技術・家庭科(家庭分野)のオンライン保育の様子を紹介します!
技術・家庭科(家庭分野)は、すべての学年で、すべての生徒が学んでいます。家庭分野の題材の1つに「家族・家庭と子どもの成長」があります。本題材は3年生で取り扱い、「自分の成長と家族や家庭生活とのかかわり」「家庭と家族関係」「幼児の生活と家族」について学んでいます。「幼児の生活と家族」に関する題材は、「遊び道具の製作や幼児と触れ合うなどの活動を通して、幼児への関心を深め、かかわり方を工夫できる」ことをねらっています。
コロナ禍であるため直接の交流は難しいものの、今年度は壬生寺第二保育園と本校の教室とをzoomで接続し、交流しました。
生徒たちが考えたクイズに答えてもらいました。無邪気に応じてくれる幼児の反応に心が洗われるように感じたそうです。また、授業で園児の名前ワッペンを制作し、プレゼントする予定です。
おとなは、だれも、はじめは子どもだった。
(しかし、そのことを忘れずにいるおとなはいくらもいない)
サン=テグジュペリが書いた小説『星の王子さま』の中の一文です。子どもは、あるがままにものを見ています。美しいものを美しい、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと素直に表現しています。誰もが、純粋な心に触れると幸せな思いになります。誰もがこうした道をたどってきていますが、大人になると忘れてしまっていることが多いのだと気付かされます。園児との交流は、純粋な気持ちを思い出すきっかけになったのではないでしょうか。
このような環境下で、オンライン交流会を実施していただいた壬生寺第二保育園長様を始め保育士の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。