学校生活の様子・ブログ

メリットとデメリットから考える多様な価値観

 2月17日(月)2校時、1年1組は社会科で「アマゾン川流域の農業」を学習していました。まず、アマゾン川流域の森林が激しく燃える映像を観て、先生が生徒に投げかけます。「この映像から何を想像しますか。また、どんな影響をもたらしますか?」生徒はすかさず「環境破壊」、「森林破壊」、「二酸化炭素の排出による地球温暖化」等、あらゆる意見が出てきました。すると先生は「マイナスの要素ばかりでなく、メリットはありますか」と問いかけます。すると生徒は「灰が農地にできる」、「農地が変わる」、「肥料ができる」などいろいろな意見が出てきました。

 豊かな自然が燃え上がる映像を見ると、我々はとっさに負のイメージを持ってしまいがちですが、農地をより効率的に活用するための焼畑農業を学ぶことで、多様な見方・考え方が生まれてきます。デメリットがあるから全て否定するのではなく、そこに潜むメリットも同時に考えることで、多様な価値観も生まれてきますね。