです!

 合唱発表会を実施するに当たり、普段はステージ上に置いてあるグランドピアノを体育館フロアーに下ろしました。ピアノを元の場所に戻すためには、多くの人の力が必要です。

 1月13日(金)、「ピアノを移動するので手の空いている方はご協力をお願いします!」という校内放送が入りました。部活動終了後の放課後のことですが、ほどなく体育館に人が集まりました。そして、分解されたグランドピアノを元の位置に戻すと、その周辺を手際よく元通りにし、きれいにする作業が進められました。

 子どもたちの合唱発表会を支えてくれた舞台を、冗談を言い合って笑いながら元通りにする姿が見られました。「チーム南犬飼」の一体感を垣間見たように思います。

 

「努力は足し算、協力は掛け算!」

 

 こんな言葉が思い浮かびました。

    大きな力を生み出す要因を教えてもらいました。感謝です。

「強み」を意識するための歩みです!

3学期のテーマは、 

  「未来への準備! 強みを知り、強みを生かそう ‼
   成長、感謝! そしてネクストステージへ ‼ 」

 です。

 

 学校全体として、たくさんの成長を遂げてきました。その成長を支えているのは「強み」です。

 それぞれが思い抱いている「強み」は同じかもしれませんし、異なっているのかもしれません。

 「学年の強み」「本校の強み」を関係する人々がどのように感じているのか、なぜそう捉えたのかを聞いてみたいと思いました。そして、リレー形式で伝えたいと思います。題して、「リレーで伝える本校の『強み』」です。

 

 1月13日(金)、第1回の放送を行いました。

 伝えてくれた強みは「素直さ」でした。これから先の人生で出くわすであろうことを例えて話してくれました。心の素直さが、すべての人を「笑顔」にします。

 素敵な笑顔が広がっている南犬飼中の強みは、素直な心によるものです。

 

 この企画を通して、改めて本校の強みに気付けることを期待しています。

 「リレーで伝える本校の『強み』」は、ホームページ - 「ハッピーボックス」に掲載しますのでご覧ください。

第2回 学校評価がまとまりました!

 

 

 

 上記は、本校のグランドデザインです。

 薄緑色の枠囲みはビジョンや目標や方針黄色の枠囲みは教育活動ピンク色の赤枠囲みが評価を意味しています。

 

 本校は、年間2回(7月・12月)の学校評価を行っています。

 

評価項目を16項目に絞り込み、それぞれに目安とする数値指標を設定し、生徒、保護者、教職員とも同じ項目を、いずれも「子どもの姿」を評価していただいています。

 

■年2回行う理由は、年度内に学校運営の改善を図れるものについては、速やかに着手していくためです。 

 

■学校行事を実施した際、直後に保護者からご意見をいただき、子どもたちにフィードバックしています。本校では、こうした取組も学校評価と捉え、学校運営を見直す手立ての1つと考えています。

 

 

 今年度第2回の学校評価がまとまりました。ホームページ -「 学校概要・学校評価」に掲載しましたのでご一読ください。

 学校運営の改善点については、速やかに見直すとともに、令和5年度学校経営計画に反映させます。 

 

 今回は、生徒、保護者、教職員ともにFormsを活用したデジタルでの回答方式としました。(生徒、教職員は、前回までマークシート方式でした。)

 ご協力に対し心より感謝申し上げます。

 

 

音楽科の研究授業を行いました!

 2学期には、音楽科の授業で行った合唱を披露する「合唱発表会」を学年ごとに開催することができました。ここ2年半は、校内で歌を歌うことも制限してきただけに、大きな1歩を踏み出したように感じました。

 また、卒業式を見据え、国歌や校歌を斉唱する準備も始めました。

 これまで当たり前のように思えたこともままならない中、音楽科では授業内容を入れ替えたり、代替案を取り入れたりしながら工夫して授業を進めてきました。

 

 1月12日(木)、第2学年音楽科の校内研究授業を行いました。

 題材は「曲の構成のおもしろさを味わいながら鑑賞しよう」で、本時は4時間扱いの2時間目でした。

 フランスの作曲家、ラヴェルの「ボレロ」を鑑賞曲に取り上げました。同一のリズムが保たれ、2種類の旋律が繰り返される構成が特徴的な曲です。

 子どもたちに、自分のイメージや感情を抱く視点を3つ(音色、リズム、強弱)示して

いました。

 

 

 15分という長い楽曲をメモを取りながら、集中して聴き入る姿が印象的でした。

 その後、自分の考えと友達の考えを交流しながら比較し、似たような考えや新たな気付きを生み出す活動に広げていました。

 

 

 中学校における音楽科の授業は、週1時間程度です。

 しかしながら、音楽は私たちの生活の中では大切な働きをしています。心の安定、癒し、勇気付け、モチベーション…など日常生活に欠かすことのできない存在です。音楽のある日常は、生活に潤いを与えてくれます。

 

 「見方・考え方」を働かせた授業を展開することで、何気ない日常や社会、文化との関連に気付くきっかけとなることを学びました。 

高齢者の皆様からお礼の手紙が届きました!

 昨年12月、生徒会は、壬生町社会福祉協議会のご協力を得て、町内の高齢者の皆様に年賀状400通と施設にパンジーを植えたプランター1基を届けました。日頃お世話になっている地域の皆様に、少しでもお役に立ちたいと願っての発案でした。

 受け取られた皆様から、心温まる言葉や励ましの言葉が届けられました。

 

■丁寧に作られたプランターをお贈りいただきまして、誠にありがとうございました。会員と毎日きれいなパンジーを眺めております。このようなお心遣いに深く感謝しております。

■1枚1枚を心をこめて丁寧に書いてくださった様子が心に響いて嬉しかったです。いただいた年賀状を貼り出して皆さんに見てもらいました。そして、好きにはがしてお持ち帰りいただきました。とても嬉しそうでした。孫からの便りのように楽しみにしています。

■皆様が、昨年1年間しっかり頑張った様子が分かり元気をいただきました。また、優しさあふれる言葉は、コロナで思ったように外出できない私達にとって心がなごみ、笑顔にさせていただきました。本当にありがとうございました。

■心温まるパンジーのプランターをいただきありがとうございました。添えられた折り紙の鶴や亀のように健康で長生きできるようサロンで体操や脳トレの活動を続けていきます。

 

【万町お達者サロン、城南地区お達者サロン、下表町お達者サロン、むつみの郷、緑1・2お達者サロン、サロンあじさい、駅東サロンあやめ会、至宝夢サロン、お達者サロンのぞみ、北小林お達者ファミリー、あけぼの福寿会】

 

 学校は、地域の皆様方の支えによって成り立っています。

 子どもたちは、地域で育てていただいています。

 地域の皆様方の励ましのお言葉に勇気づけられ、意欲を高めることができます。

 こうした心の交流ができますことに対し、心から感謝申し上げます。

第3学期 始業式を行いました!

 壬生町は「3学期制」を導入しています。

 このことを受け、本校は、それぞれの学期を以下のように捉えて計画を進めています。 

【1学期】 学級・学年集団づくりを進める学期
【2学期】 集団の絆が強まり、学びの成果が実る学期
【3学期】 1年の成長を実感する学期

 

 また、学期に1つのテーマを掲げ、子供たちや教職員とで共有しています。

 1学期は、「小さな感動を重ねる!~聴く力を高め、伝える力を磨こう~」でした。

 2学期は、「私たちは無力ではない、微力なだけだ!小さな力が世界を変える!誰かのためにちょっとだけ!<バタフライ効果>」でした。

 

 1月10日(火)、第3学期始業式をオンラインにて実施しました。

 学年代表による年頭所感の発表が行われました。

 

【第1学年代表】 「学級委員長として」

 ペットボトル回収や定期テストに向けた取組、合唱発表会の練習など、学級全員の協力の下で納得のいく結果を収めることができました。現状に満足することなく、最高のクラスと胸を張って堂々と言えるように頑張ります。

 

【第2学年代表】 「今年頑張りたいこと」

 スキー学習、立志式の実行委員として、みんなの思い出に残るものになるよう、しっかりと自分の役目をはたしていきたいです。

 今年は、最高学年になる年でもあります。3年生になったならば、受験に向けて勉強を頑張りたいと思います。

 

【第3学年代表】 「3学期の目標」

 冬休み中に私立入試を終え、3月に行われる県立入試に向け、集中して勉強に励んでいきたいと思います。

 卒業式まで42日になりました。この仲間と過ごせる最後の期間になるので、クラス全員が楽しい学校生活を送り、たくさんの思い出を作っていこうと思います。

 

 3名の代表それぞれが、自分の思いを自分の言葉で語りかけていました。実に堂々とした態度であり、心に響く言葉でした。

 

式辞概要

 新しい1年が、はじまりました。皆さんは、どんな目標を立ましたか。

 3学期のテーマは、「未来への準備!強みを知り、強みを生かそう‼ 成長、感謝!そしてネクストステージへ‼」とします。

 皆さん一人一人が成長しています。また、学級や学年としての成長も十分に遂げています。3学期のテーマの周りに配置してあるのは、それぞれの学級に掲示されている「学級目標」です。私たちは一人では成長できません。必ずそばに支えてくれている人の存在があります。素直に、そして謙虚に感謝しましょう。

 さらに、成長を後押ししているのは間違いなく、皆さんの心の内にある強みです。強みが何であるのか。強みを生かすことで、限りない成長につながるはずです。
 3年生の高校入試に向けた面接の練習をしていて感じることがあります。自分の強みを堂々と答えられる人は、自信にあふれた雰囲気が伝わってくるということです。


 集大成の学期が始まりました。

 それぞれのネクストステージに向けた準備を整えてほしいと思います。