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シギ―吉田様の講演会を行いました!

 本校は、「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」というビジョンの下で、生き方教育に力を注いでいます。

 壬生町出身であるシギ―吉田様の生き方から、夢や志を持ってたくましく生きることの大切さを理解させ、3学期のテーマ「強みを知り、強みを生かそう!成長、感謝、そしてネクストステージへ!」に迫る時間にしたいと考え、講演会を実施しました。

 

 2月10日(金)、壬生町出身のカメラマン、シギ―吉田様を講師としてお招きし、ご講話をしていただきました。吉田様は、「松葉杖のカメラマン」として広く知られています。

 「『14才のキミへ』 ~希望と再生のスクラム~」と題して、体育館の2年生には直接、教室の1・3年生にはオンラインによる講演会です。講演会の構成は、基調講演とパネルディスカッションとしました。

 

 

 吉田様の生い立ちや事故に遭った後の生き方については、道徳科で既に学んでいます。

 目の前のご本人が、どのような言葉を自分たちに向けて語っていただけるのか興味津々な生徒の表情が印象的でした。

■希望とは何か?

 夢とは、○○になりたい、こうありたいなどの願いである。希望とは、逆境の時に目指すもの、不安な未来に必要なものである。

 絶望を受け入れることができて、希望が再生される。

■夢をあきらめそうになった時どうしたよいのか?

 受け入れられなくて、うろうろしている自分がいる。そうした中から新しい夢が再生してくる。夢のために頑張ってほしい。

 

 

  1月から2月にかけ、講演会を3度開催しました。すべてがキャリア教育に関する内容です。現在、「主体的・対話的で深い学び」の実現が授業で求められています。これらの講演会では、以下のアンダーライン箇所が、子供たちの発言や振り返りの言葉で確認できました。


①学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる主体的な学び」が実現できている。

 

②子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める対話的な学び」が実現できている。

 

③習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」が実現できている。

 

 子供たちの学びを支えてくださる皆様に心から感謝申し上げます。