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2年生理科「重さと質量」~なぜ、月面では、100㎏超えの宇宙服を着て、軽々と動けるの?~

 2月4日(火)2校時、1年2組理科の授業では、「重さと質量」について学んでいました。

 宇宙服は、特殊な素材で作られたもので、重さは約100Kgもあるそうです。先生から生徒にこんな質問がありました。「なぜ、月面では、100㎏超えの宇宙服を着て、軽々と動くことができるのだろう?」

 面白い課題です。我々大人にとっては、当たり前と思えることでも、いざ理論的に説明することとなるとなかなか難しいものです。生徒は質量と重力という言葉を使って、真剣に考えていました。

 ご存じの通り、重さは「物体にはたらく重力の大きさ」を表し、質量は「物体そのものの量の大きさ」を表します。同じ物体であっても、重力の関係で「軽く感じる、重く感じる」という感じ方の違いを指す言葉が「重さ」です。地球では、「1Nは質量約100gの物体にはたらく重力の大きさ」と定義されています。重力は地球が物体を引く力によって生まれるものなので、月面では重さは変わります。重力は、月面では地球上での6分の1になることは有名な話ですね。

             先生の説明を真剣に聞く生徒

             自分の考えをまとめています。

              自分の考えを発表しています。

              自分の意見を発表しています。