学校生活の様子・ブログ
ハッピーボックス掲載
お昼の放送をハッピーボックスに掲載しました。今回は特別企画、教頭先生からのメッセージです。
漫画スラムダンクの中で、海外留学を志す流川選手は、インターハイ優勝候補の山王高校エース沢北選手と対決する際に「偽物じゃない、ありがたてぇ。」とこぼします。「自分より技術や経験をもつ人の胸を借りることで、自分自身が成長する機会を得ることができる。自分を試すことができる。」と流川選手は考えます。物事は捉え方次第で自分の人生観は変わりますね。苦味⇒旨味に変えるのは、まぎれもなく自分です。
2年3組の教室には写真にある言葉が貼られていました。新しい未来を切り拓く子どもたちが、新しい価値観を創造してくれることを期待しています。
情報やメディアの意義・価値を考えよう
3年生の国語では、情報やメディアの意義・価値を考える単元があります。その単元の最後に、能登半島地震のニュースや新聞記事などの情報やメディアにはどのような意義や価値があるのかを探究しました。
生徒はインターネットを使って能登半島地震についてのニュースや新聞記事などを数多く閲覧し、それぞれを比較・分析していきました。そして、発信者の意図を考えたり、受け取る側の利益を考えたり、社会への影響力を考えたりなど、様々な視点で情報やメディアの意義・価値について思考を巡らせていました。最後は、探究した内容をスライドでまとめ、発表しました。
地震直後の避難を呼びかける速報について取り上げた生徒。災害時の地方紙と全国紙の違いを取り上げた生徒。支援への広がりや防災・減災への手立てについて取り上げた生徒。フェイクニュースの悪質性について取り上げた生徒。SNSの情報から被災者の声の重要性を取り上げた生徒など、本当に様々な視点で考えられていて素敵な発表ばかりでした。
授業の振り返りには、
「意義や価値は一つではなくてたくさんあるけど求められているものを発信する必要があるということが一番大事だと思いました。自分が気になる情報を自分でしっかりと判断して騙されないようにしたいです。」
「自分がメディアの意義や価値をとらえる際に用いた視点とは異なる方向から捉えた人の意見を見てそういう、見方もあるのだと感じた。多くの受け手にとっての興味のわくような情報よりも、少数の当事者にとって本当の役に立つことが今のメディアの発信には少ないように思えた。この情報を見ないことで自分の生活に何かもったいないことが起こるのか、など考えながら情報の受け取りの取捨選択をして、生活していきたいと思った。また、メディアの本質をとらえていない情報などに左右されないように生活したい。」
「私はメディアの意義や価値について緊急地震速報からアナウンサーの伝え方、ニュースをどのように表示しているかを見て、もしメディアなしではもっと被害者や死者がでていたのではないかと思いました。緊迫感が伝わり多くの人が助かってほしいということが伝わってきました。また、〇〇さんの発表を聞き、すべての情報を信じるのではなく、メディアリテラシーが大事だと分かりました。」
「最近ではメディアには偽りの情報が多いことや適切に判断しなくてはならないなどということが重要視され、メディアのイメージになってしまっているがメディアは今後の未来へ繋ぐ記録になるというちゃんとした意義があることが分かりました。また、メディアの意義について知ることでメディアのとらえ方が変わりました。」
と書かれていました。情報やメディアの意義・価値を考え、メディアの見方や捉え方も変化したようです。また被災された方への思いも馳せることに繋がりました。
13日(火)まで生徒会で能登半島地震義援金募金を行っています。募金へのご協力宜しくお願い致します。
想いを届けよう
2月8日(木)、放課後の下校時に福祉委員長と福祉副委員長、生徒会長が昇降口に立ち、能登半島地震義援金募金への協力を呼びかけました。
現在、2月5日(月)~13日(火)の期間で生徒が能登半島地震義援金募金活動を行っています。先月の授業参観時にPTAの皆様が募金活動を行ったことを知った生徒会は、「自分たちも被災された方々のために募金活動をしたい」と考え、実際に行動に移しました。きっと皆さんの優しい気持ちは被災地へ届くことでしょう。能登半島地震義援金募金へのご協力宜しくお願い致します。
リーディングDXスクール視察
2月7日(水)福島県三春町から指導主事・小中学校教諭あわせて15名の先生方が、本校のリーディングDXの取り組みを視察にいらっしゃいました。1時間だけではありましたが、本校の授業風景を参観していただき「ルーブリックを子どもたちに示す時の子どもたちのリアクションはいかがでしたか?」「学習グループはどのように作っていますか?」「ここまでにどのようなステップを踏んで単元の目標にアプローチしているのですか?」などご質問いただきました。
各教室で子どもたちに「今日は何をしているの?」と聞くと、社会では「写真を見てどの地方のものか予想を立てました。今はGooglelensで検証しています。僕の予想の書き方は評価Sですよ!」と誇らしげに話してくれました。
理科では「日本の天気についてまとめています。梅雨の時期は気団同士がぶつかり合って停滞前線ができるので雨ですが、夏になると太平洋高気圧が張り出すので、晴れが続きます。」と調べたことを自信をもって教えてくれました。Webから気団の画像を探している子もいました。
国語では、「教科書の『鰹節』について学年主任の先生が読んだことがないと思うので、説明するんです。要約ですね。今日はジャムにグループで協力して作ります。新聞をよく読んでいる先生なので、新聞のレイアウトで書きたいと思います。」と教えてくれました。相手を意識した表現を考えているなんて、なんて素敵なんでしょう!!
英語では「本文を読み取って、7文以上で要約するんですけど、B/A/S評価があるので・・・。とりあえず頑張ってみます。」と教えてくれました。「先生、前の文をさす指示語はTheyであってますか?ロックバンドなんですけど。」との質問に「いいよ。複数だもんね。」と答えるとガッツポーズを見せてくれました。
道徳では、チャットを使って自分の想いをつぶやいていました。友達のつぶやきを読みながら、自分の考えを再構成してノートにまとめていました。
芥川龍之介「トロッコ」の作品から派生して、「羅生門」「河童」などの作品について調べ、文学の特徴について学んでいました。芥川賞と直木賞の違いは?の問いにスラスラと答える子どもたちにびっくりしました。
デジタル教科書の機能を存分に活用していたのは1年生。英語の本文をイヤホンで何度も聞き直す子、本文の過去形にマーカーを引いて確認する子・・・それぞれの学びのスピードで要約を進めていました。
3年生は卒業を控え、答辞を書いてみようということで、ジャムボードに想い出の行事と想いを付箋で書き出し、構成を考えながら文章にしていました。タブレットの画面に2つのウィンドウを開いて活用することも、使いながら自然と習得していました。
「どの授業も学びに向かっていますね。先生方も楽しそう。」とお褒めいただきました。
【本校の教育活動についての説明】
三春町の先生から「数学でのわからない問題の意思表示や生徒会活動でのプレゼンといった、参考になるアイデアをいただきました。失敗しても大丈夫という校風が、色々なことに挑戦できる土台を作っているのだなと感じました。適材適所でのICT活用の見極めは今後の課題になると思います。今日学んだことを今後の授業や教育活動にいかしていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。」と感想をいただきました。
どの教室に入っていっても、子どもたちは自分の学びに夢中で、突然の質問にも今何のために何をしているのかを自分の言葉で堂々と説明できることが、素敵だなと感じました。子どもたちが確実に成長していることを実感した幸せな時間でした。
三春町の先生方には遠方からお越しいただき、子どもたちの姿・教室の雰囲気を賞賛くださいましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。今後とも素敵な教育活動がなされますようお祈り申しげます。
想いは伝わる
2月6日(火)、昨日の雪で学校周辺はとても滑りやすい状況でした。朝から多くの職員が雪かきを行いました。誰かが声をかけるでもなく、学校に来ると一人、また一人と外に出て、いつの間にかみんなで雪かきを行う姿に、チーム南犬飼の姿を感じました。
生徒が登校し始め、職員室から教室に向かう途中にある生徒から、「先生たちで朝から雪かきしてくれたんですね。ありがとうございます。」と声をかけられました。私たちが実際に雪かきをしていた姿は見ていないにも関わらず、雪の状況などから推測し、その苦労を想像し、言葉をかけてくれました。その一言で、「朝から生徒たちのために働いて良かったな」と心から思える出来事でした。
目に見えるものから、目に見えないところを想像する。今回で言えば、雪の状況から、先生たちの働く姿を想像したわけです。そして感謝の気持ちを言葉にしてくれました。このように心豊かな生徒に育っていることを嬉しく思います。そして、生徒のことを想う気持ちは伝わるものだなと改めて感じました。
ハッピーボックスのお知らせ
★お昼の放送をハッピーボックス(ここをクリック)に掲載しました。
★1月31日(水)壬生町特別教育講演会が開催されました。私たち教職員にとって大きな学びとなりました。お忙しい中、遠方よりお越しいただき、私たちの疑問や不安を払拭する学びの機会を与えていただけたこと心より感謝いたします。ありがとうございました。
この研修の様子は、NHKニュース630で放送されるとともに、NHKWebニュース(ここをクリック)に掲載されています。
2年生クエストエデュケーション最終発表
2月2日(金)各企業の方々をお招きして、最終発表会が行われました。それぞれの課題に対して、子どもたちは試行錯誤してスライドを作り、プレゼンしていました。最終日の今日は「この活動を通して、どんなことを感じましたか?」「大人になったときに、子どもたちにどんなことをしてあげたい?」などを質問されて、「楽しませたい」「地域を盛り上げたい」「地域貢献がしたい」と堂々と答えていました。
総合的な学習の時間は、各教科の見方・考え方を横断的につなぎながら、課題を解決することを通して、「自己の生き方を考えていく生徒の姿」を目指しています。よりよく課題を解決するために,生徒は地域に出かけたり,様々な体験活動を行ったり,多くの人と出会ったりして学んでいきます。ここでの探究活動は
①【課題の設定】体験活動などを通して,課題を設定し課題意識をもつ
②【情報の収集】必要な情報を取り出したり収集したりする
③【整理・分析】収集した情報を,整理したり分析したりして思考する
④【まとめ・表現】気付きや発見,自分の考えなどをまとめ,判断し,表現する
の4つの横串が実用的に多様な視点で発揮される時間となります。そして、その経験を経て、今日の子どもたちの言葉のように、自分自身の生き方へとつながっていきます。
この1年間、子どもたちとともに地域の特徴を見つめ、子どもたちに自分自身を見つめさせ、可能性を引き出す様々な取り組みを実施して、体験活動をさせてくださった各企業の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも子どもたちの成長を見守っていてください。よろしくおねがいします。
特別道徳授業
2月1日(木)6校時、3学年全体で道徳の授業を実施しました。
内容項目C-(18)国際理解、国際貢献「身近な人から国外の現状について話を聞き、国際的な視野に立って、自分にできることで世界平和と人類の幸福に貢献しようとする実践意欲を育てる」についての授業を行いました。
講師は、前年度本校に勤務していた教諭です。先生は、現在ミャンマーのヤンゴンに海外派遣として勤務されています。そのため、現地からオンラインで授業してくださいました。
先生のミャンマーでの生活を紹介していただきながら、政治的事情やごみ問題まで本校生徒たちにとって道徳的価値について考えさせられる内容でした。また、現在の3年生は、昨年度学級担任として関わりをもっていた生徒たちでもあり、タブレットで最近の様子や受験に向けての話などの対話をする場面もありました。お互いに懐かしさを感じながら、楽しい授業をすることができました。
実際に海外の現状を知ることは大変貴重な経験です。今年度は輝光祭でもミャンマーとオンラインで繋ぎ、現地校クイズで盛り上げてくれました。
忙しい中、授業の準備から当日まで本当にありがとうございました。
下野新聞に掲載していただきました!
先日本校で行われた制服ファッションショーの様子を1月30日の下野新聞に掲載していただきました!
こんなにも大々的に新聞に掲載していただき大変嬉しく思います。近年多くの本校教育活動が新聞等のメディアに取り上げていただいております。多くの方に本校生徒の素晴らしさが伝わっていくことが本校職員の幸せの1つです。
ブログ1月27日「幸せな時間のバトン」には「制服ファッションショー(ここをクリック!動画をお子様のアカウントでご覧になれます。)」の部分があり、そこからファッションショーの動画が視聴できます。ぜひ、お子様とご一緒にご覧ください。
アクセス件数6,000,000件突破✨
本校ホームページを閲覧いただきありがとうございます。多くの方に本校の教育活動をご覧いただけていることを大変嬉しく思います。
令和4年1月13日、アクセス件数 1,000,000件到達
令和4年8月14日、アクセス件数 2,000,000件到達
令和5年2月11日、アクセス件数 3,000,000件到達
令和5年3月31日、アクセス件数 4,000,000件到達
令和5年7月13日、アクセス件数 5,000,000件到達
令和6年1月29日、アクセス件数 6,000,000件到達
生徒会長はホームページアクセス6,000,000件を突破したことを給食の放送で全校生徒に知らせてくれました。そして、「ホームページを見ると自分たちの活動の振り返りや学校行事の意義や価値を見直すことができます。ぜひ見てみてください。」と話してくれました。
先日のファッションショーでの生徒会長の話の中には、本校のビジョンである「幸せな時間づくり」という言葉が出てきました。本校は生徒の思いを大事に学校運営を行っています。だからこそ、教育活動の1つ1つに対し、生徒自身が自分事として捉え、学校運営に参画しています。それは生徒を主語にした教育活動を継続してきた成果だと感じております。
このブログは少しでも保護者の方や地域の方に学校のことや生徒の姿をお届けしたいという思いから始まりました。今後もその思いを大事に、本校の教育活動をお伝えして参りたいと思っております。そして、本校のビジョン「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」を大切に学校経営を行って参ります。今後とも本校の教育活動にご協力をお願い致します。
給食週間
1月22日~26日の5日間は給食週間でした。初日は給食員会が作成した、給食の歴史についての動画を視聴しました。
こうやってこれまでの給食を並べてみると、学校給食は進化し続けていることが分かります。毎日食べている給食のありがたみが感じられますね。
そして、給食委員会が作成した給食クイズを実施しました。優勝した2年5組には、給食リクエスト券が贈呈されました。
そして、この5日間、日本各地の郷土料理や名物料理を給食で再現してくださいました。
【22日:愛知県】小倉トースト、オムレツ、ミネストローネスープ
【23日:北海道】ザンギ、道産子汁、小松菜とおやしのおひたし
【24日:沖縄県】クファジューシー、にんじんしりしり、もずく中華スープ、シークワーサーゼリー
【25日:栃木県】じゃがいも入り焼きそば、餃子スープ、とちおとめヨーグルト、コーヒーミルメーク
【26日:新潟県】車麩のフライ、スキー汁、白菜のからし和え
給食を通して毎日旅行をしているような5日間でした。食は私たちの幸せな時間を作るものの1つです。そしてそこには毎日給食を作ってくださる調理員さんの存在があります。3年生は卒業を前にして、3年間の感謝の想いを手紙に綴り、調理員さんに渡しました。当たり前にあるものに敏感になり、感謝の気持ちを伝えようと給食委員の3年生が話合い、企画にしました。3年生それぞれが感謝の気持ちを言葉にしていました。
給食があることで、バランスの良い食事を安価な値段で食することができます。近年の物価高騰を考えると、栄養士さんと調理員さんの苦労が容易に想像できます。給食の裏側にいる、私たちを支えてくださっている方たちにまで思いを馳せて給食をいただきたいものですね。
学力向上コーディネーター訪問
1月25日(木)栃木県教育委員会の学力向上コーディネーターの先生をお迎えして、授業を参観していただき、本年度の「学校課題に対するまとめ」となる職員研修を行いました。今年度の学校課題「『見方・考え方』を働かせた魅力ある授業実践を通して、自己と社会・世界とをつなぎ持続可能な学ぶ姿を育てる」のサブテーマに添って、各教科で生活と結びつけながら課題探究的学習を進めてきました。課題設定・情報収集・整理分析・まとめ表現といった学習の手引きに添った学び方が定着しつつあります。学力向上コーディネーターの先生から、子どもたちが自分のペースで学習を進める空気感をお褒めいただきました。
研究会では、コーディネーターの先生の投げかけに、計画的に学習を進める力の育成が課題になりました。単元を通した計画を子どもたちが自分で立てられるようになれば、家庭での学習も計画的に進められるようになるはず。そのために、「自分の習熟度をメタ認知して計画を立てる時間が必要」、「振り返り自分に必要な学習が何か考える時間が必要」など、自分自身と向き合うことを大切にしたい想いが重なってきました。
白紙の未来を創る子どもたちに必要な資質・能力を育成するために、効果的なICTの活用から更に踏み込んで、効果的な協働学習の在り方・学習指導要領に沿った思考の意識化を模索していく必要を感じています。先生たちの授業への探究はこれからも続きます。
1年間、本校の学校課題に対してご指導ご助言いただき、先生方に気付きを与えてくださった学力向上コーディネーターの先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。
幸せな時間のバトン✨
1月24日(水)Long昼休みに、制服ファッションショー(ここをクリック!動画をお子様のアカウントでご覧になれます。)を行いました。
お昼の放送をハッピーボックス(←こちらをクリック)に掲載しました。是非、ご一読ください。
とちぎケーブルテレビ 1月29日(月)16:30~「YOU顔マルシェ」で放送されます。
制服ファッションショー
1月24日(水)、Long昼休みの時間に新制服のファッションショーを行いました。制服改定に向けて、生徒や保護者にアンケートを取りながら、生徒会役員や中央委員会で話合いを重ねてきました。また、その話合いの結果をもとに、制服検討委員会で生徒会としての意見を伝えしながら、少しずつ形になってきました。そして、現在は4種類の制服まで絞ることができました。
今回のファッションショーはその4種類を披露し、その中からアンケートを行い、最終決定するためのショーでした。モデルの堂々としたウォーキングと、かっこいいポージングに歓声があがり、とても楽しい時間を過ごしました。
このファッションショーまで生徒は昼休みを使ってリハーサルを繰り返しました。限られた時間の中でより良いショーを目指して試行錯誤する姿が印象的でした。本番は、司会・照明・音響・映像など各担当が見事に自分の役割を果たしました。自分たちの手で1つの大きな行事を作ることができたこの経験は、確かな自信へと繋がることでしょう。
最後に、生徒会長の話の中で、素敵なランウェイを設置してくださったPTA会長さんへの感謝や、制服検討委員の皆様への感謝などの言葉がありました。多くの方に支えられて、このような楽しい時間を過ごすことができたり、制服を新しくできたりするということにしっかりと目を向けられる生徒会長を頼もしく感じました。
いよいよ、新制服決定もあと少しとなりました。どんな制服になるのか楽しみですね。
制服改定ファッションショーに向けての準備(保護者の協力)
制服改定委員会も大詰めを迎え、1月24日(水)には、ロング昼休みを活用して、生徒会主催による制服ファッションショーを開催します。いよいよ新しい制服が完成間近といったところです。それに先立ち、今回のファッションショーを開催するにあたり、このような一コマがありましたので、紹介します。
それは、PTA会長の提案のよるものです。制服のファッションショーの企画はもちろん生徒会役員によるものですが、その内容を聞きつけたPTA会長が、「是非、体育館での開催について、協力させてほしい」と申し出がありました。協力する内容は、ファッションショーで新しい制服を披露しながら歩くコースづくりです。見事なファッションショー専用のコースが、頑丈な足場を組み立てて設置されました。ファッションショー前日の午前中に、PTA会長とその職場の知り合いの方数名が来校し、体育館ステージから体育館中央にかけて見事な足場を設置してくださいました。
写真を見ていただければおわかりだと思いますが、子供達のため、学校のために、これだけの労力と費用を惜しみなく協力してくださったPTA会長と職場の方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。このような素晴らしい環境のもとで教育活動が運営できていることに、幸せを感じられずにはいられません。PTA会長、そしてその職場の皆様、本当にありがとうございました。
2年生クエストエデュケーション
総合的な学習の時間でのクエストエデュケーションでは、各企業への提案も中間発表を終え、少しずつ具体化されてきました。どんなことを提案するの?と聞くと、タブレットを指さしながら嬉しそうに語ってくれました。干し芋を使った新商品の開発、パフェやアイスやクレープなどのデザイン。また、幼稚園の園児に提案する新しい(すぐに手に入る材料で危なくないもの)遊び道具はとっても可愛らしいものでした。
バンダイミュージアムのポスターを書いたり、ポスターの枠を作ったり、エジソンをイメージしたフラペチーノの試作をしたり、子どもたちの創造力があふれていました。
子どもたちが社会に出て活躍するころには、様々なことがAIを利用したテクノロジーでカバーされた世の中になっていることでしょう。今ある職業の49%がAIによって代替えされると新年からACの広告でもうたっていました。指示されたことを的確にこなすのみの仕事はロボットで十分。ならば、人間だからこそできる仕事が必要ということ。新しい価値を創造できる力が、みんなを幸せにする鍵となっていくでしょう。本校の学校課題でもある~持続可能な学ぶの姿の育成~クエストエデュケーションはその基盤を育成したいと考えスタートしました。多くの企業の方々の共感を得て今年で3年目。正解のない問いと向き合う子どもたちの姿がそこにありました。地域の皆様とともに成長していきたい、そう実感する活動です。これからもよろしくお願いします。
変わりゆく授業と応援メッセージ
社会科の授業をのぞくと、いきなり「一寸法師の話をしてみて」「浦島太郎の話をしてみて」と先生に振られ、そんなのみんな知っているじゃんと思いながら昔話の概要をすらすらと話す子どもたち。実はその始まりは室町時代、「えっ!そうなの?」って驚かされました。ではなぜ室町時代に文化が発展したんでしょう?どんな時に文化は発展するのかな?と問われ、思考フル回転で教科書を読み始めました。情報収集の基盤は教科書です。キーワードと写真や表を線で結び、ワークシートに整理・分析します。穴埋め式だったワークシートは自分で分析するスペースに変わっていました。金閣寺の絵を書いたり、矢印で流れを追ったりそれぞれの個性が出ていました。
室町時代の文化について一通り読み込めたところで、単元の初めに問われている課題についてまとめていました。「足利学校ってこの時代?」って聞くと、すぐに「はい。教科書に載っています。」とページをめくって教えてくれました。様々な要因が重なって歴史が動いていく過程を捉えられるように計画された単元のまとめの時間でした。
授業参観後の「応援メッセージ」と子どもたちの「思春期講座についての感想」をお昼の放送で紹介しました。ハッピーボックス(←ここをクリック)に掲載しましたので、是非ご一読ください。
お忙しい中、「応援メッセージ」そして「アイディア募集」へのご協力、ありがとうございました。
中学校最後の定期テスト
1月18日(木)19日(金)は3年生にとって中学校生活最後の定期テストでした。3年間学びを積み重ねてきたその成果を試す2日間でした。見える学力はどのくらい芽吹いてきたでしょうか?県立入試まで今日を含めて47日!!まだ47日もあると考えるのか、もう47日しかないと考えるのか、捉え方次第で変わりますが、最後までしっかりと駆け抜けてほしいと思います。
1組の背面黒板には「余裕がある時ほど『がけっぷち』と考え行動できるか、本当に『がけっぷち』な時こそやるべきことを淡々とできるか。人間力は常に試されている。」と書かれていました。心もあり方、とっても大切ですね。
令和5年度南犬飼中の教育に係るアンケート結果について
年に2回(7月・12月)、生徒・保護者・教職員にそれぞれアンケートを実施しています。これは、本校のグランドデザインを基に取り組んでいる教育活動に対しての評価と、その結果を改善をする際の視点とすることを目的としています。
Do(実践)⇒Check(評価)⇒Action(改善)⇒Plan(計画)このサイクルを回し、目指す学校の姿に近づけるようにしています。
今回も多くの保護者の皆様にご協力いただいたアンケートを集計いたしましたので、メニューバーの「学校概要・学校評価」からご覧ください。
また、今回の授業参観アンケートの中での「次年度へのアイディア募集」では、
「 今回、数学で親も一緒に考えて問題を解く授業で楽しかったです。保護者参加型の授業もまたやっても良いと思います。」
「親子で一緒に考えたりできる授業や親子で運動などいっしょにできるのもコミュニケーションがとれてうれしいです。」
「テレビ番組のブラタモリが好きで見ているのですが、地質、地形、歴史、文化などで都市が成り立っている事が分かって面白いです。授業参観でも一つの教科でなく、複数の教科であるテーマについて親子で学ぶなどあると面白いと思います」
「ペットボトル回収などは負担なく協力できます。子供達が自転等で沢山の数を持って行くのは大変だと思うので、今後も続けていただけたらと思います。」
「学校でボランティアして欲しい事をメールで流して貰えると保護者も協力できる事もあると思います。」
「クラウドファンディングを実施して、学校に必要な備品を購入してみてはいかがでしょうか?」
などなど、積極的な感想・提案をいただきました。
本校の目指す学校像「生徒が育ち、教職員が協働し、保護者や地域と連携する学校」へと確実に前進していることを実感しています。より多様な視点での教育活動を推進し、「幸せな時間」が増えていくよう尽力いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
今年度の合唱練習の際に2学期は他校から電子ピアノをお借りしていました。今回PTA予算から各クラスに電子ピアノを購入していただきました。この後の2年生の合唱練習や3年生の卒業合唱の練習で活用させていただきます。ありがとうございました。
芸術家派遣授業
1月16日(火)~18日(木)文化庁の芸術家派遣事業を活用して、専門家の先生にお越しいただき、音楽の鑑賞についての授業を実施していただきました。
この事業は子供たちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに、芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施する事業です。
「『食器』は食べるための器、では『楽器』は?楽しむための器なんです」というお話から始まり、今回は楽器の特徴や楽器の実演も含め、より豊かな感性を磨く鑑賞につながるお話を伺いました。最後に、ラヴェル作曲の「ボレロ」のオーケストラ演奏を鑑賞しました。同じ旋律を様々な楽器で演奏リレーしていくこの曲は、スタートの小太鼓の音が徐々に大きくなっていく演出があったり、楽器が重なるところでパイプオルガンのような音色に聴こえる効果を使っていたりするそうです。先生の専門的な説明を聞くことで響きの違いに着目しようとする意識が芽生えました。授業後の子どもたちは「楽しかったね~」「音楽って面白い!」と知的好奇心をくすぐられて満面の笑みを見せてくれました。音楽的な見方・考え方を働かせる鑑賞がこれから広がっていくことでしょう。
芸術家派遣の先生、2年生の各クラス1時間ずつではありますが、貴重なお話をありがとうございます。この後の授業もよろしくお願いします。
授業参観、子育て・親育ち講座
1月15日(月)本年度最後の授業参観を実施しました。多くの保護者の方に参加していただき、子どもたちも嬉しそうに授業に取り組んでいました。
PTAの方々の提案で、ペットボトル回収と能登半島沖地震災害義援金募金を行いました。授業参観前のわずかな時間で、なんと61,214円のご協力を得られました。大切に日本赤十字社に送金いたします。皆様の温かい想いがカタチとなって届きますように・・・。
子育て・親育ち講座では「自分の将来が楽しみになる思春期講座」~中学生の心とからだ・命の大切さ・自分を大切に~をテーマに、助産師として活躍されている先生にご講話いただきました。たくさんの資料で性についての正しい知識と性の悩みはあって当たり前であることを分かりやすく説明いただき、子どもたちはじっと耳を傾けていました。お腹の中の赤ちゃんの写真や出産の写真に、保護者の方はうちの子もこうやって生まれてきてくれたのよね~と思い出していたのではないでしょうか?たくさんの命を取り上げている助産師さんだからこその言葉に、「命を自分を大切にしてほしい」という熱い想いが伝わってきました。子どもたちのこれからの人生が、保護者の皆様の第二の人生が、愛する人々に囲まれた幸せなものとなりますように・・・。
子どもたちからの感想から、しっかりと話を受け止められていることを実感し嬉しく思いました。
「ご講話してくださりありがとうございました。少し性と聞くと恥ずかしい個所もありましたが、命をつないでいくために必要な知識を学べた気がします。これから必要になるであろう物、先生から学ばせていただいたことをしっかり学んで過ごしていけたらと思います。」
「普段の生活では聞けないようなことを聞けて、いい機会になりました。初めて知ったことなどがたくさんありこれからの生活に活用していこうと思いました。また、親にも感謝の気持ちを伝えようと思いました。ありがとうございました。」
「お話を聞いてみて、今の時期は特に体の変化について気になっているときだったので、先生が、成長期などの変化はみな起きるから何も心配することはないとおっしゃられていたのでとても安心しました。また、今の自分をしっかり大切にして、将来も安心できるようにしていきたいと思いました。」
「スライドを使って分かりやすく理解しやすい講座をありがとうございました。曖昧な知識の部分もあったので今回踏み込んで教えてもらいとても勉強になりました。これからはより自分や周りの人を大切に、幸せを与えられるようになっていきたいです。」
助産師という大変なお仕事でお忙しい中、たくさんの資料、貴重なお時間をつくっていただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
また、PTAの方々の参画、多くの保護者の皆様にご参加いただきましたこと、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
制服ファッションショーに向けて✨
12月の生徒会役員選挙を経て、新年度の生徒会役員が決定し、終業式・始業式の準備や片づけなど、生徒会役員としての仕事を現生徒会役員から学んでいます。
新生徒会役員に向けて生徒会担当の先生から2つの想いが語られました。「①学校生活の第一は、確かな学力の定着と人間育成の場であること! ②生徒会役員の第一は生徒ファースト!南犬飼中生の誰もが楽しく充実した学校生活を送れるためにできることを考える!」「そして、学校を良くするなら、まず自分から。行動や姿で見せていきましょう! みなさんの可能性は無限大です。みなさんの“学校を良くしたい”という想いをカタチに表してください。1年間よろしくお願いします!」と。
その想いを受けて、現・新役員全員で制服ファッションショーに向けた企画会が行われていました。卒業した先輩たちの想いを受け止めどのような空気感を創り上げるのか、そのためにはどのような準備が必要か。「ナレーションの原稿にコメント書き込んでいこう」「BGM何にしようか」「フットライトも出せますか?」「どうやって歩いて魅せる?ここでポーズ?」と湧き出てくるイメージと考えを巡らせていました。まさに、自分から・・・学校目標である「自ら考え実行する生徒」の姿がそこにありました。ファッションショーは初めての経験ですが、文化祭の経験を活かして、更なる探究的な学びの機会となることを期待しています。第3回制服アンケートで上位に残った4つのボトムスの決選投票になります。全校生徒で後世に残す制服に想い乗せて、しっかりと検討していけたらと思います。
生徒会役員の企画会に合わせて明石スクールユニホームカンパニーの方がいらしてくださいました。本校のクレドである「子どもたちの想いを大切に取り上げ小さな感動を重ねていきます」に共感してくださり、子どもたちの想いを汲んで、素敵なファッションショーのお手伝いが出来たらと、お声掛けいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
ファッションショーは1月24日(水)long昼休みを利用して実施する予定です。制服検討委員会の皆様にも参加していただきます。よろしくお願いいたします。
ハッピーボックスに掲載しました
3学期が始まって1週間。第1回私立入試を終え、結果が返ってきました。3年生はホッとしている表情の中に、逞しさを感じられるようになりました。1・2年生も授業での取り組みに一層集中力が増しているようです。進級に向けて、いいスタートが切れました。
1月15日(月)の授業参観では、ペットボトル回収ならびに能登半島沖地震復興支援募金をPTA主催で行います。ご協力をお願いします。
始業式校長式辞にありましたケネディー大統領の就任演説(全文はこちら)
引用:アメリカンセンタージャパン
お昼の放送をハッピーボックス(←ここをクリック)に掲載しました。是非ご一読ください。
卒業に向けて
3年生は卒業に向けて少しずつ準備が始まりました。「卒業式の最後に卒業合唱がしたい!」と3年生から声が上がりました。そして、その実現に向けて実行委員を募集し、活動が始まりました。
本校の学校経営の努力点の重点項目に「主体性を育む生徒会活動の展開」があります。3年生が最後まで行事を自分たちの手で作り上げようとしていることに大変嬉しく思います。どのような合唱を作るのかが今から楽しみです。
学習朝会
1月10日(水)、1,2年生を対象に学習朝会を行いました。
今回の学習朝会は1,2学期の話の振り返りから始まりました。その中で学力を木に例えて2学期に話をした、根っ子の部分を「見えない学力」、幹や葉の部分を「見える学力」のうちの「見える学力」について焦点を当てて話をしました。
2学期の学習朝会では根っ子の部分である「見えない学力」を高めようという話をし、多くの教科で生徒が主体的に取り組む授業へと授業の在り方が変化した2学期となりました。生徒がもつ疑問を大事にした上で、協働的な学びと個別最適な学びの一体的な充実を目指し、授業研究を重ね、生徒自身も意欲的に学びに向かうように変化してきました。いよいよ3学期は3年生はもとより、1、2年生も「見える学力」へと繋げる学期となります。見える学力の向上に向け、受験に向けて試行錯誤を重ねてきた3年生の生の声を交えて話がされました。
中学生にとって見える学力の向上を目指す目的の1つに高校入試があるのは事実です。見える学力がなければ希望進路の実現は叶いません。しかし、その根底にあるのは、「自分の生き方を考える」ということです。3年生の学年集会では1年を通して「進路学習」=「高校入試」ではなく、「進路学習」=「生き方学習」であるということ、「高校合格」=「ゴール」ではなく、高校への進路につなげ、どのような将来を築いていきたいかを考えることが大切という話をしてきました。今の3年生はそのことをよく理解していて、自分が生きる道をそれぞれが真剣に考え、高校受験に向けて努力しているところです。そして、その努力の過程で、諦めない気持ち、粘り強さ、試行錯誤する大切さなどを学び、社会で生きる上で大切なものも身に付けていきます。
「見えない学力」が育ち、「見える学力」へと繋げられた時に生徒は学力だけでなく人間力も大きく成長していきます。そして将来の自分と向き合い、自分の生き方を考えていくことが最も大切なことです。そんな姿を3年生から1,2年生へ届けられたらと思います。3年生はその想いを「拝啓 未来の受験生」としてメッセージを送りました。メッセージは昇降口に掲示されています。受験に向けたヒントがたくさん載っていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
3学期始業式
1月9日(火)、3学期の始業式を行いました。
式辞として校長から次のような話をしました。
3学期は1年の総まとめの学期です。1、2学期には、努力が報われた、友達との絆が深まった、学級がまとまったなどの大切な宝物を手にしたと思います。しかし、人は身近な大切なものに気づかなかったり、軽視したりすることが多いです。あるものに鈍感であり、ないものに敏感であるとも言えます。家に帰ると食事が用意され、温かい布団があることも同様なことです。皆さんの中には「~してくれない」という思いをよく抱く人がいるでしょう。作家の曾野綾子さんは著書『老いの才覚』の中で、「どんな若い人でも、くれないと言い始めた時に老いが始まる」と述べています。相手の不満を言う前に自分でしてみましょう。何をしてもらうかではなく、何ができるかに視点を置きましょう。
また、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディは次のスピーチを行いました。「国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問いてほしい。」ケネディ大統領は差別や戦争をなくしていきたいという思いから、自由と価値を求めた大統領として有名です。1、2学期してもらったこと、嬉しかったこと、そのことに関して自分自身が返せたことはどんなことがあったかを振り返ってみてください。そして自分ができることを1つ1つやっていきましょう。
自分が「してくれない族」になっていないか振り返ってみてください。3学期のテーマは「してくれない族から、する族への転換」です。皆さんの変化を期待しています。
現代は物に溢れた時代となりました。「ある」ことが当たり前になり、それでもなお「ない」ものに不満をもつ人は多いです。それでは幸せな時間はいつまでも訪れることはありません。ぜひ、「ある」ものに感謝できる生徒になってくれることを願っています。
また、各学年の代表生徒が新学期の抱負を発表しました。
【1年生】
入学してから早くも9か月が経ちました。1年間の総まとめの学期となる3学期に頑張りたいことは2つあります。
1つ目は勉強です。特に社会を頑張って勉強したいです。歴史はいつ、どのようなことが起きたのかを理解した上で、ワークを繰り返し行いたいと思っています。1年間の総復習をしっかりとやりたいです。
2つ目は、部活動です。吹奏楽部に所属していて、基礎練習に重点を置いて努力していきたいです。まずは安定した低い音を出せるようにし、高い音も出せるように練習していきたいと思います。そして、演奏を聞いてくれる人が聞き入ってしまう演奏ができるようになりたいと思っています。
優しく教えてくれた先輩方のようになりたいので、先輩方の行動をよく見て学びたいと思います。
【2年生】
進級に向けての3学期。3年生になったら責任をもった行動が必要になってくると思います。学校のリーダーとして1つ1つの行動に責任をもてる準備を3学期にしていきたいと思っています。
そして、文武両道を体現していきたいと思います。4月になれば新入生が部活動に入部し、最後の大会が目の前になります。チームをまとめられる副部長として頑張っていきたいと考えています。3年生になると入試に向けてしっかりと勉強しなればなりません。勉強と部活動の両方を頑張る3学期にしていきたいです。
【3年生】
冬休みには私立高校入試が行われました。1人1人が全力を出し切って臨んだことでしょう。3学期は県立高校受検に向けての勉強に励み、しっかりと準備をしていきたいと思います。自由な時間を削って、勉強することとなるでしょう。3年生みんなで頑張りたいです。また、3学期は中学校で思い出が作れる最後の学期です。3年間は本当にあっという間でした。もうすぐ高校生です。高校生になる自覚をもち、1、2年生に3年生としての責任を背中で見せて生活していきたいと思います。
どの学年の生徒も4月からの生活を見据えて3学期を過ごそうとしています。3学期は次の年度の0学期とも言います。みなさんにとって大切なものに感謝を示し、自分の目指す姿に一歩でも近づける学期にしてほしいと思います。
受験生からのメッセージ
1階ホールに「拝啓、未来の受験生」~3年生から1・2年生へ~とメッセージが貼り出されていました。1月4日から私立入試が始まっています。3年生は今が本番!!きっと自分を信じて、頑張っていることでしょう。そんな3年生が、終業式の日に今の気持ちを素直に1・2年生に向けて書き綴ったメッセージです。1月9日(火)始業式で登校した際には、是非足を止めて読んでくださいね。
最初から応用問題に手を付けるのではなく、まずは基礎固めをすることが重要だと思います。今までやったテストを振り返り、苦手なところはなくせるといいと思います。勉強法は人それぞれ合うものが違うと思いますが、ワークをこなし、復習を欠かさずにすれば成長すると思います。
最初から全力で臨み、志望校に合格するように頑張ってください。私は部活動で、「目先の楽しさと将来の喜びのどちらを選ぶかは自分で決めろ」と教わりました。どちらを選ぶかによって人生が決まります。
学ぶ内容に興味・関心をもつことで勉強がどんどん楽しくなっていきました。困ったときには、一人で抱え込まずに、周りの友達や先生の力を借りてみてください。わからないことは全く恥ずかしいことではありません。みんなあなたの味方です。努力し続けることで得られるものは結果だけではありません。自分への自信をつけることが一番大切!!日々の努力を積み重ねる皆さんを、応援しています!!
ドラゴン桜、ドラえもん、ワンピース、スラムダンク、といった子どもたちにお馴染みの漫画の1コマも頷ける言葉が並びます。3年生、ありがとうございました。
先生たちは、頑張る皆さんを応援し続けます!!
2024年 謹賀新年✨
新春のお喜びを申しあげます
壬生町は藩校『学習館』の歴史深い町。論語を軸に教育活動を推進しています。昨年度の輝光祭のテーマは「温故知新(故きを温めて新しきを知る)」。子どもたちは、南犬飼中の伝統に、自分たち・地域の皆様・教職員の想いをのせて、新しい文化へと確実に歩みを進めました。
「子曰く、学びて思わざればくらし、思いて学ばざればあやうし」子どもたちとともに教科書・文献から学び、探究的な学習を推進してまいります。地域の皆様・保護者の皆様の支えに感謝し、一回り二回りと成長していけたらと思います。
今年は辰年、昇り龍のように、「あって当たり前の学校から、無くてはならない学校へ」躍進できるよう教職員一同、尽力してまいります。本年も変わらぬご寵愛をよろしくお願いいたします。
皆様にとって、幸せな一年となりますように・・・
2023年を振り返って✨
「夢や希望をもてる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」をビジョンに掲げて4年目。
『失敗から学ぶ』を合言葉に始まった1学期。
自分を成長させるために新たなことへ「挑戦」した学期となりました。子どもたちの想いをカタチに、「運動会の最後は応援してくれている皆様に感謝の思いを込めて『魅せる』演技を」という伝統を継承しながら、時流を取り入れた創作ダンスは3年生を中心に全校生徒でのシンクロと各縦割団での表現に挑戦しました。約500人が同じ想いを共有し、感動的なシーンをたくさん生み出してくれました。そこには「失敗が許される」空気感、「あなたならできる」という空気感が生まれていました。
『中身を充実させる』を合言葉に始まった2学期。
充実させるためには何が必要であるかを学んだ学期となりました。
2年生の宿泊学習は中学校生活初の宿泊体験となりました。寝食を共にすることで見える友達の新たな良さ、計画的な準備が成功につながることへの気付き、子どもたちの振り返りから充実した2日間であったことが伝わってきました。
子どもたち一人一人が輝きを放つ輝光祭では、「之を楽しむ者に如かず」の言葉通り、各コースでの探究活動が工夫を凝らして展示・発表され、観客を魅了しました。子どもたちの想いがカタチになっていく過程を見ることができ、幸せな時間が流れていました。先生方のサポートによって、子どもたちの主体的な活動がさらに「強みを生かした活動」に成長しており、充実した文化祭になりました。
生徒会を中心に、学習委員会のスタディーラジオ、交通委員会のスケアードストレートや注意喚起、福祉委員会の落ち葉はき、緑化委員会の学級対抗環境整備活動、資源委員会の学級対抗ペットバトル、図書・給食委員会の読書週間コラボ給食、生活委員会のあいさつ運動、美化委員会の今週の気付き放送などなど、各委員会が新たなことを計画・立案・準備・運営・振返と自走していました。
そして、一番の生命線である「授業」について大きな一歩を踏み出しました。子どもたちの探究的な学びが随所に見られ、より主体的な取り組みで、一人一人が自分のペースでしっかりと学び、尚且つ、互いの良さを取り入れながら成長する姿が見られました。自分の意志で進めるからこそ達成感が生まれ、「中身が充実する」時間になったのではないでしょうか。根っこ学力が育っているからこその「授業」です。ここから育った幹と葉が生い茂り、春には素敵な花が咲いてくれることを祈ります。
縦割り総合コースや、2年生のクエストエデュケーション、1年生の職業人講話、3年生の放課後学習サポートなど、多くの場面で地域の方々のお力添えをいただきました。そして、奉仕活動や駐車場誘導、制服検討委員会などPTAの方々のご協力を多分にいただいた2023年でした。学校教育を支えていただ多くの方々に心より感謝申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしく願い申し上げます。
よいお年をお迎えください。
2学期終業式
12月25日(月)、2学期終業式を行いました。各学年代表生徒が2学期を振り返り作文発表しました。
【1年生代表生徒】
・校長先生が2学期始業式におっしゃっていた、中身を充実させることを意識して生活してきた。
・日々の努力、特に授業や家庭学習への取組を大切にした。
・あいさつの向上を心がけた。あいさつを返した時に清々しい気持ちになったので、どんな時も大きな声であいさつできるようにしたい。
・部活動では、仲間とコミュニケーションを大切にし、仲を深めた。
・3学期、さらに高い目標を持って精進したい。
【2年生代表生徒】
・頑張ったことの1つ目は、部活動。部長になって不安だったけど、みんなの協力でまとまりが出てきた。励まし合うことの大切さを学んだ。
・頑張ったことの2つ目は、学級委員としての働き。3分前着席の呼びかけをし、みんなの協力でできるようになった。
・3学期はさらにリーダーシップを発揮し、思い出に残るクラスにしていきた。
・3学期は3年生0学期。3年生の姿をよく見て学んでおきたい。
【3年生】
・受験に向けて自分と向き合った2学期だった。
・学級委員としてクラスをまとめることを頑張った。クラスの雰囲気づくりのための声掛けを意識し、気付いたことを積極的に行動できた。
・合唱を通して協力し合えるクラスになった。
・輝光祭は、地域の方のありがたさを感じ、感謝しながら活動した。
・受験に向けて全力で頑張っていきたい。
どの学年の代表生徒も2学期の生活を客観的に振り返り、さらに成長する意欲を発表してくれました。実に立派な発表でした。
【学校長式辞】の内容
・学校行事を振り返ると、充実した学期になったと感じます。1つ1つを思い出すだけで、思い出が蘇ってきます。
・2学期始業式の時に中身を充実させよう、学力は日々の努力が大切という話をしたが、どうだったでしょうか。今の努力は3月頃に表れます。
・冬は木が育つ。目には見えないが、木は冬の間に成長している。寒さに耐えて、栄養を蓄え、成長している。皆さんのことを考えると、学習・部活動・心の成長が望まれる。この冬をどのように過ごすかで大きな成長に繋がる。12月~3月の過ごし方を大切にし、一段上の自分に成長してほしい。陰ながらの努力を期待しています。
木は寒い中でも淡々と春に向けて成長し、春には綺麗な花を咲かせます。自らの努力によって、皆さんも春には満開の花を咲かせてくださいね。
数学:探究的学習「三平方の定理」
3年生は「三平方の定理」の単元で、探究的な学習にチャレンジしてみました。5時間の授業の最終形は『プレゼントの箱にかけたリボンの最短の長さを求めよう』というもの。さてさて、教科書を解読して必要な知識・技能を身に付け、この難問を解くことができるかな?
5時間分の計画を立ててスタートです。
①三平方の定理を理解する ②定理を証明する ③辺の長さ・対角線を求める ④立体の紐かけを解決できる ⑤最終パフォーマンス課題をスライドにまとめる
子どもたちは、箱を用意してリボンを実際にかけてみたり、模型を作って展開図で確認したり、友だちと協力しながら、試行錯誤していました。一方では、「自分で何とかして解いてやる!」と頑張っている姿もありました。
5時間の授業の振り返りには、
空間の中で紐をかけると、直線のときにが一番最短になることがわかりました。また、展開図にすることで直線が分かりやすく引けて、そこから直角三角形になっていることがわかり三平方の定理が使え、全て繋がっていておもしろいなと思いました。
リボンの長さを求めることはできなかったけど、三平方の定理の証明はスライドにまとめて完成させることが出来ました。すべての過程を自分のペースで、自分のやり方で進めていけるのでとてもやりやすく、よかった。
展開した形はわかったけれど、リボンの長さを求めることはできませんでした。どこまでリボンがかかっているのか考えるのが難しかったです。でも、自分の決めたことを計画通りに進められたと思います。
リボンの長さを求めることが出来ました自分のペースでいろいろと考える余裕ができて、いつもの授業より考えながらやることが出来ました。
と書かれており、数学的な見方・考え方を働かせた子どもたちの知的好奇心は、もっともっと広がっていきそうです。
家庭科【保育交流授業】
コロナ禍中はオンラインで保育交流をさせていただいていましたが、本年度は訪問して直接交流させていたいただきました。
この単元では、「幼児の生活と家族について、課題をもって、幼児の発達と生活、幼児との関わり方に関する基礎的・基本的な知識を身に付け、それを支える家族の役割や遊びの意義について理解し、幼児との関わり方を工夫することができるようにすること」をねらいとしています。
子どもたちは、保育園での幼児の様子を肌で感じ、その愛くるしさとキラキラ輝く瞳に魅了されてきたようです。まさに、将来の幸せな時間づくりに直結していく活動でした。
12月4日(月)3年5組
12月5日(火)3年2組
12月11日(月)3年4組
12月12日(火)3年1組
12月15日(金)3年3組
「とにかく明るくて可愛すぎるぅ。」「底抜けの体力がやばいです。」と育児の楽しさと大変さを実感してきたようでした。
ご協力いただいた壬生寺第二保育園の先生方、園児の皆さん、ありがとうございました。
2学期もあと1日
12月22日(金)、2学期の各教科の授業は今日で終わりです。来週の月曜日に終業式を迎えます。生徒は冬休みに持ち帰る荷物の整理を始めました。
2学期は1年の中で一番長い学期ですが、今思えばあっという間の4か月間でした。2年生の宿泊学習、輝光祭、1、3年生の合唱発表会。どの行事も友達との仲を深め、確かな絆が生まれました。新しい制服の検討や生活の心得改定の話合いでは、より良い学校にしようと生徒が真剣に活動している姿が印象的でした。
先日行われた生徒会役員選挙のパネルディスカッションでは、学校の未来を考えて討論が繰り広げられ、新しい世代に伝統がしっかりと引き継げられることを確信できる実に立派なパネルディスカッションになりました。
来週の終業式では各学年代表生徒の作文発表があります。どのような発表をしてくれるかが楽しみです。
明日はペットボトル回収日
資源委員会によるペットボトル回収。昨年度達成できなかった回収本数3万本の達成を目指してきました。今年度はPTA厚生部の保護者の方々にもご協力いただき、運動会や授業参観時に回収することができ、大変感謝しております。
しかしながら、現在目標本数には及ばず、回収本数は17,745本となっています。あと12,255本を集めるためには全校生徒の力が必要だと資源委員は考え、生徒の意識向上を目指し、テーマソングを作りを始めました。
給食の放送で明日のペットボトル回収の呼びかけをするとともに、テーマソングを3学期に披露することをお知らせしました。
今年度のペットボトル回収は明日を含めてあと3回です。残り12.255本、生徒一人あたり約25本で3万本に達します。これから寒い冬が続き、ペットボトル飲料を飲む機会は少なくなってしまいますが、だからこそ一人一人の協力が目標達成のカギとなります。まずは明日のペットボトル回収にご協力お願いします。
私立高校受検事前指導
3年生は1月の私立高校受検に向けた事前指導を行いました。
進路指導主事から全体に注意事項などを説明した後、各高校ごとに分かれてさらに細かい確認をしました。
生徒は一言一句聞き漏らさないように真剣に話を聞いていました。その姿に受検に対しての強い気持ちが伝わってきました。何事も準備8割と言われます。試験当日に実力を発揮できることを願っています。
なお、注意事項等は各高校のホームページ、受検票などに記載されています。ご確認を宜しくお願い致します。
生活委員会プレゼンツ「3年生制服強化週間」
12月18日から終業式までの間、生活委員会が企画を考え、3年生は制服強化週間を実施しています。
私立高校の入学試験までに登校する日はあと6日となりました。1月を迎えればいよいよ入学試験が始まります。入試本番は制服を着て試験を受けることとなります。その環境に少しでも慣れようと生活委員会が提案してくれました。また、2学期の終業式まであと少しとなりました。3年生としてしっかりと服装と心を整えて終業式を迎えようとする想いも込められています。
制服を着ることで自然と気持ちが引き締まり、表情も凛々しく感じられました。現在、新しい制服を作っていますが、一人一人が南犬飼中生である自覚が生まれる制服の価値を大切にしてきたいと改めて思いました。
研究授業(英語・数学)☆彡
12月13日(水)栃木県教育委員会:学力向上コーディネーター・指導主事の先生方をお迎えして、数学と英語の研究授業が行われました。数学では「壬生町を盛り上げるための施設を建てたい。どこに建てたらいいかな?」の問われ、子どもたちは「あったらいいな」と思う施設を建てるための条件を確認して、トレースしていました。
友達と意見を出し合いながら「駅から近い方がいいよね」「商業施設から近い方が人がたくさん来るのでは?」「小学生に来てほしいから、小学校の近くがいいかな?」と熱い議論の末、必要な情報をトレースすることで、地図が単純化され、等しい距離を考えやすくなりました。2つの地点から等しい距離・2つの交通網から等しい距離を作図で求めていました。根拠が明らかになるようにスライドにまとめ、共有しました。
「日常の世界」の課題を「数学の世界」の課題に置き換えて考えられること。そして、それを「日常の世界」に戻すというサイクルを意識した授業でした。
英語では、「短い動画にナレーションを付けて伝えよう」ということで、動画の会話を聞き取ることからスタート。工夫された動画から、とにかくアウトプットする量を増やしたい!!という想いが伝わってきます。その想いを受け、子どもたちも必死に聞き取って、ジャムボードに入力・・・。
他のグループのまとめ方を参考にしたり、現在進行形の使い方を確認したり、協働的な学びが進められていました。タブレットで翻訳機能を使ってみたものの、相手に伝わらない・・・相手に伝わるような文にするためには?と更に思考を深めていました。
赤ちゃんが家族の会話から日本語を覚えるように、子どもたちがインプットしていく中で、アウトプットの経験が様々な表現をつなげていくことを期待しています。
数学も英語も「探究的な学び」がされていました。大画面TVに加え、プロジェクターが整備されたことで、子どもたちの考えを投影して発表しやすくなりました。パフォーマンス課題に取り組むことで、子どもたちの探究心はもっともっと向上していきますね。
研究会では、授業づくりで悩んでいたことを指導主事の先生に相談させていただきました。有意義な時間を共有ことができました。お忙しい中、ご来校いただき、支えていただいているような温かな言葉かけに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
合唱発表会応援メッセージ✨
12月8日(金)に行われた合唱発表会をご覧いただいた保護者の皆様からの「応援メッセージ」と「お昼の放送」をハッピーボックス(←ここをクリック)に掲載しました。お昼の放送でも紹介させていただきました。是非、ご一読ください。
当日は緊張した表情の子どもたちでしたが、音楽の授業はこんなにも笑顔で歌っています。楽しくなるような仕掛けがた~くさんの50分はあっという間。初めは歌詞を覚えることで必死でしたが、練習を重ねるごとに「一息吸う」「音を合わせる」「音を重ねる」ことが上手くいくと嬉しくなってきます。そして、美しいハーモニーと心が重なり、「想いを届けたい」と子どもたちの心が育っていく過程を見せてもらいました。
たくさんの保護者の方に鑑賞していただけたこと、YouTubeライブ配信を視聴していただけたこと、そして送っていただいた「応援メッセージ」の素敵な言葉の数々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
生徒会選挙
12月15日(金)、令和6年度の生徒会長・副会長を選出する生徒会選挙を実施しました。選挙に向けて立候補者は演説動画を撮影したり、毎朝昇降口に立って選挙活動を行ってきました。そして、選挙前にはパネルディスカッションを実施しました。
パネルディスカッションは現生徒会長と副会長が考えたテーマに沿って、南犬飼中がより良くなることを目指したディスカッションです。今年度は自分の主張をするだけでなく、他の立候補者に質問をしたり、提案を付け加えたりなど、今まで以上にディスカッションという要素が深まりました。その様子からも日頃の授業で友達の発表を聞き、その意見に対して発言する習慣が身に付いていることが分かります。これからの社会は正解のない問いが多い社会と言われています。現在の国語の教科書には議論の仕方を学ぶ単元や合意形成の仕方や意義を学ぶ単元があります。また、各専門委員会での話合いや各クラスの学級会でも議論することを大切に活動してきました。未来を生きる中学生にとって正解のない問いに対し、納得解を導き出す力が求められていきます。
成人年齢が18歳になったことで、中学生にとっても選挙がより身近に感じられるものとなりました。生徒会選挙を通して選挙の意味や価値を理解することも大切な学びです。パネルディスカッション後の選挙では一人一人が1票の価値を認識し、責任をもって投票しました。
立候補した皆さん、本校の課題と向き合い、様々な提案をするなど、実に立派な選挙活動でした。その想いを大切に、これからの南犬飼中をより魅力的な学校に創り上げてくださいね。
入学説明会
12月14日(木)、小学6年生と保護者の方に来校していただき、入学説明会を行いました。昨年度まではコロナウイルス感染症防止の観点から動画を作成し、オンデマンドで視聴していただいておりましたが、今年度は4年ぶりに本校で開催しました。
生徒会は「学校行事」「本校の伝統」「委員会活動」「部活動」についての説明を行いました。準備の段階から、日頃の生活をきちんと伝えつつ、中学校に入学することが楽しみに感じられる説明にするためにはどうすれば良いかを何度も考え、資料を作りプレゼンしました。また、部活動の紹介も昨年度までは写真を提示しながらの説明でしたが、各部活動からのメッセージ動画の方が想いが伝わると考えて準備しました。
最後に校内見学を行い、中学生が授業を受けている様子を見てもらいました。久しぶりに会い、手を振る姿が印象的でした。本校の生徒はみんな優しいので安心して入学してくださいね。
本校のビジョンは「幸せな時間づくり」です。短い時間でしたが、新入生説明会に参加して良かったなと思っていただけたら嬉しいです。皆さんの入学を楽しみに待っています!
アンサンブルコンテスト
12月9日(土)、吹奏楽部はアンサンブルコンテストに参加しました。
アンサンブルコンテストは3~8人で構成された小グループで音楽を奏でます。少人数だからこそ、一人一人の技術力が試されるコンテストです。本校からは3グループが出場しました。
結果は見事1グループが金賞に輝きました!!おめでとうございます
3年生が引退して1,2年生だけで参加した初めてのコンテストです。準備から片付けまで自分たちだけで行うことで、改めて3年生の存在の大きさを感じたことでしょう。その中での金賞は今までの努力の成果です。これから新吹奏楽部がどんな音楽を奏でていくのか楽しみです。
専門委員会
12月11日(月)、今年度最後の専門委員会が行われました。
各委員会では個々の振り返りと合わせて、委員会全体の振り返りを行いました。また、今後の活動についても話合いを行っていました。
学校は各委員会の活動を中心に動いていきます。委員会活動によって活発で活気のある学校が作られていきます。今年度も自分たちの学校生活をより楽しく、より良くしていこうと新しい取組がたくさんありました。それは総合的な学習で身に付け、各教科でその力を発揮している探究学習の賜物です。自分たちの学校生活から「課題を設定」し、その課題を解決させるために「情報を収集」し、集めた情報から効果的な方法を考えるために「整理・分析」し、実際に実行してみる「まとめ・表現」へと繋がりをもって委員会活動を行った成果です。
社会で生きるためには、「学び続ける」ことが大切になります。今年度の学校課題にも「持続可能な学ぶ姿を育てる」という言葉があります。与えられて学ぶのではなく、自分たちで課題を見付けて学んでいく、そんな姿を多く見られたことが嬉しく思います。これからも「学校は楽しくするところだ!」を合言葉に、生徒主体の活動を期待しています。
英語科の探究活動
1年生英語科の授業では「読むこと」の資質・能力の育成のために、教科書の要約を行っていました。今までの授業は、先生が一文一文を日本語に訳すことがなされていましたが、今回の挑戦は『子どもたちが教科書に書かれている内容を要約するために、巻末の単語一覧やネットを使って調べ、新出単語や文法などを確認しながら何とかして読み取っていく』というもの。スライドを使って、編集途中の友達の要約も見られることで、自分自身の読み取りとの違いも比較していました。
担当の先生からは、「今まで以上に子どもたちが自分の進度に合わせて何度も聞いたり、読んだりする姿が見られました。読みのレベルが上がってくれば、要約だけでなく扱う本文の文化的背景に切り込んだ問いが生まれるのでは?」と手ごたえを感じていました。
一方、3年生は「書くこと」の領域に挑戦していました。前単元で、本文の内容把握から文化的背景を個人で課題設定して進めた経験を踏まえて、今単元では、本文要約後に「壬生町にあったらいいなと思うこと」を5文程度の英文でまとめ、最終的には発表までを目標にしています。
担当の先生からは、「子どもたちが主体的に集中して取り組んでいました。個のレベルに合わせてアドバイスができるので、互いに声をかけやすく、リラックスして取り組めています。」と確実に子どもたちと学び方を模索できていることを感じていました。
1年生のうちからこれを積み上げていき、3年生になるころには、「英文を英文で要約し、それに対する自分自身の意見を英文で書くことができる」「英文で問いを作り、それに英文で答えることができる」そんな子どもたちに成長することを期待しています。
『自分が学ぶときのように子どもたちにやらせてみる。』大人になっても学び続けることのできる力を付けたい。学校課題である~持続可能な~にせまる挑戦です。子どもたちの姿が、先生たちにとって一番の師です。目の前の子どもたちの変容に、大きな一歩を踏み出したと感じています。
3年生 租税教室
12月6日(水)本校を卒業し税理士・公認会計士として活躍されている先生をお招きして、3年生の租税教室が実施されました。国税庁の資料に基づき、「何のための税なのか?」「どんな種類の税があるのか?」そして「どのような視点で税の公平性を保っているのか?」ということを学びました。
先生の問いにチャットを使って、次々に素早く返答する子どもたち。「税金の話」というと堅いイメージですが、返ってくる答えを拾い上げ、楽しくコメントしてくださったので、和やかな空気が流れていました。
「町のみんなで橋を架けるのにいくらずつ出し合う?」提示された条件が変わるたびに、子どもたちは「どうする?」「このくらい?」「ちょっと待って計算する!」って楽しそうに話し合っていました。
租税教室後の子どもたちの感想には、
動画や話を聞いて税金の集め方や種類がたくさんあることが分かりました。また、税金は国民が安全に暮らすためにあるものだということがわかりました。
税金の重要性については知っていたが、それらがどうやって集められているのか、どう使われているのかを改めて知ることで重要性を再確認できた。累進課税制度は平等より公平を意識した結果の制度なのかなぁって思った。
税金は「平等」で決めるのではなく、「公平」決めることが大切だと分かった。グループワークでほかの人の意見も共有しながら、学べたのでいろいろな目線で考えることができたいい時間になりました。
「平等」と「公平」は似て非なるもので、税金はそれぞれの環境や状況により、公平に重点を置き、我々国民に寄り添った政治を目指していることが分かった。
などが書かれており、楽しい時間の中でしっかりとした学びがあったことが伝わってきました。変化の激しい世の中で先の見通しが難しいとされている今、子どもたちが本校ビジョンの「夢や希望がもてる教育活動を通して」⇒『夢や希望がもてる未来を築く大切な価値観の土台』を形成し、「幸せな時間づくりを応援します」⇒『みんなと幸せな時間を共有しようとする』態度が育まれていくのを感じた時間でした。
母校の子どもたちのために何かできることはないか?と真剣に悩まれ、学校に寄り添った授業を提供してくださった税理士の先生に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
子どもたちが、先生のように「少しでも母校に・地域に貢献したい」と思える大人に成長してくれることを願って・・・。
合唱発表会
12月8日、1,3年生は合唱発表会を実施しました。
今年度は音楽の授業の中での練習に加え、1週間という短い時間ですが、クラス練習を昼休みに行いました。クラス練習を行うと、合唱に対する気持ちが高まりました。本番では、どのクラスも一生懸命に歌い、練習の成果を十分に発揮しました。
最後に教頭から、犬中の「犬」と各クラスの合唱の「歌詞」を盛り込んだ、賞状が贈られました。心のこもった素敵な賞状に生徒は目を輝かせていました。
本校のビジョンは「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」です。校長の講評の中に「歌は改めていいものだなと感じました。」という言葉がありました。歌った後の緊張から解き放たれた生徒のほっとした笑み、生徒の合唱を写真やビデオにと撮影する保護者、生徒の頑張りを懸命に応援する教職員の姿が印象的でした。まさに、生徒・保護者・教職員にとって幸せな時間となった合唱発表会でした。
来校していただいた保護者の皆様ありがとうございました。
人権週間③
人権週間3日目の動画は、南犬飼中生の人権に対する意識調査の結果から考えました。
本校生徒は頭では大事なことを分かっているが、行動に移せない、行動力に課題があるということが分かりました。そのためには、自分の意思を貫く強さが必要になると思います。そして、SNSなどのインターネット上の問題の多さに改めて驚きました。人々の幸せを考えて発明されたものですから、幸せになるために使いたいものですね。インターネットとの関わり方を振り返るいい機会にしてもらえたらと思います。
人権週間②
人権週間2日目の動画は、クイズ形式で楽しく人権について考えました。
私たちは、決めつけや思い込みなどの固定観念に捕らわれることが多いということを改めて実感しました。その他、人権に関する基本的な問題が出題され、答えをみんなで当てながら動画視聴しました。最後のボクサーに関する問題では、「これは男性と決めつけてはいけないんだな!」と視野を広げて考えることができていました。この動画を通して人権感覚が磨かれました。実行委員の皆さんありがとうございました。
人権週間①
12月10日の世界人権デーに合わせて、本校でも12月4日~10日を人権週間としています。
有志による人権週間実行委員がどんなことを伝えたら人権への意識が高まるかを考え、動画を作成し、人権啓発活動を実施してくれています。その動画を給食時に視聴し、人権について考えを深めています。
今回の動画は、人権とは何なのか共通理解を図り、世界人権デーについての内容や啓発活動について紹介しました。自分たちだけでなく、世界の人が人権について考えているということに改めて気づき、人権週間の価値を高める動画となっていました。人権についてみんなで考える1週間にしてほしいと思います。
合唱発表会に向けて
合唱発表会を間近に控え、各クラスとも練習に熱が入ってきました。先週の金曜日より昼休み限定での練習ですが、各クラスの想いを胸に、全力で練習に取り組んでいます。本番は12月8日金曜日です。残念ながら、2学年の2クラスが本日より、3日間の学級休業となってしまったため、1学年と3学年のみの学年発表となります。なお、2学年については、2月16日の立志式のときに、合唱発表会も兼ねて開催したいと思います。IMG_0246.JPG
学年道徳
3年生は学年道徳を行いました。
今回の教材は『カレチ』という漫画を使いました。カレチとは長距離列車に乗務する客扱専務車掌のことです。漫画『カレチ』は昭和40年代後半を舞台に、乗客のために一生懸命になりすぎる国鉄の新米カレチである萩野を主人公としたお話です。雪深いある日、雪のせいで電車が遅れてしまい、乗り換えが上手くいかない状況が生まれてしまいます。その中で一人の女性が「母が危篤なのです。どうにか乗り換えをして一刻も早く母のもとに行かないといけないのです。」と萩野に伝えてきます。萩野は「乗り換えの人数が1人と報告すればきっと待っていてはくれない。水増しして報告すべきかと悩みます。でも嘘の報告が分かれば解雇される可能性もある。」と悩んでしまう内容です。そこで正義と正義がぶつかる「モラルジレンマ」が発生します。正しい人数を報告すべきか、それとも目の前の女性を助けるべきか。
生徒は自分の意見と根拠をもち、班で話合い、チャットに意見を打ち込んでいきました。そして、多くの生徒が自分の意見を伝え合い、議論していきました。
授業後の生徒の振り返りには、
「ルールがある中で、規定以外の出来事が起こったときに、柔軟に対応できる人になりたいと思いました。」
「様々な意見に耳を傾けて考えることが大切だと思いました。どんな選択にも良い面と悪い面があると思います。大事なのは、何を選択するかだけではないと感じさせられました。」
「人それぞれの様々な意見があり、自分の考えを深められるいい授業だなと思いました。様々な観点から問題を考えていかなければならないことが分かりました。周りの人の意見も大切だけど、自分の考えや意思も大切にしていきたいです。」
「学年全体の意見を聞くことで、自分には想像もつかないような新たな価値観や考え方に触れることができました。自分だったらどうするか、という考え方の共有も円滑に行えたと思います。AかBという選択肢に捉われず、その状況に応じて柔軟な対応が出来る人になりたいと思いました。」 などの記述がありました。
道徳科が目指すものは、「よりよく生きるための基盤となる道徳性を養う」ことです。道徳科の授業は「考え、議論する道徳」へと変化しています。生徒同士が道徳的な見方・考え方を働かせて考え、議論する中でその見方・考え方を広げたり、物事の本質を考えたりし、道徳性を高めていきます。今年度は栃木県教育委員会・下都賀教育事務所・壬生教育委員会の先生方が道徳応援チームとして本校の授業を支えてくださいました。今後も校内研修を継続し、道徳科の授業を高められるように邁進していきます。