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学校生活の様子・ブログ

表彰状が届きました!

 本校は、「栃木県 健康推進学校 最優秀校(中学校の部)」に選出されました。

 この度、日本学校保健会より「令和4年度 全国健康づくり推進学校 優良校」として表彰され、表彰状並びに記念盾を届けていただきました。

 以下のような受賞理由が挙げられます。

 

■学校経営に健康教育を明確に位置付けていること

■学校保健委員会を積極的に開き、学校全体で健康教育に工夫して取り組んできたこと

■コロナ禍の中でも、保護者をはじめとする関係者と連携し組織的な健康教育を行ったこと

 

 名誉ある受賞を機に、今後も、子供たちの心身の健康づくりに取り組んでいく覚悟を胸に刻みました。

「リレーで伝える本校の強み!」⑥

 「リレーで伝える本校の強み!」第6弾は、本校に最も長く勤務されているO.Y先生に思いを語ってもらいました。

 

■私が感じる犬中生の強みは、「必要なことに気づき、自主的に行動することが出来るところ」だと思います。


 皆さんは「犬中の伝統は何ですか」と聞かれたら何と答えますか?
 私は何よりも「ノーチャイム」だと思います。今でこそ多くの学校で実施していますが、犬中のノーチャイムは昭和40年代から実施されているそうで、今から60年も前から行ってきたものです。ノーチャイムは「チャイムに促されずに、時計を見て自主的に行動する」という趣旨のもと行われてきたものです。初めはチャイムのない生活に戸惑いがあったと思いますが、今では普通になったのではないでしょうか。毎日時計を見て自主的に行動できていますね。素晴らしいです。

 その他にも活発な生徒会活動や自問清掃があると思います。
 昔から犬飼中は生徒会活動が活発で、生徒が考えて生徒主体で活動した各種専門委員会主催の行事が沢山ありました。また、ずいぶん昔の話ですが、男子の長髪がOKになったのも、カラーのライン入りの靴がOKになったのも生徒会からの提案でした。
 最近でも皆さんで考えた生徒心得の改定、Long昼休み、全校レクリエーション、有志や部活動ごとに行われるあいさつ運動、シトラスリボン運動参加など、その伝統が受け継がれ、生徒が考え、生徒主体で自主的に活動している活動が見られます。
 自問清掃の歴史はまだ浅いですが、時間になったら自分の清掃場所に行き、汚れている場所を自主的に清掃する強制されない清掃が毎日黙々と行われています。これも素晴らしいです。
 この他にも、毎日の係活動や部活動、友人関係の中にある何気ない思いやりの行動など「必要なことに気づき自主的に行われている行動」は富にあるのではないでしょうか。
 このように「必要なことに気づき、自主的に考えて行動することが出来るところ」が私の考える犬中生の強みだと思います。
 犬飼中が古くから加盟しているJRCには「気づき 考え 実行する」という目標があります。その中で一番大切にしている目標は「気づく」ことです。自主的な行動も、どんな素晴らしい活動も「これをしよう」と気づかなければ何も始まらないからです。皆さんもこれからの人生の中でこの「気づき」を大切に自主的な生活を心がけていってほしいと思います。

 

  O.Y先生は、本校に3回赴任し、通算で22年間勤務されました。地域のことも、学校の様子も熟知し、その変遷を見届けてきました。

 ある時、一緒に中庭を眺めながら、「色あざやかな中庭は、本校の自慢でしたよね。」と話していました。この会話から始まったのが「中庭再生作戦」でした。40年弱経過しましたので、元通りの色合いとはいきませんでしたが、ずいぶん復元されました。

 ありがとうございました。

キラキラ ボランティア推進会議を行いました!

 本校は、多くの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいています。おかげさまで、子供たちの豊かな学びが実現され、明るく生き生きとした学校生活を過ごすことができています。

 本町では、2年前に「学校運営協議会」を校内に組織し、コミュニティ・スクールを展開しています。

 教職員だけで実施することが難しい教育活動も、保護者や地域の皆様のアイディアとお力をお借りし実施することができました。

 特に、コロナ禍の中でも前に進むことができたのは、コミュニティ・スクールに対する理解と協力を惜しまない保護者や地域の皆様のおかげであると実感しています。

 

 2月16日(木)、ボランティア推進会議を開催しました。PTA代表1名、地域ボランティア8名、学校8名、文部科学省アドバイザー1名の皆様に参加していただきました。

 

 ボランティア推進会議の目的は、「保護者と地域ボランティアの皆様と教職員とが顔の見える関係をつくること」「それぞれの思いや願いを共有すること」です。

 本校のこれまでの歩みについてご説明し、活動の様子をまとめた動画を視聴していただきました。その後、意見交換をしていただきました。

 

 ◆中学生がどのような人に成長してほしいか。

 ・礼儀やマナーが身に付いている人  ・社会で通用する人  ・地元を愛し、地元に根付いた人  ・自分に自信の持てる人  ・目標の持てる人

 

 ◆そのために、それぞれの立場からどのようなことができるのか。

 ・町の課題や現状を伝えること  ・人材を発掘すること

 

 ◆令和5年度の総合的な学習の時間に実施する取組(町づくり)に対して、それぞれができること。

 ・町議会に行って提案する   ・自ら学び合えるような機会を提供すること  ・ボランティアの皆様と中学生が話し合う場を持つこと

 

 保護者、地域の皆様、教職員のそれぞれにとって「Win - Win - Winの関係」であることが大切であると考えます。

 ボランティア推進会議は、思いを語り、 思いを理解し、思いを共有する場であると捉えています。

 本日の会議には、それぞれの立場の皆様にご出席していただきました。ご意見や声を令和5年度の本校のグランドデザインに盛り込みたいと思います。

 ご多用の中、ご出席いただきましたことに感謝申し上げます。

 

 

 

講演会の振り返りを紹介しました!

 2月14日(火)、シギ―吉田様の講演の振り返りを校内放送で紹介し、共有しました。

 

 

■夢をあきらめないで進もうとする気持ちは大切だなと思いました。

■何かが起きて夢を失ってしまったとしても、違う視点から物事を見てみるということが大切なんだということを学ぶことが出来た。

■私は夢を語るだけでは夢はかなわないと思います。
でも、叱ってくれる人もいるし、支えてくれる人もいるのでその人たちに感謝して生活していきたいです。

■大怪我を負ったシギーさんが、日常を楽しんでいる姿がかっこいいと思いました。

■挫折も、次へのチャンスであることを、シギーさんの講演で感じました。

■挫折をしたからといって夢をあきらめるのではなく、絶対にかなえてやろうという思いを大切にしていきたいです。

■私はしっかりとした夢がなく大きくて素敵な夢を持っている友達がキラキラ輝いて見えていました。夢はあぁしたいなという願望で、希望は持つべきものという言葉でまずは小さな希望から持ってみようかなと、思いました。今の中学校生活でそばにいてくれる友達とよりよい時間を過ごしていきたいです。挫折しても、希望をもって失望しちゃっても新しい希望をもって新たな道を歩んでいきたいなと思いました。シギー吉田さんの講演会の話を聞いて生き方・考え方がとてもたくましくかっこいい大人だなと思いました。今の環境や今日の講演会に感謝して今後も生活していきたいです。

■希望を捨ててはいけないと知りました。人生がどんな状況にあっても、希望を捨ててしまっては挑戦をしていないのと同じ、成功があるはずがないなと思いました。そして、不安な未来を進むためにも希望が必要なんだと講演を聞いて気づくことができました。
もし自分がこのような立場になったら、この演説を思い出し、行動に移そうと思います。
今日はとてもためになる講演会でした。

■どれだけ絶望することがあっても、あきらめずに、ゆっくりでも進めばいつか希望が見えてくるということや、今は気づかないかもしれないけれど、時がたてば仲間がどれだけ大切か、どれだけ支えてくれたのかに気づけるということ学びました。
どれだけつらい状況になっても、希望を捨てずに進み、今でも新たな気づきを得て進むシギーさんの話を聞いて、これから自分もそのように生きていきたいと思いました。

 

 

 シギ―吉田様の講演は、「夢や希望を持てる教育活動」であったことが子供たちの言葉からはっきりと伝わってきます。心に響くご講演ありがとうございました。

 紹介できなかったすべての振り返りを「ホームページ - ハッピーボックス」に掲載しますのでご覧ください。また、シギ―吉田様にすべての振り返りを送付しました。

 

 話を聴くことができる子供たちに成長していることを、心から嬉しく思います。

素敵な手紙が届きました!

 昨年12月、壬生寺第二保育所の園児の皆様と第3学年の生徒は、家庭科の保育で「オンライン交流学習」を行いました。

 園児に楽しんでもらえるようにクイズを考えたり、絵本を準備したり、ダンスや出し物を練習したりしました。また、手作りの名札を製作しプレゼントしました。

 オンラインではありましたが、園児の純粋な笑顔に触れ、受験勉強の疲れも吹き飛んだようでした。

 

 2月13日(月)、素敵な手紙が届きました。

 冬休み明け、ようやく文字が書けるようになった子供たちが、一文字一文字心を込めて書いた様子が園長先生の礼状に綴られていました。ひらがなに加えてカタカナも混じっていました。子供たちが生まれて初めて書いたお礼の手紙だそうです。

 コロナ禍ではありますが、こうして保育園児と中学生との交流ができますことに心から感謝申し上げます。

 素敵な贈り物をありがとうございました。

 

郷土料理作りに挑戦!

 季節は日ごとに春に向かっています。

 

 節分後の最初の午(うま)の日を「初午」と呼んでいます。今年は、2月5日(日)でした。

 711年の初午、伏見稲荷大社の神であるウカノミタマが稲荷山に下りたため、全国の稲荷神社で豊作や商売繁盛を願いました。

 稲荷神社に備えるものがなく困り果てた下野の国(栃木県)は、お正月料理で余った鮭の頭や節分の残り物の大豆などを活用した料理を考え赤飯と一緒にお供えしました。

 これが、郷土料理「しもつかれ」の誕生秘話だそうです。

 

 

 2月13日(月)、2年生は、先人の知恵から考案された郷土料理「しもつかれ」とかんぴょうを食材とした調理実習を行いました。

 「しもつかれ」の味付けは、各家庭によってちょとずつ異なるそうです。ご近所など7軒分の「しもつかれ」を食べると無病息災でいられると語り継がれており、人と人とのつながりを大切にしてきた文化も感じられます。

 

 かんぴょうを用いた料理は、「かんぴょうの卵とじ」「かんぴょう揚げ」「かんぴょう巻き寿司」「ナムル」「かんぴょうの胡麻酢和え」「かんぴょうと豆腐のお焼き」など様々でした。班ごとに考えたレシピや手順で調理を行っていました。

 このように郷土料理について学ぶことは、郷土に対する誇りや愛着を育むことにつながると思われます。

 楽しそうな表情で仲間と協力して実習を進める姿が見られました。

お祝い 3,000,000 突破!

   本校ホームページを閲覧していただきありがとうございます。

   アクセス件数が300万件を突破しました。

 

 令和4年8月14日、アクセス件数が2,000,000件を突破。

 令和4年1月13日、アクセス件数が1,000,000件に到達。

 

 生徒会は、「想いをカタチに!」しています。表現力は豊かになっているなと思います。ブログを通して、お知らせしたい子供たちの姿がたくさんあります。子供たちの輝く姿をみんなで共有できることが幸せなことであると確信しています。

 

 「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します!」というビジョンに込めた想いをこれからも大切にしていきます。

 本校を応援してくださるすべての皆様にとって「幸せな時間」となることを願って…。

    

シギ―吉田様の講演会を行いました!

 本校は、「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」というビジョンの下で、生き方教育に力を注いでいます。

 壬生町出身であるシギ―吉田様の生き方から、夢や志を持ってたくましく生きることの大切さを理解させ、3学期のテーマ「強みを知り、強みを生かそう!成長、感謝、そしてネクストステージへ!」に迫る時間にしたいと考え、講演会を実施しました。

 

 2月10日(金)、壬生町出身のカメラマン、シギ―吉田様を講師としてお招きし、ご講話をしていただきました。吉田様は、「松葉杖のカメラマン」として広く知られています。

 「『14才のキミへ』 ~希望と再生のスクラム~」と題して、体育館の2年生には直接、教室の1・3年生にはオンラインによる講演会です。講演会の構成は、基調講演とパネルディスカッションとしました。

 

 

 吉田様の生い立ちや事故に遭った後の生き方については、道徳科で既に学んでいます。

 目の前のご本人が、どのような言葉を自分たちに向けて語っていただけるのか興味津々な生徒の表情が印象的でした。

■希望とは何か?

 夢とは、○○になりたい、こうありたいなどの願いである。希望とは、逆境の時に目指すもの、不安な未来に必要なものである。

 絶望を受け入れることができて、希望が再生される。

■夢をあきらめそうになった時どうしたよいのか?

 受け入れられなくて、うろうろしている自分がいる。そうした中から新しい夢が再生してくる。夢のために頑張ってほしい。

 

 

  1月から2月にかけ、講演会を3度開催しました。すべてがキャリア教育に関する内容です。現在、「主体的・対話的で深い学び」の実現が授業で求められています。これらの講演会では、以下のアンダーライン箇所が、子供たちの発言や振り返りの言葉で確認できました。


①学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる主体的な学び」が実現できている。

 

②子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める対話的な学び」が実現できている。

 

③習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」が実現できている。

 

 子供たちの学びを支えてくださる皆様に心から感謝申し上げます。

リレーで伝える本校の強み!⑤

「リレーで伝える本校の強み!」第5弾は、ALTの先生の思いを語ってもらいました。

 

■Strong points of our school conveyed in the relay

  Hello, everyone. This is K. H.

  First, I must say that it is a pleasure to work at Minami Inukai JHS. The atmosphere of the school is very welcoming. The teachers and staff are always willing to help and through their examples, I’ve learned to say “konnichiwa” and “ohayogozaimasu” with a strong and hearty voice.

 The students are friendly and positive. I’ve come to admire how they selflessly encourage each other through cheers of “ganbatte kudasai” and “fight” even for the simplest tasks. Everyone, please continue to do your best and continue to live by the values you have learned at Minami Inukai JHS. Thank you.

  

 こんにちは、みなさん。K.Hです。まず、南犬飼中学校で仕事ができることを嬉しく思っています。 南犬飼中学校はとてもアットホームな雰囲気の学校です。 先生方は、いつも私のことを喜んで助けてくれます。私が、元気よく心を込めて、日本語で「こんにちは」や「おはようございます」とあいさつをすることができるようになったのは、生徒の皆さんや先生方の素晴らしいお手本のおかげです。

  生徒のみなさんは、とてもフレンドリーでポジティブです。 些細なことでも「がんばって」とか「ファイト」と、自分のことを省みず他の人のために励まし合う姿に感心しています。生徒の皆さん、これからも南犬飼中学校で学んだ価値観を胸に、頑張って生きていってください。

ありがとうございました。

 

 ダイバーシティー(多様性)の世の中です。多様な考え方が尊重される世の中です。

   国境という線は存在しません。正しいか誤っているかという線も見えずらくなっています。だから、相手の話にじっくりと耳を傾けること、対話をして相手を理解し、納得解を見い出すことが求められるのだと思います。

 ALTの先生は、英語を学ぶ意味や英語を通して世界を見る目、世界はつながっていることを教えてくれます。

 ありがとうございました。

学校運営協議会を開きました!

 2月9日(木)、今年度最後の「学校運営協議会」を開催しました。

 協議会の主な内容は以下のとおりです。

■コミュニティ・スクールの推進状況(動画視聴)

■第2回学校評価の集計結果の報告

■「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業実践への提言

■令和5年度 教育課程編成上の留意点(変更点)

■令和5年度 学校経営計画(案)の説明

 

 2度行った学校評価を基に、令和5年度の教育課程編成について1月初旬に教職員に提示し、意見を募りました。

 本日の学校運営協議会は、学校評価結果等を踏まえた根拠を基にして作成した「学校経営計画」を承認していただくものです。

 

 委員の皆様から頂いたご意見は以下のとおりです。

□子供たちが考えたイベントを実際にやってみる「クエストエデュケーション」を提案したい。

□大人が変わらなければ子供は変わらない。保護者や地域、教職員それぞれに役割があり、そのことを話し合える場が必要である。

□学校評価からも「自信がない」ことがうかがえる。世の中全体が失敗をしないような風潮が広がっていることも影響している。

□情報化社会は急速に広がり、モラルの指導の積み重ねが必要である。

 「学校運営協議会」を有する学校をコミュニティ・スクールと呼びます。実にたくさんの保護者や地域の皆様の支援をいただいていることが分かります。令和5年度は、一層コミュニティ・スクールを進めていくことを承認していただきました。

全校道徳を行いました!

 壬生町出身の写真家シギ―吉田様にご講話を依頼したところ、快諾していただきました。

 2月8日(水)、吉田様とはどういう方なのか、吉田様の生き方や支えた友情について学ぶことをねらい道徳授業を全校で実践しました。

 

 

 吉田様は、ラグビーをやりたいという志を持って佐野高校に進学しました。ラガーマンの聖地「花園」で行われる全国大会に出場し、高校日本代表候補の合宿に参加しました。その合宿で、スクラムを組む練習中に頸椎損傷という大事故に遭いました。

 事故後、多くの人たちに支えられていることを知り、どんなことがあっても生き続けようという希望が生まれました。リハビリを続け、現在はカメラマンとして活躍しています。

 吉田様は、「栃木県道徳教育郷土資料集(中学校編)」に「17歳のキミへ」という教材で取り上げられています。

 高校時代からの親友との深い信頼に基づいた友情が、吉田様の生き方を変えるきっかけになりました。日本代表として活躍した親友は、現在、佐野高校で教師となりラグビーを指導しています。

 壬生町出身の吉田様の生き方に共感し、「友情とは何か」について考える時間となったに違いありません。

 吉田様の講演会は、2月10日(金)14:40~本校体育館で行います。

 

 

 

本校のコミュニティ・スクールについて報告しました!

 2月7日(火)、壬生町役場において「地域学校協働活動推進事業研究会」という会議が開かれました。その会議において、この3年間で本校が実践してきた「コミュニティ・スクール」を紹介する機会を得ました。

 報告する内容をまとめていると、実にたくさんの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいたことがはっきりとしました。そして、1つ1つの関わりが、子どもたちの豊かな学びにつながっていることを実感しました。

 公立学校の強みは、「地域をもっていること」だと思います。地域の人、モノ、ことなどすべてが教育にとっての最大の環境要因であるからです。

 学校には、信頼できる大人の力が必要です。保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただき、教職員だけでは実現することのできない豊かな学びを実現していきたいと考えています。

 今後ともご協力をお願いします。具体的に協力していただきたいことについては、学校だより等でお伝えしていきます。 

「小中連携 あいさつ運動」を企画中です!

 本校の生徒会役員は、毎朝、昇降口でさわやかなあいさつをしています。さらに、月初めに「犬中あいさつの日」を設定し、有志によるあいさつ運動を展開しています。

 

 こうした運動を「南犬飼中学校区」に広げる企画が上がってきました。

 目的は、「南犬飼中学校区の児童・生徒が、自分から進んで元気にあいさつできるように働きかけ、地域の活性と連携した指導体制をつくる。」としています。

 出身小学校に出向いて、小学生と一緒にあいさつ運動を展開することに大きな意味があります。

 中学校区の学校間で連携できる取組が始まります。こうした連携が少しずつ広がっていくことを期待したいと思います。実施は、2月の最終週から3月第1週の朝の時間帯を予定しています。

 初めての試みではありますが、各小学校の校長先生方はこの企画を快諾していただきました。心から感謝申し上げます。

リレーで伝える本校の強み!④

 「リレーで伝える本校の強み!」第4弾は、次期生徒会長が思い描いている「強み」について語ってもらいました。

 

■私が思う本校の強みは、「一人一人の個性を生かして活動していること、やるときはやり、何事にも全力で取り組むこと」の2点であると思います。

 具体的には、運動会や輝光祭などの学校行事において、生徒一人一人の個性が輝き、全力で取り組んでいる姿をたくさん見ることができました。これこそ本校の強みであると思います。

 2年生は、先週、立志スキー学習に行ってきました。そこでも同じように、私の考える本校の強みを発揮することができていたなと思います。

 例えば、一人一人の立志の誓いで個性があふれていること、その誓いを全員が真剣に聞いていることです。

 しかし、2年生には弱みもあります。私たちの弱みは、「自分くらいはいいや」といった甘さがあります。このような弱みを克服していきたいと思います。

 令和4年度の犬中の強みを、来年度もカタチにして受け継いでいきます!

 

 

 「伝統不息」の石碑が登校する生徒を出迎えています。脈々と受け継がれた伝統は校風となります。

 ノーチャイムは、生徒を全面的に信頼してきた本校の校風そのものです。それに応えてきたのは皆さんの先輩方です。

 皆さんも新たな校風を創り出しています。これからの時代に求められる資質・能力に沿った「聴く力」や「対話する力」や「表現する力」です。そのことをあらゆる機会で発揮できていることを誇りに思ってください!

 次期生徒会長の伝統継承の覚悟を心強く感じました。ありがとうございました。

 

第2回 学校保健委員会を行いました!

 生徒会活動が活性化され、各委員会の活動にたくさんの工夫と意欲が感じられます。

 Withコロナと言われる中、学校生活も様々な感染対策を講じ、今までとは違った生活様式を当たり前にできるようになりました。特に、保健委員会と給食委員会の常時活動は、直接関わりがあります。

 今年度、学校保健、学校安全、学校給食の取組をまとめて報告した「健康推進学校審査会」中学校の部において、下都賀地区最優秀校、栃木県最優秀校となり表彰されました。

 2月2日(木)、第2回学校保健員会をオンラインで開催しました。

 学校保健委員会のテーマは「WITHコロナ~望ましい生活習慣の定着を目指して~」としています。

 それぞれの委員会の代表が、実践した内容と成果や今後の課題について報告しました。

 保健委員会は、シャボネット液や消毒液の補充、給食後の歯磨きの実施状況やハンカチ所持率の調査結果、新たに教室の換気の効果については発表しました。

 

 給食委員会は、SDG'sの視点からごみの軽量化作戦に取り組んだ様子を動画に収めていました。ごみの量を半減することができました。

 

 

 学校医様、学校歯科医様、学校薬剤師様の皆様方にも参加していただき、ご助言を賜りました。

 ・手洗いの際、手のひらのけがなどに留意してほしい

 ・食後のブラッシングの習慣化を継続してほしい

 ・清潔なハンカチを持参してほしい

 

 本校生徒に身に付けさせたい4つの力を、「目標を持つ力」「自分を律する力」「人間関係を築く力」「課題を解決する力」としています。

 健康に対する取組においても、こうした力をバランスよく発揮していくことが大切であると実感しました。

 

 できることを見い出し、学校保健委員会を継続することができました。ご協力いただいた学校三師の皆様や保護者に心から感謝申し上げます。

特色選抜入試の願書等を提出しました!

 栃木県立高等学校全日制課程の入学者選抜は、一般選抜と特色選抜の2通りがあります。

 

 一般選抜は、5教科で行う学力検査と一部の学校で面接を実施します。

 特色選抜は、各学校が定める「特色選抜に出願するための資格要件」を満たす者で、合格内定後は入学を確約できることが条件です。募集定員の「10%程度」「20%程度」「30%程度」のいずれかから各学校・学科ごとに定められます。

 面接、作文または小論文、独自の検査を行う学校もあります。

 

 2月1日(水)、特色選抜の出願でした。

 本校からは、宇都宮市、真岡市、鹿沼市、日光市、下野市、小山市、栃木市、壬生町など県内広範囲にわたる21校、19学科に出願します。

 

 3年生の廊下には、特色選抜入試までの日めくりカレンダーが表示されていました。

 3年生の皆さん、寒さは厳しい時期ですが、自分の可能性を信じて頑張ってください!

 

立志式を行いました!

 1月27日(金)、第2学年は、奥日光高原ホテルにて立志式を行いました。

 立志は、かつての元服に相当します。中学2年生のこの時期は、これからの自分を考える大切な節目でもあります。

 式は、厳粛な雰囲気の中で行われました。

 一人一人が、将来に向けた決意を自らの言葉で披露しました。将来の夢、人としての生き方、社会への貢献など真摯に自分と向き合う姿勢に心打たれました。

 式典後は、それぞれの保護者が思い出の写真とともに我が子に向けたメッセージが紹介されました。名前に込められた願いや将来に向けた声援などたくさんの愛情が込められたメッセージに感動しました。多くの保護者は、「幸せな人生を送ってほしい!」「優しい人になってほしい!」「思いやりのある人になってほしい!」「自分らしく!」などを望んでいることが分かりました。

 子供たちは、スライドに映し出された原本を手にし、保護者に対する思いをはがきにしたためました。

 幸せであることを実感するひとときとなりました。

 

【式辞】

 山本有三という栃木市出身の作家がいます。代表作に「路傍の石」という作品があります。主人公は、愛川吾一という少年です。
 吾一少年は、鉄橋にぶら下がり、汽車を止めてしまうという事故が起こします。そのことを知った担任の次野先生が吾一少年を諭した言葉です。

 

 次野先生の言葉には、二つの大きな意味が込められていると思います。
 まず一つは、この「われ一人なり」は、「吾一」という名前でなくても、皆さん一人一人にも言えるということです。この世の中に、自分という存在は一人しかいません。つまり、人はそれぞれに、一度しかない人生を、一つしかない命を生きています。皆さんの一人一人が、そして皆さんのまわりの一人一人が、一度きりの一生を、一つしかない命を生きている大切な存在です。自分自身の存在を、そして仲間の存在を大切にできる皆さんであってほしいと思います。

 もう一つは、「たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」という言葉です。
 「自分を生かす」とは、「本気で生きる」そして「幸せをつかむ」という意味です。人生は一度きりです。幸せになる権利は、誰もに与えられたものです。 

 志という言葉は、士と心で構成された文字ではなく、之と心でできた文字です。心が之(ゆく)です。心が方向を持つということです。 こういう人生を歩みたいという方向を決めたならば、前に進むということを意味しています。志を高く、一度きりの人生を歩んでほしいと思います。


 皆さん一人一人が、幸せな時間をたくさん作りだせるようにと心から願い、式辞といたします。

スキー学習に行ってきました!

 第2学年は、1月27日(金)より1泊2日で奥日光にスキー学習に行ってきました。

 スキー学習の目的は、

①自己の目標に向かって努力する態度を養う。

②生徒間の相互理解を深め、健全な心身を育成する。

③自分の役割に責任をもって取り組む実践の場とする。

としました。

 掲げたスローガンは「踏み出せ一歩 未来の道へ ~ スキー大スキー!!!!! ~です。

 各クラス2名の10名の実行委員が中心となって、出発式をはじめとする式典の計画や当日の運営を行いました。

 

 スキー場は、粉雪の舞う絶好のスキー日和となりました。生まれて初めてスキーを経験する者が半数以上です。

 ブーツに足を踏み入れた途端に、自由に身動きできない状態を、「ペンギンの気持ちがよく分かる!」と表現していました。

 

 一面白銀のゲレンデは、少年少女の心を一瞬で子どもに変えてくれました。誰も歩いていない新雪の上を、楽しむかのように足跡をつけていました。

 

 

 スキー学習は、これまでの経験を基に15班(1班10名前後)に編成されました。スキー用具の脱着、転び方、起き上がり方、止まり方、歩き方、方向変換、リフトの乗り降り、滑り方など1つ1つの過程を丁寧に学ぶ姿が印象的でした。

 スキーは、自らの成長を実感できるスポーツです。できるようになったことを自らが味わうことができるからです。

 2日目にスキーブーツをはくまでの時間も短縮し、自然に歩き出す姿がそのことを物語っていました。

 

 

 子供たちの姿を見ていて、相田みつを氏の言葉を思い出しました。

 

受身
柔道の基本は受身
受身とは投げ飛ばされる練習
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習
人の前で負ける練習です。

つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です。

自分のカッコの悪さを多くの人の前で ぶざまにさらけ出す練習
それが受身です。

柔道の基本では カッコよく勝つことを教えない 素直にころぶことを教える いさぎよく負けることを教える

長い人生には カッコよく勝つことよりも ぶざまに負けたり
だらしなく恥をさらすことのほうが はるかに多いからです。

だから柔道では 始めに負け方を教える
しかも、本腰を入れて 負けることを教える

その代り ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る
それが受身の極意 極意が身につけば達人だ

若者よ 失敗を気にするな 負けるときにはさらりと負けるがいい
口惜しいときには「こんちくしょう!!」と、正直に叫ぶがいい 弁解なんか一切するな 泣きたいときには 思いきり泣くがいい やせ我慢などすることはない

その代り スカッーと泣いて ケロリと止めるんだ
早くから勝つことを覚えるな 負けることをうんと学べ 恥をさらすことにうまくなれ そして下積みや下働きの 苦しみをたっぷり体験することだ 体験したものは身につく 身についたもの それはほんものだ

若者よ 頭と体のやわらかいうちに 受身をうんと習っておけ 受身さえ身につけておけば 何回失敗しても すぐ立ち直ることができるから… そして 負け方や受身の ほんとうに身についた人間が 世の中の悲しみや苦しみに耐えて ひと(他人)の胸の痛みを 心の底から理解できる やさしい暖かい人間になれるんです。

そういう悲しみに耐えた 暖かいこころの人間のことを 観音さま、仏さま、と呼ぶんです。

 

 子供たちの笑顔が輝いていました。

 少しの成長を感じ取れたこと、やればできるという実感を味わえたこと、仲間の存在が自分を勇気づけてくれたことなど大切なことを学ぶことができたスキー学習でした。

 

 

 

 

学校だより1月号

 12月には、第2回学校評価アンケートにご協力をいただきありがとうございました。評価結果をまとめ、次年度の学校経営計画や教育計画の作成を進めているところです。

 キャリア教育を兼ね計画的な講演会を行っています。また、第2学年は、1月27日(金)から1泊2日で、日光湯元に立志記念スキー学習に出かけます。

 明るい未来を見つめながら、力強く歩みを進めていこうと思います。

 

 学校だより1月号が出来上がりました。ぜひともご一読ください。

 

リレーで伝える本校の強み!③

 「リレーで伝える本校の強み!」第3弾は、生徒会長が思い抱いている「強み」について、自分の言葉で語ってもらいました。

 

■私の考える本校の強みは、「想いがカタチとなり、学校が活発化していること」だと思います。

 生徒の皆も、「本校の強みは何か?」と問われたら、きっと同じようなことを思い浮かべるはずです。それは、皆さんが「有志による多くの取組にも参加してくれたこと」「当事者意識を持って『生活の心得』の見直しを行ったこと」などにより、主体性が磨かれたのだと考えます。 

 本校の強みは皆さん自身の強みにもなりえます。後輩の皆さん、個々の強みを生かし新たなステージで輝いてください!

 そして、3年生のみんな、今は受験で辛い時期だけれど最後まで頑張ろうね!

 

 

 故やなせたかし氏が作詞した「アンパンマンのマーチ」に、「何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ!」という一節があります。

 子供たち誰もが「うれしい」と言える「生きる喜び」を感じるような世界を、それぞれの与えられた場で、それぞれの力でつくりあげてほしいという願いが込められています。

 この歌詞は、特攻隊員として若い命を戦争で失ったやなせ氏の弟を思う心の叫びでもあったそうです。

 


「アンパンマンのマーチ」   作曲 やなせたかし 作曲 三木たかし

 

 そうだ!うれしいんだ 生きる喜び たとえ 胸の傷が痛んでも

 何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ!

 今を生きることで 熱いこころ燃える だから君は行くんだ ほほえんで

 そうだ!うれしいんだ 生きる喜び たとえ 胸の傷が痛んでも

 ああ アンパンマン やさしい君は 行け!みんなの夢守るため

 

 中学校生活を送る中で、経験を通して本校の「強み」を実感し、そのことを自分の言葉で伝える生徒を頼もしく思います。

 強みを自信や力に変えてほしいと思います。

 生徒会長ありがとうございました。