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2年生の授業

 本格的に授業が始まった9月3日(火)、2年生の教室を覗くと算数「水のかさ」についてどうやって比べたらいいかな?と子供たちは頭をひねっていました。

 1年生の時に学習した『入れ替えてみる』という意見から実験!!「あ~あ~あふれちゃうよ~」「やっぱり長い水筒の方がいっぱい入ってた」と楽しんでいる声が上がりました。

 じゃあどのくらい違うのかな?『同じ形の入れ物に入れ直してみる』という意見も実験!!「高さが倍くらい違う!」と素直な反応が・・・。

 さらに、『同じ大きさの紙コップ何杯分か確かめる』という意見に紙コップが登場!!それを見守る子供たちの食い入るような表情が印象的でした。

 子供たちの考えを大切にしながら、具体物を使って子供たちに量感をもたせつつ、より伝わりやすい表現へと導いていく素敵な授業でした。子供たちの思考はステップアップしながら、紙コップからビーカーのように一般化された単位につながっていくのでしょうね。

 隣では、図工の「くっつきマスコット」の製作をしていました。赤・青・黄色などカラフルな紙粘土で自分の表現したいものを形作っていきます。

 「ね~先生、見て~!クリップをこうやって付けると・・・」「先生!見て見て!!針みたいでしょう?」「磁石がうまく付かないの~。やり直し・・・」と失敗を恐れずに何度も挑戦していました。

 友達の作品に「すご~い!」「おもしろ~い!!」と素直な感想を述べ合ったり、参考にしたり、製作を通して色の合成についても学んでいるようでした。『遊びの中に学びがある』そんな空気感が素敵でした。

 ウサギやお花、お魚など思い思いの形ができあがってくるなかで、何をつくったの?と聞いてみると「これはクリオネ、これはココア、・・・」と得意そうに説明してくれました。原色の組み合わせと混ぜた色を楽しむ才能が素晴らしい!!できあがりを楽しみにしていますよ~!!