学校生活の様子・ブログ

数学と理科の授業研究会

 11月13日(水)5校時には、職員研修を実施しました。今回は数学と理科で授業研究会を実施しました。

 数学科の授業では、三角形の合同の証明を学習しました。三角形の合同条件や証明の手順を理解し、用意された証明問題に取り組みました。

手順を示したスライドを参照しながら取り組みます。

1人で取り組むのは難しい課題にも何人かで考えを共有しながらであれば解決していけます。

理科の授業では、複雑な回路を作成し、電気抵抗や電流の大きさを調べる実験を行いました。

実験によって得たデータは、クラウド上で共有していきます。

 他のグループの意見や進度が確認できるのがICTの強みです。また、数学の授業でもありましたが、分からなかったり迷ったりしたときに立ち返る資料が手元で参照できることもメリットです。

 生徒下校後には、授業研究会を行いました。グループに分かれ、本校の学校課題の視点をもって授業について話し合いました。

 授業研究会では、子どもたちの学ぶ姿を見取って、授業について語ります。目標や指導は適切だったか。子どもたちが理解したり活動したりしやすいような工夫はどうだったかなど、忌憚なく意見交換します。こうして教師も、他者の授業を参観しながら授業づくりの視点を広げたり深めたりしていきます。1回の研修で学べることは小さな積み重ねではありますが、1人ひとりの教師のそうした積み重ねが、南犬飼中学校の生徒たちの学びにつながっています。

 本校の学校課題は。「確かな学力を身につけ心豊かでたくましい生徒の育成」です。各教科における「見方・考え方」を働かせた魅力ある授業実践を通して、子どもの自己調整能力を育み、持続可能な学ぶ姿を育てることで学校課題に迫ります。

 こうして私たち教師が授業について研修できるのも、一生懸命に意欲をもって授業に取り組んでくれる南犬飼中学校の生徒のみなさんのおかげです。ありがとうございました。