PTA活動
PTA教養委員会主催「助産師による思春期の健康教育」講演会
11月13日(土)、PTA教養委員会主催「助産師による思春期の健康教育」(講師 助産師 藤川智子 様)と題する講演会をオンラインにて開催しました。講演会を開催するにあたり、生徒や保護者に事前アンケートを行い、性に関する実態を把握しました。
思春期の子どもを持つ親として、我が子の性にどのように向き合っていけばよいのか思い悩むこともありました。講話からたくさんの気づきがありました。
■ 子どもたちは、自分の体や妊娠の知識が少なく、ネットのどの情報が正しいのかを分かっていません。また、誰からもきちんと教わっていないので曖昧な知識しか持ち合わせていません。だから、「大人も正しい性教育を学ぶこと」「隠さずに性のことを話し合える環境をつくること」が大切です。
■ 望ましい生活習慣を身につける目的は、自分の命を大切にして、幸せに生きていくためです。
■ 大切なのは子どもが相談しやすい環境をつくることです。そのためには、「家族が仲良く暮らしているか?」「家族同士あいさつをしているか?」「心無い言葉を遣っていないか?」を意識することが大切です。
■ 性を語ることは、人間の心の内面にかかわることです。子どもに生命誕生について語ると、親自身ももう一度、生命誕生の原点-出産の喜びや感動を見つめなおすことができます。子どもは、「あなたは大切な存在」ということを見つけ出すことにつながります。親は、「子どもを絶対的な価値がある」という目で見ることができます。
真正面から子どもと向き合おうと思える時間となりました。