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救急救命法講習

 6月6日(木)子どもたちが帰るころ、救急車に乗って救急救命士と消防士の方々がいらしゃいました。毎年、この時期はプールの授業の前に救急救命法講習を行います。先生方はいざという時のために、身に付けた知識と技能を確認します。

 目線を少し上げると背筋が伸びて真下に押すことができること、てのひらの向きをちょっとだけ外側に向けると肘が曲がりにくくなること、などアドバイスいただきました。リズムはアンパンマンのマーチ♬焦って早くなってしまうところですが、心の中で歌いながら押すことで一定のリズムで押せるそうです。

 AEDを使って電気ショックを・・・電源を入れたら音声の指示に従って・・・右肩と左脇にパットを付けたら「離れてください!」と大きな声で!心臓マッサージをする真剣な表情の額にはうっすらと汗が・・・。

 次は、アナフィラキシーショックを発症した児童の対応。アクションカードを使って、手際のよい対応と役割分担の確認。突然の出来事にパニックにならずに、冷静にエピペンの処置までを練習。

 救急車の要請はどのタイミングで?どんな情報が必要?記録をとるのに適しているのは?現場にもっと大人が必要!と意見や質問があがりました。救命士の方からアドバイスいただけたことを意識して、よりスムーズに緊急の対応ができるようにしていきたいと思います。

 壬生消防署の皆様、丁寧なご指導をありがとうございました。