学校生活の様子・ブログ

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制服ファッションショーに向けて✨

 12月の生徒会役員選挙を経て、新年度の生徒会役員が決定し、終業式・始業式の準備や片づけなど、生徒会役員としての仕事を現生徒会役員から学んでいます。

 新生徒会役員に向けて生徒会担当の先生から2つの想いが語られました。「①学校生活の第一は、確かな学力の定着と人間育成の場であること! ②生徒会役員の第一は生徒ファースト!南犬飼中生の誰もが楽しく充実した学校生活を送れるためにできることを考える!」「そして、学校を良くするなら、まず自分から。行動や姿で見せていきましょう! みなさんの可能性は無限大です。みなさんの“学校を良くしたい”という想いをカタチに表してください。1年間よろしくお願いします!」と。

 その想いを受けて、現・新役員全員で制服ファッションショーに向けた企画会が行われていました。卒業した先輩たちの想いを受け止めどのような空気感を創り上げるのか、そのためにはどのような準備が必要か。「ナレーションの原稿にコメント書き込んでいこう」「BGM何にしようか」「フットライトも出せますか?」「どうやって歩いて魅せる?ここでポーズ?」と湧き出てくるイメージと考えを巡らせていました。まさに、自分から・・・学校目標である「自ら考え実行する生徒」の姿がそこにありました。ファッションショーは初めての経験ですが、文化祭の経験を活かして、更なる探究的な学びの機会となることを期待しています。第3回制服アンケートで上位に残った4つのボトムスの決選投票になります。全校生徒で後世に残す制服に想い乗せて、しっかりと検討していけたらと思います。

 生徒会役員の企画会に合わせて明石スクールユニホームカンパニーの方がいらしてくださいました。本校のクレドである「子どもたちの想いを大切に取り上げ小さな感動を重ねていきます」に共感してくださり、子どもたちの想いを汲んで、素敵なファッションショーのお手伝いが出来たらと、お声掛けいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。

 ファッションショーは1月24日(水)long昼休みを利用して実施する予定です。制服検討委員会の皆様にも参加していただきます。よろしくお願いいたします。

ハッピーボックスに掲載しました

 3学期が始まって1週間。第1回私立入試を終え、結果が返ってきました。3年生はホッとしている表情の中に、逞しさを感じられるようになりました。1・2年生も授業での取り組みに一層集中力が増しているようです。進級に向けて、いいスタートが切れました。

 1月15日(月)の授業参観では、ペットボトル回収ならびに能登半島沖地震復興支援募金をPTA主催で行います。ご協力をお願いします。

 

 始業式校長式辞にありましたケネディー大統領の就任演説(全文はこちら)

引用:アメリカンセンタージャパン

 お昼の放送をハッピーボックス(←ここをクリック)に掲載しました。是非ご一読ください。

卒業に向けて

 3年生は卒業に向けて少しずつ準備が始まりました。「卒業式の最後に卒業合唱がしたい!」と3年生から声が上がりました。そして、その実現に向けて実行委員を募集し、活動が始まりました。

 本校の学校経営の努力点の重点項目に「主体性を育む生徒会活動の展開」があります。3年生が最後まで行事を自分たちの手で作り上げようとしていることに大変嬉しく思います。どのような合唱を作るのかが今から楽しみです。

学習朝会

 1月10日(水)、1,2年生を対象に学習朝会を行いました。

 今回の学習朝会は1,2学期の話の振り返りから始まりました。その中で学力を木に例えて2学期に話をした、根っ子の部分を「見えない学力」、幹や葉の部分を「見える学力」のうちの「見える学力」について焦点を当てて話をしました。

 2学期の学習朝会では根っ子の部分である「見えない学力」を高めようという話をし、多くの教科で生徒が主体的に取り組む授業へと授業の在り方が変化した2学期となりました。生徒がもつ疑問を大事にした上で、協働的な学びと個別最適な学びの一体的な充実を目指し、授業研究を重ね、生徒自身も意欲的に学びに向かうように変化してきました。いよいよ3学期は3年生はもとより、1、2年生も「見える学力」へと繋げる学期となります。見える学力の向上に向け、受験に向けて試行錯誤を重ねてきた3年生の生の声を交えて話がされました。

 中学生にとって見える学力の向上を目指す目的の1つに高校入試があるのは事実です。見える学力がなければ希望進路の実現は叶いません。しかし、その根底にあるのは、「自分の生き方を考える」ということです。3年生の学年集会では1年を通して「進路学習」=「高校入試」ではなく、「進路学習」=「生き方学習」であるということ、「高校合格」=「ゴール」ではなく、高校への進路につなげ、どのような将来を築いていきたいかを考えることが大切という話をしてきました。今の3年生はそのことをよく理解していて、自分が生きる道をそれぞれが真剣に考え、高校受験に向けて努力しているところです。そして、その努力の過程で、諦めない気持ち、粘り強さ、試行錯誤する大切さなどを学び、社会で生きる上で大切なものも身に付けていきます。

 「見えない学力」が育ち、「見える学力」へと繋げられた時に生徒は学力だけでなく人間力も大きく成長していきます。そして将来の自分と向き合い、自分の生き方を考えていくことが最も大切なことです。そんな姿を3年生から1,2年生へ届けられたらと思います。3年生はその想いを「拝啓 未来の受験生」としてメッセージを送りました。メッセージは昇降口に掲示されています。受験に向けたヒントがたくさん載っていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

  

3学期始業式

 1月9日(火)、3学期の始業式を行いました。

 式辞として校長から次のような話をしました。

 3学期は1年の総まとめの学期です。1、2学期には、努力が報われた、友達との絆が深まった、学級がまとまったなどの大切な宝物を手にしたと思います。しかし、人は身近な大切なものに気づかなかったり、軽視したりすることが多いです。あるものに鈍感であり、ないものに敏感であるとも言えます。家に帰ると食事が用意され、温かい布団があることも同様なことです。皆さんの中には「~してくれない」という思いをよく抱く人がいるでしょう。作家の曾野綾子さんは著書『老いの才覚』の中で、「どんな若い人でも、くれないと言い始めた時に老いが始まる」と述べています。相手の不満を言う前に自分でしてみましょう。何をしてもらうかではなく、何ができるかに視点を置きましょう。

 また、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディは次のスピーチを行いました。「国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問いてほしい。」ケネディ大統領は差別や戦争をなくしていきたいという思いから、自由と価値を求めた大統領として有名です。1、2学期してもらったこと、嬉しかったこと、そのことに関して自分自身が返せたことはどんなことがあったかを振り返ってみてください。そして自分ができることを1つ1つやっていきましょう。

 自分が「してくれない族」になっていないか振り返ってみてください。3学期のテーマは「してくれない族から、する族への転換」です。皆さんの変化を期待しています。

 

 現代は物に溢れた時代となりました。「ある」ことが当たり前になり、それでもなお「ない」ものに不満をもつ人は多いです。それでは幸せな時間はいつまでも訪れることはありません。ぜひ、「ある」ものに感謝できる生徒になってくれることを願っています。

 

 また、各学年の代表生徒が新学期の抱負を発表しました。

【1年生】

 入学してから早くも9か月が経ちました。1年間の総まとめの学期となる3学期に頑張りたいことは2つあります。

 1つ目は勉強です。特に社会を頑張って勉強したいです。歴史はいつ、どのようなことが起きたのかを理解した上で、ワークを繰り返し行いたいと思っています。1年間の総復習をしっかりとやりたいです。

 2つ目は、部活動です。吹奏楽部に所属していて、基礎練習に重点を置いて努力していきたいです。まずは安定した低い音を出せるようにし、高い音も出せるように練習していきたいと思います。そして、演奏を聞いてくれる人が聞き入ってしまう演奏ができるようになりたいと思っています。

 優しく教えてくれた先輩方のようになりたいので、先輩方の行動をよく見て学びたいと思います。

【2年生】

 進級に向けての3学期。3年生になったら責任をもった行動が必要になってくると思います。学校のリーダーとして1つ1つの行動に責任をもてる準備を3学期にしていきたいと思っています。

 そして、文武両道を体現していきたいと思います。4月になれば新入生が部活動に入部し、最後の大会が目の前になります。チームをまとめられる副部長として頑張っていきたいと考えています。3年生になると入試に向けてしっかりと勉強しなればなりません。勉強と部活動の両方を頑張る3学期にしていきたいです。

【3年生】

 冬休みには私立高校入試が行われました。1人1人が全力を出し切って臨んだことでしょう。3学期は県立高校受検に向けての勉強に励み、しっかりと準備をしていきたいと思います。自由な時間を削って、勉強することとなるでしょう。3年生みんなで頑張りたいです。また、3学期は中学校で思い出が作れる最後の学期です。3年間は本当にあっという間でした。もうすぐ高校生です。高校生になる自覚をもち、1、2年生に3年生としての責任を背中で見せて生活していきたいと思います。

 どの学年の生徒も4月からの生活を見据えて3学期を過ごそうとしています。3学期は次の年度の0学期とも言います。みなさんにとって大切なものに感謝を示し、自分の目指す姿に一歩でも近づける学期にしてほしいと思います。