第67回壬生町成人式開催
平成28年1月10日(日)城址公園ホール(壬生中央公民館)大ホールで第67回成人式が行なわれ、新成人256名が参加しました。
新成人で構成された運営委員(岡部竜也委員長他19名)が受付及び式典の運営、そして式典終了後に行われたアトラクションの企画運営を行いました。また、中学生のボランティア53名が新成人や来賓・恩師の受付、会場案内、記念写真撮影の誘導に協力して下さいました。さらに、壬生町花の街づくりの会の皆さんが新成人を迎える玄関を色とりどりの花で飾りました。
地域の方々に祝福された成人式は、晴天に恵まれ、凜とした雰囲気のなかで滞りなく行なわれました。
第1部の式典では、主催者を代表して小菅一弥町長、来賓を代表して市川義夫町議会議長、佐藤勉衆議院議員、佐藤良県議会議員から新成人に向けたメッセージをいただきました。
また、国歌、町民の歌の伴奏は、みぶ吹奏楽団の皆さんによって行われ、町民の歌斉唱は、壬生町民の歌広報大使の松山美由紀さんの範唱に合わせて行われました。
第2部のアトラクションでは、運営委員が会議の中でアイディアを出して選んだ記念品の抽選会が行なわれました。
第3部として、記念写真の撮影をして終了しましたが、会場の外では色鮮やかな和服姿や凜々しいスーツ姿の新成人が互いの近況を報告しあったり、写真を撮りあったりと久しぶりの再会を楽しんでいる様子が見られました。
[成人者代表あいさつ]
本日は、成人を迎えた私たちの門出に、このような盛大な式典を催してくださいまして、誠にありがとうございます。
ただ今、壬生町長小菅一弥様をはじめ、ご来賓の皆さまから、温かいお祝いや励ましのお言葉をいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、新成人のみなさん、この成人式を迎えるまでの20年間を振り返ってみてください。楽しかったことや辛かったこと、面白かったことや悲しかったことなどいろいろとあり、今日この日を迎えたのではないでしょうか。たくさんの思い出があり、今の私たちがここにいると思います。そして私たちは、新成人として、これからの社会を支えていくスタートラインに立ちました。
現在の日本社会は2020年の東京オリンピック開催が決まり、経済面での成長の兆しが見られますが、未だに多くの問題に直面しているのが現状です。しかし、希望を見失いがちになりそうな社会を乗り越えていくための、困難をチャンスに変える力を私たちは秘めています。社会人としてはまだまだ未熟者の私たちですが、社会人としての自覚とプライドをしっかりと持ち、何事においても責任感を持って行動し、これからの社会に貢献できるよう努力をしていきます。これから先、多くの困難や壁が立ちふさがることがいくつもあると思います。そんな時には周りを見てください。私たちには、学校生活を共に過ごした多くの仲間がいます。たとえ1人ではできないことでも仲間の支えや協力、応援があれば、乗り越えることができると思います。お互い切磋琢磨しながら、これからの社会を歩んでいきたいと思います。
今日、私たちが元気な姿で集い、成人式を迎えられたのは、お世話になった先生方、見守ってくださった地域の方々、いつでも支えになってくれた家族、そして同じ時間をすごしてきた仲間のおかげです。社会に出て働いている人、学業に励む人、将来の道を模索している人、そして家庭を持って幸せに生活している人など、人それぞれ歩んでいる道は違うとは思いますが、自分らしさを忘れずに、成人式で誓った決意を胸に抱き、立派な大人になれるように精一杯努力していきたいと思います。私たちがさらに活躍するその日まで、温かく見守っていてくださいますようお願いいたします。
最後になりましたが、この式を開催するにあたり、ご尽力くださいました皆さまに、深く感謝いたします。
以上、簡単ではありますが、新成人を代表しまして、ご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
平成28年1月10日
新成人代表岡部竜也