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先生方の「挑戦」

 夏休み明け、子どもたちに「より分かったと思える授業」「より考えることが楽しい授業」であると感じてもらえるよう、先生方の挑戦が続いています。

 

 2年生の算数では、水の嵩について「どちらがどれだけ多いか説明しよう」という授業がなされました。子どもたちはそれぞれの容器で水の嵩を量りながら「1メモリ多いよ」「1杯分多いよ」となんとか表現しようと頑張っていました。自分の言葉で伝えながら、その不自由さに任意の単位が必要であることに気付かせたい授業でした。

 6年生では、デジタル教科書を活用して、宮沢賢治の人物像に迫る読み取りに挑戦しました。

デジタル教科書の利点は

①抜き出した文章がすぐにマイ黒板に提示されること。→時間の短縮 

②書いたり消したりが簡単に操作できること。→考えの修正が簡易

③情報を集約できる。→情報量の調整

抜き出して書き写す時間が短縮されることによって、文章から読み取り考える時間が生み出されます。タブレットを見せ合って意見交換しながら進めていました。子どもたちの発表をまとめていくと「人、植物、動物=命を大切にしたいと思っている人物」であると迫ることができました。

さらに、次の授業ではジャムボードを使って、自分の中の問いをグループで協働編集し共有していました。様々なICTのアイテムに挑戦しています。

 6年生算数の授業では、大画面TVに課題を提示、黒板にはプロジェクタ-で集計するための線分と表を提示し、ドットプロットと集計した数をチョークで書き込んでいました。ICTと黒板を上手く活用し、視覚的に分かりやすい授業、子どもたちの思考を表現しやすい授業に挑戦していました。最後には、子どもたち自らの気付きとして、はずれ値を外して平均値を出すことでより有効的な値として利用できると結論を導き出していたのには感心しました。

子どもたちのために、先生方の挑戦はまだまだ続きます・・・。