学校生活の様子・ブログ

2022年5月の記事一覧

子どもたちが学校生活を楽しんでいます!

 ジャマイカ出身のALT ケドン先生は、毎日、私たちに元気を届けてくれます。ジェスチャーを交えた明るいあいさつは、ケドン先生のトレードマークです。

 生徒会は、「ケドン先生から学ぼう!」という楽しい企画をしました。「海外文化を理解すること、日本の文化のすばらしさに気付くこと、英語の楽しさを感じとること」などをねらっています。

 黒柳徹子さんの代表的な番組「徹子の部屋」をまねた「ケドンの部屋」というタイトルがつき、BGMもついています。

 第1回目のテーマは「My favorite things(私の好きな物)」でした。

 黙食の味気ない給食時間が、子どもたちの声や今回の企画のように、楽しい時間に変化してきています。視点を変えることの大切さを教えてくれています。

 学校をつくるという子どもたちの意識により、楽しい時間が増えてきていることを実感しています。 

 

第2回 Long昼休みを行いました!

 本校は、運動会で全校生徒による「ソーラン節」を披露しています。ソーラン節は、3年生から下学年に技を伝授するという伝統があります。

 5月18日(水)、さわやかな晴天の下、第2回 Long昼休みを実施しました。「他(多)学年との交流」というLong昼休みのねらいを踏まえた「学年縦割りのソーラン節」の伝授でした。

 昼の放送では、「3年生にとって最後のソーラン節です。1・2年生の力強い演技で全校ソーランを盛り上げましょう。」と呼び掛けました。

 校庭は、学年縦割りの学級別に分かれ、3年生が下学年に説明したり、範を示したり、それぞれの工夫や特徴が見られました。

 

 学年縦割りによる交流は、今日が初めての試みです。

 3年生は、「全員の思い」を伝えることができたでしょうか?

 1・2年生は、3年生の想い(「心の声」)を聴き取ることができたでしょうか?

 1学期のテーマと生徒会スローガンが意識され、想いを確かなカタチにしてほしいと思います。

 全校生徒の一糸乱れぬソーラン節の演技を楽しみにしています。

下都賀地区春季大会で躍動しました!

 下都賀地区春季大会が、5月13日(金)~5月16日(月)の4日間開催されました。雨交じりの不安定な天候の大会となりました。

 雨の中、熱い闘いが行われたのは陸上競技とサッカーでした。雨で延期となったり、日程を変則的に変更したのは男女ソフトテニスと野球でした。

 

 

 

 勝負ですから結果が出ます。必ずしも満足ゆく結果とは言えなかった部活動もあることでしょう。私は、最後まで集中力を切らさず、懸命に戦い抜く子どもたちの姿に心打たれました。キャプテンの言葉通り、チームとして、また、個人の目標に向かって全力を尽くす姿が、どの会場においても見られたことは紛れもない事実です。下を向かずに、ひたすらに前を向き、夏の総体に向けた準備を始めてほしいと思います。

 大会の主な結果は、以下の通りです。

 

 ■優勝   男子バレーボール部(県大会出場)

 ■準優勝  野球部(県大会出場)、サッカー部(県大会出場)

 ■ベスト4  男子卓球部(県大会出場) 

 ■第5位   女子バレーボール部(県大会出場)、男子バスケットボール部(県大会出場)   

 ■第6位   女子バスケットボール部

 

 【個人の部】

 ■準優勝  卓球男子シングルス 倉島さん(県大会出場)  

 ■県大会出場

   陸上競技部 男子110mH  関口さん、男子1500m 江俣さん、男子100m 塚原さん、女子100mH 岡本さん 

  女子ソフトテニス 中村さん・宮島さんペア

  男子ソフトテニス    諸橋さん・坪山さんペア

  女子卓球シングルス 三河さん

 

 県春季大会は、6月2日(木)~6月5日(日)まで県内各地の会場で行われます。

 激戦の下都賀地区を勝ち抜いたそれぞれの代表として、胸を張って県大会に臨んでください。

新庁舎開庁式アトラクション

 5月14日(土)、新庁舎開庁式典が行われ、栃木県知事様をはじめ、県内のほとんどの首長様や多くの来賓の皆様が出席され、盛大にお披露目が行われました。そのアトラクションに、壬生中学校と本校の吹奏楽部が合同演奏で花を添えました。

 演奏曲は、町長様から直々にドラゴンクエスト1「序曲」を依頼されました。約1ヶ月という短期間で演奏を仕上げました。他に、「ブルースプリング」「ディズニーメドレー」を演奏しました。

 

 このような多数のご来賓の皆様を対象とした式典とは思いもよらず、演奏を引き受けました。

 しかし、子どもたちは緊張の表情も見せずに、日頃の練習の成果を堂々と披露しました。新しい広々とした庁舎の空間に、両校の息の合った演奏が響き渡りました。

 

 普段は地域の皆様に支えられていますが、地域の皆様のお役に立つことができた経験と新しい庁舎の開庁式典で演奏した経験は、子どもたちの記憶に刻まれるに違いありません。

 教育長様から「とても素敵な演奏をありがとうございました。出席したお客様からお褒めの言葉をいただきました。」と労いのお言葉をいただきました。

 吹奏楽部の皆さん、ありがとうございました。

 町長様をはじめ町関係者の皆様には、このような演奏の機会を設けていただきましたことに感謝申し上げます。

地域の方から嬉しい連絡をいただきました!

イベント 

    5月12日(水)、地域の方から心温まる電話連絡がありました。

 電話の内容は、以下の通りです。

 

 自動車で栃木-宇都宮線(栃木街道)を走っており、赤信号で停車していました。

 高齢の女性が、自転車を押して横断歩道を渡ろうとして転倒し、買い物をした品物が散乱してしまいました。先を歩いていた男子中学生がこの様子に気付くと、自分の自転車を放置したまま、素早く品物を拾い集め、高齢者を助けていました。横断歩道の信号は青の点滅から赤に変わろうとしていたため、急いでいたのだと思います。

 私は、信号待ちの車内で何もできずに、ただただ目の前の中学生の親切な行為を見ているだけでした。

 こんなに素晴らしい中学生がいることに感動して連絡しました。

 

 心は誰にも見えないけれど、心遣いは見える。

 思いは見えないけれど、思いやりは見える。

 子どもたちは、地域で育てられ、地域で生きていきます。本校生徒の行為を誇らしく思います。そして、人を大切にできる心が育っていることを嬉しく思います

 

下都賀地区春季大会に向けての各部の意気込み!

 運動部活動にとって、中学校体育連盟(中体連)主催の大会は、秋の新人大会、春季大会、総合体育大会の3大会です。ほとんどの専門部は、新人大会と春季大会は県大会まで、総合体育大会は関東大会や全国大会までつながっています。

 令和5年度からは、春季大会と総合体育大会が1本化され、新人大会と総合体育大会の2大会となることが決定しています。したがって、5月13日(金)から始まる下都賀地区春季大会は、最後の春季大会となります。

 5月10日(火)、11日(水)の給食の時間、各部の部長さんに大会に臨む抱負を語ってもらいました。

 

 ■県大会出場を目指します!

 ■悔いの残らない大会となるように全力を尽くします!

 ■チームの合言葉を大切にし、一丸となって戦います!

 ■本番で自分の持っている力を出し切ります!

 ■大会に出場できない仲間の分も頑張ります!

 ■大会ができることに感謝して戦います!

 

 生徒会長は、「結果だけでなく、チームワーク、礼儀、それぞれが成長できることが宝物です。3日間、悔いのないように戦ってほしいと思います。」と激励しました。

 

 各部の部長さんが抱負を語る表情は輝いていました。また、意気込みは他の部活動をも刺激し、鼓舞していました。

 チームのユニフォームには「南犬飼」「M.INUKAI」の校名が刻まれています。校名に誇りを持って大会に臨んでください。そして、ラスト1球、1秒まで全力を尽くしてください。各部の健闘を祈っています!

 

福祉委員会朝会を行いました

  本校は、昭和63年からJunior Red Cross(青少年赤十字)に加盟し、今年度で33年目を迎えました。世界190か国に組織があり、日本では14,435校が加盟しているそうです。

 「態度目標」は「気づき」「考え」「実行する」としています。

 

 5月11日(水)、福祉委員会朝会をZoomにて、JRC登録式を行いました。

 赤十字創設者であるスイスのアンリーデュナンやその活動について、また青少年赤十字について福祉委員が説明しました。

 日頃の学校生活とJRC活動とを関連付けて説明している点が素晴らしいと感じました。

 ノーチャイムの学校生活、自問清掃、ペットボトル回収、募金活動などは、学校生活の中で見過ごしてしまいがちです。

 それに加えて、老人ホーム訪問、お年寄りへの暑中見舞いや年賀状作成、地域のごみ拾い、町主催のボランティア活動など、自主的な参加も紹介されました。

 ❝ 気付かなかったら何も始まらない ❞という言葉には、頭や心を働かせながら生活することの大切さが込められているように思います。

 

 校舎内外には、シトラスリボン運動への積極的な取り組みや花壇に美しく咲き誇ったネモフィラもあります。これは、気付きを「考え」て「実行」に移した成果です。周囲への働きかけで、変わってくるものがたくさんあることを教えてくれています。小さな気付きを大切にしてほしいと思います。

 福祉委員会の皆さん、ありがとうございました。

運動会に向けた準備が始まりました!

 令和4年度の運動会を、5月28日(土)に半日開催します。

 子どもたちが考えたスローガンは、「笑顔 ~ 駆け抜けたその先へ ~」です。「想いをカタチに」すると、きっと素敵な笑顔にあふれるに違いありません。

 大型連休明けの5月9日(月)、生徒会長を含む3名の役員さんは、「運動会のねらい」について校内放送で語りかけました。

 運動会のねらいは3つあります。

 ❶体力や精神力を高め、集団の規律ある行動や態度をとること。

 ❷学級や学校全体の和を高め、学校生活を明るく豊かにすること。

 ❸多様な集団活動を通して、自己有用感を育み、所属感・連帯感を高めること。

 

 「本日は、初めての係打ち合わせがあります。競技や演技だけでなく、係活動にも大切な役割があります。多様な集団活動に係活動も含まれています。全員が協力して、役割を果たし、運動会を成功させましょう。南犬飼中学校は、生徒一人一人が主役です。」

 心をカタチ(言葉)にしてくれました。運動会を通して学ぶことはたくさんあります。その先にあるのは、一人一人の笑顔なのだと思います。

 素敵なメッセージ、ありがとうございます。

総合的な学習の時間が始まりました!

 「本校の総合的な学習の時間の目標」は、「探究的な見方・考え方を働かせ、地域の人、もの、ことに関わる総合的な学習を通して、自分や自分以外の人が豊かで幸せな生活ができるよう、課題解決し、自分の生き方を考えることができるようにする。」です。

 第1学年の「探究課題」は、「環境」「社会」「働くことの意義」です。(50時間)

 第2学年の探究課題は、「現代社会で働く人々の姿と自己の未来」です。(70時間)

 第3学年の探究課題は、「魅力ある町への提案」です。(70時間)

 

 どの学年においても、地域の皆様の力をお借りして、私たち教師だけではカバーしきれない内容を豊かに学ぶことができています。

 2年生の総合では、「SDG’sを踏まえたクエストエデュケーション」に取り組みます。

 町の商工会の皆様や役場の商工観光課の協力を得て授業をダイナミックに進めていく予定です。

 総合の原動力となっているのは、「ボランティア推進会議の開催や本校の学校運営協議会の委員の皆様の理解と前向きな提案」でした。

 支えてくださる多くの皆様に感謝します。

 子どもたちが、身近な地域に関心を持ったり、自分の将来をじっくりと考えたりできる時間につなげていきたいと思います。

 ホームページでも活動の様子を発信していきます。

新庁舎開庁式に学校代表で参加しました!

 5月6日(金)、8時10分から新庁舎開庁式が催され、生徒会長及び副会長は、町民を代表して式に参列しました。

 新庁舎は、段差のないバリアフリーとなっており、防災機能も整備され、72時間の電気供給も可能だそうです。町長様が、「庁舎を町のリビングとして親しんでもらいたい」と話していた言葉が印象的でした。

 将来の町を担うことが期待される4人の中学生が開庁式に参加し、テープカットを担当しました。

 町長様による「開庁宣言」後、4人の中学生は、それぞれの特別な「住民票」を交付していただきました。

 生徒会長は、「式典でテープカットを担当するのは初めてのことです。新鮮な気持ちとともに名誉なことであると思います。」と話してくれました。

 生徒副会長は、「町長さんの話を直接聞くことができました。住民票を交付していただき、町民の一人であることを実感し、光栄に感じています。」と話してくれました。

 将来の町の担い手である中学生が、こうした式に参加できるのは主権者教育にもつながると思います。

 子どもたちに、貴重な機会を与えていただきありがとうございました。