日々の様子
令和2年度 卒業式
本日、卒業式を挙行いたしました。予定より1週間遅れての挙行となりましたが、春の柔らかな日差しのもと、桜咲く中で行うことができました。
感染症対策のため、例年とは違った形での部分が多くなりましたが、卒業生や在校生のの真剣かつ感謝の思いが伝わる式となりました。
校長式辞の一部を掲載いたします。
(略)
卒業生の皆さん、今、一人一人に手渡した卒業証書は、小学校で学ぶことを全て修了したという証です。皆さんは、この六年間でたくさんの体験をし、たくましく成長しました。
私と皆さんとの出会いは、五年前、皆さんが二年生の時でした。やんちゃで元気いっぱいだった皆さんの姿をよく憶えています。二年三組だった皆さんとは、一緒に勉強もしましたね。そんな皆さんの門出をお祝いできることをたいへんうれしく思っています。卒業証書を手渡しながら、胸が熱くなりました。
(略)
これから安塚小を巣立っていく皆さんに、応援の言葉を贈ります。六年一組には「誇り」という言葉が、六年二組には「三十七人三十七色」という言葉が掲示されていましたね。それを思い浮かべながら聞いてください。
一つ目の言葉は、「赤い花は赤く咲け、白い花は白く咲け。」という言葉です。皆さん、一人一人に良さがあります。それなのに、他の人と比べてしまうことがあります。そうすると、がっかりしてしまったり、自信をなくしてしまったりしてしまいます。もともと一人一人には、きれいな色がついています。自分のために、そして世の中のために、きれいな花を咲かせてください。
二つ目の言葉は、「自分を大切にする。」という言葉です。別な言葉に言い換えると「自分をあきらめない」ということです。一組に掲示されていた「誇り」を持つということともつながってきますね。これから困難なことに直面したときに簡単に「無理」とか「どうせ」とか「だって」などと口にせずに、チャレンジする気持ちを持ち続けましょう。「やらない」と「できない」は違います。常に一歩踏み出す勇気を忘れないでください。 (以下略)
卒業生のみなさん、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございました。