4年算数 研究授業
12月9日(金)4年生で算数の研究授業が行われました。ともなって変わる量の関係についての学習で、子どもたちにお馴染みの『マリオがブロックを駆け上がるシーン』から抜き取り、「このブロックが20段積み上げられてたら?」と本時の課題へと上手くつなげていました。「先生、20段全部を見えるようにしてください」とやる気満々の声からスタート。「段の数」と「周りの長さ」の関係について「きまり」を探し始めました。
各々の考えた変化のきまりについて、互いの考えを見せ合い・・・でも、「この『4』ってどこから来てるの?」の問いに「あれ?」と立ち止まって考えを深めていました。
表や式やグラフを書いて説明し合う姿に、数学的アイテムを使いこなしていることが素晴らしいと思いました。また、表を「縦に見たり」「横に見たり」多角的に分析して『4』という定数を発見できること、その『4』を図形の中でどのように見取るのかの説明までつなげられること、子どもたちの思考力・表現力に、これからの可能性を感じました。
課題への「挑戦」から、話合いを経て「笑顔」になっていく子どもたちを見ていて、これが学ぶ喜びであると、共に学ぶ価値であると実感しました。
4年1組のみなさん、楽しい授業をありがとうございました。