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学校課題 授業研究会を行いました!

 「確かな学力を身につけ心豊かなでたくましい生徒の育成」を研究主題として学校課題に取り組んでいます。

 研究3年目の今年度は、「つかむ-見通すー深めるー見つめるの学習活動を通して、『見方・考え方』を働かせた魅力ある授業実践へ向けて」の副題を設定しました。

 「できた喜び」や「分かった楽しさ」を子どもたちとともに実感できる授業を実践したいと考えました。そのために各教科では、

 ❶自力解決の場を設定すること

 ❷発言に根拠・理由を添えた発表の場を設定すること

 ❸ペアやグループでの交流の場を設定すること

 ❹「やや難しい課題」と出会わせること

を意識した授業づくりを行っています。

 

 11月7日(月)、理科(1年1組)並びに家庭科(2年3組)の研究授業を行いました。

 

 ◆ 理 科 ◆

 単元「物質の状態変化 ~沸点~」  

 理科の授業では、なぜだろうと不思議に思う経験を授業の中に再現できるかどうかは大きな鍵です。本時では、気体という見えない物質が状態を変えて目に見える液体になりました。その変化を科学的根拠を基に説明できることをねらっています。

 「できると思います。なぜならば…と思うからです。」「○○さんの考えと同じで、…と思います。」など、考えた根拠をはっきりと発言できる子どもたちの姿が見られました。

 

 ◆ 家庭科 ◆

 題材「中学生に必要な栄養」

 中学生の時期に必要な栄養素を理解することをねらいとしています。一般論に終わらせずに、自分の成長に結びつけて考えさせていました。特に、子どもたちに人気の高い給食メニューである「オロポンチー」を教材として取り上げ、摂取量と必要な栄養素を考えていた話合いは活気に満ちていました。

 

 授業研究会を通し、「学びはつなぐことから生まれる」ことを実感しました。

  ・教材と子どもをつなぐこと

  ・子ども同士の考えをつなぐこと

  ・子どもたちの経験や過去の学びをつなぐこと

  ・子ども自身のこれまでの考えとつなぐこと

 

 日々の授業を改善していくという微力を、すべての教科に広げていくことがバタフライ効果につながることを研究協議を通して学びました。

 教科を越えて、授業を改善していく視点を示してくれた2つの研究授業でした。