学校生活の様子・ブログ
「小中連携 あいさつ運動」を企画中です!
本校の生徒会役員は、毎朝、昇降口でさわやかなあいさつをしています。さらに、月初めに「犬中あいさつの日」を設定し、有志によるあいさつ運動を展開しています。
こうした運動を「南犬飼中学校区」に広げる企画が上がってきました。
目的は、「南犬飼中学校区の児童・生徒が、自分から進んで元気にあいさつできるように働きかけ、地域の活性と連携した指導体制をつくる。」としています。
出身小学校に出向いて、小学生と一緒にあいさつ運動を展開することに大きな意味があります。
中学校区の学校間で連携できる取組が始まります。こうした連携が少しずつ広がっていくことを期待したいと思います。実施は、2月の最終週から3月第1週の朝の時間帯を予定しています。
初めての試みではありますが、各小学校の校長先生方はこの企画を快諾していただきました。心から感謝申し上げます。
リレーで伝える本校の強み!④
「リレーで伝える本校の強み!」第4弾は、次期生徒会長が思い描いている「強み」について語ってもらいました。
■私が思う本校の強みは、「一人一人の個性を生かして活動していること、やるときはやり、何事にも全力で取り組むこと」の2点であると思います。
具体的には、運動会や輝光祭などの学校行事において、生徒一人一人の個性が輝き、全力で取り組んでいる姿をたくさん見ることができました。これこそ本校の強みであると思います。
2年生は、先週、立志スキー学習に行ってきました。そこでも同じように、私の考える本校の強みを発揮することができていたなと思います。
例えば、一人一人の立志の誓いで個性があふれていること、その誓いを全員が真剣に聞いていることです。
しかし、2年生には弱みもあります。私たちの弱みは、「自分くらいはいいや」といった甘さがあります。このような弱みを克服していきたいと思います。
令和4年度の犬中の強みを、来年度もカタチにして受け継いでいきます!
「伝統不息」の石碑が登校する生徒を出迎えています。脈々と受け継がれた伝統は校風となります。
ノーチャイムは、生徒を全面的に信頼してきた本校の校風そのものです。それに応えてきたのは皆さんの先輩方です。
皆さんも新たな校風を創り出しています。これからの時代に求められる資質・能力に沿った「聴く力」や「対話する力」や「表現する力」です。そのことをあらゆる機会で発揮できていることを誇りに思ってください!
次期生徒会長の伝統継承の覚悟を心強く感じました。ありがとうございました。
第2回 学校保健委員会を行いました!
生徒会活動が活性化され、各委員会の活動にたくさんの工夫と意欲が感じられます。
Withコロナと言われる中、学校生活も様々な感染対策を講じ、今までとは違った生活様式を当たり前にできるようになりました。特に、保健委員会と給食委員会の常時活動は、直接関わりがあります。
今年度、学校保健、学校安全、学校給食の取組をまとめて報告した「健康推進学校審査会」中学校の部において、下都賀地区最優秀校、栃木県最優秀校となり表彰されました。
2月2日(木)、第2回学校保健員会をオンラインで開催しました。
学校保健委員会のテーマは「WITHコロナ~望ましい生活習慣の定着を目指して~」としています。
それぞれの委員会の代表が、実践した内容と成果や今後の課題について報告しました。
保健委員会は、シャボネット液や消毒液の補充、給食後の歯磨きの実施状況やハンカチ所持率の調査結果、新たに教室の換気の効果については発表しました。
給食委員会は、SDG'sの視点からごみの軽量化作戦に取り組んだ様子を動画に収めていました。ごみの量を半減することができました。
学校医様、学校歯科医様、学校薬剤師様の皆様方にも参加していただき、ご助言を賜りました。
・手洗いの際、手のひらのけがなどに留意してほしい
・食後のブラッシングの習慣化を継続してほしい
・清潔なハンカチを持参してほしい
本校生徒に身に付けさせたい4つの力を、「目標を持つ力」「自分を律する力」「人間関係を築く力」「課題を解決する力」としています。
健康に対する取組においても、こうした力をバランスよく発揮していくことが大切であると実感しました。
できることを見い出し、学校保健委員会を継続することができました。ご協力いただいた学校三師の皆様や保護者に心から感謝申し上げます。
特色選抜入試の願書等を提出しました!
栃木県立高等学校全日制課程の入学者選抜は、一般選抜と特色選抜の2通りがあります。
一般選抜は、5教科で行う学力検査と一部の学校では面接を実施します。
特色選抜は、各学校が定める「特色選抜に出願するための資格要件」を満たす者で、合格内定後は入学を確約できることが条件です。募集定員の「10%程度」「20%程度」「30%程度」のいずれかから各学校・学科ごとに定められます。
面接、作文または小論文、独自の検査を行う学校もあります。
2月1日(水)、特色選抜の出願でした。
本校からは、宇都宮市、真岡市、鹿沼市、日光市、下野市、小山市、栃木市、壬生町など県内広範囲にわたる21校、19学科に出願します。
3年生の廊下には、特色選抜入試までの日めくりカレンダーが表示されていました。
3年生の皆さん、寒さは厳しい時期ですが、自分の可能性を信じて頑張ってください!
立志式を行いました!
1月27日(金)、第2学年は、奥日光高原ホテルにて立志式を行いました。
立志は、かつての元服に相当します。中学2年生のこの時期は、これからの自分を考える大切な節目でもあります。
式は、厳粛な雰囲気の中で行われました。
一人一人が、将来に向けた決意を自らの言葉で披露しました。将来の夢、人としての生き方、社会への貢献など真摯に自分と向き合う姿勢に心打たれました。
式典後は、それぞれの保護者が思い出の写真とともに我が子に向けたメッセージが紹介されました。名前に込められた願いや将来に向けた声援などたくさんの愛情が込められたメッセージに感動しました。多くの保護者は、「幸せな人生を送ってほしい!」「優しい人になってほしい!」「思いやりのある人になってほしい!」「自分らしく!」などを望んでいることが分かりました。
子供たちは、スライドに映し出された原本を手にし、保護者に対する思いをはがきにしたためました。
幸せであることを実感するひとときとなりました。
【式辞】
山本有三という栃木市出身の作家がいます。代表作に「路傍の石」という作品があります。主人公は、愛川吾一という少年です。
吾一少年は、鉄橋にぶら下がり、汽車を止めてしまうという事故が起こします。そのことを知った担任の次野先生が吾一少年を諭した言葉です。
次野先生の言葉には、二つの大きな意味が込められていると思います。
まず一つは、この「われ一人なり」は、「吾一」という名前でなくても、皆さん一人一人にも言えるということです。この世の中に、自分という存在は一人しかいません。つまり、人はそれぞれに、一度しかない人生を、一つしかない命を生きています。皆さんの一人一人が、そして皆さんのまわりの一人一人が、一度きりの一生を、一つしかない命を生きている大切な存在です。自分自身の存在を、そして仲間の存在を大切にできる皆さんであってほしいと思います。
もう一つは、「たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」という言葉です。
「自分を生かす」とは、「本気で生きる」そして「幸せをつかむ」という意味です。人生は一度きりです。幸せになる権利は、誰もに与えられたものです。
志という言葉は、士と心で構成された文字ではなく、之と心でできた文字です。心が之(ゆく)です。心が方向を持つということです。 こういう人生を歩みたいという方向を決めたならば、前に進むということを意味しています。志を高く、一度きりの人生を歩んでほしいと思います。
皆さん一人一人が、幸せな時間をたくさん作りだせるようにと心から願い、式辞といたします。