薬物乱用防止教室
学校薬剤師の先生を講師にお招きし、6年生を対象に薬物乱用防止教室が行われました。
まずは養護教諭から、事前調査の結果報告がありました。
これまで保健体育の授業で『喫煙』『飲酒』『薬物乱用』を学んできた6年生。
事前の意識調査でも、健康意識の高さがうかがえました。
そして、学校薬剤師さんの講話。
学校薬剤師さんの講話では、危険薬物の依存性の高さや、歴史的背景、最近の法改正の話まで、薬剤師の先生ならではの貴重なお話をいただきました。さらに、しつこい誘いを断るための術を教えていただき、子供たちも真剣に頷きながら聞いている様子でした。
そして後半は、誘いを断るロールプレイを行いました。
参加した子供たちからは、「腕を振り払って逃げ出せばよかった。」「誘われると話を逸らせなかった」などの感想があり、実際の場面を想像して緊迫した空気を感じていたようです。
いつ、どこで、だれに、なにを誘われるかわかりませんが、
「自分の命と安全を守るために、危険を感じたら勇気を出してはっきりと断ること」
と教えていただきました。
児童の振り返りでは、
『実際にロールプレイをやってみて、やる前は絶対に断れるし余裕でしょ、と思っていたけれど、実際の怖さや断れない空気などを思い知らされたなと思いました。この怖さや、大変さをずっと忘れず、一生危険薬物には関わらないようにします。』
『薬剤師の先生による講話を聞くまでは「断れるとおもう。。。」程度だったけれど今でははっきりと「断れる!」という自信がつきました。』
『一度やったらやめられなくなるということを思い出して、強い意志をもって断れるようにしたいです。』という感想がありました。
今日の学習を忘れず、自分の身をしっかりと守り、安全で幸せな人生を歩んでくださいね。
保護者の方向けに、「薬物乱用 ダメ。ゼッタイ」リーフレットをお配りしましたので、ぜひご家庭でも話題にしてみてください。