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学校生活の様子・ブログ

春休みに向けて

 3月22日修了式の前に、春休みの過ごし方についてお話がありました。

 交通からは「昨年度より交通事故の件数は減りましたが、まだゼロではありません。交通マナーについても、並進や飛び出しなどを改善し、みなさんにとっても地域のみなさんにとっても安心・安全な環境になるように努めていきましょう。4月に全員そろって、元気な笑顔で登校してくれることを願ってます。」と。

 生徒指導からは、「卒業式の準備・片付け等、ありがとうございました。この春休み、どんな最上級生になりたいかどんな先輩になりたいかをイメージして過ごしてください。そうすれば必然的に当たり前のことを当たり前にできる犬中生になりますね。」と。

 修了式、春休みは『節』であるという話をしました。(概要)シンガポールを訪れた時に、大きなビルの建設現場の足場が竹で組まれているのを見ました。竹の強さは他の樹木と比べて両側からの引っ張りに対する強度は鉄骨よりも強いと言われています。竹は節を作りながら成長していきます。この節があることによって横からの風にもしなって耐えうるそうです。この『節』が大きな役割を果たしています。『節目』という言葉には、物事の区切り、転機という意味があります。 皆さんにとって、学年と学年をつなぐ春休みが『節目』『節』にあたります。人間は弱い生き物です。だから自分で節を作る必要があります。しなやかで強い竹のように成長するために。そこで、この春休みにしてほしい2つのお願いがあります。

1つ目は、通知表を受け取ったら、自分の成長と改善点を洗い出して、その要因となっていること、ものごとの本質を身に付けてほしいこと。

2つ目は、新年度に向けて「何としても、毎日時間をかけても」という気構え・目標を立ててほしいこと。

 この1年で、校歌も3番まで自信をもって歌えるようになりました。様々な教育活動の制限がなくなり、『節』と『節』の間の成長が大きかった令和5年度です。

 今日からの春休みをしっかりとした『節』にしてほしいと思います。

修了式

 3月22日(金)、修了式を実施しました。

 修了式の中で、1・2年生の代表生徒が1年間を振り返り、作文発表を行いました。

【1年生】

 不安と楽しみで入学してきたあの日から1年間、様々なことを学ぶことができました。その中から特に多くの学びがあったことを2つ紹介したいと思います。

 1つ目は、社会の学習の仕方です。私は小学生のころから社会が得意ではありませんでした。中学校に入り、社会の苦手意識を克服するために、自主学習では教科書の範囲を決めて要約する「教科書まとめ」を行いました。社会のワークなどだけでなく、自分なりの方法で続けた結果、自分の納得のいく点数にだんだん上がっていきました。他の教科でも自分にあった学習の仕方を応用し、目標達成に向けて次年度も頑張りたいと思います。

 2つ目は、部活動です。私は吹奏楽部に所属しています。トロンボーンという楽器を担当しているのですが、私にとって初めて扱う楽器でした。いい音を出すためにはどうしたらいいのか、音量を大きくするにはどういった工夫が必要なのかなどの分からないことがたくさんありました。しかし、自分で調べたり、先生や先輩のアドバイスを生かしたりすることで、1年間で成長することができました。初めて中学校で先輩ができたこと。コンクールに参加したこと。吹奏楽の大会で東関東大会までは進めたものの、全国大会に進むことができず、初めて団体としての悔しさを知れたこと。吹奏楽部での数多くの経験は、私の財産です。

 来年度は自分が先輩になるため、これまで経験したことや学んだことを生かしていきたいです。

【2年生】

 僕はこの1年間で成長したことが2つあります。

 1つ目は、今まで苦手だった理系科目を様々な工夫をしたことにより、できるようになったということです。僕は1年生のころから理解科目が苦手で、定期テストでも点数があまり伸びず、悩んでいました。このままではだめだと思い、友達や先生たちの力を借りながら、毎日理系科目の自主学習に取り組みました。具体的に言うと、基本的なワークなどを重点的にやったということです。基礎を固めたおかげで点数を大幅に上げることができました。しかし、まだ自分の目標点数には届いていないので、3年生の入試までにはワークや過去問を徹底的にやり、苦手を得意にしたいと思います。

 2つ目は、部活動でリーダーシップを発揮できるようになったことです。僕は40人以上の部員がいるパソコン部の部長を務めています。最初は前の部長のように皆をまとめることができず、前に立つ時も緊張してしまって言葉が全然できないことがあり、とても大変な日々でした。しかし、先生からのご指導や前の部長にアドバイスなどをいただき、緊張せずに前に立って部員たちに活動内容や指示を具体的に話すことができるようになりました。まだ、引退まで数か月あるので、それまでにリーダーシップを発揮しつつ、誰にでも優しく、思いやりがある先輩になりたいと思います。

 これらの経験を生かして、3年生に向けて勉強や部活動に一生懸命取り組み、今の自分を越えたいと思います。また、3年生では部活動や勉強の両方を今以上に頑張り、メリハリのあるクラス、パソコン部を作っていきたいと思います。先生方、本年度ありがとうございました。令和6年度もご指導のほう宜しくお願いします。

 1,2年生ともに、この1年間で大きく成長しました。学校生活を通して得られるものは「経験」と「感動」です。物事に対し一生懸命取り組むことで、「成功」「失敗」のどちらにしてもそこには大切な経験があります。そして、一生懸命の先に「感動」が生まれるものです。1年間を振り返り、一生懸命に勉強や部活動に取り組んだ自分を誉めてあげてほしいと思います。1年間お疲れ様でした。

2学年レクリエーション

 3月21日(木)、2学年は5・6校時に学年レクリエーションを行い、クラス対抗ドッジボール大会を実施しました。企画運営の全てを生徒自身が行いましたが、円滑に試合を進める姿に大きな成長を感じました。

 明日は修了式です。2年生はあと少しで最上級生となり、学校の顔となります。学校のリーダーとしての自覚と誇りをもって、素敵な3年生になってほしいと思います。

Long昼休み

 3月19日(火)、今年度最後のLong昼休みを行いました。

 今回は「さらに飛躍する南犬飼中へ!縦割りレクリエーション」と題して、1・2年生が縦割りで遊びました。ドッジボール、警ドロ、中線踏み、バレーボールとそれぞれに種目を決めて遊んでいました。各場所では、2年生がリーダーシップを発揮し、準備や片付けなどの運営を主体的に行っていました。このようなことを通して先輩として大きく成長していくのだなと感じました。特別活動の方法原理である「為すことで学ぶ」姿がありました。もちろん、1・2年生の仲もさらに深まり、来年度に向けて絆が強くなりました。

 Long昼休みは、「生徒がおもいっきり遊べる時間がほしい!」という昨年度の生徒会長の思いから始まりました。今年度も生徒会役員を中心に様々な企画が作られ、楽しい時間を過ごしました。これからも生徒が自分たちの学校生活をより楽しいものに、そして幸せな時間が作れるよう応援します。生徒の思いを大事にしていきます。

笑顔あふれる思い出

 3月18日(月)、午後は体育館や校庭などで笑顔があふれました。1年生は学年レク、2年生はクラスレクを行いました。あと少しで今のクラスの仲間ともお別れです。笑顔で遊びながらも、少しずつ寂しさも感じているのではないでしょうか。残りの時間を大切にしてほしいと思います。

 中学生になってもやっぱり友達と思いっきり遊ぶのは楽しい時間ですね。「学校は楽しくするところだ!」を卒業した3年生からしっかりと受け継いでいる1、2年生の姿がありました。どんなことも本気でやるから楽しい。勉強も部活動も遊びも本気で取り組んでいってほしいと思います。

令和6年度への準備・・・

「ハッピーボックス」に本年度最後の『お昼の放送』を掲載しました。

「お知らせ」『令和6年度の行事予定表』を掲載しました。

本日、新入生保護者様に『入学式のご案内』を安心安全メールにて配信しました。

 

 コロナ禍、学校現場は様々なことをデジタル化すること余儀なくされました。その中で継続する価値のあること、例えばSDG’sの視点でのペーパーレス化、タイムリーな情報の共有、業務の効率化、個別最適な授業への転換、協働編集を通しての資質・能力の育成と様々なものがあげられます。

 保護者の皆様には、欠席連絡FORMやメールでの通知文の配布、各行事での応援メッセージの投稿など、多大なるご理解とご協力を得て、本校の教育活動はさらに価値あるものへと成長させていただいています。心より感謝申し上げます。

 今後とも、夢や希望をもてる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の『幸せな時間づくり』をともに応援していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

 

学び合い高め合う仲間

 2年生の英語では、1年間を振り返っての思い出を英文で表現しようと真剣な表情で取り組んでいました。Sports festival や Chorus recital など、その行事を通して学んだ事を何とか伝えようとしていました。原稿を作り、友達に聴いてもらいながら、修正をかけていました。楽しい記憶を思い出しながらの学びは、自然と笑顔になっていきました。

 2年生数学では、総復習問題に挑戦し、自分の学習定着度を確かめていました。解けなかった問題を友達に教えてもらう姿は、真剣そのもの。友達のヒントに「なんだ、簡単じゃん!」「分かると楽しい~!」って本音がもれた瞬間でした。もちろんみんなで困ってしまった時には「先生~」と呼ぶ声も教室にはあります。にぎやかな空間でも、子どもたちは確実に思考し、前に進んでいます。学校の存在意義はここにあります!!

 

訪問週間???

 先進的な学習に取り組んでいる本校の授業を参観しに『先生の卵』である学生がいらしゃいました。どの教室に入っても子どもたちはWelcomeな姿勢で受け入れていました。

 1年生の英語では、教科書の要約をしていました。教科書にマーカーを引いて日本語を書き込んでいく子、デジタル教科書で聞き取れるスピードにして発音を確認している子、Webの翻訳機能を使って確認をしている子、学習の仕方を自己決定して進めていました。

 1年生の国語では、1年間の学びを振り返って、「知っていること」と「知らないこと」をジャムボードを活用して可視化し、新たな『問い』を見つけ解決していく計画を立てていました。思考ツールを自分で選んで使っていました。

 2年生の社会では、「自由民権運動」の風刺絵から、どのようなことを伝えているのかを調べながらまとめていく授業が進められていました。西郷隆盛と板垣退助を比較することで、理解が深まるように仕掛けられていました。髭のおっちゃんに文句を言っていると思っていた子どもたちは、1時間が終えるころには・・・予想を反した結果に、「そういうことかあ」とつぶやいていました。

  1年生の社会では、オセアニア州の特徴について、各国の国旗から考えてスタート。子どもたちは今までの知識から、「イギリスの植民地だったんですよ」って教えてくれました。さらに資料集や地図帳、GoogleMAPなどを活用して情報収集していました。終末には海水面上昇により国の領土が水没してしまう国の首長のスピーチを聞いて、子どもたちが新たな課題をもつような仕掛けがありました。意欲的な子どもたちの姿に、感心しました。

 フィリピン出身のALTの先生の訪問時には、様々な質問を投げかかけていました。どう言っていいか分からないときには、タブレットの翻訳をヒントにコミュニケーションをとろうと、いつにも増して積極的に手をあげていました。様々な国の方々との出会いは新たな視点をもたらしてくれます。自然環境や文化などの違いを知り、関心を持つことからスタートですね。日本の魅力についても話していただき、改めて日本の良さも確認できた素敵な時間でした。ありがとうございました。

メタバースの活用

 いよいよ学校にもメタバース環境が導入され始めました。メタバースとは、3次元コンピュータグラフィックスの仮想空間に思い思いのアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、相互に意思疎通しながらコミュニケーションが取れる場として注目されています。そこをもう1つの「現実世界」として新たな生活を送る未来が想定されています。

 3月15日(金)、6校時に2年生が総合的な学習の時間で取り組んだクエストエデュケーションの発表をメタバース上で行いました。その発表を1年生がグループごとにアバターを動かし、関心がある内容のところに行き、発表を聞きました。

 これからさらに用途の幅が広がっていくと思います。まずはやってみることを大事に、ICT活用を増やしてきました。また1つ、未来の姿に近づいた気がします。

新たな出発

 3月12日(火)、県立高等学校合格発表の日でした。卒業生はドキドキしながら各高校の掲示板を見に行ったことでしょう。大切なのは今まで頑張ってきた過程です。その時間を自信に変え、高校でも頑張ってください。南犬飼中での3年間で色々なことに一生懸命に取り組み、楽しい時間を過ごしてきた皆さんですから、きっと充実した高校生活を送れることと思います。皆さんの活躍を期待しています。

 3年生が卒業し、今日が1,2年生だけの初日となりました。昇降口には卒業式準備への感謝の言葉と、次を見据える言葉が掲示されていました。

 また、給食時には新生徒会長が修了式までの生活について話をしてくれました。新入生が入学してくるまでのこの2週間が本当に大事になります。そのことに生徒自身が気づいていることが嬉しいことです。

 それぞれの新たな出発を楽しみにしていきたいと思います。

先週3月2日は、みぶの日でした

 3月2日(土)みぶハイウェイパークで開催される「みぶの日フェア」これは壬生町の魅力を発信しようと始まったこのイベント。イチゴやかんぴょうなどの特産品をアピールするとともに、様々なステージ発表で楽しませてくれます。そのステージで、本校の和太鼓の演奏が披露されました。文化祭でも披露した「屋台囃子」や「再見」などで会場を盛り上げました。

 

 ボランティアで参加している子や友達を応援しに足を運んでいる子もいました。総合的な学習の時間に育まれた『地域をみんなで盛り上げよう』という想いがカタチになっていました。

 

 1年生の『大人ってカッコいい!職業人から学ぶ』2年生の『クエストエデュケーション』では、社会とのかかわりを強く感じられるよう、各方面で活躍されている社会人の皆様にご協力いただいています。この探究活動(情報収集や課題解決)を通して、子どもたちが『地域社会の担い手である実感』や『幸せな時間の創造』を体験しています。この教育活動に共感し、ご協力いただける皆様を募集しております。

卒業式の裏側・・・

 昨日は最高の陽気の中での卒業式になりました。2020年3月の卒業式は全国一斉休業で3年生のみの卒業式でした。あれから4年、全校生徒が集合しての卒業式を実施することができました。吹奏楽部の生演奏に、体育館に響き渡る国歌・式歌・校歌・・・卒業合唱音楽、退場での有志コーラスと、終始メロディーに包まれ、想いがカタチになった感動の卒業式でした。

 式場準備では、2年生が以前の写真を確認しながら一つ一つ丁寧に作り上げていました。来賓席の白布にアイロンをかけたり、テープを使って真っすぐに席を並べたり、細部にまで気を遣ってくれていました。

 フロアを傷つけないように引くグリーンのシートは、毎年水拭きをしても黒ずんでしまうものです。今年は体育館後方から退場することになり、「せめて退場するシートは美しく」と本来の色になるまで何人もで時間をかけて磨いてくれました。自分たちにできることを少しでも・・・先輩たちのために。そんな想いが伝わってきました。

 卒業式の数週間前から1階ホールに飾られていた「在校生からのメッセージ」を、3年生は足を止めてじっくりと読んでいました。それを体育館へと移動しました。当日、保護者の方々も足を止めて読んでくださっていました。

 卒業式前日の夜、1階の校舎を回っていると3学年の職員が最後の学年掲示、教室掲示をしていました。最後の最後まで子どもたちの巣立ちを応援したい。子どもたちの想いを大切に取り上げ、小さな感動を重ねてきたからこそ、その価値を誰よりも感じている職員の想いがそこにありました。

卒業式

 3月9日(土)、卒業証書授与式を行いました。今年度は、在校生も全員体育館に入り、コロナ禍前の形を取り戻して実施することができました。卒業生にとっては、何よりも嬉しいことです。

 153名の卒業生は、卒業式の中では3年間を振り返り涙する生徒もいましたが、最後は自分たちらしく元気に、明るく卒業していきました。きっと明るい未来が待っていることでしょう。卒業おめでとうございます。

 卒業生代表の答辞では、3年間を振り返り生徒会長としての思いや、先生方、保護者の方、後輩、そして3年間苦楽をともにした仲間への想いを語りました。

桜の蕾も色付き始め、暖かな陽気になってまいりました、今日の良き日に、私たち153名は、たくさんの思い出を育んだこの学び舎を旅立ちます。本日は、私たちのために、このような温かい卒業式を挙行していただき、ありがとうございます。私たち卒業生は、この南犬飼中学校で身も心も大きく成長しました。

 幸せな時間づくり。私達は、この南犬飼中学校のビジョンのもとに生活してきました。そして、私たちが過ごした3年間で南犬飼中は大きく変化しました。

 入学してきた時と変わったことと言えば、「生活の心得」です。1年生の2学期、その時の生徒会長であった小林先輩の、「時代に合った生活の心得に改定し、生徒にとって生活がしやすい学校を作りたい」という言葉を今でも覚えています。各クラスで、はばたきの文言を一字一句丁寧に確認しながら検討を重ねた日々が懐かしく思えます。私は、生徒が学校のルールを変えられるということに大きな衝撃を感じました。なぜなら、ルールは大人が決め、それを守るのが生徒だと思っていたからです。そして、生活の心得を改訂したことで気づいたことは、自分たちが1から作った心得を、責任をもって守っていくことの重さです。私たち南犬飼中生には、果たすべき責任があるということを忘れないでほしいと思います。

 ロング昼休みの導入も変わったことの1つです。これは、前生徒会長の髙橋先輩が、「生徒がもっと遊べる時間がほしい。生徒同士が仲を深められる時間を作りたい。」という生徒の思いを先生方に伝えてくださり、形となりました。猛獣狩り、警ドロ、クイズ大会、クラスでのレクリエーションなど、楽しい時間を過ごしました。あの時のみんなの笑顔は、忘れられません。

 そして今、大きく変わろうとしていることがあります。それは制服の改定です。今年度、ここにいる生徒の皆さんに協力いただきながら、新制服づくりを進めて参りました。何度も検討を重ね、アンケートを取り、制服検討委員会の皆様に生徒会としての考えをお伝えしながら少しずつ形にしていきました。生徒の思いが詰まった、価値ある制服が仕上がりつつあります。ここにいる私達は、袖を通すことはありませんが、それでも未来の犬中生のことを真剣に考えてくれたみんなに感謝したいと思います。本当にありがとう。

 私たちは、この三年間の中学校生活を通して、幸せな時間は、自分たちの手で作ることができるということを実感しました。「学校は楽しいところじゃない。楽しくするところだ。」という言葉を体現できるように前進してきた三年間でした。そして、そこには生徒の思いを大事にしてくださる先生方の存在がありました。

 先生方、三年間ありがとうございました。私達のことを常に温かく見守り、ご指導くださりました。先生方が、生徒主体の学校作りに取り組んでくださったことで、私達は大きく成長することができ、南犬飼中が大好きになりました。本当にありがとうございました。

 そして、私達がこのように幸せな時間を過ごせたのは、1番に家族の支えがあったからです。

 私達を15年間育ててくれたお父さん、お母さん。普段は恥ずかしくてなかなか伝えることができませんが、この場を借りて伝えます。時には素直になれず、本心ではない、冷たい言葉を投げつけてしまったこともありました。心の中では駄目だと分かっているのに、伝えたいことが思うように言えませんでした。何度も心の中で「ごめん」とつぶやいていました。それでも常に私達を大きな愛情で包み、そばで寄り添い続けてくれたこと、どんな時も味方でいてくれたこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。家族の力なくして、今の私達はありません。これからも、たくさん迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いします。

 私達と共に楽しい学校を作ってくれた1、2年生。今日は私達のためにこのような素晴らしい会場を準備してくださり、ありがとうございます。皆さんが学校行事に積極的に参加してくれたことで、私達の心にはたくさんの素敵な思い出が残っています。本当に感謝しています。南犬飼中学校は、生徒の思いを大切にしてくれる素敵な学校です。皆さんの思いと行動で、学校はさらにより素敵な学校になっていくと思います。南犬飼中の伝統を継承するとともに、皆さんの新しい取組で、より素晴らしい学校にしてください。さらに笑顔と幸せの時間が流れる南犬飼中にしてくれることを期待しています。

 3年生のみんな。ここにいるみんなと出会えて本当によかった。みんなはいつでも明るく、元気で、優しかった。私が悩んでいた時、みんなの姿を見れば、元気がもらえた。励まされた。みんながいてくれたから、乗り越えることができた。本当に大切な存在。正直に言うと、別れがとても辛い。いつまでもここにいて、いつものようにたわいもない話をしていたい。笑っていたい…。しかし、今日、私達は旅立たなくてはなりません。だから、共に過ごした大切な時間を支えとし、自分を信じて、新たな一歩を踏み出しましょう。

 令和6年、1月1日。能登半島地震の発生。被災されて今も苦しんでいる方々が数多くいらっしゃいます。私達は当たり前のように、何不自由なく生活し、このように盛大な卒業式を挙行していただいています。しかし、それは当たり前のことではないのです。辛い出来事はいつも私たちに、幸せの意味を教えてくれます。今、当たり前にあることを当たり前と思うのではなく、大切にして生きていきたいと思います。

 だから私たちは誓います。どのような困難にも負けず、たくましく生きていくと。共に過ごした日々を胸に、自分で決めた道を、自分の足で踏みしめながら1歩ずつ歩んでいきます。今、胸を張ってそう言えるのは、仲間と共に築き上げた幸せな三年間があるからです。みんな本当にありがとう。

 最後に、私達を支え続けてくださった全ての方々と、かけがえのない3年間を与えてくれた南犬飼中に深く感謝し、答辞と致します。」

 本校のビジョンを生徒たちが価値あるものへと高めてくれていたことに改めて気づかされました。そして、卒業生は生活の心得の改定を始め、本校が大きな変化を遂げた1つ1つの思いを知っている学年でもあります。その大切な思いを後輩にしっかりと伝えてくれました。そして、多くの支えの中で自分自身があり、感謝の思いを語ってくれました。素敵な答辞をありがとうございました。

 本日は、多くのご来賓の方々にも卒業式にご出席いただきました。また、多くの方々からご祝辞をいただきました。本当にありがとうございました。

 卒業生にとって、幸多き未来になることを願っています。

卒業式に向けて

 3月7日(木)、5・6時間目に1、2年生は卒業式に向けて会場づくりや環境整備などを行ってくれました。

 一人一人が与えられた仕事に責任をもち、一生懸命に働いていました。また、自分の仕事が終わると、まだ終わっていないところに行き、自主的に手伝う姿もありました。3年生を思う気持ち、素敵な卒業式にしたいという想いが伝わってくる働きに心を打つものがありました。

 明日は卒業式予行になります。卒業生・在校生の気持ちをひとつにし、最高に感動できる卒業式になるよう作り上げてほしいと思います。

 一生懸命に準備してくれた1、2年生、本当にありがとうございました。

県立高等学校一般選抜入試

 3月6日(水)、県立高等学校一般選抜入試当日です。生徒は今日まで自分自身と向き合い、努力してきました。その過程を自信に変え、力を出し切ってくれることだと思います。頑張れ犬中生!!

 今日は1,2年生は実力テストを実施しました。今年度までに学習した内容の定着度が分かるテストです。理解が不十分な部分は今年度のうちに復習してくださいね。2年生はここから受験まであと1年です。先を見据えて今できることを1つずつ積み重ねていってほしいと思います。

 3年生は自クラスの環境整備したり、卒業式に向けた準備をしたりなど、協力しながら活動していました。教室も綺麗になり、少し寂しさを感じます。生徒もいよいよ卒業なんだと実感していました。

 卒業まであと3日です。限られた時間を噛みしめている3年生が印象的でした。

3年生考案献立

 3月4日(月)、3年生考案献立第1弾は【県立入試に向けてアゲアゲGO献立】でした。

 この企画は、給食委員長の「3年生の思い出の給食が卒業式前にもう一度食べられたらいいな~。」という思いから、栄養士さんと話合いを重ね、実現したものです。

 今日は、いつでも人気No.1のココア揚げパン、春雨サラダ、豚キムチスープ、牛乳でした。中学校を卒業すると、ココア揚げパンを食べる機会も多くはないでしょう。生徒はその味を忘れないように今まで以上に味を噛みしめて食べていました。

感謝☆彡放課後学習ボランティア

 11月から2月いっぱいまで、放課後学習サポートの自習室へボランティアの方々がお越しくださり、3年生の学習の質問に答えてくださいました。時にはちょっとひねった問題を準備してきてくださり、子どもたちの関心を高めるような工夫をしていただくなど、子どもたちが楽しく学ぶ環境を作ってくださいました。学習だけでなく、受験に向けた不安を聴いてもらったり、褒めて自信をつけてもらったり、ステキなコミュニケーションをたくさんいただきました。ありがとうございました。いよいよ受験本番、子どもたちは胸を張って志望校に挑んできてくれることでしょう。

 最終日、子どもたちからはお礼のメッセージを色紙にしてプレゼントさせていただきました。そして、お世話になったボランティアの先生方からエールをいただきました。寒い日が続く中、足を運びいただき、子どもたちを支えていただいたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

3年生からのメッセージ

 2月29日(木)学習委員会最後の回は、委員長自らがみんなに伝えたい想いを1人2役の対話形式で面白おかしくオンエアーしていました。(以下概要)

「好きなことは読書です。自分の世界が広がります。自分の軸になるものを思い出し、強め、増やしてくれます。読んだ後は、感想や作者が言いたいことを書いてみることが自分を成長させてくれます。国語科の小説文の読み取りでは、原因→感情→反応の流れを汲むこと。論説文では段落ごとの意味や役割を捉えることが大切です。

 数学についても『数学以上に熱中できる楽しい教科はない』と思います。というと他の教科の先生を敵に回すことになってしまいますが…。解いているとやめられなくなります。解けないと悔しいし、新たな疑問が生まれます。数学を通して、いろんな方向から捉えること。内容をかみ砕いて頭の中を整理すること。優しい問題から積み重ねて自分のレベルを少しずつ上げてくのが大切です。

 大切にしていることはデカルトの言葉『我思故我在』すべてを疑ってみることが本当の自分を探すことになります。今は全て消えゆくもの、むなしいもの、諸行無常。でもそんなむなしいものであっても、今を精一杯・一生懸命に生きない理由にはなりません。学ぶことが楽しいと思いえたことに感謝。先生方に感謝しています。」

 哲学者のような胸の内を、後輩たちに伝えてくれました。とっても楽しく聴かせてもらいました。

 3月1日(金)の給食は「セルフ混ぜご飯とお豆腐バーグ」桃の節句にちなんで『お花のカタチ』になっているところが可愛い。3年生にとって残り少ない給食に花を添える献立に、嬉しくなりました。ありがとうございます。

 3年生を送る会の振り返りを、3年生が1・2年生に向けて、お昼の放送で伝えてくれました。ハッピーボックスに掲載しましたので、是非ご一読ください。

新制服について

 3月1日(金)、Long昼休みに新制服について、制服検討委員会で決定したことなどを全生徒に報告しました。

 まず最初に、エンブレムについて以下のように説明しました。

「刺繍エンブレムはベースカラーがネイビーになっているため、制服になじみやすいものになっています。エンブレムに込められた想いについて紹介します!南犬飼中学校は緑豊かな自然に囲まれているため、【葉の模様】を入れました。これからの未来も自然環境の整った南犬飼中学校を目指しています。

 また樹木のように、生徒全員が向上心を持ち続け、成長していってほしいという願いも込められています。

 M・Iというイニシャルがついた【盾】が象徴しているものは【保護】【防衛】、そして【勇敢さ】です。南犬飼中学校で培った多くの知識が、さらなる学問の世界へと導いてくれることでしょう。知識があれば、生徒一人ひとりが課題に対して勇敢に立ち向かうことができ、自分だけでなく未来の社会も護れるようになるという願いが込められています。

 【リボン】が象徴しているものは【絆】です。南犬飼中で出会う仲間や先生方、また地域の方々と、絆を強めていけたらという願いが込められています。」

 南犬飼中への愛が詰まった素敵なエンブレムだということが分かりました。

 さらに、生徒会長からファッションショー後にとったアンケートをもとに制服検討委員会で検討した結果、Plan3の制服に決まったことが報告されました。

 また、ネクタイ・リボンのデザインについても以下のように紹介がありました。

「紺を基調としており、シャドウやイエローのラインがおしゃれさを与えてくれているものになっています。南犬飼の【イヌの肉球】もデザインに取り入れ、とてもかわいらしいネクタイとなっています。」

 いよいよ新制服が形になってきました。これまで何度も検討・アンケートに協力してくれた生徒の皆さん、お忙しい中来校して様々な検討・提案をしてくださった制服検討委員会の皆様、ありがとうございました。

戻ってきた式歌練習風景

 卒業式を来週に控え、昼休みに式歌の練習が始まりました。昨年度までは式歌は設けず、式後の卒業生合唱のみ実施しました。今年度は、式歌「旅立ちの日に」を全校生徒で合唱する予定です。

 コロナ禍により全校生徒で歌う式歌がある卒業式は実施できませんでした。やっとこの練習風景も戻ってきました。やはり、歌が響く空間は幸せだなと感じました。

 3年生が全体のリーダーとして、練習を引っ張っています。後輩に、先輩の姿を見せる最後の時間です。3年生は1、2年生に伝えたい大事なことを行動で示そうとしてくれています。この時間が南犬飼中学校の良さを次の世代に伝える大切な時間となっていくのでしょう。より良い時間を過ごせることを願っています。

南犬飼中学校区あいさつ強化週間

 2月26日(月)~3月1日(金)までを南犬飼中学校区あいさつ強化週間とし、本校生徒が出身小学校でのあいさつ運動を実施しています。

 今年度2回目となり、生徒が前回よりも自信をもって明るく元気にあいさつする姿が印象的です。久しぶりにお兄さん、お姉さんと再開した小学生は嬉しそうな表情を浮かべています。小学校の先生方は、1年間で身長が大きくなった姿に驚いていたり、心が一回り大人になった姿に喜びを感じてくださったりしています。

 昨年度から始まったこの南犬飼中学校区あいさつ強化週間です。生徒会の「南犬飼中から地域にあいさつを広めていきたい!」という思いから始まった企画です。あいさつを広めることと同時に、小学生や小学校の先生方にとっても幸せな時間を感じられる企画となっています。小・中が連携をし、小学生が中学校に入学することを楽しみになる、そんな企画になればと思います。明日も素敵な笑顔で元気なあいさつと幸せな時間を届けてきてくださいね。

世界の料理「ミャンマー」給食

 2月27日(火)の給食はミャンマー料理でした。

 チェッターヒン、豆ソテー、バナナのスティックケーキという、給食では初めて出る料理ばかりでした。生徒からは「いつものカレーより辛~い!!」という声が聞こえてきました。チェッターヒンは、ミャンマーのチキンカレーです。日本のカレーとはひと味違う辛さがありました。

 3年生のあるクラスでは、昨年度まで本校で勤務し、現在はミャンマーのヤンゴン日本人学校に長期出張中の先生との思い出スライドショーを見ながら、ミャンマー料理を堪能していました。

 ミャンマー料理はなかなか口にしないと思います。世界の料理が食べられるのも給食の良さですね。献立を考えてくださった栄養士さん、美味しく料理をしてくださった調理員さん、ありがとうございました。ごちそうさまでした。 

3年生を送る会

 2月26日(月)、6校時に3年生を送る会を行いました。

3年間を振り返るスライドショー、昨年度までお世話になった先生からのビデオレター、1・2年生からのメッセージ、部活動の後輩からのメッセージ、記念品贈呈など、心温まる時間を過ごしました。

  3年間を振り返るスライドショーでは笑いが起こったり、懐かしんだりと自分たちの歩みを思い出していました。また、1・2年生からの心温まる動画に3年生は卒業が近づいていることを改めて実感していました。

 今回の3年生を送る会は1、2年生の生徒会役員が中心となって企画・運営してくれました。来年度、南犬飼中を動かしていく中心となる生徒たちです。どのようにすれば3年生にとって楽しくて、懐かしくて、励みになる会になるかを一生懸命に考えてくれました。当日の運営も円滑に進み、早くも頼もしさを感じています。

 3年生は、素敵な会を開催してくれたことへのお礼の気持ちとして、3年生から1・2年生へのメッセージ動画を作成していました。3年生が全て自分たちで1から作った動画です。その心意気と大きな成長に感動しました。

 

 3年生は卒業まであと10日となりました。中学校生活の残りの時間を、3年間ともに頑張り、ともに成長した仲間と楽しく過ごしてもらえたらと思います。1、2年生素敵な3年生を送る会をありがとうございました。

あいさつで学校を元気に!!

 2月26日(月)~3月1日(金)南犬飼中学校区あいさつ強化週間を予定しています。それに先駆けて、校内での朝のあいさつ運動を実施しました。1・2年生が昇降口であいさつ運動をしていると、3年生が挨拶を返します。そんな中で、在校生の横にそっと並んであいさつ運動に参加する3年生徒会役員の姿がありました。ちょっとしたことですが、そういう寄り添いが、後輩たちにとっては支えになっているのだなとほのぼのしました。ファッションショーやペットボトルライブなど、誰かが挑戦している時にそれを支えたり盛り上げたりする気持ちが学校を創っていると感じます

 明日から、壬生東小・睦小・壬生北小・安塚小に中学生1・2年生がうかがい、あいさつ運動をさせていただきます。よろしくお願いします。

調理実習にチャレンジ!

  7~11組で育てた野菜を収穫して、煮物を作ってみました。職員室の先生方にも「どうぞ」と提供してくれました。自分たちで育てた野菜は想いもひとしおですね。優しい味付けでほっこりしました。ごちそうさまでした。

 3年生は、最後の調理実習で担任や主任の先生方にケーキを作ってふるまっていました。感謝の気持ちをカタチにして届ける・・・3年間の学びの尊さを感じます。

 旬の食材を感じられることも、幸せな時間です。今ではいつでもほしい食材が手に入る時代になりましたが、私たちは旬の食材を食する時、同時にその季節感を味わっているのではないでしょうか? 一番おいしい時に、大切な人が作ってくれたり、大好きな人と一緒に食べられるって幸せなことですね。

2年生合唱発表会・立志式:応援メッセージ

 2月16日(金)に行われた2年生の合唱発表会・立志式をご参観くださった保護者の皆様から「応援メッセージ」をいただきましたので、ハッピーボックスに掲載いたしました。お昼の放送とともにご一読ください。

 立志を迎えた子どもたちに向けて、保護者の方からのお手紙をいただきました。各教室で素敵なBGMが流れる中、目を潤ませながら手紙を読み終えると、お返事を一所懸命書いている子どもたちの姿に目頭が熱くなりました。保護者の皆様へのサプライズです。お手元に届きましたでしょうか。デジタルが進む中ですが、温かい直筆の字から伝わる想いを受け取ってください。

  人間は「あるものに鈍感だ」だからこそ「あるものに意識を向ける」節目の機会を大切にしてきたのかもしれません。いつも支えてくれる存在があることに感謝を綴った幸せの時間でした。

ペットボトルLIVE

 2月22日(木)、昼休みに資源委員会主催のペットボトルLIVEを行いました。

 前座では、3年生の有志が場を盛り上げ、会場の雰囲気を熱くしてくれました。多くの人の前でも恥ずかしがらずやり切る姿に、さすが3年生という感じでした。

 バンドメンバーを紹介し、自作のペットボトルソングを披露しました。ペットボトルとの別れを想像させる素敵な歌でした。演奏も歌もとても上手で、観客を魅了していました。

 学校は楽しくするところです。その過程で多くの学びや成長があります。これからも、学校生活を様々な工夫で楽しいところにしてほしいと思います。

 ペットボトル回収は29日(木)まで行っています。資源委員長は「このLIVEで一致団結し、少しでも多くのペットボトルが集まるといいな。」と話してくれました。是非、お家にペットボトルがございましたらご協力お願い致します。

Long昼休み

 2月21日(水)、Long昼休みを実施しました。

 今回のLong昼休みは各クラスごとのレクリエーションを計画していました。事前に代議員がクラスの意向をもとに話合いを行い、活動場所を決めていました。

 しかし、当日は雨のために校庭での活動は不可になってしまいました。1、2年生の「卒業間近な3年生に楽しんでもらいたい」という心意気で、3年生が体育館で遊べるように配慮していました。後輩が先輩を想う、優しさを感じるできごとでした。3年生はその想いを感じながら楽しそうに遊んでいました。

ペットボトル回収大作戦

 資源委員会が立てた今年度のペットボトル回収の目標本数は3万本です。運動会や授業参観時にPTAの皆様にもご協力いただき、回収に尽力してきました。しかし、現在の回収本数は26,720本となっています。あと3,280本足りません。

 そこで、回収数を伸ばすことをねらいとして、資源委員長はペットボトルキャンペーンを企画しました。

 曲作りから始まったこの企画。ものづくりの楽しさを感じながら活動する生徒の姿が印象的でした。いよいよLIVE本番は2月22日(木)昼休みに旧体育館で行います。生徒の皆さん、ペットボトルが入場券の代わりです。ペットボトルを持って旧体育館に集まってください!みんなで楽しい時間を過ごしましょう~!!学校は楽しくするところだ~!!

学年末テスト

 2月19、20日の2日間、1、2年生は学年末テストを行いました。

 真剣な表情で問題に取り組む姿に、「1点でも多く取るぞ!!」という気迫を感じました。

 今年度、本校では学びに向かう力の育成を中心に学習指導を行って参りました。学習集会では、学びを木に例え、根の部分の見えない学力(意欲・関心・態度)を伸ばす重要性を生徒と共有しました。そして、葉や幹(知識・技能、思考力・判断力・表現力)である見える学力へと繋げることを意識してきました。

 教職員は研修を重ね、授業改善を行いました。以前までの教師が教え、生徒が教わるという、生徒にとって受け身の授業ではなく、生徒自身が課題や問題に疑問をもち、問題を友達と協力しながら解決させていく、積極的な学習へと進化しました。学ぶことは中学校まで、高校までではありません。傍に教員がいなくても、生涯学んでいくことは必要です。学び方を学び、自分の興味や関心があることを深く学べる、そんな生徒の育成がこれからの社会を考えると必要です。

 学年末テストは、1年間の学びを確認できるテストです。理解が不十分だったところはよく復習してほしいと思います。学年末テストお疲れ様でした。

第3回制服検討委員会

 2月16日(金)第3回制服検討委員会が実施されました。今年度最終になる今回は、ボトムス、ネクタイ・リボン、ボタン、オプションについての話し合いを行いました。

 制服ファッションショーを経て、全校生徒によるアンケートで4つのボトムスから1つを選んだ結果を生徒会副会長から報告しました。検討委員会の方々からの質問にも、すぐに対応できる生徒会役員の姿に、頼もしさを感じました。ネクタイ・リボンの選定についても説明がなされ、満場一致で、承認をいただきました。

 ホック式のネクタイ・リボンについての質問には、明石スクールユニホームカンパニーの方から金属アレルギーへの対応についての説明をいただきました。安心して着用できることは大切な視点です。説明をうかがって納得の表情を浮かべていました。

 細かいボタンの素材やオプションについては、PTAの方々で話し合っていただきました。ステップを踏みながら、1年間をかけて新しい制服がカタチになってきました。

 時代に合ったジェンダーレスな制服にしてほしい。先輩たちの想いを受けて、真剣に話し合ってきたました。その中でひしひしと伝わってきたのは、子どもたちの中で育った「伝統を重んじる心」と「ユニホームの存在意義」でした。アンケートに書かれている言葉の多くは、第1回目から終始「落ち着いた雰囲気」「犬中らしい」「男女どちらが着用しても合う」「さわやか」といったものでした。

 子どもたちの想いがカタチになった制服が出来上がるのが楽しみです。

 ずっと子どもたちの想いに寄り添い、温かく見守り、そして助言いただきました制服検討委員会の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

ハッピーバレンタイン♡給食

 2月14日(水)はバレンタインデーということで、ハート型のハンバーグが主菜でした。さらに栄養士の先生と調理員さんでこっそりハート型のニンジンをスープの中に仕込んでいました。ラッキーニンジンハート何人の子どもたちが見つけられたかな?

 こんな素敵なサプライズ献立をありがとうございましたハートハートハート

 

 禅語に『一滴乾坤を潤す』という言葉があります。

「いつもありがとう」ほんのひとことで、それまでの苦労が吹き飛ぶ。

「よくがんばったね」そう言われて我慢していた涙がこぼれそうになる。

仲間から力いっぱい抱きしめられて、やってきたことは間違いなかったと実感する。

大切な人が満面の笑顔を浮かべるのを見て心からの幸せを感じる。

人生に刻まれる喜びの多くは、人と人のほんの小さなかかわりから生まれている。

超訳「禅の言葉」ひらたせつこ著より

小さな喜びを幸せに感じる、そんな人生を子どもたちが歩んでいってくれたらと思います。

 

藍染めのデザイン

 2月15日(木)下野新聞に、2年生のクエストエデュケーションの活動が掲載されました。本校の教育活動に賛同いただき、「中学生がこんな活動をしているって皆さんに知ってもらいたい。伝統産業を世の中の皆さんや若い人たちに知ってもらいたい」という星先生の熱い想いを受け、子どもたちは頭をフル回転させます。そして、迎えた中間発表では、様々な店舗のテナント料と売り上げを想定した利益率の比較や、SNSを利用した広告動画の配信など、子どもたちの情報収集力が光っていました。

 ならば!壬生町にちなんだ「ユウガオの実」をモチーフに藍染めタペストリーを作ろうという星先生からの新たな課題に、子どもたちはさらに奮闘を見せます。情報収集から自分自身のオリジナル感を出すアイディアを思案しました。中間発表からの限られた時間の中で素敵な下書きを提案する子どもたちの底力に感嘆しましました!!

 タペストリーは壬生町役場の1階に素敵に展示されています。是非、足を運んでご覧ください。

 日光下駄を作る職人は3人しかいらしゃらないそうです。下駄だけではなく広く作品を作られるのは星先生ただお一人。OnlyOneのこだわりを大切にしたい。一つ一つのデザイン、一つ一つの編みの技に惹きつけられます。

 これからの次代を担う子どもたちの育成のために、学校に何度もお越しいただき、子どもたちに寄り添いながら提案を寛大に受け入れてくださいましたこと、多様な子どもたちにアドバイスいただきましたこと、心より感謝申しあげます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

2年生合唱発表会・立志式

 2月16日(金)延期されていた2年生の合唱発表会が実施されました。どのクラスも素晴らしい歌声を体育館に響かせてくれました。子どもたちの想いが伝わりましたか?

 各クラスの集合写真を残せるのもわずかということもあり、移動の合間に記念写真!昼休みを利用した練習の成果を発揮できて、子どもたちの笑顔はこぼれんばかりでした。こうした達成感を味わえるのも学校ならでは、一つ一つ幸せな時間を積み上げてほしい、そう願います。 

  教頭先生お手製の賞状には、各クラスが歌った合唱曲の歌詞の中の光るフレーズが書かれていました。子どもたちは大人になったときに、ふとそのフレーズを口ずさんでいるかもしれませんね。

 

 そして、立志式のスタートです。

学校長講話「立志の意味は『志を立てること』『将来の目的を定めて、これを成し遂げようとすること』とあります。また、立志式とは日本古来の儀式『元服の儀』と言われていました。(中略)立志おめでとうございます。皆さんの立志の作文を読ませてもらいました。一人一人の志がうかがえる作文でした。4月からは最高学年です。ぜひ南犬飼中学校の伝統を引き継ぎ、下級生を引っ張っていってください。(中略)大切なことは1学期の始業式に話した『失敗から学ぶ』と言うことです。皆さんは今後たくさんの失敗を経験します。その失敗こそが自分にとって貴重な経験なのだということを忘れないでほしいと思います。失敗を恐れず、チャレンジ精神をもって行動を起こし、皆さんの前にある『夢』や『希望』、そして『可能性』というおおきな道が未来に伸びていくことを願っています。立志を迎えたこの機会に、ぜひ自分の可能性にチャレンジしてほしいと思います。」

 僕は将来、困っている人がいたら助けたり、ルールや決まりごとを守ったり、自分が思うよい行動をしていき、徳を積んでいける人になりたいと思っています。僕の好きな言葉として「塵も積もれば山となる」という言葉があります。自分はこの言葉のようにどんな小さなことでも、そのことを続けていけば大きなものになると信じているので、小さなことでも自分が思うよい行動を続けていけば、何かしらの形でその努力は報われて自分に返ってくるのです。また、自分の経験として、誰かを助けるなどのよい行動をしたら「ありがとう」と言われたり、褒められたりして、自分が嬉しい気持ちになり、その結果お互いがよい気持ちで過ごせたという経験があります。その経験から、よい行動をすると何かしら自分に恩が返ってくると気づけたので、よい行動をして徳を積んでいける人になりたいです。

 当たり前のことが当たり前にできる人になりたいと思っています。私は今年、学級委員と部長になりました。そのとき、先生から「範を示すこと、人より動くことが大事だと」を教わりました。そのときから、周りへの気遣いや声かけを意識するようになりました。最初はなれないことが多く、先生や友達に聞いてばかりでしたが、徐々に慣れてきて、やりがいを感じるようになりました。これからも仕事にもっと責任感をもって取り組んでいきたいと思います。この立志を機に、当たり前のことが当たり前にできる人になりたいです。

 代表生徒だけではなく、2年生全員が「立志作文」と「立志の書」を作成しました。後日お子様の作品をご覧いただけたらと思います。

 教室に戻ると保護者の方々からの手紙が渡され、一言一言をかみしめるように読む子どもたちの瞳には涙が浮かんでいました。

 言葉にするからこそ伝わる想いに触れ、子どもたちはまた一回り成長することができたことでしょう。

 たくさんの保護者の皆様に足を運んでいただきました。皆様の支えがあっての今この時です。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

卒業合唱練習が始まりました!

 3年生は昼休みに卒業合唱の練習を行っていました。

 卒業合唱は、卒業式後に3年生全員で行う合唱です。生徒会で話合い、生徒の方から「卒業合唱の時間を取ってほしい!」と3学年主任にお願いがありました。そのお願いを受けて、卒業式後に卒業合唱の時間を計画しています。

 本校は学校経営の努力点の中に、「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」を掲げています。3年生の道徳の授業で「南犬飼中の校風で継承していきたいことは?」という問いかけに「生徒中心」「生徒主体」「生徒自治」という言葉が数多く見られました。南犬飼中での3年間、生徒自身が考え、行動し、行事を創り上げてきた、その自信と誇りがそこにはありました。きっと最後の卒業合唱も生徒自身の手で素敵な合唱にしてくれることでしょう。どのような歌声が体育館に響くのか楽しみです。

ボランティア推進会議

 2月13日(火)ボランティア推進会議を実施しました。様々な立場から、様々な視点でのご意見をいただきました。

〇町として子どもたちに役割を担ってもらえることを探したり、自発的意識を高めるためにボランティア団体の話を聴いてみたり、地域と中学生をつなげていけるかな?と考えてくださいました。

〇学校側が困っていることや協力してほしいことを発信してほしい。HPに「困っています!」「こんな活動をやってみませんか?」とボランティアを募ってみることも良いかもとご意見いただきました。

〇互いにWin-Winの関係が大切と考えると、学校の強みは?「子どもたちの笑顔・パワーなど」町の強みは?「おもちゃのまちというネーミング、バンダイ博物館など」どのようにつなげていくかを考えていきたい。人と人とのつながりを大切にしていきたいと温かい話し合いになりました。

〇下校時刻に合わせて、さりげなく見守る大人たちへの声掛け

〇学校開放を利用している方々の除草作業参加募集

〇防災訓練として避難所での活動を学ぶ

などの提案もいただきました。地域のために何ができるか?学校のために何ができるか?と互いを理解し合いながら、互いの幸せのために行動しようとする意識が大切だと改めて感じました。お忙しい中足を運びいただいたボランティアの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

ハッピーボックス掲載

 お昼の放送をハッピーボックスに掲載しました。今回は特別企画、教頭先生からのメッセージです。

 漫画スラムダンクの中で、海外留学を志す流川選手は、インターハイ優勝候補の山王高校エース沢北選手と対決する際に「偽物じゃない、ありがたてぇ。」とこぼします。「自分より技術や経験をもつ人の胸を借りることで、自分自身が成長する機会を得ることができる。自分を試すことができる。」と流川選手は考えます。物事は捉え方次第で自分の人生観は変わりますね。苦味⇒旨味に変えるのは、まぎれもなく自分です。

 2年3組の教室には写真にある言葉が貼られていました。新しい未来を切り拓く子どもたちが、新しい価値観を創造してくれることを期待しています。

情報やメディアの意義・価値を考えよう

 3年生の国語では、情報やメディアの意義・価値を考える単元があります。その単元の最後に、能登半島地震のニュースや新聞記事などの情報やメディアにはどのような意義や価値があるのかを探究しました。

 生徒はインターネットを使って能登半島地震についてのニュースや新聞記事などを数多く閲覧し、それぞれを比較・分析していきました。そして、発信者の意図を考えたり、受け取る側の利益を考えたり、社会への影響力を考えたりなど、様々な視点で情報やメディアの意義・価値について思考を巡らせていました。最後は、探究した内容をスライドでまとめ、発表しました。

  

 地震直後の避難を呼びかける速報について取り上げた生徒。災害時の地方紙と全国紙の違いを取り上げた生徒。支援への広がりや防災・減災への手立てについて取り上げた生徒。フェイクニュースの悪質性について取り上げた生徒。SNSの情報から被災者の声の重要性を取り上げた生徒など、本当に様々な視点で考えられていて素敵な発表ばかりでした。

 授業の振り返りには、

 「意義や価値は一つではなくてたくさんあるけど求められているものを発信する必要があるということが一番大事だと思いました。自分が気になる情報を自分でしっかりと判断して騙されないようにしたいです。

自分がメディアの意義や価値をとらえる際に用いた視点とは異なる方向から捉えた人の意見を見てそういう、見方もあるのだと感じた。多くの受け手にとっての興味のわくような情報よりも、少数の当事者にとって本当の役に立つことが今のメディアの発信には少ないように思えた。この情報を見ないことで自分の生活に何かもったいないことが起こるのか、など考えながら情報の受け取りの取捨選択をして、生活していきたいと思った。また、メディアの本質をとらえていない情報などに左右されないように生活したい。

私はメディアの意義や価値について緊急地震速報からアナウンサーの伝え方、ニュースをどのように表示しているかを見て、もしメディアなしではもっと被害者や死者がでていたのではないかと思いました。緊迫感が伝わり多くの人が助かってほしいということが伝わってきました。また、〇〇さんの発表を聞き、すべての情報を信じるのではなく、メディアリテラシーが大事だと分かりました。

最近ではメディアには偽りの情報が多いことや適切に判断しなくてはならないなどということが重要視され、メディアのイメージになってしまっているがメディアは今後の未来へ繋ぐ記録になるというちゃんとした意義があることが分かりました。また、メディアの意義について知ることでメディアのとらえ方が変わりました。

と書かれていました。情報やメディアの意義・価値を考え、メディアの見方や捉え方も変化したようです。また被災された方への思いも馳せることに繋がりました。

 13日(火)まで生徒会で能登半島地震義援金募金を行っています。募金へのご協力宜しくお願い致します。

想いを届けよう

 2月8日(木)、放課後の下校時に福祉委員長と福祉副委員長、生徒会長が昇降口に立ち、能登半島地震義援金募金への協力を呼びかけました。

 現在、2月5日(月)~13日(火)の期間で生徒が能登半島地震義援金募金活動を行っています。先月の授業参観時にPTAの皆様が募金活動を行ったことを知った生徒会は、「自分たちも被災された方々のために募金活動をしたい」と考え、実際に行動に移しました。きっと皆さんの優しい気持ちは被災地へ届くことでしょう。能登半島地震義援金募金へのご協力宜しくお願い致します。

リーディングDXスクール視察

 2月7日(水)福島県三春町から指導主事・小中学校教諭あわせて15名の先生方が、本校のリーディングDXの取り組みを視察にいらっしゃいました。1時間だけではありましたが、本校の授業風景を参観していただき「ルーブリックを子どもたちに示す時の子どもたちのリアクションはいかがでしたか?」「学習グループはどのように作っていますか?」「ここまでにどのようなステップを踏んで単元の目標にアプローチしているのですか?」などご質問いただきました。

 各教室で子どもたちに「今日は何をしているの?」と聞くと、社会では「写真を見てどの地方のものか予想を立てました。今はGooglelensで検証しています。僕の予想の書き方は評価Sですよ!」と誇らしげに話してくれました。

 理科では「日本の天気についてまとめています。梅雨の時期は気団同士がぶつかり合って停滞前線ができるので雨ですが、夏になると太平洋高気圧が張り出すので、晴れが続きます。」と調べたことを自信をもって教えてくれました。Webから気団の画像を探している子もいました。

 国語では、「教科書の『鰹節』について学年主任の先生が読んだことがないと思うので、説明するんです。要約ですね。今日はジャムにグループで協力して作ります。新聞をよく読んでいる先生なので、新聞のレイアウトで書きたいと思います。」と教えてくれました。相手を意識した表現を考えているなんて、なんて素敵なんでしょう!!

 英語では「本文を読み取って、7文以上で要約するんですけど、B/A/S評価があるので・・・。とりあえず頑張ってみます。」と教えてくれました。「先生、前の文をさす指示語はTheyであってますか?ロックバンドなんですけど。」との質問に「いいよ。複数だもんね。」と答えるとガッツポーズを見せてくれました。

 道徳では、チャットを使って自分の想いをつぶやいていました。友達のつぶやきを読みながら、自分の考えを再構成してノートにまとめていました。

 芥川龍之介「トロッコ」の作品から派生して、「羅生門」「河童」などの作品について調べ、文学の特徴について学んでいました。芥川賞と直木賞の違いは?の問いにスラスラと答える子どもたちにびっくりしました。

 デジタル教科書の機能を存分に活用していたのは1年生。英語の本文をイヤホンで何度も聞き直す子、本文の過去形にマーカーを引いて確認する子・・・それぞれの学びのスピードで要約を進めていました。

 3年生は卒業を控え、答辞を書いてみようということで、ジャムボードに想い出の行事と想いを付箋で書き出し、構成を考えながら文章にしていました。タブレットの画面に2つのウィンドウを開いて活用することも、使いながら自然と習得していました。

 「どの授業も学びに向かっていますね。先生方も楽しそう。」とお褒めいただきました。 

【本校の教育活動についての説明】

 三春町の先生から「数学でのわからない問題の意思表示や生徒会活動でのプレゼンといった、参考になるアイデアをいただきました。失敗しても大丈夫という校風が、色々なことに挑戦できる土台を作っているのだなと感じました。適材適所でのICT活用の見極めは今後の課題になると思います。今日学んだことを今後の授業や教育活動にいかしていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。」と感想をいただきました。

 どの教室に入っていっても、子どもたちは自分の学びに夢中で、突然の質問にも今何のために何をしているのかを自分の言葉で堂々と説明できることが、素敵だなと感じました。子どもたちが確実に成長していることを実感した幸せな時間でした。

 三春町の先生方には遠方からお越しいただき、子どもたちの姿・教室の雰囲気を賞賛くださいましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。今後とも素敵な教育活動がなされますようお祈り申しげます。

 

想いは伝わる

 2月6日(火)、昨日の雪で学校周辺はとても滑りやすい状況でした。朝から多くの職員が雪かきを行いました。誰かが声をかけるでもなく、学校に来ると一人、また一人と外に出て、いつの間にかみんなで雪かきを行う姿に、チーム南犬飼の姿を感じました。

 生徒が登校し始め、職員室から教室に向かう途中にある生徒から、「先生たちで朝から雪かきしてくれたんですね。ありがとうございます。」と声をかけられました。私たちが実際に雪かきをしていた姿は見ていないにも関わらず、雪の状況などから推測し、その苦労を想像し、言葉をかけてくれました。その一言で、「朝から生徒たちのために働いて良かったな」と心から思える出来事でした。

 目に見えるものから、目に見えないところを想像する。今回で言えば、雪の状況から、先生たちの働く姿を想像したわけです。そして感謝の気持ちを言葉にしてくれました。このように心豊かな生徒に育っていることを嬉しく思います。そして、生徒のことを想う気持ちは伝わるものだなと改めて感じました。

ハッピーボックスのお知らせ

★お昼の放送をハッピーボックス(ここをクリックに掲載しました。

★1月31日(水)壬生町特別教育講演会が開催されました。私たち教職員にとって大きな学びとなりました。お忙しい中、遠方よりお越しいただき、私たちの疑問や不安を払拭する学びの機会を与えていただけたこと心より感謝いたします。ありがとうございました。

 この研修の様子は、NHKニュース630で放送されるとともに、NHKWebニュース(ここをクリック)に掲載されています。

2年生クエストエデュケーション最終発表

  2月2日(金)各企業の方々をお招きして、最終発表会が行われました。それぞれの課題に対して、子どもたちは試行錯誤してスライドを作り、プレゼンしていました。最終日の今日は「この活動を通して、どんなことを感じましたか?」「大人になったときに、子どもたちにどんなことをしてあげたい?」などを質問されて、「楽しませたい」「地域を盛り上げたい」「地域貢献がしたい」と堂々と答えていました。

 総合的な学習の時間は、各教科の見方・考え方を横断的につなぎながら、課題を解決することを通して、「自己の生き方を考えていく生徒の姿」を目指しています。よりよく課題を解決するために,生徒は地域に出かけたり,様々な体験活動を行ったり,多くの人と出会ったりして学んでいきます。ここでの探究活動は

①【課題の設定】体験活動などを通して,課題を設定し課題意識をもつ
②【情報の収集】必要な情報を取り出したり収集したりする
③【整理・分析】収集した情報を,整理したり分析したりして思考する
④【まとめ・表現】気付きや発見,自分の考えなどをまとめ,判断し,表現する
の4つの横串が実用的に多様な視点で発揮される時間となります。そして、その経験を経て、今日の子どもたちの言葉のように、自分自身の生き方へとつながっていきます。

 この1年間、子どもたちとともに地域の特徴を見つめ、子どもたちに自分自身を見つめさせ、可能性を引き出す様々な取り組みを実施して、体験活動をさせてくださった各企業の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも子どもたちの成長を見守っていてください。よろしくおねがいします。

特別道徳授業

 2月1日(木)6校時、3学年全体で道徳の授業を実施しました。

 内容項目C-(18)国際理解、国際貢献「身近な人から国外の現状について話を聞き、国際的な視野に立って、自分にできることで世界平和と人類の幸福に貢献しようとする実践意欲を育てる」についての授業を行いました。

 講師は、前年度本校に勤務していた教諭です。先生は、現在ミャンマーのヤンゴンに海外派遣として勤務されています。そのため、現地からオンラインで授業してくださいました。

 先生のミャンマーでの生活を紹介していただきながら、政治的事情やごみ問題まで本校生徒たちにとって道徳的価値について考えさせられる内容でした。また、現在の3年生は、昨年度学級担任として関わりをもっていた生徒たちでもあり、タブレットで最近の様子や受験に向けての話などの対話をする場面もありました。お互いに懐かしさを感じながら、楽しい授業をすることができました。

 実際に海外の現状を知ることは大変貴重な経験です。今年度は輝光祭でもミャンマーとオンラインで繋ぎ、現地校クイズで盛り上げてくれました。

 忙しい中、授業の準備から当日まで本当にありがとうございました。

下野新聞に掲載していただきました!

 先日本校で行われた制服ファッションショーの様子を1月30日の下野新聞に掲載していただきました!

 こんなにも大々的に新聞に掲載していただき大変嬉しく思います。近年多くの本校教育活動が新聞等のメディアに取り上げていただいております。多くの方に本校生徒の素晴らしさが伝わっていくことが本校職員の幸せの1つです。

 ブログ1月27日「幸せな時間のバトン」には「制服ファッションショー(ここをクリック!動画をお子様のアカウントでご覧になれます。)」の部分があり、そこからファッションショーの動画が視聴できます。ぜひ、お子様とご一緒にご覧ください。

お祝い アクセス件数6,000,000件突破✨

 本校ホームページを閲覧いただきありがとうございます。多くの方に本校の教育活動をご覧いただけていることを大変嬉しく思います。

    令和4年1月13日、アクセス件数 1,000,000件到達

    令和4年8月14日、アクセス件数 2,000,000件到達

    令和5年2月11日、アクセス件数 3,000,000件到達

    令和5年3月31日、アクセス件数 4,000,000件到達

    令和5年7月13日、アクセス件数 5,000,000件到達

花丸令和6年1月29日、アクセス件数 6,000,000件到達花丸

 生徒会長はホームページアクセス6,000,000件を突破したことを給食の放送で全校生徒に知らせてくれました。そして、「ホームページを見ると自分たちの活動の振り返りや学校行事の意義や価値を見直すことができます。ぜひ見てみてください。」と話してくれました。

 先日のファッションショーでの生徒会長の話の中には、本校のビジョンである「幸せな時間づくり」という言葉が出てきました。本校は生徒の思いを大事に学校運営を行っています。だからこそ、教育活動の1つ1つに対し、生徒自身が自分事として捉え、学校運営に参画しています。それは生徒を主語にした教育活動を継続してきた成果だと感じております。

 このブログは少しでも保護者の方や地域の方に学校のことや生徒の姿をお届けしたいという思いから始まりました。今後もその思いを大事に、本校の教育活動をお伝えして参りたいと思っております。そして、本校のビジョン「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」を大切に学校経営を行って参ります。今後とも本校の教育活動にご協力をお願い致します。

給食週間

 1月22日~26日の5日間は給食週間でした。初日は給食員会が作成した、給食の歴史についての動画を視聴しました。

 こうやってこれまでの給食を並べてみると、学校給食は進化し続けていることが分かります。毎日食べている給食のありがたみが感じられますね。

 そして、給食委員会が作成した給食クイズを実施しました。優勝した2年5組には、給食リクエスト券が贈呈されました。

 

 そして、この5日間、日本各地の郷土料理や名物料理を給食で再現してくださいました。

【22日:愛知県】小倉トースト、オムレツ、ミネストローネスープ

【23日:北海道】ザンギ、道産子汁、小松菜とおやしのおひたし

【24日:沖縄県】クファジューシー、にんじんしりしり、もずく中華スープ、シークワーサーゼリー

【25日:栃木県】じゃがいも入り焼きそば、餃子スープ、とちおとめヨーグルト、コーヒーミルメーク

【26日:新潟県】車麩のフライ、スキー汁、白菜のからし和え

 給食を通して毎日旅行をしているような5日間でした。食は私たちの幸せな時間を作るものの1つです。そしてそこには毎日給食を作ってくださる調理員さんの存在があります。3年生は卒業を前にして、3年間の感謝の想いを手紙に綴り、調理員さんに渡しました。当たり前にあるものに敏感になり、感謝の気持ちを伝えようと給食委員の3年生が話合い、企画にしました。3年生それぞれが感謝の気持ちを言葉にしていました。

 給食があることで、バランスの良い食事を安価な値段で食することができます。近年の物価高騰を考えると、栄養士さんと調理員さんの苦労が容易に想像できます。給食の裏側にいる、私たちを支えてくださっている方たちにまで思いを馳せて給食をいただきたいものですね。 

学力向上コーディネーター訪問

 1月25日(木)栃木県教育委員会の学力向上コーディネーターの先生をお迎えして、授業を参観していただき、本年度の「学校課題に対するまとめ」となる職員研修を行いました。今年度の学校課題「『見方・考え方』を働かせた魅力ある授業実践を通して、自己と社会・世界とをつなぎ持続可能な学ぶ姿を育てる」のサブテーマに添って、各教科で生活と結びつけながら課題探究的学習を進めてきました。課題設定・情報収集・整理分析・まとめ表現といった学習の手引きに添った学び方が定着しつつあります。学力向上コーディネーターの先生から、子どもたちが自分のペースで学習を進める空気感をお褒めいただきました。

 研究会では、コーディネーターの先生の投げかけに、計画的に学習を進める力の育成が課題になりました。単元を通した計画を子どもたちが自分で立てられるようになれば、家庭での学習も計画的に進められるようになるはず。そのために、「自分の習熟度をメタ認知して計画を立てる時間が必要」、「振り返り自分に必要な学習が何か考える時間が必要」など、自分自身と向き合うことを大切にしたい想いが重なってきました。

 白紙の未来を創る子どもたちに必要な資質・能力を育成するために、効果的なICTの活用から更に踏み込んで、効果的な協働学習の在り方学習指導要領に沿った思考の意識化を模索していく必要を感じています。先生たちの授業への探究はこれからも続きます。

 1年間、本校の学校課題に対してご指導ご助言いただき、先生方に気付きを与えてくださった学力向上コーディネーターの先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。

幸せな時間のバトン✨

 1月24日(水)Long昼休みに、制服ファッションショー(ここをクリック!動画をお子様のアカウントでご覧になれます。)を行いました。

 お昼の放送をハッピーボックス(←こちらをクリック)に掲載しました。是非、ご一読ください。

 とちぎケーブルテレビ 1月29日(月)16:30~「YOU顔マルシェ」で放送されます。