学校生活の様子・ブログ
2年生合唱発表会・立志式:応援メッセージ
2月16日(金)に行われた2年生の合唱発表会・立志式をご参観くださった保護者の皆様から「応援メッセージ」をいただきましたので、ハッピーボックスに掲載いたしました。お昼の放送とともにご一読ください。
立志を迎えた子どもたちに向けて、保護者の方からのお手紙をいただきました。各教室で素敵なBGMが流れる中、目を潤ませながら手紙を読み終えると、お返事を一所懸命書いている子どもたちの姿に目頭が熱くなりました。保護者の皆様へのサプライズです。お手元に届きましたでしょうか。デジタルが進む中ですが、温かい直筆の字から伝わる想いを受け取ってください。
人間は「あるものに鈍感だ」だからこそ「あるものに意識を向ける」節目の機会を大切にしてきたのかもしれません。いつも支えてくれる存在があることに感謝を綴った幸せの時間でした。
ペットボトルLIVE
2月22日(木)、昼休みに資源委員会主催のペットボトルLIVEを行いました。
前座では、3年生の有志が場を盛り上げ、会場の雰囲気を熱くしてくれました。多くの人の前でも恥ずかしがらずやり切る姿に、さすが3年生という感じでした。
バンドメンバーを紹介し、自作のペットボトルソングを披露しました。ペットボトルとの別れを想像させる素敵な歌でした。演奏も歌もとても上手で、観客を魅了していました。
学校は楽しくするところです。その過程で多くの学びや成長があります。これからも、学校生活を様々な工夫で楽しいところにしてほしいと思います。
ペットボトル回収は29日(木)まで行っています。資源委員長は「このLIVEで一致団結し、少しでも多くのペットボトルが集まるといいな。」と話してくれました。是非、お家にペットボトルがございましたらご協力お願い致します。
Long昼休み
2月21日(水)、Long昼休みを実施しました。
今回のLong昼休みは各クラスごとのレクリエーションを計画していました。事前に代議員がクラスの意向をもとに話合いを行い、活動場所を決めていました。
しかし、当日は雨のために校庭での活動は不可になってしまいました。1、2年生の「卒業間近な3年生に楽しんでもらいたい」という心意気で、3年生が体育館で遊べるように配慮していました。後輩が先輩を想う、優しさを感じるできごとでした。3年生はその想いを感じながら楽しそうに遊んでいました。
ペットボトル回収大作戦
資源委員会が立てた今年度のペットボトル回収の目標本数は3万本です。運動会や授業参観時にPTAの皆様にもご協力いただき、回収に尽力してきました。しかし、現在の回収本数は26,720本となっています。あと3,280本足りません。
そこで、回収数を伸ばすことをねらいとして、資源委員長はペットボトルキャンペーンを企画しました。
曲作りから始まったこの企画。ものづくりの楽しさを感じながら活動する生徒の姿が印象的でした。いよいよLIVE本番は2月22日(木)昼休みに旧体育館で行います。生徒の皆さん、ペットボトルが入場券の代わりです。ペットボトルを持って旧体育館に集まってください!みんなで楽しい時間を過ごしましょう~!!学校は楽しくするところだ~!!
学年末テスト
2月19、20日の2日間、1、2年生は学年末テストを行いました。
真剣な表情で問題に取り組む姿に、「1点でも多く取るぞ!!」という気迫を感じました。
今年度、本校では学びに向かう力の育成を中心に学習指導を行って参りました。学習集会では、学びを木に例え、根の部分の見えない学力(意欲・関心・態度)を伸ばす重要性を生徒と共有しました。そして、葉や幹(知識・技能、思考力・判断力・表現力)である見える学力へと繋げることを意識してきました。
教職員は研修を重ね、授業改善を行いました。以前までの教師が教え、生徒が教わるという、生徒にとって受け身の授業ではなく、生徒自身が課題や問題に疑問をもち、問題を友達と協力しながら解決させていく、積極的な学習へと進化しました。学ぶことは中学校まで、高校までではありません。傍に教員がいなくても、生涯学んでいくことは必要です。学び方を学び、自分の興味や関心があることを深く学べる、そんな生徒の育成がこれからの社会を考えると必要です。
学年末テストは、1年間の学びを確認できるテストです。理解が不十分だったところはよく復習してほしいと思います。学年末テストお疲れ様でした。
第3回制服検討委員会
2月16日(金)第3回制服検討委員会が実施されました。今年度最終になる今回は、ボトムス、ネクタイ・リボン、ボタン、オプションについての話し合いを行いました。
制服ファッションショーを経て、全校生徒によるアンケートで4つのボトムスから1つを選んだ結果を生徒会副会長から報告しました。検討委員会の方々からの質問にも、すぐに対応できる生徒会役員の姿に、頼もしさを感じました。ネクタイ・リボンの選定についても説明がなされ、満場一致で、承認をいただきました。
ホック式のネクタイ・リボンについての質問には、明石スクールユニホームカンパニーの方から金属アレルギーへの対応についての説明をいただきました。安心して着用できることは大切な視点です。説明をうかがって納得の表情を浮かべていました。
細かいボタンの素材やオプションについては、PTAの方々で話し合っていただきました。ステップを踏みながら、1年間をかけて新しい制服がカタチになってきました。
時代に合ったジェンダーレスな制服にしてほしい。先輩たちの想いを受けて、真剣に話し合ってきたました。その中でひしひしと伝わってきたのは、子どもたちの中で育った「伝統を重んじる心」と「ユニホームの存在意義」でした。アンケートに書かれている言葉の多くは、第1回目から終始「落ち着いた雰囲気」「犬中らしい」「男女どちらが着用しても合う」「さわやか」といったものでした。
子どもたちの想いがカタチになった制服が出来上がるのが楽しみです。
ずっと子どもたちの想いに寄り添い、温かく見守り、そして助言いただきました制服検討委員会の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
ハッピーバレンタイン♡給食
2月14日(水)はバレンタインデーということで、ハート型のハンバーグが主菜でした。さらに栄養士の先生と調理員さんでこっそりハート型のニンジンをスープの中に仕込んでいました。ラッキーニンジン何人の子どもたちが見つけられたかな?
こんな素敵なサプライズ献立をありがとうございました
禅語に『一滴乾坤を潤す』という言葉があります。
「いつもありがとう」ほんのひとことで、それまでの苦労が吹き飛ぶ。
「よくがんばったね」そう言われて我慢していた涙がこぼれそうになる。
仲間から力いっぱい抱きしめられて、やってきたことは間違いなかったと実感する。
大切な人が満面の笑顔を浮かべるのを見て心からの幸せを感じる。
人生に刻まれる喜びの多くは、人と人のほんの小さなかかわりから生まれている。
超訳「禅の言葉」ひらたせつこ著より
小さな喜びを幸せに感じる、そんな人生を子どもたちが歩んでいってくれたらと思います。
藍染めのデザイン
2月15日(木)下野新聞に、2年生のクエストエデュケーションの活動が掲載されました。本校の教育活動に賛同いただき、「中学生がこんな活動をしているって皆さんに知ってもらいたい。伝統産業を世の中の皆さんや若い人たちに知ってもらいたい」という星先生の熱い想いを受け、子どもたちは頭をフル回転させます。そして、迎えた中間発表では、様々な店舗のテナント料と売り上げを想定した利益率の比較や、SNSを利用した広告動画の配信など、子どもたちの情報収集力が光っていました。
ならば!壬生町にちなんだ「ユウガオの実」をモチーフに藍染めタペストリーを作ろうという星先生からの新たな課題に、子どもたちはさらに奮闘を見せます。情報収集から自分自身のオリジナル感を出すアイディアを思案しました。中間発表からの限られた時間の中で素敵な下書きを提案する子どもたちの底力に感嘆しましました!!
タペストリーは壬生町役場の1階に素敵に展示されています。是非、足を運んでご覧ください。
日光下駄を作る職人は3人しかいらしゃらないそうです。下駄だけではなく広く作品を作られるのは星先生ただお一人。OnlyOneのこだわりを大切にしたい。一つ一つのデザイン、一つ一つの編みの技に惹きつけられます。
これからの次代を担う子どもたちの育成のために、学校に何度もお越しいただき、子どもたちに寄り添いながら提案を寛大に受け入れてくださいましたこと、多様な子どもたちにアドバイスいただきましたこと、心より感謝申しあげます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
2年生合唱発表会・立志式
2月16日(金)延期されていた2年生の合唱発表会が実施されました。どのクラスも素晴らしい歌声を体育館に響かせてくれました。子どもたちの想いが伝わりましたか?
各クラスの集合写真を残せるのもわずかということもあり、移動の合間に記念写真!昼休みを利用した練習の成果を発揮できて、子どもたちの笑顔はこぼれんばかりでした。こうした達成感を味わえるのも学校ならでは、一つ一つ幸せな時間を積み上げてほしい、そう願います。
教頭先生お手製の賞状には、各クラスが歌った合唱曲の歌詞の中の光るフレーズが書かれていました。子どもたちは大人になったときに、ふとそのフレーズを口ずさんでいるかもしれませんね。
そして、立志式のスタートです。
学校長講話「立志の意味は『志を立てること』『将来の目的を定めて、これを成し遂げようとすること』とあります。また、立志式とは日本古来の儀式『元服の儀』と言われていました。(中略)立志おめでとうございます。皆さんの立志の作文を読ませてもらいました。一人一人の志がうかがえる作文でした。4月からは最高学年です。ぜひ南犬飼中学校の伝統を引き継ぎ、下級生を引っ張っていってください。(中略)大切なことは1学期の始業式に話した『失敗から学ぶ』と言うことです。皆さんは今後たくさんの失敗を経験します。その失敗こそが自分にとって貴重な経験なのだということを忘れないでほしいと思います。失敗を恐れず、チャレンジ精神をもって行動を起こし、皆さんの前にある『夢』や『希望』、そして『可能性』というおおきな道が未来に伸びていくことを願っています。立志を迎えたこの機会に、ぜひ自分の可能性にチャレンジしてほしいと思います。」
僕は将来、困っている人がいたら助けたり、ルールや決まりごとを守ったり、自分が思うよい行動をしていき、徳を積んでいける人になりたいと思っています。僕の好きな言葉として「塵も積もれば山となる」という言葉があります。自分はこの言葉のようにどんな小さなことでも、そのことを続けていけば大きなものになると信じているので、小さなことでも自分が思うよい行動を続けていけば、何かしらの形でその努力は報われて自分に返ってくるのです。また、自分の経験として、誰かを助けるなどのよい行動をしたら「ありがとう」と言われたり、褒められたりして、自分が嬉しい気持ちになり、その結果お互いがよい気持ちで過ごせたという経験があります。その経験から、よい行動をすると何かしら自分に恩が返ってくると気づけたので、よい行動をして徳を積んでいける人になりたいです。
当たり前のことが当たり前にできる人になりたいと思っています。私は今年、学級委員と部長になりました。そのとき、先生から「範を示すこと、人より動くことが大事だと」を教わりました。そのときから、周りへの気遣いや声かけを意識するようになりました。最初はなれないことが多く、先生や友達に聞いてばかりでしたが、徐々に慣れてきて、やりがいを感じるようになりました。これからも仕事にもっと責任感をもって取り組んでいきたいと思います。この立志を機に、当たり前のことが当たり前にできる人になりたいです。
代表生徒だけではなく、2年生全員が「立志作文」と「立志の書」を作成しました。後日お子様の作品をご覧いただけたらと思います。
教室に戻ると保護者の方々からの手紙が渡され、一言一言をかみしめるように読む子どもたちの瞳には涙が浮かんでいました。
言葉にするからこそ伝わる想いに触れ、子どもたちはまた一回り成長することができたことでしょう。
たくさんの保護者の皆様に足を運んでいただきました。皆様の支えがあっての今この時です。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
卒業合唱練習が始まりました!
3年生は昼休みに卒業合唱の練習を行っていました。
卒業合唱は、卒業式後に3年生全員で行う合唱です。生徒会で話合い、生徒の方から「卒業合唱の時間を取ってほしい!」と3学年主任にお願いがありました。そのお願いを受けて、卒業式後に卒業合唱の時間を計画しています。
本校は学校経営の努力点の中に、「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」を掲げています。3年生の道徳の授業で「南犬飼中の校風で継承していきたいことは?」という問いかけに「生徒中心」「生徒主体」「生徒自治」という言葉が数多く見られました。南犬飼中での3年間、生徒自身が考え、行動し、行事を創り上げてきた、その自信と誇りがそこにはありました。きっと最後の卒業合唱も生徒自身の手で素敵な合唱にしてくれることでしょう。どのような歌声が体育館に響くのか楽しみです。
ボランティア推進会議
2月13日(火)ボランティア推進会議を実施しました。様々な立場から、様々な視点でのご意見をいただきました。
〇町として子どもたちに役割を担ってもらえることを探したり、自発的意識を高めるためにボランティア団体の話を聴いてみたり、地域と中学生をつなげていけるかな?と考えてくださいました。
〇学校側が困っていることや協力してほしいことを発信してほしい。HPに「困っています!」「こんな活動をやってみませんか?」とボランティアを募ってみることも良いかもとご意見いただきました。
〇互いにWin-Winの関係が大切と考えると、学校の強みは?「子どもたちの笑顔・パワーなど」町の強みは?「おもちゃのまちというネーミング、バンダイ博物館など」どのようにつなげていくかを考えていきたい。人と人とのつながりを大切にしていきたいと温かい話し合いになりました。
〇下校時刻に合わせて、さりげなく見守る大人たちへの声掛け
〇学校開放を利用している方々の除草作業参加募集
〇防災訓練として避難所での活動を学ぶ
などの提案もいただきました。地域のために何ができるか?学校のために何ができるか?と互いを理解し合いながら、互いの幸せのために行動しようとする意識が大切だと改めて感じました。お忙しい中足を運びいただいたボランティアの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
ハッピーボックス掲載
お昼の放送をハッピーボックスに掲載しました。今回は特別企画、教頭先生からのメッセージです。
漫画スラムダンクの中で、海外留学を志す流川選手は、インターハイ優勝候補の山王高校エース沢北選手と対決する際に「偽物じゃない、ありがたてぇ。」とこぼします。「自分より技術や経験をもつ人の胸を借りることで、自分自身が成長する機会を得ることができる。自分を試すことができる。」と流川選手は考えます。物事は捉え方次第で自分の人生観は変わりますね。苦味⇒旨味に変えるのは、まぎれもなく自分です。
2年3組の教室には写真にある言葉が貼られていました。新しい未来を切り拓く子どもたちが、新しい価値観を創造してくれることを期待しています。
情報やメディアの意義・価値を考えよう
3年生の国語では、情報やメディアの意義・価値を考える単元があります。その単元の最後に、能登半島地震のニュースや新聞記事などの情報やメディアにはどのような意義や価値があるのかを探究しました。
生徒はインターネットを使って能登半島地震についてのニュースや新聞記事などを数多く閲覧し、それぞれを比較・分析していきました。そして、発信者の意図を考えたり、受け取る側の利益を考えたり、社会への影響力を考えたりなど、様々な視点で情報やメディアの意義・価値について思考を巡らせていました。最後は、探究した内容をスライドでまとめ、発表しました。
地震直後の避難を呼びかける速報について取り上げた生徒。災害時の地方紙と全国紙の違いを取り上げた生徒。支援への広がりや防災・減災への手立てについて取り上げた生徒。フェイクニュースの悪質性について取り上げた生徒。SNSの情報から被災者の声の重要性を取り上げた生徒など、本当に様々な視点で考えられていて素敵な発表ばかりでした。
授業の振り返りには、
「意義や価値は一つではなくてたくさんあるけど求められているものを発信する必要があるということが一番大事だと思いました。自分が気になる情報を自分でしっかりと判断して騙されないようにしたいです。」
「自分がメディアの意義や価値をとらえる際に用いた視点とは異なる方向から捉えた人の意見を見てそういう、見方もあるのだと感じた。多くの受け手にとっての興味のわくような情報よりも、少数の当事者にとって本当の役に立つことが今のメディアの発信には少ないように思えた。この情報を見ないことで自分の生活に何かもったいないことが起こるのか、など考えながら情報の受け取りの取捨選択をして、生活していきたいと思った。また、メディアの本質をとらえていない情報などに左右されないように生活したい。」
「私はメディアの意義や価値について緊急地震速報からアナウンサーの伝え方、ニュースをどのように表示しているかを見て、もしメディアなしではもっと被害者や死者がでていたのではないかと思いました。緊迫感が伝わり多くの人が助かってほしいということが伝わってきました。また、〇〇さんの発表を聞き、すべての情報を信じるのではなく、メディアリテラシーが大事だと分かりました。」
「最近ではメディアには偽りの情報が多いことや適切に判断しなくてはならないなどということが重要視され、メディアのイメージになってしまっているがメディアは今後の未来へ繋ぐ記録になるというちゃんとした意義があることが分かりました。また、メディアの意義について知ることでメディアのとらえ方が変わりました。」
と書かれていました。情報やメディアの意義・価値を考え、メディアの見方や捉え方も変化したようです。また被災された方への思いも馳せることに繋がりました。
13日(火)まで生徒会で能登半島地震義援金募金を行っています。募金へのご協力宜しくお願い致します。
想いを届けよう
2月8日(木)、放課後の下校時に福祉委員長と福祉副委員長、生徒会長が昇降口に立ち、能登半島地震義援金募金への協力を呼びかけました。
現在、2月5日(月)~13日(火)の期間で生徒が能登半島地震義援金募金活動を行っています。先月の授業参観時にPTAの皆様が募金活動を行ったことを知った生徒会は、「自分たちも被災された方々のために募金活動をしたい」と考え、実際に行動に移しました。きっと皆さんの優しい気持ちは被災地へ届くことでしょう。能登半島地震義援金募金へのご協力宜しくお願い致します。
リーディングDXスクール視察
2月7日(水)福島県三春町から指導主事・小中学校教諭あわせて15名の先生方が、本校のリーディングDXの取り組みを視察にいらっしゃいました。1時間だけではありましたが、本校の授業風景を参観していただき「ルーブリックを子どもたちに示す時の子どもたちのリアクションはいかがでしたか?」「学習グループはどのように作っていますか?」「ここまでにどのようなステップを踏んで単元の目標にアプローチしているのですか?」などご質問いただきました。
各教室で子どもたちに「今日は何をしているの?」と聞くと、社会では「写真を見てどの地方のものか予想を立てました。今はGooglelensで検証しています。僕の予想の書き方は評価Sですよ!」と誇らしげに話してくれました。
理科では「日本の天気についてまとめています。梅雨の時期は気団同士がぶつかり合って停滞前線ができるので雨ですが、夏になると太平洋高気圧が張り出すので、晴れが続きます。」と調べたことを自信をもって教えてくれました。Webから気団の画像を探している子もいました。
国語では、「教科書の『鰹節』について学年主任の先生が読んだことがないと思うので、説明するんです。要約ですね。今日はジャムにグループで協力して作ります。新聞をよく読んでいる先生なので、新聞のレイアウトで書きたいと思います。」と教えてくれました。相手を意識した表現を考えているなんて、なんて素敵なんでしょう!!
英語では「本文を読み取って、7文以上で要約するんですけど、B/A/S評価があるので・・・。とりあえず頑張ってみます。」と教えてくれました。「先生、前の文をさす指示語はTheyであってますか?ロックバンドなんですけど。」との質問に「いいよ。複数だもんね。」と答えるとガッツポーズを見せてくれました。
道徳では、チャットを使って自分の想いをつぶやいていました。友達のつぶやきを読みながら、自分の考えを再構成してノートにまとめていました。
芥川龍之介「トロッコ」の作品から派生して、「羅生門」「河童」などの作品について調べ、文学の特徴について学んでいました。芥川賞と直木賞の違いは?の問いにスラスラと答える子どもたちにびっくりしました。
デジタル教科書の機能を存分に活用していたのは1年生。英語の本文をイヤホンで何度も聞き直す子、本文の過去形にマーカーを引いて確認する子・・・それぞれの学びのスピードで要約を進めていました。
3年生は卒業を控え、答辞を書いてみようということで、ジャムボードに想い出の行事と想いを付箋で書き出し、構成を考えながら文章にしていました。タブレットの画面に2つのウィンドウを開いて活用することも、使いながら自然と習得していました。
「どの授業も学びに向かっていますね。先生方も楽しそう。」とお褒めいただきました。
【本校の教育活動についての説明】
三春町の先生から「数学でのわからない問題の意思表示や生徒会活動でのプレゼンといった、参考になるアイデアをいただきました。失敗しても大丈夫という校風が、色々なことに挑戦できる土台を作っているのだなと感じました。適材適所でのICT活用の見極めは今後の課題になると思います。今日学んだことを今後の授業や教育活動にいかしていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。」と感想をいただきました。
どの教室に入っていっても、子どもたちは自分の学びに夢中で、突然の質問にも今何のために何をしているのかを自分の言葉で堂々と説明できることが、素敵だなと感じました。子どもたちが確実に成長していることを実感した幸せな時間でした。
三春町の先生方には遠方からお越しいただき、子どもたちの姿・教室の雰囲気を賞賛くださいましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。今後とも素敵な教育活動がなされますようお祈り申しげます。
想いは伝わる
2月6日(火)、昨日の雪で学校周辺はとても滑りやすい状況でした。朝から多くの職員が雪かきを行いました。誰かが声をかけるでもなく、学校に来ると一人、また一人と外に出て、いつの間にかみんなで雪かきを行う姿に、チーム南犬飼の姿を感じました。
生徒が登校し始め、職員室から教室に向かう途中にある生徒から、「先生たちで朝から雪かきしてくれたんですね。ありがとうございます。」と声をかけられました。私たちが実際に雪かきをしていた姿は見ていないにも関わらず、雪の状況などから推測し、その苦労を想像し、言葉をかけてくれました。その一言で、「朝から生徒たちのために働いて良かったな」と心から思える出来事でした。
目に見えるものから、目に見えないところを想像する。今回で言えば、雪の状況から、先生たちの働く姿を想像したわけです。そして感謝の気持ちを言葉にしてくれました。このように心豊かな生徒に育っていることを嬉しく思います。そして、生徒のことを想う気持ちは伝わるものだなと改めて感じました。
ハッピーボックスのお知らせ
★お昼の放送をハッピーボックス(ここをクリック)に掲載しました。
★1月31日(水)壬生町特別教育講演会が開催されました。私たち教職員にとって大きな学びとなりました。お忙しい中、遠方よりお越しいただき、私たちの疑問や不安を払拭する学びの機会を与えていただけたこと心より感謝いたします。ありがとうございました。
この研修の様子は、NHKニュース630で放送されるとともに、NHKWebニュース(ここをクリック)に掲載されています。
2年生クエストエデュケーション最終発表
2月2日(金)各企業の方々をお招きして、最終発表会が行われました。それぞれの課題に対して、子どもたちは試行錯誤してスライドを作り、プレゼンしていました。最終日の今日は「この活動を通して、どんなことを感じましたか?」「大人になったときに、子どもたちにどんなことをしてあげたい?」などを質問されて、「楽しませたい」「地域を盛り上げたい」「地域貢献がしたい」と堂々と答えていました。
総合的な学習の時間は、各教科の見方・考え方を横断的につなぎながら、課題を解決することを通して、「自己の生き方を考えていく生徒の姿」を目指しています。よりよく課題を解決するために,生徒は地域に出かけたり,様々な体験活動を行ったり,多くの人と出会ったりして学んでいきます。ここでの探究活動は
①【課題の設定】体験活動などを通して,課題を設定し課題意識をもつ
②【情報の収集】必要な情報を取り出したり収集したりする
③【整理・分析】収集した情報を,整理したり分析したりして思考する
④【まとめ・表現】気付きや発見,自分の考えなどをまとめ,判断し,表現する
の4つの横串が実用的に多様な視点で発揮される時間となります。そして、その経験を経て、今日の子どもたちの言葉のように、自分自身の生き方へとつながっていきます。
この1年間、子どもたちとともに地域の特徴を見つめ、子どもたちに自分自身を見つめさせ、可能性を引き出す様々な取り組みを実施して、体験活動をさせてくださった各企業の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも子どもたちの成長を見守っていてください。よろしくおねがいします。
特別道徳授業
2月1日(木)6校時、3学年全体で道徳の授業を実施しました。
内容項目C-(18)国際理解、国際貢献「身近な人から国外の現状について話を聞き、国際的な視野に立って、自分にできることで世界平和と人類の幸福に貢献しようとする実践意欲を育てる」についての授業を行いました。
講師は、前年度本校に勤務していた教諭です。先生は、現在ミャンマーのヤンゴンに海外派遣として勤務されています。そのため、現地からオンラインで授業してくださいました。
先生のミャンマーでの生活を紹介していただきながら、政治的事情やごみ問題まで本校生徒たちにとって道徳的価値について考えさせられる内容でした。また、現在の3年生は、昨年度学級担任として関わりをもっていた生徒たちでもあり、タブレットで最近の様子や受験に向けての話などの対話をする場面もありました。お互いに懐かしさを感じながら、楽しい授業をすることができました。
実際に海外の現状を知ることは大変貴重な経験です。今年度は輝光祭でもミャンマーとオンラインで繋ぎ、現地校クイズで盛り上げてくれました。
忙しい中、授業の準備から当日まで本当にありがとうございました。
下野新聞に掲載していただきました!
先日本校で行われた制服ファッションショーの様子を1月30日の下野新聞に掲載していただきました!
こんなにも大々的に新聞に掲載していただき大変嬉しく思います。近年多くの本校教育活動が新聞等のメディアに取り上げていただいております。多くの方に本校生徒の素晴らしさが伝わっていくことが本校職員の幸せの1つです。
ブログ1月27日「幸せな時間のバトン」には「制服ファッションショー(ここをクリック!動画をお子様のアカウントでご覧になれます。)」の部分があり、そこからファッションショーの動画が視聴できます。ぜひ、お子様とご一緒にご覧ください。