学校生活の様子・ブログ

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ゆうがおEnglishイノベーションスクール

 6月2日(金)から今年度のゆうがおEnglishイノベーションスクール事業が始まりました。年20回、朝の時間を活用して実施されます。昨年度1年間実施してみて、生徒のコミュニケーション力の向上を実感しました。外国の方と話をすることに恐れることなく、自信を持って話せるようになった生徒が多くなりました。3年生は修学旅行先で海外からの旅行客に積極的に話しかけ、日本の良さを伝えたり、海外の方が日本をどのように見ているかなどのインタビューを行ったりしました。どの班も楽しそうに話をしている様子がありました。

  

 本校はOUR CREDO(私たちの信条)を【失敗が許される雰囲気を醸成し、「あなたならできる」という自己有用感を高めます】と定めています。始業式では校長から「失敗から学ぶ」という言葉もありました。是非、失敗を恐れず、チャレンジ精神を大事にできる生徒に成長してほしいと思います。

命の恩人

 本校には毎年ツバメの巣が作られます。今年度も教室棟から新体育館への通路のところに巣が作られ、ツバメのヒナが誕生しました。しかし、先週大事件が!!そのツバメの巣が落ちてしまったのです。それを発見した生徒たちは日陰を作り、すぐに教頭先生に知らせに来てくれました。そのままだったらきっとツバメのヒナは全て亡くなっていたことでしょう。まさに命の恩人です。

 本校は「学ぶ力を育むチーム」「豊かな心を育むチーム」「健やかな体を育むチーム」「地域とともにある学校づくりチーム」の4つのプロジェクトチームを作って学校経営に臨んでいます。自他を大切にする心を育むことを1つの目標としている豊かな心を育むチームの取組がこのようなところで結果として表れます。

 これからもプロジェクトチームの取組に注目です。

 助けられた2羽のヒナは、生徒が準備した段ボールに入れられました。その後お母さん鳥が、その段ボールを探し当て、エサをやりに何度も何度も訪れ、お父さん鳥が、ヒナを見守り、元気に成長し、無事に日曜日に巣立つことができました。助けてくれた生徒のみなさん、ありがとうございました。

縦割り総合説明会&アンケート

 6月5日(月)6校時目に縦割り総合説明会と希望アンケートを行いました。

 本校では学年間の交流を1つの目的とし、2学期の総合的な学習の時間は輝光祭まで縦割り総合を行っています。そして輝光祭を総合的な学習の時間の成果を発表する場としています。

 総合的な学習の時間は探究活動の時間です。課題設定から始まり、情報収集、整理分析、そしてまとめ・表現する活動です。これからの時代、最も大切になる問題解決の力を養う時間となります。

 今年度は17のコースが設定されました。各コースの担当教員からコースの概要について説明がなされ、その後希望アンケートを行いました。昨年度まではなかったコースが数多くあります。どのコースにしようか目を輝かせながら説明を聞き、アンケートに回答している生徒の姿が印象的でした。

 今年度の輝光祭は10月20(午後)、21(午前)日の予定です。どんな成果が発表されるか楽しみです。

町教育研究所「UD視点の授業研究会」

6月2日(金)栃木県総合教育センター教育相談部・壬生町教育委員会、町内の小中学校の先生方にお越しいただき、壬生町教育研究所主催の「UDの視点の授業研究会」が、本校で行われました。「UDの視点」とは、すべての子どもたちが「わかる・できる」ように工夫・配慮された授業のデザインのことを指します。

研究会では、授業を参観された先生方から、

「全体への指示が「赤ペン持って」「ここにメモして」というように明確」

「ワークシートに選択肢があり、取り組みやすい」

「ヒントが手元(プリント)とICT(TV)の両方で確認できる」

「グループになることで会話が気軽にでき、安心感が生まれる」

「解答を全員で読み上げることで、視覚と聴覚で確認できる」

などのご意見をいただきました。また、質問やご提案もありがとうございました。

 

 講話では、「相互に支え合う関係づくり」「すべての生徒が持てる力を活かせる環境づくり」「できることを更に伸ばす」「安心感」といった視点をお話いただきました。本校のグランドデザイン「すべての生徒の幸せな時間づくり」につながる視点ですので、引き続き大切に取り組みたいと思います。

 

 また、小学校の先生方が成長した子どもたちの姿をみて、胸打たれる表情を浮かべているのが印象的でした。子どもたちの成長した姿は、私たち教職員にとって何よりもの励みです。今後も連携をとりながら教育活動をすすめたいと思います。

 

 ご講話いただいた栃木県総合教育センター教育相談部指導主事様、運営いただいた壬生町教育委員会指導主事様、様々な気付きを教授いただいた町内の小中学校の先生方、ありがとうございました。

ハッピーボックスのお知らせ⑧

6月2日(金)1年生の校外学習の振り返りをお昼の放送で紹介しました。ハッピーボックスに掲載しましたので、ご一読ください。

 

6月1日(木)久しぶりに1~3学年がそろったので、支部大会の結果の表彰集会をオンラインで行いました。たくさんの部活が表彰されました。

【結果(団体のみ)】

陸上競技部 男女総合 準優勝

      男子総合 優勝

      女子総合 準優勝

      4×100mR 第3位

野球部 準優勝

男子バレー部 優勝

女子バレー部 優勝

卓球部 女子団体 優勝

    男子団体 準優勝

来週末は地区大会が始まります。3年生最後の大会に向けてどの部も調整に入っています。努力した自分を・仲間を信じて、最後まで駆け抜けてほしいと思います。『全力に悔いなし』応援しています!!

 

ペットボトル回収

 資源委員長から5月のペットボトル回収について以下のような放送がありました。

 「ペットボトル回収へのご協力ありがとうございました。今回の回収で全部で5200本を集めることができました今回、運動会にてPTAの方々がご持参くださったペットボトルが3388本でした。保護者の皆様ありがとうございました。昨年度1年間で、23927本を集めることができました。今年度のペットボトル回収目標数は3万本としました。昨年度達成できなかったこの目標を、ぜひ今年度はみなさんの協力のもとで達成したいと考えています。今年度も1年間ご協力よろしくお願いします。ペットボトル回収で地域貢献をしていきましょう。」

 ペットボトルは現在様々なところで再利用されています。生徒会は昨年度、制服会社様のご協力で「制服についての勉強会」を実施しました。その中でペットボトルが制服のジャケットに使われていて、約25本のペットボトルで一着のジャケットができることに驚きました。これは「リサイクル」ではなく、新しい価値を与える「アップサイクル」を目指した取組です。

 SDGsが話題になることが多いですが、それはすべての人々にとってより良い、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指す取組です。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが求められています。ペットボトル回収はとても小さなことですが、それがやがて大きな力になるのかもしれません。まさに昨年度学んだバタフライ効果です。

 今後ともペットボトル回収にご協力宜しくお願い致します。

犬中いじめゼロ集会

 6月1日(木)朝会にて「犬中いじめゼロ集会」をオンラインで行いました。

 生徒会長から「いじめ防止対策推進法」についての話があり、いじめは全生徒に関する問題であり、いじめを行わず、これを放置してはならないということの共通理解を図りました。

 また、生活委員長からイエローリボン運動についての話がありました。イエローリボンはいじめをしない・いじめを止める人のしるしです。いじめ問題のカギをにぎるには「傍観者」です。いじめが嫌だと思っている人がたくさんいても、みんなが自分に危害が及ぶのをおそれて沈黙すれば、その場はいじめに支配されてしまいます。「やめなよ」と言える人が数人でもいれば、いじめはなくなっていくでしょう。犬中生がいじめをしない。傍観者にならないために、「STOP BULLYING~いじめを止めよう~イエローリボン・キャンペーン」を広めましょう。

 

<傍観者とならないために、自分たちができること>

・「やめなよ」の一言をみんなで言おう。

・被害者を励まし、いじめにみんなで立ち向かう。

・先生や保護者にそっと知らせる。

・学級内に「いじめは悪」という雰囲気・いじめを見逃さない雰囲気を作るために何ができるか考えよう。

みんなで「犬中いじめゼロ宣言」をしましょう。

 

みんなが楽しい学校、みんなで幸せな学校を作っていきましょう!!

目で見てわかる授業へ

2年生の教室を覗いてみると・・・

社会の授業でNHKの番組を自分のペースで視聴し、ワークシートにまとめていました。産業の移り変わりに焦点を当てて、帯グラフで違いを分析していました。子どもたちは第1次産業が思った以上に少なくて驚いていました。「もしも、輸入が止まってしまったら?」という先生の質問に「食べ物がなくなる」と答える子どもたち。持続可能な世の中を目指す必然性も感じていたのではないでしょうか?

数学では、連立方程式の解き方について、リンゴとミカンのマグネットが用意されていました。「リンゴが消えて、ミカンだけの式になるから」とマグネットを動かしながら友達が説明するのを、うなずきながら聞いていました。1年生で学んだ1次方程式の形にしちゃえば・・・と考えられることが数学的思考ですね。

理科の実験の考察を書く表情は真剣そのもの!実験の図解と自分の言葉で表現することを大切にしています。少しずつ専門的な言葉で説明できるように、条件を変えた実験を通して学んでいます。

英語の授業では、前時の黒板の写真が手元に映されることで、子どもたちは学んだことを確認しながら進められていました。"I play the piano."と答えてくれた生徒に対して、先生が「YES!be動詞は「=(イコール)」だからI am the piano.だと?」と笑いを交えながら、go to bed.  take a bath.  など新しい表現を楽しく学んでいました。

ALTの先生がBig voice,Gestureと要求すると、子どもたちはそれに応えようと工夫していました。言語のみのコミュニケーションは30%ほどと言われています。残りは表情や身振り手振り、声のトーンなど様々な要素が絡んで相手に想いが伝わりますね。友達の発表を温かく受け止める教室の雰囲気もとても素敵でした。

子どもたちが、生き生きとしている授業とは何でしょうか。「学びに向かおうとしている」「聞くだけの受け身になっていない」「子どもの居場所がある」などが考えられます。

「もう一度説明してほしい人?」「友達に聞いてみたい人?」こんな声が教室に響く授業でした。

南犬飼中学校では昨年度まで聴くことを重視した学習規律の確立を目指してきました。視覚的な情報も含めた「聴くこと」を楽しめる、聴き合う授業の広がりが、生徒の幸せにつながっていきます。

修学旅行(3日目)

今朝も元気な3年生。旅行の疲れが見える生徒もいますが、3日目の行程は予定通りにスタートできました。

この日の朝は、旅館をチェックアウトするために清掃をしたり、自分の荷物を自宅へ送る準備をしたりするなど慌ただしい朝になりましたが、着実に一つ一つこなしていきます。

3日目は京都市内クラス別研修です。

各クラスの行程は次の通りです。

1組 清水寺 三十三間堂

2組 清水寺 東寺

3組 嵐山散策 トロッコ列車乗車

4組 北野天満宮 嵐山散策

5組 清水寺 高台寺 八坂神社

4月に新クラスがスタートしてすぐに各クラスで決めた目的地です。それぞれのクラスの個性や担任のこだわりを含めた行程となりました。

12時から京都駅前のハトヤ瑞鳳閣で昼食をとり、新幹線に乗車して帰路につきました。

帰りの新幹線の中では、楽しい旅行が終わってしまうのを惜しむかのように友だちとの時間を満喫する生徒がいたり、疲れて眠ってしまう生徒もいました。 

4月から少ない準備期間の中で、合間に運動会があったり、連休を挟んだりするなどしましたが、実行委員を中心に準備し、各クラス、グループで行き先を考え、無事に3日間の旅行を終えることができました。

こうして3年生にとって中学校生活最後となる行事が一つひとつ終わっていきます。そのたびに成長した姿を見せてくれる3年生。非常に頼もしくなりました。

解散式では、子どもたち自身の成果と課題に加え、学んだことやたくさんの気づきが実行委員から語られました。何より実行委員の中でも多くの生徒が、今回の修学旅行に関してお世話になった方々への感謝の気持ちもつことを大切にしていました。

各家庭でたくさんの「ありがとう」が溢れていることでしょう。

3年生の保護者の皆様、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

 

修学旅行(2日目)

修学旅行2日目です。

朝の生徒達の様子は、体調不良を訴える生徒もなく元気に起床しました。

午前9時から10時まで、座禅体験を行いました。場所は妙心寺です。

妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山です。その中の退蔵院で座禅体験です。

退蔵院の門をくぐると、新緑が映える庭が迎えてくれました。

まず、座禅を行う目的や座禅の組み方について説明を受けます。説明してくれた住職さんは、座禅は心の掃除をすることだとおっしゃいました。

心を無にし、雑念が湧いたら自分の呼吸に集中します。

旅行中の街中の喧騒から離れ、ほんの僅かな時間でしたが、雨粒が落ちる音を聞きながら静かな環境の中で自分の心と向き合う貴重な体験となりました。

座禅体験の後はこの日のメイン、班別研修です。グループごとに1日お世話になるタクシーの運転手さんと出会い、京都の街へと出掛けて行きました。

 

夕食の様子です。

友だちとの班別研修がよほど楽しかったのか、話が尽きませんでした。

この日の夜の班長会議では旅行中に購入した物の取り扱いについて話し合いました。旅行中にも、自分たちで考え、判断し、行動することを実践しています。様々な価値観に基づいて出された意見をまとめ、合意形成することはこれから大人になる子どもたちに必要な資質能力です。社会の実場面で考え、学ぶことができる貴重な機会となりました。

 

最終日もたくさんの思い出を作り、お土産話を持ち帰って欲しいです。

1学年 校外学習

5月29日(月)1年生は、モビリーティーリゾートもてぎへ行ってきました。

出発式では、実行委員長から「クラスの仲をより深めること。まだ話したことのない人と話してみましょう。また、自分の行動に責任を持ちましょう。」と話がありました。

開講式では、施設長様から「人、自然、モビリティーの融合によって持続可能な社会を作ることを目指しています。」と説明がありました。HONDAのHPには「人は移動するには目的があります。人がほかの場所に移動して、人と出会うことから社会は始まります。移動によって、様々な人が出会い、互いに学びあうとき、そこに新しい文化、新たな価値が生まれてきます。それがモビリティー文化」であると書かれています。

今回の目的は、『もてぎスキルアップアドベンチャー』の体験によって、子どもたちが主体的に解決しようとする過程で、互いを認め、補い合い、全員で力を合わせることで、創造性があらわれてきたり、リーダー性があらわれてきたり、一回りも二回りも成長することです。施設の方から「御校の生徒さんはとても素直男女の仲がいいですね。だからこそ更にその上のレベルを目指して、時間ギリギリまでちょっと難しい課題に挑戦してほしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。そして、「ここでは、子どもたちの可能性を信じて5分でも10分でも待ちます。」との言葉に、まさに本校の想いに共感するところであり、授業にも通ずるところであると感じました。

子どもたちは少しずつ難易度があがる課題をクリアするたびに、満面の笑顔を見せてくれました。思わず友達とハイタッチしたり友達に抱きついたり、全身で表現していました。子どもたちの可能性笑顔を引き出してくださったファシリテーターの方々、本当にありがとうございました。

バスの中では、最後に実行委員さんが「今日で、運動会の時よりも更に仲良くなったと思うので、学校生活でも仲良くやっていけるといいなと思います。」と話してくれました。これからも学校生活での課題を、みんなで力を合わせて乗り越えていってほしいと思います。

修学旅行(1日目)

3年生は今日から2泊3日の修学旅行に出かけました。

朝5時の集合にもかかわらず保護者の方々の協力により、無事時間通りに出発できました。

宇都宮線で石橋駅から小山駅へ移動し、小山駅で東北新幹線に乗り換え、東京を目指します。

東京駅で東海道新幹線の修学旅行専用列車に乗り換え、京都へ。

最初の目的地は奈良公園です。

ガイドさんの話もしっかり聞き、質問にも積極的に答えてコミュニケーションをとる犬中生です。大仏殿と南大門を見学した後は、奈良公園の鹿とたわむれる犬中生。しっかり子供らしい表情を見せてくれます。

次の目的地平等院

最後は伏見稲荷大社

今回の旅館、お宿いしちょう

夕食はすき焼きです

班長会議の様子

体調を崩す生徒もなく、みんな元気に過ごしています。

明日は雨の予報ですが、班別研修です。

雨ならではの風情のある京都を味わってほしいと思います。

 

 

ハッピーボックスのお知らせ⑦

5月23日(火)運動会振り替え休日明け、お家の方々からの「応援メッセージ」の一部を、お昼の放送でご紹介しました。たくさんの応援メッセージが寄せられました。学年を超えて感動した気持ちを表現してくだった言葉の数々が、子どもたちだけでなく、教職員の励みにもなっています。ご協力ありがとうございました。生徒昇降口にも掲示させていただきました。

5月24日(水)1・2年生の「運動会の振り返り」を代表生徒に放送してもらいました。初めての全校放送にドキドキしながらも、堂々と、可愛らしく紹介してくれました。

5月25日(木)3年生の「運動会の振り返り」を代表生徒が放送してくれました。お昼の放送のスタート曲ル~ルル♪ルルル♫をハモリたいと提案して、上手にハモってくれました。ちょっとしたことですが、聴いてくれる人を楽しませようとする姿勢に感激しました。

今週のお昼の放送お家の方からの応援メッセージ一覧ハッピーボックスに掲載しましたので、ご覧ください。

昇降口には、応援メッセージとともに、各団のメッセージの寄せ書きが掲示されました。子どもたちの充実感が伝わってきます。

いよいよ明日から3年生は修学旅行ですね。気を付けて、いってらっしゃいバス

修学旅行準備

 26日朝、旅館に送るための荷物を搬入しました。朝の忙しい時間でしたが、保護者の皆様ありがとうございました。実行委員が荷物を受け取り、新体育館内にクラスごとに並べ、登校した生徒が自分のバックにネームタグを付けて完成です。生徒のチームワークの良さに感心しました。また、教職員も学年関係なく、車の誘導などを率先して行っており、チーム南犬飼の良さを感じました。

 

 

 6校時は新体育館で修学旅行事前指導②を行いました。

 学年主任から3つの話がありました。

(1)修学旅行の目的について

 【目的】

  ・日本伝統の素晴らしさを味わう。

  ・団体行動をする上で大切なことを学び、これからの生活に役立てる。

  ・きまりを守って主体的に行動し、自主的に活動する。

  ・友達の新たな良いところを発見し、友情を深め、最高の思い出をつくる。

 特に、日本伝統の素晴らしさを感じ、将来日本の良さを発信できる人になってほしいという話がありました。

(2)心構えについて

 学年主任としての目標は全員が元気に帰ってくることが第一優先事項。そのためにみんなの協力が必要である。ルールやきまりを守り、みんなが安全に生活できるようにしてほしい。そして、この修学旅行のためにたくさんの方が動いてくださっている。今日の朝も忙しい中、保護者の方々がみんなの荷物を届けてくださった。JTBの担当の方も2年前からみんなの修学旅行のために計画を立て、予約などをしてくださっている。そんな方々に感謝の気持ちをもち、3日間を過ごしてほしい。

(3)修学旅行後の活動について

 修学旅行後は、修学旅行記を書きます。しおりの中に活動の記録を書くところがあるので忘れずに記入しておきましょう。また、入場券などもデザインに味があるものが多いので、大切に取っておきましょう。さらに、奈良・京都の街並みの良さを感じ、壬生町がより良い町になるためにどんな施策が考えられるかを検討し、提案する学習を行いますので、そのことも頭に入れながら3日間を過ごしてください。

 その後、学年生徒指導担当から以下の話がありました。

 南犬飼中は「進んで考え、実行する生徒」を大切にしていますから、今回の修学旅行でもそのことを大切にしてほしい。しおりに書いていないことでも、自分たちがまずいなと考えることは行動を慎み、良いことを積極的にしていこう。京都には日本人だけでなく、海外からの旅行者もたくさんいる。京都を旅行している人にとっては、人生でたった1度の京都旅行になる人もいる。例えば、銀閣寺をしみじみと鑑賞し、中には涙する人もいるくらい、味わい深い寺である。そんな場面で、その雰囲気を台無しにしてしまうことは良くないことである。一人一人の思い出をいいものにするためにも、きまりやマナーを守って行動していきましょう。

 2泊3日の奈良・京都方面への修学旅行。送り出してくださる保護者の方への感謝を胸に刻み、楽しくて実りのある3日間を過ごしてほしいと思います。

1年生 校外学習へ向けて学年集会

5月26日6校時、1年生は校外学習に向けての学年集会を行いました。

体育館に行ってみると、すでに実行委員のメンバーがみんなを待っていました。1年生が入ってくると、すぐに実行委員から指示が出され静かに整列していきます。あっという間に学年集会の雰囲気になれる1年生の成長に、嬉しさがこみ上げてきました。運動会を経て、「集団で活動する際に意識すべきこと」を学んだ姿でした。

実行委員から、スローガンの発表、活動の目的が説明され、「クラスの絆を深めましょう」とメッセージが伝えられました。

一番の目的は「望ましい人間関係」を育むこと。

「望ましい人間関係」ってどういうことですか?と質問すると「互いに認め合うことです」と答えてくれました。『仲間✖協力✖絆=最高の思い出』となるように、友達のいいところ見つけをしてきてほしいと思います。

 学年の先生からの「この校外学習はどんな人たちに支えられていますか?」という質問に、子どもたちは「実行委員さん」「お家の人」「先生」「もてぎのスタッフの方」「バスの運転手さん」と答えてくれました。たくさんの人の支えによって実施できることを子どもたちは感じています。

 一つ一つの行事を通して『幸せな時間』を紡ぎだしてほしいと願っています。

 気を付けて、行ってらっしゃいバス

朝の読書を大切にしています!

 運動会週間は生徒も教職員も忙しい日々でしたが、少しずつ日常を取り戻しています。本校では毎朝8:05~8:20までの15分間を読書の時間としています。学校生活を落ち着いてスタートするための大切な時間です。

  国立情報学研究所ホームページにおいて熊谷 望 氏は以下のように述べています。

「読書の価値の1つ目は、本の中で様々な体験をする中で想像力を養うことである。本を読むことで、ただ紙に印刷された文字から登場人物の容姿や心情、起こった出来事を想像する必要がある。文字を読む前にはただの活字だったものは、登場人物の特徴や冒険の始まり、クライマックス等その物語を理解する為の大切な情報となる。その情報を基に、脳内でその物語を再構成することを通して初めてその本を理解することができる。本の中の活字を読む体験を積み重ね、その本の中で何が起こったのか、登場人物はどのような人物なのか、登場人物の心情の移り変わりを想像し把握することが、文字から具体物を想像する想像力や相手の気持ちを理解するための想像力を養うことができる。

 価値の2つ目は、様々な情報に触れる中で正しい情報を見抜く判断力を養うことである。文部科学省は「生きる力」を「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、より良く問題を解決する資質や能力」としている。これは、情報の有効性を主体的に判断し活用する力と捉えることができる。この力を育成する為には、様々な視点や物の見方の違いを知り、様々な経験を参照して、文脈や状況の違いを繊細に考慮できるようにならなければならない。
「この科学的報告は真実かどうか」(真偽判断)
「この企業の行動は道徳的に正しいかどうか」(道徳判断)
「この政策はどれほど有益なものだろうか」(価値判断)
「この芸術はどれほど価値のあるものだろうか」(美的判断)
「この地域でどの程度の規模の地震が起こるのだろうか」(蓋然性判断)
「この計画は実行可能だろうか」(可能性判断)
のように、物事に対しての価値を判断する能力の種類は多岐にわたる。様々な本に触れ、より多くの情報を得た後には、どの情報が最も有効性をもっているかどうか判断し、取捨選択をすることが必要になる。情報化社会と言われ多くの情報にすぐアクセスし手に入れることのできる現代において、より正確な情報を得る為には判断力を養うことが最も重要であるといえる。」

 読書を通して、現代社会を生き抜くための想像力と判断力を高めることができるのです。

 なお、国語科学習指導要領では、1年生が「進んで読書をすること」、2年生が「読書を生活に役立てること」、3年生が「読書を通して自己を向上させること」を求めています。

 たった15分間の読書の時間ですが、塵も積もれば山となります。教職員も共に読書に親しむ15分間です。ご家庭でも親子で読書する時間を設けていただけると幸いです。

修学旅行事前指導①

 今週末からいよいよ3年生は修学旅行です。コロナ禍になり修学旅行は中止を余儀なくされたり、東北方面へと行き先を変えたりなど、なかなか思うように実施できない年が続きました。しかし、昨年度は約3年ぶりに京都・奈良方面へ行くことができました。今年度、コロナウイルス感染症が5類となり、さらに制限のないコロナ禍前に近い形での実施ができる環境となりました。素晴らしい日本文化に触れ、3年間の集大成となる修学旅行を楽しんでほしいと思います。 

 24日(水)朝会にて持ち物についての確認を学年全体で行いました。26日(金)7:30~8:00の時間で新体育館に宿泊用の荷物を集め、事前に旅館に送ります。しおりをよく見て忘れ物がないように準備してほしいと思います。5校時には修学旅行事前指導を行いました。実行委員長さんの話、引率スタッフの紹介、係活動の確認、各係から生徒へのお願い、集合隊形の確認をしました。実行委員長は以下のように話しました。

 「いよいよ修学旅行です。みんなが楽しめる修学旅行にするために、ルールやマナーを守って生活するように心がけましょう。3年間で最後の宿泊をともなう行事です。3年間で学んだことを生かせる修学旅行にしましょう。」

【班長さんの話】

 「 旅館は障子などもありますので、落ち着いて過ごしてください。個人の荷物の整理整頓を心がけてください。みんなで行動する時には迅速に行動できるよう協力をお願いします。奈良・京都は文化財がたくさんありますので、マナーを守って見学しましょう。」

 

【副班長さんの話】

 「お小遣いは2万までです。大きなお金を持参しますので、お金の管理をしっかりしましょう。旅館では財布を集めますので小銭以外はツアーデスクに預けます。副班長が集めて持っていきますので出してください。お金の貸し借りはトラブルに繋がりますので絶対にしないでください。」

【保健係さんの話】

 「1日目の朝、自宅で検温してきてください。定期的に健康観察をしますので体調の変化を保健係に伝えてください。夕食時、起床時に先生が検温しますので、体温をチェックしてください。みんなが元気に3日間過ごせるよう互いに気遣って生活していきましょう。」

【食事係さんの話】

 「食事は基本的に全員そろって食べます。みんな美味しく楽しく食事できるように気遣いましょう。食事会場にはクラスごとに集合時間が変わっていますので、時間を見て各班まとまって来てください。片付けは食器の種類ごとにまとめますので協力して行いましょう。」

【入浴係さんの話】

 入浴時間は各クラス20分間です。5分前には浴場の前に班でまとまって集合してください。持ち物には全てに記名し、忘れ物をしないようにしてください。ドライヤーは各部屋にありますので、自宅からの持ち込みはしないでください。譲り合って使ってください。」

【リネン係さんの話】

 「各部屋にシーツやまくらカバーがあるのできちんと付けて使用してください。2日目の朝はシーツやまくらカバーを外さず、2日間使用します。布団は綺麗に畳んでおいてください。3日目の朝はシーツやまくらカバーを外し、部屋の入口近くに種類ごとにまとめておいてください。」

【清掃係さんの話】

 「バスの中や部屋の中にゴミを落とさないようにしてください。各部屋のスリッパを綺麗に揃えるように心がけてください。夜のうちにゴミを各部屋でまとめ、翌朝にゴミ処理ができるようにしておいてください。」

 運動会を生徒主体で作った3年生。修学旅行もルールや持ち物などから実行委員で話合い生徒たちで考え作ってきました。学校経営の努力点に「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」があります。生徒の思いを大事にするからこそ、生徒自身で作ったルールなどもみんなで守れると信じています。是非、実行委員さんたちの思いを考え、修学旅行の準備を進めてほしいと思います。

単元テスト週間

 今日は朝から雨が降り、少し沈んだ気持ちでしたが、生徒の表情は運動会の達成感でいっぱいでした。運動会が終わったところですが、今日から単元テスト週間になります。本校では、1年生への負担軽減を考え、1学期中間テストを廃止し、単元テスト週間を設けております。ここまでの学習定着度を図り、理解が不十分なところは補充していくことを目的としています。教科ごとに単元テストの実施日を決め、独自問題だけでなく補助教材を使用するなど、働き方改革も考えた対応を取っています。

 ここ数年、生徒は生活の心得について改定を重ねてきました。自分たちの力で自分たちの学校を変え、社会を変えることができるという希望と自信を手にしています。教職員も生徒に合わせ、時代に合わせた学校づくりを心がけているところです。教職員が範を示すことで、生徒たちが将来に対して希望の持てる教育活動に取り組んでいます。

運動会を支える力

 感動の運動会を作り上げた子どもたち。光が当たるところばかりではありません。そこにはたくさんの力の集結が見られました。

 会場係は生徒全員分のテント15張り+αを予行から準備し上げ下げします。  

 運動会スローガンが決まると、美術部は応援幕の制作に入ります。原案から拡大し、色付け、ビニールでコーティング、吊り下げまでのすべてを協力して行います。

 各種競技で使用する用具の準備や片付け、スタート合図から始まり、審判が審議した結果を放送へ伝達、そして記録がタブレットに打ち込み集計、得点係が3階のパネルを取り換えるといった連携があるからこそ、スムーズな運動会が進められています。

 競技の合間には、何度もコースのラインを引き直したり、応援の旗を振る生徒が入れ替わり出てきます。

 記録係の後ろでは、結果を賞状に書き込んでくれている生徒がいました。書道六段の腕前だそうです。心込めて書いた賞状が、各学級に校長先生から手渡されました。

 前日、PTA会長様が雨のグランドを心配して駆けつけてくださいました。「朝、お手伝いできることがあれば…」と、その心遣いに感激しました。幸いなことに、夜半過ぎに雨は上がり、水はけのよい本校の校庭は絶好のグランド状態になりました。

 朝から、PTA本部役員さんをはじめ、学年委員さんが受付を、厚生委員さんがペットボトル回収を行ってくださいました。PTAの方の駐輪場までの案内が分かりやすかったという声も聴かれました。また、たくさんのペットボトルが集まりました。更には、運動会終了後のテントの片づけをお手伝いいただき、大変助かりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

PTAの方々の「できることがあれば…」という背中を見て、「お手伝いします」と自分から言える子どもたちへと更に成長してくれることを期待しています。

ハッピーボックスのお知らせ⑥

 5月19日(金)運動会前日のお昼の放送をハッピーボックスに掲載しました。

運動会主任の想いをどうぞご一読ください。

 

 運動会の結団式から練習の過程・学級目標を踏まえて、教頭から、青と夏の歌詞に乗せ、それぞれの学級を表現した『一文字』送られました。

 こいのぼりは滝を昇り『竜』へと成長します。子どもたちはこの運動会という滝を昇り、一回りも二回りも逞しくなりました。これからの子どもたちの可能性に、期待が膨らみます。

2年1組「希」希望あふれる輝く目が素敵

2年2組「紫」あけぼのを思わせる輝きを放つ

2年3組「陽」ひまわりのようにエネルギッシュ

2年4組「新」新世界の扉をひらく力をもつ

2年5組「温」ぬくもりを感じる温かな家族

1年1組「和」互いの良さが重なり合い、響き合う

1年2組「彩」互いが引き立つ支え合いが光る

1年3組「色」それぞれの個性が光り羽ばたき始めた

1年4組「信」仲間のために…信じる心あふれる

1年5組「優」ルイージのようにやさしい友情が育まれる

3年1組「誠」特別な誰かが主役じゃない、誠の心が主役だ

3年2組「笑」どんな時も笑顔があふれ、力に変える

3年3組「克」一人一人の意志の強さが一つの力になる「ピカチュッ」

3年4組「輪」手と手をつなぎ、心と心がつながった

3年5組「魂」身体の奥底から湧き上がってくる力の集結