学校生活の様子・ブログ
給食週間
1月22日~26日の5日間は給食週間でした。初日は給食員会が作成した、給食の歴史についての動画を視聴しました。
こうやってこれまでの給食を並べてみると、学校給食は進化し続けていることが分かります。毎日食べている給食のありがたみが感じられますね。
そして、給食委員会が作成した給食クイズを実施しました。優勝した2年5組には、給食リクエスト券が贈呈されました。
そして、この5日間、日本各地の郷土料理や名物料理を給食で再現してくださいました。
【22日:愛知県】小倉トースト、オムレツ、ミネストローネスープ
【23日:北海道】ザンギ、道産子汁、小松菜とおやしのおひたし
【24日:沖縄県】クファジューシー、にんじんしりしり、もずく中華スープ、シークワーサーゼリー
【25日:栃木県】じゃがいも入り焼きそば、餃子スープ、とちおとめヨーグルト、コーヒーミルメーク
【26日:新潟県】車麩のフライ、スキー汁、白菜のからし和え
給食を通して毎日旅行をしているような5日間でした。食は私たちの幸せな時間を作るものの1つです。そしてそこには毎日給食を作ってくださる調理員さんの存在があります。3年生は卒業を前にして、3年間の感謝の想いを手紙に綴り、調理員さんに渡しました。当たり前にあるものに敏感になり、感謝の気持ちを伝えようと給食委員の3年生が話合い、企画にしました。3年生それぞれが感謝の気持ちを言葉にしていました。
給食があることで、バランスの良い食事を安価な値段で食することができます。近年の物価高騰を考えると、栄養士さんと調理員さんの苦労が容易に想像できます。給食の裏側にいる、私たちを支えてくださっている方たちにまで思いを馳せて給食をいただきたいものですね。
学力向上コーディネーター訪問
1月25日(木)栃木県教育委員会の学力向上コーディネーターの先生をお迎えして、授業を参観していただき、本年度の「学校課題に対するまとめ」となる職員研修を行いました。今年度の学校課題「『見方・考え方』を働かせた魅力ある授業実践を通して、自己と社会・世界とをつなぎ持続可能な学ぶ姿を育てる」のサブテーマに添って、各教科で生活と結びつけながら課題探究的学習を進めてきました。課題設定・情報収集・整理分析・まとめ表現といった学習の手引きに添った学び方が定着しつつあります。学力向上コーディネーターの先生から、子どもたちが自分のペースで学習を進める空気感をお褒めいただきました。
研究会では、コーディネーターの先生の投げかけに、計画的に学習を進める力の育成が課題になりました。単元を通した計画を子どもたちが自分で立てられるようになれば、家庭での学習も計画的に進められるようになるはず。そのために、「自分の習熟度をメタ認知して計画を立てる時間が必要」、「振り返り自分に必要な学習が何か考える時間が必要」など、自分自身と向き合うことを大切にしたい想いが重なってきました。
白紙の未来を創る子どもたちに必要な資質・能力を育成するために、効果的なICTの活用から更に踏み込んで、効果的な協働学習の在り方・学習指導要領に沿った思考の意識化を模索していく必要を感じています。先生たちの授業への探究はこれからも続きます。
1年間、本校の学校課題に対してご指導ご助言いただき、先生方に気付きを与えてくださった学力向上コーディネーターの先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。
幸せな時間のバトン✨
1月24日(水)Long昼休みに、制服ファッションショー(ここをクリック!動画をお子様のアカウントでご覧になれます。)を行いました。
お昼の放送をハッピーボックス(←こちらをクリック)に掲載しました。是非、ご一読ください。
とちぎケーブルテレビ 1月29日(月)16:30~「YOU顔マルシェ」で放送されます。
制服ファッションショー
1月24日(水)、Long昼休みの時間に新制服のファッションショーを行いました。制服改定に向けて、生徒や保護者にアンケートを取りながら、生徒会役員や中央委員会で話合いを重ねてきました。また、その話合いの結果をもとに、制服検討委員会で生徒会としての意見を伝えしながら、少しずつ形になってきました。そして、現在は4種類の制服まで絞ることができました。
今回のファッションショーはその4種類を披露し、その中からアンケートを行い、最終決定するためのショーでした。モデルの堂々としたウォーキングと、かっこいいポージングに歓声があがり、とても楽しい時間を過ごしました。
このファッションショーまで生徒は昼休みを使ってリハーサルを繰り返しました。限られた時間の中でより良いショーを目指して試行錯誤する姿が印象的でした。本番は、司会・照明・音響・映像など各担当が見事に自分の役割を果たしました。自分たちの手で1つの大きな行事を作ることができたこの経験は、確かな自信へと繋がることでしょう。
最後に、生徒会長の話の中で、素敵なランウェイを設置してくださったPTA会長さんへの感謝や、制服検討委員の皆様への感謝などの言葉がありました。多くの方に支えられて、このような楽しい時間を過ごすことができたり、制服を新しくできたりするということにしっかりと目を向けられる生徒会長を頼もしく感じました。
いよいよ、新制服決定もあと少しとなりました。どんな制服になるのか楽しみですね。
制服改定ファッションショーに向けての準備(保護者の協力)
制服改定委員会も大詰めを迎え、1月24日(水)には、ロング昼休みを活用して、生徒会主催による制服ファッションショーを開催します。いよいよ新しい制服が完成間近といったところです。それに先立ち、今回のファッションショーを開催するにあたり、このような一コマがありましたので、紹介します。
それは、PTA会長の提案のよるものです。制服のファッションショーの企画はもちろん生徒会役員によるものですが、その内容を聞きつけたPTA会長が、「是非、体育館での開催について、協力させてほしい」と申し出がありました。協力する内容は、ファッションショーで新しい制服を披露しながら歩くコースづくりです。見事なファッションショー専用のコースが、頑丈な足場を組み立てて設置されました。ファッションショー前日の午前中に、PTA会長とその職場の知り合いの方数名が来校し、体育館ステージから体育館中央にかけて見事な足場を設置してくださいました。
写真を見ていただければおわかりだと思いますが、子供達のため、学校のために、これだけの労力と費用を惜しみなく協力してくださったPTA会長と職場の方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。このような素晴らしい環境のもとで教育活動が運営できていることに、幸せを感じられずにはいられません。PTA会長、そしてその職場の皆様、本当にありがとうございました。
2年生クエストエデュケーション
総合的な学習の時間でのクエストエデュケーションでは、各企業への提案も中間発表を終え、少しずつ具体化されてきました。どんなことを提案するの?と聞くと、タブレットを指さしながら嬉しそうに語ってくれました。干し芋を使った新商品の開発、パフェやアイスやクレープなどのデザイン。また、幼稚園の園児に提案する新しい(すぐに手に入る材料で危なくないもの)遊び道具はとっても可愛らしいものでした。
バンダイミュージアムのポスターを書いたり、ポスターの枠を作ったり、エジソンをイメージしたフラペチーノの試作をしたり、子どもたちの創造力があふれていました。
子どもたちが社会に出て活躍するころには、様々なことがAIを利用したテクノロジーでカバーされた世の中になっていることでしょう。今ある職業の49%がAIによって代替えされると新年からACの広告でもうたっていました。指示されたことを的確にこなすのみの仕事はロボットで十分。ならば、人間だからこそできる仕事が必要ということ。新しい価値を創造できる力が、みんなを幸せにする鍵となっていくでしょう。本校の学校課題でもある~持続可能な学ぶの姿の育成~クエストエデュケーションはその基盤を育成したいと考えスタートしました。多くの企業の方々の共感を得て今年で3年目。正解のない問いと向き合う子どもたちの姿がそこにありました。地域の皆様とともに成長していきたい、そう実感する活動です。これからもよろしくお願いします。
変わりゆく授業と応援メッセージ
社会科の授業をのぞくと、いきなり「一寸法師の話をしてみて」「浦島太郎の話をしてみて」と先生に振られ、そんなのみんな知っているじゃんと思いながら昔話の概要をすらすらと話す子どもたち。実はその始まりは室町時代、「えっ!そうなの?」って驚かされました。ではなぜ室町時代に文化が発展したんでしょう?どんな時に文化は発展するのかな?と問われ、思考フル回転で教科書を読み始めました。情報収集の基盤は教科書です。キーワードと写真や表を線で結び、ワークシートに整理・分析します。穴埋め式だったワークシートは自分で分析するスペースに変わっていました。金閣寺の絵を書いたり、矢印で流れを追ったりそれぞれの個性が出ていました。
室町時代の文化について一通り読み込めたところで、単元の初めに問われている課題についてまとめていました。「足利学校ってこの時代?」って聞くと、すぐに「はい。教科書に載っています。」とページをめくって教えてくれました。様々な要因が重なって歴史が動いていく過程を捉えられるように計画された単元のまとめの時間でした。
授業参観後の「応援メッセージ」と子どもたちの「思春期講座についての感想」をお昼の放送で紹介しました。ハッピーボックス(←ここをクリック)に掲載しましたので、是非ご一読ください。
お忙しい中、「応援メッセージ」そして「アイディア募集」へのご協力、ありがとうございました。
中学校最後の定期テスト
1月18日(木)19日(金)は3年生にとって中学校生活最後の定期テストでした。3年間学びを積み重ねてきたその成果を試す2日間でした。見える学力はどのくらい芽吹いてきたでしょうか?県立入試まで今日を含めて47日!!まだ47日もあると考えるのか、もう47日しかないと考えるのか、捉え方次第で変わりますが、最後までしっかりと駆け抜けてほしいと思います。
1組の背面黒板には「余裕がある時ほど『がけっぷち』と考え行動できるか、本当に『がけっぷち』な時こそやるべきことを淡々とできるか。人間力は常に試されている。」と書かれていました。心もあり方、とっても大切ですね。
令和5年度南犬飼中の教育に係るアンケート結果について
年に2回(7月・12月)、生徒・保護者・教職員にそれぞれアンケートを実施しています。これは、本校のグランドデザインを基に取り組んでいる教育活動に対しての評価と、その結果を改善をする際の視点とすることを目的としています。
Do(実践)⇒Check(評価)⇒Action(改善)⇒Plan(計画)このサイクルを回し、目指す学校の姿に近づけるようにしています。
今回も多くの保護者の皆様にご協力いただいたアンケートを集計いたしましたので、メニューバーの「学校概要・学校評価」からご覧ください。
また、今回の授業参観アンケートの中での「次年度へのアイディア募集」では、
「 今回、数学で親も一緒に考えて問題を解く授業で楽しかったです。保護者参加型の授業もまたやっても良いと思います。」
「親子で一緒に考えたりできる授業や親子で運動などいっしょにできるのもコミュニケーションがとれてうれしいです。」
「テレビ番組のブラタモリが好きで見ているのですが、地質、地形、歴史、文化などで都市が成り立っている事が分かって面白いです。授業参観でも一つの教科でなく、複数の教科であるテーマについて親子で学ぶなどあると面白いと思います」
「ペットボトル回収などは負担なく協力できます。子供達が自転等で沢山の数を持って行くのは大変だと思うので、今後も続けていただけたらと思います。」
「学校でボランティアして欲しい事をメールで流して貰えると保護者も協力できる事もあると思います。」
「クラウドファンディングを実施して、学校に必要な備品を購入してみてはいかがでしょうか?」
などなど、積極的な感想・提案をいただきました。
本校の目指す学校像「生徒が育ち、教職員が協働し、保護者や地域と連携する学校」へと確実に前進していることを実感しています。より多様な視点での教育活動を推進し、「幸せな時間」が増えていくよう尽力いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
今年度の合唱練習の際に2学期は他校から電子ピアノをお借りしていました。今回PTA予算から各クラスに電子ピアノを購入していただきました。この後の2年生の合唱練習や3年生の卒業合唱の練習で活用させていただきます。ありがとうございました。
芸術家派遣授業
1月16日(火)~18日(木)文化庁の芸術家派遣事業を活用して、専門家の先生にお越しいただき、音楽の鑑賞についての授業を実施していただきました。
この事業は子供たちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに、芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施する事業です。
「『食器』は食べるための器、では『楽器』は?楽しむための器なんです」というお話から始まり、今回は楽器の特徴や楽器の実演も含め、より豊かな感性を磨く鑑賞につながるお話を伺いました。最後に、ラヴェル作曲の「ボレロ」のオーケストラ演奏を鑑賞しました。同じ旋律を様々な楽器で演奏リレーしていくこの曲は、スタートの小太鼓の音が徐々に大きくなっていく演出があったり、楽器が重なるところでパイプオルガンのような音色に聴こえる効果を使っていたりするそうです。先生の専門的な説明を聞くことで響きの違いに着目しようとする意識が芽生えました。授業後の子どもたちは「楽しかったね~」「音楽って面白い!」と知的好奇心をくすぐられて満面の笑みを見せてくれました。音楽的な見方・考え方を働かせる鑑賞がこれから広がっていくことでしょう。
芸術家派遣の先生、2年生の各クラス1時間ずつではありますが、貴重なお話をありがとうございます。この後の授業もよろしくお願いします。
授業参観、子育て・親育ち講座
1月15日(月)本年度最後の授業参観を実施しました。多くの保護者の方に参加していただき、子どもたちも嬉しそうに授業に取り組んでいました。
PTAの方々の提案で、ペットボトル回収と能登半島沖地震災害義援金募金を行いました。授業参観前のわずかな時間で、なんと61,214円のご協力を得られました。大切に日本赤十字社に送金いたします。皆様の温かい想いがカタチとなって届きますように・・・。
子育て・親育ち講座では「自分の将来が楽しみになる思春期講座」~中学生の心とからだ・命の大切さ・自分を大切に~をテーマに、助産師として活躍されている先生にご講話いただきました。たくさんの資料で性についての正しい知識と性の悩みはあって当たり前であることを分かりやすく説明いただき、子どもたちはじっと耳を傾けていました。お腹の中の赤ちゃんの写真や出産の写真に、保護者の方はうちの子もこうやって生まれてきてくれたのよね~と思い出していたのではないでしょうか?たくさんの命を取り上げている助産師さんだからこその言葉に、「命を自分を大切にしてほしい」という熱い想いが伝わってきました。子どもたちのこれからの人生が、保護者の皆様の第二の人生が、愛する人々に囲まれた幸せなものとなりますように・・・。
子どもたちからの感想から、しっかりと話を受け止められていることを実感し嬉しく思いました。
「ご講話してくださりありがとうございました。少し性と聞くと恥ずかしい個所もありましたが、命をつないでいくために必要な知識を学べた気がします。これから必要になるであろう物、先生から学ばせていただいたことをしっかり学んで過ごしていけたらと思います。」
「普段の生活では聞けないようなことを聞けて、いい機会になりました。初めて知ったことなどがたくさんありこれからの生活に活用していこうと思いました。また、親にも感謝の気持ちを伝えようと思いました。ありがとうございました。」
「お話を聞いてみて、今の時期は特に体の変化について気になっているときだったので、先生が、成長期などの変化はみな起きるから何も心配することはないとおっしゃられていたのでとても安心しました。また、今の自分をしっかり大切にして、将来も安心できるようにしていきたいと思いました。」
「スライドを使って分かりやすく理解しやすい講座をありがとうございました。曖昧な知識の部分もあったので今回踏み込んで教えてもらいとても勉強になりました。これからはより自分や周りの人を大切に、幸せを与えられるようになっていきたいです。」
助産師という大変なお仕事でお忙しい中、たくさんの資料、貴重なお時間をつくっていただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
また、PTAの方々の参画、多くの保護者の皆様にご参加いただきましたこと、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
制服ファッションショーに向けて✨
12月の生徒会役員選挙を経て、新年度の生徒会役員が決定し、終業式・始業式の準備や片づけなど、生徒会役員としての仕事を現生徒会役員から学んでいます。
新生徒会役員に向けて生徒会担当の先生から2つの想いが語られました。「①学校生活の第一は、確かな学力の定着と人間育成の場であること! ②生徒会役員の第一は生徒ファースト!南犬飼中生の誰もが楽しく充実した学校生活を送れるためにできることを考える!」「そして、学校を良くするなら、まず自分から。行動や姿で見せていきましょう! みなさんの可能性は無限大です。みなさんの“学校を良くしたい”という想いをカタチに表してください。1年間よろしくお願いします!」と。
その想いを受けて、現・新役員全員で制服ファッションショーに向けた企画会が行われていました。卒業した先輩たちの想いを受け止めどのような空気感を創り上げるのか、そのためにはどのような準備が必要か。「ナレーションの原稿にコメント書き込んでいこう」「BGM何にしようか」「フットライトも出せますか?」「どうやって歩いて魅せる?ここでポーズ?」と湧き出てくるイメージと考えを巡らせていました。まさに、自分から・・・学校目標である「自ら考え実行する生徒」の姿がそこにありました。ファッションショーは初めての経験ですが、文化祭の経験を活かして、更なる探究的な学びの機会となることを期待しています。第3回制服アンケートで上位に残った4つのボトムスの決選投票になります。全校生徒で後世に残す制服に想い乗せて、しっかりと検討していけたらと思います。
生徒会役員の企画会に合わせて明石スクールユニホームカンパニーの方がいらしてくださいました。本校のクレドである「子どもたちの想いを大切に取り上げ小さな感動を重ねていきます」に共感してくださり、子どもたちの想いを汲んで、素敵なファッションショーのお手伝いが出来たらと、お声掛けいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
ファッションショーは1月24日(水)long昼休みを利用して実施する予定です。制服検討委員会の皆様にも参加していただきます。よろしくお願いいたします。
ハッピーボックスに掲載しました
3学期が始まって1週間。第1回私立入試を終え、結果が返ってきました。3年生はホッとしている表情の中に、逞しさを感じられるようになりました。1・2年生も授業での取り組みに一層集中力が増しているようです。進級に向けて、いいスタートが切れました。
1月15日(月)の授業参観では、ペットボトル回収ならびに能登半島沖地震復興支援募金をPTA主催で行います。ご協力をお願いします。
始業式校長式辞にありましたケネディー大統領の就任演説(全文はこちら)
引用:アメリカンセンタージャパン
お昼の放送をハッピーボックス(←ここをクリック)に掲載しました。是非ご一読ください。
卒業に向けて
3年生は卒業に向けて少しずつ準備が始まりました。「卒業式の最後に卒業合唱がしたい!」と3年生から声が上がりました。そして、その実現に向けて実行委員を募集し、活動が始まりました。
本校の学校経営の努力点の重点項目に「主体性を育む生徒会活動の展開」があります。3年生が最後まで行事を自分たちの手で作り上げようとしていることに大変嬉しく思います。どのような合唱を作るのかが今から楽しみです。
学習朝会
1月10日(水)、1,2年生を対象に学習朝会を行いました。
今回の学習朝会は1,2学期の話の振り返りから始まりました。その中で学力を木に例えて2学期に話をした、根っ子の部分を「見えない学力」、幹や葉の部分を「見える学力」のうちの「見える学力」について焦点を当てて話をしました。
2学期の学習朝会では根っ子の部分である「見えない学力」を高めようという話をし、多くの教科で生徒が主体的に取り組む授業へと授業の在り方が変化した2学期となりました。生徒がもつ疑問を大事にした上で、協働的な学びと個別最適な学びの一体的な充実を目指し、授業研究を重ね、生徒自身も意欲的に学びに向かうように変化してきました。いよいよ3学期は3年生はもとより、1、2年生も「見える学力」へと繋げる学期となります。見える学力の向上に向け、受験に向けて試行錯誤を重ねてきた3年生の生の声を交えて話がされました。
中学生にとって見える学力の向上を目指す目的の1つに高校入試があるのは事実です。見える学力がなければ希望進路の実現は叶いません。しかし、その根底にあるのは、「自分の生き方を考える」ということです。3年生の学年集会では1年を通して「進路学習」=「高校入試」ではなく、「進路学習」=「生き方学習」であるということ、「高校合格」=「ゴール」ではなく、高校への進路につなげ、どのような将来を築いていきたいかを考えることが大切という話をしてきました。今の3年生はそのことをよく理解していて、自分が生きる道をそれぞれが真剣に考え、高校受験に向けて努力しているところです。そして、その努力の過程で、諦めない気持ち、粘り強さ、試行錯誤する大切さなどを学び、社会で生きる上で大切なものも身に付けていきます。
「見えない学力」が育ち、「見える学力」へと繋げられた時に生徒は学力だけでなく人間力も大きく成長していきます。そして将来の自分と向き合い、自分の生き方を考えていくことが最も大切なことです。そんな姿を3年生から1,2年生へ届けられたらと思います。3年生はその想いを「拝啓 未来の受験生」としてメッセージを送りました。メッセージは昇降口に掲示されています。受験に向けたヒントがたくさん載っていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
3学期始業式
1月9日(火)、3学期の始業式を行いました。
式辞として校長から次のような話をしました。
3学期は1年の総まとめの学期です。1、2学期には、努力が報われた、友達との絆が深まった、学級がまとまったなどの大切な宝物を手にしたと思います。しかし、人は身近な大切なものに気づかなかったり、軽視したりすることが多いです。あるものに鈍感であり、ないものに敏感であるとも言えます。家に帰ると食事が用意され、温かい布団があることも同様なことです。皆さんの中には「~してくれない」という思いをよく抱く人がいるでしょう。作家の曾野綾子さんは著書『老いの才覚』の中で、「どんな若い人でも、くれないと言い始めた時に老いが始まる」と述べています。相手の不満を言う前に自分でしてみましょう。何をしてもらうかではなく、何ができるかに視点を置きましょう。
また、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディは次のスピーチを行いました。「国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問いてほしい。」ケネディ大統領は差別や戦争をなくしていきたいという思いから、自由と価値を求めた大統領として有名です。1、2学期してもらったこと、嬉しかったこと、そのことに関して自分自身が返せたことはどんなことがあったかを振り返ってみてください。そして自分ができることを1つ1つやっていきましょう。
自分が「してくれない族」になっていないか振り返ってみてください。3学期のテーマは「してくれない族から、する族への転換」です。皆さんの変化を期待しています。
現代は物に溢れた時代となりました。「ある」ことが当たり前になり、それでもなお「ない」ものに不満をもつ人は多いです。それでは幸せな時間はいつまでも訪れることはありません。ぜひ、「ある」ものに感謝できる生徒になってくれることを願っています。
また、各学年の代表生徒が新学期の抱負を発表しました。
【1年生】
入学してから早くも9か月が経ちました。1年間の総まとめの学期となる3学期に頑張りたいことは2つあります。
1つ目は勉強です。特に社会を頑張って勉強したいです。歴史はいつ、どのようなことが起きたのかを理解した上で、ワークを繰り返し行いたいと思っています。1年間の総復習をしっかりとやりたいです。
2つ目は、部活動です。吹奏楽部に所属していて、基礎練習に重点を置いて努力していきたいです。まずは安定した低い音を出せるようにし、高い音も出せるように練習していきたいと思います。そして、演奏を聞いてくれる人が聞き入ってしまう演奏ができるようになりたいと思っています。
優しく教えてくれた先輩方のようになりたいので、先輩方の行動をよく見て学びたいと思います。
【2年生】
進級に向けての3学期。3年生になったら責任をもった行動が必要になってくると思います。学校のリーダーとして1つ1つの行動に責任をもてる準備を3学期にしていきたいと思っています。
そして、文武両道を体現していきたいと思います。4月になれば新入生が部活動に入部し、最後の大会が目の前になります。チームをまとめられる副部長として頑張っていきたいと考えています。3年生になると入試に向けてしっかりと勉強しなればなりません。勉強と部活動の両方を頑張る3学期にしていきたいです。
【3年生】
冬休みには私立高校入試が行われました。1人1人が全力を出し切って臨んだことでしょう。3学期は県立高校受検に向けての勉強に励み、しっかりと準備をしていきたいと思います。自由な時間を削って、勉強することとなるでしょう。3年生みんなで頑張りたいです。また、3学期は中学校で思い出が作れる最後の学期です。3年間は本当にあっという間でした。もうすぐ高校生です。高校生になる自覚をもち、1、2年生に3年生としての責任を背中で見せて生活していきたいと思います。
どの学年の生徒も4月からの生活を見据えて3学期を過ごそうとしています。3学期は次の年度の0学期とも言います。みなさんにとって大切なものに感謝を示し、自分の目指す姿に一歩でも近づける学期にしてほしいと思います。
受験生からのメッセージ
1階ホールに「拝啓、未来の受験生」~3年生から1・2年生へ~とメッセージが貼り出されていました。1月4日から私立入試が始まっています。3年生は今が本番!!きっと自分を信じて、頑張っていることでしょう。そんな3年生が、終業式の日に今の気持ちを素直に1・2年生に向けて書き綴ったメッセージです。1月9日(火)始業式で登校した際には、是非足を止めて読んでくださいね。
最初から応用問題に手を付けるのではなく、まずは基礎固めをすることが重要だと思います。今までやったテストを振り返り、苦手なところはなくせるといいと思います。勉強法は人それぞれ合うものが違うと思いますが、ワークをこなし、復習を欠かさずにすれば成長すると思います。
最初から全力で臨み、志望校に合格するように頑張ってください。私は部活動で、「目先の楽しさと将来の喜びのどちらを選ぶかは自分で決めろ」と教わりました。どちらを選ぶかによって人生が決まります。
学ぶ内容に興味・関心をもつことで勉強がどんどん楽しくなっていきました。困ったときには、一人で抱え込まずに、周りの友達や先生の力を借りてみてください。わからないことは全く恥ずかしいことではありません。みんなあなたの味方です。努力し続けることで得られるものは結果だけではありません。自分への自信をつけることが一番大切!!日々の努力を積み重ねる皆さんを、応援しています!!
ドラゴン桜、ドラえもん、ワンピース、スラムダンク、といった子どもたちにお馴染みの漫画の1コマも頷ける言葉が並びます。3年生、ありがとうございました。
先生たちは、頑張る皆さんを応援し続けます!!
2024年 謹賀新年✨
新春のお喜びを申しあげます
壬生町は藩校『学習館』の歴史深い町。論語を軸に教育活動を推進しています。昨年度の輝光祭のテーマは「温故知新(故きを温めて新しきを知る)」。子どもたちは、南犬飼中の伝統に、自分たち・地域の皆様・教職員の想いをのせて、新しい文化へと確実に歩みを進めました。
「子曰く、学びて思わざればくらし、思いて学ばざればあやうし」子どもたちとともに教科書・文献から学び、探究的な学習を推進してまいります。地域の皆様・保護者の皆様の支えに感謝し、一回り二回りと成長していけたらと思います。
今年は辰年、昇り龍のように、「あって当たり前の学校から、無くてはならない学校へ」躍進できるよう教職員一同、尽力してまいります。本年も変わらぬご寵愛をよろしくお願いいたします。
皆様にとって、幸せな一年となりますように・・・
2023年を振り返って✨
「夢や希望をもてる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」をビジョンに掲げて4年目。
『失敗から学ぶ』を合言葉に始まった1学期。
自分を成長させるために新たなことへ「挑戦」した学期となりました。子どもたちの想いをカタチに、「運動会の最後は応援してくれている皆様に感謝の思いを込めて『魅せる』演技を」という伝統を継承しながら、時流を取り入れた創作ダンスは3年生を中心に全校生徒でのシンクロと各縦割団での表現に挑戦しました。約500人が同じ想いを共有し、感動的なシーンをたくさん生み出してくれました。そこには「失敗が許される」空気感、「あなたならできる」という空気感が生まれていました。
『中身を充実させる』を合言葉に始まった2学期。
充実させるためには何が必要であるかを学んだ学期となりました。
2年生の宿泊学習は中学校生活初の宿泊体験となりました。寝食を共にすることで見える友達の新たな良さ、計画的な準備が成功につながることへの気付き、子どもたちの振り返りから充実した2日間であったことが伝わってきました。
子どもたち一人一人が輝きを放つ輝光祭では、「之を楽しむ者に如かず」の言葉通り、各コースでの探究活動が工夫を凝らして展示・発表され、観客を魅了しました。子どもたちの想いがカタチになっていく過程を見ることができ、幸せな時間が流れていました。先生方のサポートによって、子どもたちの主体的な活動がさらに「強みを生かした活動」に成長しており、充実した文化祭になりました。
生徒会を中心に、学習委員会のスタディーラジオ、交通委員会のスケアードストレートや注意喚起、福祉委員会の落ち葉はき、緑化委員会の学級対抗環境整備活動、資源委員会の学級対抗ペットバトル、図書・給食委員会の読書週間コラボ給食、生活委員会のあいさつ運動、美化委員会の今週の気付き放送などなど、各委員会が新たなことを計画・立案・準備・運営・振返と自走していました。
そして、一番の生命線である「授業」について大きな一歩を踏み出しました。子どもたちの探究的な学びが随所に見られ、より主体的な取り組みで、一人一人が自分のペースでしっかりと学び、尚且つ、互いの良さを取り入れながら成長する姿が見られました。自分の意志で進めるからこそ達成感が生まれ、「中身が充実する」時間になったのではないでしょうか。根っこ学力が育っているからこその「授業」です。ここから育った幹と葉が生い茂り、春には素敵な花が咲いてくれることを祈ります。
縦割り総合コースや、2年生のクエストエデュケーション、1年生の職業人講話、3年生の放課後学習サポートなど、多くの場面で地域の方々のお力添えをいただきました。そして、奉仕活動や駐車場誘導、制服検討委員会などPTAの方々のご協力を多分にいただいた2023年でした。学校教育を支えていただ多くの方々に心より感謝申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしく願い申し上げます。
よいお年をお迎えください。
2学期終業式
12月25日(月)、2学期終業式を行いました。各学年代表生徒が2学期を振り返り作文発表しました。
【1年生代表生徒】
・校長先生が2学期始業式におっしゃっていた、中身を充実させることを意識して生活してきた。
・日々の努力、特に授業や家庭学習への取組を大切にした。
・あいさつの向上を心がけた。あいさつを返した時に清々しい気持ちになったので、どんな時も大きな声であいさつできるようにしたい。
・部活動では、仲間とコミュニケーションを大切にし、仲を深めた。
・3学期、さらに高い目標を持って精進したい。
【2年生代表生徒】
・頑張ったことの1つ目は、部活動。部長になって不安だったけど、みんなの協力でまとまりが出てきた。励まし合うことの大切さを学んだ。
・頑張ったことの2つ目は、学級委員としての働き。3分前着席の呼びかけをし、みんなの協力でできるようになった。
・3学期はさらにリーダーシップを発揮し、思い出に残るクラスにしていきた。
・3学期は3年生0学期。3年生の姿をよく見て学んでおきたい。
【3年生】
・受験に向けて自分と向き合った2学期だった。
・学級委員としてクラスをまとめることを頑張った。クラスの雰囲気づくりのための声掛けを意識し、気付いたことを積極的に行動できた。
・合唱を通して協力し合えるクラスになった。
・輝光祭は、地域の方のありがたさを感じ、感謝しながら活動した。
・受験に向けて全力で頑張っていきたい。
どの学年の代表生徒も2学期の生活を客観的に振り返り、さらに成長する意欲を発表してくれました。実に立派な発表でした。
【学校長式辞】の内容
・学校行事を振り返ると、充実した学期になったと感じます。1つ1つを思い出すだけで、思い出が蘇ってきます。
・2学期始業式の時に中身を充実させよう、学力は日々の努力が大切という話をしたが、どうだったでしょうか。今の努力は3月頃に表れます。
・冬は木が育つ。目には見えないが、木は冬の間に成長している。寒さに耐えて、栄養を蓄え、成長している。皆さんのことを考えると、学習・部活動・心の成長が望まれる。この冬をどのように過ごすかで大きな成長に繋がる。12月~3月の過ごし方を大切にし、一段上の自分に成長してほしい。陰ながらの努力を期待しています。
木は寒い中でも淡々と春に向けて成長し、春には綺麗な花を咲かせます。自らの努力によって、皆さんも春には満開の花を咲かせてくださいね。