英語科の校内研究授業
12月7日(水)、第2学年英語科の校内研究授業を行いました。
単元は、「Live Life True Harmony」です。
「スティービー・ワンダーの信念と彼の曲を紹介する例文を聞き、理解したことを基に受け身の文を表現し、自分の考えや好きなものについて意欲的に表現することができる。」という単元のゴールが設定されています。
始業時刻前から「I just called to say I love you.」の曲が教室中に流れ、授業の雰囲気を作り出していました。
英語科では、「small talk」を毎時間位置づけ、伝える楽しさや受け止めて聴くことを続けています。
本時では、「家に帰って、あなたが最初にすることは何?」というテーマが与えられました。
英語科では、話を聴いてのリアクションを大切にしています。学校全体で、受け止めて聴くことを行っているため、英語科だけでなくうなずきや相槌、質問ができるようになっています。
本時は、「be動詞 + 過去分詞 by 」の受け身の表現をできるという内容です。
3文からなるヒントクイズを基に、受け身の基本文、否定文、疑問文を押さえました。
導入(つかむ・見通す)までは、自然なペアでの学びが成り立っています。
本時の主活動(深める)では、4人グループになりました。グループの目的は、3文のクイズをつくるためのアイディアを出し合ったり、英語での表現を教え合ったりするためであることを確認していました。
テンポよく、リズムのある授業展開、仲間との自然な会話を楽しみながらのコミュニケーション、ノートを複数冊用意し学びを定着するための工夫などが見られました。
「つかむ-見通すー深めるー見つめる」の授業展開を意識し、子どもたちの表情が生き生きとしていました。
「英語は得意ではないのですが、英語の時間はおもしろいです!」と笑顔で応えてくれた生徒が印象的でした。主体的に学習に向かう態度が育っていると実感できました。
「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業づくりはまだまだ続きます。