学校生活の様子・ブログ
県立高校一般選抜、1・2年生は実力テストに挑みました!
栃木県立高等学校の全日制課程は、一般選抜における学力検査(一部学校では面接及び実技検査)を残すだけになりました。
出願倍率は平均1.09倍(前年度比0.04ポイント減)でした。
3月8日(水)、3年生は、19校15学科の学力検査に挑みました。
学力検査の日程に合わせ、1年生は初めての、2年生は今年度2度目の実力テストに臨みました。
3年生から後輩に向けた受験体験動画、学習委員会の啓発動画、各学級での学習に対する取り組み方の学習などにより、一人一人の意識は高まりつつあります。
コロナ禍の3年間でしたが、本校は、子供たちの学びを止めない取組を続けてきました。コロナに限らず、普段からいろいろな取組を行ったり、模索したりして準備体制はできていました。
子供たちの行動を変えることや状況を変えることで、意識が変わることを信じて続けてきた本校としての教育活動です。
だから、最後の最後まで自信をもって臨んでください!
在校生が心を込めて式場準備をしてくれました!
卒業式までのカウントダウンが5日を切りました。
「温かな雰囲気の中で卒業式を挙行してあげたい」という思いが子供たちにも教職員にも感じられます。今年度、在校生を代表し、2年生は式場で卒業生の勇姿を見届けてもらいます。1年後の自分たちの姿を目の当たりにすることにもつながります。
3月6日(月)、1年生と2年生及び教職員は、校舎内の清掃や式場の整備を行ってくれました。
隅々まで清掃を行き届かせる姿、写真を見ながら式場の準備を入念に行う姿、式次第を新調している姿、担任の読み上げるすべての学級の名簿を心を込めて作ってくれている姿などが見られました。
見える仕事は全員で行う! 見えない仕事は進んで行う!
チーム南犬飼の心意気を見たような気がしました。ありがとうございました。
教室風景から見えてくるもの…!
「 未来への準備! 『強み』を知り、『強み』を生かそう‼
成長、感謝! そしてネクストステージへ‼ 」を3学期のテーマに掲げて教育活動を進めています。
各学年の教室では、1年間の学びの締めくくりが丁寧に行われていました。
教育効果を表す言葉に、啐啄同時(そったくどうじ)というものがあります。
「啐」とは、卵からヒナ鳥がかえるとき、内側からヒナ鳥が殻をコツコツとつつくことを指し、また「啄」とは親鳥が外側から卵の殻をコツコツとつつくことを指しています。
この両者の行動が一致したとき、卵の殻が割れて新しい生命が誕生します。野鳥は巣立ちの時も「啐啄同時」であるそうです。
学年末を迎え、子供たちは「よくなりたい、成長したい」と思っています。だからこそ、子供たちの「変わりたい、伸びたい」という気持ちを大切にするとともに、保護者や教職員がその気持ちを読み取れるかどうかが大切なのだと思います。
子供たちがその気持ちをちょっとでも出した瞬間が「啐啄」のタイミングであると言えます。この気持ちが表れている今は「啐啄」の絶好の時であると感じました。
巣立ちゆく皆さんに想いを込めて…!
卒業証書授与式まで1週間となりました。
卒業証書には大切なものが詰まっています。
「中学校を卒業したことを証する」立派に義務教育の課程を修了したことを表したものです。
一人一人の氏名が記されています。中学校の3年間で、何度名前を呼ばれたことでしょう。担任にとって、中学校生活での最後の呼名です。
生年月日が書かれています。どれだけの人が、誕生を心待ちにし、喜び合ったことでしょう。
人生100年時代のわずか15年ですが、15年分の成長過程が詰まった大切な証書です。
「人との関わり合いを大切にし、明るく、温かな雰囲気の醸成に努める。」という文言を学校経営の基本方針に掲げています。
卒業を前に、成長や感謝を伝えるメッセージが昇降口付近に掲示されました。
在校生、教職員から卒業生に向けたはなむけの言葉が掲示されています。
目まぐるしく変化する世の中を歩んでいく時、最も頼りになるコンパスは自分の心かもしれません。
「自分は何を大切にし、どのように生きていくのか」その芯さえしっかりと持っていれば、不確実な中もわりと楽しく自信を持って歩けます。
(下野新聞 御手洗 瑞子氏の言葉より抜粋)
学習委員会が啓発動画を制作しました!
生徒会の常時活動が活発に行われています。
学習委員会は、ディスクジョッキー風の「study radio」に続き、自発学習の啓発動画を制作しました。
「全校生徒を対象とし、自発学習のモチベーションを高める」という目的です。
3月3日(金)、給食の時間「金曜ロードショー」が放映されました。
学校評価において、「家庭学習の習慣」「規則正しい生活」の2点は、本校の課題であることがはっきりとしました。
このような取組は、課題解決に向けての意識付けとなるように感じました。
子供たちは、生徒会活動を活性化させ、学校生活を自らの手でよりよいものにしています。そして、「学校を自分たちが変えていく」過程を楽しんでいます。
コロナ禍で、給食の時間は前向き、黙食を継続していますが、趣向を凝らした校内放送や委員会制作の動画視聴など楽しいひと時となっていました。
「リレーで伝える本校の強み!」 ⑧
「リレーで伝える本校の強み!」第8弾は、現在の3年生が1年生、2年生の時に学年主任として関わってくださったF.T先生に思いを語ってもらいました。
■ 皆さんが、成人して社会で活躍する頃は、厳しい挑戦の時代を迎えていると予想されています。
生産年齢人口の減少、グロ-バル化の進展や絶え間ない技術革新等により、社会構造や雇用環境は大きく、また急速に変化し、予想が困難な時代となっていきます。
南犬飼中の校長室前にグランドデザインが掲示されています。この掲示物は、皆さんが、困難な時代を迎える上で、将来社会に出ても、よりよく生きていくための地図です。
この地図を頼りに、3年間、皆さん、皆さんの保護者、先生方が、「幸せな時間だな」と思える時間づくりをしてきました。
南犬飼中の強みは、そんな困難な時代を、各学期のテーマを設けて、意図的に解決手段を工夫し、想いをカタチにできるのかを考え、授業、生徒会活動、部活動の時間が流れているところです。
将来社会に出て、正解が分からない問題に直面した時、きっと、南犬飼中で工夫しながら過ごした時間、みんなが幸せになるためにはどうしたらいいのかを考えた時間こそ、道を切り開いてくれるはずです。
どうしたらみんなが幸せになり、想いをカタチにできるのか考え、試行錯誤した幸せな時間こそが、南犬飼中学校の最大の強みだと考えます。
3年生が入学してきた1学期は、以下の「心のスイッチ」を学期のテーマに掲げました。
■心のスイッチ 東井 義雄
人間の目は、不思議な目、
見ようとしなかったら、見ていても見えない。
人間の耳は、不思議な耳、
聞こうという心がなかったら、聞いていても聞こえない。
本当にそうだ、と、腹の底まで聞く人もいる。
同じように学校に来ていても、ちっとも伸びない人がいる。
毎日ぐんぐん伸びていく人もいる。
今までみんなから、つまらない子だと思われていた子でも、
心にスイッチが入ると、急にすばらしい子になる。
心のスイッチが、人間をつまらなくもし、すばらしくもしていくんだ。
電灯のスイッチが、家の中を明るくもし、暗くもするように。
中学校の3年間はとても短く、あっという間に過ぎてしまいます。しかし、その時間はとても内容の濃いものです。きっと、「心のスイッチ」がONになるからだと思います。
3年生受験応援プロジェクト
2月22日(水)、1・2年生は、Long 昼休み企画「3年生から1・2年生に向けた受験体験談」の動画を視聴しました。
受験に対する心構えや学習に対する向き合い方を改めて考える貴重な機会となりました。
そのお礼として、受験に臨む3年生に対し、応援メッセージを書き、1階廊下に掲示して見ていただきました。メッセージは学年縦割りで掲示してあります。
3年生は、足を止めてメッセージに目を向けています。
今年度、Long昼休みなどを活用し、学年縦割りの活動を意図的に取り入れています。そのため、学年間の繋がりがはっきりと見えてきました。
子供たちは、遊びを通して社会性を身に付けていきます。外遊びをする姿は、かつてより減少しました。そのため、「子供たちの周りから『サンマ』がいなくなった」と言われています。
「サンマ」とは、共に遊ぶ仲間、一緒に過ごす時間、豊かな発想やイメージを描く空間で、3つの「間」のことを指しています。
Long昼休みは、子供たちが失いかけている3つの間を補う時間でもあるように感じます。
あいさつ運動を展開しました!
2月27日(月)から3月1日(水)までの3日間、「あいさつ運動」を展開しました。
1・2年生の有志が出身小学校に出向いて、また、校内でも同時展開であいさつ運動を繰り広げました。
小学生から元気をいただいたり、かつての担任の先生が顔を見せてくれたりするおかげで、あいさつに対する向き合い方が変わってきました。
■「中学生が来てあいさつ運動をしてくれることを6年生に話したところ、とても楽しみにしていました。」
■「小学生にとっても、中学生にとっても意味のある活動です。」
■「咋年担任した子どもたちが、立派に成長している様子を見ることができて朝から嬉しくなりました。」
■「こうした取組を続けていきたいですね。」
などの声を聞くことができました。
子供たちの企画力と行動力が、小学校と中学校を「つなぐ」役割を果たしているのだと思います。
あいさつを通して、
出身小学校と中学校とを「つなぐ」
小学生と中学生の想いを「つなぐ」
出身小学校の担任の先生と卒業生を「つなぐ」
小学校の先生と中学校の先生を「つなぐ」
小学生の元気なあいさつと笑顔がとても素敵でした。
小学校の先生方が温かく迎え入れてくださいました。
わずか30分足らずの時間ですが、さわやかな1日のスタートを切るきっかけとなりました。
小学生の皆さん、先生方、ご協力ありがとうございました。
シギ―吉田様からメッセージとポストカードをいただきました!
先日、雪の中、全校生徒のために来校し、講話していただいたシギ―吉田様が、メッセージと全校生徒分のポストカードを送り届けてくださりました。
ポストカードは「学業成就」とも記され、受験に向けた激励のポストカードでもあります。
吉田様の生き方や考え方から、たくさんのことを学ぶことができました。
メッセージ文を紹介します。
南犬飼中学校の皆さんへ
こんにちは!
先日は、皆さんの大切な時間を僕の講話を聞くために使っていただきありがとうございました。事前に生徒会のみなさんとZOOMでお会いしていたので、本番では友だちの前で話すように、終始リラックスして話すことができました。楽しかったです!
講話の後に、質問をしてくれた方がいて、とても嬉しかったです。その勇気に感激しました。また、みなさんからの感想も全て読ませていただきました。もっともっといろいろと話しをしたかったです。また会いましょうね。
今回、心ばかりの御礼に、思い入れのある「向日葵のポストカード」を皆さんにお送りします。この写真は2011年8月に宮城県南三陸町で撮影しました。
南三陸町は、人口約17,000人の町で、東日本大震災の大津波により人口の3.7%にあたる831人が犠牲になりました。向日葵の後ろにある建物は、防災庁舎と呼ばれる建物で、町の職員30人がこの屋上に逃げましたが、助かったのは8人だけでした。
ニュースでこの悲劇を知っていたので、建物の前で車を降りて、手を合わせました。するとまるで家族のように肩を並べた向日葵が咲いているのに気づいたのです。僕は夢中でシャッターを切りました。
あまり運命や超常現象などを信じる方ではないのですが、この向日葵には不思議な力があると感じています。SNSに写真をアップすると多くの人が共感してくれて、たくさんの友人ができ、その友人たちが写真展を全国で開催してくれました。このポストカードを初めて作ったのもこの頃です。
この向日葵が、阪神淡路大震災(1995年)で亡くなった加藤はるかちゃん(当時12才)の家の庭に咲き、被災者を励ました「はるかのひまわり」の子孫だと知ったのは、その年の冬になってからです。南犬飼中にも「はるかのひまわりプロジェクト」から毎年、種が送られてきているのではないでしょうか。
そして、向日葵の種を防災庁舎前に植えて育てたのは、防災庁舎で亡くなった町の職員、井上翼(たすく)さん(当時23才)のお母さんだということを後に知りました。このポストカードを手にしたお母さんが、僕を探してくれたのです。
もう一つ驚いたことがありました。それは初めて井上さんのお宅にお邪魔したときに、亡くなった翼さんは、獨協大学で僕の講演を受けてくれた学生さんの一人だと知ったのです。お父さんが、「翼、先生が会いにきてくれたぞ」と大声で言って、皆で涙を流したのは、今でも忘れられません。井上さん家族とはそれ以来ずっと仲良くさせていただいています。
話が長くなりすみません。
今回、皆さんにお渡ししたポストカードは、防災庁舎の近くにある上山八幡宮という神社にも寄付しました。いつか南三陸町を訪れることがあったら、是非、上山八幡宮にも立ち寄ってください。
それでは、皆さん、またお会いできる日を楽しみにしています。仲間と楽しく有益な中学生活を送ってください。受験生は、体調に気をつけて、最後まで頑張ってね!
「一期一会」
吉田様は、旅先での出会いを大切にされていることが伝わってきます。人を大切にするから、たくさんの人に囲まれた豊かな人生を送ることができているのだと思います。
吉田様との素敵な出会いに心から感謝申し上げます。
交通安全協会より新1年生用自転車反射板をいただきました!
2月27日(月)、交通安全協会壬生支部の皆様方が、新1年生用の自転車反射板を寄贈してくださりました。
子供たちにとって、学校にとって、安全・安心は最優先されるものです。自転車通学となる新1年生にとって、反射板は心強いお守りです。
このように、子供たちは、地域の皆様方に温かく見守られていることを実感しています。
ありがとうございました。
3年生を送る会を行いました!
「ペンギンのくちばし」と題してPTA広報誌に記載した文の抜粋です。
ペンギンには歯がありませんが、上手に魚を捕ることができます。くちばしの中の構造に謎が隠されているようです。くちばしの中は毛でできており、毛はすべて内側を向いて生えそろっているからです。くちばしの中の毛一本一本の力は弱くても、すべての毛が同じ向きになって集まれば、発揮する力は強くなり、魚を捕ることができるのです。
2月27日(月)、3年生を送る会をオンラインで実施しました。
3年生は、本校の着実な歩みを象徴する学年であったと胸を張ることができます。後輩が同じように感じていたことは、制作された動画の内容からも感じ取ることができます。
1・2年生から3年生に対して、「感謝の想いをカタチにしましたので、心を休める時間にしてほしいと思います。」という言葉が届けられました。
3年生から1・2年生へ、伝統のタスキを受け渡す力強い言葉が贈られました。
今年度、生徒会を中心に、ペンギンのくちばしのように自分たちの想いを同じ方向に向くようにしてきました。確かな成長はこういう下支えがあったからだと改めて感じています。
美術部の皆さんは、この日のために垂れ幕を制作してくれました。
心のこもった、手作りの「3年生を送る会」になりました。
1・2年生の皆さん、ありがとうございました。
「あいさつ強化週間」に向け動画をつくりました!
2月27日(月)から「あいさつ強化週間」が始まります。
出身小学校であいさつ運動を行うとともに、校内でも同時展開であいさつ運動が繰り広げられます。
あいさつ運動を行うに当たり、生徒会は動画を作成しました。
動画の内容は、「What(何を)」「How(どのように)」ということを伝えるのではなく、「Why(なぜ)」行うのかを明確にしようとしています。
「なぜ、あいさつ運動を行うのか」
「これまで、あいさつ運動にどのように取り組んできたのか」
そして、「生徒会としてどうしたいのか」で結んでいました。
あいさつ運動に対する想いは、動画を通して全校生徒に届けられました。このメッセージ動画は、中学校区の小学校にも送られました。
「心 ~ 想いをカタチに ~」が小学校にも届けられ、町全体に広がりを見せています。
「リレーで伝える本校の強み!」 ⑦
「リレーで伝える本校の強み!」第7弾は、いつも温かな声を掛けてくれる保健室のO.H先生に思いを語ってもらいました。
保健室から見た犬中の強みは「チームワークの良さ」だと思います。
例えば、校庭で足のケガをしてしまった人がいた時…、
1人が先に私を呼びに来ます。
1人が付き添ってけがをした人を連れてきます。
1人が 水筒等の持ち物を運びます。
もう1人が外用の靴と上履きを昇降口に行って取り替えてきます。
さらに、もう1人が担任の先生に知らせに行きます。
誰かに頼まれたわけでもないのに、ケガをしたその人のために数人がぱっと動きます。
こういうアクシデントがあったときに発揮されるチームワークは本物だと思います。
また、先生方のチームワークにも保健室はいつも助けられています。
ありがとうございます。
皆さんはこれから、たくさんの人に出会うことでしょう。その時々で、今のように、仲間を大切にしてほしいと思います。
ありがとうございました。
O.H先生は、全校生徒の顔と名前を憶えています。時折、迎えに来られる保護者も、誰の保護者か分かっています。
学校の中に1人しかいないため、すべての生徒と関わります。そのため、全生徒の顔と名前が一致するのです。
子供たちが健康でいること、笑顔で生活できること、悩みを打ち明けてくれたこと、一緒に悩むことなど、子供と過ごす時間を楽しんでいます。
保健室ならば、弱い自分も出せそうな気がします。だから、保健室って特別の場所だと思います。
学校だより 2月号
1・2年生は学年末テストを、3年生は県立高校一般選抜の出願を終えました。
3年生にとって、卒業という言葉が少しずつ現実味を帯びてきたように感じます。
愛と夢を求めて旅をし、旅の途中で出会った人々の心のぬくもりを言葉にして伝えている須永博士という詩人がいます。須永氏の優しい言葉に何度も救われました。
春が来る 寒い冬から あたたかい春が来る
花が咲き 小鳥がさえずり 心がときめく春が来る
そして 私の人生にも幸せが来る
自分の夢にむかって 力いっぱい生きていく すてきな人生の春が来る
学校だより2月号ができました。ご一読ください。
Long 昼休みを行いました!
今年度、生徒会は「Long 昼休み」という新たな企画を提案し、趣向を凝らした内容で楽しい時間を過ごしてきました。
これまでは、全校一斉や学年縦割り、学年・学級単位での活動など、目的にあった形態をとりました。
2月22日(水)、Long 昼休みを行いました。
この日の企画は「3年生から1・2年生に向けた受験体験談の動画」でした。
すでに希望進路を決定した3年生の代表が、進路決定までの心境、受験勉強の仕方、経験したからこそ言える後輩に向けた助言など、自分の心の内を素直に語りかけていました。
1・2年生は、食い入るように画面を眺め、自分と向き合う時間になりました。
3年生にとっては、この日が最後の「Long 昼休み」でした。3年生は、学年で卒業前企画「なぞなぞ大会」で盛り上がりました。自分たちが提案した楽しい時間を、最後まで笑顔で楽しむ姿を微笑ましく感じました。
必要から生まれたLong 昼休みです。「想いをカタチに」というスローガンを、今回は後輩に向けたメッセージで実現しました。
「伝統不息」の精神は、こうした取組から受け継がれていくものと確信しました。
表彰朝会を行いました!
2月22日(水)、表彰朝会を行いました。
文化面、運動面と多岐にわたって活躍し、たくさんの賞状をいただきました。
今回、授与した主な賞は以下のとおりです。
■栃木県バレーボール協会長杯争奪下都賀地区大会 女子 優勝、男子 優勝
■栃木県協会長杯争奪中学校バレーボール大会 男子の部 優勝
■下都賀地区1年生バスケットボール大会 女子の部 準優勝
■下都賀支部冬季卓球強化大会
2年女子シングルス 優勝、2年男子シングルス 優勝、2年女子シングルス 準優勝、2年女子シングルス 第3位、1年女子シングルス 第3位、女子ダブルス 優勝、女子ダブルス 第3位
■第76回下都賀地区理科研究展覧会ならびに発表会
展覧会の部 優秀賞、優良賞
■令和4年度壬生町理科研究展覧会並びに発表会
展示の部 優秀賞、優良賞 発表の部 優秀賞
■栃木県U-15バスケットボール後期リーグ戦(W4-9リーグ)優勝
■第76回栃木県理科研究展覧会ならびに発表会
発表会の部 優秀賞、展覧会の部 最優秀賞
■第53回下野教育美術展
デザインの部 入選34名、奨励賞31名
絵画の部 入選22名、奨励賞23名
デザインの部 入選38名、奨励賞22名
■第53回下野教育美術展 デザインの部 銀賞2名
■栃木県中学校総合文化祭 スローガンの部 優秀賞
■第34回読書感想画栃木県コンクール 佳作
■栃木県学校教育書写書道作品展 半紙の部 金賞
■令和4年度栃木県明るい選挙啓発ポスターコンクール 佳作
■令和4年度 給食週間 優秀作品
■壬生町安全・安心町民大会 交通安全作文の部 佳作
日頃の地道な活動や授業での成果が実った結果です。
受賞された皆さん、おめでとうございます!
資源委員会と福祉委員会のコラボ!
生徒会は「心 ~ 想いをカタチに ~」をスローガンに掲げ、心の中で思い描いた考えを行為として次々とカタチにしています。
資源委員会は、ペットボトル回収目標を30,000本と定め、計画的に回収を行いました。壬生町では、1本につき1円の「ペットボトル回収報償金」があります。
ペットボトル回収の益金と緑化募金の還元金を地域や社会のために使いたいという申し出がありました。その申し出は「花を贈ろう!」というカタチにしています。
2月20日(月)、「本校を訪れるお客様を花でお迎えしたい。」「あいさつ運動を行う小学校に花を贈りたい。」という想いを校長室で語ってくれました。
1年間かけて回収した益金を自分たち以外に使い、世の中のために役立てるという経験は何にも代えがたいものです。
あいさつ運動とペットボトル回収、緑化募金という活動が互いにつながり合い、新たな価値を生み出すことになりました。主体的で自治的な生徒会活動が展開されていることのあらわれです。
ありがとうございます。
県立高一般選抜の願書等を提出しました!
栃木県立高等学校の一般選抜の願書等の提出は、2月20日(月)~2月21日(火)の正午までです。
本校は、2月20日(月)午前中に提出を済ませました。出願先は、「19校15学科」と広範囲にわたっております。
学力検査に向け、準備は整いました。
3年生の皆さん、自分を信じ、最後まで決してあきらめることなく最善を尽くしてください。
Where there is a will, there is a way.
(意志あるところに道は開ける。)
学力検査は3月8日(水)、面接は3月9日(木)、3月14日(火)に合格発表が行われます。
1・2年生は学年末テストです!
本校は、「生徒が育ち、教職員が協働し、保護者や地域と連携する学校」を目指しています。
生徒が「学校を楽しい」と感じるのは、「できた喜び」や「分かった楽しさ」を実感する瞬間です。「授業は学校の生命線」であり、生徒たちの幸せはここにあります。そのためには、思いを分かち合い、喜びを見い出し、仲間を大切にしながら互いを高め合う授業が繰り広げられることに他なりません。
物や情報を瞬時に手に入れることができる時代です。これからの時代、最も大切となる価値は「時間」だと考えます。
1年後、できるようになったことが増えた自信と進級の喜び。3年後、リーダーとしての自信とたくさんの思い出を胸に新たなステージへの歩み。20年後、現在の生徒が保護者となった時、今受けている授業や教育活動を笑顔で自分の子どもに語っています。
充実した時間が、生徒の幸せにつながります。すべての生徒に幸せな時間、感動の瞬間を提供することが本校の役割であり、ここで働く私たちの使命です。
生徒が幸せになると保護者や地域の皆様も幸せになります。生徒が幸せになると教職員も幸せになります。
上記のような学校を目指し、その中心はやはり授業ということになります。
2月20日(月)、21(火)の2日間、1年生と2年生は学年末テストです。この1年間学んできたことが、どの程度身に付き、生きて働く知識や技能となったのかを確認するためのテストとなります。1年生も、2年生も真剣にテストに臨む姿が見られました。
学びを自分の力に変えてほしいと思います。
表彰状が届きました!
本校は、「栃木県 健康推進学校 最優秀校(中学校の部)」に選出されました。
この度、日本学校保健会より「令和4年度 全国健康づくり推進学校 優良校」として表彰され、表彰状並びに記念盾を届けていただきました。
以下のような受賞理由が挙げられます。
■学校経営に健康教育を明確に位置付けていること
■学校保健委員会を積極的に開き、学校全体で健康教育に工夫して取り組んできたこと
■コロナ禍の中でも、保護者をはじめとする関係者と連携し組織的な健康教育を行ったこと
名誉ある受賞を機に、今後も、子供たちの心身の健康づくりに取り組んでいく覚悟を胸に刻みました。
「リレーで伝える本校の強み!」⑥
「リレーで伝える本校の強み!」第6弾は、本校に最も長く勤務されているO.Y先生に思いを語ってもらいました。
■私が感じる犬中生の強みは、「必要なことに気づき、自主的に行動することが出来るところ」だと思います。
皆さんは「犬中の伝統は何ですか」と聞かれたら何と答えますか?
私は何よりも「ノーチャイム」だと思います。今でこそ多くの学校で実施していますが、犬中のノーチャイムは昭和40年代から実施されているそうで、今から60年も前から行ってきたものです。ノーチャイムは「チャイムに促されずに、時計を見て自主的に行動する」という趣旨のもと行われてきたものです。初めはチャイムのない生活に戸惑いがあったと思いますが、今では普通になったのではないでしょうか。毎日時計を見て自主的に行動できていますね。素晴らしいです。
その他にも活発な生徒会活動や自問清掃があると思います。
昔から犬飼中は生徒会活動が活発で、生徒が考えて生徒主体で活動した各種専門委員会主催の行事が沢山ありました。また、ずいぶん昔の話ですが、男子の長髪がOKになったのも、カラーのライン入りの靴がOKになったのも生徒会からの提案でした。
最近でも皆さんで考えた生徒心得の改定、Long昼休み、全校レクリエーション、有志や部活動ごとに行われるあいさつ運動、シトラスリボン運動参加など、その伝統が受け継がれ、生徒が考え、生徒主体で自主的に活動している活動が見られます。
自問清掃の歴史はまだ浅いですが、時間になったら自分の清掃場所に行き、汚れている場所を自主的に清掃する強制されない清掃が毎日黙々と行われています。これも素晴らしいです。
この他にも、毎日の係活動や部活動、友人関係の中にある何気ない思いやりの行動など「必要なことに気づき自主的に行われている行動」は富にあるのではないでしょうか。
このように「必要なことに気づき、自主的に考えて行動することが出来るところ」が私の考える犬中生の強みだと思います。
犬飼中が古くから加盟しているJRCには「気づき 考え 実行する」という目標があります。その中で一番大切にしている目標は「気づく」ことです。自主的な行動も、どんな素晴らしい活動も「これをしよう」と気づかなければ何も始まらないからです。皆さんもこれからの人生の中でこの「気づき」を大切に自主的な生活を心がけていってほしいと思います。
O.Y先生は、本校に3回赴任し、通算で22年間勤務されました。地域のことも、学校の様子も熟知し、その変遷を見届けてきました。
ある時、一緒に中庭を眺めながら、「色あざやかな中庭は、本校の自慢でしたよね。」と話していました。この会話から始まったのが「中庭再生作戦」でした。40年弱経過しましたので、元通りの色合いとはいきませんでしたが、ずいぶん復元されました。
ありがとうございました。
ボランティア推進会議を行いました!
本校は、多くの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいています。おかげさまで、子供たちの豊かな学びが実現され、明るく生き生きとした学校生活を過ごすことができています。
本町では、2年前に「学校運営協議会」を校内に組織し、コミュニティ・スクールを展開しています。
教職員だけで実施することが難しい教育活動も、保護者や地域の皆様のアイディアとお力をお借りし実施することができました。
特に、コロナ禍の中でも前に進むことができたのは、コミュニティ・スクールに対する理解と協力を惜しまない保護者や地域の皆様のおかげであると実感しています。
2月16日(木)、ボランティア推進会議を開催しました。PTA代表1名、地域ボランティア8名、学校8名、文部科学省アドバイザー1名の皆様に参加していただきました。
ボランティア推進会議の目的は、「保護者と地域ボランティアの皆様と教職員とが顔の見える関係をつくること」「それぞれの思いや願いを共有すること」です。
本校のこれまでの歩みについてご説明し、活動の様子をまとめた動画を視聴していただきました。その後、意見交換をしていただきました。
◆中学生がどのような人に成長してほしいか。
・礼儀やマナーが身に付いている人 ・社会で通用する人 ・地元を愛し、地元に根付いた人 ・自分に自信の持てる人 ・目標の持てる人
◆そのために、それぞれの立場からどのようなことができるのか。
・町の課題や現状を伝えること ・人材を発掘すること
◆令和5年度の総合的な学習の時間に実施する取組(町づくり)に対して、それぞれができること。
・町議会に行って提案する ・自ら学び合えるような機会を提供すること ・ボランティアの皆様と中学生が話し合う場を持つこと
保護者、地域の皆様、教職員のそれぞれにとって「Win - Win - Winの関係」であることが大切であると考えます。
ボランティア推進会議は、思いを語り、 思いを理解し、思いを共有する場であると捉えています。
本日の会議には、それぞれの立場の皆様にご出席していただきました。ご意見や声を令和5年度の本校のグランドデザインに盛り込みたいと思います。
ご多用の中、ご出席いただきましたことに感謝申し上げます。
講演会の振り返りを紹介しました!
2月14日(火)、シギ―吉田様の講演の振り返りを校内放送で紹介し、共有しました。
■夢をあきらめないで進もうとする気持ちは大切だなと思いました。
■何かが起きて夢を失ってしまったとしても、違う視点から物事を見てみるということが大切なんだということを学ぶことが出来た。
■私は夢を語るだけでは夢はかなわないと思います。
でも、叱ってくれる人もいるし、支えてくれる人もいるのでその人たちに感謝して生活していきたいです。
■大怪我を負ったシギーさんが、日常を楽しんでいる姿がかっこいいと思いました。
■挫折も、次へのチャンスであることを、シギーさんの講演で感じました。
■挫折をしたからといって夢をあきらめるのではなく、絶対にかなえてやろうという思いを大切にしていきたいです。
■私はしっかりとした夢がなく大きくて素敵な夢を持っている友達がキラキラ輝いて見えていました。夢はあぁしたいなという願望で、希望は持つべきものという言葉でまずは小さな希望から持ってみようかなと、思いました。今の中学校生活でそばにいてくれる友達とよりよい時間を過ごしていきたいです。挫折しても、希望をもって失望しちゃっても新しい希望をもって新たな道を歩んでいきたいなと思いました。シギー吉田さんの講演会の話を聞いて生き方・考え方がとてもたくましくかっこいい大人だなと思いました。今の環境や今日の講演会に感謝して今後も生活していきたいです。
■希望を捨ててはいけないと知りました。人生がどんな状況にあっても、希望を捨ててしまっては挑戦をしていないのと同じ、成功があるはずがないなと思いました。そして、不安な未来を進むためにも希望が必要なんだと講演を聞いて気づくことができました。
もし自分がこのような立場になったら、この演説を思い出し、行動に移そうと思います。
今日はとてもためになる講演会でした。
■どれだけ絶望することがあっても、あきらめずに、ゆっくりでも進めばいつか希望が見えてくるということや、今は気づかないかもしれないけれど、時がたてば仲間がどれだけ大切か、どれだけ支えてくれたのかに気づけるということ学びました。
どれだけつらい状況になっても、希望を捨てずに進み、今でも新たな気づきを得て進むシギーさんの話を聞いて、これから自分もそのように生きていきたいと思いました。
シギ―吉田様の講演は、「夢や希望を持てる教育活動」であったことが子供たちの言葉からはっきりと伝わってきます。心に響くご講演ありがとうございました。
紹介できなかったすべての振り返りを「ホームページ - ハッピーボックス」に掲載しますのでご覧ください。また、シギ―吉田様にすべての振り返りを送付しました。
話を聴くことができる子供たちに成長していることを、心から嬉しく思います。
素敵な手紙が届きました!
昨年12月、壬生寺第二保育所の園児の皆様と第3学年の生徒は、家庭科の保育で「オンライン交流学習」を行いました。
園児に楽しんでもらえるようにクイズを考えたり、絵本を準備したり、ダンスや出し物を練習したりしました。また、手作りの名札を製作しプレゼントしました。
オンラインではありましたが、園児の純粋な笑顔に触れ、受験勉強の疲れも吹き飛んだようでした。
2月13日(月)、素敵な手紙が届きました。
冬休み明け、ようやく文字が書けるようになった子供たちが、一文字一文字心を込めて書いた様子が園長先生の礼状に綴られていました。ひらがなに加えてカタカナも混じっていました。子供たちが生まれて初めて書いたお礼の手紙だそうです。
コロナ禍ではありますが、こうして保育園児と中学生との交流ができますことに心から感謝申し上げます。
素敵な贈り物をありがとうございました。
郷土料理作りに挑戦!
季節は日ごとに春に向かっています。
節分後の最初の午(うま)の日を「初午」と呼んでいます。今年は、2月5日(日)でした。
711年の初午、伏見稲荷大社の神であるウカノミタマが稲荷山に下りたため、全国の稲荷神社で豊作や商売繁盛を願いました。
稲荷神社に備えるものがなく困り果てた下野の国(栃木県)は、お正月料理で余った鮭の頭や節分の残り物の大豆などを活用した料理を考え赤飯と一緒にお供えしました。
これが、郷土料理「しもつかれ」の誕生秘話だそうです。
2月13日(月)、2年生は、先人の知恵から考案された郷土料理「しもつかれ」とかんぴょうを食材とした調理実習を行いました。
「しもつかれ」の味付けは、各家庭によってちょとずつ異なるそうです。ご近所など7軒分の「しもつかれ」を食べると無病息災でいられると語り継がれており、人と人とのつながりを大切にしてきた文化も感じられます。
かんぴょうを用いた料理は、「かんぴょうの卵とじ」「かんぴょう揚げ」「かんぴょう巻き寿司」「ナムル」「かんぴょうの胡麻酢和え」「かんぴょうと豆腐のお焼き」など様々でした。班ごとに考えたレシピや手順で調理を行っていました。
このように郷土料理について学ぶことは、郷土に対する誇りや愛着を育むことにつながると思われます。
楽しそうな表情で仲間と協力して実習を進める姿が見られました。
3,000,000 突破!
本校ホームページを閲覧していただきありがとうございます。
アクセス件数が300万件を突破しました。
令和4年8月14日、アクセス件数が2,000,000件を突破。
令和4年1月13日、アクセス件数が1,000,000件に到達。
生徒会は、「想いをカタチに!」しています。表現力は豊かになっているなと思います。ブログを通して、お知らせしたい子供たちの姿がたくさんあります。子供たちの輝く姿をみんなで共有できることが幸せなことであると確信しています。
「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します!」というビジョンに込めた想いをこれからも大切にしていきます。
本校を応援してくださるすべての皆様にとって「幸せな時間」となることを願って…。
シギ―吉田様の講演会を行いました!
本校は、「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」というビジョンの下で、生き方教育に力を注いでいます。
壬生町出身であるシギ―吉田様の生き方から、夢や志を持ってたくましく生きることの大切さを理解させ、3学期のテーマ「強みを知り、強みを生かそう!成長、感謝、そしてネクストステージへ!」に迫る時間にしたいと考え、講演会を実施しました。
2月10日(金)、壬生町出身のカメラマン、シギ―吉田様を講師としてお招きし、ご講話をしていただきました。吉田様は、「松葉杖のカメラマン」として広く知られています。
「『14才のキミへ』 ~希望と再生のスクラム~」と題して、体育館の2年生には直接、教室の1・3年生にはオンラインによる講演会です。講演会の構成は、基調講演とパネルディスカッションとしました。
吉田様の生い立ちや事故に遭った後の生き方については、道徳科で既に学んでいます。
目の前のご本人が、どのような言葉を自分たちに向けて語っていただけるのか興味津々な生徒の表情が印象的でした。
■希望とは何か?
夢とは、○○になりたい、こうありたいなどの願いである。希望とは、逆境の時に目指すもの、不安な未来に必要なものである。
絶望を受け入れることができて、希望が再生される。
■夢をあきらめそうになった時どうしたよいのか?
受け入れられなくて、うろうろしている自分がいる。そうした中から新しい夢が再生してくる。夢のために頑張ってほしい。
1月から2月にかけ、講演会を3度開催しました。すべてがキャリア教育に関する内容です。現在、「主体的・対話的で深い学び」の実現が授業で求められています。これらの講演会では、以下のアンダーライン箇所が、子供たちの発言や振り返りの言葉で確認できました。
①学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる「主体的な学び」が実現できている。
②子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める「対話的な学び」が実現できている。
③習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」が実現できている。
子供たちの学びを支えてくださる皆様に心から感謝申し上げます。
リレーで伝える本校の強み!⑤
「リレーで伝える本校の強み!」第5弾は、ALTの先生の思いを語ってもらいました。
■Strong points of our school conveyed in the relay
Hello, everyone. This is K. H.
First, I must say that it is a pleasure to work at Minami Inukai JHS. The atmosphere of the school is very welcoming. The teachers and staff are always willing to help and through their examples, I’ve learned to say “konnichiwa” and “ohayogozaimasu” with a strong and hearty voice.
The students are friendly and positive. I’ve come to admire how they selflessly encourage each other through cheers of “ganbatte kudasai” and “fight” even for the simplest tasks. Everyone, please continue to do your best and continue to live by the values you have learned at Minami Inukai JHS. Thank you.
こんにちは、みなさん。K.Hです。まず、南犬飼中学校で仕事ができることを嬉しく思っています。 南犬飼中学校はとてもアットホームな雰囲気の学校です。 先生方は、いつも私のことを喜んで助けてくれます。私が、元気よく心を込めて、日本語で「こんにちは」や「おはようございます」とあいさつをすることができるようになったのは、生徒の皆さんや先生方の素晴らしいお手本のおかげです。
生徒のみなさんは、とてもフレンドリーでポジティブです。 些細なことでも「がんばって」とか「ファイト」と、自分のことを省みず他の人のために励まし合う姿に感心しています。生徒の皆さん、これからも南犬飼中学校で学んだ価値観を胸に、頑張って生きていってください。
ありがとうございました。
ダイバーシティー(多様性)の世の中です。多様な考え方が尊重される世の中です。
国境という線は存在しません。正しいか誤っているかという線も見えずらくなっています。だから、相手の話にじっくりと耳を傾けること、対話をして相手を理解し、納得解を見い出すことが求められるのだと思います。
ALTの先生は、英語を学ぶ意味や英語を通して世界を見る目、世界はつながっていることを教えてくれます。
ありがとうございました。
学校運営協議会を開きました!
2月9日(木)、今年度最後の「学校運営協議会」を開催しました。
協議会の主な内容は以下のとおりです。
■コミュニティ・スクールの推進状況(動画視聴)
■第2回学校評価の集計結果の報告
■「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業実践への提言
■令和5年度 教育課程編成上の留意点(変更点)
■令和5年度 学校経営計画(案)の説明
2度行った学校評価を基に、令和5年度の教育課程編成について1月初旬に教職員に提示し、意見を募りました。
本日の学校運営協議会は、学校評価結果等を踏まえた根拠を基にして作成した「学校経営計画」を承認していただくものです。
委員の皆様から頂いたご意見は以下のとおりです。
□子供たちが考えたイベントを実際にやってみる「クエストエデュケーション」を提案したい。
□大人が変わらなければ子供は変わらない。保護者や地域、教職員それぞれに役割があり、そのことを話し合える場が必要である。
□学校評価からも「自信がない」ことがうかがえる。世の中全体が失敗をしないような風潮が広がっていることも影響している。
□情報化社会は急速に広がり、モラルの指導の積み重ねが必要である。
「学校運営協議会」を有する学校をコミュニティ・スクールと呼びます。実にたくさんの保護者や地域の皆様の支援をいただいていることが分かります。令和5年度は、一層コミュニティ・スクールを進めていくことを承認していただきました。
全校道徳を行いました!
壬生町出身の写真家シギ―吉田様にご講話を依頼したところ、快諾していただきました。
2月8日(水)、吉田様とはどういう方なのか、吉田様の生き方や支えた友情について学ぶことをねらい道徳授業を全校で実践しました。
吉田様は、ラグビーをやりたいという志を持って佐野高校に進学しました。ラガーマンの聖地「花園」で行われる全国大会に出場し、高校日本代表候補の合宿に参加しました。その合宿で、スクラムを組む練習中に頸椎損傷という大事故に遭いました。
事故後、多くの人たちに支えられていることを知り、どんなことがあっても生き続けようという希望が生まれました。リハビリを続け、現在はカメラマンとして活躍しています。
吉田様は、「栃木県道徳教育郷土資料集(中学校編)」に「17歳のキミへ」という教材で取り上げられています。
高校時代からの親友との深い信頼に基づいた友情が、吉田様の生き方を変えるきっかけになりました。日本代表として活躍した親友は、現在、佐野高校で教師となりラグビーを指導しています。
壬生町出身の吉田様の生き方に共感し、「友情とは何か」について考える時間となったに違いありません。
吉田様の講演会は、2月10日(金)14:40~本校体育館で行います。
本校のコミュニティ・スクールについて報告しました!
2月7日(火)、壬生町役場において「地域学校協働活動推進事業研究会」という会議が開かれました。その会議において、この3年間で本校が実践してきた「コミュニティ・スクール」を紹介する機会を得ました。
報告する内容をまとめていると、実にたくさんの保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただいたことがはっきりとしました。そして、1つ1つの関わりが、子どもたちの豊かな学びにつながっていることを実感しました。
公立学校の強みは、「地域をもっていること」だと思います。地域の人、モノ、ことなどすべてが教育にとっての最大の環境要因であるからです。
学校には、信頼できる大人の力が必要です。保護者や地域の皆様に教育活動に参画していただき、教職員だけでは実現することのできない豊かな学びを実現していきたいと考えています。
今後ともご協力をお願いします。具体的に協力していただきたいことについては、学校だより等でお伝えしていきます。
「小中連携 あいさつ運動」を企画中です!
本校の生徒会役員は、毎朝、昇降口でさわやかなあいさつをしています。さらに、月初めに「犬中あいさつの日」を設定し、有志によるあいさつ運動を展開しています。
こうした運動を「南犬飼中学校区」に広げる企画が上がってきました。
目的は、「南犬飼中学校区の児童・生徒が、自分から進んで元気にあいさつできるように働きかけ、地域の活性と連携した指導体制をつくる。」としています。
出身小学校に出向いて、小学生と一緒にあいさつ運動を展開することに大きな意味があります。
中学校区の学校間で連携できる取組が始まります。こうした連携が少しずつ広がっていくことを期待したいと思います。実施は、2月の最終週から3月第1週の朝の時間帯を予定しています。
初めての試みではありますが、各小学校の校長先生方はこの企画を快諾していただきました。心から感謝申し上げます。
リレーで伝える本校の強み!④
「リレーで伝える本校の強み!」第4弾は、次期生徒会長が思い描いている「強み」について語ってもらいました。
■私が思う本校の強みは、「一人一人の個性を生かして活動していること、やるときはやり、何事にも全力で取り組むこと」の2点であると思います。
具体的には、運動会や輝光祭などの学校行事において、生徒一人一人の個性が輝き、全力で取り組んでいる姿をたくさん見ることができました。これこそ本校の強みであると思います。
2年生は、先週、立志スキー学習に行ってきました。そこでも同じように、私の考える本校の強みを発揮することができていたなと思います。
例えば、一人一人の立志の誓いで個性があふれていること、その誓いを全員が真剣に聞いていることです。
しかし、2年生には弱みもあります。私たちの弱みは、「自分くらいはいいや」といった甘さがあります。このような弱みを克服していきたいと思います。
令和4年度の犬中の強みを、来年度もカタチにして受け継いでいきます!
「伝統不息」の石碑が登校する生徒を出迎えています。脈々と受け継がれた伝統は校風となります。
ノーチャイムは、生徒を全面的に信頼してきた本校の校風そのものです。それに応えてきたのは皆さんの先輩方です。
皆さんも新たな校風を創り出しています。これからの時代に求められる資質・能力に沿った「聴く力」や「対話する力」や「表現する力」です。そのことをあらゆる機会で発揮できていることを誇りに思ってください!
次期生徒会長の伝統継承の覚悟を心強く感じました。ありがとうございました。
第2回 学校保健委員会を行いました!
生徒会活動が活性化され、各委員会の活動にたくさんの工夫と意欲が感じられます。
Withコロナと言われる中、学校生活も様々な感染対策を講じ、今までとは違った生活様式を当たり前にできるようになりました。特に、保健委員会と給食委員会の常時活動は、直接関わりがあります。
今年度、学校保健、学校安全、学校給食の取組をまとめて報告した「健康推進学校審査会」中学校の部において、下都賀地区最優秀校、栃木県最優秀校となり表彰されました。
2月2日(木)、第2回学校保健員会をオンラインで開催しました。
学校保健委員会のテーマは「WITHコロナ~望ましい生活習慣の定着を目指して~」としています。
それぞれの委員会の代表が、実践した内容と成果や今後の課題について報告しました。
保健委員会は、シャボネット液や消毒液の補充、給食後の歯磨きの実施状況やハンカチ所持率の調査結果、新たに教室の換気の効果については発表しました。
給食委員会は、SDG'sの視点からごみの軽量化作戦に取り組んだ様子を動画に収めていました。ごみの量を半減することができました。
学校医様、学校歯科医様、学校薬剤師様の皆様方にも参加していただき、ご助言を賜りました。
・手洗いの際、手のひらのけがなどに留意してほしい
・食後のブラッシングの習慣化を継続してほしい
・清潔なハンカチを持参してほしい
本校生徒に身に付けさせたい4つの力を、「目標を持つ力」「自分を律する力」「人間関係を築く力」「課題を解決する力」としています。
健康に対する取組においても、こうした力をバランスよく発揮していくことが大切であると実感しました。
できることを見い出し、学校保健委員会を継続することができました。ご協力いただいた学校三師の皆様や保護者に心から感謝申し上げます。
特色選抜入試の願書等を提出しました!
栃木県立高等学校全日制課程の入学者選抜は、一般選抜と特色選抜の2通りがあります。
一般選抜は、5教科で行う学力検査と一部の学校では面接を実施します。
特色選抜は、各学校が定める「特色選抜に出願するための資格要件」を満たす者で、合格内定後は入学を確約できることが条件です。募集定員の「10%程度」「20%程度」「30%程度」のいずれかから各学校・学科ごとに定められます。
面接、作文または小論文、独自の検査を行う学校もあります。
2月1日(水)、特色選抜の出願でした。
本校からは、宇都宮市、真岡市、鹿沼市、日光市、下野市、小山市、栃木市、壬生町など県内広範囲にわたる21校、19学科に出願します。
3年生の廊下には、特色選抜入試までの日めくりカレンダーが表示されていました。
3年生の皆さん、寒さは厳しい時期ですが、自分の可能性を信じて頑張ってください!
立志式を行いました!
1月27日(金)、第2学年は、奥日光高原ホテルにて立志式を行いました。
立志は、かつての元服に相当します。中学2年生のこの時期は、これからの自分を考える大切な節目でもあります。
式は、厳粛な雰囲気の中で行われました。
一人一人が、将来に向けた決意を自らの言葉で披露しました。将来の夢、人としての生き方、社会への貢献など真摯に自分と向き合う姿勢に心打たれました。
式典後は、それぞれの保護者が思い出の写真とともに我が子に向けたメッセージが紹介されました。名前に込められた願いや将来に向けた声援などたくさんの愛情が込められたメッセージに感動しました。多くの保護者は、「幸せな人生を送ってほしい!」「優しい人になってほしい!」「思いやりのある人になってほしい!」「自分らしく!」などを望んでいることが分かりました。
子供たちは、スライドに映し出された原本を手にし、保護者に対する思いをはがきにしたためました。
幸せであることを実感するひとときとなりました。
【式辞】
山本有三という栃木市出身の作家がいます。代表作に「路傍の石」という作品があります。主人公は、愛川吾一という少年です。
吾一少年は、鉄橋にぶら下がり、汽車を止めてしまうという事故が起こします。そのことを知った担任の次野先生が吾一少年を諭した言葉です。
次野先生の言葉には、二つの大きな意味が込められていると思います。
まず一つは、この「われ一人なり」は、「吾一」という名前でなくても、皆さん一人一人にも言えるということです。この世の中に、自分という存在は一人しかいません。つまり、人はそれぞれに、一度しかない人生を、一つしかない命を生きています。皆さんの一人一人が、そして皆さんのまわりの一人一人が、一度きりの一生を、一つしかない命を生きている大切な存在です。自分自身の存在を、そして仲間の存在を大切にできる皆さんであってほしいと思います。
もう一つは、「たった一度しかない一生を、本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」という言葉です。
「自分を生かす」とは、「本気で生きる」そして「幸せをつかむ」という意味です。人生は一度きりです。幸せになる権利は、誰もに与えられたものです。
志という言葉は、士と心で構成された文字ではなく、之と心でできた文字です。心が之(ゆく)です。心が方向を持つということです。 こういう人生を歩みたいという方向を決めたならば、前に進むということを意味しています。志を高く、一度きりの人生を歩んでほしいと思います。
皆さん一人一人が、幸せな時間をたくさん作りだせるようにと心から願い、式辞といたします。
スキー学習に行ってきました!
第2学年は、1月27日(金)より1泊2日で奥日光にスキー学習に行ってきました。
スキー学習の目的は、
①自己の目標に向かって努力する態度を養う。
②生徒間の相互理解を深め、健全な心身を育成する。
③自分の役割に責任をもって取り組む実践の場とする。
としました。
掲げたスローガンは「踏み出せ一歩 未来の道へ ~ スキー大スキー!!!!! ~」です。
各クラス2名の10名の実行委員が中心となって、出発式をはじめとする式典の計画や当日の運営を行いました。
スキー場は、粉雪の舞う絶好のスキー日和となりました。生まれて初めてスキーを経験する者が半数以上です。
ブーツに足を踏み入れた途端に、自由に身動きできない状態を、「ペンギンの気持ちがよく分かる!」と表現していました。
一面白銀のゲレンデは、少年少女の心を一瞬で子どもに変えてくれました。誰も歩いていない新雪の上を、楽しむかのように足跡をつけていました。
スキー学習は、これまでの経験を基に15班(1班10名前後)に編成されました。スキー用具の脱着、転び方、起き上がり方、止まり方、歩き方、方向変換、リフトの乗り降り、滑り方など1つ1つの過程を丁寧に学ぶ姿が印象的でした。
スキーは、自らの成長を実感できるスポーツです。できるようになったことを自らが味わうことができるからです。
2日目にスキーブーツをはくまでの時間も短縮し、自然に歩き出す姿がそのことを物語っていました。
子供たちの姿を見ていて、相田みつを氏の言葉を思い出しました。
受身
柔道の基本は受身
受身とは投げ飛ばされる練習
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習
人の前で負ける練習です。
つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です。
自分のカッコの悪さを多くの人の前で ぶざまにさらけ出す練習
それが受身です。
柔道の基本では カッコよく勝つことを教えない 素直にころぶことを教える いさぎよく負けることを教える
長い人生には カッコよく勝つことよりも ぶざまに負けたり
だらしなく恥をさらすことのほうが はるかに多いからです。
だから柔道では 始めに負け方を教える
しかも、本腰を入れて 負けることを教える
その代り ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る
それが受身の極意 極意が身につけば達人だ
若者よ 失敗を気にするな 負けるときにはさらりと負けるがいい
口惜しいときには「こんちくしょう!!」と、正直に叫ぶがいい 弁解なんか一切するな 泣きたいときには 思いきり泣くがいい やせ我慢などすることはない
その代り スカッーと泣いて ケロリと止めるんだ
早くから勝つことを覚えるな 負けることをうんと学べ 恥をさらすことにうまくなれ そして下積みや下働きの 苦しみをたっぷり体験することだ 体験したものは身につく 身についたもの それはほんものだ
若者よ 頭と体のやわらかいうちに 受身をうんと習っておけ 受身さえ身につけておけば 何回失敗しても すぐ立ち直ることができるから… そして 負け方や受身の ほんとうに身についた人間が 世の中の悲しみや苦しみに耐えて ひと(他人)の胸の痛みを 心の底から理解できる やさしい暖かい人間になれるんです。
そういう悲しみに耐えた 暖かいこころの人間のことを 観音さま、仏さま、と呼ぶんです。
子供たちの笑顔が輝いていました。
少しの成長を感じ取れたこと、やればできるという実感を味わえたこと、仲間の存在が自分を勇気づけてくれたことなど大切なことを学ぶことができたスキー学習でした。
学校だより1月号
12月には、第2回学校評価アンケートにご協力をいただきありがとうございました。評価結果をまとめ、次年度の学校経営計画や教育計画の作成を進めているところです。
キャリア教育を兼ね計画的な講演会を行っています。また、第2学年は、1月27日(金)から1泊2日で、日光湯元に立志記念スキー学習に出かけます。
明るい未来を見つめながら、力強く歩みを進めていこうと思います。
学校だより1月号が出来上がりました。ぜひともご一読ください。
リレーで伝える本校の強み!③
「リレーで伝える本校の強み!」第3弾は、生徒会長が思い抱いている「強み」について、自分の言葉で語ってもらいました。
■私の考える本校の強みは、「想いがカタチとなり、学校が活発化していること」だと思います。
生徒の皆も、「本校の強みは何か?」と問われたら、きっと同じようなことを思い浮かべるはずです。それは、皆さんが「有志による多くの取組にも参加してくれたこと」「当事者意識を持って『生活の心得』の見直しを行ったこと」などにより、主体性が磨かれたのだと考えます。
本校の強みは皆さん自身の強みにもなりえます。後輩の皆さん、個々の強みを生かし新たなステージで輝いてください!
そして、3年生のみんな、今は受験で辛い時期だけれど最後まで頑張ろうね!
故やなせたかし氏が作詞した「アンパンマンのマーチ」に、「何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ!」という一節があります。
子供たち誰もが「うれしい」と言える「生きる喜び」を感じるような世界を、それぞれの与えられた場で、それぞれの力でつくりあげてほしいという願いが込められています。
この歌詞は、特攻隊員として若い命を戦争で失ったやなせ氏の弟を思う心の叫びでもあったそうです。
「アンパンマンのマーチ」 作曲 やなせたかし 作曲 三木たかし
そうだ!うれしいんだ 生きる喜び たとえ 胸の傷が痛んでも
何のために生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのはいやだ!
今を生きることで 熱いこころ燃える だから君は行くんだ ほほえんで
そうだ!うれしいんだ 生きる喜び たとえ 胸の傷が痛んでも
ああ アンパンマン やさしい君は 行け!みんなの夢守るため
中学校生活を送る中で、経験を通して本校の「強み」を実感し、そのことを自分の言葉で伝える生徒を頼もしく思います。
強みを自信や力に変えてほしいと思います。
生徒会長ありがとうございました。
新しい制服の提案がなされました!
生徒会は、昨年度「生活の心得」の抜本的な見直しを行いました。今年度も小さな改革は続いています。
自分たちの学校を、自分たちの手で、より良いものにしたいという主体的で自治的な生徒会は本校の誇りです。
生活の心得の見直しを行う中で、「制服」そのものに関する意見が出てくるようになりました。新生徒会役員選挙の際にも、候補者の中から「制服」改定に関する意見が出されました。身近な問題としてとらえていることの表れであると思います。
1月25日(水)、生徒会集会において生徒会長から新しい制服に向けた提案がなされました。
現在、世の中は、次から次へと変化し続けています。そうした中で、大切にしなければならないのは本質を見失うことなく変化に対応していくことだと考えます。
教育の本質、学校に求められる本質とは何か?それは「生徒の幸せ」です。これはどんなに変化が激しくとも不変のものであると思います。
今いる在校生だけでなく、後輩の姿を思い描いてその幸せを願っているという生徒会長の言葉に感銘を受けました。
50年先の母校に対する思いを馳せることのできる生徒に育っていることを心から嬉しく思います。歴史をつくるのも、変えるのも生徒の皆さんです。
是非とも新しい制服づくりを進めましょう!創立80周年、アニバーサリーデザインの制服への大きな1歩を踏み出しました。
学習集会を行いました!
本校は、学級活動や総合的な学習の時間を中心に「キャリア教育」を積極的に進めています。「キャリア教育」という時間を特別に設定しているのではなく、自分の特徴について知る、勉強することの意味、働くことの意味、やりたいこと、生き方などについて体系的に学ぶことを「キャリア教育」と呼んでいます。
1月24日(火)、オンラインにて学習集会を行いました。全校生徒を対象とした学習集会は今年度2度目です。
今回は「なぜ勉強するのだろう」というテーマについて、進路指導主事が子どもたちに向けて語りかけました。
キャリア教育は、生き方を学ぶことです。
現実を見ると、初めての試練である受験を避けて通るわけにはいきません。高校選択 ≠ キャリア教育であり、学ぶことの意味や学びを将来にどうつなげていくのかを自分のこととして捉えることが大切だと思います。
進路選択を身近に控えた3年生、進路に対する意識を高めてきている1・2年生も、身を乗り出すように画面を見つめている姿が見られました。
校内給食週間が始まっています!
1月16日(月)~1月20日(金)までの1週間、校内給食週間が行われています。給食週間にちなんで、1年生はポスター、2年生は作文、3年生は標語を担当して掲示したり、発表したりしました。
給食委員会の皆さんが中心となって、給食室紹介の動画を制作してくれました。また、給食委員さんがクイズを行い、当選者の最も多かったクラスに「給食メニューリクエスト券」が手渡されることになっています。
自分たちの学校を自分たちの手で、より良いものに、より楽しいものにしようとすることが伝わってきます。主体的で、自治的な活動を心から応援したいと思います。
校内給食週間の献立は、「日本各地の味めぐり」です。
1月16日(月)は、神奈川県メニュー「サンマー麺」「日本で最初のアイスクリーム」の店が誕生したのも神奈川県だそうです。
1月17日(火)は、宮崎県メニュー「チキン南蛮」です。
楽しみながら給食をいただけることに感謝します。給食委員の皆さん、栄養士さん、調理員の皆さんありがとうございます。
リレーで伝える本校の強み!②
3学期のテーマは、「未来への準備! 強みを知り、強みを生かそう ‼
成長、感謝! そしてネクストステージへ ‼ 」です。
第2弾で強みを伝えてくれたのは、初任者として着任したS先生です。
本校の強みは、「ありがとう」と素直に伝えられることだと感じています。給食を配膳してもらったり、ペンを落として拾ってもらったりした時、友達から勉強を教えてもらった時などたくさんの「ありがとう」が聞こえてきます。
先生たちに対しても、プリントをもらう時、分からないことを教えた時など「ありがとう」を伝えてくれます。
日常生活でついつい感謝の心を忘れてしまいそうなことに、当たり前のように「ありがとう」を素直に言えて、心がポカポカした気持ちにさせてくれます。
「ありがとう」がいっぱい聞こえてくるということは、優しい心を持った人がたくさんいるとも考えられます。
これからも「ありがとう」があふれた温かい学校であってください。
いつもたくさんの「ありがとう」をありがとう!
栃木GBの寺内崇幸監督に講話していただきました!
壬生町では、家庭教育力の充実を図ることを目的として「子育て・親育ち講座」を開催していただいています。
昨年4月、子どもたちに、かっこいい生き方をしている大人の話を聞かせたいという希望を町教育委員会の担当者に伝えました。そして、栃木ゴールデンブレーブス監督である寺内崇幸氏の講話が実現されました。
寺内氏は、県立栃木工業高校を卒業し、JR東日本に就職し、社会人野球を経て、ドラフトで読売巨人軍に入団し活躍されました。
華やかな経歴の陰では、並々ならぬ努力があったと拝察します。そうした経験を基に、「全てを経験に!自分と向き合い、楽しみを見つけていこう‼」という演題でご講話していただきました。
1月16日(月)、1年生と希望する保護者は体育館で、2・3年生は教室でオンラインで参加しました。
■プロとして結果を残すことはできなかったが、挑戦することはできたと自負している。挑戦がないと、成功も失敗も生まれない。失敗の原因を探り、失敗から学ぶことが大切である。
■努力が報われる瞬間がある。報われる努力をしよう。そのためには、物事の本質を見ようとすることが大事である。
■夢はあったほうがよい。夢があると、小さな目標ができる。
■たくさん遊び、たくさん学んでほしい。失敗を恐れず、自ら考え、自ら発言してほしい。
■周りの人に良い影響を与えられる「いい人」になってほしい。影響を与えるために「いい言葉」を遣ってほしい。
【 質疑応答 】
◆自分の強みを見つけるためにはどうすればよいですか。
→ 自分がどうなりたいのか、自分に何が必要かを判断していくと、その過程で強みが見つけ出せるはずです。
◆監督として大事にしていることは何ですか。
→ 選手が何を考えているのか、叱った時に心の中でどんなことを感じているのかを見つめるようにしている。
貴重な経験と積み上げられた実績を基に、生き方を学ぶ機会となりました。
寺内監督は、講演会後に2年生と3年生の教室を訪れ、激励の言葉を掛けてくださりました。
「幸せな時間づくりを応援します!」というビジョンに迫ることができたひとときでした。
今回の講演会は、1年生の学級委員が役割を分担して運営をしていました。講師の皆様の会場への誘導、司会進行、講師紹介、謝辞まで責任をもってやり遂げていました。
さらに、複数名が積極的に挙手し、質問する様子を見ることができました。1年生の強みは「積極性」です。素晴らしい態度でした。
このような素敵な企画に至るまでの調整、事前打ち合わせ、当日の運営まで行っていただきました壬生町教育委員会ならびに壬生町家庭教育支援チームの皆様に心から感謝申し上げます。大変お世話になりました。
「チーム南犬飼」を実感したシーンです!
合唱発表会を実施するに当たり、普段はステージ上に置いてあるグランドピアノを体育館フロアーに下ろしました。ピアノを元の場所に戻すためには、多くの人の力が必要です。
1月13日(金)、「ピアノを移動するので手の空いている方はご協力をお願いします!」という校内放送が入りました。部活動終了後の放課後のことですが、ほどなく体育館に人が集まりました。そして、分解されたグランドピアノを元の位置に戻すと、その周辺を手際よく元通りにし、きれいにする作業が進められました。
子どもたちの合唱発表会を支えてくれた舞台を、冗談を言い合って笑いながら元通りにする姿が見られました。「チーム南犬飼」の一体感を垣間見たように思います。
「努力は足し算、協力は掛け算!」
こんな言葉が思い浮かびました。
大きな力を生み出す要因を教えてもらいました。感謝です。
「強み」を意識するための歩みです!
3学期のテーマは、
「未来への準備! 強みを知り、強みを生かそう ‼
成長、感謝! そしてネクストステージへ ‼ 」
です。
学校全体として、たくさんの成長を遂げてきました。その成長を支えているのは「強み」です。
それぞれが思い抱いている「強み」は同じかもしれませんし、異なっているのかもしれません。
「学年の強み」「本校の強み」を関係する人々がどのように感じているのか、なぜそう捉えたのかを聞いてみたいと思いました。そして、リレー形式で伝えたいと思います。題して、「リレーで伝える本校の『強み』」です。
1月13日(金)、第1回の放送を行いました。
伝えてくれた強みは「素直さ」でした。これから先の人生で出くわすであろうことを例えて話してくれました。心の素直さが、すべての人を「笑顔」にします。
素敵な笑顔が広がっている南犬飼中の強みは、素直な心によるものです。
この企画を通して、改めて本校の強みに気付けることを期待しています。
「リレーで伝える本校の『強み』」は、ホームページ - 「ハッピーボックス」に掲載しますのでご覧ください。
第2回 学校評価がまとまりました!
上記は、本校のグランドデザインです。
薄緑色の枠囲みはビジョンや目標や方針、黄色の枠囲みは教育活動、ピンク色の赤枠囲みが評価を意味しています。
本校は、年間2回(7月・12月)の学校評価を行っています。
■評価項目を16項目に絞り込み、それぞれに目安とする数値指標を設定し、生徒、保護者、教職員とも同じ項目を、いずれも「子どもの姿」を評価していただいています。
■年2回行う理由は、年度内に学校運営の改善を図れるものについては、速やかに着手していくためです。
■学校行事を実施した際、直後に保護者からご意見をいただき、子どもたちにフィードバックしています。本校では、こうした取組も学校評価と捉え、学校運営を見直す手立ての1つと考えています。
今年度第2回の学校評価がまとまりました。ホームページ -「 学校概要・学校評価」に掲載しましたのでご一読ください。
学校運営の改善点については、速やかに見直すとともに、令和5年度学校経営計画に反映させます。
今回は、生徒、保護者、教職員ともにFormsを活用したデジタルでの回答方式としました。(生徒、教職員は、前回までマークシート方式でした。)
ご協力に対し心より感謝申し上げます。
音楽科の研究授業を行いました!
2学期には、音楽科の授業で行った合唱を披露する「合唱発表会」を学年ごとに開催することができました。ここ2年半は、校内で歌を歌うことも制限してきただけに、大きな1歩を踏み出したように感じました。
また、卒業式を見据え、国歌や校歌を斉唱する準備も始めました。
これまで当たり前のように思えたこともままならない中、音楽科では授業内容を入れ替えたり、代替案を取り入れたりしながら工夫して授業を進めてきました。
1月12日(木)、第2学年音楽科の校内研究授業を行いました。
題材は「曲の構成のおもしろさを味わいながら鑑賞しよう」で、本時は4時間扱いの2時間目でした。
フランスの作曲家、ラヴェルの「ボレロ」を鑑賞曲に取り上げました。同一のリズムが保たれ、2種類の旋律が繰り返される構成が特徴的な曲です。
子どもたちに、自分のイメージや感情を抱く視点を3つ(音色、リズム、強弱)示して
いました。
15分という長い楽曲をメモを取りながら、集中して聴き入る姿が印象的でした。
その後、自分の考えと友達の考えを交流しながら比較し、似たような考えや新たな気付きを生み出す活動に広げていました。
中学校における音楽科の授業は、週1時間程度です。
しかしながら、音楽は私たちの生活の中では大切な働きをしています。心の安定、癒し、勇気付け、モチベーション…など日常生活に欠かすことのできない存在です。音楽のある日常は、生活に潤いを与えてくれます。
「見方・考え方」を働かせた授業を展開することで、何気ない日常や社会、文化との関連に気付くきっかけとなることを学びました。
高齢者の皆様からお礼の手紙が届きました!
昨年12月、生徒会は、壬生町社会福祉協議会のご協力を得て、町内の高齢者の皆様に年賀状400通と施設にパンジーを植えたプランター1基を届けました。日頃お世話になっている地域の皆様に、少しでもお役に立ちたいと願っての発案でした。
受け取られた皆様から、心温まる言葉や励ましの言葉が届けられました。
■丁寧に作られたプランターをお贈りいただきまして、誠にありがとうございました。会員と毎日きれいなパンジーを眺めております。このようなお心遣いに深く感謝しております。
■1枚1枚を心をこめて丁寧に書いてくださった様子が心に響いて嬉しかったです。いただいた年賀状を貼り出して皆さんに見てもらいました。そして、好きにはがしてお持ち帰りいただきました。とても嬉しそうでした。孫からの便りのように楽しみにしています。
■皆様が、昨年1年間しっかり頑張った様子が分かり元気をいただきました。また、優しさあふれる言葉は、コロナで思ったように外出できない私達にとって心がなごみ、笑顔にさせていただきました。本当にありがとうございました。
■心温まるパンジーのプランターをいただきありがとうございました。添えられた折り紙の鶴や亀のように健康で長生きできるようサロンで体操や脳トレの活動を続けていきます。
【万町お達者サロン、城南地区お達者サロン、下表町お達者サロン、むつみの郷、緑1・2お達者サロン、サロンあじさい、駅東サロンあやめ会、至宝夢サロン、お達者サロンのぞみ、北小林お達者ファミリー、あけぼの福寿会】
学校は、地域の皆様方の支えによって成り立っています。
子どもたちは、地域で育てていただいています。
地域の皆様方の励ましのお言葉に勇気づけられ、意欲を高めることができます。
こうした心の交流ができますことに対し、心から感謝申し上げます。
第3学期 始業式を行いました!
壬生町は「3学期制」を導入しています。
このことを受け、本校は、それぞれの学期を以下のように捉えて計画を進めています。
【1学期】 学級・学年集団づくりを進める学期
【2学期】 集団の絆が強まり、学びの成果が実る学期
【3学期】 1年の成長を実感する学期
また、学期に1つのテーマを掲げ、子供たちや教職員とで共有しています。
1学期は、「小さな感動を重ねる!~聴く力を高め、伝える力を磨こう~」でした。
2学期は、「私たちは無力ではない、微力なだけだ!小さな力が世界を変える!誰かのためにちょっとだけ!<バタフライ効果>」でした。
1月10日(火)、第3学期始業式をオンラインにて実施しました。
学年代表による年頭所感の発表が行われました。
【第1学年代表】 「学級委員長として」
ペットボトル回収や定期テストに向けた取組、合唱発表会の練習など、学級全員の協力の下で納得のいく結果を収めることができました。現状に満足することなく、最高のクラスと胸を張って堂々と言えるように頑張ります。
【第2学年代表】 「今年頑張りたいこと」
スキー学習、立志式の実行委員として、みんなの思い出に残るものになるよう、しっかりと自分の役目をはたしていきたいです。
今年は、最高学年になる年でもあります。3年生になったならば、受験に向けて勉強を頑張りたいと思います。
【第3学年代表】 「3学期の目標」
冬休み中に私立入試を終え、3月に行われる県立入試に向け、集中して勉強に励んでいきたいと思います。
卒業式まで42日になりました。この仲間と過ごせる最後の期間になるので、クラス全員が楽しい学校生活を送り、たくさんの思い出を作っていこうと思います。
3名の代表それぞれが、自分の思いを自分の言葉で語りかけていました。実に堂々とした態度であり、心に響く言葉でした。
式辞概要
新しい1年が、はじまりました。皆さんは、どんな目標を立ましたか。
3学期のテーマは、「未来への準備!強みを知り、強みを生かそう‼ 成長、感謝!そしてネクストステージへ‼」とします。
皆さん一人一人が成長しています。また、学級や学年としての成長も十分に遂げています。3学期のテーマの周りに配置してあるのは、それぞれの学級に掲示されている「学級目標」です。私たちは一人では成長できません。必ずそばに支えてくれている人の存在があります。素直に、そして謙虚に感謝しましょう。
さらに、成長を後押ししているのは間違いなく、皆さんの心の内にある強みです。強みが何であるのか。強みを生かすことで、限りない成長につながるはずです。
3年生の高校入試に向けた面接の練習をしていて感じることがあります。自分の強みを堂々と答えられる人は、自信にあふれた雰囲気が伝わってくるということです。
集大成の学期が始まりました。
それぞれのネクストステージに向けた準備を整えてほしいと思います。
20歳の集いに寄せて…
成人の年齢が18歳になりま した。中学校を卒業し、わずか3年後です。そして、その2年後に節目の20歳です。人生には節目があります。節目を設けると言った方がよいかもしれません。竹には節があります。竹は、節を作って真っ直ぐに伸びます。節があるため、風に吹かれてもたやすく折れたりはしません。節があるから強く、真っ直ぐ、しなやかに伸びることができます。人が成長するということも同様なのではないでしょうか。
1月8日(日)、20歳の集いが行われました。ボランティアとして本校生徒29名が参加してくれました。人生の節目のお祝いを、母校の後輩が祝福してくれることは素敵なことです。
先輩の皆さんは、生まれ育った地域を大切にし、誇りに思えるのではないでしょうか。
そして、数年後は皆さんが祝福される立場です。生まれ育った地域を誇りに思える人になってください。
将来の夢や希望を語る人を心から応援しています。
あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます!
本校に関係するすべての皆様の幸せな時間づくりを応援します。
本年もどうぞよろしくお願いします。
1月4日(水)、本日から私立高等学校の入学試験が始まります。
第3学年は、一人一人の生徒はもとより、チームとして学年全体を育てています。
チームの理念は、【信頼】 ❶仲間に嘘をつかない ❷仲間を裏切らない ❸仲間を応援する です。
初めての入学試験に臨む不安は、誰もが抱いています。そのことを共有し、少しでも不安を軽減し、士気を高める丁寧な指導が行われてきました。まさに、仲間を応援し続けています。
3年生の皆さん、自信をもって臨んでください。
皆さんには無限の可能性があります。
学習委員会「study radio」最終回でした!
学習委員会は、生徒の質問に教職員が回答する形式の放送番組を企画し、実践しています。かつて、ラジオの深夜番組を聴いて受験勉強をしていた40代以上の教職員にとっては懐かしさを覚える構成です。
番組のパーソナリティーを担当する生徒は毎回異なりますが、代わる代わる実に巧みな受け答えができることに驚きます。
この番組のねらいは、「生徒からの学習に対する質問の答えにヒントを得て、学習に対する向き合い方をより良いものにする。」というものです。
最終回の今回は校長への質問でした。
■「将来、学校の先生になりたいと思っているのですが、こんなに早く将来のことを決めてしまって大丈夫ですか?
向き、不向きよりもやる気です。目指すものがあることが素敵です!本校の先生方のような子ども思いの教師を目指してください。
■「苦手な先生とも良好な関係を築く上で大切なことは何ですか?」
気が合う、合わないは、誰にでもあります。相手の話をよく聞くことかなと思います。相手のことを知るともっと知りたいと思うようになります。だから、関心を持って言葉にすることをお薦めします。
■「辛いことやあきらめそうになった時、どのように乗り越えてきたのか教えてください?」
学校に来て子どもたちに会えると思うと嬉しくなって、エネルギーをもらえるんです。そして、自分自身が笑顔でいることです。笑顔でいると、不思議と周囲から笑顔をたくさんもらえるのです。笑顔こそ元気の源です。
■「様々な模試を受けてきましたが、目標点数に届いていません。同じような思いをしている人に熱いメッセージをお願いします!」
入試はすべてを測るものさしではない!だが、自分自身の頑張りを測るものさしにはなっているはずです。どれだけ頑張ったかどうかが目盛りです。自分に限界を作らないでほしい。皆さんを3年間見てきた私は自信をもって言います。君たちならばきっとできる!
学習委員会の皆さん、「study radio」とても素敵な企画でした。毎回楽しく聴かせていただきました。
皆さんの学習への向き合い方の変容につながることを期待しています。
町内の高齢者に年賀状を届けました!
本校は、毎年末、壬生町社会福祉協議会のご協力を得て、町内の高齢者に年賀状を届けています。
1年生(152名)と2年生(142名)は、国語科の授業で年賀状を作成しました。最近では、はがきや手紙を書くという習慣が少なくなっているため、年賀状を書くというのは貴重な経験です。1・2年生合わせて400枚の手作りの年賀状が出来上がりました。
また、生徒会として、町内25施設に「パンジーを植えたプランター」を届ける提案がなされました。
プランターには、折り紙で作られた鶴と亀が添えられました。長生きをしてくださいという「想いをカタチに」しました。
多くの地域の皆様に、本校の教育活動に携わっていただいています。何らかの形で、地域に恩返しがしたいという子どもたちの「想いをカタチに」した取組でもあります。
2学期のテーマ「私たちは無力ではない、微力なだけだ!小さな力が世界を変える!誰かのためにちょっとだけ!【バタフライ効果】」です。
小さな力がかすかな風を起こしています。その広がりを感じられる2学期のワンシーンです。
保健委員会、給食委員会に受賞報告!
栃木県健康推進学校「最優秀校」受賞を、保健委員会と給食委員会の代表生徒に報告しました。
7月1日(金)、栃木県教育委員会の皆様が、現地調査として来校していただいた際、両委員の皆さんは聞き取り調査を受けていました。
委員会の常時活動や学校保健委員会の報告内容などについて説明してくれたようです。
子どもたちの常時活動の充実や保健主事、養護教諭、給食主任、学校栄養士と協働した学校保健委員会の内容が認められました。
今回の受賞とともに、文部科学省「全国健康づくり推進学校 優良校」表彰の連絡を受けました。
今回の学校表彰は名誉あることです。校長室に掲額します。
第2学期 終業式を行いました!
12月23日(金)、第2学期終業式を行いました。学年代表生徒が2学期の振り返りを堂々と述べてくれました。
■第1学年代表 「2学期を終えて」
頑張ったことの1つは初めての輝光祭です。部門ごとに準備や進行を行っていました。もう1つは部活動です。県大会出場を果たすことができました。
■第2学年代表 「私が変われたきっかけ」
人の前に立ったり、発表したりすることは苦手でした。変わることのできたきっかけは2つあります。1つ目は輝光祭の演劇で役をもらえたこと。2つ目は副部長になったことです。自分を変えるきっかけとなれた2学期でした。
■第3学年代表 「2学期の反省と3学期の抱負」
中学校生活最後の輝光祭では、他の人との関わりを持つことの大切さや集団で目標を達成することの喜びや楽しさを学ぶことができました。いよいよ受験が始まります。気を緩めずに頑張ります。
本校は、学期ごとに1つのテーマを掲げて教育活動に取り組んでいます。
2学期のテーマは、「私たちは無力ではない、微力なだけだ!小さな力が世界を変える!誰かのためにちょっとだけ!【 バタフライ効果 】」でした。
子どもたちは、生徒会や学級において、小さな変化を起こし続けてくれました。特に、異学年交流活動を通して学校全体の一体感を醸し出してくれた成果は大きいと思います。
2学期の様子を動画で振り返りました。
子どもたちの心に描く想いを誰もが応援しています。子どもたちは、「カタチにするとは、行動にして表し、結果を残していくことだ」と理解していました。
■3年生、縦割りの総合的な学習の時間、3年生の言葉に励まされたのは下学年の生徒達です。Long昼休みの仕掛けは、学年の縦割り意識を高めるのに大きな役割を果たしたと思います。
年が明けると、私立高校の受験が始まります。「いつでも今を誇れる人でありたい」そう願っています。
■2年生、輝光祭では3年生を支え、1年生をリードする役割をしっかりと果たしました。今、1つ1つ3年生から本校の伝統というバトンを引き継いでいます。クエストエデュケーションで自分の考えを堂々と話す姿に、経営者の皆さんが感動していました。年が明けると立志式があります。新たな自覚と決意を胸に、最高学年の準備を進めてください。
■1年生、授業中、友達の考えをよく聴いている姿はとても立派です。そして、自然に学び合うことができています。皆さんの素晴らしい点は、積極的に行動できることだと思っています。先輩に学び、皆さんの良さをこれからさらに発揮する機会をもってほしいと思います。
2学期、たくさんの成長が確認できました。
自分のためだけでなく、誰かのためのちょっとした思いと行為が集まると大きな力になります。まさに、バタフライ効果であったと胸を張れる学期でした。
表彰式を行いました!
12月23日(金)、2学期最後の表彰式を行いました。
文化面・運動面共に多くの賞を受賞しました。校内外で、多方面にわたって活躍した証です。受賞した皆さんの今後の活躍を期待しています。
今回の表彰は、以下のとおりです。
■第13回古河まくらが中学校野球大会 優勝
■下都賀地区1年生卓球大会 シングルス 第3位
■第16回壬生町交通安全安心町民大会 作文の部 最優秀賞、優秀賞、佳作
■壬生藩校学習館祭 論語青少年・町民の作文・発表コンクール 最優秀賞
■楽しい子育てキャンペーン三行詩コンクール 栃木県会長賞
道徳科の研究授業を行いました!
12月21日(水)、3年生道徳科の校内研究授業を行いました。
北海道白老町で地域医療に貢献した髙橋房次氏の生き方から考える教材を取り上げました。高橋氏は、小山市間々田出身です。当時、アイヌの人々に対する偏見や差別が当たり前のように行われていました。高橋氏は、和人に対してもアイヌ人に対しても、同じ人間として平等に治療に当たりました。そこには、「医療とは、単に技術や薬品を売るのではなく、内面的な苦悩まで取り去ってやるのだ。」という強い信念がありました。
本時のねらいは、「高橋氏の生き方に共感させ、誰に対しても公平に接し、差別や偏見のない社会実現に努めようとする態度を育てる。」としました。
導入では、時代の背景や不当な差別の実際などを押さえていました。担任は、予め範読を録音し再生しました。子どもたちの表情を見ておき、基本発問につなげたいと考えての工夫でした。
「ほかの医師は不当な待遇をしていたのに、高橋医師はそうしなかった。考え方の違いはなんだろう?」「なぜ、誰に対しても優しくできたのだろう?」と子どもたちを揺さぶりました。
「差別はいけないこと」は頭では分かっています。「それでもそうせざるを得なかった、そうしてしまったのはなぜか?」「周りがどうあろうと高橋医師は、差別をしないことを貫いた。それはどうしてなのか?」と深く考えさせました。
自分との関わりでは、「僕にはできない…。」と小声で漏らす声も出ていました。
価値理解(差別はいけないこと)、他者理解(人によって考え方は違うな)、人間理解(分かってはいるが、時にはできないこともある)を基に、子どもたちの考えを引き出しました。
担任は、本時に追求する内容項目について、小学校低学年から中学校までを分析していたからぶれることはありませんでした。
建前に終始することなく、子どもたちと担任の関係だからできる本音の話し合いを重ねていくことが、深い学びにつながることを教えてもらいました。
学校だより12月号
3年ぶりに、学年単位ではありますが「合唱発表会」を実施することができました。
そして、本日2学期の終業式を迎えます。子どもたちの成長を実感する2学期となりました。ご協力ありがとうございました。
学校だより12月号ができました。ご一読ください。
合唱発表会(2年生)を行いました!
12月22日(木)、第2学年合唱発表会を開催しました。
学年の廊下には、「合唱の目的」が子どもたちの文字で記載されていました。
【合唱の目的】
・仲間意識 ・クラスの絆 ・友情 ・協力 ・団結力 ・笑顔 ・違った視点を見つける ・感動を伝える
学級の仲間と、心を1つにして歌声を合わせました。歌声は、初めから合うことはありません。少しずつ心が揃い、声のハーモニーが形作られてくるものです。したがって、合唱は過程が大切なのだと思います。
2年生の皆さん、素敵なハーモニーでした。そして、皆さんが考えた「合唱の目的」を達成することができたのではないかと思います。
当初の予定より2週間延期しましたが、保護者の皆様に合唱を披露することができたことを心から嬉しく思います。
想いをカタチに! 「生活の心得」の見直し編
本校は、昨年度4カ月間をかけて「生活の心得」を全面的に見直しました。現在の私たちの生活に合ったきまりにしていこうと学級や生徒会中央委員会で話合いを重ねました。
今年度も引き続き「生活の心得」の見直しのための話合いは継続しています。
12月21日(水)、生徒会長をはじめ生徒会本部役員の5名が、校務運営委員の教職員を前にして、現在までの協議の進捗を報告しました。
「生徒自身が生活しやすい」という視点からの見直しを進めたという生徒会長からの説明がありました。具体的なものは以下の3点でした。
■髪を留めるピン
■タブレットのタッチペンの使用
■制服のスーパーウォームビズ
教職員から質問がありましたが、話合いの過程が感じられるような根拠を添えた回答がありました。本日の報告を受け、さらに中央委員会で検討がなされます。
意識の高まり、母校に対する関心の高まり、生徒自治の高まりを実感しています。
大勢の教職員を前に、実に堂々とした立派な態度で報告してくれた生徒会役員に心から拍手を送ります。
想いをカタチに! Long 昼休み編
過日行われた「Long 昼休み」は、「全校生徒が一堂に会して、記念写真を撮ろう!」でした。
子どもたちの想いは、「コロナのため、全校で集まることがほとんどできませんでした。しかし、私たちの心は1つ!」であることをカタチにしたかったのだと思います。こんな想いでいること、この企画を発想したことを嬉しく思います。
そして、「子どもたちが考え、実行したLong 昼休みの企画を、折角だから拡大して掲示してあげたい!」という提案が、今度は教職員から出されました。
12月21日(水)、仲間を大切にする生徒、一人一人の生徒を大切にする教職員の想いがカタチとなりました。
CREDO(クレド:信条)に、「授業や学校行事の中で、子どもたちの思いを大切に取り上げ、小さな感動を重ねていきます!」を掲げています。
教育活動の中の1つ1つの行為を丁寧に見取っていることの表れです。
栃木県健康推進学校「最優秀校」を受賞!
12月20日(火)、栃木県健康教育研究大会が総合文化センターで開催されました。
本校は、中学校の部において「最優秀校」に選出され、本日表彰式が行われ、学校を代表して受賞しました。
受賞理由は、大きく以下の3点です。
①4つの教育目標プロジェクトチームを編成し、全教職員が各チームに所属し取り組んでいる。健康教育は「健やかな体を育むチーム」が担当し、保健主事を中心にPDCAサイクルを実践していること。
②生徒主体の生徒会活動を展開し、生き生きと心身の健康課題(保健、安全、食育)の解決に努めていること。
③教職員が健康課題を共通認識し、生徒が主体的に活動することで健康教育の成果を上げていること。
「できない」ことを嘆かず、「いかにやっていくか」を考え、前に進み続けた子供たちや保護者、地域の皆様、教職員の姿を認めていただいたのだと思います。これからも、子供たちの幸せを願い、子供たちの声が響き、笑顔が広がる学校にしていきたいと思います。
この度の受賞に際し、陰陽を問わず関わっていただきました関係者の皆様に感謝と御礼を申し上げます。
ものつくり(技術・家庭科)
中学校の技術・家庭科(技術分野)の学習についてお知らせします。現在、男女共修で技術分野、家庭分野のいずれも学びます。
技術分野では、「A 材料と加工に関する技術」「B エネルギー変換に関する技術」「C 生物育成に関する技術」「D 情報に関する技術」の4つの領域を3年間で学んでいます。
12月19日(月)、第2学年では、「A 材料と加工に関する技術」、木材加工と電気とを組み合わせた「ものつくり」(15時間扱い)が行われていました。
この題材では、材料の特徴と利用方法を知り、工具や機器を安全に使用して加工することをねらっています。この日は、材料に鉛筆でけがきをしている人、材料を切断している人、材料を加工し、仕上げている人など、行程はそれぞれ異なりました。刃物や危険な物を使用しているため真剣な様子ですが、ものつくりを楽しんでいる表情をたくさん目にすることができました。
「自分だけのオリジナル作品を作れるので、とっても楽しいです!」
「材料を加工するのは難しいですが、上手にできると嬉しいです!」
作業の手を止めることなく、嬉しそうに答える表情が印象的でした。
講演会のお知らせ
本校では、3学期、キャリア教育との関連を図り講演会を実施いたします。保護者の方も参加できるものもありますので、その際には事前にアンケートを送付いたします。
日程や講師について、予めご連絡いたします。
■令和5年1月16日(月) 14:40~15:25 【全学年、保護者】
講師 栃木ゴールデンブレーブス 監督 寺内 崇幸 氏
演題「すべてを経験に!自分と向き合い、楽しみを見つけていこう!!」
*「子育て・親育ち講座」壬生町教育委員会主催
■令和5年1月20日(金) 14:40~15:30 【第2学年】
講師 國學院大學栃木高等学校 硬式野球部監督 柄目 直人 氏
演題「未定(夢や希望、目標を抱くこと)」
■令和5年2月10日(金) 14:40~15:30 【全学年、保護者】
講師 シギ―吉田 氏
演題「未定(ファインダーを通して見てきたもの)」
パネルディスカッション、選挙を行いました!
今年度、生徒会は「心 ~想いをカタチに~」というスローガンを掲げ、自分たちの学校をより良いものにしていく試みを続けています。その中心となっているのは、生徒会の本部役員の皆さんです。想いを大切にし、自分の言葉で伝えているから相手の心に届くのだと思います。想いが伝わり、行為となるから、少しずつ変化が現れているのです。
12月16日(金)、生徒会役員立候補者による「パネルディスカッション」を行いました。
立ち合い演説は、立候補者の主張する「公約」を知ることができます。
パネルディスカッションは、当日「議題」が与えられ、その議題について討論します。立候補者が、普段どのような考えを持っているのか、出された意見に対してどう対応するのかを判断する貴重な機会となりました。
以下のような「議題」で討論しました。
■今年度、「Long昼休み」「犬中あいさつの日」など新たな取組が始まりました。皆さんは、どのような新たな取組や企画をしたいですか?
■あいさつを公約に掲げている候補者が多くいます。あいさつの改善点を、生徒に守ってもらうためにはどうしますか?
■SDG'sに関連付け、本校でできることはどんなことですか?
■「時を守り、場を清め、礼を正す」。本校の課題と改善点についてどのように考えていますか?
各候補者が「どのような学校にしたいのか」という問いに対して明確な意見を持っていることに感心しました。そして、真剣に討論する姿を頼もしく思いました。聴く態度、自分の言葉で意見を述べることなど、どの候補者も実に立派でした。
町選挙管理委員会より投票箱等をお借りし、一般の選挙と同様に厳粛に投票を行いました。
現生徒会役員の任期は、令和5年3月31日までです。
次年度の役員にも、主体的で、自治の精神にあふれた生徒会の歩みを受け継いでほしいと思います。
「学校って楽しい!」と心から思えるような南犬飼中をつくってほしいと思います。
身に付いた知識を活用しています!
子どもたちは、1日の大半を学校で過ごし、学校生活の中心は授業です。本校では、「学校の生命線は授業」を合言葉に分かる授業づくりに取り組んでいます。
本校の学校経営の努力点の1つに、「『見方・考え方』を働かせた魅力ある授業づくり」を掲げています。
授業では、「主体的・対話的で深い学び」を子どもたちが実感できるようにしていくことが求められています。具体的な視点は以下のとおり。(赤字がキーワードです。)
❶学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる「主体的な学び」を実現すること。
❷子ども同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める「対話的な学び」を実現すること。
❸習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」を実現すること。
3年生の英語科では、中学校3年間の学びの総まとめが行われていました。
「壬生町を外国人に紹介しよう」という単元を設定しています。3~4名程度のグループを編成し、タブレットを使って壬生町の魅力をプレゼンテーションするという内容です。今回は動画作成という条件を設定していました。
さらに、作成した動画をALTの力を借りて、審査をしてもらいます。
町内の名所旧跡、お店の紹介などが盛り込まれています。アバターを使ったり、動作を編集してワープしたりするなど、紹介の仕方が実にユニークで、子どもならではの工夫が見られます。
この英語科の単元では、「主体的・対話的で深い学び」の具体的な視点❶❷❸のすべてが関連付けられていました。また、英語科だけでなく、国語科や社会科、技術・家庭科や総合的な学習の時間など他教科での学びを生かしている点が魅力です。
子どもたちが学ぶ楽しさを実感し、将来にわたって学び続ける土台ができることを期待したいと思っています。
オンライン保育実習(家庭科)
家庭科では、「保育」という題材を学びます。家族や家庭、育児に関する必要な知識を学んでいます。
コロナ禍ではありますが、昨年度より壬生寺第二保育所のご協力を得て、3年生が保育実習を行っています。直接、園児との交流の場を持たせていただきたいところではありますが、現在の感染状況を考慮し「オンライン保育実習」としました。
12月14日(水)、3年生が「オンライン保育実習」を行いました。
本日の学級は、「〇✖ゲーム」「なぞなぞ」「手遊び」「じゃんけん大会」「クイズ」「じゃんけん列車」「ハッピージャムジャム(ダンス)」とグループ同士が重ならないように趣向を凝らした出し物を考えていました。
おとなは、だれも、はじめは子どもだった。
(しかし、そのことを忘れずにいるおとなはいくらもいない)
サン・テグジュペリ『星の王子さま』の一節です。
「これ何?」「どうして?」
子どもは、見るもの、聞くもの、手にするものすべてに好奇心を抱き、純粋に感動し、想像力をふくらませます。
「わあ、きれい!「見て!見て!」
素直な心で見るから美しく見え、一緒に感動を分かち合いたいと思います。そんな純粋な心に触れるから、子どもの無邪気さを素敵だなと感じるのです。
中学3年生の表情が、いつも以上に、優しく、温かく感じられました。楽しませてあげようとしましたが、優しい気持ちをたくさんプレゼントされたようでした。
保育実習を通して、サン・テグジュペリの言葉を思い起こしたのではないでしょうか。
調理実習(家庭科)
3年ぶりに、家庭科の調理実習を開始しました。
12月13日(火)、2年生は調理実習を行いました。
この題材は、家庭科教員だけでなく、栄養士とのティームティーチングで授業を行っています。子どもたちの豊かな学びのために、栄養士の専門的な知識や技能を授業の中で生かしています。
この日のメニューは、「鮭のムニエル」+「コーンスープ」+「ジャガイモのアレンジ料理」です。アレンジは、ポテトサラダ、フライドポテト、ハッシュドポテトなどから選択しています。
主体的に学ぶためには、選ぶ、判断する、決定するなどの過程を経ることが大切なのだと感じました。
手際よく調理を進める姿や作業を分担し、協力する姿が見られました。
実技を伴う教科では、こうした実習を通して、獲得した知識を使える力にしていくことが求められます。
誰もが楽しそうに実習をする姿が印象的でした。
合唱発表会(1年生・3年生)を行いました!
これまでの2年半、入学式や卒業式において国歌、校歌の斉唱は行ってきませんでした。演奏をただ聴くことや口ずさむにとどまっていました。
3年前までの本校は、輝光祭のプログラムの1つとして「合唱コンクール」を位置付けていました。合唱の練習を通して、学級の一員としての所属意識を高めたり、仲間との絆を深め、学級の一体感を醸成したりしました。
今年度、音楽科の授業時間に「合唱」を行いました。音楽科の学びを発表する場として学年別に「合唱発表会」を開催することとしました。
12月9日(金)は第1学年、12月12日(月)は第3学年の発表会を行いました。どの学年にとっても、初めて経験することです。3年生にとっては最初で最後の合唱発表となります。
1家庭2名以内に制限させていただきましたが、保護者の皆様にも参観していただきました。
【第1学年 発表の様子】
【第3学年 発表の様子】
久しぶりに目にする合唱の光景はとても新鮮でした。そして、学校という場所に歌が必要であるとしみじみと思いました。なぜならば、子どもたちの歌声の持つ力を感じたからです。
学校行事の中に、素敵なハーモニーが取り戻せることを心から祈念します。
クエストエデュケーション(2年生)のプレゼンの様子です!
第2学年では、総合的な学習の時間に、町内8つの企業のご協力 を得て、クエストエデュケーションを展開しています。
それぞれの企業の経営理念やビジョンを聞かせていただき、企業が抱えている課題を理解します。その課題に対して、中学生の視点から解決のための提案を経営者の皆様にプレゼンします。今年度は、提案内容が採用されれば、商品化され、販売までこぎつけられることになりました。
12月9日(金)、企業各社ごとにプレゼンを行いました。
中学生の提案に対して、メモや写真に収める経営者の姿が印象的でした。なかには、自社の従業員に見せるため、動画を撮影する企業もありました。
企業の皆様から出された主な課題は以下のような内容です。
■来場者が、思い出に残る演出方法を考えてほしい!
■おもちゃの町を連想した商品開発
■自分の長所を生かした仕事
■自走式組織にするためには!
■お客様にリピーターになっていただくには!
■新しい商品の提案
「中学生が、これほどよく調べていることに正直驚きました。」
「自慢できる学習内容です。大人が気付かされます。」
「なるほどと思える提案がいくつもありました。」
「子どもたちが助け合い、気づかう姿が素晴らしいです。これは、学校の色です。」
など、有り難い声を掛けていただきました。
先の見えない混沌とした世の中です。真剣に働く大人の姿を目にした子どもたちも、夢や希望を語り合う子どもの姿に触れた企業の皆様も、互いにプラス思考で考える時間を共有できたことに大きな意味があると思います。
「次年度も参加します!」と言って帰って行かれました。ぜひとも楽しみにお待ちしています。
ご協力に対し心から感謝申し上げます。
租税教室(3年生)を行いました!
12月9日(金)、3年生を対象に租税教室が開かれました。
現在、税理士をされている本校の卒業生が講師を務めてくれました。
3年生はまさに今、社会科の公民分野において政治や経済について学んでいるところです。社会科での学びと実社会とをつなぐ絶好のチャンスでもありました。
オンラインによる講話ではありましたが、各学級代表生徒に質問をし、子どもたちの反応を確認しながら進める形式を取りました。
「国民の3大義務」を問われたり、「税の意味」「税の使い道」を再確認したり、社会科での学びと社会との繋がりを実感することができました。
成人年齢が18歳となりました。中学3年生にとっては、わずか3年後です。社会の一員としての自覚と責任を果たすことを学ぶ貴重な機会となりました。
母校の後輩のために、こうして足を運んでくださることに対して感謝申し上げます。
人権週間の取組を紹介します!⑤
12月9日(金)、人権週間5日目のテーマは「人権とコロナ」です。
コロナとの戦いは間もなく3年となります。学校は、子どもたちの学びを止めないために、様々な取り組みを行ってきました。子どもたちや保護者の皆様にもたくさんのご協力を得たからこそできたのです。
感染の収束は、まだまだ見込めません。誰もが、いつ、どこで感染するかも分かりません。そうした状況を踏まえ、最終日のテーマを設定してくれました。
❶現状を把握する。 ❷問題点を探る。❸自分たちの視点で考える。❹考えたことを共有する。 ❺共有したことを実行する。❻実行したことを振り返る。
「気付き・考え・実行する」は、JRCの行動目標です。
実行委員の皆さんが作成してくれた人権動画資料は、何気ない日常の中に「人権」がたくさん存在していることに気付かせてくれました。
谷川 俊太郎 氏
ともだちと てをつないで ゆうやけをみた
ふたりっきりで うちゅうにうかんでるー
そんな きがした
ともだちと けんかして うちへかえった
こころのなかが どろでいっぱいー
そんな きがした
ともだちも おんなじ きもちかな
2学期のテーマは、「私たちは無力ではない、微力なだけだ!小さな力が世界を変える!誰かのためにちょっとだけ!『バタフライ効果』」です。
実行委員の皆さんがアイディアを出し合って制作した5日間の動画は、どれもがとても考えさせられるものばかりでした。
生徒1人1人の人権意識と責任ある行動が広がり、小さな世界を大きく変えていくことにつなげていきたいですね。
2学期のテーマを実践してくれた人権週間実行委員の皆さんに心から感謝します。
人権週間の取組を紹介します!④
日本を代表する歴史作家に司馬遼太郎氏がいます。司馬氏が、生前に子どもたちに託した言葉が1冊の本になりました。本のタイトルは「21世紀に生きる君たちへ」です。その一部を抜粋したものが以下の言葉です。
【抜粋】
人間は助け合って生きているのである。
私は、人という文字を見るとき、しばしば感動する。ななめの画がたがいに支え合って、構成されているのである。 そのことでも分かるように、人間は、社会をつくって生きている。社会とは、支え合う仕組みということである。
原始時代の社会は小さかった。家族を中心とした社会だった。それがしだいに大きな社会になり、今は、国家と世界という社会をつくり、たがいが助け合いながら生きているのである。自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようにはつくられていない。このため、助け合うということが、人間にとって大きな道徳になっている。
助け合うという気持ちや行動のもとのもとは、いたわりという感情である。他人の痛みを感じることと言ってもいい。やさしさと言いかえてもいい。「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」みな似たような言葉である。
この3つの言葉は、もともと1つの根から出ているのである。根といっても、本能ではない。だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。その訓練とは、簡単なことである。
例えば、友達がころぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。この根っこの感情が、自分の中でしっかり根づいていけば、他民族へのいたわりという気持ちもわき出てくる。君たちさえ、そういう自己をつくっていけば、21世紀は人類が仲よしで暮らせる時代になるにちがいない。
12月8日(木)、人権週間4日目のテーマは「人権と戦争」です。
世界を見渡すと、今現在も戦争が行われています。そして、尊い命が犠牲となっています。
戦争によって奪われるものについて、そして平和で暮らすことについて考えるヒントを与えてくれたように思います。
■戦争によって奪われる人権とは…
○「生きる権利」
本来最も大切なはずの「命」が「国」になってしまいます。
○「自由」
言葉、行動、表現などあらゆる自由を失ってしまいます。
○「平等」
命の重さが平等ではなくなってしまいます。
人権週間第1日目で、人権についての考え方を学びました。
「自分を大事にすること。自分と同じように他の人を大事にすること。」
司馬氏の言葉のように、他者の気持ちを共感的に受け止めることを、自分の中につくりあげていくことが大切なことであると思います。人類が幸せに暮らせる時代をつくり上げるのは、私たち1人1人の責任ある行動です。
4日目の実行委員の皆さん、大きなテーマではありましたが提案ありがとうございました。
英語科の校内研究授業
12月7日(水)、第2学年英語科の校内研究授業を行いました。
単元は、「Live Life True Harmony」です。
「スティービー・ワンダーの信念と彼の曲を紹介する例文を聞き、理解したことを基に受け身の文を表現し、自分の考えや好きなものについて意欲的に表現することができる。」という単元のゴールが設定されています。
始業時刻前から「I just called to say I love you.」の曲が教室中に流れ、授業の雰囲気を作り出していました。
英語科では、「small talk」を毎時間位置づけ、伝える楽しさや受け止めて聴くことを続けています。
本時では、「家に帰って、あなたが最初にすることは何?」というテーマが与えられました。
英語科では、話を聴いてのリアクションを大切にしています。学校全体で、受け止めて聴くことを行っているため、英語科だけでなくうなずきや相槌、質問ができるようになっています。
本時は、「be動詞 + 過去分詞 by 」の受け身の表現をできるという内容です。
3文からなるヒントクイズを基に、受け身の基本文、否定文、疑問文を押さえました。
導入(つかむ・見通す)までは、自然なペアでの学びが成り立っています。
本時の主活動(深める)では、4人グループになりました。グループの目的は、3文のクイズをつくるためのアイディアを出し合ったり、英語での表現を教え合ったりするためであることを確認していました。
テンポよく、リズムのある授業展開、仲間との自然な会話を楽しみながらのコミュニケーション、ノートを複数冊用意し学びを定着するための工夫などが見られました。
「つかむ-見通すー深めるー見つめる」の授業展開を意識し、子どもたちの表情が生き生きとしていました。
「英語は得意ではないのですが、英語の時間はおもしろいです!」と笑顔で応えてくれた生徒が印象的でした。主体的に学習に向かう態度が育っていると実感できました。
「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業づくりはまだまだ続きます。
人権週間の取組を紹介します!③
世の中は、ものすごいスピードと勢いで変化しています。これから先、どのような方向に向かうのかさえ誰にも予測ができません。予測できないからこそ、様々な思いや考えをよく聞いて理解し、対話を通してじっくりと考えていくことが求められているのだと思います。
「多様性」のことを、英語では「ダイバーシティ」と呼んでいます。性別や年齢、国籍、障がいの有無、宗教・信条、性的指向、価値観などが異なる人々のことを尊重する考え方のことです。
12月7日(水)、人権週間3日目のテーマは「人権とLGBT」です。 ダイバーシティの1つである「LGBT」について取り上げ、身近なところにある課題として考えていました。
■「JIM'S INTRODUCTION TO GENDER IDENTITY By K.Kypers」動画を視聴し、性自認について概要を理解しました。
■実行委員さんが「身近なLGBT」についてスライドを作成し、解説しました。
本校では、昨年からの女子の制服にスラックスが導入されましたが、全国的にはまだ50%程度だそうです。男子、女子の区別のない制服を導入している学校は40%に満たないそうです。
本校でも、新たな制服についての勉強会を経て、本格的な検討に入ります。
「相手の立場で考えたことで、不安や悩みを深く考えることができました。」という実行委員さんの言葉が印象に残りました。
多様性は、身近なところにたくさん存在しています。違いを「変なこと(人)」と捉えず、「自分らしさ、あなたらしさ、その人らしさ」と考えられるようにしたいですね。
3日目の実行委員さん、大切なテーマについての提案ありがとうございました。
人権週間の取組を紹介します!②
12月6日(火)、人権週間2日目のテーマは「人権とSNS」でした。
子どもたちにとってSNSは身近なツールです。必要な情報を、関係する人に早く伝えることができる便利なものであるとともに、自ら情報を発信できる時代になりました。
SNSを利用する際に留意しなければならないことを2日目のテーマとしました。
法務省作成の動画を視聴した後、友達や先生にSNSに関するこれまでのヒヤリハット体験をインタビューしました。最後に、SNS利用上の留意事項をプレゼンテーションにしてまとめてくれました。
人権とSNSは深く関わっています。便利なツールであるとともに、危険な凶器になってしまうこともあります。
自分や自分以外の人の人権を守るために、どのように意識すればよいのかこれからも考え続ける必要があることを学びました。
2日目の実行委員の皆さん、ありがとうございました。
人権週間の取組を紹介します!①
12月10日(土)は、世界人権デイです。
このことを受け、12月4日(日)~12月10日(土)を校内人権週間と設定しました。
本校では、1、2年生を対象に、希望者を募って実行委員会を組織し、人権への意識を高めるための啓発活動を行っています。
今年度の人権週間のテーマは「人権とSDG's」です。
12月5日(月)、第1目「人権と人権週間」の自作動画を給食の時間に視聴しました。
「自分を大事にすること。自分と同じように他の人を大事にすること。」
誰もがかけがえのない存在です。そして、本当に稀にしか生まれてこなかった命です。だからこそ、精一杯自分を輝かせてほしいと思います。
実行委員の皆さんが制作してくれた啓発動画から多くのことを学べそうです。楽しみにしています。
校内読書週間(第4日・最終日)
校内読書週間 図書コラボ給食を満喫した1週間でした。
本校は、前向きで黙食の給食時間を現在も続けています。どの学年も約束事をしっかりと守ることができています。
そのため、子どもたちが楽しめるようにお昼の放送を工夫したり、コラボ給食を行ったりしています。
第4日【コラボ給食メニュー:朝井リョウ著「何者」キーマカレー】
就職活動をしていく大学生の主人公は、自分て何者なんだろうと深く考えるストーリーです。
作品の中で、レトルトのミートソースにカレー粉をかけるだけで作ったキーマカレーが出てきます。作品と同じように、ミートソースを作ってからカレー粉をかけ、ナスと豆も入れたそうです。ポテトサラダにポテトチップスをかける料理も出てきます。じゃがいもを薄く切って、手作りのポテトチップスをポテトサラダにかけたそうです。
第5日【コラボ給食メニュー:長谷川町子著「サザエさん」わかめご飯、たらの味噌焼き、かつお節】
昭和21年から昭和49年までの28年間、幅広い世代から愛された漫画です。図書室にはたくさんの本が用意されています。
作者の長谷川町子さんは佐賀県の出身です。本日のメニューには、佐賀県の郷土料理「のっぺい汁」も出ました。
良書との出会いは、人生を豊かにします。なぜならば、人が一生を通して出会うことのできる人は限られているからです。
旅に出ると人に出会い、美しい風景や新たな出来事に出会い、気付きが生まれます。
本を読むこと、映画を観ること、本物に触れることなど、たくさんの経験を積み重ねてほしいと思います。
そして、たくさんの出会いを楽しんでください。
コラボ給食の企画をしてくれた栄養士さんと図書担当者さん、手の込んだ献立を料理してくれた調理員の皆様に心から感謝申し上げます。
楽しい食育を実感した1週間でした。
数学科の研究授業を行いました!
2学期の始業式当日、白鴎大学教育学部教授 上野耕史先生を講師にお招きし、「GIGAスクール構想が目指すもの」について講話していただきました。ICTを実際の授業に活用した授業づくりにも関わっていただきました。
11月28日(月)、1年生の数学科「平面図形:おうぎ形の弧の長さと面積」の研究授業を行いました。
小学校での既習事項「小5:円周」「小6:円の面積」の知識を活用して、家族4人でピザを分ける方法を考え、口頭や記述でアウトプットしました。
「家族が5人の人はいるかな?」の問いかけに、何人かの手が上がりました。そこで本時のねらいが示されます。
「ピザをきれいに等分する方法を考え、この長さや面積、中心角の関係を理解することができる。」
ワークシートの図への書き込み、計算式など個人で考えた内容が記入されました。ここでは、「手を動かすことで思考を深めていく」ことをねらっています。
次に、考えを基にグループでの話合いは、タブレットを1台用いて1枚のパワーポイントシートにグループの考えを書き込みました。「ICTを活用し、他者の意見を聞いて思考を整理したり、広げたりする」ことをねらいます。
ここでは、授業者がグループの話合いの経過を画面キャプチャーし、記録に残していました。
子どもたちにとってピザを5等分する方法は「やや難しい課題」です。
話合いでは、意外な方法も考え出されました。
□中心角度を5で割る
□円周の長さを測る
□20等分にして分ける
□正5角形を使う
□星を描く
□時計の文字盤を使う
現在、小学校でもタブレットを活用した授業が当たり前に行われています。その子どもたちが、これから中学生になります。GIGAスクール構想のキーワードである「個別最適な学び」「協働的な学び」を実現していく授業が求められます。
授業や授業研究会を通し、本校の今後の課題を以下のように捉えました。
■ICTを活用することで思考を深めていくのか、それとも思考を整理したり、広げたりしていくのかなど目的意識を明確にしていく必要性を感じました。
■話し合いの様子を画面キャプチャ―などで記録し、どの子も学びから逃避しない授業づくりを目指す必要性を感じました。
■教科の学びの系統性やタブレットの活用の仕方を含め、実質的な小中の連携を強化していくことが大切であると感じました。
白鴎大学教授上野先生には、基調講演、複数回にわたる授業づくりへのご指導、授業研究会でのご助言を賜り心から感謝申し上げます。
校内読書週間 (第3日目)
読書週間3日目です。
読み聞かせは本日が最終日であり、3年生を中心に行っていただきました。
子どもは、読み聞かせが大好きです。幼い頃、家族から読んでもらった絵本を大人になっても忘れません。擦り切れるほど何度も読んでもらっているから、ストーリーは分かっています。それでもせがんで読んでもらいました。共に過ごす時間が心地よいからなのだと思います。
3年生にとって、読み聞かせをしていただけるのは本日が最後かもしれません。そんな思いで聞いていたのではないでしょうか。
ボランティアの皆様、子どもたちのためにありがとうございました。
【コラボ給食メニュー:尾田栄一郎著「ワンピース」シーフードピラフ、パイユ】
夢への冒険、仲間たちとの友情をテーマに、映画にもなっている人気の小説です。
主人公ルフィは、お肉が大好物です。鶏肉やミートボールをなど肉をいっぱい使った肉肉炒めです。シーフードピラフは、コックのサンジが作りました。
パイユとは、千切りにしたジャガイモを炒めたもので「麦わら」を意味するフランス料理だそうです。
子どもたちに愛読されているワンピースです。
本校のALTの先生は、アニメワンピースの大ファンです。授業中の会話や自己紹介の際に必ず出てくる言葉の1つです。どんなところを気に入っているのか尋ねました。
“ funny, interesting and long stories ”
世界中の人々の心をつかんでいるアニメのようです。
校内読書週間(第2日目)
読書週間2日目です。
朗読会や幅広い年代を対象とした読み聞かせで活躍されているボランティアの皆様です。本日は、2年生を中心に読み聞かせを行っていただきました。
担当クラスの子どもたちが迎えに来るまでの間に話してくれました。
「中学生の時期の子どもたちは、大きく伸びる時期です。本との出会いを通して、心にたくさんの栄養を摂ってほしいと思います。」
【コラボ給食メニュー:原田ひ香著「口福のレシピ」ポークジンジャー】
料理をすることが大好きだった留希子の実家は、老舗の料理学校を経営しています。物語の中で、昭和と令和を繋ぐ料理である「ポークジンジャー」に大切な歴史が刻まれていました。
豚肉を小麦粉でまぶしてから焼き、砂糖の代わりにリンゴジュースを使ったそうです。
原田ひ香さんの「三千円の使い方」は話題になり、書店に山積みされました。他にも「ランチ酒」など料理にちなんだ作品をはじめ、身近な生活の中で見落としがちな視点から執筆した作品があります。手軽に読めて、心温まる内容に満足する本が多いと感じています。
Long 昼休みを楽しみました!
今回の実施計画が手元に届きました。今回の目的が以下のように記載されていました。
生徒会長を中心に「南犬飼中が大好きだ!」と生徒が思える学校をつくってきました。そして生徒会スローガン「心 ~想いをカタチに~」を体現できるよう、様々な活動を行ってきました。3年生はこれから受験シーズンに入り、3年生が一堂に会することはなかなか難しくなることでしょう。
今年度数多く「想いをカタチに」できたのは、生徒会員1人1人の力を結集したからです。1年を通しても、3学年が同じところに集まり、記念写真を撮れたことは一度もありません。最後に1枚、全生徒が集まり記念の1枚を撮り、3学期に先輩から後輩へ伝統を受け継ぐ気持ち、後輩から先輩への感謝の気持ちにつなげていければと思い、企画を生徒会で考えました。
今年度から始まった月1回の「Long 昼休み」はとても素晴らしい企画だと思います。学校は子どもたちのためにあります。その学校をより良い場所に、より楽しい場所にしていくのは、子どもたち1人1人です。今年度、こうした動きが活発になってきたのは紛れもない事実です。
「想いをカタチに」しようと学校を1つにまとめ上げてきました。子どもたちの主体性が育ち、生き生きとした表情が見られることは、本校にとってのかけがえのない宝です。
校内読書週間(第1日)が始まりました!
本校は、11月28日(月)~12月2日(金)までを校内読書週間に設定しています。
NIEを展開し、新聞記事を通して社会に関心を持てる子どもに育ってほしいと思います。
朝の読書も、1日15分ではありますが、毎日続けるとまとまった時間となります。心の栄養、豊かな想像力、巧みな表現力など、読書から受け取る恩恵は多大であると思います。
ボランティアの皆様による「読み聞かせ」、図書委員会と給食との「コラボ給食メニュー」がスタートしました。
読み聞かせは、「おはなしアライグマ」の皆さんが3日間行ってくださいます。ボランティアの皆様に心から感謝申し上げます。
【読書週間 第1日 読み聞かせの様子】
コラボ給食を行うに当たり、栄養士と図書担当は、1学期から何度も話し合いを行い、試食までして提供する準備を進めていました。
給食を食べてから読むか、調べてから食べるのかは自由です。人と人とのつながり、物語の登場人物との出会い、そこに関わる食事などを想像しながら、召し上がってください。
【コラボ給食メニュー:遠藤達哉著「SPY × FAMILY」卵焼き、ブラウンシチュー】
料理の苦手なヨルさんが、家族のために先輩の家に通い、懐かしい母の味を思い出しながら特訓してマスターした目玉焼きをのせたシチューです。目玉焼きは、形が崩れています。調理員さんが卵を1つずつ割り、あえて崩してから焼いてくれました。
学校だより11月号
現在、音楽科ではクラス合唱に取り組んでいます。
3年ぶりに「学年別の合唱発表会」を開催します。ただし、学級で練習を行うというリスクを避け、あくまで音楽科の学習を発表するという形式で行うこととしました。
保護者は1家庭2名までの限定ではありますが、公開できることを嬉しく思います。学級でつくり上げる素敵なハーモニーを楽しんでください。
学校だより11月号ができましたのでご一読ください。
夢と志のある人づくり講演会が開かれました!
壬生町は、中学生の地域活動参画事業に力を注いでいます。たくさんの行事に中学生ボランティアを募り、一人の町民としての自覚と責任を育んでいます。
将来の町の担い手である中学生に、夢や志を持ってたくましく生きてほしいと願い講演会を開催していただいています。
11月25日(金)、「『論語と算盤』 今こそ学ぶべき渋沢栄一の夢と志」と題するオンライン講演会が行われました。講師は、國學院大学経済学部教授の杉山 里枝先生です。
ヨーロッパの近代文明を目の当たりにし、日本もこのような国家にならなければならないと強く心に刻んだそうです。日本をよくしたいとの強い思い(志)を抱き続け、何よりも国家の利益を優先させました。
渋沢栄一を語る時に「合本主義」(経営の仕組み)「道徳経済合一説」(経営の理念)はキーワードだそうです。「論語と算盤」には、CSR(企業の社会的責任)やSDG's(持続可能な開発目標)など、現代社会に課せられた課題にも通じる大切な教えがあるのだと考えさせられました。「自ら箸を持て!」「努力をすることが大切!」という言葉が印象に残りました。
3年生の戸崎さんが学校を代表して質問をしました。
自分の在りたい姿を自分の心の中に思い描くことは容易ではありません。様々な人や書物と出会うことを通して、自分の中に大切な価値観をつくり上げていくのだと思います。在りたい姿に近づいていくことが幸せな人生であるように思います。
2学期期末テストが始まりました!
11月24日(木)、2学期期末テストが行われています。どの学年の子どもたちも、集中して問題用紙に向き合っていました。
学習委員会では、友達のノートを紹介する取組(「ベストノート」)を行っています。ポイントをはっきりと示したり、まとめ方を工夫したりするなど、子どもたちの学びの視点が示されています。それぞれの学年の廊下に掲示されています。授業や家庭学習の際にとても参考となると思います。「学ぶとは真似る」ことでもあります。
「テストに向け、学習計画を立てて取り組めるようになった生徒が増えてきました。」「テスト前の部活動停止期間、集中して取り組めるようになってきました。」など、担任の声が届いています。
ベストノートの紹介コーナーには、二宮尊徳(金次郎)氏の言葉「積小為大」(せきしょういだい)の文字が書かれていました。
「小さなことを積み重ねないと、大きなことを為すことができません。 たとえ大きな志があったにせよ、いきなり大きな事を為そうとしてはいけません。 毎日の積み重ねが大切です。」
本校の建学の精神「向い原魂」に通じる言葉であると感じました。
表彰朝会を行いました!
11月22日(火)、Zoomによる表彰朝会を行いました。多くの分野で力を発揮していることが1枚1枚の賞状から伝わってきました。
主な表彰は以下の通りです。受賞された皆さんおめでとうございます。
■ 下都賀支部新人大会 バレーボール 男子の部 優勝
バレーボール 女子の部 優勝
ソフトテニス 男子団体 第3位
卓球 男子団体 第3位
卓球 女子団体 優勝
卓球 男子シングルス 準優勝 倉島さん
卓球 女子シングルス 優勝 鈴木さん
卓球 女子シングルス 第3位 池田さん
卓球 女子シングルス 第3位 桧山さん
剣道 男子団体 第3位
剣道 女子団体 第3位
女子バスケットボール部 第3位
■ 下都賀支部1年生強化練習大会 ソフトテニス 女子個人 優勝 福冨さん・枡鏡さん
■ 下都賀地区新人大会 水泳 女子200m背泳ぎ 準優勝 髙山さん
水泳 女子400m自由形 準優勝 髙山さん
陸上競技 2年男子110mH 第1位 武内さん
陸上競技 2年男子400m 第1位 塚原さん
陸上競技 2年女子走高跳 第2位 五十嵐さん
陸上競技 1年女子砲丸投 第2位 照内さん
陸上競技 2年男子走幅跳 第3位 塚原さん
陸上競技 1年男子走高跳 第3位 小山さん
陸上競技 共通男子4×100mR 第3位 鈴木悠さん、塚原さん、武内さん、戸崎さん
バレーボール 男子の部 優勝
バレーボール 女子の部 第3位
ソフトテニス 男子団体 準優勝
卓球 女子団体 準優勝
卓球 男子シングルス 第3位 倉島さん
卓球 女子シングルス 第3位 池田さん
■ 下都賀地区駅伝競走大会 男子の部 第6位 山田さん、川村さん、上杉さん、江俣さん、塚原さん、鈴木虹さん、関口さん、山中さん、菱谷さん
■ 栃木県中学校新人体育大会 陸上競技 2年女子走高跳 第6位 五十嵐さん
陸上競技 2年男子110mH 第8位 武内さん
陸上競技 2年男子400m 第8位 塚原さん
■ 第7回全日本中学女子軟式野球大会 ALL栃木 優勝 森田さん
■ 第1回 宮本慎也杯 女子中学軟式野球大会 ALL栃木 優勝 森田さん
■ 青少年健全育成に関する標語 奨励賞 櫻井さん、滝口さん
■ 東関東マーチングコンテスト 中学校の部 A部門 銅賞 五十嵐さん
■ 下都賀地区読書感想文コンクール 優良賞 大橋、森本、稲田さん
■ 下都賀地区英語スピーチコンテスト 1部 優秀賞 小倉さん、上田さん
奨励賞 髙橋さん
2部 奨励賞 松原さん
■ 第45回栃木県少年の主張下都賀地区大会 優秀賞 稲田さん
■ 新体力テスト S認定証 岡本優さん、小林優さん、寺内さん、勝吉さん、小林勇さん、小林凛さん
■ 高円宮杯第74回全日本中学校英語弁論大会栃木県大会 優秀賞 戸崎さん
■ 技術・家庭科生徒作品展 優良賞 須賀さん、髙山さん、田村さん、寺内さん、粂川さん、中山さん、森田さん
■ 第42回石橋地区防火ポスター展 ポスターの部 最優秀賞 石嶋さん
優秀賞 上村さん
■ 第55回関東受信環境クリーン図案コンクール 奨励賞 岡本千さん
■ 下野教育書道展 金賞 床井さん、佐山さん
銀賞 小林さん
銅賞 廣澤さん
奨励賞 37名
入選 121名
運動だけでなく文化・芸術分野まで、多岐に渡って子どもたちが活躍をしています。
中学生のこの時期は、感性が豊かで、表現力にあふれています。内に秘めた力を顕在化させたり、持てる力を急に伸ばしたりする時期でもあります。それぞれに宿る可能性という芽を大きく育ててほしいと思います。
1年生 総合的な学習の時間「夢の実現に向けて」
本校の総合的な学習の時間は、自分自身の生き方を考える学習課題を設定し、探究しています。1年生は「夢の実現に向けて」という学習課題を設定し、様々な職業について学び始めました。
11月18日(金)、職業人による講話を行いました。
栃木県経済同友会の皆様にお世話になり、5社の皆様からご講話を拝聴することができました。
■㈱リクルート北関東マーケティング 栃木支社長 石川様
■明治安田生命保険相互会社 宇都宮支社長 泉田様
■㈱オニックスジャパン 代表取締役 大西様
■㈱フェドラ 代表取締役 陳様
■認定こども園 まこと幼稚園 理事長 山村様
「将来の夢」「仕事を選ぶこと」「仕事を通して学べること」など、子どもたちに熱い視線を向けてくださいました。
「話し手に目を向けて聴いてくれています。」「うなずきながら聞いてくれるため、とても話しやすかったです。」「たくさん質問をしてもらい、反応があって感謝したい。」など、ご講話の後、一人一人が心温まる感想を言葉にしてくださいました。
教職員だけでは、実現することの難しい分野です。本校の子どもたちのために、時間を見い出していただき、心より感謝申し上げます。
子どもたち一人一人が素敵な「未来予想図」を描くことができそうな気がしました。
ゲストティーチャーと共に深い学び(美術科)
11月18日(金)、2年生の美術科の授業にグラフィックデザイナーをゲストティーチャーとしてお招きしました。
ゲストティー 辻 舞耶 様は、福原先生の教え子です。「画家であった家族の影響や学生時代に経験したアートボランティアで出会った様々なアートデザインの世界の人達と関わったことで現在がある」と話してくれました。
2年生は、抽象画を学んでいました。実際の抽象画を観て感じたことを、それぞれの言葉で表現していました。
授業は、ジョン・レノンの「イマジン」を聴き、歌詞やメロディーを基に、心に思い描いたものを表現するという内容でした。
心に描いたものを表現する方法として学んだのは「マーブリング」という技術です。水を張ったパレットに色を落として広げたり、重ねたりしながら、独特の模様を紙に映し出すというものでした。初めてこの表現を学ぶ子どもも多かったため、興味を持って学んでいる姿が印象的でした。
ゲストティーチャーから「すごい!」「素敵な表現だね!」「私にはできない!」などの言葉掛けに、さらに意欲を高めていました。
専門家から学ぶ機会を得られたことは、子どもたちにとって貴重な経験です。快く引き受けてくださった辻様に改めて感謝申し上げます。
学習委員会放送 「study radio」ON AIR!
11月17日(木)、学習委員会放送「study radio」がON AIRされました。今回からのパーソナリティーは、2年生の学習委員が担当しています。
1週間後に控える2学期期末テストを前に、数学科の青木先生に各学年から質問が寄せられました。
◇1年生からの質問「テストの時に、見直しの時間が確保できません。どうしたら早く解けますか?」
◆青木「ズバリ!一発勝負です!計算のスピードは訓練です!」
◇2年生からの質問「テスト対策の効率のよい勉強方法はありますか?」
◆青木「ワークの基本問題を解くことが大切です。基本問題を繰り返すことをお勧めします。」
◇3年生からの質問「入試まであと2ヶ月なのに、基礎が固まっていません。効率よく基礎固めできる方法はありますか?」
◆青木「3年生は入試に向け本当によく頑張っていますね。過去問を解き、できなかった問題をやり直すことです。繰り返し解くことで基礎が固まります。頑張ってください。」
学習に対する悩みは誰にでもあります。身近な悩みに先生方が答えてくれる「study radio」コーナーに興味深く耳を傾けています。
黙食の給食時間が始まって2年半が過ぎました。生徒会を中心として、子どもたちの言葉が連日教室に届いています。
委員会の活動は、3年生から2年生へとバトンが渡り始めています。2年生の活躍も楽しみになりました。
学校生活をより良く、より楽しくしたいという思いが伝わってきます。次から次へと想いをカタチにする取組を心から嬉しく思います。
下野新聞塾が開かれました!
本校は、昨年度からNIE(新聞を取り入れた教育活動)に取り組んでいます。研究の2年目は、国語科や社会科の授業を中心にすべての教科に広げて実践しています。
11月15日(火)は1年生5クラス、11月17日(木)は2年生5クラスを対象に、下野新聞社の記者から新聞や記事について学ぶ「下野新聞塾」が開かれました。
新聞の構成、記者は出来事をどのような視点で書いているのかという記者の視点を学びました。そして、興味関心を抱いた記事を1つ抜き出し、自分の考えを書くという活動につなげていました。
子どもたちの情報源はYoutubeが主流となっています。知りたい情報や関連する情報を得るにはYoutubeは便利です。
新聞を読むことのメリットはどのような点でしょうか?世の中の出来事を広く理解することができること、知りたい情報以外の情報も同時に得ることができることだと思います。
新聞を読む習慣は、文章を書くことだけでなく、論理的な思考力を育むことにもつながります。
本校の学校評価の項目に「本や新聞を読む」を位置付けています。読書や新聞を読むことと数値に表れる学力との相関関係は大いにあります。NIEの研究が、学力向上につながることを期待しています。
下野新聞社の記者の皆様、2日間にわたっての丁寧なご指導ありがとうございました。
県新人大会での活躍!
11月11日(金)、12日(土)の2日間、県内各地に分かれて県新人大会が実施されました。
令和5年度より、県春季大会がなくなり、県総合体育大会1つとなります。したがって、今回の県新人大会は、令和5年度の県総合体育大会のシード権につながる大会でもあります。
■陸上競技部 下野市(大松山運動公園)
2年女子走高跳 第6位 五十嵐友衣子さん
2年男子110mH 第8位 武内元輝さん
2年男子400m 第8位 塚原颯星さん
陸上競技は、自分や記録と向き合う競技です。自分との戦いを制し、見事3名が8位以内に入賞しました。
■女子バレーボール部 佐野市(アリーナ田沼)
1回戦 0:2 対茂木中
序盤から終盤まで手に汗握るシーソーゲームでした。ほんのわずかな差で勝利に届きませんでしたが、チームとしてのまとまりが見られました。
■男子バレーボール部 宇都宮市(河内体育館)、佐野市(アリーナ田沼)
2回戦 2:0 対姿川中
準々決勝 0:2 対佐野南中
ベスト8トーナメント 1回戦 2:0 対国本中
ベスト8トーナメント 2回戦 2:0 対陽南中
昨年度の県新人大会優勝に続き、堂々の第5位に輝きました。準々決勝は、デュースまでもつれる試合展開でした。総体につなげる第5シード権です。
■女子ソフトテニス 那須塩原市(石川スポーツグランドくろいそテニスコート)
【個人戦】
○佐藤・上田ペア 1回戦 0:4 敗
県大会の雰囲気を経験できたことは大きな財産です。チームの仲間とさらに切磋琢磨してほしいと思います。
■男子ソフトテニス 那須塩原市(石川スポーツグランドくろいそテニスコート)
【団体戦】
1回戦 不戦勝
2回戦 1:2 対河内中
【個人戦】
○中島・針川ペア 2回戦 4:2 勝 3回戦 0:4 敗
○塚原・中西ペア 2回戦 4:0 勝 3回戦 0:4 敗
○宮田・柏倉ペア 1回戦 4:3 勝 2回戦 0:4 敗
○岡野・斎藤ペア 1回戦 1:4 敗
団体戦は、互いのチームの持ち味を生かした互角の戦いでした。あと1点で勝利に手が届くところでの悔しい敗戦です。チームの総合力で勝ち上がるチームを目指してください。
■卓球部 宇都宮市(日環アリーナ栃木)
【女子シングルス】 桧山桃佳さん 2回戦
池田恋芽さん、鈴木玖那さん 3回戦
【女子団体】 1回戦 3:1 対陽東中
2回戦 3:2 対あその学園義務
3回戦 0:3 対市貝中
順位決定戦 1:3 対真岡東中
【男子シングルス】 倉島大熙さん(ベスト8)
女子団体戦は、常に接戦の試合展開でした。接戦をものにして勝ち上がるチームは強くなります。県大会7位という成績は見事です。来春行われる関東選抜卓球大会への出場が決定しました。
3年生からバトンを受け継ぎ、初めての公式戦が終了しました。当たり前のことや基本を大切にしながら、チーム作りをしてきたことと思います。勝つことが目標ではありませんが、勝つことでしか見えない光景もあります。
生徒会副会長の激励の言葉にもありましたが、この冬の過ごし方で大きな違いが生まれます。ピッチに立つ時はもとより、ピッチに立っていない時の立ち居振る舞いも大切なのだと思います。
頑張れ 南犬飼中!
実践を想定した避難訓練を行いました!
子どもたちは、小学校の段階で地震や火災、竜巻、Jアラート、不審者など様々な危機に対する避難訓練を重ねてきました。
危機を回避するためには、正しい判断や行動が瞬時に求められ、学校以外でもこの能力は役に立つはずです。
11月14日(月)、避難訓練を実施しました。
今回の避難訓練は、「事前の予告は一切しないこと」「生徒だけで避難すること」「避難経路が断たれていること」を想定して実施しました。
正しい判断力や行動、柔軟な対応力が必要です。これまでの避難訓練からすると、かなりハードルが上がりました。テーマは「自分の命は自分で守る」です。
放送を聴き、学級委員を中心に避難経路を選択していました。火災が延焼している、通路が損壊しているなどの理由で避難経路が断たれていることを知ると、次に安全な経路を声に出して指示する姿も見られました。
当初予想していた以上に、考えて行動している様子が見られました。したがって、混乱もなく、全員が避難することができました。
訓練実施後、各学級では、実際の避難経路を確認し、より安全な避難方法がなかったかどうかについて話し合いながら振り返りをしました。
本校生徒に身に付けさせたい力(育成する資質・能力)を4つ掲げています。
「目標を持つ力」「自分を律する力」「人間関係を築く力」「課題を解決する力」
今回の訓練は、育成する資質・能力を発揮する機会となりました。
壬生藩校学習館祭りに学校代表で参加しました!
昨年11月、全国藩校サミット壬生大会が開催されました。大会の精神を受け継ぐため、11月13日(日)、「第1回壬生藩校学習館祭り」が城址公園ホールで行われました。
「壬生論語青少年・町民の主張作文・発表コンクール」1年生の小舘さん
「論語大朗誦」1年生の上岡さん、山田さん、2年生の上田さん
「小中学生プレゼンコンテスト」3年生の、岩本さん、山田さん、手嶋さん、髙山さん
論語教育を大切にしてきた本町です。日常生活の中で論語と結びつけて考えたことや総合的な学習の時間に探究した課題をまとめたプレゼンテーションを多くの参加者の前で披露しました。学校の代表として参加し、堂々と自分の考えを述べてくれました。
本校は、「聴くこと」「自分の考えを持つこと」「考えたことを自分の言葉で伝えること」をすべての教育活動で大切にしてきました。こうした取組を代表して表現する姿を見ることができ、大変誇らしく思いました。
放課後学習サポート事業 お世話になります!
中学3年生を対象とした「放課後学習サポート事業」が始まりました。
今年度、8名の学習支援ボランティアの皆様に放課後学習をサポートしていただきます。本校の3年生48名が参加を希望しています。
11月10日(木)、開講式、ボランティアの皆様と子どもたちとの顔合わせが行われました。
ボランティアの皆様の中には、18年前から継続して参加していただいている方もいらっしゃいました。「子どもたちから元気をいただいているんですよ。」と笑顔で語ってくれました。
本当に有り難い存在であり、地域の皆様に支えられていることを実感しています。
地域の皆様の温かな支えにより「地域とともにある学校」が実現できていることに対し、心から感謝申し上げます。
本事業は、11月から2月まで合計28回行われる予定です。
県大会に向け部長が意気込みを語ってくれました!②
11月10日(木)、「生徒会企画『県大会出場を盛り上げよう』」②を行いました。
◆卓球部
第1日は「男女の個人戦」、第2日目は「女子団体戦」に臨みます。練習してきたことが大会でできるよう、自分たちらしい試合をします!
◆ソフトテニス部男子
個人戦、団体戦ともに今までの練習の成果を発揮し、精一杯のプレーをしてきます!
◆ソフトテニス部女子
実力を出し切り、学びの多い県大会にします!
2日間の生徒会企画の締めくくりは、生徒会副会長の激励の言葉でした。
「県大会という舞台で実力を発揮し、悔いの残らぬよう精一杯戦ってきてください。残念ながら県大会に出場できなかった部は、この冬の練習を頑張りましょう!」
蝶が羽を動かすと空気中の微粒子を動かし、それが他の微粒子を動かし、さらに多くの微粒子を動かします。そうしているうちに、やがて地球上の反対側で竜巻を発生させるという理論が「バタフライ効果」です。微力を結集し、大きな力を生み出そう! これが2学期のテーマです。
2日間の生徒会企画による部長の言葉を心から頼もしく感じました。なぜならば、チームの覚悟やメンバーに対して向けた言葉であると共に、他の部活動に対するエールとも受け止めることができたからです。小さな働きかけですが、間違いなく他に及ぼす大きな影響だと思います。
今回の企画の運営はすべて2年生が行いました。仲間を尊重すると共に、互いにライバルでもあります。このことは、生徒会副会長の激励の言葉に象徴されています。磨き合い、高め合う関係があるから成長できるのです。
「伝統不息(でんんとうやまず)」
1・2年生もたくましく育っています。
県大会に向け部長が意気込みを語ってくれました!①
県内各地区大会を勝ち上がったチームによる県大会が、11月11日(金)から始まります。(一部種目はすでに実施)
本校からは、陸上競技部、バレーボール部女子、バレーボール部男子、ソフトテニス部女子(個人)、ソフトテニス部男子(団体、個人)、卓球部女子(団体、個人)、卓球部男子(個人)が下都賀地区の代表として出場します。
生徒会は、大会を目前に控え、出場する部活動の部長に抱負を語ってもらう「生徒会放送『県大会出場を盛り上げよう』」を企画しました。
11月9日(水)、陸上競技部、バレーボール部女子、バレーボール部男子の3部長が意気込みを語りました。
◆陸上競技部
出場する者は地区大会で2位以上の結果を残しています。自分の力を信じ、持てる力を出し切ってきます!
◆バレーボール部女子
1回戦 茂木中と対戦します。ミスを減らし、悔いの残らぬよう攻めるバレーをします!
◆バレーボール部男子
下都賀地区優勝校として、メンバー全員が声を出し、つなぐバレーを貫きます!
「向い原魂(むかいっぱらだましい)」は、脈々と受け継がれてきた本校の精神です。この精神の意味は、
■物事をまじめに根気よく続けよ
■自発的実践活動を続けよ
です。
良き伝統に加え、新たな息吹を吹き込む絶好の機会です。
ラスト1秒、ラスト1点、ラスト1mまで…。
全力に悔いなし!健闘を期待しています!!
今夜は夜空に注目してください!
11月8日(火)、月が地球の陰に隠れる「皆既月食」が全国各地で見られます。皆既月食に加え、天王星が月の陰に入る「天王星食」も同時に見られるそうです。
今回は、月が地球の影の中心近くを通るため、皆既月食の時間は比較的長くなる見込みで、午後7時16分から午後8時42分まで、東の空で約86分間に渡って皆既月食を肉眼で観測できます。
皆既月食と同時に惑星が隠れる「惑星食」が起きるのは非常に珍しく、1580年以来442年ぶりだそうです。
暖かな服装をし、時に夜空を見上げてください。素敵な輝きを手にすることができることでしょう!
自然が織りなす不思議な出来事の目撃者になれるかもしれません!
学校課題 授業研究会を行いました!
「確かな学力を身につけ心豊かなでたくましい生徒の育成」を研究主題として学校課題に取り組んでいます。
研究3年目の今年度は、「つかむ-見通すー深めるー見つめるの学習活動を通して、『見方・考え方』を働かせた魅力ある授業実践へ向けて」の副題を設定しました。
「できた喜び」や「分かった楽しさ」を子どもたちとともに実感できる授業を実践したいと考えました。そのために各教科では、
❶自力解決の場を設定すること
❷発言に根拠・理由を添えた発表の場を設定すること
❸ペアやグループでの交流の場を設定すること
❹「やや難しい課題」と出会わせること
を意識した授業づくりを行っています。
11月7日(月)、理科(1年1組)並びに家庭科(2年3組)の研究授業を行いました。
◆ 理 科 ◆
単元「物質の状態変化 ~沸点~」
理科の授業では、なぜだろうと不思議に思う経験を授業の中に再現できるかどうかは大きな鍵です。本時では、気体という見えない物質が状態を変えて目に見える液体になりました。その変化を科学的根拠を基に説明できることをねらっています。
「できると思います。なぜならば…と思うからです。」「○○さんの考えと同じで、…と思います。」など、考えた根拠をはっきりと発言できる子どもたちの姿が見られました。
◆ 家庭科 ◆
題材「中学生に必要な栄養」
中学生の時期に必要な栄養素を理解することをねらいとしています。一般論に終わらせずに、自分の成長に結びつけて考えさせていました。特に、子どもたちに人気の高い給食メニューである「オロポンチー」を教材として取り上げ、摂取量と必要な栄養素を考えていた話合いは活気に満ちていました。
授業研究会を通し、「学びはつなぐことから生まれる」ことを実感しました。
・教材と子どもをつなぐこと
・子ども同士の考えをつなぐこと
・子どもたちの経験や過去の学びをつなぐこと
・子ども自身のこれまでの考えとつなぐこと
日々の授業を改善していくという微力を、すべての教科に広げていくことがバタフライ効果につながることを研究協議を通して学びました。
教科を越えて、授業を改善していく視点を示してくれた2つの研究授業でした。